JPH1168551A - デコーダ回路 - Google Patents

デコーダ回路

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JPH1168551A
JPH1168551A JP21934197A JP21934197A JPH1168551A JP H1168551 A JPH1168551 A JP H1168551A JP 21934197 A JP21934197 A JP 21934197A JP 21934197 A JP21934197 A JP 21934197A JP H1168551 A JPH1168551 A JP H1168551A
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JP
Japan
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circuit
output
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logic circuit
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Application number
JP21934197A
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English (en)
Inventor
Osamu Takeuchi
修 竹内
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デコード信号の重複が起こらないデコーダ回
路を提供することである。 【解決手段】 nビットのデコーダ回路は、n個の入力
を持つ2n 個の第1の論理回路11,12,13を設
け、その中の1つの第1の論理回路12の出力と、その
第1の論理回路に隣接する少なくとも1つの第1の論理
回路11,13の反転出力とをそれぞれ入力とする2n
個の第2の論理回路31,32,33の出力をデコーダ
出力2n 個のデコード出力とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デコーダ回路に関
し、特にアドレスデコーダ等に用いられるデコーダ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来のデコーダ回路の一般的な構
成を図3に示す。
【0003】図3において、本デコーダ回路は、入力端
子1,2と、インバータ回路21乃至24と、AND回
路31乃至34と、出力端子1乃至4とを備えている。
【0004】図3において、入力端子1に入力信号Aが
印加されると、インバータ回路21の出力は信号A(否
定値)となり、さらに、その信号を受けてインバータ回
路22の出力には信号Aが生成される。
【0005】同様に入力端子2に入力信号Bが印加され
ると、インバータ回路23の出力は信号B(否定値)と
なり、その信号を受けてインバータ回路24の出力に
は、信号Bが生成される。
【0006】次にこれら生成されたA,A(否定値),
B,B(否定値)信号を組み合わせる。
【0007】まず、A(否定値),B(否定値)信号の
論理積をAND回路31で取り、出力端子1に出力す
る。同様に、A,B(否定値)信号の論理積をAND回
路32で取り、出力端子2に出力し、A(否定値),B
信号の論理積をAND回路33で取り、出力端子3に出
力し、A,B信号の論理積をAND回路34で取り、出
力端子4に出力する。この様にして、入力信号A,Bの
組み合わせにより、図4に示す様に、出力端子1〜4の
内1つだけが選択され、デコード信号[0,1,2,
3]を得ることができる。
【0008】ここで、前記説明では、2ビット(2入
力)4出力デコーダ回路について述べたが、nビット
(n入力)・2のn乗出力デコーダ回路についても、同
様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで従来のデコーダ
回路の信号波形図を図5に示す。
【0010】図5において分かるように、従来のデコー
ダ回路では、入力信号Aが“H”→“L”のレベルに変
化すると、インバータ回路21は遅延時間t1だけ入力
信号Aより遅れて“L”→“H”に変化する。ここでH
はHigh,LはLowの略である。さらにインバータ
回路22は、遅延時間t1だけインバータ回路21より
遅れて“H”→“L”に変化する。
【0011】ここでAND回路31と32についてみる
と、両者の1入力は、共にインバータ回路23の出力で
共通になっているので、AND回路31は、インバータ
回路21が“L”→“H”に変化後、“L”→“H”に
変化し、一方AND回路32はインバータ回路22が
“H”→“L”に変化した後“H”→“L”に変化す
る。ここでインバータ回路21と22の遅延分t1だ
け、共に“H”の区域ができてしまい、同時に2つのデ
コード信号が選択されてしまうという問題点があった。
ここで、遅延時間t1は、回路1段分の遅延時間を示
す。尚、出力端子1と3,出力端子2と4,出力端子3
と4にもそれぞれ同様の重複期間ができるという問題が
ある。
【0012】このようなデコーダ回路を有する逐次比較
型AD変換器の場合、入力されたアナログ値に対応する
デジタル値は、この2つのデコード信号が発生すること
により変換誤差が発生するという問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のデコーダ回路の
構成は、n個の入力を持つ2n 個の第1の論理回路を設
け、その中の1つの第1の論理回路の出力及びその第1
の論理回路に隣接する少なくとも1つの第1の論理回路
の反転出力をそれぞれ入力とする2n 個の第2の論理回
路の出力をデコーダ出力2n 個のデコード出力とするこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】ここで本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施の形態のデコーダ回
路のブロック図であり、図2は、このデコーダ回路にお
ける信号波形図である。
【0016】図1において、本実施の形態のデコーダ回
路は、入力端子1乃至nと、第1の論理回路としてのA
ND回路1乃至2n とインバータ回路1乃至2n+1 −2
と、第2の論理回路としてのAND回路1乃至2n と、
出力端子2n とを備えている。
【0017】入力端子1〜nの組み合わせでAND回路
11,12,13が順次選択されて出力は“H”になる
