JPH1168560A - Pll周波数シンセサイザおよびチャージポンプ回路 - Google Patents

Pll周波数シンセサイザおよびチャージポンプ回路

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JPH1168560A
JPH1168560A JP9223850A JP22385097A JPH1168560A JP H1168560 A JPH1168560 A JP H1168560A JP 9223850 A JP9223850 A JP 9223850A JP 22385097 A JP22385097 A JP 22385097A JP H1168560 A JPH1168560 A JP H1168560A
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channel mos
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Masahiro Adachi
正浩 足達
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    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相誤差信号に対する出力電流の線形性を高
く保持することでリファレンスリークを低減する。 【解決手段】 スイッチングオフ回路21、22を設
け、位相誤差信号101、102がインアクティブとな
るとMOSトランジスタ7、8をオフさせるため、ター
ンオフタイムが短くなり位相誤差信号に対する出力電流
の線形性が保持される。また、MOSトランジスタ5、
7およびMOSトランジスタ6、8により構成されるカ
レントミラー回路を用いてチャージ電流およびディスチ
ャージ電流を発生させるためMOSトランジスタ7、8
のVGSがスイッチング動作の影響を受けないためリファ
レンスリークが低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPLL周波数シンセ
サイザに関し、特に電圧制御発振器を目的の周波数で発
振させる制御を行うためのコントロール電圧を出力する
チャージポンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、PLL周波数シンセサイザの構
成を示したブロック図である。
【0003】PLL周波数シンセサイザは、位相比較器
71と、チャージポンプ回路72と、ループフィルタ2
3と、電圧制御発振器73と、分周器74とから構成さ
れている。
【0004】位相比較器71は、比較信号と基準信号と
の位相差を検出し、比較信号の位相が基準信号の位相よ
り遅れている場合は位相誤差/アップ信号101を出力
し、比較信号の位相が基準信号の位相より進んでいる場
合は位相誤差/ダウン信号102を出力する。
【0005】チャージポンプ回路72は、位相誤差/ア
ップ信号101を入力するとループフィルタ23をチャ
ージし、位相誤差/ダウン信号102を入力するとルー
プフィルタ23をディスチャージする。
【0006】ループフィルタ23は、チャージポンプ回
路72から出力されたチャージ電流およびチャージポン
プ回路により放電させられるディスチャージ電流によ
り、電圧制御発振器73を目的の周波数で発振させるた
めのコントロール電圧Vcを生成して出力する。
【0007】電圧制御発振器73は、コントロール電圧
Vcにより周波数が制御された信号を発振出力信号fv
として出力する。
【0008】分周器74は、発振出力信号fvを分周し
て比較信号として出力する。
【0009】このPLL周波数シンセサイザでは、比較
信号が基準信号と同じになるように動作することによ
り、電圧制御発振器73を目的の周波数で発振させる制
御が行なわれる。
【0010】次に、PLL周波数シンセサイザに用いら
れている従来のチャージポンプ回路を、図4の回路図を
用いて説明する。
【0011】この従来のチャージポンプ回路は、定電流
源20と、ループフィルタ23と、pチャネルMOSト
ランジスタ41、42と、nチャネルMOSトランジス
タ43、44とから構成されている。
【0012】定電流源20は、pチャネルMOSトラン
ジスタ13、14とnチャネルMOSトランジスタ15
と抵抗16とから構成されていて、一定の電流を生成し
出力する。
【0013】pチャネルMOSトランジスタ42および
nチャネルMOSトランジスタ43は定電流源20によ
り生成された電流を出力する。
【0014】pチャネルMOSトランジスタ41は、ソ
ースが電源に接続され、ゲートに位相誤差/アップ信号
101が入力され、ドレインがPチャネルMOSトラン
