JPH1167933A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1167933A
JPH1167933A JP9224849A JP22484997A JPH1167933A JP H1167933 A JPH1167933 A JP H1167933A JP 9224849 A JP9224849 A JP 9224849A JP 22484997 A JP22484997 A JP 22484997A JP H1167933 A JPH1167933 A JP H1167933A
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etching
layer
film
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Shinji Sugaya
慎二 菅谷
Yasunobu Torii
泰伸 鳥居
Masafumi Nakaishi
雅文 中石
Hajime Wada
一 和田
Daisuke Komada
大輔 駒田
Tatsuichiro Maki
達一郎 牧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の製造方法に関し、エッチングに
よるしみ込み部を発生させることなく相互接続配線層を
形成して、半導体装置の信頼性を向上する。 【解決手段】 サリサイド法によるシリサイド層8の形
成後で、且つ、シリサイド層8を接続するための導電体
膜の堆積前に全面に第3の絶縁膜を堆積し、異方性エッ
チングを施すことによって、少なくとも配線層3,4及
び第2の絶縁膜5の側部に側壁サイドウォールスペーサ
6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関するものであり、特に、高集積度のSRAM(ス
タティック・ランダム・アクセス・メモリ)セルを含む
半導体装置等におけるローカル配線構造を形成する際の
不所望なエッチング部の発生を防止する方法に特徴のあ
る半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、システムオンチップ化の要請に伴
い、高集積度のSRAMマクロセルを集積化したロジッ
クデバイス技術が要求されており、このため、ローカル
配線を用いてSRAMセルに特有なクロスカップル接続
を立体的に行い、高密度化を図る技術が提供されてい
る。なお、ローカル配線とは、通常の配線とは異なり、
抵抗値が高かったり、或いは、配置の自由度に制限があ
ったりする配線を意味するものである。
【0003】ここで、図9を参照して、従来のローカル
配線の形成工程を説明する(必要ならば、例えば、特開
平6−27146号公報参照)。 図9(a)参照 まず、p型Si基板51の所定領域にパッド膜を介して
窒化膜パターン(図示せず)を設け、選択酸化すること
によって、素子分離用酸化膜52を形成し、次いで、窒
化膜パターン及びパッド酸化膜を除去したのち、熱酸化
によってp型Si基板51の露出面にゲート酸化膜53
を形成し、次いで、全面に、ノン・ドープの多結晶Si
層を堆積させたのち、イオン注入によって多結晶Si層
にP(リン)をドープする。
【0004】次いで、CVD法によって酸化膜を堆積さ
せたのち、後のサリサイド工程において自己整合的にシ
リサイド層を形成する部分の近傍に、例えば、素子分離
用酸化膜52の上に配置する配線層上に部分的に酸化膜
54が残存するようにエッチングする。
【0005】次いで、多結晶Siゲート電極55及び多
結晶Si配線層56をエッチングにより形成したのち、
Asイオンをイオン注入することによって多結晶Siゲ
ート電極55に自己整合するn+ 型ソース・ドレイン引
出領域57を形成する。
【0006】次いで、全面にCVD法によりSiO2
を堆積させ、RIE(反応性イオンエッチング)により
異方性エッチングすることによって、多結晶Siゲート
電極55や多結晶Si配線層56等の凸部の側壁にサイ
ドウォール58を形成したのち、再び、Asイオンを注
入することによって、n+ 型ソース・ドレイン領域59
を形成する。なお、同時に形成されるn+ 型領域60は
隣接するIGFETのソース・ドレイン領域或いは拡散
配線層である。
【0007】次いで、全面にCo(コバルト)膜を堆積
させ、アニール処理を施すことによって、多結晶Siゲ
ート電極55、多結晶Si配線層56、及び、p型Si
基板51の露出表面にCoSi2 からなるシリサイド層
61,62,63,64を形成し、未反応のCo層を選
択的エッチングにより除去する。
【0008】図9(b)参照 次いで、全面にTi膜及びTiN膜を順次堆積させてT
