JP2530575Y2 - フロッピーディスク駆動用モータ - Google Patents

フロッピーディスク駆動用モータ

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JP2530575Y2
JP2530575Y2 JP1991023209U JP2320991U JP2530575Y2 JP 2530575 Y2 JP2530575 Y2 JP 2530575Y2 JP 1991023209 U JP1991023209 U JP 1991023209U JP 2320991 U JP2320991 U JP 2320991U JP 2530575 Y2 JP2530575 Y2 JP 2530575Y2
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JP
Japan
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chassis
floppy disk
motor
disk drive
substrate
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JP1991023209U
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JPH04111277U (ja
Inventor
河西  繁
進 小林
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フロッピーディスク駆
動用モータに関し、特にシャーシに対する固定構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク駆動用モータのシャ
ーシに対する固定構造として、フロッピーディスク駆動
用モータ単体として予め組み立てておき、これをシャー
シに固定するものと、実開昭60−44476号公報記
載のもののように、シャーシを基板の代わりにしてこれ
にモータ部品を取付けて組み立てたものがある。後者の
例では、ロータを一体に組み立てた軸を軸受ホルダーに
保持させ、軸受ホルダーをシャーシの孔に嵌合させて位
置決めし固定するというように、シャーシにモータ部品
を個々に組み込む形式であり、単体のモータをシャーシ
に取付けるものではないから、シャーシに対するモータ
の位置決めの問題は生じない。
【0003】これに対してフロッピーディスク駆動用モ
ータ単体をシャーシに固定する形式のものによれば、シ
ャーシに対するモータの位置決めの問題が生じる。この
問題を説明するに当たり、まずこの形式のフロッピーデ
ィスク駆動用の従来例について説明する。
【0004】図3ないし図5において、基板42の中央
には軸受ホルダー43が固定されており、軸受ホルダー
43の外周にはステータコア58とこのコア58の各突
極に巻かれた駆動コイル59とを有してなるステータが
配置され、このステータは基板42の上に載置されてい
る。軸受ホルダー43内には軸受46,47が嵌めら
れ、軸受46,47によって回転軸50が支持されてい
る。軸受ホルダー43から突出した回転軸50の上端部
には、フロッピーディスクを載置するためのハブ台51
が固着され、ハブ台51の外周部にはカップ状のロータ
ケース52が固着されている。ロータケース52の周壁
の内面側には駆動マグネット53が固着されている。駆
動マグネット53はステータコア58の外周面と所定の
間隔をおいて対向している。ハブ台51の側方には、ハ
ブ台51に載置されるフロッピーディスクのハブの孔に
係合してフロッピーディスクを回転駆動するための駆動
ピン55が設けられている。
【0005】以上のようにしてフロッピーディスク駆動
用モータ単体が完成している。このモータ単体の基板4
2にはディスクドライブ装置のシャーシ56(図5参
照)への固定用ねじ54を挿通する孔45が形成されて
いる。この孔45にねじ54を挿通し、ねじ54をシャ
ーシ56のねじ孔に螺入することにより、上記フロッピ
ーディスク駆動用モータ単体がシャーシ56上に固定さ
れている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】以上説明した従来のフ
ロッピーディスク駆動用モータによれば、モータをシャ
ーシ56に取付ける際に、基板42に形成したモータ取
付け用の孔45と固定用ねじ54との間に間隙があるた
め、シャーシ56に対してモータの位置が正確に決まら
ない。そのため、ディスクに摺接するヘッドのアライメ
ント調整量が増大してしまい、調整に手間取るという問
題がある。
