JP2003333224A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003333224A
JP2003333224A JP2002136014A JP2002136014A JP2003333224A JP 2003333224 A JP2003333224 A JP 2003333224A JP 2002136014 A JP2002136014 A JP 2002136014A JP 2002136014 A JP2002136014 A JP 2002136014A JP 2003333224 A JP2003333224 A JP 2003333224A
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function
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printing
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JP2002136014A
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Masao Hayashi
雅夫 林
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信先のMFPが印刷する文書データの総印
刷部数を作成者の意図する部数に制限することができる
ようにする。 【解決手段】 複合機能OA機器の画像生成部に、印刷
部数を作成者により制限することが可能なセキュリティ
データを送信する文書データに付加可能なセキュリティ
データ付加手段と、オペレーションパネル、スキャナ、
PCからのコマンドなどによりセキュリティデータをセ
キュリティデータ付加手段に入力できるセキュリティデ
ータ入力手段と、受信したセキュリティデータに基づ
き、特定条件になると印刷を停止する、或いは特定条件
にならないと印刷を開始しない機能を有する印刷制限制
御手段とを設け、送信した文書データの総印刷部数を制
限することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にMFP(Mu
lti Function Peripherals:複合機)と称される多機能
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで画像の通信手段としては、電話
回線を用いたファクシミリ機能(FAX機能)が主流で
あったが、インターネットの普及に伴い、ネットワーク
間通信を用いた電子メール機能(Email機能)によ
る画像転送が多く利用されるようになってきている。通
信機能を有した複合機能OA機器でもFAX機能とEm
ail機能の両機能(併せてSend機能と呼ぶ。)を
有した新世代の製品が市場に登場してきている。
【0003】高品位画像の通信機能の実現は、他事業所
における会議での配布資料、あるいはプレゼンテーショ
ン時の配布資料などを事前に送信して、必要部数印刷し
ておく(もらう)ことにより、多量文書を持参するとい
う煩わしさからユーザーを解放するという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、会議資
料、プレゼンテーション資料等は、概して秘匿性を付加
されたものが多く、外部への流出を防ぐために、配布先
やコピー部数の管理といった秘匿管理を施さねばならな
いケースがある。
【0005】このような場合、オリジナル文書ファイル
を社外へ送信し、コピーを管理外で行わせるということ
は甚だ不都合であり、従来のOA機器であれば、秘匿性
のある文書に関しては作成者が必要部数印刷して管理番
号を部単位に振り、それを持参するという旧態同様の手
間をかけねばならなかった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するために、
MFPを用いて送受信する文書データにセキュリティデ
ータを付加することで、送信先のMFPが印刷する文書
データの総印刷部数を作成者の意図する部数に制限する
ことができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。画
像形成装置の画像生成部にて、印刷部数を作成者により
制限することが可能なセキュリティデータを送信する文
書データに付加可能なセキュリティデータ付加手段と、
オペレーションパネル、スキャナ、PCからのコマンド
などによりセキュリティデータをセキュリティデータ付
加手段に入力できるセキュリティデータ入力手段と、受
信したセキュリティデータに基づき、特定条件になると
印刷を停止する、或いは特定条件にならないと印刷を開