i/TiN膜65とし、レジストマスク66をマスクと
して、CF4 +BCl3 を原料ガスとしたRIEによっ
てTi/TiN膜65をエッチングすることによってロ
ーカル配線が形成される。
【0009】この様な工程でローカル配線を形成してい
るため、従来のローカル配線形成技術においては、ゲー
ト電極の高さ分以上の段差での微細なパターンの加工
と、配線層と下地層とのエッチングの高選択性を同時に
実現する必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図10(a)参照 しかし、従来のローカル配線の形成工程においては、ゲ
ート電極等に伴う段差が高いために、Ti/TiN膜か
らなるエッチング残渣68が発生するという問題があ
り、エッチング残渣68に伴う不所望な短絡等を防止す
るためにエッチング残渣68をオーバーエッチングで除
去する必要がある。
【0011】図10(b)参照 しかし、エッチング残渣68を完全に除去しようとして
オーバーエッチングを十分にかけると、多結晶Si配線
層56に設けたシリサイド層63の周辺端部、或いは、
p型Si基板51に設けたシリサイド層62,64の周
辺端部にエッチングによるしみ込み部69が形成され、
このしみ込み部69がリーク電流等の原因となるという
問題がある。
【0012】これは、オーバーエッチングに伴って、サ
イドウォール58を構成する酸化膜が後退してp型Si
基板51や多結晶Si配線層56が露出し、この露出部
分がエッチングされたり、或いは、サイドウォール58
形成のためのSiO2 膜の堆積工程において、表面にサ
ブオキサイドが形成され、サイドウォール58の端部近
傍においてこのサブオキサイドが存在したままシリサイ
ド化が行われ、この部分でシリサイド化が不均一になる
ため、オーバーエッチング工程でシリサイド層が後退
し、p型Si基板51等が露出するためである。
【0013】したがって、本発明は、エッチングによる
しみ込み部を発生させることなく相互接続配線層を形成
して、半導体装置の信頼性を向上することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)及び(b)参照 (1)本発明は、半導体基板1上に、第1の絶縁膜2を
介してシリコン層を堆積させたのち、シリコン層上の一
部に第2の絶縁膜5を設け、この第2の絶縁膜5を設け
た領域を含むようにエッチングして配線層3,4を形成
し、少なくとも第2の絶縁膜5を設けた領域の近傍の配
線層4の表面に自己整合的にシリサイド層8を形成した
のち、導電体膜を堆積させ、次いで、シリサイド層8及
び第2の絶縁膜5に対して選択性のあるエッチング手段
により導電体膜をエッチングすることにより異なった領
域のシリサイド層8間を接続する相互接続配線層10を
形成する半導体装置の製造方法において、シリサイド層
8の形成後で、且つ、導電体膜の堆積前に全面に第3の
絶縁膜を堆積し、異方性エッチングを施すことによっ
て、少なくとも配線層3,4及び第2の絶縁膜5の側部
に側壁サイドウォールスペーサ6を形成することを特徴
とする。
【0015】この様に、SRAMのクロスカップル接続
配線等の相互接続配線層10、特に、立体的な相互接続
配線層10を形成する際に、予め配線層3,4の側壁に
側壁サイドウォールスペーサ6を設けておくことによっ
て、側壁がなだらかになるのでエッチング残渣が発生す
ることがなく、また、エッチング残渣を除去するために
オーバーエッチングしたとしても、シリサイド層8の周
辺端部は側壁サイドウォールスペーサ6で覆われてお
り、それによってシリサイド層8の周辺端部にエッチン
グガス或いはエッチング液がしみ込んでしみ込み部が形
成されることがなく、半導体装置の特性,信頼性が向上
する。なお、この場合のシリコン層とは、多結晶シリコ
ン層、微結晶シリコン層、アモルファスシリコン層、或
いは、単結晶シリコン層を意味する。
【0016】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、第1の絶縁膜2は少なくとも素子分離用絶縁膜を含
んでおり、第2の絶縁膜5を設けた配線層4が素子分離
用絶縁膜上に配置されていることを特徴とする。
【0017】この様な側壁サイドウォールスペーサ6
は、段差の大きな素子分離用絶縁膜上に配置された配線
層4に対して立体的に相互接続配線層を形成する際に、
特に有効である。
【0018】(3)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、配線層3,4がスタティック・ランダ
ム・アクセス・メモリを構成するトランジスタのゲート
