JPH1166U - ベルト緊張装置 - Google Patents
ベルト緊張装置Info
- Publication number
- JPH1166U JPH1166U JP006496U JP649698U JPH1166U JP H1166 U JPH1166 U JP H1166U JP 006496 U JP006496 U JP 006496U JP 649698 U JP649698 U JP 649698U JP H1166 U JPH1166 U JP H1166U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- spring
- tensioning device
- curved surface
- pivoting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/10—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
- F16H7/12—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
- F16H7/1209—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means
- F16H7/1218—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means of the dry friction type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/06—Endless member is a belt
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/081—Torsion springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
- F16H2007/084—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means having vibration damping characteristics dependent on the moving direction of the tensioner
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0842—Mounting or support of tensioner
- F16H2007/0844—Mounting elements essentially within boundaries of final output members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト緊張装置における振動減衰機構がベル
トの緊張方向と弛緩方向とにおいて所望の振動減衰運動
が得られるようにする。 【解決手段】 固定構造体と、これに回動自在に支持さ
れた回動構造体と、回動構造体に偏心して回動可能に支
持されたベルト係合プーリと、回動構造体を固定構造体
に対し弾性的に付勢するばね手段と、回動構造体と共働
するわん曲表面手段と、固定構造体と共働しわん曲表面
手段と係合可能な伸長手段と、伸長手段の連結機構を一
方の構造体に、わん曲表面手段を他方の構造体に取付
け、回動構造体の一方向の摩擦摺動に対し高い抵抗力
を、反対方向の摩擦摺動に対し低い抵抗力を生じさせる
取付け手段とを具備し、該取付け手段が前記ばね手段を
含むことにより伸長手段とわん曲表面手段との間の把持
作用が緩和され、動的振動の発生時に抵抗が減少される
ようにする。
トの緊張方向と弛緩方向とにおいて所望の振動減衰運動
が得られるようにする。 【解決手段】 固定構造体と、これに回動自在に支持さ
れた回動構造体と、回動構造体に偏心して回動可能に支
持されたベルト係合プーリと、回動構造体を固定構造体
に対し弾性的に付勢するばね手段と、回動構造体と共働
するわん曲表面手段と、固定構造体と共働しわん曲表面
手段と係合可能な伸長手段と、伸長手段の連結機構を一
方の構造体に、わん曲表面手段を他方の構造体に取付
け、回動構造体の一方向の摩擦摺動に対し高い抵抗力
を、反対方向の摩擦摺動に対し低い抵抗力を生じさせる
取付け手段とを具備し、該取付け手段が前記ばね手段を
含むことにより伸長手段とわん曲表面手段との間の把持
作用が緩和され、動的振動の発生時に抵抗が減少される
ようにする。
Description
【0001】
本考案はベルト駆動装置に関しそしてさらに詳細にはベルト駆動装置において 用いられるベルト緊張装置の改良に関するものである。
【0002】
近年、ベルト緊張装置が自動車に使用される単一の蛇行状ベルト機構と関連し て自動車に用いられてきた。蛇行状ベルト機構と共に用いられるベルト緊張装置 はその必須の構成要素として振動減衰手段を含んでおり、この減衰手段が、ベル トの受ける振動運動がベルト緊張装置スプリングに関する共振周波数に達するの を阻止するようにしている。この振動減衰作用を得るための典型的な機構は米国 特許第4,473,362号に開示されている。さらに詳細には、振動減衰作用 は弾性材料の変位と摩擦摺動運動との組合せによるか、又はもっぱら摩擦もしく は摺動運動によるかして得られる。回動自在の構造体と固定された構造体との間 に作用する瞬間的なスプリング力の35%又は40%より多くない減衰力を両方 向に調整するよう摩擦摺動運動減衰機構を設けることは公知の技術である。
【0003】 この知識の限りでは、プーリがその十分に延びた位置に達する前にプーリが動 かなくなるのを阻止することが望ましいと考えられていた。すなわち、大きすぎ る摩擦抵抗が与えられたならば、プーリはベルトを伸長するようベルトを引張り 必要な緊張力を得るよう外側に動かすことを全くしないことがわかった。一方に おいて、この装置におけるエンジン又はその他の手段が高い動力的条件として知 られていることを示す多くの蛇行状ベルト装置があることがよく知られている。 このような装置は高動力装置として知られ、そしてこの装置において通常の知識 が与えるよりも大きな振動減衰作用をもたらすことが望ましい。高い動力型負荷 が特にベルト緊張装置上に課せられるもう1つの特別な状況は、この緊張装置が タイミングベルトを正しい緊張状態に保つために用いられる場合である。事実、 タイミングベルトと共に用いるベルト緊張装置の特にきびしい要求は、特にこの 型の緊張装置にとって特別な振動減衰装置の開発をもたらした。この緊張装置の 一例は米国特許第4,583,962号に開示されている。
【0004】
このタイミングベルトに設けられた振動減衰装置は、一方向クラッチ機構と摩 擦型の付加的振動減衰機構とからなる装置を含んでいる。この一方向クラッチは ベルト緊張方向の回動運動において正規の振動減衰運動が可能であるが、しかし 反対方向においては限定された運動しかできない。さらに、上記の型の蛇行状ベ ルト装置を含む高動力機構とタイミングベルト機構とを結合する単一の振動減衰 機構を有しているベルト緊張装置が要求されている。 本考案の目的は上記の要求を満たすことである。
【0005】
