JP2000031291A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
する。 【解決手段】 シリコン基板1に素子分離2を形成した
後、薄い絶縁膜30と多結晶シリコン膜7からなるゲー
ト状構造を形成する。次に、シリコン窒化膜からなるサ
イドウォールスペーサ8およびソース・ドレイン領域9
を形成する。CVD法によって層間絶縁膜を形成した
後、CMPによって層間絶縁膜17の表面を平坦化し、
ゲート状構造7の上面を露出させる。ウェットエッチン
グ法によってゲート状構造7を除去し、層間絶縁膜17
内に溝12を形成する。ゲート絶縁膜を形成した後、ス
パッタ法によってTiNからなるバリアメタル膜を形成
し、CVD法によってタングステン膜を形成する。CM
P法によって層間絶縁膜17上のタングステン膜及びバ
リアメタル膜を除去するとともに、溝12内の金属の上
面を層間絶縁膜17の上面より低くする。こうして、溝
12内に金属ゲートを形成する。
Description
その製造方法に関する。
化を目的として、MOSFETのゲート電極の低抵抗化
が進められている。ゲート電極の材料としてタングステ
ン(W)などの低抵抗高融点金属を用いたMOS型電界
効果トランジスタ(MOSFET)が開発されつつあ
る。
高融点金属ゲート電極を有する型MOSFETの従来の
製造方法を説明する。
基板101上に素子分離102を形成した後、ゲート絶
縁膜103を介してTiN等の高融点金属化合物膜10
4、タングステン等の高融点金属膜105およびシリコ
ン窒化膜106からなる多層膜を基板101上の全面に
堆積する。次に、リソグラフィ技術およびエッチング技
術を用いて、この多層膜をパターニングすることによっ
て、上面がシリコン窒化膜106に覆われたゲート電極
107を形成する。ゲート電極107を注入マスクとし
て、Asイオン等の不純物イオンを比較的低いエネルギ
ーでシリコン基板101に注入した後、図20(b)に
示すように、ゲート電極107の側壁にシリコン酸化膜
(SiO2)からなるサイドウォールスペーサ108を
形成する。その後、ゲート電極107とサイドウォール
スペーサ108とを注入マスクとして、Asイオン等の
不純物イオンをシリコン基板1に注入し、ソース/ドレ
イン領域109として機能する不純物拡散層をゲート電
極107に対して自己整合的に形成する。この後、不純
物を活性化するための高温熱処理が実行される。
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRA
M)とを1つのチップに混載したLSIの開発が進めら
れている。CMOS/DRAM混載型LSIのゲート電
極の材料に低抵抗金属を用いると、高温熱処理工程等に
よって低抵抗金属がはがれるという問題や、ゲート絶縁
膜及び層間絶縁膜中へ金属または金属中の不純物が拡散
し、MOSFETの特性が劣化するという問題が生じ得
る。これらの問題を避けるためには、ゲート電極形成後
の熱処理の低温・短時間化や熱処理工程数の低減が必要
である。
極を形成する半導体装置の製造方法が特開平8−372
96号公報に開示されている。図21(a)から(e)
および図22(a)から(e)を参照しながら、この半
導体装置の製造方法を説明する。
離102が表面に形成されたp型シリコン基板101上
に、減圧化学的気相成長法(LP−CVD法)にを用い
てn型不純物であるリン(P)を高濃度に含有する第1
のフォスフォ・シリケート・ガラス(PSG)膜110
を堆積する。第1のPSG膜110の厚さは、約400
nmとする。次に、リソグラフィ技術用いて、図21
(b)に示すように、ゲート配線パターンを規定する開
口部を持つレジストパターン111を第1のPSG膜1
10上に形成する。この後、図21(c)に示すよう
に、リアクテイブ・イオン・エッチング(RIE)法に
よって第1のPSG膜110の一部を基板101の表面
に至るまでエッチングし、それによって第1のPSG膜
110中に溝112を形成した後、レジストパターン1
11を除去する。
PSG膜111よりもリン濃度(P濃度)の低い第2の
PSG膜113をLP−CVD法によって基板101の
全面に堆積した後、図21(e)に示すように、異方性
エッチング技術によって第2のPSG膜113を表面か
らエッチバックし、それによって溝112の内壁にPS
Gスペーサー114を形成する。
って溝112の底面に露出するシリコン基板101の表
面上にゲート絶縁膜103を形成した後、熱拡散法によ
って第1のPSG膜110およびPSGスペーサー11
4からシリコン基板101中にPを拡散させ、それによ
って図22(b)に示すソース/ドレイン領域109と
して機能する不純物拡散層を形成する。このとき、第1
のPSG膜110からの拡散によりソース/ドレイン領
域109のn+型部分が形成され、PSGスペーサー1
14からの拡散によりソース/ドレイン領域109のn
-型部分が形成される。熱拡散に必要な温度は、950
〜1000℃程度であると考えられる。
全面を覆うようにタングステン等からなる金属膜105
を堆積した後、図22(d)に示すように、化学機械研
磨法(CMP)によって金属膜105、第1のPSG膜
110及びPSGスペーサー114の上面を研磨し、平
坦化を実現するとともに、溝112内に埋め込まれた金
属膜105からゲート電極170を形成する。
PSG膜110および金属膜105上にレジストパター
ン120を形成する。レジストパターン120は、第1
のPSG膜110に形成するコンタクトホールを規定す
る開口部121を有している。この開口部121を介し
て、第1のPSG膜110の一部をエッチングすること
によって、ソース/ドレイン領域109に達するコンタ
クトホールが形成される。その後、不図示の配線が形成
され、配線はコンタクトホールを介してソース/ドレイ
ン領域109に接続される。こうして、金属ゲートを持
つMOSFETが作製される。
レイン領域109形成のための高温熱処理後に金属膜5
の堆積およびゲート電極170の形成を行っているた
め、金属ゲート電極170の剥がれなどの問題が生じに
くい利点がある。
(e)および図22(a)から(e)を参照しながら説
明した半導体装置の製造方法によれば、ゲート電極17
0の低抵抗化は実現できるが、ソース/ドレイン領域1
09に達するコンタクトホールを第1のPSG膜110
中に形成するとき、それらのコンタクトホールがゲート
電極170に達しないようにマスクアライメントを実行
する必要がある。ソース/ドレイン領域109のための
コンタクトホールがゲート電極170に達すると、ゲー
ト電極170とソース/ドレイン領域109とがショー
トしてしまうからである。このようなショートを防止す
るには、ゲート電極170から離れた位置にコンタクト
ホールを形成する必要があるため、ひとつのトランジス
タが占める面積が増加する。
成のための高温熱処理プロセス後に低抵抗材料からなる
ゲート電極を形成し、しかも、高集積化に適したコンタ
クト配置を可能にする半導体装置の製造方法を提供する
ことにある。
ゲート電極を有し、しかも高集積化に適した構造の半導
体装置を提供することにある。
の製造方法は、半導体領域と、前記半導体領域の上に位
置し、ゲート配線構造を規定するゲート状構造と、前記
ゲート状構造の側面に位置するサイドウォールスペーサ
と、前記半導体領域内に位置するソース/ドレイン領域
とを備えた疑似MOSトランジスタ構造を形成する工程
と、前記サイドウォールスペーサの材料とは異なる材料
から形成された層間絶縁膜で前記疑似MOS構造を完全
に覆う工程と、前記層間絶縁膜の上部を除去し、それに
よって前記ゲート状構造の上面を露出させる工程と、前
記ゲート状構造を選択的にエッチングし、前記サイドウ
ォールスペーサに挟まれた溝を形成する工程と、導電性
材料膜で前記溝の少なくとも一部分を埋め、前記導電性
材料膜からゲート配線を形成する工程と、前記層間絶縁
膜をエッチングするために使用するエッチャントに対し
てエッチングマスクとして機能する層を前記ゲート配線
上に設ける工程と、前記エッチャントを用いて、前記ソ
ース/ドレイン領域に達するコンタクトホールを前記層
間絶縁膜中に形成する工程とを包含する。
電性材料膜によって前記溝を完全に埋め込むように、前
記導電材料膜を前記層間絶縁膜上に成長させる工程と、
前記導電性材料膜のうち、前記層間絶縁膜の上面のレベ
ルよりも低い或るレベルよりも上に位置する不要部分を
除去し、前記導電性材料膜の一部を前記溝内部に残置さ
せる工程とを包含していることが好ましい。
に残置させる工程は、前記導電性材料膜の前記不要部分
を化学的機械研磨法を用いて除去する工程を含んでいて
もよい。
に残置させる工程は、前記導電性材料膜の前記不要部分
をエッチバック法を用いて除去する工程を含んでいても
よい。
成長法を用いて前記導電性材料膜を前記溝内に選択的に
成長させる工程を包含してもよい。
層を前記ゲート配線上に設ける工程は、前記エッチャン
トに対するエッチレートが前記層間絶縁膜よりも低い材
料からなる耐エッチング膜によって前記ゲート配線およ
び前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、前記耐エッチン
グ膜のうち、前記層間絶縁膜の上面のレベルよりも上に
位置する不要部分を除去し、前記耐エッチング膜の一部
を前記溝内部に残置させる工程とを包含していてもよ
い。
層を前記ゲート配線上に設ける工程は、前記エッチャン
トに対するエッチレートが前記層間絶縁膜よりも低い材
料からなる耐エッチング膜によって前記ゲート配線およ
び前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、リソグラフィ技
術およびエッチング技術を用いて前記耐エッチング膜を
パターニングし、それによって前記エッチングマスクと
して機能する前記層を形成する工程とを包含していても
よい。
る工程は、前記半導体領域の上に前記ゲート状構造を形
成する工程と、前記ゲート状構造の側面にサイドウォー
ルスペーサを形成する工程と、イオン注入技術を用いて
前記半導体領域内にソース/ドレイン領域を形成する工
程とを包含することが好ましい。
る工程は、前記ソース/ドレイン領域上にシリサイド層
を形成する工程を包含していてもよい。
る工程は、前記半導体領域内にソース/ドレイン領域を
覆うように金属膜を堆積する工程と、前記金属膜と前記