始しない機能を有する印刷制限制御手段とを有すること
により、複合機能OA機器が他装置に送信して印刷する
文書データの総印刷部数を作成者の意図する部数に制限
することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施例の構成を説明する前に、
本発明を実施する画像形成装置としてのカラー複写機の
一般的な構成について図2、図3及び図4を用いて説明
する。なお、本実施例を適用するプリンタ部は、カラー
レーザ方式に限られるものではなく、モノクロレーザ方
式、LEDプリント方式、インクジェットプリント方式
等、他のプリント方式でも良いことは言うまでもない。
【0009】図2は、本発明を適用可能な画像形成装置
の構成例を示すブロック図であり、カラーレーザMFP
の場合を示す。図2において、1600はMFP本体で
あり、大きくリーダ部1300、画像生成部1400及
びプリンタ部1500に分割される。メカ構造的には、
MFPはリーダユニットとプリントユニットとに大別さ
れるが、画像生成部1400は製品によって、リーダユ
ニットに取り込まれたり、プリントユニットに内蔵され
ていたり実現方法は様々である。
【0010】以下、複写プロセスについて簡単に述べ
る。リーダ部1300では、原稿台に置かれた原稿に原
稿照明ランプ1311から光を照射すると、その反射光
はミラー1312によりレンズ1313を通って、CC
D(電荷結合素子)1351へ入力される。CCD13
51では、フィルタにより光の三原色に分解されたRG
B原稿画像情報が検知され、A/Dコンバータによりデ
ジタル信号に変換された後、画像生成部1400内の画
像処理手段1411へと送信される。
【0011】画像処理手段1411においては、シェー
ディング補正、下地除去、文字判定、変倍、画像加工、
濃度処理、黒検出、偽造防止追跡処理などの様々な画像
処理に加え、RGB色空間からYMCK色空間への色変
換を実行した後、YMCK印別ビデオデータを、プリン
タ部1500のビデオI/F制御手段1540へと転送
する。1412はパソコンあるいはFAX、Email
からの印刷データをYMCK印刷データに変換するプリ
ンタ機能制御手段である。本手段により複写機はプリン
タ機能を実現することになる。
【0012】1413はネットワーク、電話回線を介し
ての画像データの送受信を司る通信制御手段である。本
手段により、複写機はFAX機能を有することになり、
画像形成装置がFaxまたはEmai1のSend M
odeの場合には、リーダ部1300からの画像情報は
圧縮されて通信制御手段1413により外部回線へ出力
される。
【0013】一方、画像形成装置がCopy Mode
またはPrinter Modeの場合には、ビデオI
/F制御手段1540内のバッファメモリに格納された
YMCK印刷ビデオデータは不図示のPWM(パルス幅
変調)回路により、レーザのスポット系を表すビデオデ
ータに変換され、レーザドライバ1502を駆動し、感
光ドラム1506にレーザ光を照射して静電潜像を形成
する。
【0014】次に図3、図4を用いてプリンタ部150
0の動作について、より詳しく説明する。1500はC
LCのプリンタ部であり、リーダ部1300からの入力
多値画像データに応じて変調したレーザビームを感光ド
ラム上に走査することにより潜像を形成し、これを記録
紙に転写した後に定着させるという一連の電子写真プロ
セスによる記録を行う。
【0015】画像生成部1400とプリンタ部1500
は、インタフェース信号線1200によって接続されて
いる。主なインタフェース信号として、/RDY、/P
RNT、/TOP、/LSYNC、VDO7〜VDO
0、及びVCLKがあり、以下これらについて簡単に説
明する。
【0016】/RDY信号は、コントローラに対してエ
ンジンから送出される信号であって、エンジンが後述す
る/PRNT信号を受ければいつでもプリント動作を開
始できる状態、またはプリント動作を継続できる状態に
あることを示す信号である。/PRNT信号は、エンジ
ンに対してコントローラから送出される信号であって、
プリント動作の開始、またはプリント動作の継続を指示
する信号である。
【0017】/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向
の同期信号であって、コントローラに対してエンジンか
ら送出される。/LSYNC信号は、主走査(水平走
査)方向の同期信号であって、コントローラに対してエ
ンジンから送出される。
【0018】VDO7〜VDO0信号は、エンジンに対
してコントローラから送出される画像信号であって、エ
ンジンが印字すべき画像濃度情報を示す。ここで、VD
O7〜VDO0信号は、VDO7が最上位、VDO0が
最下位の8ビットで表わされる。エンジンでは、VDO