電極及びゲート電極の延長部を構成する配線層3,4で
あると共に、相互接続配線層10が、シリサイド層8の
形成工程においてトランジスタのソース・ドレイン領域
7の表面に自己整合的に形成されたシリサイド層8と、
第2の絶縁膜5を設けた配線層4に形成したシリサイド
層8とを接続するものであることを特徴とする。
【0019】この様な工程は、特に微細化の要求されて
いるSRAMに立体的なローカル配線を形成する際に、
特に有効であり、それによって、製造歩留りを向上する
ことができる。
【0020】(4)また、本発明は、上記(1)乃至
(3)のいずれかにおいて、シリサイド層8を形成する
前に、配線層3,4の側壁に予めサイドウォールを設け
ておくことを特徴とする。
【0021】この様に、シリサイド層8をサリサイド工
程によって自己整合的に形成するためには、シリサイド
層8を形成する前に、配線層3,4の側壁に予めサイド
ウォールを設けておくことが必要になる。
【0022】(5)また、本発明は、上記(1)乃至
(4)のいずれかにおいて、第3の絶縁膜の厚さが、1
0nm以上であることを特徴とする。
【0023】この様に、第3の絶縁膜の厚さとしては、
しみ込み部の発生を防止するための最低限の厚さの側壁
サイドウォールスペーサ6を形成するためには、10n
m以上であることが必要であり、また、10nmはLT
CVD法(低温化学気相成長法)によって実用レベルで
成膜できる最低の膜厚でもある。
【0024】(6)また、本発明は、上記(5)におい
て、第3の絶縁膜を、750℃以下の温度で堆積するこ
とを特徴とする。
【0025】第3の絶縁膜は、シリサイド層8の形成後
に堆積させるものであるので、第3の絶縁膜の堆積温度
はシリサイド層8の耐熱限界から決められるものであ
り、特に、CoSi2 の場合には、750℃以下とする
ことが望ましい。
【0026】(7)また、本発明は、上記(1)乃至
(6)のいずれかにおいて、側壁サイドウォールスペー
サ6の形成後に、第3の絶縁膜と同じエッチング特性を
有する薄い絶縁膜を堆積させ、導電体膜を堆積する前
に、相互接続配線層10を形成する領域の薄い絶縁膜を
選択的に除去することを特徴とする。
【0027】この様に、薄い絶縁膜によって相互接続配
線層10を形成する領域以外の領域を覆っておくことに
より、導電体膜のエッチング工程において、コンタクト
用のビアホール等を形成する領域のアライメントマージ
ンを含む範囲において、素子分離用絶縁膜の端部等が露
出することがなく、したがって、ビアホールにプラグを
形成した際に、短絡等が発生することがない。
【0028】(8)また、本発明は、上記(1)乃至
(6)のいずれかにおいて、側壁サイドウォールスペー
サ6を形成する際に、第3の絶縁膜が全面に薄く残存す
るように異方性エッチングを施し、導電体膜を堆積する
前に、相互接続配線層10を形成する領域に残存する薄
い絶縁膜を選択的に除去することを特徴とする。
【0029】この様な薄い絶縁膜は、側壁サイドウォー
ルスペーサ6を形成する際のエッチング条件を制御する
ことによって、側壁サイドウォールスペーサ6と一体に
形成しても良いものである。
【0030】(9)また、本発明は、上記(7)または
(8)において、薄い絶縁膜を除去するために用いる露
光用マスクと、導電体膜をエッチングするために用いる
露光用マスクとして同一のパターンの露光用マスクを用
いることを特徴とする。
【0031】この様に、ネガ型レジストとポジ型レジス
トとを使い分けることによって、薄い絶縁膜を除去する
ために用いる露光用マスクと、導電体膜をエッチングす
るために用いる露光用マスクとして同一のパターンの露
光用マスク、通常は同一の露光用マスクを用いることが
でき、それによって必要とするマスク数を減らすことが
できるので、製造コストを低減することができる。
【0032】(10)また、本発明は、上記(9)にお
いて、導電体膜をエッチングするために用いたエッチン
グ用マスクを残存させた状態で、残存する薄い酸化膜を
除去することを特徴とする。
【0033】この様に、導電体膜をエッチングするため
に用いたエッチング用マスクをそのまま用いることによ
って、導電体膜のエッチング後に不要になった薄い酸化
膜を新たなマスクを用いることなく除去することができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】ここで、図2及び図3を参照し
て、本発明の第1の実施の形態の製造工程を説明する。 図2(a)参照 まず、p型Si基板11の所定領域にパッド膜を介して
窒化膜パターン(図示せず)を設け、選択酸化すること
によって、厚さが、例えば、250nmの素子分離用酸
化膜12を形成し、次いで、窒化膜パターン及びパッド