半導体領域との間でシリサイド化反応を引き起こし、そ
れによって前記シリサイド層を形成する工程と、前記金
属膜の未反応部分をエッチングする工程とを包含してい
てもよい。
サイド化反応を引き起こし、それによって前記シリサイ
ド層を形成する工程は、前記ゲート状構造上にもシリサ
イド層を形成してもよい。
形成する工程は、前記半導体領域上に絶縁膜を形成する
工程と、前記絶縁膜上に多結晶シリコン膜を堆積する工
程と、リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて
前記多結晶シリコン層および前記絶縁膜をパターニング
し、それによって配線状に加工する工程とを包含してい
てもよい。
形成する工程は、少なくともひとつのエッチャントに対
して前記層間絶縁膜および前記サイドウォールスペーサ
が示すエッチレートよりも大きなエッチレートを示す選
択エッチング膜で前記半導体領域を覆う工程と、リソグ
ラフィ技術およびエッチング技術を用いて前記選択エッ
チング膜をパターニングし、それによって配線状に加工
する工程とを包含していてもよい。
含有するシリコン酸化膜であってもよい。
であってもよい。
もよい。
いてもよい。
の底面および側面を覆うバリアメタル層を形成する工程
と、前記バリアメタル層上に金属層を形成する工程と、
を包含していることが好ましい。
ることが好ましい。
いてもよい。
ら形成されていることが好ましい。
体領域の表面が露出するまで、前記ゲート状構造をエッ
チングし、その後、前記ゲート配線を形成する前記工程
の前に、前記溝内で露出する前記半導体領域の表面上に
ゲート絶縁膜を形成する工程を更に含んでいてもよい。
形成する工程は、前記半導体領域の表面にゲート絶縁膜
を形成する工程を含んでいてもよい。
ト絶縁膜の表面が露出するまで、前記ゲート状構造をエ
ッチングすることが好ましい。
形成する工程は、前記半導体領域の表面にゲート絶縁層
を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にバリアメタル
層を形成する工程と、リソグラフィ技術およびエッチン
グ技術を用いて少なくとも前記バリアメタル膜をパター
ニングし、それによって配線状に加工する工程と、を包
含してもよい。
アメタル膜の表面が露出するまで、前記ゲート状構造を
エッチングすることが好ましい。
長法によって、前記溝内の前記バリアメタル層上に前記
導電材料膜を成長させてもよい。
と、前記半導体領域の表面に形成されたソース/域およ
びドレイン領域と、前記半導体領域の表面に形成され、
前記ソース/域と前記ドレイン領域との間に位置するチ
ャネル領域と、前記半導体領域を覆う層間絶縁膜と、前
記層間絶縁膜中に形成され、前記チャネル領域を含む領
域上に形成された溝と、前記層間絶縁膜の前記溝の底面
に位置するゲート絶縁膜と、前記溝内に形成れさたゲー
ト電極と、前記ゲート電極の側面に形成された絶縁性サ
イドウォールスペーサとを備えており、前記ゲート電極
は、前記ゲート絶縁膜上および前記溝の側面上に設けら
れたバリアメタル層と、前記バリアメタル層に囲まれた
導電層とを有しており、前記層間絶縁膜をエッチングす
るために使用するエッチャントに対してエッチングマス
クとして機能する層を前記ゲート配線上に備えている。
形成されており、前記コンタクトホール内の一部は、前
記絶縁性サイドウォールスペーサまたは前記エッチング
マスクとして機能する前記層に占められていることが好
ましい。
装置の製造方法は、p型MOSトランジスタのためのn
型半導体領域およびn型MOSトランジスタのためのp
型半導体領域と、前記n型半導体領域の上に位置し、ゲ
ート配線構造を規定する第1ゲート状構造と、前記p型
半導体領域の上に位置し、ゲート配線構造を規定する第
2ゲート状構造と、前記第1および第2ゲート状構造の
側面に位置するサイドウォールスペーサと、前記各半導
体領域内に位置するソース/ドレイン領域とを備えた疑
似MOSトランジスタ構造を形成する工程と、前記サイ
ドウォールスペーサの材料とは異なる材料から形成され
た層間絶縁膜で前記疑似MOSトランジスタ構造を完全
に覆う工程と、前記層間絶縁膜の上部を除去し、それに
よって前記第1および第2ゲート状構造の上面を露出さ
せる工程と、前記第1および第2ゲート状構造を選択的
にエッチングし、前記サイドウォールスペーサに挟まれ
た複数の溝を形成する工程と、 導電性材料膜で前記複
数の溝の各々の少なくとも一部分を埋め、ゲート配線を
形成する工程と、前記層間絶縁膜をエッチングするため
に使用するエッチャントに対してエッチングマスクとし
て機能する層を前記ゲート配線上に設ける工程と、前記
エッチャントを用いて、前記ソース/ドレイン領域に達
するコンタクトホールを前記層間絶縁膜中に形成する工
程と、を包含し、前記疑似MOSトランジスタ構造を形
成する工程は、前記各半導体領域の上にゲート絶縁膜を
形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に半導体薄膜を形
成する工程と、n型不純物がドープされた第1ドーパン
ト源を前記半導体薄膜の第1領域上に形成し、p型不純
物がドープされた第2ドーパントを前記半導体薄膜の第
2領域上に形成する工程と、前記第1および第2ドーパ
ント源ならびに前記半導体薄膜をパターニングすること
によって、前記第1ドーパント源の一部を含む第1ゲー
ト状構造を形成するとともに、前記第2ドーパント源の
一部を含む第2ゲート状構造を形成する工程とを包含し
ており、前記ゲート配線を形成する工程は、前記第1ド
ーパント源からn型不純物がドープされた前記半導体薄
膜の一部および前記導電性材料膜の一部からn型MOS
トランジスタのためのゲート配線を形成し、前記第2ド
ーパント源からp型不純物がドープされた前記半導体薄
膜の一部および前記導電性材料膜の他の一部からp型M
OSトランジスタのためのゲート配線を形成する。
成長法を用いて前記導電性材料膜を前記溝内に選択的に
成長させる工程を包含していていもよい。
層を前記ゲート配線上に設ける工程は、前記エッチャン
トに対するエッチレートが前記層間絶縁膜よりも低い材
料からなる耐エッチング膜によって前記ゲート配線およ
び前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、前記耐エッチン
グ膜のうち、前記層間絶縁膜の上面のレベルよりも上に
位置する不要部分を除去し、前記耐エッチング膜の一部
を前記溝内部に残置させる工程と、を包含していてもよ
い。
層を前記ゲート配線上に設ける工程は、前記エッチャン
トに対するエッチレートが前記層間絶縁膜よりも低い材
料からなる耐エッチング膜によって前記ゲート配線およ
び前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、リソグラフィ技
術およびエッチング技術を用いて前記耐エッチング膜を
パターニングし、それによって前記エッチングマスクと
して機能する前記層を形成する工程とを包含していても
よい。
導体装置置p型MOSトランジスタのためのn型半導体
領域と、n型MOSトランジスタのためのp型半導体領
域と、前記各半導体領域の表面に形成されたソース領域
およびドレイン領域と、前記各半導体領域の表面に形成
され、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に位置
するチャネル領域と、前記各半導体領域を覆う層間絶縁
膜と、前記層間絶縁膜中に形成され、前記チャネル領域
を含む領域上に形成された溝と、前記層間絶縁膜の前記
溝の底面に位置するゲート絶縁膜と、前記溝内に形成れ
さたゲート電極と、前記ゲート電極の側面に形成された
絶縁性サイドウォールスペーサとを備えており、前記ゲ
ート電極は、前記ゲート絶縁膜上に設けられた半導体層
と、前記半導体層上に設けられた導電層とを有してお
り、前記層間絶縁膜をエッチングするために使用するエ
ッチャントに対してエッチングマスクとして機能する層
を前記ゲート配線上に備えている。
ゲート電極に含まれる前記半導体層にはp型不純物がド
ープされ、前記n型MOSトランジスタのための前記ゲ
ート電極に含まれる前記半導体層にはn型不純物がドー
プされていてもよい。
形成されており、前記コンタクトホール内の一部は、前
記絶縁性サイドウォールスペーサまたは前記エッチング
マスクとして機能する前記層に占められていてもよい。
による半導体装置およびその製造方法の実施形態を説明
する。 (実施形態1)図1(a)および(b)、図2(a)か
ら(e)ならびに図3(a)から(d)を参照しなが
ら、本発明の第1の実施形態を説明する。
る。
あるシリコン基板1と、基板1の表面に形成されたソー
ス/ドレイン領域9と、ソース領域とドレイン領域との
に位置するチャネル領域と、シリコン基板1を覆う層間
絶縁膜17とを備えている。層間絶縁膜17中にはチャ
ネル領域に達する複数の溝が形成され、その溝内にはゲ
ート電極70が埋められている。より詳細には、層間絶
縁膜17の溝底面のうちチャネル領域上に位置する部分
にはゲート絶縁膜3が形成されており、そのゲート絶縁
膜3を覆うようにゲート電極70が存在する。
ールスペーサ8によって挟まれ、ゲート電極70の上面
は、層間絶縁膜17をエッチングするために使用するエ
ッチャントに対してエッチングマスクとして機能するマ
スク層16に覆われている。ゲート電極70は、ゲート
絶縁膜3およびサイドウォールスペーサ8に接する位置
に設けられたバリアメタル層4、およびバリアメタル層
4に囲まれた導電層5から構成されている。
造工程中に層間絶縁膜17上に形成されるレジストパタ
ーン20が示されている。レジストパターン20は、層
間絶縁膜17に形成するコンタクトホール21の形状お
よび位置を規定する開口部を有している。レジストパタ
ーン20をマスクとして、層間絶縁膜17の一部をエッ
チングすることによって、層間絶縁膜17中にソース/
ドレイン領域9に達するコンタクトホール21が形成さ
れる。コンタクトホール21の形成後、レジストパター
ン20は除去される。層間絶縁膜17上には不図示の配
線が形成され、配線の一部がコンタクトホール21を介
してソース/ドレイン領域9に電気的に接続される。
ーン20を形成するリソグラフィ工程において、マスク
アライメントにずれが生じた結果、絶縁性サイドウォー
ルスペーサ8およびマスク層16の一部が図中左側のコ
ンタクトホール21内に露出してしまっている様子を示