7〜VDO0信号が“FFH”のときに現像中のトナー
色の最大濃度で印字し、“00H”のときに印字しな
い。これらは転送同期信号VCLKに同期して送出され
る。
【0019】プリンタ部1500は、/PRNT信号を
受け取ると、不図示の駆動手段により感光ドラム150
6及び転写ドラム1508を図示矢印方向に回転させ
る。続いて、ローラ帯電器1509の帯電を開始し、感
光ドラム1506を所定の電位に均一に帯電させる。次
に、給紙ローラ1511によって、転写紙カセット15
10から転写紙1528を転写ドラム1508に給紙す
る。
【0020】転写ドラム1508は、中空の支持体上に
誘電体シートを張ったもので、感光ドラム1506と同
速で矢印方向に回転する。この転写ドラム1508に転
写紙1528が供給されると、転写ドラムの支持体上に
設けられたグリッパ1512によって転写紙1528が
保持され、吸着ローラ1513及び吸着用帯電器151
4により転写紙1528を転写ドラム1508に吸着さ
せる。同時に、現像装置の支持体1515を回転させ
て、支持体1515に支持された4つの現像装置151
6M、1516C、1516Y、1516Bkのうち、
第1のトナーであるマゼンタのトナーが入った現像装置
1516Mを感光ドラム1506に対向させる。
【0021】なお、1516Cはシアンのトナーが入っ
た現像装置、1516Yはイエローのトナーが入った現
像装置、1516Bkはブラックのトナーが入った現像
装置である。
【0022】一方、プリンタ部1500は、転写ドラム
1506に吸着された転写紙1528の先端を検出器1
517によって検出し、所定のタイミングで垂直同期信
号/TOPを発生してリーダ部1300に送出する。リ
ーダ部1300は、印字ページに対する最初の/TOP
信号を受け取ると、バッファメモリに格納されている画
像データのうち、第1の印字色であるマゼンタのデータ
を所定のタイミングで読み出す。読み出された8ビット
の画像データD7〜D0は、画像信号VDO7〜VDO
0としてVCLK信号に同期してプリンタ部に送出され
る。
【0023】リーダ部1300より出力されたVDO7
〜VDO0信号は、図4に示すようにパルス幅変調回路
1501に入力され、レベル(VDO7〜VDO0信号
により示される値)に応じたパルス幅(256段階)の
レーザ駆動信号VDOとなり、レーザドライバ1502
に送出される。後述する現像時において、レーザ駆動信
号VDOのパルス幅に応じてトナーの付着量が調節で
き、それにより各色256階調の濃淡が再現される。
【0024】次に、図4において前記レーザ駆動信号V
DOに応じて駆動されるレーザダイオード1503から
のレーザビーム1527は、不図示のモータにより矢印
方向に回転駆動される回転多面鏡1504で偏向され、
光路上に配置された結像レンズ1505を経て、感光ド
ラム1506上を主走査方向に走査し、感光ドラム15
06上に潜像を形成する。
【0025】このとき、ビームディテクタ1507はレ
ーザビームの走査開始点を検出し、この検出信号から主
走査の画像書き出しタイミングを決定するための水平同
期信号である/LSYNC信号が生成される。以上述べ
た主走査の動作が繰り返されて1ページ分のマゼンタの
潜像が感光ドラム1506上に形成されていく。
【0026】図3に戻り、感光ドラム1506上に形成
された潜像は上記マゼンタのトナーが入った現像装置1
516Mによって現像され、マゼンタのトナー像とな
る。このマゼンタのトナー像は、転写用帯電器1519
により、回転する転写ローラ1508に吸着されている
転写紙1528に転写される。この際、転写されずに感
光ドラム1506上に残ったトナーは、クリーニング装
置1525によって除去される。以上の動作により、転
写紙1528上に1ページ分のマゼンタのトナー像が形
成される。
【0027】次に、現像装置の支持体1515を回転さ
せて、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像
装置1516Cを感光ドラム1506に対向させる。続
いて、マゼンタのときと同様に、転写ローラ1508に
吸着されたまま回転する転写紙1528の先端を検出器
1517で検出し、垂直同期信号/TOPを発生してリ
ーダ部1300に送出する。これを受けてリーダ部13
00はバッファメモリからシアンのデータを読み出す。
以下、同様の動作により、転写紙1528上にはマゼン
タのトナー像に重ねてシアンのトナー像が転写される。
【0028】更に、同様にして第3のトナーであるイエ
ロー、及び第4のトナーであるブラックのトナー像が転
写紙1528上に重ねて転写され、フルカラーのトナー
像となる。
【0029】上記4色のトナー像が全て転写された転写
紙1528は、分離帯電器1520を経て、分離爪15