酸化膜を除去したのち、熱酸化によってp型Si基板1
1の露出面に厚さ5nmゲート酸化膜13を形成し、次
いで、全面に、厚さ、10〜400nm、例えば、18
0nmのノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたの
ち、イオン注入によって多結晶Si層にPをドープす
る。
【0035】次いで、CVD法によって厚さ、10〜2
00nm、例えば、80nmの酸化膜を堆積させたの
ち、後のサリサイド工程において自己整合的にシリサイ
ド層を形成する部分の近傍に、例えば、素子分離用酸化
膜12の上に配置する配線層上に部分的に酸化膜14が
残存するようにエッチングする。
【0036】次いで、多結晶Siゲート電極15及び多
結晶Si配線層16をエッチングにより形成したのち、
Asイオンをイオン注入することによって多結晶Siゲ
ート電極15に自己整合し、不純物濃度が1.0×10
19〜1.0×1021cm-3、例えば、3.0×1019
-3のn+ 型ソース・ドレイン引出領域17を形成す
る。
【0037】次いで、全面にCVD法により厚さ10〜
200nm、例えば、100nmの酸化膜を堆積させ、
RIEにより異方性エッチングすることによって、多結
晶Siゲート電極15や多結晶Si配線層16等の凸部
の側壁にサイドウォール18を形成したのち、再び、A
sイオンを注入することによって、不純物濃度が1.0
×1020〜1.0×1022cm-3、例えば、3.0×1
20cm-3のn+ 型ソース・ドレイン領域19を形成す
る。なお、同時に形成されるn+ 型領域20は隣接する
IGFETのソース・ドレイン領域或いは拡散配線層で
ある。
【0038】次いで、全面にCo膜を堆積させ、アルゴ
ン雰囲気中でアニール処理(RTA:Rapid Th
ermal Annealing)を施すことによっ
て、多結晶Siゲート電極15、多結晶Si配線層1
6、及び、p型Si基板11の露出表面にCoSi2
らなるシリサイド層21,22,23,24を形成し、
未反応のCo層を選択的エッチングにより除去する。
【0039】図2(b)参照 次いで、LTCVD法を用いて、750℃以下、例え
ば、390℃の温度において、全面に厚さ10nm以
上、例えば、100nmの酸化膜を堆積させ、異方性エ
ッチングを施すことによって、各サイドウォール18の
側部に側壁サイドウォールスペーサ層となるサイドウォ
ール25を形成して、シリサイド層21〜24の周辺端
部を覆う。
【0040】図3(c)及び(d)参照 次いで、全面に厚さ3〜100nm、例えば、10nm
のTi膜及び厚さ3〜200nm、例えば、20nmの
TiN膜からなるTi/TiN膜26を順次堆積させた
のち、レジストマスク27をマスクとして、CF4 +B
Cl3 を原料ガスとしたRIEによってTi/TiN膜
26をエッチングすることによって、ローカル配線28
を形成する。
【0041】この様に、本発明の第1の実施の形態にお
いては、各サイドウォール18の側部に側壁サイドウォ
ールスペーサ層となるサイドウォール25を設けている
ので、多結晶Siゲート電極15及び多結晶Si配線層
16の側壁がなだらかになり、Ti/TiN膜26のエ
ッチングに伴って、多結晶Siゲート電極15及び多結
晶Si配線層16の側部にエッチング残渣が生ずること
がない。
【0042】また、エッチング残渣が生じ、このエッチ
ング残渣を除去するためにオーバーエッチングを施した
場合、シリサイド層21〜24の周辺端部はサイドウォ
ール25で覆われているので、このシリサイド層21〜
24の周辺端部が露出して異常エッチングによるしみ込
み部29はあまり発生することがない。
【0043】しかし、この第1の実施の形態の製造工程
では、ローカル配線28を設けない領域の素子分離用酸
化膜12の端部はサイドウォール25等で覆われる量
が、多結晶Siゲート電極15及び多結晶Si配線層1
6の側部に比べて少ないので、しみ込み部29が発生す
ることがあり、この領域にコンタクト電極或いはプラグ
を設けない場合には問題がないが、この部分にコンタク
ト電極或いはプラグを設けた場合には問題が発生する。
【0044】図4参照 即ち、しみ込み部29の発生した領域にプラグを設ける
場合、層間絶縁膜30を設けたのち、ビアホール31を
形成し、次いで、このビアホール31内に、Ti膜及び
TiN膜からなるグルーレイヤメタル32を薄く堆積さ
せたのち、Wを埋め込み、Wプラグ33を形成し、その
上に、Wプラグ33と接続する配線層34を形成するこ
とになる。
【0045】この場合、しみ込み部29がp型Si基板
11に達する程度に深く形成されていると、グルーレイ
ヤメタル32はp型Si基板11と接することになり、