ジスタ42のソースに接続され、位相誤差/アップ信号
101がアクティブ(ロウレベル)となるとオンし、p
チャネルMOSトランジスタ42によって定められる電
流をチャージ電流IUPとしてループフィルタ23に出力
する。
【0015】nチャネルMOSトランジスタ44は、ド
レインがグランドに接続され、ゲートに位相誤差/ダウ
ン信号102が入力され、ソースがnチャネルMOSト
ランジスタ43のドレインに接続され、位相誤差/ダウ
ン信号102がアクティブ(ハイレベル)となるとオン
し、nチャネルMOSトランジスタ43によって定めら
れる電流をディスチャージ電流IDOWNとしてループフィ
ルタ23から放電させる。
【0016】ループフィルタ23は、チャージ電流IUP
とディスチャージ電流IDOWNとによりチャージおよびデ
ィスチャージされコントロール電圧を生成し電圧制御発
振器(VCO)に出力する。
【0017】次に、この従来のチャージポンプ回路の動
作について図4を用いて説明する。
【0018】この従来のチャージポンプ回路は、位相誤
差/アップ信号101がアクティブとなると、pチャネ
ルMOSトランジスタ41がオンし、pチャネルMOS
トランジスタ42によって定められるチャージ電流IUP
がループフィルタ23に出力され、ループフィルタ23
から出力されるコントロール電圧を増加させる。また、
位相誤差/ダウン信号102がアクティブとなると、n
チャネルMOSトランジスタ44がオンし、nチャネル
MOSトランジスタ43によって定められるディスチャ
ージ電流IDOWNがループフィルタ23から放電され、ル
ープフィルタ23から出力されるコントロール電圧を減
少させる。
【0019】この従来のチャージポンプ回路では、pチ
ャネルMOSトランジスタ41またはnチャネルMOS
トランジスタ44のゲート拡散容量を介して位相誤差/
アップ信号101または位相誤差/ダウン信号102が
pチャネルMOSトランジスタ42またはnチャネルM
OSトランジスタ43のソース電位VGSを変動させる。
【0020】そのため、MOSトランジスタ42、43
で定まるチャージ電流IUPとディスチャージ電流IDOWN
にゆらぎが生じ、ループフィルタ23から出力されるコ
ントロール電圧(Vc)には、図5(a)に示すように
1/基準信号の周波数(fr)の間隔でノイズが重畳さ
れてしまう。そして、このコントロール電圧によって制
御される電圧制御発振器の発振出力信号fvのスペクト
ラムを測定すると、図5(b)に示すように、基準周波
数成分に起因するリファレンスリークが重畳されている
ことがわかる。
【0021】また、この従来のチャージポンプ回路で
は、一定の電流を流すためのpチャネルMOSトランジ
スタ42、nチャネルMOSトランジスタ43のドレイ
ン〜ソース間の電圧VDSが出力であるコントロール電圧
Vcの状態により変動するため電流ゲインにばらつきが
生じ安定したセットリング時間が得られない。
【0022】このチャージポンプ回路電流ゲインの変動
を抑えるための、従来の他のチャージポンプ回路を図6
の回路図を用いて説明する。図4中と同番号は同じ構成
要素を示す。
【0023】この従来のチャージポンプ回路は、pチャ
ネルMOSトランジスタ62と、npnトランジスタ5
1と、npnトランジスタ55とから構成されるスイッ
チ回路と、npnトランジスタ52と、抵抗63とから
構成される電流源と、pチャネルMOSトランジスタ6
1と、npnトランジスタ54と、npnトランジスタ
56とから構成されるスイッチ回路と、npnトランジ
スタ53と、抵抗64とから構成される電流源と、pチ
ャネルMOSトランジスタ57、60と、nチャネルM
OSトランジスタ58、59とから構成される出力回路
と、インバータ65、66とから構成されている。
【0024】インバータ65は、位相誤差/アップ信号
101を論理反転して出力する。
【0025】インバータ66は、位相誤差/アップ信号
102を論理反転して出力する。
【0026】pチャネルMOSトランジスタ62は、ソ
ースが電源に接続され、ドレインがnpnトランジスタ
51のコレクタに接続され、ゲートがpチャネルMOS
トランジスタ57のゲートに接続され、ゲートとドレイ
ンが接続されている。
【0027】npnトランジスタ55は、コレクタが電
源に接続され、ベースに位相誤差/アップ信号101が
入力され、エミッタがnpnトランジスタ51のエミッ
タに接続されている。
【0028】npnトランジスタ51は、ベースにイン
バータ65の出力が入力されている。
【0029】npnトランジスタ52は、コレクタがn
pnトランジスタ51、55のエミッタと接続され、エ
ミッタが抵抗63を介してグランドに接続され、ベース
に基準電圧Vrefが入力されている。