21によって転写ドラム1508から剥がされ、搬送手
段1522により定着装置1523に供給される。ま
た、このとき、転写ドラムクリーナ1526によって転
写ドラム表面の清掃が行なわれる。転写紙1528上の
トナー像は定着装置1523で加熱、加圧されることに
よって熔融固着され、最終的なカラー出力画像となる。
そして記録の終了した転写紙1528は排紙トレイ15
24に排紙される。
【0030】本発明は、これらのユニットから構成され
た複合機能カラーOA機において、印刷部数を作成者に
より制限することが可能なセキュリティデータを送信す
る文書データに付加可能なセキュリティデータ付加手段
と、オペレーションパネル、スキャナ、PCからのコマ
ンドなどによりセキュリティデータをセキュリティデー
タ付加手段に入力できるセキュリティデータ入力手段
と、受信したセキュリティデータに基づき、特定条件に
なると印刷を停止する、或いは特定条件にならないと印
刷を開始しない機能を有する印刷制限制御手段とを有す
ることにより、複合機能OA機器が他装置に送信して印
刷する文書データの総印刷部数を作成者の意図する部数
に制限することを可能にするものである。
【0031】以下に各実施例についての詳細を述べる。 (第1の実施例)次に、図1及び図5を用いて、第1の
実施例について説明する。図1は第1の実施例のカラー
レーザMFPの主要な構成要素を示すブロック図であ
る。図中既に説明してあるブロックに関しては同一の番
号を付け、その説明を割愛する。
【0032】1は本発明を実施したカラーレーザMFP
の画像生成部である。1414は、スキャナ入力データ
である画像処理手段1411からの画像データと、ホス
トコンピュータまたは外部回線からの入力データである
プリンタ機能制御手段1412からの画像データとを切
り替えて、プリンタ部1500へ送信するビデオデータ
生成手段で、プリンタ部1500とのインタフェース機
能も有する。
【0033】3はLCD及び複数のキーからなるオペレ
ーションパネルである。4はオペレーションパネル3に
設けられた、送信した文書データを送信先の機械(装
置)で何部まで印刷しても良いかという印刷部数制限情
報を入力する手段である。
【0034】2は送信する文書データのHeader部
に前記印刷枚数限定情報をセキュリティデータとして付
加する機能を持つセキュリティデータ付加手段である。
5は受信した文書データのセキュリティデータを認識
し、伝えられた印刷枚数限定情報を超えてプリント機能
制御手段1412が印刷処理を行わないように、印刷部
数単位でシリアルな管理ナンバーを受信した文書データ
に追記し、規定枚数に達したら、印刷を中止する機能を
有する出力管理番号付加手段である。
【0035】図5は、本実施例の一連の動作を説明する
ためのフローチャートである。以下、図5に示したフロ
ーチャートに添って図1に示したカラーレーザMFPの
処理の流れを説明する。なお、本発明ではデータ送信元
のMFPと受信先のMFPとの2つの機械が必要となる
が、それらは同等の機能(すなわち、図1に示した機
能)を有しているとして説明する。
【0036】ユーザーはMFPをFAXモードにしてか
ら、原稿台に原稿文書をセットし(S501)、送り先
で印刷する部数(印刷部数制限情報)をパネルキー4で
入力し、最後にスタートキーを押下する(S502)。
リーダ部1300はプリスキャンにより原稿の濃度、内
容を検知して、最適の画像処理ができるようパラメータ
を入手し(S503)、ついでスキャンにより、原稿の
画像情報をCCD1351に入力する(S504)。
【0037】画像生成部1ではCCD1351からの複
写アナログデータをデジタルデータに変換し、ついで、
送信に適したデータ形式、圧縮方式に加工され、通信制
御手段1413へ送られる。この際、セキュリティデー
タ付加手段2により、パネル3から入力された印刷部数
制限情報を圧縮加工された送信文書データに付加する。
電話回線を通じて当該文書データは送り先MFPへと送
信される(S505、S506)。
【0038】次に、送り先MFPでは、前記文書データ
の受信を検知すると、プリンタ機能制御手段1412は
受信データをHDDなどの大容量記憶装置に一時保管
し、次いで、YMCK印刷データに変換して印刷処理を
実行しようとする(S507)。この際、出力管理番号
付加手段5は前記文書データのheader部の印刷部
数制限情報を確認し、正しい印刷部数制限情報が受信で
きた場合には、プリンタ機能制御手段1412に対し
て、複数部数印刷及び部数毎のシリアル管理ナンバーの
追記を命令する(S508、S509)。管理ナンバー
は印刷用紙の右上、右下等の余白に印刷される。
【0039】さらに、出力管理番号付加手段5は、印刷
部数が印刷部数制限情報で指示された値に達したと判断