+型領域20とp型Si基板11とが短絡し、リーク
電流が流れることになる。
【0046】したがって、素子分離用酸化膜12の周辺
にコンタクト電極或いはプラグを設ける場合には、ロー
カル配線28を形成する際に、当該箇所を予め被覆して
おく必要がある。なお、コンタクト電極或いはプラグを
形成する領域とは、アライメントマージンを含む範囲を
意味する。
【0047】次に、図5及び図6を参照して、本発明の
第2の実施の形態の製造工程を説明するが、サリサイド
工程までは、上記の第1の実施の形態と同様である。 図5(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と同様に、p型Si基板
11の所定領域にパッド膜を介して窒化膜パターン(図
示せず)を設け、選択酸化することによって、厚さが、
例えば、250nmの素子分離用酸化膜12を形成し、
次いで、窒化膜パターン及びパッド酸化膜を除去したの
ち、熱酸化によってp型Si基板11の露出面に厚さ5
nmゲート酸化膜13を形成し、次いで、全面に、厚
さ、10〜400nm、例えば、180nmのノン・ド
ープの多結晶Si層を堆積させたのち、イオン注入によ
って多結晶Si層にPをドープする。
【0048】次いで、CVD法によって厚さ、10〜2
00nm、例えば、80nmの酸化膜を堆積させたの
ち、後のサリサイド工程において自己整合的にシリサイ
ド層を形成する部分の近傍に、例えば、素子分離用酸化
膜12の上に配置する配線層上に部分的に酸化膜14が
残存するようにエッチングする。
【0049】次いで、多結晶Siゲート電極15及び多
結晶Si配線層16をエッチングにより形成したのち、
Asイオンをイオン注入することによって多結晶Siゲ
ート電極15に自己整合し、不純物濃度が1.0×10
19〜1.0×1021cm-3、例えば、3.0×1019
-3のn+ 型ソース・ドレイン引出領域17を形成す
る。
【0050】次いで、全面にCVD法により厚さ10〜
200nm、例えば、100nmの酸化膜を堆積させ、
RIEにより異方性エッチングすることによって、多結
晶Siゲート電極15や多結晶Si配線層16等の凸部
の側壁にサイドウォール18を形成したのち、再び、A
sイオンを注入することによって、不純物濃度が1.0
×1020〜1.0×1022cm-3、例えば、3.0×1
20cm-3のn+ 型ソース・ドレイン領域19を形成す
る。なお、同時に形成されるn+ 型領域20は隣接する
IGFETのソース・ドレイン領域或いは拡散配線層で
ある。
【0051】次いで、全面にCo膜を堆積させ、アルゴ
ン雰囲気中でアニール処理(RTA:Rapid Th
ermal Annealing)を施すことによっ
て、多結晶Siゲート電極15、多結晶Si配線層1
6、及び、p型Si基板11の露出表面にCoSi2
らなるシリサイド層21,22,23,24を形成し、
未反応のCo層を選択的エッチングにより除去する。
【0052】次いで、LTCVD法を用いて、750℃
以下、例えば、390℃の温度において、全面に厚さ1
0nm以上、例えば、100nmの酸化膜を堆積させ、
異方性エッチングを施すことによって、各サイドウォー
ル18の側部に側壁サイドウォールスペーサ層となるサ
イドウォール25を形成して、シリサイド層21〜24
の周辺端部を覆う。
【0053】次いで、同じく、LTCVD法を用いて、
750℃以下、例えば、390℃の温度において、全面
に厚さ10nm〜90nm、例えば、25nmの薄い酸
化膜35を堆積させる。
【0054】図5(b)参照 次いで、ローカル配線パターンに対応した開口部を設け
たレジストマスク36を設け、CHF3 によりドライ・
エッチングすることによって、露出する薄い酸化膜35
を選択的に除去する。
【0055】図6(c)参照 次いで、レジストマスク36を除去したのち、全面に厚
さ3〜100nm、例えば、10nmのTi膜及び厚さ
3〜200nm、例えば、20nmのTiN膜からなる
Ti/TiN膜26を順次堆積させたのち、レジストマ
スク36の反転パターンからなるレジストマスク37を
設ける。
【0056】この様なレジストマスク37は、レジスト
マスク36を形成する際に用いた露光用マスクを用い
て、ネガ型レジストとポジ型レジストを使い分けること
によって形成することができ、それによって、必要とす
る露光用マスク数を減らすことができる。
【0057】図6(d)参照 次いで、CF4 +BCl3 を原料ガスとしたRIEによ
ってTi/TiN膜26をエッチングすることによって
ローカル配線28を形成したのち、レジストマスク27
を残存させた状態で、CHF3 を原料ガスとしたRIE
によって露出している薄い酸化膜35を除去する。