【0030】pチャネルMOSトランジスタ61は、ソ
ースが電源に接続され、ドレインがnpnトランジスタ
54のコレクタに接続され、ゲートがpチャネルMOS
トランジスタ60のゲートに接続され、ゲートとドレイ
ンが接続されている。
【0031】npnトランジスタ56は、コレクタが電
源に接続され、ベースにインバータ66の出力が入力さ
れ、エミッタがnpnトランジスタ54のエミッタに接
続されている。
【0032】npnトランジスタ54は、ベースに位相
誤差/ダウン信号102が入力されている。
【0033】npnトランジスタ53は、コレクタがn
pnトランジスタ54、56のエミッタと接続され、エ
ミッタが抵抗64を介してグランドに接続され、ベース
に基準電圧Vrefが入力されている。
【0034】また、pチャネルMOSトランジスタ57
は、ソースが電源に接続され、ドレインがループフィル
タ23に接続され、pチャネルMOSトランジスタ62
と共にカレントミラー回路を構成しており、pチャネル
MOSトランジスタ62のソース〜ドレイン間を流れる
電流に基づいた電流値の電流をチャージ電流IUPとして
ループフィルタ23に出力する。
【0035】pチャネルMOSトランジスタ60は、ソ
ースが電源に接続され、ドレインがnチャネルMOSト
ランジスタ59のドレインに接続され、pチャネルMO
Sトランジスタ61と共にカレントミラー回路を構成し
ており、pチャネルMOSトランジスタ61のソース〜
ドレイン間を流れる電流に基づいた電流値の電流がソー
ス〜ドレイン間を流れる。
【0036】nチャネルMOSトランジスタ59は、ド
レインがpチャネルMOSトランジスタ60のドレイン
と接続され、ソースがグランドに接続され、ゲートがn
チャネルMOSトランジスタ58のゲートに接続され、
ゲートとドレインが接続されている。
【0037】nチャネルMOSトランジスタ58は、ソ
ースがグランドに接続され、ゲートがnチャネルMOS
トランジスタ59のゲートに接続され、ドレインがpチ
ャネルMOSトランジスタ57のドレインと共にループ
フィルタ23に接続され、nチャネルMOSトランジス
タ59と共にカレントミラー回路を構成し、nチャネル
MOSトランジスタ59のソース〜ドレイン間を流れる
電流に基づいた電流値の電流をディスチャージ電流I
DOWNとしてループフィルタ23から放電させる。
【0038】次に、この従来のチャージポンプ回路の動
作について図6を用いて説明する。
【0039】先ず、位相誤差/アップ信号101がアク
ティブ(ロウレベル)となった場合について説明する。
【0040】位相誤差/アップ信号101がアクティブ
となると、インバータ65からハイレベルが出力される
ためnpnトランジスタ51、55によって構成される
差動増幅器が動作し、npnトランジスタ52と抵抗6
3とにより構成される電流源によって定められる電流が
流れる。そして、その電流がpチャネルMOSトランジ
スタ62のソース〜ドレイン間にも流れるため、pチャ
ネルMOSトランジスタ57のソース〜ドレイン間にも
その電流に基づいた電流値の電流がチャージ電流IUP
して流れ、ループフィルタ23に出力される。
【0041】次に、位相誤差/ダウン信号102がアク
ティブ(ハイレベル)となった場合について説明する。
【0042】位相誤差/ダウン信号102がアクティブ
となると、インバータ66からはロウレベルが出力され
るためnpnトランジスタ54、56により構成される
差動増幅器が動作し、npnトランジスタ53と抵抗6
4とにより構成される電流源によって定められる電流が
流れる。そして、その電流がpチャネルMOSトランジ
スタ61のソース〜ドレイン間にも流れるため、pチャ
ネルMOSトランジスタ60のソース〜ドレイン間およ
びnチャネルMOSトランジスタ59のソース〜ドレイ
ン間にもその電流に基づいた電流値の電流が流れる。そ
のため、nチャネルMOSトランジスタ59のソース〜
ドレイン間に流れる電流に基づいた電流値の電流がnチ
ャネルMOSトランジスタ58のソース〜ドレイン間に
もディスチャージ電流IDOWNとして流れ、ループフィル
タ23を放電する。
【0043】この従来のチャージポンプ回路では、電流
源を構成するnpnトランジスタ52、53を出力段に
配置していないため、出力状態に電流ゲインが依存する
ことがない。そのため、セットリング時間、コントロー
ル電圧Vcの劣化が無い。また、電流源を構成するnp
nトランジスタ52、53が出力段に配置されていない
ため、スイッチング動作による出力電流のゆらぎが少な
い。
【0044】しかしながら、このチャージポンプ回路で
は、npnトランジスタ51またはnpnトランジスタ
54がオフした時に、pチャネルMOSトランジスタ5
7のゲートへの電荷のチャージまたはnチャネルMOS
