JPH1169180A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH1169180A
JPH1169180A JP9223991A JP22399197A JPH1169180A JP H1169180 A JPH1169180 A JP H1169180A JP 9223991 A JP9223991 A JP 9223991A JP 22399197 A JP22399197 A JP 22399197A JP H1169180 A JPH1169180 A JP H1169180A
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JP9223991A
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English (en)
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Manabu Takebayashi
学 竹林
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の画像内に自然画像とグラフィック画像
とが混在している場合に、それぞれの画像に適切な無彩
色表現を行うことは困難であった。 【解決手段】 同一値の画素が所定数連続していた場合
に、該画素はグラフィック画像であると判断して単色黒
による無彩色表現を行う。そうでない場合には、該画像
は自然画像であると判断してCMYKの4色混合黒によ
る無彩色表現を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、カラー画像を記録媒体上に印刷
出力する画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特に電子写真方式の印刷技術を採用した
画像処理装置においては、印刷コマンドや印刷データの
情報に基づいて、レッド、グリーン、ブルーのRGB形
式で表現されるカラーラスタデータを作成して、そのデ
ータを印刷装置による印刷に適したシアン、マゼンタ、
イエロー、ブラックのCMYK形式で表現されたカラー
ラスタデータに変換し、印刷を行っている。
【0003】このような画像処理装置において、無彩
色、即ち黒や白や灰色を表現する場合、RGB形式で表
現された無彩色のカラーラスタデータを、CMYK形式
のカラーラスタデータに変換する必要がある。この変換
には、主に以下に示す2種類の方法が使用される。
【0004】まず1つは、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの4色の混色で無彩色を表現する方法であ
る。この方法はスキャナやデジタルカメラ等で読み込ん
だ写真画像の印刷に適している。その理由としては、有
彩色の場合と同様のRGB形式からCMYK形式への変
換系を用いて、無彩色の色表現形式の変換が行われるた
め、有彩色から無彩色、または無彩色から有彩色への変
化が滑らかになり、人間の目には自然に見えるためであ
る。
【0005】次に、無彩色を表現する際にシアン、マゼ
ンタ、イエローを使用せず、ブラックのみを使用する方
法がある。この方法は、アプリケーションソフト等で作
成された画像の印刷に適している。例えば、線画等にお
いて黒い線を引く場合等は、この黒い線をシアン、マゼ
ンタ、イエロー、ブラックの4色の混色で表わすより
も、ブラックの単色で表現した方が鮮明な黒として印刷
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の画
像処理装置においては、以下に示す問題があった。
【0007】1枚の画像中に、スキャナやデジタルカメ
ラ等で読み込んだ写真画像等の自然画像と、アプリケー
ションで作成されたグラフィック画像とが混在している
場合がある。上記従来の画像処理装置でこのような混在
画像を印刷する場合において、無彩色はシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの4色の混色表現とするか、ま
たはブラックの単色表現とするかは、予め定められた色
表現形式に従うか、または何れかの色表現形式を選択す
るしかなかった。即ち、1枚の画像内において無彩色の
表現形式を適宜切替えて、最適な色表現による印刷を行
うことはできなかった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、自然画像とグラフィック画像とが混在
する画像において、それぞれの画像に適切な無彩色表現
を可能とし、最適な色表現による画像形成を可能とする
画像処理装置及びその方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を
備える。
【0010】即ち、第1の表色系の画像信号を入力する
入力手段と、前記入力画像信号を第2の表色系の画像信
号に変換する第1の変換手段と、前記入力画像信号を第
3の表色系の画像信号に変換する第2の変換手段と、前