【0058】なお、実際には、薄い酸化膜35は、Ti
/TiN膜26のエッチング工程において、Ti/Ti
N膜26と共にほとんど除去されるので、必ずしもCH
3を原料ガスとしたRIE工程は必要ではない。
【0059】この様に、本発明の第2の実施の形態にお
いては、側壁サイドウォールスペーサ層となるサイドウ
ォール25の上に薄い酸化膜35を設けているので、ロ
ーカル配線28を設けない側の素子分離用酸化膜12の
端部が薄い酸化膜35で覆われ、エッチング工程におい
て端部が保護されるので、しみ込み部29が発生するこ
とがなく、信頼性がより高まる。
【0060】次に、図7及び図8を参照して、本発明の
第3の実施の形態の製造工程を説明するが、薄い酸化膜
の形成工程以外は、上記の第2の実施の形態と同様であ
る。 図7(a)参照 まず、上記の第2の実施の形態と同様に、p型Si基板
11の所定領域にパッド膜を介して窒化膜パターン(図
示せず)を設け、選択酸化することによって、厚さが、
例えば、250nmの素子分離用酸化膜12を形成し、
次いで、窒化膜パターン及びパッド酸化膜を除去したの
ち、熱酸化によってp型Si基板11の露出面に厚さ5
nmゲート酸化膜13を形成し、次いで、全面に、厚
さ、10〜400nm、例えば、180nmのノン・ド
ープの多結晶Si層を堆積させたのち、イオン注入によ
って多結晶Si層にPをドープする。
【0061】次いで、CVD法によって厚さ、10〜2
00nm、例えば、80nmの酸化膜を堆積させたの
ち、後のサリサイド工程において自己整合的にシリサイ
ド層を形成する部分の近傍に、例えば、素子分離用酸化
膜12の上に配置する配線層上に部分的に酸化膜14が
残存するようにエッチングする。
【0062】次いで、多結晶Siゲート電極15及び多
結晶Si配線層16をエッチングにより形成したのち、
Asイオンをイオン注入することによって多結晶Siゲ
ート電極15に自己整合し、不純物濃度が1.0×10
19〜1.0×1021cm-3、例えば、3.0×1019
-3のn+ 型ソース・ドレイン引出領域17を形成す
る。
【0063】次いで、全面にCVD法により厚さ10〜
200nm、例えば、100nmの酸化膜を堆積させ、
RIEにより異方性エッチングすることによって、多結
晶Siゲート電極15や多結晶Si配線層16等の凸部
の側壁にサイドウォール18を形成したのち、再び、A
sイオンを注入することによって、不純物濃度が1.0
×1020〜1.0×1022cm-3、例えば、3.0×1
20cm-3のn+ 型ソース・ドレイン領域19を形成す
る。なお、同時に形成されるn+ 型領域20は隣接する
IGFETのソース・ドレイン領域或いは拡散配線層で
ある。
【0064】次いで、全面にCo膜を堆積させ、アルゴ
ン雰囲気中でアニール処理(RTA:Rapid Th
ermal Annealing)を施すことによっ
て、多結晶Siゲート電極15、多結晶Si配線層1
6、及び、p型Si基板11の露出表面にCoSi2
らなるシリサイド層21,22,23,24を形成し、
未反応のCo層を選択的エッチングにより除去し、LT
CVD法を用いて、750℃以下、例えば、390℃の
温度において、全面に厚さ10nm以上、例えば、10
0nmの酸化膜38を堆積させる。
【0065】図7(b)参照 次いで、異方性エッチングを施すことによって、各サイ
ドウォール18の側部に側壁サイドウォールスペーサ層
となるサイドウォール状の酸化膜を形成してシリサイド
層21〜24の周辺端部を覆うと共に、サイドウォール
状の酸化膜の形成されない領域には、厚さ10〜90n
m、例えば、25nmの薄い酸化膜が形成されるように
異方性エッチングを途中で終了して側壁スペーサ層39
を形成する。
【0066】図8(c)参照 次いで、第2の実施の形態と同様に、ローカル配線パタ
ーンに対応した開口部を設けたレジストマスク40を設
け、CHF3 によりドライ・エッチングすることによっ
て、側壁スペーサ層39の露出部分である薄い酸化膜を
選択的に除去する。
【0067】図8(d)参照 次いで、レジストマスク40を除去したのち、全面に厚
さ3〜100nm、例えば、10nmのTi膜及び厚さ
3〜200nm、例えば、20nmのTiN膜からなる
Ti/TiN膜を順次堆積させたのち、レジストマスク
40の反転パターンからなるレジストマスク(図示せ
ず)を設け、CF4 +BCl3 を原料ガスとしたRIE
によってTi/TiN膜をエッチングすることによって
ローカル配線41を形成したのち、レジストマスクを残
存させた状態で、CHF3 を原料ガスとしたRIEによ
って露出している側壁スペーサ層39の薄い部分を除去
してサイドウォール42を形成する。