している。このようなマスクアライメントのずれが生じ
ても、ゲート電極70は絶縁性サイドウォールスペーサ
8およびマスク層16によって被覆されているので、ソ
ース/ドレイン領域9に接続される配線とゲート電極7
0との間に電気的ショートは生じない。
21の形状を矩形に記載されているが、現実には円形で
あってもよい。また、本実施形態のゲート電極70はゲ
ート配線をも兼ねている。ひとつのゲート電極70がひ
とつの活性領域横切るように形成されている、複数のゲ
ート電極がひとつの活性領域を横切っていても良い。
(a)から(d)を参照しながら、本実施形態の半導体
装置の製造方法を説明する。
ン基板1の表面に公知の方法を用いて素子分離2を形成
した後、シリコン基板1上に薄い絶縁膜(厚さ:約4n
m)30を形成する。この絶縁膜30の表面上に多結晶
シリコン膜(厚さ:約100nm)を堆積した後、リソ
グラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて多結
晶シリコン膜をパターニングし、それによって多結晶シ
リコンからなるゲート状構造7を形成する。このパター
ニングに際して、ゲート状構造7が形成されてない領域
における絶縁膜30は除去されても良い。この後、図2
(a)に示すように、ゲート状構造7を注入マスクとし
て、ドーズ1×1014から2×1014cm-2のn型不純
物イオン(例えばAsイオン)を約20keVの加速エ
ネルギーでシリコン基板1中に注入する。なお、図面で
は、簡単のため、単一の素子が示されているが、現実に
は、基板1に同時に多数のトランジスタ素子が形成され
る。各トランジスタ素子は、素子分離2によって電気的
に分離される。
は、のちに、ゲート電極に置き換えられる。ゲート電極
70の形状パターンは、ゲート状構造7の形状パターン
によって規定される。本実施形態では、ゲート状構造7
の高さを約200〜250nmとし、その幅(ゲート長
に相当)を約0.05〜0.13μmとしている。本実
施形態のゲート状構造7は最終的には完全に除去される
ため、導電性を有する必要はない。後の工程で形成され
る層間絶縁膜17に対してエッチング選択性のある材料
から形成されていればよい。
ン窒化膜を基板1上に堆積した後、RIE法によって、
図2(b)に示すように、ゲート状構造7の側壁にシリ
コン窒化膜からなるサイドウォールスペーサ8を形成す
る。シリコン窒化膜の厚さは、例えば約30〜70nm
とする。次に、ゲート状構造7およびサイドウォールス
ペーサ8を注入マスクとして用い、ドーズ量2×1015
から3×1015cm-2のn型不純物イオン(例えばAs
イオン)を約30keVの加速エネルギーで基板1中に
注入する。この後、アニール処理によって不純物イオン
を活性化し、ソース/ドレイン領域9として機能するn
型不純物拡散層を形成する。活性化のためのアニール温
度は、典型的には、約950から1000℃、アニール
時間は、10から30秒である。こうして、通常のMO
Sトランジスタに類似した疑似MOS構造が形成され
る。
法によって、シリコン酸化膜(厚さ:約300nm)か
らなる層間絶縁膜17’を形成し、上記疑似MOS構造
を覆う。シリコン酸化膜の厚さは、ゲート状構造7の高
さより大きくすることが好ましい。シリコン酸化膜の代
わりに、他の材料(例えば低誘電率有機材料)から層間
絶縁膜17を形成しても良い。ゲート状構造7、サイド
ウォールスペーサ8および層間絶縁膜17’の材料は、
以下に示すようなエッチングレート関係を有するものか
ら適宜選択され得る。
て、ゲート状構造7のエッチングレートがサイドウォー
ルスペーサ8および層間絶縁膜17’のエッチングレー
トよりも充分に大きくなる関係。
て、層間絶縁膜17’のエッチングレートがサイドウォ
ールスペーサ8のエッチングレートよりも充分に大きく
なる関係。
実施形態では、多結晶シリコン、窒化シリコンおよび酸
化シリコンを選択し、それぞれを、ゲート状構造7、サ
イドウォールスペーサ8および層間絶縁膜17’の材料
として使用している。この代わりに、高濃度に不純物が
ドープされた酸化シリコン、窒化シリコンおよびノンド
ープ酸化シリコンを選択して、それぞれを、ゲート状構
造7、サイドウォールスペーサ8および層間絶縁膜1
7’の材料として使用してもよい。
て層間絶縁膜17’の上部を除去し、その表面を平坦化
する。このとき、図2(d)に示すように、ゲート状構
造7の上面を露出させる。このようにゲート状構造7の
上面を露出させるのは、ゲート状構造7と、そのエッチ
ングのためのエッチャントとを接触可能な状態にするた
めである。表面が平坦化された層間絶縁膜17’は「層
間絶縁膜17」と表記する。
OH等のアルカリ溶液を用いたウェットエッチング法に
よってゲート状構造7をエッチングし、それによって層
間絶縁膜17中に溝12を形成する。このエッチング
は、ゲート状構造7を選択的に除去するために行う。そ
のためには、層間絶縁膜17およびサイドウォールスペ
ーサ8に対するエッチングレートよりも、ゲート状構造
7に対するエッチングレートの充分に大きなエッチャン
トを用いてエッチングを行う必要がある。本実施形態で
は、ゲート状構造7を多結晶シリコンから形成している
ため、KOH等のアルカリ溶液を用いたエッチングによ
って、層間絶縁膜17およびサイドウォールスペーサ8
をほとんどエッチングすることなく、ゲート状構造7の
除去を達成することが可能になる。ゲート状構造7を除
去した後、フッ酸系エッチャントを用いて、溝12の底
部に位置する絶縁膜30を除去する。フッ酸系エッチャ
ントを用いると、層間絶縁膜17の表面も薄くエッチン
グされるが、絶縁膜30が薄いため、問題にならない。
ゲート状構造7を作製する際、絶縁膜30の形成工程を
省略すると、ゲート状構造7の選択エッチング工程で、
シリコン基板1の表面がオーバーエッチングされる可能
性がある。そのため、ゲート状構造7のエッチングに対
してエッチストッパーとして機能し得る比較的に薄い絶
縁膜30で基板1の表面を保護しておくことが好まし
い。ただし、ゲート状構造7の材料として、シリコンに
対するエッチング選択性の高い材料(例えば高濃度不純
物を含むシリコン酸化膜など)を用いる場合、絶縁膜3
0でシリコン基板1の表面を覆っておく必要はない。な
お、絶縁膜30の厚さは、最終的にゲート絶縁膜として
機能する膜の厚さに関係なく決定され得る。
によってゲート絶縁膜(厚さ:約4nm)3’を形成し
た後、スパッタ法によってTiN 等の高融点金属化合
物からなるバリアメタル(厚さ:約10nm)4’を基
板1の全面を覆うように堆積する。ゲート絶縁膜3’は
熱酸化法によってシリコン基板1の表面上にのみ形成し
ても良い。これに続いて、CVD法により、タングステ
ン等の金属膜(厚さ:約120nm)5’をバリアメタ
ル4’上に成長させる。バリアメタル4’および金属膜
5’から最終的にゲート電極70が形成される。そのた
め、低抵抗材料(少なくとも多結晶シリコンよりも低い
抵抗を示す材料)を用いて金属膜5を形成することが好
ましい。本実施形態では、金属膜5の材料としてタング
ステンを選択しているが、タングステン以外にアルミニ
ウム、銅、モリブデン、コバルトシリサイドまたはチタ
ンシリサイド等を選択してもよい。なお、本願明細書で
は、高融点金属シリサイドも「金属」の中に含めるもの
とする。
域9の形成のための活性化アニールを終了した後にゲー
ト電極70を形成するため、ゲート電極70の形成後に
約400℃以上の高温熱処理が施されることはない。そ
のため、抵抗および融点が比較的に低いアルミニウムを
用いることが可能になる。なお、バリアメタル4’の材
料としては、現時点ではTiNが最も優れていると考え
られるが、タンタル(Ta)、タンタル合金および窒化
タングステン等も将来的には有望である。バリアメタル
4’の厚さは、その上に堆積する金属膜5’の種類に応
じて選択される。ゲート絶縁膜3’またはシリコンとの
反応性が低い材料から金属膜5’を形成する場合、バリ
アメタル4’は不要である。たとえば、チタンシリサイ
ドから金属膜5を形成する場合、バリアメタル10を省
略しても良い。金属膜5’をアルミニウムから形成する
場合は、バリアメタル4’を厚くすること(例えば、約
15nm以上にの厚さにすること)が好ましい。
研磨し、基板1上に形成された構造の上面を平坦化す
る。この平坦化工程は、図3(b)に示すように、層間
絶縁膜17の表面が露出するまで実行する。この際、バ
リアメタル4’及び金属膜5’のうち溝12内に位置す
る部分は溝12内に残存する。バリアメタル4’及び金
属膜5’のうち層間絶縁膜17の上面のレベルよりも上
に位置する部分は除去される。バリアメタル4’及び金
属膜5’のうち溝12内に残存する部分(「バリアメタ
ル4」および「金属膜5」)によってゲート電極70を
形成することになる。平坦化工程で層間絶縁膜17と金
属膜5との間に選択性が生じる薬液(例えば、スラリー
中のH2O2またはKIO3)を用いたCMPによって、
ゲート電極70の高さを溝12の深さよりも低くするこ
とができる。本実施形態では、ゲート電極70の上面レ
ベルが層間絶縁膜17の上面レベルよりも約50nm〜
70nm下がるようにCMP工程の条件を調整する。な
お、CMP法の代わりに、RIEによる全面エッチバッ
ク法を用いてもよい。この場合、層間絶縁膜17と金属
膜5との間に選択性のあるエッチング用ガス系を用い、
金属膜5のエッチング量が多くなるようにすれば、溝1
2内に残存するゲート電極70の高さを溝12の深さよ
り小さくすることができる。また、CMP法と通常のエ
ッチングとを組み合わせても良い。
により層間絶縁膜17の全面を覆うようにシリコン窒化
膜16’を堆積する。シリコン窒化膜16’の厚さは、
ゲート電極70の上面レベルと層間絶縁膜17の上面レ
ベルとの間に位置する空間を実質的に埋める厚さ以上に
調整される。
によってシリコン窒化膜16のうち層間絶縁膜17上に
位置する部分を除去し、シリコン窒化膜16’のうち溝
12内に位置する部分(「シリコン窒化膜16」)だけ
を残存させる。このゲート電極70上に残されたシリコ
ン窒化膜16は、次に述べるコンタクトホール21の形
成工程において、エッチングマスクとして機能する。ゲ
ート電極70上のマスク層16の厚さは、このコンタク
トホール形成のためのエッチング工程に際して耐エッチ
ングマスクとして充分に機能する大きさであればよい。
リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、ソー
ス/ドレイン領域9に達するコンタクトホール21を形
成する。このコンタクトホール21の形成に際して、ゲ
ート電極70の側面および上面を覆っているはシリコン
窒化膜(8および16)は、コンタクトホール形成用の
エッチャントに対してエッチストッパーとして機能す
る。そのため、ゲート電極70の表面はコンタクトホー
ル内に露出することはない。このあと、コンタクトホー
ルを導電性材料(不図示)で埋める工程が実行され、更
にその後の多層配線形成工程が実行される。
極70とコンタクトホール21とが平面レイアウト上で
重なり合っても、コンタクトホール21内の導電性材料
とゲート電極70との間にショートは生じない。コンタ
クトホール21内の導電性材料とゲート電極70との間
には、コンタクトホール21の形成のためのエッチング
に対してマスクとして機能する絶縁性部材が存在するか
らである。このように形成したコンタクトを本願明細書
では「セルフアラインコンタクト」と称することにす
る。
ドレイン領域9のための活性化アニール工程後にゲート
電極70を形成するので、ゲート電極70が高温の熱処
理にさらされることから生じる「はがれ」や「絶縁膜中
への拡散」といった種々の問題を回避することができ
る。また、ゲート電極70の側面部分及び底面部分にバ
リアメタル4が存在するため、金属膜5の材料として、
耐熱性は優れていないが抵抗の比較的に低い材料(例え
ば銅やアルミニウム)を用いることが可能となる。この
ことは、ゲートの低抵抗化を実現し、MOSFETの動
作を高速化する。また、本実施形態のゲート電極70
は、その上面及び側面がシリコン窒化膜で覆われている
ため、製造方法に前述のセルフアラインコンタクトプロ
セスを適用することが可能となり、素子集積度を向上さ
せることが可能になる。
参照しながら、本発明の第2の実施形態を説明する。
(a)から(c)を参照しながら第1の実施形態につい
て説明した各工程を経て、図3(c)に示す構造を形成
する。その後、図4(a)に示すように、リソグラフィ
ー技術を用いて、サイドウォールスペーサ8の上部及び
ゲート電極70を覆う領域のシリコン窒化膜16’上に
レジストパターン11を形成する。この後、図4(b)
に示すように、ドライエッチング技術を用いて、シリコ
ン窒化膜をパターニングし、サイドウォールスペーサ8
及びゲート電極70を覆うシリコン窒化膜マスク160
を形成する。この後、図1(a)および(b)に示すよ
うなコンタクトホールを層間絶縁膜17に形成する。
施形態による場合と同様に、ゲート電極70の上面及び
側面がシリコン窒化膜で覆われているため、セルフアラ
インコンタクトを形成することが可能となり、集積度を
向上できる。本実施形態の場合、シリコン窒化膜マスク
160の厚さはシリコン窒化膜16’の堆積直後の厚さ
に等しいので、シリコン窒化膜16’の厚さを調整する
だけで、任意の厚さを有するシリコン窒化マスク160
でゲート電極を覆うことができる。第1の実施形態によ
る場合は、シリコン窒化膜マスク16を厚くするには、
層間絶縁膜17を厚くするか、ゲート電極70の高さを
小さくする必要がある。これに対し、本実施形態によれ
ば、シリコン窒化膜16’の厚さを調整するだけで、必
要な厚さのマスク160を形成できる。このため、セル
フアラインコンタクトの形成時にシリコン窒化膜マスク
160に十分なエッチング耐性を与えるとともに、コン
タクトホールのアスペクト比が大きくなりすぎないよう
にすることが可能になる。
ゲート電極70の上面レベルを層間絶縁膜17の上面レ
ベルよりも意図的に低くする必要なはい。このため、ゲ
ート電極70の高さを低くする必要が無いので、ゲート
電極(ゲート配線)の低抵抗化に適している。
び図6(a)から(c)を参照しながら、本発明の第3
の実施形態を説明する。
方法を用いて素子分離2を形成した後、シリコン基板1
上にゲート絶縁膜(厚さ:約4nm)3を形成する。こ
のゲート絶縁膜3上に、スパッタ法によってTiN 等
の高融点金属化合物からなるバリアメタル(厚さ:約1
0nm)4を堆積する。通常のCVD法によってバリア
メタル10上に多結晶シリコン膜(厚さ:約100n
m)を堆積した後、リソグラフィ技術およびドライエッ
チング技術を用いて多結晶シリコン膜をパターニング
し、それによって図5(a)に示すような多結晶シリコ
ンからなるゲート状構造7を形成する。このパターニン
グ工程に際して、バリアメタル4も多結晶シリコン膜と
同様の平面形状に加工する。この後、ゲート状構造7を
注入マスクとして、ドーズ量1×1014から2×1014
cm-2のn型不純物イオン(例えばAsイオン)を約2
0keVの加速エネルギーでシリコン基板1中に注入す
る。
は、のちに、ゲート電極に置き換えられるが、バリアメ
タル4およびゲート絶縁膜3は、置き換えられることな
く最終デバイスの要素として使用される。本実施形態で
は、ゲート状構造7の高さを約200〜250nmと
し、その幅(ゲート長に相当)を約50〜130nmと
している。
ン窒化膜を基板1上に堆積した後、RIE法によって、
図5(b)に示すように、ゲート状構造7の側壁にシリ
コン窒化膜からなるサイドウォールスペーサ8を形成す
る。シリコン窒化膜の厚さは、例えば約30〜70nm
とする。次に、ゲート状構造7およびサイドウォールス
ペーサ8を注入マスクとして用い、ドーズ量2×1015
から3×1015cm-2のn型不純物イオン(例えばAs
イオン)を約30keVの加速エネルギーで基板1中に
注入する。この後、アニール処理によって不純物イオン
を活性化し、ソース/ドレイン領域9として機能するn
型不純物拡散層を形成する。アニール温度は、典型的に
は、約950から1000℃、アニール時間は、10か
ら30秒である。バリアメタル4の材料としては、この
ような熱処理工程で下地のゲート絶縁膜3と反応しない
安定したものが好ましい。
膜(厚さ:約800nm)からなる層間絶縁膜17を形
成する。シリコン酸化膜の厚さは、ゲート状構造7の高
さより大きくすることが好ましい。シリコン酸化膜の代
わりに他の材料(例えば低誘電率有機材料)から層間絶
縁膜17を形成しても良い。ゲート状構造7、サイドウ
ォールスペーサ8および層間絶縁膜17の材料は、第1
の実施形態について説明したエッチングレート関係を有
する。次に、CMP法によって層間絶縁膜17の上部を
除去し、その表面を平坦化する。このとき、図5(b)
に示すように、ゲート状構造7の上面を露出させる。
OH等のアルカリ溶液を用いたウェットエッチング法に
よってゲート状構造7をエッチングし、それによって層
間絶縁膜17中に溝12を形成する。このエッチング
は、ゲート状構造7を選択的に除去するために行う。そ
のためには、層間絶縁膜17、サイドウォールスペーサ
8およびバリアメタル4に対するエッチングレートより
も、ゲート状構造7に対するエッチングレートの充分に
大きなエッチャントを用いてエッチングを行う必要があ
る。本実施形態では、ゲート状構造7を多結晶シリコン
から形成しているため、KOH等のアルカリ溶液を用い
たエッチングによって、層間絶縁膜17、サイドウォー
ルスペーサ8およびバリアメタル4をほとんどエッチン
グすることなく、ゲート状構造7の除去を達成すること
が可能になる。ゲート状構造7を除去した後、溝12の
底部にはバリアメタル4が露出し、その下にゲート絶縁
膜3が存在している。
法により、タングステン等の金属膜(厚さ:約50n
m)5をバリアメタル4上に選択的に成長させる。こう
して、バリアメタル4および金属膜5から最終的にゲー
ト電極70が形成される。本実施形態でも、金属膜5の
材料としてタングステンを選択しているが、タングステ
ン以外にアルミニウム、チタンタングステン等の選択成
長可能な金属を選択してもよい。
の成長時間など成長条件を調整することによって、ゲー
ト電極70の高さを任意に制御できる。本実施形態で
は、ゲート電極70の上面レベルが層間絶縁膜17の上
面レベルよりも約50nm〜70nm下がるように金属
膜5の成長条件を調整する。
により層間絶縁膜17の全面を覆うようにシリコン窒化
膜16’を堆積する。シリコン窒化膜16’の厚さは、
ゲート電極70の上面レベルと層間絶縁膜17の上面レ
ベルとの間に位置する空間を実質的に埋めるように調整
される。次に、CMP法によってシリコン窒化膜16’
のうち層間絶縁膜17上に位置する部分を除去し、シリ
コン窒化膜16’のうち溝12内に位置する部分(「シ
リコン窒化膜16」)だけを残存させる。このゲート電
極70上に残されたシリコン窒化膜16は、次に述べる
コンタクトホール形成工程において、エッチングマスク
として機能する。ゲート電極70上のマスク層16の厚
さは、このコンタクトホール形成のためのエッチング工
程に際して耐エッチングマスクとして充分に機能する大
きさであればよい。
フィ技術およびエッチング技術を用いて、レジストパタ
ーン20を形成し、ソース/ドレイン領域9に達するコ
ンタクトホール21を層間絶縁膜17に形成する。この
コンタクトホール21の形成に際して、ゲート電極70
の側面および上面を覆っているはシリコン窒化膜は、コ
ンタクトホール21の形成用のエッチャントに対してエ
ッチストッパーとして機能する。そのため、ゲート電極
70の表面はコンタクトホール内に露出することはな
い。このように本実施形態によれば、溝12内のバリア
メタル4上に金属膜5を選択成長させるため、金属膜5
のエッチング(CMPやエッチバックを含む)工程が不
要になり、製造工程数が低減される。このように、本実
施形態のバリアメタル4は、ゲート絶縁膜3と金属膜5
との間の反応防止膜として機能する他に、金属膜5の選
択成長用下地としても機能する。
結晶シリコン基板に形成しているが、トランジスタは他
の形態の半導体領域に形成しても良い。「半導体領域」
は、例えば、ガラスなどから形成された絶縁性基板や絶
縁性フィルムキャリア上に形成された半導体層であって
もよい。また、本願発明が適用される半導体装置は、通
常の半導体装置に限定されず、たとえば、液晶表示装置
やCMOS型撮像装置をも広く含む。
8(a)から(d)ならびに図9(a)および(b)を
参照しながら、本発明の第4の実施形態を説明する。
基板1の表面に公知の方法を用いて素子分離2を形成し
た後、シリコン基板1上にゲート絶縁膜(厚さ:約4n
m)3を形成する。このゲート絶縁膜3上に、スパッタ