記入力画像信号の複数の画素を参照することにより、画
素ごとに前記第1および第2の変換手段を選択的に切り
替える切替手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の画像処理方法は、第1の表
色系の画像信号を第2の表色系の画像信号に変換する第
1の変換手段と、前記画像信号を第3の表色系の画像信
号に変換する第2の変換手段とを有する画像処理装置の
画像処理方法であって、前記第1の表色系の画像信号を
入力し、前記入力画像信号の複数の画素を参照すること
により、画素ごとに前記第1および第2の変換手段を選
択的に切り替えることを特徴とする。
【0012】また、第1の表色系の画像信号を入力し、
その入力画像信号に基づいて画素ごとに画像の特徴を判
定し、その判定結果に基づいて前記入力画像信号を第2
の表色系または第3の表色系の画像信号に変換すること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】<第1実施形態>
【0015】図1は、本実施形態におけるカラーレーザ
ビームプリンタの概要構成を示す図である。図中の20
0はカラーレーザビームプリンタ(以下、プリンタ)、
100はホストコンピュータ、300はビデオコントロ
ーラ、400はプリンタエンジン、そして、600はビ
デオコントローラ300とプリンタエンジン400とを
接続するビデオインタフェースである。500はホスト
コンピュータとビデオコントローラを接続するホストイ
ンタフェースである。
【0016】次に、図1を参照して本実施形態における
典型的な印刷動作を説明する。まず、ホストコンピュー
タ100上のアプリケーションソフトウェアはユーザの
指示によって印刷を開始し、印刷命令をプリンタ200
に送信する。具体的には、アプリケーションソフトウェ
アは画面描画命令に準拠した命令体系を持つ印刷命令を
生成し、その印刷命令をホストコンピュータ100内に
備えられたプリンタドライバに渡す。プリンタドライバ
は渡された印刷命令から、プリンタ200において解釈
可能なプリンタ言語体系に基づく印刷命令を生成する。
【0017】このようにして生成された印刷命令はホス
トインタフェース500を介してプリンタ200のビデ
オコントローラ300に送られる。ホストインタフェー
ス500は物理的にセントロニクスインタフェースやR
S−232Cインタフェースやイーサネットインタフェ
ース等のインタフェースと、物理的なケーブルや赤外線
を含む無線電波から構成されている。そして、論理的に
はプロトコルと呼ばれる予め決められた通信手順で成り
立っている。
【0018】ビデオコントローラ300は送られてきた
印刷命令を解釈してラスタ画像を作成する。作成された
ラスタ画像はビデオインタフェース600を介してプリ
ンタエンジン400に送られる。プリンタエンジン40
0は600DPIの解像度で各画素8ビットのデータを
受け取り、送られてきたラスタ画像をカラートナーを使
って記録用紙に印刷する。
【0019】次に、ビデオコントローラ300とプリン
タエンジン400を接続するビデオインタフェース60
0の信号を、図2を参照して説明する。図2には、本実
施形態における主なビデオインタフェース信号が記述さ
れている。
【0020】/RDY信号は、ビデオコントローラ30
0に対してプリンタエンジン400から送出される信号
であり、プリンタエンジン400が後述する/PRNT
信号を受ければいつでもプリント動作を開始できる状
態、またはプリント動作を継続できる状態にあることを
示す信号である。
【0021】/PRNT信号は、プリンタエンジン40
0に対してビデオコントローラ300から送出される信
号であり、プリント動作の開始、またはプリント動作の
継続を指示する信号である。
【0022】/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向
の同期信号であり、ビデオコントローラ300に対して
プリンタエンジン400から送出される。
【0023】/LSYNC信号は、主走査(水平走査)
方向の同期信号であり、ビデオコントローラ300に対
してプリンタエンジン400から送出される。
【0024】/VDO7〜/VDO0信号は、プリンタ
エンジン400に対してビデオコントローラ300から
送出される画像信号であり、プリンタエンジン400が
印刷すべき画像濃度情報を示す。/VDO7が最上位、
/VDO0が最下位である8ビットで表わされる。プリ
ンタエンジン400においては、/VDO7〜/VDO
0の信号が00Hの時に現像中のカラートナーの最大濃
度で印刷し、FFHの時には印刷されない。
【0025】/VCLK信号は画像信号/VDO7〜/
VDO0の転送クロック信号であり、プリンタエンジン
400に対してビデオコントローラ300から送出され
る。ビデオコントローラ300は/VCLK信号の立ち
上がりにエッジに同期して/VDO7〜/VDO0信号
を送出する。
【0026】次に、本実施形態におけるビデオコントロ
ーラ300の動作を詳細に説明する。