【0007】本考案は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、ディスクドライブ装置のシャーシ
に対してモータ取付け位置を機構的に正確に決めること
ができるようにしたフロッピーディスク駆動用モータを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、ロータケース
と、ステータと、ステータを載置する基板と、ロータケ
ースの外端面に配設されフロッピーディスクを載置して
駆動するハブ台とを備えたフロッピーディスク駆動用モ
ータにおいて、モータを固定するシャーシに穿設された
透孔に嵌合すべき円筒状突出部を基板のロータケースと
は反対側の面より突出させて設け、基板には、シャーシ
への固定用ねじの挿通孔を形成したことを特徴とする。
円筒状突出部は、軸受ホルダーと一体に形成してもよ
い。
【0009】
【作用】基板に設けた円筒状突出部をシャーシに穿設さ
れた透孔に嵌合することによりシャーシに対しモータが
位置決めされる。この状態で固定用ねじを基板の挿通孔
に挿通しシャーシに螺入すれば、モータが位置決めされ
たままシャーシに固定される。
【0010】
【実施例】以下、図1、図2を参照しながら本考案にか
かるフロッピーディスク駆動用モータの実施例について
説明する。図1において、鉄板等でなる基板2の中央部
の孔には軸受ホルダー1の下部に一体に形成された円筒
状突出部3が嵌合され、軸受ホルダー1のフランジ18
が基板2に固定されている。軸受ハウジング3の外周に
はステータコア8とこのコア8の各突極に巻かれた駆動
コイル9とを有してなるステータ20が配置され、この
ステータ20は基板2の上に載置されている。
【0011】軸受ハウジング1内には二つの軸受6,7
が嵌められていて、軸受6,7によって回転軸10が支
持されている。軸受ハウジング1から突出した回転軸1
0の上端部には、フロッピーディスクを載置するための
ハブ台11が固着され、ハブ台11の外周部には扁平な
カップ状のロータケース12が固着されている。ロータ
ケース12の周壁の内面側には駆動マグネット13が固
着されている。駆動マグネット13はステータコア18
の外周面と所定の間隔をおいて対向している。このよう
にしてフロッピーディスク駆動用モータ単体が組み立て
られている。
【0012】上記フロッピーディスク駆動用モータ単体
の基板2の下面側、換言すれば基板2のロータケース1
2とは反対の面側からは、軸受ホルダー1に一体に形成
された上記円筒状突出部3が突出している。また、上記
モータ単体はディスクドライブ装置のシャーシ15に固
定されるが、シャーシ15には上記円筒状突出部3を嵌
合すべき透孔16が穿設されている。円筒状突出部3お
よび透孔16はシャーシ15に対する上記モータ単体の
位置決め用であって、円筒状突出部3を透孔16に嵌合
することによってシャーシ15に対し上記モータ単体が
位置決めされるようになっている。
【0013】上記基板2の外側縁部には固定用ねじ14
を挿通するための挿通孔5が適宜数形成されている。ま
た、シャーシ15には、上記挿通孔5に挿通された固定
用ねじ14を螺入するためのねじ孔17が形成されてい
る。従って、上記のように円筒状突出部3を透孔16に
嵌合した上で上記挿通孔5に挿通した固定用ねじ14を
シャーシ15のねじ孔17に螺入することにより、シャ
ーシ15に対し上記モータ単体を位置決めして固定する
ことができる。上記モータの回転原理は周知であるから
説明は省略する。
【0014】上記実施例によれば、ディスクのチャッキ
ング機構をロータと一体に形成したフロッピーディスク
駆動用モータにおいて、位置決め用の円筒状突出部3を
シャーシ15の位置決め用透孔16に嵌合するだけでモ
ータの位置決めがなされ、従来のように基板の固定用ね
じ挿通用孔と固定ねじとの間隙の範囲内で位置調整して
固定する必要はないから、位置調整作業が極めて簡単で
ヘッドアライメント調整作業の簡略化を図ることができ
るとともに、モータのシャーシに対する取付け位置精度
を向上させることができる。
【0015】また、円筒状突出部3は位置決め用であ
り、シャーシ15へのモータの固定は基板2の挿通孔5
に挿通した固定用ねじ14をシャーシ15のねじ孔17
に螺入することによって行うため、円筒状突出部3に無
理な力がかからず、円筒状突出部3の構造を強固にする
必要はないし、シャーシ15に対してモータを確実かつ
強固に固定することができるという利点もある。
【0016】さらに、円筒状突出部3はシャーシ15の
透孔16内に埋設されるため、円筒状突出部3を設けて
も、モータ全体の高さ方向の寸法が増大する要因とはな