法によってTiN 等の高融点金属化合物からなるバリ
アメタル(厚さ:約20nm)4aを堆積する。この
後、ホウ素を含んだシリコン酸化膜(BSG膜:ボロシ
リケートグラス膜)を150nmの厚さに堆積する。
技術を用いて、BSG膜をパターニングし、それによっ
て図7(a)に示すようなゲート状構造7aを形成す
る。このパターニングに際して、ゲート状構造7aが形
成されてない領域におけるバリアメタル4aおよびゲー
ト絶縁膜3は除去される。この後、ゲート状構造7aを
注入マスクとして、ドーズ量1×1014から2×1014
cm-2のn型不純物イオン(例えばAsイオン)を約2
0keVの加速エネルギーでシリコン基板1中に注入す
る。
は、のちに、導電性を持ったゲート電極に置き換えられ
るが、ゲート状にパターニングされたバリアメタル4a
およびゲート絶縁膜3は、置き換えられることなく最終
デバイスの要素として使用される。本実施形態では、ゲ
ート状構造7aの高さを約200〜250nmとし、そ
の幅(ゲート長に相当)を約0.05〜0.13μmと
している。
コン窒化膜を基板1上に堆積した後、RIE法によっ
て、図7(b)に示すようにゲート状構造7aの側壁に
シリコン窒化膜からなるサイドウォールスペーサ8を形
成する。シリコン窒化膜の厚さは、例えば約30〜70
nmとする。次に、ゲート状構造7aおよびサイドウォ
ールスペーサ8を注入マスクとして用い、ドーズ量2×
1015から3×1015cm-2のn型不純物イオン(例え
ばAsイオン)を約30keVの加速エネルギーで基板
1中に注入する。この後、アニール処理によって不純物
イオンを活性化し、ソース/ドレイン領域9として機能
するn型不純物拡散層を形成する。アニール温度は、典
型的には、約950から1000℃、アニール時間は、
10から30秒である。
高融点金属膜(厚さは例えば30nm程度)を堆積した
後、650℃程度の温度で熱処理を60秒程度実行す
る。この結果、図7(c)に示すように、シリコンと高
融点金属膜とが接触する領域でシリサイド化が生じ、ソ
ース/ドレイン領域9上にシリサイド層90が形成され
る。選択ウェットエッチング法によって高融点金属膜の
未反応部分を除去した後、シリサイド層90の抵抗を下
げるために900℃の温度で10秒間程度の熱処理を行
う。
を実質的に含まないシリコン酸化膜(NSG膜)からな
る層間絶縁膜(厚さ:約800nm)17をCVD法に
よって形成する。NSG膜の厚さは、ゲート状構造7a
の高さより大きくすることが好ましい。NSG膜の代わ
りに他の材料(例えば低誘電率有機材料)から層間絶縁
膜17を形成しても良い。ゲート状構造7a、サイドウ
ォールスペーサ8および層間絶縁膜17の材料は、第1
の実施形態について説明したエッチングレート関係を有
する。次に、CMP法によって層間絶縁膜17の上部を
除去し、その表面を平坦化する。このとき、図8(a)
に示すように、ゲート状構造7aの上面(BSG膜の上
面)を露出させる。
気化したフッ酸による選択エッチング法によってゲート
状構造7aをエッチングし、それによって層間絶縁膜1
7中に溝12を形成する。このエッチングは、BPSG
膜からなるゲート状構造7aを選択的に除去するために
行う。ゲート状構造7aを除去した後、溝12の底部に
はバリアメタル4aが露出し、その下にゲート絶縁膜3
が存在している。
テン等の金属膜(厚さ:約50nm)5をバリアメタル
4a上に選択成長法によって成長させる。こうして、バ
リアメタル4aおよび金属膜5から最終的にゲート電極
を形成する。本実施形態でも、金属膜5の材料としてタ
ングステンを選択しているが、タングステン以外にアル
ミニウム、チタンタングステン等の選択成長可能な金属
を選択してもよい。
の成長時間など成長条件を調整することによって、ゲー
ト電極の高さを任意に制御できる。本実施形態では、ゲ
ート電極の上面レベルが層間絶縁膜17の上面レベルよ
りも約50nm〜70nm下がるように金属膜5の成長
条件を調整する。
面を覆うようにシリコン窒化膜16’を堆積する。シリ
コン窒化膜16’の厚さは、ゲート電極70の上面レベ
ルと層間絶縁膜17の上面レベルとの間に位置する空間
を実質的に埋めるように調整される。
によってシリコン窒化膜16’のうち層間絶縁膜17上
に位置する部分を除去し、シリコン窒化膜16’のうち
溝12内に位置する部分(「シリコン窒化膜16」)だ
けを残存させる。このゲート電極70上に残されたシリ
コン窒化膜16は、次に述べるコンタクトホール形成工
程において、エッチングマスクとして機能する。ゲート
電極70上のマスク層16の厚さは、このコンタクトホ
ール形成のためのエッチング工程に際して耐エッチング
マスクとして充分に機能する大きさであればよい。
間絶縁膜27を層間絶縁膜17上に堆積した後、ソース
/ドレイン領域9上のシリサイド層90に達するコンタ
クトホール21を層間絶縁膜17および27に形成す
る。このコンタクトホール21の形成に際して、ゲート
電極の側面および上面を覆っているシリコン窒化膜は、
コンタクトホール21の形成用のエッチャントに対して
エッチストッパーとして機能する。そのため、図9
(b)に示すように、二つのトランジスタの間にゲート
間隔よりもサイズの大きなコンタクトホール21を形成
しても、ゲート電極は露出しないため、セルフアライン
コンタクトプロセスの採用が可能になる。
の底面だけではなく側面にも導電性の膜が存在する場
合、金属膜5の成長が溝側面からも生じるため、金属膜
5の上面が層間絶縁膜17の上面のレベルを越えて上に
突出する可能性がある。その場合、図10(b)に示す
ように、シリコン窒化膜マスク16による金属膜の上面
の被覆が不完全になり、セルフアラインコンタクトを形
成する際に、ゲート電極とシリサイド層90とがショー
トするおそれがある。しかし、本実施形態のように、溝
12の底部のみにバリアメタルを形成しておけば、上述
の問題を回避することが容易である。
イン領域9を形成するための必要な不純物活性化熱処理
や、シリサイド化に必要な熱処理の後に、ゲート電極を
形成するため、ゲート電極が高温熱処理によって剥がれ
などの問題が生じない。
リコンを含まない材料から形成されているため、シリサ
イド化の際、ソース領域上のシリサイド層90とドレイ
ン領域上のシリサイド層90とがゲート電極上に形成さ
れるシリサイド層を介して電気的に短絡してしまうとい
うような問題も生じない。
造を多結晶シリコンから形成した場合においても、ソー
ス/ドレイン領域9の表面をシリサイド化できる。その
場合、図7(c)に示されるゲート状構造7aの上面に
もシリサイド層が形成されるが、このシリサイド層は最
終的には除去される。このシリサイド層の除去は、図8
(a)の工程で研磨によって除去することが好ましい。
もし、そのシリサイド層を研磨によって完全に除去しな
い場合は、図2(e)の選択エッチング工程に際して、
ゲート状構造のエッチング前に、シリサイド層のエッチ
ングを行えばよい。
12(a)〜(d)、ならびに図13(a)および
(b)を参照しながら、本発明の第5の実施形態を説明
する。
ン基板1の表面に公知の方法を用いて素子分離2を形成
した後、シリコン基板1上にゲート絶縁膜(厚さ:約4
nm)3を形成する。このゲート絶縁膜3上に、スパッ
タ法によってTiN 等の高融点金属化合物からなるバ
リアメタル(厚さ:約20nm)4aを堆積する。この
後、多結晶シリコン膜(厚さ150nm)7bをバリア
メタル4a上に堆積する。
技術を用いて、多結晶シリコン膜7bをパターニング
し、それによって図11(a)に示すようなゲート状構
造7bを形成する。このパターニングに際して、ゲート
状構造7bが形成されてない領域におけるバリアメタル
4aおよびゲート絶縁膜3は除去される。この後、ゲー
ト状構造7bを注入マスクとして、ドーズ量1×1014
から2×1014cm-2のn型不純物イオン(例えばAs
イオン)を約20keVの加速エネルギーでシリコン基
板1中に注入する。本実施形態では、ゲート状構造7b
の高さを約200〜250nmとし、その幅(ゲート長
に相当)を約50〜130nmとしている。
コン窒化膜を基板1上に堆積した後、RIE法によっ
て、図11(b)に示すようにゲート状構造7bの側壁
にシリコン窒化膜からなるサイドウォールスペーサ8を
形成する。シリコン窒化膜の厚さは、例えば約30〜7
0nmとする。次に、ゲート状構造7bおよびサイドウ
ォールスペーサ8を注入マスクとして用い、ドーズ量2
×1015から3×1015cm-2のn型不純物イオン(例
えばAsイオン)を約30keVの加速エネルギーで基
板1中に注入する。この後、アニール処理によって不純
物イオンを活性化し、ソース/ドレイン領域9として機
能するn型不純物拡散層を形成する。アニール温度は、
典型的には、約950から1000℃、アニール時間
は、10から30秒である。
高融点金属膜(厚さは例えば30nm程度)を堆積した
後、650℃程度の温度で熱処理を60秒程度実行す
る。この結果、図11(c)に示すように、シリコンと
高融点金属膜とが接触する領域でシリサイド化が生じ、
ソース/ドレイン領域9およびゲート状構造7bの上に
シリサイド層90が形成される。選択ウェットエッチン
グ法によって高融点金属膜の未反応部分を除去した後、
シリサイド層90の抵抗を下げるために900℃の温度
で10秒間程度の熱処理を行う。
物を実質的に含まないシリコン酸化膜(NSG膜)から
なる層間絶縁膜(厚さ:約800nm)17をCVD法
によって形成する。NSG膜の厚さは、ゲート状構造7
bの高さより大きくすることが好ましい。NSG膜の代
わりに他の材料(例えば低誘電率有機材料)から層間絶
縁膜17を形成しても良い。ゲート状構造7b、サイド
ウォールスペーサ8および層間絶縁膜17の材料は、第
1の実施形態について説明したエッチングレート関係を
有する。次に、CMP法によって層間絶縁膜17の上部
を除去し、その表面を平坦化する。このとき、図12
(a)に示すように、ゲート状構造7bの上面(多結晶
シリコン膜の上面)を露出させる。ゲート状構造7bの
上面に形成されているシリサイド層90は除去される。
KOH等のアルカリ溶液による選択エッチング法によっ
てゲート状構造7bをエッチングし、それによって層間
絶縁膜17中に溝12を形成する。このエッチングは、
多結晶シリコンからなるゲート状構造7bを選択的に除
去するために行う。ゲート状構造7bを除去した後、溝