本考案は、ベルトの非緊張方向に公知の技術で得られるよりも実質的に大きい 、すなわち瞬間のばね力の70%又はそれより大きい、高い減衰トルク抵抗力を 持った摩擦摺動運動減衰作用をもたらすベルト緊張装置における減衰機構を提供 することができるという原理に基礎を置くものである。
【0006】 本考案のこの原理によれば、この減衰作用は、好ましくはわん曲した表面と係 合される伸長した構造体によって得られる2つの相対摺動可能な表面の間の把持 作用によってもたらされる運動に対する、摩擦抵抗によって与えられる。これら の構成部分はベルト緊張装置の回動可能な構造体と固定された構造体とに対して 取付けることができ、それによりベルト非緊張方向に対する高い抵抗力と、ベル ト緊締又は緊張方向と一致する反対方向の摩擦運動に対する比較的低い抵抗力と をもたらす、把持作用を与えるようにしている。このような装置はまた、伸長さ れた構造体の取付け部が係合が解かれる方向に動かされる時抵抗力を迅速に解除 することができる。本出願人は、この特徴を有しかつ取付け部がスプリングを含 む場合、高い抵抗のみでなくまた反対方向の比較的低い抵抗が、この装置が受け る高い動的振動条件に応じて共に緩和されるということを発見した。
【0007】 好ましくは、この回動自在に取付けられた構造体を弾性的に付勢する弾性力を もたらす捩りコイルスプリングがまた、取付け部のスプリングとして用いられる 。好ましくは、伸長された構造体は鋼のひも又は帯の形式であり、コイルスプリ ングの一端にのみ連結された一端と、リングの外側円筒状表面の周りに延在しか つこの表面に係合するよう固定された反対側端部とを有している。スプリングを このような様式で用いることにより、米国特許第4,473,362号において 述べられているつり合いのとれた減衰特性が得られる。これに代えて、種々の振 動特性を提供しなければならない場合は、このような振動特性に適合した別の特 殊のスプリングが用いられる。
【0008】 本考案のもう1つの目的は、構造簡単、作動が効果的でまた製造が経済的であ る改良された減衰機構を有する、上記型式のベルト緊張装置を提供することであ る。
【0009】 これらの及びその他の本考案の目的は次の詳細な記載と実用新案登録請求の範 囲を通じてさらに明瞭となるであろう。
【0010】
本考案は実施態様が図示されている添付図面を参照することにより最もよく理 解される。 さて、さらに詳細に図面を参照すると、図1に、全体を10で示される自動車 エンジンタイミングベルト及びプーリ装置が示され、この装置はその内周上に通 常の歯14を有する公知の可撓タイミングベルト12を含んでいる。このタイミ ングベルト12は、自動車エンジンの出力シャフト20に連結された外歯18を 有する駆動タイミングプーリ16とこの自動車エンジンのカムシャフト26に連 結された外歯24を有する被駆動タイミングプーリ22との周りを走行する。全 体を28で示され本考案の原理を具体化するベルト緊張装置が、タイミングベル トに対し作動するよう取付けられている。このベルト緊張装置28は、このベル トがさらに長くなろうとする長期の時間にわたってこの装置10のタイミングベ ルト12に、実質的に一定の張力を加えるために設けられる。
【0011】 さて、特に図2から図4を参照すると、本考案のベルト緊張装置28は、エン ジンブロックに対する固定位置においてブラケットプレート32その他に固定さ れるようになっている固定構造体30を含んでいる。このベルト緊張装置28は さらに、第1の制限された位置と第2の制限された位置との間で第1の固定され た軸の周りで反対方向に回動運動をするため、固定さた構造体30に対し取付け られた回動自在の構造体34を含んでいる。この回動自在の構造体は、第1の軸 と平行な第2の軸の周りに回動運動するためタイミングベルト係合プーリ36を 担持している。捩りコイルスプリング38がこの回動構造体を弾性的に付勢する ため設けられ、回動構造体が第1の限定位置から離れて第2の限定位置に向う方 向に動くにつれて減少するばね力により、第1の限定位置から離れ第2の限定位 置に向う方向に動くようにしている。その第1の位置から離れその第2の位置に 向うこのベルトの運動はベルトに張力をかける。
【0012】 本考案の原理によれば、固定構造体30に対する回動構造体34の運動はベル ト緊張方向とその反対方向との両方向に、全体を40で示す減衰機構によって制 御される。図2から図4に示すように本考案の好適な形式において、減衰機構4 0は、適当な摩擦材料、例えばナイロンその他のような樹脂質のプラスチックの 、リング42を含んでいる。好適なプラスチックはザイテル(Zytel)(商 標名)とイグライド(Iglide)(商標名)とを含んでいる。このリングは 、減衰機構40のもう1つの構造成分を形成する全体を46で示す細長い構造体 (伸長構造体)によって係合されるようになっている、このリングの外側円筒形 周面を図示のように構成するわん曲表面44を提供する。この伸長構造体46は 好ましくは、ばね鋼又はステンレス鋼のような鋼で作られたひも又は帯の形式の ものである。図示のように、このひもは好ましくは、例えば約0.040インチ (1.02mm)の比較的薄肉のものであり、それによりリング42の表面44に 係合するよう容易に屈曲されるようにしている。しかし、必要ならばさらに厚く することまたは薄くすることもできる。この伸長構造体は自由の状態においてわ ん曲表面44より大きな半径を有しており、そのためスプリング38の力によっ て表面44と接触するように押しつけられる。
【0013】 図3に最もよく示されるように、ひも46は約270°の周辺部分にわたって リング42の表面44と係合可能な中央部分を含んでいる。この係合部分はさら に小さく又は大きくすることができるが、好ましくは180°より大きく300 °より小さい。ひも46は、このひも46が作動的に取付けられる中央部分48 を越えて延びる端部50と52とを含んでいる。リング42とひも46の端部5 0及び52とが固定構造体30と回動構造体34に対しまたこれら相互の間で取 付けられる方法は、(1)回動構造体34が固定構造体30に対し第1の位置に 向う方向に回動する運動と一致する、ひもの中央部分48とリング42のわん曲 表面44との間の一方向への摩擦摺動運動に対し、比較的高い抵抗をもたらし、 また(2)回動構造体34が固定構造体30に対し第1の位置から離れる方向に 回動する運動と一致する、ひも46の中央部分48とリング42のわん曲表面4 4との間の反対方向への摩擦摺動運動に対し、比較的低い抵抗をもたらすのに、 十分な把持作用によって、ひも46の中央部分48がリング42のわん曲表面4 4と係合するようにして行う。
【0014】 本考案の原理によれば、摩擦摺動運動に対する比較的高い抵抗力はスプリング 38によって得られる瞬間のばね力の70%より大きい。瞬間のばね力は、摩擦 摺動運動に対する比較的高い抵抗の量が測定される固定構造体に対する回動構造 体の特定位置におけるこのスプリングによって得られる力を言う。
【0015】 タイミングベルト装置10に使用されるこのベルト緊張装置28の場合は、摩 擦摺動運動に対する典型的な比較的高い抵抗力は瞬間のばね力の200%である 。摩擦摺動運動に対する比較的低い抵抗力はこの比較的高い抵抗力により小さく 、好ましくは以下の記載から明らかなように、35%より多くてもよいが、35 %又はそれより少ない範囲である。