トランジスタ58のゲートからの電荷の引き抜きが急速
になされないため、pチャネルMOSトランジスタ57
およびnチャネルMOSトランジスタ58のターンオフ
タイムが大きく、位相誤差信号に対する出力電流(チャ
ージ電流IUP、ディスチャージ電流IDOWN)の線形性が
悪いという問題があり、その結果リファレンスリークや
ジッタが大きくなってしまう。
【0045】また、このチャージポンプ回路では、位相
誤差信号をバイポーラトランジスタであるnpnトラン
ジスタ51、54で受けているため、一般に広く使用さ
れているデジタル型位相比較器との接続に、CMOS−
ECLレベル変換回路が必要となり、回路規模が大きく
なってしまう。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のチャー
ジポンプ回路では、下記のような問題点があった。 (1)出力トランジスタのターンオフタイムが大きいた
め、位相誤差信号に対する出力電流の線形性が悪く、リ
ファレンスリークやジッタが大きくなってしまう。 (2)一般に使用されているデジタル型位相比較器との
接続に、CMOS−ECLレベル変換回路が必要とな
る。
【0047】本発明の目的は、位相誤差信号に対する出
力電流の線形性を保持するとともに位相比較器との接続
に特別な回路を必要とせずにリファレンスリークを低減
することができるチャージポンプ回路を提供することで
ある。
【0048】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のチャージポンプ回路は、一定の電流値の電
流を生成し出力する第1の定電流源と、位相誤差信号が
アクティブとなるとオンし前記第1の定電流源によって
定められる電流を出力する第1のスイッチ回路と、前記
第1のスイッチ回路から出力された電流が流れる第1の
MOSトランジスタと、前記第1のトランジスタと共に
カレントミラー回路を構成し、前記第1のMOSトラン
ジスタに流れる電流に基づいた電流値の電流をチャージ
電流またはディスチャージ電流として発生させる第2の
MOSトランジスタと、前記位相誤差信号がインアクテ
ィブとなると、前記第2のMOSトランジスタを、ゲー
トに対して電荷のチャージまたはディスチャージを行う
ことによりオフとするスイッチングオフ回路とから構成
される。
【0049】本発明は、スイッチングオフ回路を設ける
ことにより第2のMOSトランジスタのターンオフタイ
ムを短くするとともにスイッチ回路により発生した電流
を第1および第2のMOSトランジスタにより構成され
るカレントミラー回路を用いてチャージ電流およびディ
スチャージ電流を発生させるためチャージ電流およびデ
ィスチャージ電流を発生する第2のMOSトランジスタ
のVGSがスイッチング動作の影響を受けないようにした
ものである。
【0050】したがって、位相誤差信号に対する出力電
流の線形性を向上することができるとともに位相比較器
との接続に特別な回路を必要とせずにリファレンスリー
クを低減することができる。
【0051】本発明の実施態様によれば、前記スイッチ
ングオフ回路が、一定の電流値の電流を生成し出力する
第2の定電流源と、前記位相誤差信号がインアクティブ
となるとオンし、前記第2の定電流源によって定められ
る電流を前記第2のMOSトランジスタのゲートに出力
する第2のスイッチ回路とから構成される。
【0052】本発明は、位相誤差信号がアクティブから
インアクティブとなった場合に、第2の定電流源によっ
て定められる電流を第2のMOSトランジスタのゲート
に出力することにより電荷をチャージまたはディスチャ
ージして第2のMOSトランジスタをオフさせるように
したものである。
【0053】したがって、位相誤差信号に対する出力電
流の線形性を高く保持することが可能となりリファレン
スリークを低減することができる。
【0054】また、本発明の他の実施態様によれば、前
記スイッチングオフ回路が、前記位相誤差信号がインア
クティブとなるとオンし、前記第2のMOSトランジス
タのゲートに電流を出力する第2のスイッチ回路から構
成される。
【0055】上記目的を達成するために、本発明のPL
L周波数シンセサイザは、比較信号と基準信号との位相
差を検出し、前記比較信号の位相が前記基準信号の位相
より遅れている場合は位相誤差/アップ信号を出力し、
前記比較信号の位相が前記基準信号の位相より進んでい
る場合は位相誤差/ダウン信号を出力する位相比較器
と、一定の電流値の電流を生成し出力する第1の定電流
源と、前記位相誤差/アップ信号または前記位相誤差/
ダウン信号がアクティブとなるとオンし前記第1の定電
流源によって定められる電流を出力する第1のスイッチ
回路と、前記第1のスイッチ回路から出力された電流が