らず、ハブ台11をロータケース12と一体に形成する
ことによって得られる薄型の利点をそのまま活かすこと
ができる。
【0017】次に、図2に示す本考案の別の実施例につ
いて説明する。図2において、鉄板等でなる基板22の
中央部上面側には軸受ホルダー23が固定されており、
基板22の中央部下面側には、軸受ホルダー23とは別
体に形成された円筒状突出部21が固定されて基板22
の下面側に突出している。符号26,27は軸受、28
はステータコア、29は駆動コイル、30は回転軸、3
1はハブ台、32はロータケース、33は駆動マグネッ
トをそれぞれ示しており、これらの各構成部品によっ
て、図1に示す実施例の場合と同等のモータ単体が構成
されている。
【0018】上記モータ単体を固定すべきディスク駆動
装置のシャーシ35には、上記円筒状突出部21を受け
入れてモータ単体を位置決めすべき透孔36が穿設され
ている。また、基板22の外側縁部には固定用ねじ34
を挿通するための挿通孔25が適宜数形成されている。
シャーシ35には、上記挿通孔25に挿通された固定用
ねじ34を螺入するためのねじ孔37が形成されてい
る。従って、上記のように円筒状突出部21を透孔36
に嵌合した上で上記挿通孔25に挿通した固定用ねじ3
4をシャーシ35のねじ孔37に螺入することにより、
シャーシ35に対し上記モータ単体を位置決めして固定
することができる。
【0019】上記実施例のように、円筒状突出部21を
軸受ホルダー23とは別の部品としても、図1に示す実
施例の場合と同様の効果を奏する。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、位置決め用の円筒状突
出部をシャーシの位置決め用透孔に嵌合するだけでモー
タの位置決めがなされ、従来のように基板の固定用ねじ
挿通用孔と固定ねじとの間隙の範囲内で位置調整して固
定する必要はないから、位置調整作業が極めて簡単でヘ
ッドアライメント調整作業の簡略化を図ることができる
し、モータのシャーシに対する取付け位置精度を向上さ
せることができる。
【0021】また、円筒状突出部は位置決め用であり、
シャーシへのモータの固定は基板の挿通孔に挿通した固
定用ねじを用いるため、円筒状突出部に無理な力がかか
らず、円筒状突出部の構造を強固にする必要はないし、
シャーシに対してモータを確実かつ強固に固定すること
ができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるフロッピーディスク駆動用モー
タの実施例を示す断面正面図。
【図2】本考案にかかるフロッピーディスク駆動用モー
タの別の実施例を示す断面正面図。
【図3】従来のフロッピーディスク駆動用モータの例を
示す平面図。
【図4】同上一部断面正面図。
【図5】同上従来例のシャーシへの固定状態を示す一部
断面正面図。
【符号の説明】
1 軸受ホルダー 2,22 基板 5,25 挿通孔 3,21 円筒状突出部 9,29 コイル 11,31 ハブ台 12,32 ロータケース 13,33 駆動マグネット 14,34 固定用ねじ 15,35 シャーシ 16,36 透孔 20,40 ステータ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動マグネットを有するロータケース
    と、コイルを有し上記駆動マグネットに対向するステー
    タと、このステータを載置する基板と、上記ロータケー
    スの外端面に配設されフロッピーディスクを載置して駆
    動するハブ台とを備えたフロッピーディスク駆動用モー
    タにおいて、モータを固定するシャーシに穿設された透
    孔に嵌合すべき円筒状突出部を上記基板の上記ロータケ
    ースとは反対側の面より突出させて設け、上記基板に
    は、上記シャーシへの固定用ねじの挿通孔を形成してな
    るフロッピーディスク駆動用モータ。
  2. 【請求項2】 円筒状突出部は、軸受ホルダーと一体に
    形成した請求項1記載のフロッピーディスク駆動用モー
    タ。
JP1991023209U 1991-03-15 1991-03-15 フロッピーディスク駆動用モータ Expired - Lifetime JP2530575Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0179377U (ja) * 1987-11-17 1989-05-29
JPH02102516U (ja) * 1989-02-01 1990-08-15

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