12の底部にはバリアメタル4aが露出し、その下にゲ
ート絶縁膜3が存在している。
ステン等の金属膜(厚さ:約50nm)5をバリアメタ
ル4a上に選択成長法によって成長させる。こうして、
バリアメタル4aおよび金属膜5から最終的にゲート電
極を形成する。本実施形態でも、金属膜5の材料として
タングステンを選択しているが、タングステン以外にア
ルミニウム、チタンタングステン等の選択成長可能な金
属を選択してもよい。
の成長時間など成長条件を調整することによって、ゲー
ト電極の高さを任意に制御できる。本実施形態では、ゲ
ート電極の上面レベルが層間絶縁膜17の上面レベルよ
りも約50nm〜70nm下がるように金属膜5の成長
条件を調整する。次に、CVD法により層間絶縁膜17
の全面を覆うようにシリコン窒化膜16’を堆積する。
シリコン窒化膜16’の厚さは、ゲート電極70の上面
レベルと層間絶縁膜17の上面レベルとの間に位置する
空間を実質的に埋めるように調整される。
法によってシリコン窒化膜16’のうち層間絶縁膜17
上に位置する部分を除去し、シリコン窒化膜16’のう
ち溝12内に位置する部分(「シリコン窒化膜16」)
だけを残存させる。このゲート電極上に残されたシリコ
ン窒化膜16は、次に述べるコンタクトホール形成工程
において、エッチングマスクとして機能する。ゲート電
極上のマスク層16の厚さは、このコンタクトホール形
成のためのエッチング工程に際して耐エッチングマスク
として充分に機能する大きさであればよい。
層間絶縁膜27を層間絶縁膜17上に堆積した後、ソー
ス/ドレイン領域9上のシリサイド層90に達するコン
タクトホール21を層間絶縁膜17および27に形成す
る。このコンタクトホール21の形成に際して、ゲート
電極の側面および上面を覆っているシリコン窒化膜は、
コンタクトホール21の形成用のエッチャントに対して
エッチストッパーとして機能する。そのため、ゲート電
極の表面はコンタクトホール21内に露出することはな
い。従って、図13(b)に示すように、二つのトラン
ジスタの間にゲート間隔よりもサイズの大きなコンタク
トホール21を形成しても、ゲート電極は露出しないた
め、セルフアラインコンタクトプロセスの採用が可能に
なる。
参照しながら、本発明の第6の実施形態を説明する。
によって、図8(b)に示す状態の構造を用意する。次
に、半導体基板表面の全面を覆うようにシリコン窒化膜
16’を堆積した後、図14(a)に示すように、リソ
グラフィー技術を用いて、サイドウォールスペーサ8の
上部及びゲート電極を覆う領域のシリコン窒化膜16’
上にレジストパターン11を形成する。
イエッチング技術を用いて、シリコン窒化膜16’をパ
ターニングし、サイドウォールスペーサ8及びゲート電
極70を覆うシリコン窒化膜マスク160を形成する。
この後、図14(c)に示すように、第22層間絶縁膜
27を堆積した後、コンタクトホール21を層間絶縁膜
17および27に形成する。
施形態による場合と同様に、ゲート電極の上面及び側面
がシリコン窒化膜マスク160で覆われているため、セ
ルフアラインコンタクトを形成することが可能となり、
集積度を向上できる。本実施形態の場合、シリコン窒化
膜マスク160の厚さはシリコン窒化膜16’の堆積直
後の厚さに等しいので、シリコン窒化膜16’の厚さを
調整するだけで、任意の厚さを有するシリコン窒化マス
ク160でゲート電極を覆うことができる。第3の実施
形態による場合は、シリコン窒化膜マスク16を厚くす
るには、層間絶縁膜17を厚くするか、ゲート電極70
の高さを小さくする必要がある。これに対し、本実施形
態によれば、シリコン窒化膜16’の厚さを調整するだ
けで、必要な厚さのマスク160を形成できる。このた
め、セルフアラインコンタクトの形成時にシリコン窒化
膜マスク160に十分なエッチング耐性を与えるととも
に、コンタクトホールのアスペクト比が大きくなりすぎ
ないようにすることが可能になる。
16(a)〜(d)、図17(a)〜(d)、図18
(a)〜(c)、ならびに図19(a)および(b)を
参照しながら、本発明の第7の実施形態(デュアルゲー
ト型トランジスタ)を説明する。
ン基板1の表面に公知の方法を用いてn型ウェル100
a、p型ウェル100bおよび素子分離2を形成した
後、シリコン基板1上にゲート絶縁膜(厚さ:約4n
m)3を形成する。このゲート絶縁膜3上に、不純物を
含まない多結晶シリコン膜(厚さ30nm程度)4bと
ホウ素を含んだシリコン酸化膜(BSG膜、厚さ150
nm)700aをこの順序で堆積する。
OSFETを形成する領域を覆うレジストパターン(不
図示)を形成した後、ドライエッチング技術によって、
BSG膜700aの露出部分を除去する。こうして、図
15(b)に示すように、p型MOSFETを形成する
べき領域にBSG膜700aを残置させる。次に、レジ
ストパターンを除去した後、図15(c)に示すよう
に、リンを含んだシリコン酸化膜(PSG膜、厚さ30
0nm)700bを基板表面の全面を覆うように堆積す
る。その後、例えばCMP法によってBSG膜700a
の表面が露出するまで研磨を行い、平坦化を実行する。
こうして、図15(d)に示すように、p型MOSFE
Tを形成するべき領域にBSG膜700aを形成し、n
型MOSFETを形成するべき領域にPSG膜700b
を形成する。
チング技術を用いて、BSG膜700aおよびPSG膜
700bならび多結晶シリコン膜4bをパターニング
し、それによって図16(a)に示すようなゲート状構
造70aおよび70bを形成する。このパターニングに
際して、ゲート状構造70aおよび70bが形成されて
ない領域における多結晶シリコン膜4aおよびゲート絶
縁膜3は除去される。
いレジストパターンとを注入マスクとして、ドーズ量1
×1014から2×1014cm-2のn型不純物イオン(例
えばAsイオン)を約20keVの加速エネルギーでn
型MOSFET形成領域内のシリコン基板1中に注入す
る。一方、上記レジストパターンを除去した後、ゲート
状構造70aと新たに形成した図示しない他のレジスト
パターンとを注入マスクとして、p型不純物(例えばB
F2)のイオンをp型MOSFET形成領域内のシリコ
ン基板1中に注入する。こうして、図16(b)に示す
構造を得る。
ト状構造70aおよび70bを覆うようにシリコン窒化
膜を基板1上に堆積した後、RIE法によって、図16
(c)に示すように、ゲート状構造70aおよび70b
の側壁にシリコン窒化膜からなるサイドウォールスペー
サ8を形成する。シリコン窒化膜の厚さは、例えば約3
0〜70nmとする。次に、ゲート状構造70bおよび
サイドウォールスペーサ8と不図示のフォトレジストを
注入マスクとして用い、ドーズ量2×1015から3×1
015cm-2のn型不純物イオン(例えばAsイオン)を
約30keVの加速エネルギーでn型MOSFET形成
領域内の基板1中に注入する。また、同様にして、ドー
ズ量2×1015から3×1015cm-2のp型不純物イオ
ン(例えばBF2イオン)を約30keVの加速エネル
ギーでp型MOSFET形成領域内の基板1中に注入す
る。
ンを活性化し、図17(d)に示すように、ソース/ド
レイン領域9として機能するn型不純物拡散層をp型ウ
ェル100b内に形成し、p型不純物拡散層をn型ウェ
ル100a内形成する。このアニールの温度は、典型的
には、約950から1000℃、アニールの時間は、1
0から30秒である。なお、例えばソース/ドレイン領
域9内の不純物活性化のために1000℃で10秒間の
アニールを行った後、本実施形態では、ゲート電極の不
純物固相拡散のために例えば1000℃で15分のアニ
ールを行う。このような2段階の熱処理によって、PS
Gからなるゲート状構造70aから下地の多結晶シリコ
ン4bにリンが充分に拡散され、その多結晶シリコン4
bの導電型はn型化する。また、BSG膜からなるゲー
ト状構造70bから下地の多結晶シリコン4bにボロン
が拡散され、その多結晶シリコン膜4bはp型化する。
このように本実施形態では、ゲート状構造にパターニン
グされた不純物源(ドーパント源)を用いてデュアルゲ
ート型CMOSのゲート配線を形成できる。
ンなどの高融点金属膜(厚さは例えば30nm程度)を
堆積した後、650℃程度の温度で熱処理を60秒程度
実行する。この結果、シリコンと高融点金属膜とが接触
する領域でシリサイド化が生じ、図17(a)に示すよ
うに、ソース/ドレイン領域9上にシリサイド層90が
形成される。選択ウェットエッチング法によって高融点
金属膜の未反応部分を除去した後、シリサイド層90の
抵抗を下げるために900℃の温度で10秒間程度の熱
処理を行う。
的に含まないシリコン酸化膜(NSG膜)からなる層間
絶縁膜(厚さ:約800nm)17を形成する。NSG
膜の厚さは、ゲート状構造70aおよび70bの高さよ
り大きくすることが好ましい。NSG膜の代わりに他の
材料(例えば低誘電率有機材料)から層間絶縁膜17を
形成しても良い。ゲート状構造70aおよび70b、サ
イドウォールスペーサ8および層間絶縁膜17の材料
は、第1の実施形態について説明したエッチングレート
関係を有する。次に、CMP法によって層間絶縁膜17
の上部を除去し、その表面を平坦化する。このとき、図
17(c)に示すように、ゲート状構造70aおよび7
0bの上面(BSG膜およびPSG膜の上面)を露出さ
せる。
蒸気化したフッ酸による選択エッチング法によってゲー
ト状構造70aおよび70bをエッチングし、それによ
って層間絶縁膜17中に溝12を形成する。このエッチ
ングは、ゲート状構造70aおよび70bを選択的に除
去するために行う。ゲート状構造70aおよび70bを
除去した後、溝12の底部には多結晶シリコン膜4aが
露出し、その下にゲート絶縁膜3が存在している。
長法により、タングステン等の金属膜(厚さ:約50n
m)5を多結晶シリコン膜4a上に選択的に成長させ
る。こうして、多結晶シリコン膜40および金属膜5か
ら最終的にゲート電極が形成される。本実施形態でも、
金属膜5の材料としてタングステンを選択しているが、
タングステン以外にアルミニウム、チタンシリサイド等
の選択成長可能な金属を選択してもよい。
の成長時間など成長条件を調整することによって、ゲー
ト電極の高さを任意に制御できる。本実施形態では、ゲ
ート電極の上面レベルが層間絶縁膜17の上面レベルよ
りも約50nm〜70nm下がるように金属膜5の成長
条件を調整する。次に、CVD法により層間絶縁膜17