【0027】図3は、ビデオコントローラ300のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。同図において、
301はプリンタコントローラ300の全体の制御を行
い、さらにホストインタフェース304やビデオインタ
フェース305を介してプリンタとしての機能を制御す
るCPUである。302はCPU301の制御プログラ
ムやフォントデータ等を格納しているROMである。3
03はCPU301のワークエリア等として使用される
RAMである。304はホストインタフェースであり、
ホストコンピュータ100と接続してホストコンピュー
タ100からプリンタ200に一方向通信または双方向
通信を行い、プリンタ200に固有の言語で記述された
印刷命令を受信したり、プリンタ200の状態を送信す
る。307は画像メモリで、印刷のためのマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の各色のトナーに対応してそれぞれ8ビットの6
00DPIの1ページ分のラスタイメージデータを格納
する。305はビデオインタフェースで、プリンタエン
ジン400とのインタフェース回路である。308は操
作パネルであり、ユーザはここを操作することによりプ
リンタ200に対する各種設定を直接行うことができ
る。309はバスであり、CPU301とROM302
やRAM303などの記憶装置とホストインタフェース
304やビデオインタフェース305などの入出力装置
の間のデータのやり取りに使用される。
【0028】上記の構成において、ホストインタフェー
ス304から入力されたプリンタ固有の言語で記述され
た印刷命令は、ビデオコントローラ300内で解釈され
て、所定の描画アルゴリズムによりラスタイメージデー
タが画像メモリ307に作成される。このとき、マゼン
タ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック
(K)は一画素8ビットで600DPIのラスタイメー
ジデータに展開される。展開されたラスタイメージデー
タは、ビデオインタフェース305を介してプリンタエ
ンジン400に送られる。
【0029】次に、図4を参照して、プリンタエンジン
400について詳細に説明する。
【0030】図4は、プリンタ200内のプリンタエン
ジン400の詳細構成を示す図である。本実施形態のプ
リンタエンジンにおいては、帯電、露光、現像によって
像担持体上に形成された画像を記録紙上に転写する行程
を複数回繰り返すことによって、記録紙上に複数色が重
ねられた画像を形成し、カラー画像を得る、所謂電子写
真方式が採用されている。
【0031】同図に示すように、装置中には感光ドラム
401、コロナ帯電器402、ローラ帯電器403、さ
らに感光ドラム401の右辺には、複数個の現像器40
4a,404b,404c,404dを回転可能の支持
体で支持し、支持体の回転軸を中心とする同一円筒上に
各現像器404a〜404dの現像開口面を設定する。
また現像器404a,404b,404c,404d内
にはイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、
ブラックトナーがそれぞれ収納されており、さらに、塗
布ローラ405a,405b,405c,405dがあ
る。現像ローラ406a,406b,406c,406
dの回転に伴い、トナーの塗布ローラ405a〜405
dで各現像ローラ406a〜406d上にトナーを塗布
する。また、支持体回転軸407に取り付けられた各現
像器404a〜404dは現像用開口面が常に感光ドラ
ム401面に対向するよう駆動される。
【0032】また、感光ドラム401の左辺には、転写
紙を保持し、かつ、感光ドラム401上の像を転写紙上
に転移させる機能を有する転写ローラ408が配置され
ている。以上の構成により、感光ドラム401は、不図
示の駆動手段によって図示矢印方向に駆動される。
【0033】また、装置本体の上方には、露光装置を構
成するレーザダイオード409、高速モータ410によ
って回転駆動される多面鏡411、レンズ412、及び
折り返しミラー413からなる光学ユニット414が配
置される。
【0034】以下、プリンタエンジン400における印
刷動作について説明する。
【0035】前述のレーザダイオード409に例えばイ
エローの印刷画像に従った信号が入力されると、光路4
15を通って感光ドラム401に照射される。さらに感
光ドラム401が図示矢印方向に進むと、該照射光は現
像装置404a,404b,404c,404dによっ
て可視化される。
【0036】感光ドラム401の画像と同期して、転写
カセット416内からピックアップローラ417によっ
て転写紙が給紙される。転写ローラ408へ転写紙が給
紙されるとグリッパー418によって転写紙が保持さ
れ、感光ドラム401上のトナー像は不図示の電源によ
る感光ドラム401と転写ローラ408間の電圧によっ
て、転写紙上に転写される。同時に転写紙(不図示)へ
の電荷注入により、転写紙は転写ローラ408へ吸着さ