流れる第1のMOSトランジスタと、前記第1のトラン
ジスタと共にカレントミラー回路を構成し、前記第1の
MOSトランジスタに流れる電流に基づいた電流値の電
流をチャージ電流またはディスチャージ電流として発生
させる第2のMOSトランジスタと、前記位相誤差/ア
ップ信号または前記位相誤差/ダウン信号がインアクテ
ィブとなると、前記第2のMOSトランジスタを、ゲー
トに対して電荷のチャージまたはディスチャージを行う
ことによりオフとするスイッチングオフ回路とから構成
されるチャージポンプ回路と、前記チャージポンプ回路
から出力されたチャージ電流および前記チャージポンプ
回路により放電させられるディスチャージ電流により、
コントロール電圧を生成して出力するループフィルタ
と、前記コントロール電圧により周波数が制御された信
号を発振出力信号として出力する電圧制御発振器と、前
記発振出力信号を分周して前記比較信号として出力する
分周器とから構成される。
【0056】本発明は、チャージポンプ回路が、スイッ
チングオフ回路を設けることにより第2のMOSトラン
ジスタのターンオフタイムを短くするとともにスイッチ
回路により発生した電流を第1および第2のMOSトラ
ンジスタにより構成されるカレントミラー回路を用いて
チャージ電流およびディスチャージ電流を発生させるた
めチャージ電流およびディスチャージ電流を発生する第
2のMOSトランジスタのVGSがスイッチング動作の影
響を受けないようにしたものである。
【0057】したがって、位相誤差信号に対する出力電
流の線形性を向上することができるとともに位相比較器
との接続に特別な回路を必要とせずにリファレンスリー
クを低減することができる。
【0058】本発明の実施態様によれば、前記スイッチ
ングオフ回路が、一定の電流値の電流を生成し出力する
第2の定電流源と、前記位相誤差信号がインアクティブ
となるとオンし、前記第2の定電流源によって定められ
る電流を前記第2のMOSトランジスタのゲートに出力
する第2のスイッチ回路とから構成される。
【0059】また、本発明の他の実施態様によれば、前
記スイッチングオフ回路が、前記位相誤差信号がインア
クティブとなるとオンし、前記第2のMOSトランジス
タのゲートに電流を出力する第2のスイッチ回路から構
成される。
【0060】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0061】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態のチャージポンプ回路の回路図である。図4中
と同番号は同じ構成要素を示す。
【0062】本実施形態のチャージポンプ回路は、定電
流源20と、nチャネルMOSトランジスタ1、2、
6、8と、pチャネルMOSトランジスタ3、4、5、
7と、スイッチングオフ回路21、22と、インバータ
17、18とから構成されている。
【0063】インバータ17は、位相誤差/アップ信号
101を論理反転して出力する。
【0064】インバータ18は、位相誤差/ダウン信号
102を論理反転して出力する。
【0065】nチャネルMOSトランジスタ1は、ゲー
トにインバータ17の出力が入力され、ドレインがpチ
ャネルMOSトランジスタ5のドレインに接続され、ソ
ースがnチャネルMOSトランジスタ2のドレインに接
続され、位相誤差/アップ信号101がアクティブ(ロ
ウレベル)となるとオンし、nチャネルMOSトランジ
スタ2によって定められる電流がソース〜ドレイン間を
流れる。
【0066】nチャネルMOSトランジスタ2は、ゲー
トが定電流源20に接続され、ソースがグランドに接続
され、定電流源20により生成された一定の電流を出力
する。
【0067】pチャネルMOSトランジスタ5は、ソー
スが電源に接続され、ゲートがpチャネルMOSトラン
ジスタ7のゲートに接続され、ゲートとドレインが接続
されている。
【0068】スイッチングオフ回路21は、ソースが電
源に接続され、ゲートに定電流源20が接続されたpチ
ャネルMOSトランジスタ11と、インバータ17の出
力がゲートに入力され、ソースがpチャネルMOSトラ
ンジスタ11のドレインに接続され、ドレインがpチャ
ネルMOSトランジスタ7のゲートに接続されたpチャ
ネルMOSトランジスタ9とから構成されている。
【0069】pチャネルMOSトランジスタ7は、ソー
スが電源に接続され、ドレインがループフィルタ23に
接続され、pチャネルMOSトランジスタ5と共にカレ
ントミラー回路を構成している。
【0070】pチャネルMOSトランジスタ4は、ゲー
トにインバータ18の出力が入力され、ドレインがnチ
ャネルMOSトランジスタ6のドレインに接続され、ソ
ースがpチャネルMOSトランジスタ3のドレインに接