の全面を覆うようにシリコン窒化膜16’を堆積する。
シリコン窒化膜16’の厚さは、ゲート電極70の上面
レベルと層間絶縁膜17の上面レベルとの間に位置する
空間を実質的に埋めるように調整される。
6’のうち層間絶縁膜17上に位置する部分を除去し、
図18(b)に示すように、シリコン窒化膜16’のう
ち溝12内に位置する部分(「シリコン窒化膜16」)
だけを残存させる。このゲート電極70上に残されたシ
リコン窒化膜16は、次に述べるコンタクトホール形成
工程において、エッチングマスクとして機能する。ゲー
ト電極70上のマスク層16の厚さは、このコンタクト
ホール形成のためのエッチング工程に際して耐エッチン
グマスクとして充分に機能する大きさであればよい。
後、リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、
18(c)に示すように、ソース/ドレイン領域9上の
シリサイド層90に達するコンタクトホール21を層間
絶縁膜17および27に形成する。このコンタクトホー
ル21の形成に際して、ゲート電極70の側面および上
面を覆っているはシリコン窒化膜は、コンタクトホール
21の形成用のエッチャントに対してエッチストッパー
として機能する。そのため、ゲート電極の表面はコンタ
クトホール21内に露出することはない。 (実施形態8)図19(a)および(b)を参照しなが
ら、本発明の第7の実施形態を説明する。まず、第6の
実施形態の工程と同様の工程によって、図19(a)に
示す状態の構造を用意する。次に、リソグラフィー技術
を用いて、サイドウォールスペーサ8の上部及びゲート
電極を覆う領域のシリコン窒化膜16’上にレジストパ
ターン11を形成する。
イエッチング技術を用いて、シリコン窒化膜をパターニ
ングし、サイドウォールスペーサ8及びゲート電極を覆
うシリコン窒化膜マスク160を形成する。
極の上面及び側面がシリコン窒化膜で覆われているた
め、セルフアラインコンタクトを形成することが可能と
なり、集積度を向上できる。本実施形態の場合、シリコ
ン窒化膜マスク160の厚さはシリコン窒化膜16’の
堆積直後の厚さに等しいので、シリコン窒化膜16’の
厚さを調整するだけで、任意の厚さを有するシリコン窒
化マスク160でゲート電極を覆うことができる。第3
の実施形態による場合は、シリコン窒化膜マスク16を
厚くするには、層間絶縁膜17を厚くするか、ゲート電
極の高さを小さくする必要がある。これに対し、本実施
形態によれば、シリコン窒化膜16’の厚さを調整する
だけで、必要な厚さのマスク160を形成できる。この
ため、セルフアラインコンタクトの形成時にシリコン窒
化膜マスク160に十分なエッチング耐性を与えるとと
もに、コンタクトホールのアスペクト比が大きくなりす
ぎないようにすることが可能になる。
ゲート電極の上面レベルを層間絶縁膜17の上面レベル
よりも意図的に低くする必要なはい。このため、ゲート
電極70の高さを低くする必要が無いので、ゲート電極
(ゲート配線)の低抵抗化に適している。
金属膜がソース/ドレイン領域形成のための高温熱処理
にさらされることがない。そのため、金属膜のはがれや
金属元素の絶縁膜中への拡散が抑制される。また、セル
フアラインコンタクト技術が適用され得るので、低抵抗
ゲート電極を有し、しかも、集積度の高い半導体装置を
提供することが可能となる。
施形態の主要部断面図であり、(b)は、その平面図で
ある。
の製造方法の第1の実施形態を説明するための工程断面
図である。
の製造方法の第1の実施形態を説明するための他の工程
断面図である。
置の製造方法の第2の実施形態を説明するための工程断
面図である。
の製造方法の第3の実施形態を説明するための工程断面
図である。
の製造方法の第3の実施形態を説明するための他の工程
断面図である。
の製造方法の第4の実施形態を説明するための工程断面
図である。
の製造方法の第4の実施形態を説明するための他の工程
断面図である。
置の製造方法の第4の実施形態を説明するための他の工
程断面図である。
装置の製造方法の第4の実施形態に対する比較例の工程
断面図である。
置の製造方法の第5の実施形態を説明するための工程断
面図である。
置の製造方法の第5の実施形態を説明するための他の工
程断面図である。
装置の製造方法の第5の実施形態を説明するための他の
工程断面図である。
置の製造方法の第6の実施形態を説明するための他の工
程断面図である。
置の製造方法の第7の実施形態を説明するための工程断
面図である。
置の製造方法の第7の実施形態を説明するための他の工
程断面図である。
置の製造方法の第7の実施形態を説明するための他の工
程断面図である。
置の製造方法の第7の実施形態を説明するための他の工
程断面図である。
装置の製造方法の第8の実施形態を説明するための他の
工程断面図である。
製造方法を説明するための工程断面である。
の製造方法を説明するための工程断面である。
装置の製造方法を説明するための他の工程断面である。
Claims (27)
- 【請求項1】 半導体領域と、前記半導体領域の上に位
置し、ゲート配線構造を規定するゲート状構造と、前記
ゲート状構造の側面に位置するサイドウォールスペーサ
と、前記半導体領域内に位置するソース/ドレイン領域
とを備えた疑似MOSトランジスタ構造を形成する工程
と、 前記サイドウォールスペーサの材料とは異なる材料から
形成された層間絶縁膜で前記疑似MOSトランジスタ構
造を完全に覆う工程と、 前記層間絶縁膜の上部を除去し、それによって前記ゲー
ト状構造の上面を露出させる工程と、 前記ゲート状構造を選択的にエッチングし、前記サイド
ウォールスペーサに挟まれた溝を形成する工程と、 導電性材料膜で前記溝の少なくとも一部分を埋め、前記
導電性材料膜からゲート配線を形成する工程と、 前記層間絶縁膜をエッチングするために使用するエッチ
ャントに対してエッチングマスクとして機能する層を前
記ゲート配線上に設ける工程と、 前記エッチャントを用いて、前記ソース/ドレイン領域
に達するコンタクトホールを前記層間絶縁膜中に形成す
る工程と、を包含する半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記ゲート配線を形成する工程は、 前記導電性材料膜によって前記溝を完全に埋め込むよう
に、前記導電材料膜を前記層間絶縁膜上に成長させる工
程と、 前記導電性材料膜のうち、前記層間絶縁膜の上面のレベ
ルよりも低い或るレベルよりも上に位置する不要部分を
除去し、前記導電性材料膜の一部を前記溝内部に残置さ
せる工程と、を包含している請求項1に記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項3】 前記導電性材料膜の前記一部を前記溝内
部に残置させる工程は、 前記導電性材料膜の前記不要部分を化学的機械研磨法を
用いて除去する工程を含んでいる請求項2に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記導電性材料膜の前記一部を前記溝内
部に残置させる工程は、 前記導電性材料膜の前記不要部分をエッチバック法を用
いて除去する工程を含んでいる請求項2に記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記ゲート配線を形成する工程は、選択
的成長法を用いて前記導電性材料膜を前記溝内に選択的
に成長させる工程を包含している請求項1に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記エッチングマスクとして機能する前
記層を前記ゲート配線上に設ける工程は、 前記エッチャントに対するエッチレートが前記層間絶縁
膜よりも低い材料からなる耐エッチング膜によって前記
ゲート配線および前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、 前記耐エッチング膜のうち、前記層間絶縁膜の上面のレ
ベルよりも上に位置する不要部分を除去し、前記耐エッ
チング膜の一部を前記溝内部に残置させる工程と、を包
含している請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記エッチングマスクとして機能する前
記層を前記ゲート配線上に設ける工程は、 前記エッチャントに対するエッチレートが前記層間絶縁
膜よりも低い材料からなる耐エッチング膜によって前記
ゲート配線および前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、 リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて前記耐
エッチング膜をパターニングし、それによって前記エッ
チングマスクとして機能する前記層を形成する工程と、
を包含している請求項1に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項8】 前記疑似MOSトランジスタ構造を形成
する工程は、 前記半導体領域の上に前記ゲート状構造を形成する工程
と、 前記ゲート状構造の側面にサイドウォールスペーサを形
成する工程と、 イオン注入技術を用いて前記半導体領域内にソース/ド
レイン領域を形成する工程と、を包含する請求項1に記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記疑似MOSトランジスタ構造を形成
する工程は、 前記半導体領域内にソース/ドレイン領域を覆うように
金属膜を堆積する工程と、 前記金属膜と前記半導体領域との間でシリサイド化反応
を引き起こし、それによって前記シリサイド層を形成す
る工程と、 前記金属膜の未反応部分をエッチングする工程と、を包
含する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記半導体領域の上に前記ゲート状構
造を形成する工程は、 前記半導体領域上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上に多結晶シリコン膜を堆積する工程と、 リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて前記多
結晶シリコン層および前記絶縁膜をパターニングし、そ
れによって配線状に加工する工程と、を包含する請求項