れる。尚、必要に応じて吸着ローラ419間に電圧を印
加し、転写紙を予め吸着してもよい。
【0037】以上の行程をマゼンタ色、シアン色、ブラ
ック色に対して行うことによって、転写紙上には複数色
のトナー像が形成される。この転写紙は、分離爪420
によって転写ローラ408から剥がされ、さらには転写
紙は、加熱または加圧を行う定着装置421によって溶
融固着され、カラー画像が得られる。
【0038】そして、感光ドラム401上の転写残トナ
ーはクリーニング装置422によって清掃される。ま
た、転写ローラ408上のトナーも必要に応じて転写ロ
ーラクリーニング装置423によって清掃される。
【0039】次に、図5を参照して、本実施形態のプリ
ンタ200において、画像を表わす電気信号に基づいて
感光ドラム401上に静電画像を形成する様子を説明す
る。
【0040】同図において、453は8ビットの画像デ
ータ信号/VDO7〜/VDO0をパルス幅に変換する
パルス幅変調部、450は半導体レーザを駆動するため
のレーザドライバ、409は電気信号を光振動に変換す
るための半導体レーザ、411はレーザビームを感光ド
ラム上に走査するための回転多面鏡、412はレーザビ
ームを感光ドラム401上にフォーカスさせるためのf
−θレンズ、451は主走査ラインの走査開始を検出す
るためのビームディテクタ、401は静電画像を形成す
る感光ドラムである。尚、452は感光ドラム401上
における主走査ライン方向を示す。
【0041】さて、ビデオインタフェース305を介し
てプリンタエンジン400に送られてきた画像データ信
号/VDO7〜/VDO0は、パルス変調部によって画
像データ信号/VDO7〜/VDO0の値に対応したパ
ルスに変換される。
【0042】このパルス信号に従って、半導体レーザ4
09がレーザドライバ450により駆動される。半導体
レーザ409から発光したレーザビームは回転多面鏡4
11と感光ドラム401との間に配置されたf−θレン
ズ412を経て感光ドラム401上に導かれ、感光ドラ
ム401上に結像し、回転多面鏡411により主走査方
向に走査されて、主走査ライン452上に潜像を形成す
る。また、レーザビームの主走査ラインの走査開始をビ
ームディテクタ451で検出し、この検出信号から主走
査方向の画像書き出しタイミングを決定するための同期
信号として、/LSYNC信号を生成する。ビデオコン
トローラ300は、画像データ信号/VDO7〜/VD
O0をビデオインターフェース305上の/LSYNC
信号に対して所定のタイミングでプリンタエンジン40
0に送出することにより、正しく印刷することができ
る。
【0043】次に、図6を参照して、本実施形態におけ
る色変換処理について説明する。
【0044】図6は、本実施形態における色変換処理を
実現するシステム構成を示す図である。同図において、
701は黒色を4色混合黒で印刷するか単色黒で印刷す
るかを決定する4色黒/単色黒決定部である。702は
加算混合特性を持つRGB値から、印刷に適した減算混
合特性を持つCMY値に変換するための輝度濃度変換処
理または補色変換処理を行う色変換処理部である。70
3は、画像信号を4色黒で印刷するための処理系に入力
するか、または単色黒で印刷するための処理系に入力す
るかの切り替えを行う4色黒/単色黒印刷切り替え部で
ある。704はシアン、マゼンタ、イエローから下色除
去を行ってブラックを作成するUCR処理部である。7
05は作成されたシアン、マゼンタ、イエロー、ブラッ
クから、印刷装置に固有のカラー特性に適合させてユー
ザの意図する色での印刷を行うためのマスキング処理部
である。706は、単色黒印刷するためにCMY値から
グレースケール値を作成するグレイスケール処理部であ
る。707は4色黒/単色黒決定部701で決定した印
刷モードを、4色黒/単色黒切り替え部703へ伝達す
るための、4色黒/単色黒指定信号である。
【0045】上記の構成における信号の流れについて説
明する。まずRGB入力値は4色黒/単色黒決定部70
1内にある数ピクセル分のRGB値を格納するバッファ
に入力され、後述のようにして4色混合黒で印刷するか
単色黒で印刷するかが決定される。その結果は、4色黒
/単色黒指定信号707として4色黒/単色黒切り替え
部703へ伝えられる。一方、入力されたRGB信号は
一般に輝度情報であるため、色変換処理部702におい
て輝度濃度変換され、印刷に適した濃度情報に変換され
る。場合によっては、各RGBの値の補色を取ることで
画素値をCMYの情報値に変換する。
【0046】次に、4色黒/単色黒切り替え部703に
おいては、4色黒/単色黒指定信号707に従って4色
混合カラー印刷モード処理、または単色黒印刷モード処
理を行うために、入力されたシアン、マゼンタ、イエロ
ーの値の出力先を切り替える。
【0047】ここで、単色黒印刷モードによる印刷を行
う場合は、CMY値をグレイスケール処理部706へ出
力することによって、CMY値からグレースケール値、
即ちブラックの値を求める。そして、シアン、マゼン
タ、イエローの各値は使用せず、ブラックのみによる印
刷を行う。