続され、位相誤差/ダウン信号102がアクティブ(ハ
イレベル)となるとオンし、pチャネルMOSトランジ
スタ3によって定められる電流がソース〜ドレイン間を
流れる。
【0071】pチャネルMOSトランジスタ3は、ゲー
トが定電流源20に接続され、ソースが電源に接続さ
れ、定電流源20により生成された一定の電流を出力す
る。
【0072】nチャネルMOSトランジスタ6は、ソー
スがグランドに接続され、ゲートがpチャネルMOSト
ランジスタ8のゲートに接続され、ゲートとドレインが
接続されている。
【0073】スイッチングオフ回路22は、ソースがグ
ランドに接続され、ゲートに定電流源20が接続された
nチャネルMOSトランジスタ12と、インバータ18
の出力がゲートに入力され、ソースがnチャネルMOS
トランジスタ12のドレインに接続され、ドレインがn
チャネルMOSトランジスタ8のゲートに接続されたn
チャネルMOSトランジスタ10とから構成されてい
る。
【0074】nチャネルMOSトランジスタ8は、ソー
スがグランドに接続され、ドレインがpチャネルMOS
トランジスタ7のドレインと共にループフィルタ23に
接続され、nチャネルMOSトランジスタ6と共にカレ
ントミラー回路を構成している。
【0075】次に、本実施形態の動作について図1を参
照して説明する。
【0076】先ず、位相誤差/アップ信号101がアク
ティブ(ロウレベル)となった場合について説明する。
【0077】位相誤差/アップ信号101がロウレベル
となったことによりインバータ17からハイレベルが出
力され、nチャネルMOSトランジスタ1がオンし、n
チャネルMOSトランジスタ2により定められる電流が
pチャネルMOSトランジスタ5に流れる。そして、p
チャネルMOSトランジスタ5と7は、カレントミラー
回路を構成しているため、pチャネルMOSトランジス
タ5のソース〜ドレイン間を流れる電流に基づいた電流
値のチャージ電流IUPがpチャネルMOSトランジスタ
7のソース〜ドレイン間に流れ、ループフィルタ23に
出力される。
【0078】そして、位相誤差/アップ信号101がロ
ウレベルからハイレベルとなるとインバータ17の出力
はハイレベルからロウレベルとなるため、スイッチング
オフ回路21のpチャネルMOSトランジスタ9が直ち
にオンし、pチャネルMOSトランジスタ11により定
められる電流でpチャネルMOSトランジスタ7のゲー
トに電荷をチャージしてpチャネルMOSトランジスタ
7をオフさせる。
【0079】ここで、pチャネルMOSトランジスタ7
のオフ動作を電流で制御しているため、位相誤差/アッ
プ信号101がインアクティブとなってからpチャネル
MOSトランジスタ7がオフするまでの時間であるター
ンオフタイムを短くすることができる。
【0080】次に、位相誤差/ダウン信号102がアク
ティブ(ハイレベル)となった場合について説明する。
【0081】位相誤差/ダウン信号102がハイレベル
となったことによりインバータ18の出力がロウレベル
となり、pチャネルMOSトランジスタ4がオンし、p
チャネルMOSトランジスタ3により定められる電流が
nチャネルMOSトランジスタ6に流れる。そして、n
チャネルMOSトランジスタ6と8は、カレントミラー
回路を構成しているため、nチャネルMOSトランジス
タ6のソース〜ドレイン間を流れる電流に基づいた電流
値のディスチャージ電流IDOWNがnチャネルMOSトラ
ンジスタ8のソース〜ドレイン間に流れ、ループフィル
タ23を放電する。
【0082】そして、位相誤差/ダウン信号102がハ
イレベルからロウレベルとなるとインバータ18の出力
はロウレベルからハイレベルとなるため、スイッチング
オフ回路22のnチャネルMOSトランジスタ10が直
ちにオンし、nチャネルMOSトランジスタ12により
定められる電流でnチャネルMOSトランジスタ8のゲ
ートから電荷をディスチャージしてnチャネルMOSト
ランジスタ8をオフさせる。
【0083】ここで、nチャネルMOSトランジスタ8
のオフ動作を電流で制御しているため、位相誤差/ダウ
ン信号102がインアクティブとなってからnチャネル
MOSトランジスタ8がオフするまでの時間であるター
ンオフタイムを短くすることができる。
【0084】本実施形態は、定電流を出力するMOSト
ランジスタ7、8のVGSが、スイッチング動作の影響を
受けないため、スイッチング動作による出力定電流のゆ
らぎが小さくなりリファレンスリークが小さくなる。
【0085】本実施形態のチャージポンプ回路を用いて
計算機シミュレーションを行った結果、図4の従来のチ
ャージポンプ回路を使用した場合に対して、リファレン
スリークを約15dB低減することができることが確認
できた。
【0086】また、本実施形態は、出力段にスイッチ回