【0016】 両方向における摩擦摺動運動に対する抵抗力は、回動構造体34がその第1の 位置から離れてその第2の位置に向うにつれて予め指示されたように減少するば ね力の変化に比例して変化するように作られる。この比例させる装置は第2図か ら第4図に示す実施態様に図示されている。この装置は本質的に、リング42と ひも46の両端部50及び52とが回動構造体34と固定構造体30に取付けら れまた相互に対して取付けられる方法によってもたらされる。
【0017】 図2に最もよく示されるように、固定構造体30は、管状ハブ58が軸方向外 側に延在するよう固定して取付けられている中央部分56を含む環状部材54の 形式である。この環状部材54はさらに軸方向外側に延在する周辺フランジ60 を含んでいる。ボルト62その他が中空ハブ58を通ってブラケット又は支持プ レート32の中に延出し、固定構造体30を支持プレート32に堅く固定するよ うにしている。環状部材54の中央部分56を通って延在する位置ぎめピン64 が、固定構造体30を中心ボルト62に対し正確に配置させかつ固定する作用を する。中央部分56と周辺フランジ60との間の位置で環状部材54から軸方向 外側に延在して、固定された一体構造の突起構造体66があり、この突起構造体 66にひも46の端部50が、これを突起66の周りに折り曲げることにより連 結される。ひも46の反対側端部52は開口されそしてコイルスプリング38の 端部68を折り曲げかつひも46の端部52の開口を通ってこれを延出させるこ とにより、コイルスプリング38の一端に連結される。第4図に最もよく示され るように、このコイルスプリングの反対側端部は70で示すように折り曲げられ 、そして環状部材74上に設けられた中心周辺フランジ72を通って延在し、回 動構造体34を形成している。フランジ72は固定構造体30の周辺フランジ6 0に向って軸方向に延び、そしてこれら2つのフランジが室の内部を区画形成す る外側周壁を提供する役目をし、この室の中にコイルスプリング38が収容され る。
【0018】 環状部材74はこれを貫通して延在するする中心内腔76を含み、この内腔7 6の全面に管状ハブ58の軸方向延長部が係合されるスリーブ軸受78が内腔7 6の内周と管状ハブ58の外周との間に配設され、固定構造体30上に環状部材 74を軸受し、管状ハブ58の軸線周りの両方向に回動運動するようにしている 。前記第1の位置と第2の位置との間の環状部材74の固定構造体30に対する 回動運動を制限するため、固定構造体30のピン64が、回動構造体の近接部分 に形成された円弧状溝80の中に軸方向に延出している。環状部材74はまた中 間環状フランジ82を含みこのフランジ82は中心環状部分56に対して取巻く ように固定構造体30に向う方向に軸方向外側に延在している。リング42の内 側が環状フランジ82の外側に固定されそして内方の外側に曲げられた取付けフ ランジ84と外方の内側に延在する取付けフランジ86とを含んでいる。このよ うにして、リング42は回動構造体34に堅く固定される。
【0019】 環状部材74の外側部分は偏心した外側円筒状表面88が形成されこの円筒状 表面88上にボール軸受組立体90が固定され、プーリ36を環状部材74上に 回転自在に取付け前記第2の軸周りに回転させる働きをしている。
【0020】 図2から図4に示されるひも46とリング42を取付ける好適な方法において は、リング42は回動構造体34と作動上協同し、ひも46は固定構造体と作動 上協同する。図示のように、リング42は、回動構造体の回動軸線と一致するそ の軸線を有して回動構造体34上に固定されている。ひも46の一端50は固定 構造体30に固定されそしてその反対側端部はコイルスプリング38の反対側端 部に固定されている。この配置構造は、このひもとリングとが本質的にバンドブ レーキを形成し、このバンドブレーキが本来、ひもの係合表面とリングとの間の 摩擦摺動運動に対し、図3に見られる時計方向よりも同図で見られる反時計方向 において大きな抵抗力をもたらす特性を有するようなものである。図1と図3か ら明らかなように、反時計方向の運動は回動構造体のその第1の位置に向う方向 の運動と一致し、これに対しその第2の位置に向う方向の運動はベルトに張力を 与える働きをする。
【0021】 コイルスプリング38とひもの一端との連結は、リング42の表面に対して緊 締する関係にひもの2つの端部を共に動かすようにすることがわかるであろう。 反対方向の運動はこの係合を解放するようにし、そしてこの解放を行うのに多く の運動を要しないことがわかるであろう。この取付けにおけるスプリングの使用 に関連するこの配置構造の特徴は、作動中にこの装置が受ける振動運動が把持作 用の解放をもたらす条件をつくり出す。このようにして、両方向における摩擦摺 動運動に対する抵抗力は、これに作用する高い動的振動に応じて解放するための 減衰機構の容量によるこれまでに適当と思われていたよりも高いレベルで、設定 することができる。例えば第1の位置に向う方向の運動に対する200%の抵抗 力はエンジンが遮断された時ベルトの運動を制御する働きをする。同じ作用で、 遮断の結果として起きる振動運動がこの抵抗力を解放し、必要な制御運動が損傷 を阻止することができるようにする。
【0022】 ひも46の端部52がスプリング38の端部68と連結される、上記のような 配置構造はまた、この抵抗力がひも46の中央部分48をばね力に比例するリン グ42の外側表面44に係合することによって得られるようにする働きをする。 この作用は米国特許第4,473,362号に包含される教示によるものであり 、その説明はここでは本明細書を引用することによって合体されている。さらに 、ひもとリングとの間の摺動摩擦接触に抵抗する力が被覆部の角度を2等分する 方向に回動構造体34上に作用することがわかるであろう。好ましくは、ひもは リングに対して巻きつけられ、それによりこの2等分線が、回動構造体34がそ の第1の位置から離れる方向のストロークを通じてほぼ1/4の位置にある時こ の回動構造体上に作用するベルト荷重と平行の方向に延出するようにしている。 このハブ荷重は、ベルト12をプーリ36に巻きつける角度の2等分線を通る方 向に、プーリ36の回転の第2の軸線を通って回動構造体34上に作用する。図 示の配置構造により、ベルト緊張力はスリーブ軸受76に不均一にかかる。すな わち、このベルト緊張力は回動構造体から、その中心から軸方向に偏倚する位置 におけるこの軸受に伝達される。減衰力を、反対方向のハブの中心から軸方向に 偏倚する位置で同じ方向に向けることにより、この軸受上の全体荷重は均一とな り、このようにして軸受の寿命が延長される。
【0023】 さて特に図5を参照すると、本考案の原理の範囲に入るベルト緊張装置の変形 例が示されている。この図示の変形構造において、コイルスプリング38の端部 68は、92で示されるように固定構造体30に直接固定されるように連結され る。ひも46の端部52は第2のスプリング94によってコイルスプリング38 とは独立するように固定構造体30上に取付けられる。図示のように、この第2 のスプリング94は、ひもの端部52に固定されかつナット98が螺着されてこ のスプリングの一端と係合するようにしている取付け具96の端部を取巻く圧縮 コイルスプリングの形式であり、そしてこのスプリングの他端は周辺フランジ6 0に係合している。この配置構造により、ひもとリングとの間の摩擦摺動運動に 対する抵抗力は、回動構造体34の固定構造体30に対する位置とスプリング3 8の瞬間のばね力とに関係なく、一定である。この構造は、別個のスプリング9 4を設けることにより、遭遇するかも知れない特別な振動条件がこのような振動 運動に応じて共振するスプリングを選択することによって調節できることを保証 するので、特別な状況において望ましいことである。