【0048】一方、4色混合カラー印刷モードによる印
刷を行う場合には、UCR処理部704において下色除
去処理を行う。これは、CMYのみの値でブラックを印
刷するよりも、下色を除去してCMY値にブラックを加
えた方が、きれいな黒色が印刷できるためである。そし
て、UCR処理部704で作成されたシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの各値は論理的な色空間に基づ
いた色表現であるため、マスキング処理部705におい
て印刷装置、即ちプリンタ200における各色トナーを
用紙上に印刷した際の特性に適合するように修整する。
そして得られたシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
の4色によって印刷を行う。
【0049】尚、以上説明した本実施形態における色変
換処理は、ホストコンピュータ100上で行っても、ビ
デオコントローラ300内におけるラスタライズ処理の
際に行っても、またビデオコントローラ300からプリ
ンタエンジン400に画像データを送出する際にビデオ
コントローラ300内で行っても、プリンタエンジン4
00内で行ってもよい。また、本実施形態における色変
換処理は、ソフトウェアで実現してもハードウェアで実
現してもよい。
【0050】上述した様に、本実施形態においては、色
変換処理の際に4色黒/単色黒決定部701において黒
色を4色混合黒で印刷するか単色黒で印刷するかが決定
される。以下、この決定のアルゴリズムについて詳細に
説明する。
【0051】まず図7に、本実施形態において印刷され
た画像の典型例を示す。尚、これら画像におけるレーザ
のスキャン方向(主走査方向)は、左側から右側であ
る。
【0052】図7において、707は自然画像を印刷し
た場合の模式図であり、自然画像は白以外の色で印刷さ
れており、それ以外の部分は白であるとする。708は
グラフィック画像を印刷した場合の模式図であり、これ
も同様にグラフィック画像は白以外の色で印刷されてお
り、それ以外の部分は白であるとする。709は1枚の
用紙に2枚の自然画像が横並びに印刷されている場合の
模式図である。
【0053】ここで図8に、図7の707に印刷された
自然画像に対応するRGB入力信号の特徴を示す。図8
はレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)のそれ
ぞれの信号を示し、各色の縦軸は8ビットの画素値で表
現され、255で最大輝度、0で最小輝度を表わしてい
る。横軸はプリンタの主走査ライン方向に並べた画素で
あり、ここでは等間隔に8ピクセル分の画素が並んでい
る。図において、最初と最後の画素値はR,G,Bが全
て255であり、図7の707における自然画像部分以
外の白の部分に相当している。一方、左から4番目の画
素はR,G,Bが全て0であり、自然画中の単色黒(グ
レイスケール値)を表わしている。また、自然画像の
R,G,Bの入力画素値は、主走査ライン方向で同じ値
が続くことはほとんどないという特徴があることが分か
る。
【0054】次に図9に、図7の708に印刷されたグ
ラフィック画像に対応するRGB入力信号の特徴を示
す。同図より、グラフィック画像においてはR,G,B
の入力画素値は主走査ライン方向で同じ値が続く傾向が
あることが分かる。
【0055】また、図10にグレイスケール(単色黒)
画像のRGB入力信号の特徴を示す。同図より、グレイ
スケール画像ではR,G,Bの入力画素値は全て同じで
あるという特徴があることが分かる。
【0056】以下、図11に4色黒/単色黒決定処理の
フローチャートを示し、説明する。また、該決定処理の
際に参照される各画素値及びフラグ等の情報を図12に
示す。同図に示される様に、レッド、グリーン、ブルー
の各画素値は現在の画素値と直前の2画素分の画素値と
が保持される。また、現在の状態を示すフラグとして、
単色黒印刷モードフラグを備える。尚、図12に示す情
報は例えばビデオコントローラ300内のRAM303
において保持されている。
【0057】まず図11に示すステップS801におい
て、図12に示す1つ前及び2つ前の各色の画素値を、
全て「255」に初期化する。この初期化は、図7にお
いて画像部分以外が白色であるという前提に対応してい
る。
【0058】次にステップS802において、レッド、
グリーン、ブルーの全ての画素値が、1つ前と2つ前と
でそれぞれ等しいか否かを調べ、等しければステップS
803で単色黒印刷モードフラグをオンにする。また、
等しくなければステップS804で単色黒印刷モードフ
ラグをオフにする。尚、第1番めの画素については、各
色とも1つ前及び2つ前の画素値は全て「255」に初
期化されているので、単色黒印刷モードフラグはオンに
なる。
【0059】次に、ステップS805で1画素読み込
む。そしてステップS806で読み込むべき画素がなけ
れば、処理を終了する。
【0060】そしてステップS807において、単色黒
印刷モードフラグがオンで、かつ、各色の現在の画素値
が等しいか否かを判定する。該判定が真であればステッ