路と定電流源を設けずにpチャネルMOSトランジスタ
7およびnチャネルMOSトランジスタ8を電流スイッ
チとして制御するため出力電流であるチャージ電流
UP、ディスチャージ電流IDOWNは、出力状態に依存せ
ずに一定ゲインとなる。
【0087】また、位相誤差信号がインアクティブとな
るとオンし、ゲートの電荷のチャージおよびディスチャ
ージを行うスイッチングオフ回路21、22を設けたた
め、pチャネルMOSトランジスタ7およびnチャネル
MOSトランジスタ8のターンオフタイムを短くするこ
とができる。そのため、位相誤差信号に対する出力電流
の線形性を向上することができる。
【0088】上記で説明したように、本実施形態のチャ
ージポンプ回路は、位相誤差信号に対する出力電流の線
形性を高く保持するため、リファレンスリークを低減す
ることができ、かつ位相誤差信号をMOSトランジスタ
で受けるため、TTL論理で動作するデジタル型位相比
較器との接続に特別な回路を必要とすることがない。 (第2の実施形態)図2は本発明の第2の実施形態のチ
ャージポンプ回路の回路図である。
【0089】本発明は、図1の第1の実施形態に対して
スイッチングオフ回路21、22をスイッチングオフ回
路31、32に置き換えたものである。
【0090】スイッチングオフ回路31は、スイッチン
グオフ回路21からpチャネルMOSトランジスタ11
を用いずに、pチャネルMOSトランジスタ9のみで構
成するようにしたものである。
【0091】スイッチングオフ回路32は、スイッチン
グオフ回路21に対して、nチャネルMOSトランジス
タ12を用いずに、nチャネルMOSトランジスタ10
のみで構成するようにしたものである。
【0092】本実施形態は、スイッチングオフ回路が定
電流源としてのMOSトランジスタを有していないた
め、pチャネルMOSトランジスタ7およびnチャネル
MOSトランジスタ8をオフする際にゲートにスイッチ
ングノイズが重畳されるという可能性があるという欠点
を有する。しかし、上記第1の実施形態の効果に加えて
スイッチングオフ回路をより少ない素子数で構成するこ
とができるという効果を有する。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。 (1)チャージ電流およびディスチャージ電流を発生す
る出力MOSトランジスタのVGSがスイッチング動作の
影響を受けないため、リファレンスリークを低減するこ
とができる。 (2)出力電流であるチャージ電流およびディスチャー
ジ電流は、コントロール電圧の出力状態に依存せずに一
定のゲインとなるため安定したセットリングタイムを実
現することができる。 (3)スイッチングオフ回路を設けたため、位相誤差信
号に対する出力電流の線形性を高く保持することが可能
となりリファレンスリークを低減することができる。 (4)位相誤差信号を受けるスイッチングトランジスタ
をMOSトランジスタとしているため、デジタル型位相
比較器との接続に特別な回路を必要とせず回路規模を小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のチャージポンプ回路
の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のチャージポンプ回路
の回路図である。
【図3】PLL周波数シンセサイザの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来のチャージポンプ回路の回路図である。
【図5】コントロール電圧(Vc)に重畳されるノイズ
を説明するための図(図5(a))および発振出力信号
の周波数スペクトラムを示した図(図5(b))であ
る。
【図6】従来の他のチャージポンプ回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
1、2 nチャネルMOSトランジスタ 3、4 pチャネルMOSトランジスタ 5 pチャネルMOSトランジスタ 6 nチャネルMOSトランジスタ 7 pチャネルMOSトランジスタ 8 nチャネルMOSトランジスタ 9 pチャネルMOSトランジスタ 10 nチャネルMOSトランジスタ 11 pチャネルMOSトランジスタ 12 nチャネルMOSトランジスタ 13、14 pチャネルMOSトランジスタ 15 nチャネルMOSトランジスタ 16 抵抗 17、18 インバータ 20 定電流源 21、22 スイッチングオフ回路 23 ループフィルタ 31、32 スイッチングオフ回路 41、42 pチャネルMOSトランジスタ 43、44 nチャネルMOSトランジスタ 51〜56 npnトランジスタ 57 pチャネルMOSトランジスタ 58、59 nチャネルMOSトランジスタ 60、61、62 pチャネルMOSトランジスタ 63、64 抵抗 65、66 インバータ 71 位相比較器 72 チャージポンプ回路 73 電圧制御発振器(VCO) 74 分周器 101 位相誤差/アップ信号 102 位相誤差/ダウン信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の電流値の電流を生成し出力する第