【0024】 前に示したように、本考案のベルト緊張装置は第1図に示すようなタイミング ベルト装置にのみならず他の装置にも有用である。例えば、第6図には全体を1 10で示す蛇行状ベルト装置が示されており、この装置は、比較的大きい無端の 重合体Vベルト112と、自動車エンジンの出力シャフト116に連結された駆 動プーリ114と、4個の被駆動プーリ118,120,122,124と、全 体を126で示す本考案の原理を具体化したベルト緊張装置とを含んでいる。図 示の配置構造において、被駆動プーリ118は冷却ファン用のシャフト128に 作動的に連結され、被駆動プーリ120は交流発電機その他の一部を形成するシ ャフト130上に取付けられ、そして被駆動プーリ122は空気調整圧縮機の一 部を形成するシャフト132上に取付けられている。
【0025】 このベルト112は図に示すような方法で種々のプーリの周りを走行し、そし てベルト緊張装置126はこのベルト112とは作動関係に取付けられ、それに よりベルト112が他の器具上に取付けられまた正常の作動位置でベルト上に所 望の張力を与えるため解放されるような位置に向って、動くことができるように している。このベルト緊張装置126は、ベルト112が長くなろうとする長期 の期間にわたってこの装置110のベルト112に実質的に一定の張力を与える ことができるように取付けられる。ベルト緊張装置126の構造は、固定構造体 30に対する回動構造体34の第1の回動軸線とプーリ36の第2の回動軸線と の間の半径方向距離が、この装置110のより大きなベルト112においてより 大きな量の運動ができるように実質的に大きくなっている点を除き、ベルト緊張 装置28の構造と本質的に同じである。その他の変形例は本考案の範囲に含まれ る。例えば、ひもの両端部を固定構造体に対して固定しまたリングを半径方向に 動くよう回動構造体上に弾性的に取付け、それにより振動運動に応じて前記の解 放が得られるようにする。さらに、回動構造体と協同するリングの取付け及び固 定構造体と協同するひもの取付けを行う代りに、この作動上の協同関係を逆にす ることもできることが理解されるであろう。
【0026】 このようにして、本考案の目的が十分かつ効果的に達成されることがわかるで あろう。しかし、上記の好適な特別の実施態様は、本考案の作用上及び構造上の 原理を示す目的で図示されかつ説明されたものであり、またこの原理を逸脱する ことなく変更が行われるものであることが理解されるであろう。したがって、本 考案は実用新案登録請求の範囲の精神と範囲に包含される全ての変形例を含むも のである。
【図1】本考案の原理により構成されたベルト緊張装置
を用いているタイミングベルト装置の概略図である。
を用いているタイミングベルト装置の概略図である。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う断面図である。
【図5】本考案の他の実施態様を示す図3と同様な図で
ある。
ある。
【図6】本考案の原理によって構成されたベルト緊張装
置を用いている蛇行状ベルト装置の概略図である。
置を用いている蛇行状ベルト装置の概略図である。
10…自動車エンジンタイミングベルト・プーリ装置 12…タイミングベルト 16,22…タイミングプーリ 28…ベルト緊張装置 30…固定構造体 34…回動構造体 36…タイミングベルト係合プーリ 38…捩りコイルスプリング 40…減衰機構 42…リング 44…わん曲表面 46…伸長構造体(ひも) 48…ひも中央部分 50,52…ひも端部 78…スリーブ軸受 94…第2スプリング 126…ベルト緊張装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598118916 730143 オンタリオ インコーポレイティ ド カナダ国,オンタリオ エル3アール 4 ワイ4,マーカム,アップル クリーク ブルバード 36 (71)出願人 592112189 テスマ インターナショナル インコーポ レイティド カナダ国,オンタリオ エル3アール 4 ワイ4,マークハム,アップルクリーク ブールバード 36 (72)考案者 ヤツェク エス.コモロブスキ カナダ国,オンタリオ エム9エヌ 2ア ールエー,ウェストン,ジェーン ストリ ート 1555 (72)考案者 クラウス カー.ビツェク カナダ国,オンタリオ エル0ジー 1テ ィー0,ショムバーグ ルーラル ルート ナンバー 3
Claims (47)
- 【請求項1】 固定構造体と、 該固定構造体に対し取付けられ第1の限定位置と第2の
限定位置との間で第1の軸線の周りに回動運動をする回
動構造体と、 該回動構造体によって回動自在に担持され前記第1の軸
線と平行な第2の軸線の周りに回転運動をするベルト係
合プーリと、 前記固定構造体と回動構造体との間で作用し、前記回動
構造体を弾性的に付勢し、前記第1の限定位置から離れ
て前記第2の限定位置に向う方向に、前記回動構造体が
前記第2の位置に向って動くにつれて減少するばね力を
もって動かすためのばね手段と、 前記構造体の一方と作動上協同するわん曲表面手段と、 前記構造体の他方と作動上協同し、前記わん曲表面手段
と係合し得る中央部分と該中央部分の対向両端部外側の
連結手段とを有する伸長手段と、 前記連結手段と前記わん曲表面手段とをそれぞれの構造
体上に取付け、前記伸長手段の中央部分と前記わん曲表
面手段との間における、前記回動構造体の前記固定構造
体に対する前記第1の位置に向う方向の回動運動と一致
する一方の方向への摩擦摺動運動に対して、比較的高い
抵抗力をもたらし、また前記伸長手段の中央部分と前記
わん曲表面手段との間における、前記回動構造体の前記
固定構造体に対する前記第1の位置から離れる方向の回
動運動に一致する反対方向への摩擦摺動運動に対して、
比較的低い抵抗力をもたらすのに、十分な把持作用をも
って、前記伸長手段の中央部分が前記わん曲表面手段と
係合するようにしている取付け手段と、を具備し、 前記取付け手段が前記ばね手段を含み、それにより前記
ばね手段が前記伸長手段の前記連結手段に連結された部
分を有するようにし、前記比較的高い抵抗力と前記比較
的低い抵抗力とが、前記ばね力の変化に比例しかつ動的
状態でベルト緊張装置に振動が生じたときに、共に変化
できるようにし、それにより前記伸長手段の中央部分と
前記わん曲表面手段との間の前記把持作用が、前記伸長
手段の中央部分と前記わん曲表面手段との間の両方向の
運動が実質的に減少された抵抗レベルで行われるよう十
分に緩和されるようにしている、ベルト緊張装置。 - 【請求項2】 前記伸長手段が可撓ひもからなる請求項
1に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項3】 前記ばね手段が前記回動構造体に連結さ
れた一方の端部を有する捩りコイルスプリングからな
り、前記取付け手段が、前記コイルスプリングの反対側
端部を前記ひもの一方の端部上で連結手段に連結する手
段と、該連結手段を前記ひもの他方の端部上で前記固定