プS808で単色黒印刷を行うことを決定し、単色黒印
刷モードのフラグはオンのままとする。一方、ステップ
S807において偽判定であれば、4色混合黒による印
刷を行うとし、単色黒印刷モードのフラグをオフとす
る。
【0061】そしてステップS810において、2つ前
の各色画素値を1つ前の画素値とし、更に1つ前の各色
画素値を現在の画素値とする。そして処理はステップS
802に戻る。
【0062】以上説明した処理を行うことにより、例え
ば図8に示す自然画像のモデルでは、左から4画素目が
4色混合黒で印刷される。また、図9に示すグラフィッ
ク画像のモデルでは、左から4、7画素目が単色黒で印
刷される。そして、図10に示すグレイスケール画像の
モデルでは、全ての画素が単色黒で印刷される。
【0063】即ち、図7に示す707の自然画像におい
て、そのグレイスケール部分(レッド=グリーン=ブル
ー)は4色混合黒によって印刷される。また、708の
グラフィック画像のグレイスケール部分は、単色黒で印
刷される。また、709のように2枚の自然画像が白色
の部分を挟んで並んでいても問題なく、そのグレイスケ
ール部分は4色混合黒で印刷される。
【0064】以上説明した様に本実施形態によれば、カ
ラーラスタイメージに対して、スキャナ及びデジタルカ
メラ等で読み込んだ写真画像等の自然画像の特徴、及び
アプリケーションソフトで作成されたグラフィック画像
の特徴を検出して、それぞれの画像に適切な無彩色表現
を適用することにより最適な色変換を実現し、最適なグ
レイスケール表現による画像形成が可能となる。
【0065】尚、この4色黒/単色黒決定処理において
は、上述した様に現在の画素値とその1つ前及び2つ前
の画素値を参照することに限定されず、現在の画素値の
前後複数の画素値を参照する様にしてもよい。
【0066】また、本実施形態では単純に2画素連続し
て同じ画素値である場合にグラフィック画像であると判
定する例について説明したが、画素値の連続の度合を統
計的に判断して、グラフィック画像か自然画像かを決定
し、単色黒印刷か4色混合黒印刷かを決定してもよい。
【0067】また、本実施形態においては色変換前の画
像はRGB形式であるとしているが、これ以外の画像形
式でも類似の方法でグラフィック画像と自然画像を区別
して、単色黒印刷と4色混合黒印刷とを適切に使い分け
ることが可能である。
【0068】また、本実施形態においては、直線方向
(主走査方向)の画素値によってグラフィック画像か自
然画像かを判断していたが、例えば2次元的(主走査方
向と副走査方向)に画素値を参照することにより、グラ
フィック画像か自然画像かを判断して、単色黒印刷か4
色混合黒印刷かを決定することも可能である。
【0069】また、単色黒印刷と4色混合黒印刷とをユ
ーザが任意に決定することももちろん可能である。
【0070】<他の実施形態>
【0071】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0072】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0073】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0075】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、自然
画像とグラフィック画像とが混在する画像において、そ
れぞれの画像に適切な無彩色表現を可能とし、最適な色
表現による画像形成を可能とする画像処理装置及びその
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるプリンタの概
要構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態のプリンタにおけるビデオインタフ
ェース信号を示す図である。
【図3】本実施形態におけるビデオコントローラの詳細
構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態におけるプリンタエンジンの構成を
示す側断面図である。
【図5】本実施形態における静電画像の形成の様子を説
明するための図である。
【図6】本実施形態における色変換処理を実現するため
の構成を示すブロック図である。
【図7】グラフィック画像と自然画像のモデルを示す図
である。
【図8】自然画像のモデルを示す図である。
【図9】グラフィック画像のモデルを示す図である。
【図10】グレイスケール画像のモデルを示す図であ
る。
【図11】本実施形態における単色黒/4色黒印刷決定
処理を示すフローチャートである。
【図12】単色黒/4色黒印刷決定処理の際に参照され
る各画素値及びフラグ等の情報を示す図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 200 カラーレーザビームプリンタ 300 ビデオコントローラ 400 プリンタエンジン 500 ホストインターフェース 600 ビデオインターフェース 701 4色黒/単色黒決定部 702 色変換処理部 703 4色黒/単色黒切り替え部 704 UCR処理部 705 マスキング処理部 706 グレイスケール処理部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の表色系の画像信号を入力する入力