【0068】なお、この場合にも、実際には、側壁スペ
ーサ層39の薄い部分は、Ti/TiN膜のエッチング
工程において、Ti/TiN膜と共にほとんど除去され
るので、必ずしもCHF3 を原料ガスとしたRIE工程
は必要ではない。
【0069】この様に、本発明の第3の実施の形態にお
いては、素子分離用酸化膜12の端部を保護する薄い酸
化膜を、側壁サイドウォールスペーサ層となるサイドウ
ォールの形成工程で形成しているので、成膜工程を減ら
すことができ、したがって、スループットが向上する。
【0070】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は、上記の実施の形態に限られるものでは
なく、例えば、実施の形態においては本発明の典型的適
用例としてSRAMのローカル配線の製造工程を示して
いるが、本発明は、SRAMのローカル配線に限られる
ことなく、シリサイド電極間を接続する各種の半導体装
置における相互接続配線層の製造工程に適用されるもの
である。
【0071】また、シリサイド層は必ずしもコバルトシ
リサイド層(CoSi2 層)に限られるものでなく、他
のシリサイド、例えば、タングステンシリサイド、ニッ
ケルシリサイド、或いは、モリブデンシリサイド等であ
っても良い。
【0072】また、本発明の各実施の形態においては、
サイドウォール等をSiO2 等の酸化膜で形成している
が、必ずしも、SiO2 等の酸化膜である必要はなく、
例えば、SiON膜や窒化膜を用いても良いものであ
る。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、サリサイド技術を用い
て形成したシリサイド層を導電体層で相互接続する際
に、側壁サイドウォールスペーサを設けているので、シ
リサイド層の周囲にエッチングしみ込み部が発生するこ
とがなく、微細化の進む半導体装置、特に、SRAMを
搭載した半導体装置の信頼性及び製造歩留りを向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の製造工
程の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における問題点の説
明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の図5以降の製造工
程の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の図7以降の製造工
程の説明図である。
【図9】従来のローカル配線の形成工程の説明図であ
る。
【図10】従来のローカル配線の形成工程の問題点の説
明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 第1の絶縁膜 3 配線層 4 配線層 5 第2の絶縁膜 6 側壁サイドウォールスペーサ 7 ソース・ドレイン領域 8 シリサイド層 9 導電体膜 10 相互接続配線層 11 p型Si基板 12 素子分離用酸化膜 13 ゲート酸化膜 14 酸化膜 15 多結晶Siゲート電極 16 多結晶Si配線層 17 n+ 型ソース・ドレイン引出領域 18 サイドウォール 19 n+ 型ソース・ドレイン領域 20 n+ 型領域 21 シリサイド層 22 シリサイド層 23 シリサイド層 24 シリサイド層 25 サイドウォール 26 Ti/TiN膜 27 レジストマスク 28 ローカル配線 29 しみ込み部 30 層間絶縁膜 31 ビアホール 32 グルーレイヤメタル 33 Wプラグ 34 配線層 35 酸化膜 36 レジストマスク 37 レジストマスク 38 酸化膜 39 側壁スペーサ層 40 レジストマスク 41 ローカル配線 42 サイドウォール 51 p型Si基板 52 素子分離用酸化膜 53 ゲート酸化膜 54 酸化膜 55 多結晶Siゲート電極 56 多結晶Si配線層 57 n+ 型ソース・ドレイン引出領域 58 サイドウォール 59 n+ 型ソース・ドレイン領域 60 n+ 型領域 61 シリサイド層 62 シリサイド層 63 シリサイド層 64 シリサイド層 65 Ti/TiN膜 66 レジストマスク 67 ローカル配線 68 エッチング残渣 69 しみ込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥居 泰伸 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 中石 雅文 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 和田 一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 駒田 大輔 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 牧 達一郎 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、第1の絶縁膜を介して