すると印刷を終了し、プリンタ機能制御手段1412が
記憶装置に一時保管しておいた前記文書データを破棄さ
せる(S510、S511)。
【0040】これにより、複合機能OA機器を用いて遠
隔地で印刷する文書データの総印刷部数を作成者の意図
する部数に制限することが可能になり、従来の重い思い
をして管理文書を運搬する手間がなくなる。
【0041】(第2の実施例)次に図6、図7及び図8
を用いて、第2の実施例について説明する。図6は、第
2の実施例のカラーレーザMFPの主要な構成要素を示
すブロック図である。図中既に説明してあるブロックに
関しては同一の番号を付け、その説明を割愛する。
【0042】11は本発明を実施したカラーレーザMF
Pの画像生成部である。13はLCD及び複数のキーか
らなるオペレーションパネルである。14はオペレーシ
ョンパネル13に設けられた、送信した文書データを送
信先の機械で印刷する際の使用可能な限定印刷機能付加
紙のコードを入力する手段である。
【0043】12は送信文書データのHeader部に
限定印刷機能付加紙のコード情報をセキュリティデータ
として付加する機能を持つセキュリティデータ付加手段
である。ここで、限定印刷機能付加紙のコード情報と
は、図7に示すように、印刷用紙上部(印字領域限界に
接する部分)に小さな複数のマークシート枠を設け、数
ヵ所をマーキングすることで特定コードを印刷用紙に付
与したものである。また、このマークシート枠は本実施
例のMFPのパネル操作により印刷可能である。
【0044】15は受信した前記文書データのセキュリ
ティデータを認識し、伝えられたコードの限定印刷機能
付加紙が給紙されない限り印刷を実行しない機能を有す
る印刷用紙限定制御手段である。22はプリンタ部21
の給紙ユニットに設けられた給紙部印刷用紙検知手段で
あり、光学センサにより印刷用紙上部のマークシートを
読み取り、そのコード情報を画像生成部11へ伝える機
能を持つ。
【0045】図8は、本実施例の一連の動作を説明する
フローチャートである。以下、図8に示したフローチャ
ートに添って図6に示したカラーレーザMFPの処理の
流れを説明する。なお、本発明ではデータ送信元MFP
と受信先MFPとの2つの機械が必要となるが、それら
は同等の機能(すなわち、図6に示した機能)を有して
いるとして説明する。
【0046】<Case1>ユーザーはまずマークシー
ト欄に任意のチェックを入れ、セキュリティー機能を付
加した限定印刷機能付加紙を実施例のMFPで印刷する
(S801)。次いで、該限定印刷機能付加紙を原稿台
にセットし(S802)、スキャンすることでセキュリ
ティデータ付加手段12に限定印刷紙情報を入力する
(S803、S804)。 <Case2>ユーザーはパネルから限定印刷紙コード
情報を入力して、セキュリティデータ付加手段12に格
納する(S804’)。
【0047】ユーザーはMFPをFAXモードにしてか
ら、原稿台に原稿文書をセットし(S805)、スター
トキーを押下する。リーダ部1300はプリスキャンに
より原稿の濃度、内容を検知して、最適の画像処理がで
きるようパラメータを入手し(S806)、ついでスキ
ャンにより、原稿の画像情報をCCD1351に入力す
る(S807)。
【0048】画像生成部11ではCCD1351からの
複写アナログデータをデジタルデータに変換し、さらに
送信に適したデータ形式、圧縮方式に加工され、通信制
御手段1413へ送られる。この際、セキュリティデー
タ付加手段12により、先に入力された限定印刷紙情報
が圧縮加工された送信文書データに付加される。電話回
線を通じて当該文書データは送り先MFPへと送信され
る(S808、S809)。
【0049】次に、送り先MFPでは、前記文書データ
の受信を検知すると、プリンタ機能制御手段1412は
受信データをHDDなどの大容量記憶装置に一時保管
し、次いで、YMCK印刷データに変換して印刷処理を
実行しようとする(S810)。この際、印刷用紙限定
制御手段15は受信した文書データのheader部の
限定印刷紙情報を確認する(S811)。限定印刷紙部
情報が付加されていた場合には、給紙部印刷用紙検知手
段22からの印刷用紙のマークシート情報を受け、両者
が合致した場合のみ、プリンタ機能制御手段1412に
対して印刷許可の命令を発行する(S812)。指定の
限定印刷機能付加紙が装着されるまで、該文書データは
プリンタ機能制御手段1412の不揮発メモリ内に保存
される。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、複合機能OA機器
の画像生成部にて、印刷部数を作成者により制限するこ
とが可能なセキュリティデータを送信する文書データに
付加可能なセキュリティデータ付加手段と、オペレーシ
ョンパネル、スキャナ、PCからのコマンドなどにより