    1の定電流源と、 位相誤差信号がアクティブとなるとオンし前記第1の定
    電流源によって定められる電流を出力する第1のスイッ
    チ回路と、 前記第1のスイッチ回路から出力された電流が流れる第
    1のMOSトランジスタと、 前記第1のトランジスタと共にカレントミラー回路を構
    成し、前記第1のMOSトランジスタに流れる電流に基
    づいた電流値の電流をチャージ電流またはディスチャー
    ジ電流として発生させる第2のMOSトランジスタと、 前記位相誤差信号がインアクティブとなると、前記第2
    のMOSトランジスタを、ゲートに対して電荷のチャー
    ジまたはディスチャージを行うことによりオフとするス
    イッチングオフ回路とから構成されるチャージポンプ回
    路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチングオフ回路が、一定の電
    流値の電流を生成し出力する第2の定電流源と、 前記位相誤差信号がインアクティブとなるとオンし、前
    記第2の定電流源によって定められる電流を前記第2の
    MOSトランジスタのゲートに出力する第2のスイッチ
    回路とから構成される請求項1記載のチャージポンプ回
    路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチングオフ回路が、前記位相
    誤差信号がインアクティブとなるとオンし、前記第2の
    MOSトランジスタのゲートに電流を出力する第2のス
    イッチ回路から構成される請求項1記載のチャージポン
    プ回路。
  4. 【請求項4】 比較信号と基準信号との位相差を検出
    し、前記比較信号の位相が前記基準信号の位相より遅れ
    ている場合は位相誤差/アップ信号を出力し、前記比較
    信号の位相が前記基準信号の位相より進んでいる場合は
    位相誤差/ダウン信号を出力する位相比較器と、 一定の電流値の電流を生成し出力する第1の定電流源
    と、前記位相誤差/アップ信号または前記位相誤差/ダ
    ウン信号がアクティブとなるとオンし前記第1の定電流
    源によって定められる電流を出力する第1のスイッチ回
    路と、前記第1のスイッチ回路から出力された電流が流
    れる第1のMOSトランジスタと、前記第1のトランジ
    スタと共にカレントミラー回路を構成し、前記第1のM
    OSトランジスタに流れる電流に基づいた電流値の電流
    をチャージ電流またはディスチャージ電流として発生さ
    せる第2のMOSトランジスタと、前記位相誤差/アッ
    プ信号または前記位相誤差/ダウン信号がインアクティ
    ブとなると、前記第2のMOSトランジスタを、ゲート
    に対して電荷のチャージまたはディスチャージを行うこ
    とによりオフとするスイッチングオフ回路とから構成さ
    れるチャージポンプ回路と、 前記チャージポンプ回路から出力されたチャージ電流お
    よび前記チャージポンプ回路により放電させられるディ
    スチャージ電流により、コントロール電圧を生成して出
    力するループフィルタと、 前記コントロール電圧により周波数が制御された信号を
    発振出力信号として出力する電圧制御発振器と、 前記発振出力信号を分周して前記比較信号として出力す
    る分周器とから構成されるPLL周波数シンセサイザ。
  5. 【請求項5】 前記スイッチングオフ回路が、一定の電
    流値の電流を生成し出力する第2の定電流源と、 前記位相誤差信号がインアクティブとなるとオンし、前
    記第2の定電流源によって定められる電流を前記第2の
    MOSトランジスタのゲートに出力する第2のスイッチ
    回路とから構成される請求項4記載のPLL周波数シン
    セサイザ。
  6. 【請求項6】 前記スイッチングオフ回路が、前記位相
    誤差信号がインアクティブとなるとオンし、前記第2の
    MOSトランジスタのゲートに電流を出力する第2のス
    イッチ回路から構成される請求項4記載のPLL周波数
    シンセサイザ。
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