    シリコン層を堆積させたのち、前記シリコン層上の一部
    に第2の絶縁膜を設け、前記第2の絶縁膜を設けた領域
    を含むようにエッチングして配線層を形成し、少なくと
    も前記第2の絶縁膜を設けた領域の近傍の配線層の表面
    に自己整合的にシリサイド層を設けたのち、導電体膜を
    堆積させ、次いで、前記シリサイド層及び第2の絶縁膜
    に対して選択性のあるエッチング手段により前記導電体
    膜をエッチングすることにより異なった領域のシリサイ
    ド層間を接続する相互接続配線層を形成する半導体装置
    の製造方法において、前記シリサイド層の形成後で、且
    つ、前記導電体膜の堆積前に全面に第3の絶縁膜を堆積
    し、異方性エッチングを施すことによって、少なくとも
    前記配線層及び第2の絶縁膜の側部に側壁サイドウォー
    ルスペーサを形成することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の絶縁膜は少なくとも素子分離
    用絶縁膜を含んでおり、上記第2の絶縁膜を設けた配線
    層が前記素子分離用絶縁膜上に配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記配線層がスタティック・ランダム・
    アクセス・メモリを構成するトランジスタのゲート電極
    及びゲート電極の延長部を構成する配線層であると共
    に、上記相互接続配線層が上記シリサイド層の形成工程
    において前記トランジスタのソース・ドレイン領域の表
    面に自己整合的に形成されたシリサイド層と、上記第2
    の絶縁膜を設けた配線層に形成したシリサイド層とを接
    続するものであることを特徴とする請求項1または2に
    記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記シリサイド層を形成する前に、上記
    配線層の側壁に予めサイドウォールを設けておくことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記第3の絶縁膜の厚さが、10nm以
    上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記第3の絶縁膜を、750℃以下の温
    度で堆積することを特徴とする請求項5記載の半導体装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記側壁サイドウォールスペーサの形成
    後に、上記第3の絶縁膜と同じエッチング特性を有する
    薄い絶縁膜を堆積させ、上記導電体膜を堆積する前に、
    上記相互接続配線層を形成する領域の前記薄い絶縁膜を
    選択的に除去することを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記側壁サイドウォールスペーサを形成
    する際に、第3の絶縁膜が全面に薄く残存するように異
    方性エッチングを施し、上記導電体膜を堆積する前に、
    相互接続配線層を形成する領域に残存する前記薄い絶縁
    膜を選択的に除去することを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記薄い絶縁膜を除去するために用いる
    露光用マスクと、上記導電体膜をエッチングするために
    用いる露光用マスクとして、同一のパターンの露光用マ
    スクを用いることを特徴とする請求項7また8に記載の
    半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記導電体膜をエッチングするために
    用いたエッチング用マスクを残存させた状態で、残存す
    る上記薄い酸化膜を除去することを特徴とする請求項9
    記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011060989A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法

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