セキュリティデータをセキュリティデータ付加手段に入
力できるセキュリティデータ入力手段と、受信したセキ
ュリティデータに基づき、特定条件になると印刷を停止
する、或いは特定条件にならないと印刷を開始しない機
能を有する印刷制限制御手段とを有することにより、複
合機能OA機器が他装置に送信して印刷する秘匿性のあ
る文書データを不用意にコピーさせないセキュリティプ
リントの実現が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のMFP画像処理系のブロック図
である。
【図2】カラーレーザMFPのブロック図である。
【図3】カラーレーザビームプリンタの断面図である。
【図4】カラーレーザビームプリンタの光学ユニットの
ブロック図である。
【図5】第1の実施例での動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】第2の実施例のMFP画像処理系のブロック図
である。
【図7】第2の実施例における限定印刷機能付加紙を示
す図である。
【図8】第2の実施例での動作を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1、11 画像生成部 2、12 セキュリティデータ付加手段 3、13 オペレーションパネル 4、14 入力キー 5 出力管理番号付加手段 15 印刷用紙限定制御手段 21 プリンタ部 22 給紙部印刷用紙検知手段 1200 リーダ部/プリンタ部インタフェース 1300 リーダ部 1311 原稿照明ランプ 1312 ミラー 1313 レンズ 1351 CCD 1400 画像生成部 1411 画像処理手段 1412 プリンタ機能制御手段 1413 画像通信制御手段 1414 ビデオデータ生成手段 1500 カラープリンタ部 1501 パルス幅変調回路 1502 レーザドライバ 1503 レーザダイオード 1504 回転多面鏡 1505 結像レンズ 1506 感光ドラム 1507 ビームディテクタ 1508 転写ドラム 1509 ローラ帯電器 1510 給紙カセット 1511 給紙ローラ 1512 グリッパ 1513 吸着ローラ 1514 吸着用帯電器 1515 現像装置支持体 1516 各色現像装置 1517 記録紙先端検出器 1518 光学ユニット 1519 転写用帯電器 1520 分離帯電器 1521 分離爪 1522 搬送手段 1523 定着装置 1524 排紙トレイ 1525 クリーニング装置 1526 転写ドラムクリーナ 1527 レーザビーム 1528 転写紙 1540 ビデオI/F制御手段 1550 プリンタ制御手段 1560 カラープリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 H04N 1/44 5C075 G03G 21/00 390 H04N 1/44 B41J 29/00 Z Fターム(参考) 2C061 AQ05 AQ06 CL08 2C187 AC08 AC09 AD14 BF26 GD02 2H027 EJ03 EJ04 EJ15 FA02 FA30 FD08 FD10 ZA07 5B021 AA01 BB01 NN18 5C062 AA02 AA05 AC21 AC41 AF00 BA00 BC03 5C075 CD25 EE02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を入力して画像を形成す
    る画像形成機能を有するとともに、電話回線またはネッ
    トワークを介して画像を送受信可能な送受信機能を有す
    る画像形成装置であって、 前記送受信機能により文書データを送信する際に、パス
    ワード、印刷媒体情報及び特定オペレータ情報の少なく
    とも1つを含む所定の条件が揃ったときに前記文書デー
    タの印刷を送信先で実行するためのセキュリティデータ
    を、送信する前記文書データに付加する機能を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記セキュリティデータが付加された文
    書データを受信した際に、前記セキュリティデータの指
    定に従い、前記所定の条件が揃うまで受信した文書デー
    タの印刷を制限する機能を有することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の条件が揃うまで、受信した前
    記セキュリティデータが付加された文書データを不揮発
    性メモリに保管する機能を有することを特徴とする請求
    項2に記載の画像形成装置。
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