構造体に固定するよう連結する手段とを、含んでいる、
請求項2に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項4】 前記わん曲表面手段が、前記第1の軸線
に対して同心に前記回動構造体に対し固定された、外側
円筒状表面を具備する、請求項3に記載のベルト緊張装
置。 - 【請求項5】 前記ひもの中央部分が前記外側円筒状表
面の 180°より大きくかつ 300°より小さい、請求項4
に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項6】 前記外側円筒状表面が前記回動構造体に
固定された樹脂プラスチックのリングによって与えられ
る、請求項4に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項7】 前記ひもが鋼で形成されている、請求項
4に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項8】 前記回動構造体が、前記ベルト係合プー
リ上のベルトの巻きつけ角度の2等分線を通って延出す
る方向に前記回動構造体上に作用するベルト張力により
不均一に荷重がかけられているスリーブ軸受によって、
前記固定構造体上に取付けられ、前記ひもの中央部分と
前記外側円筒状表面との間の把持作用の力が、これらの
間の係合角度の2等分線を通って延出する方向に前記回
動構造体上に作用し、前記スリーブ軸受に不均一のベル
ト荷重を平衡させようとする方向に荷重がかけられてい
る、請求項4に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項9】 回動構造体が、前記ベルト係合プーリに
対するベルト巻きつけ角度の2等分線を通って延出する
方向に前記回動構造体上に作用するベルト緊張力によっ
て不均一に荷重がかけられているスリーブ軸受により、
前記固定構造体上に取付けられ、前記伸長手段と前記わ
ん曲表面手段との間の把持作用の力が、前記スリーブ軸
受に対してその不均一のベルト荷重を平衡させるような
方向に荷重をかけている、請求項1に記載のベルト緊張
装置。 - 【請求項10】 固定構造体と、 該固定構造体に対し取付けられ第1の限定位置と第2の
限定位置との間で第1の軸線の周りに回動運動をする回
動構造体と、 該回動構造体によって回動自在に担持され前記第1の軸
線と平行な第2の軸線の周りに回転運動をするベルト係
合プーリと、 固定構造体と回動構造体との間で作用し前記回動構造体
を前記第1の限定位置から離れ前記第2の限定位置に向
う方向に、前記回動構造体が前記第2の位置に向って動
くにつれて減少するばね力をもって、動かすようにして
いるばね手段と、 前記構造体の一方と作動上協同するわん曲表面手段と、 該わん曲表面手段に係合可能な、前記構造体の他方と作
動上協同する伸長手段と、 前記伸長手段と前記わん曲表面手段とをそれぞれの構造
体に取付け瞬間のばね力の70%より大きい前記第1の位
置に向う方向の前記回動構造体の前記固定構造体に対す
る回動運動に一致する一方の方向の、前記伸長手段と前
記わん曲表面手段との間の摩擦摺動運動に対して、比較
的高い抵抗力をもたらし、また前記第1の位置から離れ
る方向の前記回動構造体の前記固定構造体に対する回動
運動に一致する反対方向の、前記伸長手段と前記わん曲
表面手段との間の摩擦摺動運動に対して、比較的低い抵
抗力をもたらすのに、十分な把持作用をもって、前記伸
長手段が前記わん曲表面手段と係合するようにしてい
る、取付け手段と、を具備し、 前記取付け手段が前記ばね手段を含み、それにより前記
ばね手段が前記伸長手段に連結された部分を有するよう
にし、前記比較的高い抵抗力と前記比較的低い抵抗力と
が、前記ばね力の変化に比例しかつ動的状態でベルト緊
張装置に振動が生じたときに、共に変化できるように
し、それにより前記伸長手段の中央部分と前記わん曲表
面手段との間の前記把持作用が、前記伸長手段の中央部
分と前記わん曲表面手段との間の両方向の運動が実質的
に減少された抵抗レベルで行われるよう十分に緩和され
るようにしている、ベルト緊張装置。 - 【請求項11】 前記伸長手段が、前記わん曲表面手段
と係合可能な中央部分と該中央部分から外側に延在する
対向両端部とを有する可撓ひもからなる請求項10に記載
のベルト緊張装置。 - 【請求項12】 前記ばね手段が、前記回動構造体に連
結された一方の端部を有する捩りコイルスプリングから
なり、前記取付け手段が前記コイルスプリングの反対側
端部の前記ひもの一方の端部に連結する手段と、前記ひ
もの反対側端部を前記固定構造体上に固定するよう連結
する手段とを含んでいる、請求項11に記載のベルト緊張
装置。 - 【請求項13】 前記わん曲表面手段が、前記第1の軸
線に対して同心に前記回動構造体に対し固定された、外
側円筒状表面を具備している、請求項12に記載のベルト
緊張装置。 - 【請求項14】 前記ひもの中央部分が前記外側円筒状
表面の 180°より大きく 300°より小さい、請求項13に
記載のベルト緊張装置。 - 【請求項15】 前記外側円筒状表面が前記回動構造体
に固定された樹脂プラスチックのリングによって与えら
れる、請求項13に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項16】 前記ひもが鋼で形成されている、請求
項13に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項17】 前記回動構造体が、前記ベルト係合プ
ーリのベルト巻きつけ角度の2等分線を通って延出する
方向の、前記回動構造体上のベルト緊張力により不均一
に荷重がかけられたスリーブ軸受によって、前記固定構
造体上に取付けられ、前記ひもの中央部分と前記外側円
筒状表面との間の把持作用の力が、これらの間の係合角
度の2等分線を通って作用し、前記スリーブ軸受に、そ
の荷重を平衡させようとする方向に荷重をかけている、
請求項13に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項18】 回動構造体が、前記ベルト係合プーリ
のベルト巻きつけ角度の2等分線を通って延出する方向
の前記回動構造体上に作用するベルト緊張力により不均
一に荷重がかけられているスリーブ軸受によって、前記
固定構造体上に取付けられ、前記伸長手段と前記わん曲
表面手段との間の把持作用の力が、前記スリーブ軸受に
対してその不均一なベルト荷重を平衡させようとする方
向に荷重をかけている、請求項10に記載のベルト緊張装
置。 - 【請求項19】 固定構造体と、 該固定構造体に取付けられ第1の限定位置と第2の限定
位置との間で第1の軸線の周りに回動運動をする回動構
造体と、 該回動構造体によって担持され前記第1の軸線と平行な
第2の軸線の周りに回転運動をするベルト係合プーリ
と、 固定構造体と回動構造体の間で作用し、前記回動構造体
を弾性的に付勢し、前記第1の限定位置から離れ前記第
2の限定位置に向う方向に、前記回動構造体が前記第2
の位置に向って動くにつれて減少するばね力をもって動
かすためのばね手段と、 前記構造体の一方と作動上協同するわん曲表面手段と、 該わん曲表面手段と係合可能な中央部分と、該中央部分
の対向両端部の外側の連結手段とを有する、前記構造体
の他方と作動上協同する伸長手段と、 前記連結手段と前記わん曲表面手段とをそれぞれの構造