    手段と、 前記入力画像信号を第2の表色系の画像信号に変換する
    第1の変換手段と、 前記入力画像信号を第3の表色系の画像信号に変換する
    第2の変換手段と、 前記入力画像信号の複数の画素を参照することにより、
    画素ごとに前記第1および第2の変換手段を選択的に切
    り替える切替手段とを有することを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記切替手段は、前記入力画像信号の複
    数の画素を1次元的に参照することにより、前記第1お
    よび第2の変換手段を選択的に切り替えることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段は、前記入力画像信号の複
    数の画素を2次元的に参照することにより、前記第1お
    よび第2の変換手段を選択的に切り替えることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記切替手段は、前記入力画像信号にお
    いて所定の値をもつ画素が所定数連続する場合に、前記
    第2の変換手段に選択的に切り替えることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の表色系はRGB表色系である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の表色系はCMY表色系である
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の表色系は無彩色による色表現
    を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 第1の表色系の画像信号を第2の表色系
    の画像信号に変換する第1の変換手段と、前記画像信号
    を第3の表色系の画像信号に変換する第2の変換手段と
    を有する画像処理装置の画像処理方法であって、 前記第1の表色系の画像信号を入力し、 前記入力画像信号の複数の画素を参照することにより、
    画素ごとに前記第1および第2の変換手段を選択的に切
    り替えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 第1の表色系の画像信号を入力し、 その入力画像信号に基づいて画素ごとに画像の特徴を判
    定し、 その判定結果に基づいて前記入力画像信号を第2の表色
    系または第3の表色系の画像信号に変換することを特徴
    とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 第1の表色系の画像信号を第2の表色
    系の画像信号に変換し、前記画像信号を第3の表色系の
    画像信号に変換する画像処理のプログラムコードが記録
    された記録媒体であって、 前記第1の表色系の画像信号を入力するステップのコー
    ドと、 前記入力画像信号の複数の画素を参照することにより、
    画素ごとに前記第1および第2の変換手段を選択的に切
    り替えるステップのコードとを有することを特徴とする
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 画像処理のプログラムコードが記録さ
    れた記録媒体であって、 第1の表色系の画像信号を入力するステップのコード
    と、 その入力画像信号に基づいて画素ごとに画像の特徴を判
    定するステップのコードと、 その判定結果に基づいて前記入力画像信号を第2の表色
    系または第3の表色系の画像信号に変換するステップの
    コードとを有することを特徴とする記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1298155C (zh) * 2003-04-11 2007-01-31 株式会社理光 绘图数据处理方法及图像处理装置
US7701615B2 (en) 2005-09-26 2010-04-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming method and image forming apparatus
JP2011077697A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Brother Industries Ltd 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム

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