が、このとき、従来のデコーダ回路と同様にAND回路
11,12,13の出力は重複する帰還が発生する。こ
れを図中でtxと示す。
【0018】AND回路31は、AND回路11の出力
と、AND回路12の出力を入力とするインバータ回路
21の出力とを入力としている。
【0019】AND回路32は、AND回路12の出力
と、AND回路11の出力を入力とするインバータ回路
22の出力と、AND回路13の出力を入力とするイン
バータ回路23の出力を入力としている。
【0020】AND回路33は、AND回路13の出力
と、AND回路12の出力を入力とするインバータ回路
24の出力と、AND回路13に隣接するAND回路
(図示してない)の出力を入力とするインバータ回路2
5の出力を入力としている。
【0021】このようにnビットのデコーダ回路によれ
ば、最後のAND回路3(2n )は、AND回路1(2
n )の出力と、AND回路1(2n −1)の出力を入力
とするインバータ回路2(2n+1 −2)の出力とを入力
としている。すなわち、AND回路31,32,33乃
至3(2n )の入力は、隣り合うAND回路11,12
乃至3(2n )の反転出力を入力としている。
【0022】次にこの回路の動作を図2を参照して説明
する。
【0023】AND回路11の出力が、“L”→“H”
に変化後、“H”→“L”のレベルに変化し、AND回
路12の出力が、“L”→“H”に変化後、“H”→
“L”のレベルに変化し、AND回路13の出力が、
“L”→“H”に変化し、“H”→“L”のレベルに変
化する。ここでAND回路12の“H”の信号とAND
回路13の“H”の信号との間に重複期間txがある。
このときのAND回路32とAND回路33との間の出
力信号に注目する。AND回路13が“L”→“H”に
変化したとき、AND回路12の出力信号は“H”であ
るため、インバータ24の出力は“L”であり、この時
点では、AND回路33の出力は、“L”である。その
後、AND回路12が“H”→“L”のレベルに立ち下
がると、インバータ回路24は、そのAND回路12の
立ち下がりから遅延時間分txだけ遅延して“L”→
“H”に変化する。その時点で、AND回路33の出力
信号は“L”→“H”に変化する。したがって、AND
回路32の立ち下がりとAND回路33との立ち上がり
は、常にインバータ24による1段分の遅延時間t1だ
け遅れることになる。そのためAND回路32と33の
信号の重複は起こらない。なお、前記説明では、AND
回路11,12,13とAND回路31,32,33と
の関係について説明したが、同様にnビットのデコーダ
回路では、AND回路31,32,33乃至3(2n
の出力は、隣り合うAND回路11,12乃至3(2
n )の反転出力を入力としているため、隣接するAND
回路の出力は常にインバータ24による1段分の遅延時
間txだけ互いにずれるので隣り合うデコード信号の重
複は起こらない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、隣り合うデコード
信号が同時に“H”になることを防止することができ、
特に、逐次比較型AD変換器に本発明のデコーダを使用
した場合には、正確なデコードを行うことができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のデコーダ回路を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の回路の信号波形図である。
【図3】従来のデコーダ回路のブロック図である。
【図4】図3の回路の真理値表を示す図である。
【図5】図3の回路の信号波形図である。
【符号の説明】
11,12〜1(2n ) AND回路 21,22,23〜2(2n+1 −2) インバータ回路 31,32,33〜3(2n ) AND回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n個の入力端子を有する2n 個の第1の論
    理回路を設け、その中の1つの第1の論理回路の出力及
    び該第1の論理回路に隣接する少なくとも1つの第1の
    論理回路の反転出力をそれぞれ入力とする2n 個の第2
    の論理回路の出力をデコーダ出力2n 個のデコード出力
    とすることを特徴とするnビットのデコーダ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の論理回路及び前記第2の論理
    回路が、いずれもAND回路である請求項1に記載のデ
    コーダ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の論理回路に隣接する第1の論
    理回路は2つである請求項1に記載のデコーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の論理回路に入力される2つの
    反転出力が、前記第2の論理回路と接続された第1の論
    理回路に隣接する2つの第1の論理回路の出力端に入力
    端がそれぞれ接続された2つのインバータ回路によって
    出力されることを特徴とする請求項1記載のデコーダ回
    路。
  5. 【請求項5】 前記第2の論理回路の信号の立ち上がり
    が、前記インバータ回路によって前記第1の論理回路の
    信号の立ち下がりより所定時間遅延することを特徴とす
    る請求項4に記載のデコーダ装置。
JP21934197A 1997-08-14 1997-08-14 デコーダ回路 Pending JPH1168551A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082142A1 (ja) * 2003-03-13 2004-09-23 Fujitsu Limited 論理回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082142A1 (ja) * 2003-03-13 2004-09-23 Fujitsu Limited 論理回路
US7190204B2 (en) 2003-03-13 2007-03-13 Fujitsu Limited Logical circuit
US7330062B2 (en) 2003-03-13 2008-02-12 Fujitsu Limited Input/output logical circuit

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