体上に取付け、前記第1の位置に向う方向の前記回動構
造体の前記固定構造体に対する回動運動に一致する一方
向の、前記伸長手段の中央部分と前記わん曲表面手段と
の間の摩擦摺動運動に対して、比較的高い抵抗力をもた
らし、また前記第1の位置から離れる方向の前記回動構
造体の前記固定構造体に対する回動運動に一致する反対
方向の、前記伸長手段の中央部分と前記わん曲表面手段
との間の摩擦摺動運動に対して、比較的低い抵抗力をも
たらすのに、十分な把持作用をもって、前記伸長手段の
中央部分が前記わん曲表面手段と係合するようにしてい
る、取付け手段と、を具備し、 前記取付け手段が第2のばね手段を含み、それにより該
第2のばね手段が前記伸長手段の前記連結手段に連結さ
れた部分を有するようにし、前記比較的高い抵抗力と前
記比較的低い抵抗力とが動的状態でベルト緊張装置に振
動が生じたとき共に変化できるようにし、それにより前
記伸長手段の中央部分と前記わん曲表面手段との間の前
記把持作用が、前記伸長手段の中央部分と前記わん曲表
面手段との間の両方向の運動が実質的に減少された抵抗
レベルで行われるよう十分に緩和されるようにしてい
る、ベルト緊張装置。 - 【請求項20】 前記伸長手段が可撓ひもからなる請求
項19に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項21】 前記ばね手段が前記回動構造体に連結
された一端を有する捩りコイルスプリングからなり、前
記取付け手段が、前記第2のばね手段を前記固定構造体
と前記ひもの一端の連結手段とに連結する手段と、前記
ひもの他方の連結手段を前記固定構造体に固定するよう
連結する手段とを含んでいる、請求項20に記載のベルト
緊張装置。 - 【請求項22】 前記わん曲表面手段が前記第1の軸線
に対し同心に前記回動構造体に対し固定された外側円筒
状表面を具備する、請求項21に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項23】 前記ひもの中央部分が前記外側円筒状
表面の 180°より大きく 300°より小さい、請求項22に
記載のベルト緊張装置。 - 【請求項24】 前記外側円筒状表面が前記回動構造体
に固定された樹脂プラスチックのリングによって与えら
れる、請求項22に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項25】 前記ひもが鋼で形成されている、請求
項22に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項26】 前記回動構造体が、前記ベルト係合プ
ーリのベルト巻きつけ角度の2等分線を通って延出する
方向の、前記回動構造体上に作用するベルト緊張力によ
って不均一に荷重がかけられているスリーブ軸受によ
り、前記固定構造体上に取付けられ、前記ひもの中央部
分と前記外側円筒状表面との間の把持作用の力が、これ
らの間の係合角度の2等分線を通って延出する方向に前
記回動構造体上に作用し、前記スリーブ軸受に対しその
不均一なベルト荷重を平衝させようとする方向に荷重を
かけている、請求項22に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項27】 回動構造体が、前記ベルト係合プーリ
のベルト巻きつけ角度の2等分線を通って延出する方向
の前記回動構造体上に作用するベルト緊張力によって不
均一に荷重がかけられているスリーブ軸受により、前記
固定構造体上に取付けられ、前記伸長手段と前記わん曲
表面手段との間の把持作用の力が、前記スリーブ軸受に
対しその不均一なベルト荷重を平衝させようとする方向
に荷重をかけている請求項19に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項28】 固定構造体と、 該固定構造体に取付けられ第1の限定位置と第2の限定
位置との間で第1の軸線の周りに回動運動をする回動構
造体と、 該回動構造体によって回転自在に担持され前記第1の軸
線に平行な第2の軸線の周りに回転運動をするベルト係
合プーリと、 固定構造体と回動構造体との間で作用し前記回動構造体
を弾性的に付勢し、前記回動構造体が前記第2の位置に
向って動くにつれて減少するばね力をもって、前記第1
の限定位置から前記第2の限定位置に向って動かすよう
にしている第1のばね手段と、 前記構造体の一方と作動上協同するわん曲表面手段と、 前記わん曲表面手段と係合可能な、前記構造体の他方と
作動上協同する伸長手段と、 前記伸長手段と前記わん曲表面手段とをそれぞれの構造
体上に取付け、瞬間のばね力の70%より大きい前記第1
の位置に向う方向の前記回動構造体の前記固定構造体に
対する回動運動に一致する一方向の、前記伸長手段と前
記わん曲表面手段との間の摩擦摺動運動に対して、比較
的高い抵抗力をもたらし、また前記第1の位置から離れ
る方向の前記回動構造体の前記固定構造体に対する回動
運動に一致する反対方向の、前記伸長手段と前記わん曲
表面手段との間の摩擦摺動運動に対して、比較的低い抵
抗力をもたらすのに、十分な把持作用をもって、前記伸
長手段が前記わん曲表面手段と係合するようにしてい
る、取付け手段と、を具備し、 前記取付手段が第2のばね手段を含み、それにより該第
2のばね手段が前記伸長手段に連結された部分を有する
ようにし、前記比較的高い抵抗力と前記比較的低い抵抗
力とが、動的状態でベルト緊張装置に振動が生じたとき
に、共に変化できるようにし、それにより前記伸長手段
の中央部分と前記わん曲表面手段との間の前記把持作用
が、前記伸長手段と前記わん曲表面手段との間の両方向
の運動が実質的に減少された抵抗レベルで行われるよう
十分に緩和されるようにしている、ベルト緊張装置。 - 【請求項29】 前記伸長手段が、前記わん曲表面手段
と係合可能な中央部分と該中央部分から外側に延在する
対向両端部とを有する可撓ひもからなる請求項28に記載
のベルト緊張装置。 - 【請求項30】 前記取付け手段が、前記第2のばね手
段を前記固定構造体と前記ひもの一方の端部とに連結す
る手段と、前記ひもの反対側端部を前記固定構造体上に
固定するよう連結する手段とを含んでいる請求項29に記
載のベルト緊張装置。 - 【請求項31】 前記わん曲表面手段が前記第1の軸線
に対して同心に前記回動構造体に対し固定された外側円
筒状表面を具備する、請求項30に記載のベルト緊張装
置。 - 【請求項32】 前記ひもの中央部分が前記外側円筒状
表面の 180°より大きく 300°より小さい、請求項31に
記載のベルト緊張装置。 - 【請求項33】 前記外側円筒状表面が前記回動構造体
に固定された樹脂プラスチックのリングによって与えら
れる、請求項31に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項34】 前記ひもが鋼で形成されている請求項
31に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項35】 前記回動構造体が、前記ベルト係合プ
ーリのベルト巻きつけ角度の2等分線を通って延出する
方向の前記回動構造体上に作用するベルト緊張力によっ
て不均一に荷重がかけられているスリーブ軸受により、
前記固定構造体上に取付けられ、前記ひもの中央部分と
前記外側円筒状表面との間の把持作用の力が、これらの