1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記半導体領域の上に前記ゲート状構
造を形成する工程は、 少なくともひとつのエッチャントに対して前記層間絶縁
膜および前記サイドウォールスペーサが示すエッチレー
トよりも大きなエッチレートを示す選択エッチング膜で
前記半導体領域を覆う工程と、 リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて前記選
択エッチング膜をパターニングし、それによって配線状
に加工する工程と、を包含する請求項1に記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項12】 前記選択エッチング膜は不純物を高濃
度に含有するシリコン酸化膜である請求項11に記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記ゲート配線を形成する工程は、 前記溝の底面および側面を覆うバリアメタル層を形成す
る工程と、 前記バリアメタル層上に金属層を形成する工程と、 を包含している請求項1に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項14】 前記溝を形成する工程において、前記
半導体領域の表面が露出するまで、前記ゲート状構造を
エッチングし、その後、前記ゲート配線を形成する前記
工程の前に、前記溝内で露出する前記半導体領域の表面
上にゲート絶縁膜を形成する工程を更に含んでいる請求
項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】 前記半導体領域の上に前記ゲート状構
造を形成する工程は、前記半導体領域の表面にゲート絶
縁膜を形成する工程を含んでいる請求項8に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項16】 前記溝を形成する工程において、前記
ゲート絶縁膜の表面が露出するまで、前記ゲート状構造
をエッチングする請求項15に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項17】 前記半導体領域の上に前記ゲート状構
造を形成する工程は、 前記半導体領域の表面にゲート絶縁層を形成する工程
と、 前記ゲート絶縁膜上にバリアメタル層を形成する工程
と、 リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて少なく
とも前記バリアメタル膜をパターニングし、それによっ
て配線状に加工する工程と、を包含する請求項1に記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項18】 前記溝を形成する工程において、前記
バリアメタル膜の表面が露出するまで前記ゲート状構造
をエッチングし、 前記ゲート配線を形成する工程においては、選択成長法
によって、前記溝内の前記バリアメタル層上に前記導電
材料膜を成長させる請求項17に記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項19】 半導体領域と、 前記半導体領域の表面に形成されたソース領域およびド
レイン領域と、 前記半導体領域の表面に形成され、前記ソース領域と前
記ドレイン領域との間に位置するチャネル領域と、 前記半導体領域を覆う層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜中に形成され、前記チャネル領域を含む
領域上に形成された溝と、 前記層間絶縁膜の前記溝の底面に位置するゲート絶縁膜
と、 前記溝内に形成れさたゲート電極と、 前記ゲート電極の側面に形成された絶縁性サイドウォー
ルスペーサと、を備えており、 前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上および前記溝の
側面上に設けられたバリアメタル層と、前記バリアメタ
ル層に囲まれた導電層とを有しており、 前記層間絶縁膜をエッチングするために使用するエッチ
ャントに対してエッチングマスクとして機能する層を前
記ゲート配線上に備えている半導体装置。 - 【請求項20】 前記層間絶縁膜には、コンタクトホー
ルが形成されており、 前記コンタクトホール内の一部は、前記絶縁性サイドウ
ォールスペーサまたは前記エッチングマスクとして機能
する前記層に占められている請求項19に記載の半導体
装置。 - 【請求項21】 デュアルゲート型CMOS半導体装置
の製造方法であって、 p型MOSトランジスタのためのn型半導体領域および
n型MOSトランジスタのためのp型半導体領域と、前
記n型半導体領域の上に位置し、ゲート配線構造を規定
する第1ゲート状構造と、前記p型半導体領域の上に位
置し、ゲート配線構造を規定する第2ゲート状構造と、
前記第1および第2ゲート状構造の側面に位置するサイ
ドウォールスペーサと、前記各半導体領域内に位置する
ソース/ドレイン領域とを備えた疑似MOSトランジス
タ構造を形成する工程と、 前記サイドウォールスペーサの材料とは異なる材料から
形成された層間絶縁膜で前記疑似MOSトランジスタ構
造を完全に覆う工程と、 前記層間絶縁膜の上部を除去し、それによって前記第1
および第2ゲート状構造の上面を露出させる工程と、 前記第1および第2ゲート状構造を選択的にエッチング
し、前記サイドウォールスペーサに挟まれた複数の溝を
形成する工程と、 導電性材料膜で前記複数の溝の各々の少なくとも一部分
を埋め、ゲート配線を形成する工程と、 前記層間絶縁膜をエッチングするために使用するエッチ
ャントに対してエッチングマスクとして機能する層を前
記ゲート配線上に設ける工程と、 前記エッチャントを用いて、前記ソース/ドレイン領域
に達するコンタクトホールを前記層間絶縁膜中に形成す
る工程と、を包含し、 前記疑似MOSトランジスタ構造を形成する工程は、 前記各半導体領域の上にゲート絶縁膜を形成する工程
と、 前記ゲート絶縁膜上に半導体薄膜を形成する工程と、 n型不純物がドープされた第1ドーパント源を前記半導
体薄膜の第1領域上に形成し、p型不純物がドープされ
た第2ドーパントを前記半導体薄膜の第2領域上に形成
する工程と、 前記第1および第2ドーパント源ならびに前記半導体薄
膜をパターニングすることによって、前記第1ドーパン
ト源の一部を含む第1ゲート状構造を形成するととも
に、前記第2ドーパント源の一部を含む第2ゲート状構
造を形成する工程とを包含しており、 前記ゲート配線を形成する工程は、前記第1ドーパント
源からn型不純物がドープされた前記半導体薄膜の一部
および前記導電性材料膜の一部からn型MOSトランジ
スタのためのゲート配線を形成し、前記第2ドーパント
源からp型不純物がドープされた前記半導体薄膜の一部
および前記導電性材料膜の他の一部からp型MOSトラ
ンジスタのためのゲート配線を形成する、デュアルゲー
ト型CMOS半導体装置の製造方法。 - 【請求項22】 前記ゲート配線を形成する工程は、選
択的成長法を用いて前記導電性材料膜を前記溝内に選択
的に成長させる工程を包含している請求項21に記載の
デュアルゲート型CMOS半導体装置の製造方法。 - 【請求項23】 前記エッチングマスクとして機能する
前記層を前記ゲート配線上に設ける工程は、 前記エッチャントに対するエッチレートが前記層間絶縁
膜よりも低い材料からなる耐エッチング膜によって前記
ゲート配線および前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、 前記耐エッチング膜のうち、前記層間絶縁膜の上面のレ
ベルよりも上に位置する不要部分を除去し、前記耐エッ
チング膜の一部を前記溝内部に残置させる工程と、を包
含している請求項22に記載のデュアルゲート型CMO
S半導体装置の製造方法。 - 【請求項24】 前記エッチングマスクとして機能する
前記層を前記ゲート配線上に設ける工程は、 前記エッチャントに対するエッチレートが前記層間絶縁
膜よりも低い材料からなる耐エッチング膜によって前記
ゲート配線および前記層間絶縁膜の両方を覆う工程と、 リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて前記耐
エッチング膜をパターニングし、それによって前記エッ
チングマスクとして機能する前記層を形成する工程と、
を包含している請求項22に記載のデュアルゲート型C
MOS半導体装置の製造方法。 - 【請求項25】 p型MOSトランジスタのためのn型
半導体領域と、 n型MOSトランジスタのためのp型半導体領域と、 前記各半導体領域の表面に形成されたソース領域および
ドレイン領域と、 前記各半導体領域の表面に形成され、前記ソース領域と
前記ドレイン領域との間に位置するチャネル領域と、 前記各半導体領域を覆う層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜中に形成され、前記チャネル領域を含む
領域上に形成された溝と、 前記層間絶縁膜の前記溝の底面に位置するゲート絶縁膜
と、 前記溝内に形成れさたゲート電極と、 前記ゲート電極の側面に形成された絶縁性サイドウォー
ルスペーサと、を備えており、 前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に設けられた半
導体層と、前記半導体層上に設けられた導電層とを有し
ており、 前記層間絶縁膜をエッチングするために使用するエッチ
ャントに対してエッチングマスクとして機能する層を前
記ゲート配線上に備えているデュアルゲート型CMOS
半導体装置。 - 【請求項26】 前記p型MOSトランジスタのための
前記ゲート電極に含まれる前記半導体層にはp型不純物
がドープされ、前記n型MOSトランジスタのための前
記ゲート電極に含まれる前記半導体層にはn型不純物が
ドープされている請求項25に記載のデュアルゲート型
CMOS半導体装置。 - 【請求項27】 前記層間絶縁膜には、コンタクトホー
ルが形成されており、前記コンタクトホール内の一部
は、前記絶縁性サイドウォールスペーサまたは前記エッ
チングマスクとして機能する前記層に占められている請
求項34または26に記載のデュアルゲート型CMOS
半導体装置。
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