間の係合の角度の2等分線を通って延出する方向に前記
回動構造体上に作用し、前記スリーブ軸受に対しその荷
重を平衝させようとする方向に荷重をかけている、請求
項31に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項36】 回動構造体が、前記ベルト係合プーリ
のベルト巻きつけ角度の2等分線を通って延出する方向
に前記回動構造体上に作用するベルト緊張力によって不
均一に荷重がかけられているスリーブ軸受により、前記
固定構造体上に取付けられ、前記伸長手段と前記わん曲
表面手段との間の把持作用の力が、前記スリーブ軸受に
対しその不均一なベルト荷重を平衝させようとする方向
に荷重をかけている、請求項28に記載のベルト緊張装
置。 - 【請求項37】 固体構造体と、 回動構造体と、 前記回動構造体に取付けられ回転軸線の周りに回転運動
するベルト緊張プーリであって、前記回動構造体が前記
固定構造体に取付けられ、前記ベルト緊張プーリが弛く
掛け渡されたベルトと横断方向に整列することができる
第1の位置と第2の位置との間で、前記回転軸線と平行
な固定回動軸線の周りに回動運動をする、ベルト緊張プ
ーリと、 前記回動構造体を前記第2の位置に向う方向に弾性的に
付勢するばね手段であって、回動構造体の位置が前記第
2の位置に近づくにつれて変化するばねトルクを有し、
前記ベルト緊張プーリをこのばねトルクに抗して前記第
1の位置に手動で動かすことができるようにし、それに
より手動操作が解放されたときばねトルクが、前記ベル
ト緊張プーリをベルトと緊張して係合する中間作動静止
平衡位置に動かすようにし、ベルト荷重力をほぼ一定に
保持しかつベルト荷重力が作用する前記回動軸線に対す
る挺子の腕を変化させることによるベルトの伸長にもと
づき、前記第2の位置に中間作動位置が近づくにつれ
て、ばねトルクの変化を伴って変化するベルト荷重トル
クに、ばねトルクが等しくかつ反対方向であり、任意の
中間作動位置におけるばねトルクが、中間作動位置にお
ける瞬間のばね力と瞬間のばね力が作用する回動軸線に
対する挺子の腕とにより与えられる、ばね手段と、 ベルトが動いている時ほぼ一定のベルト荷重力から変化
する動的ベルト荷重力の結果として前記回動構造体の回
動運動を減衰する手段であって、摺動摩擦表面手段を含
み、該摺動摩擦表面手段の相互係合の圧力と、瞬間のば
ね力の70%以内の一定のベルト荷重力の運動を阻止する
のに十分な大きさの前記回動軸線からの前記摺動摩擦表
面手段の相互係合の位置とにより、前記第1の位置に向
う方向の前記回動構造体の回動運動に対する減衰トルク
抵抗力をつくり出すようにする、減衰手段と、 動的ベルト荷重力とは独立した振動力が前記摺動摩擦表
面手段に加えられたときに作動し、前記摺動摩擦表面手
段によってつくり出された第1の位置に向う方向の回動
運動に対する減衰トルク抵抗力を瞬間的に解放するよう
にしそれによりさもなければ阻止されるであろうと思わ
れる前記方向の瞬間的な運動が生じるようにしている、
作動手段と、を具備している、ベルト緊張装置。 - 【請求項38】 前記摺動摩擦表面手段が、前記第1の
位置に向う方向の前記回動構造体の回動運動に対する減
衰トルク抵抗力よりも小さい、前記第2の位置へ向う方
向の前記回動構造体の回動運動に対する減衰トルク抵抗
力をつくり出し、前記減衰トルク抵抗力を解放する作動
手段が、前記第2の位置へ向う方向の回動運動に対する
減衰トルク抵抗力を瞬間的に解放するよう作動する、請
求項37に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項39】 前記減衰手段が、前記構造体の一方と
作動上協同するリングと前記構造体の他方と作動上協同
するバンドとを含むバンドブレーキ組立体を含み、前記
バンドとリングが前記摺動摩擦表面手段を構成する相互
係合表面を有している、請求項38に記載のベルト緊張装
置。 - 【請求項40】 前記解放手段が前記バンドの一端を前
記固定構造体に弾性的に連結するスプリングからなり、
該スプリングが前記独立の振動力に同調されている、請
求項39に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項41】 前記摺動摩擦表面手段が、前記瞬間の
ばね力の 200%以内の一定のベルト荷重力の動的増加に
応じて前記方向の運動を阻止するのに十分な大きさの減
衰トルク抵抗力をつくり出すよう作動される、請求項37
に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項42】 固定構造体と、 回動構造体と、 前記回動構造体に取付けられ回転軸線の周りに回転運動
するベルト緊張プーリであって、前記回動構造体が、前
記固定構造体に取付けられ前記ベルト緊張プーリが弛く
掛け渡されたベルトと横断方向に整列することのできる
第1の位置と第2の位置との間で前記回転軸線と平行な
固定された回動軸線の周りに回動運動をする、ベルト緊
張プーリと、 前記回動構造体を前記第2の位置の向う方向に弾性的に
付勢するばね手段であって、回動構造体の位置が前記第
2の位置に近づくにつれて減少するばねトルクを有し、
前記ベルト緊張プーリをこのばねトルクに抗して前記第
1の位置に手動で動かすことができるようにし、それに
より手動操作が解放されたときばねトルクが前記ベルト
緊張プーリをベルトと緊張して係合する中間作動静止平
衡位置へと動かすようにし、ばねトルクが、ベルト荷重
力をほぼ一定に保持しかつベルト荷重力が作用する前記
回動軸線に対して挺子の腕を変化させることにより中間
作動位置が前記第2の位置に近づくにつれてばねトルク
の変化を伴って変化するベルト荷重トルクと等しくかつ
反対方向であり、任意の中間作動位置におけるばねトル
クが、中間作動位置における瞬間のばね力と瞬間のばね
力が作用する回動軸線に対する挺子の腕とにより与えら
れる、ばね手段と、 前記固定構造体と前記回動構造体とに作動するよう組合
わされベルトが動いている時ほぼ一定のベルト荷重力か
ら変化する動的ベルト荷重力の結果として前記回動構造
体の回動運動を減衰する相互係合の摺動摩擦減衰表面、 とを具備し、 前記相互係合の摺動摩擦減衰表面がその間に、前記摺動
摩擦減衰表面の相互係合の圧力と、前記瞬間のばね力の
70%以内の一定のベルト荷重力の動的増加に応じて前記
第1の位置に向う方向の運動を阻止するのに十分な大き
さの前記回動軸線からの前記摺動摩擦減衰表面の相互係
合位置とにより、前記第1の位置に向う方向の前記回動
構造体の回動運動に対する減衰トルク抵抗力をつくり出
すのに十分な摩擦力を有し、 前記相互係合の摺動摩擦減衰表面と、前記固定構造体及
び前記回動構造体と前記摺動摩擦減衰表面との作動的な
組合せとが、動的ベルト荷重力とは独立して前記固定構
造体を通して前記摺動摩擦減衰表面に振動力を加えるの
に応じて作動され、前記摺動摩擦減衰表面によりつくり
出された前記方向の回動運動に対する減衰トルク抵抗力
を瞬間的に解放し、それによりさもなければ阻止される
ような前記方向の瞬間的な運動が生じるようにしてい
る、 ベルト緊張装置。 - 【請求項43】 前記相互係合の摺動摩擦減衰表面の間
の摺動摩擦力が、前記瞬間のばね力の 200%以内の一定
のベルト荷重力の動的な増加に応じて前記方向の運動を
阻止するのに十分な大きさの減衰トルク抵抗力をつくり
出すよう作用する請求項42に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項44】 前記相互係合の摺動摩擦減衰表面が、
前記第1の位置に向う方向の回動運動に対する減衰トル
ク抵抗力よりも小さい、前記第2の方向に向う方向の前
記回動構造体の回動運動に対する減衰トルク抵抗力をつ
くり出す請求項43に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項45】 前記相互係合の摺動摩擦減衰表面が、
前記構造体の一方に作動するよう組合わされたリング上
の第1の減衰表面と、前記構造体の他方に作動するよう
組合わされたバンド上の第2の減衰表面とを含んでいる
請求項44に記載のベルト緊張装置。 - 【請求項46】 前記第2の減衰表面が前記固定構造体
に作動するよう組合わされ前記作動的な組合わせが前記
解放を生じるよう作用する請求項45に記載のベルト緊張
装置。 - 【請求項47】 前記第2の減衰表面と前記固定構造体
との作動的な組合わせが、前記バンドの一端と前記固定
構造体との間の固定連結部を含み、前記バンドの他端が
前記ばね手段を構成する捩りコイルばねの一端に連結さ
れ、前記捩りコイルばねの他端が前記回動構造体に連結
されている請求項46に記載のベルト緊張装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/029,695 US4725260A (en) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | Belt tensioner with spring actuated band brake damping |
US029695 | 1987-03-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166U true JPH1166U (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=21850378
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63060633A Pending JPH01303354A (ja) | 1987-03-24 | 1988-03-16 | ベルト緊張装置 |
JP006496U Pending JPH1166U (ja) | 1987-03-24 | 1998-08-24 | ベルト緊張装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63060633A Pending JPH01303354A (ja) | 1987-03-24 | 1988-03-16 | ベルト緊張装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4725260A (ja) |
EP (1) | EP0294919B1 (ja) |
JP (2) | JPH01303354A (ja) |
KR (1) | KR960001230B1 (ja) |
BR (1) | BR8801296A (ja) |
CA (1) | CA1287505C (ja) |
DE (1) | DE3872953T2 (ja) |
ES (1) | ES2034199T3 (ja) |
MX (1) | MX171462B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6232898U (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-26 |
Families Citing this family (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4838839A (en) * | 1987-01-19 | 1989-06-13 | Nippon Seiko Kabushiki Kaisha | Multi-disk fluid viscosity type auto-tensioner |
US4824421A (en) * | 1987-08-28 | 1989-04-25 | Litens Automotive Partnership | Belt tensioner with releasable belt load damping |
JP2893263B2 (ja) * | 1988-04-01 | 1999-05-17 | 三菱自動車工業株式会社 | オートテンシヨナ |
DE3824645A1 (de) * | 1988-07-20 | 1990-01-25 | Schaeffler Waelzlager Kg | Spannvorrichtung |
JPH0289838A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-29 | Mitsuboshi Belting Ltd | ベルト用オートテンショナー |
JP2521525B2 (ja) * | 1988-12-29 | 1996-08-07 | 日本発条株式会社 | テンショナ― |
US4886484A (en) * | 1989-06-02 | 1989-12-12 | Litens Automotive Partnership | Torsional spring tensioner with stabilizer |
US5083983A (en) * | 1989-10-23 | 1992-01-28 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Belt tensioner |
DE9017863U1 (de) * | 1990-04-04 | 1992-07-30 | MAGNA INTERNATIONAL GmbH, 6460 Gelnhausen | Automatischer Riemenspanner |
FR2667669B1 (fr) * | 1990-10-04 | 1992-12-04 | Caoutchouc Manuf Plastique | Galet tendeur fonctionnant par cisaillement d'un sandwich plan autour d'un centre de rotation fictif et presentant une double rigidite par intervention d'une butee. |
JP2615296B2 (ja) * | 1991-12-10 | 1997-05-28 | 三ツ星ベルト株式会社 | 動力伝動機構 |
DE4209914A1 (de) * | 1992-03-27 | 1993-09-30 | Schaeffler Waelzlager Kg | Spannvorrichtung für Riemen oder Ketten |
DE4209913A1 (de) * | 1992-03-27 | 1993-09-30 | Schaeffler Waelzlager Kg | Mechanische Spanneinrichtung für einen Zugmitteltrieb |
JP3666899B2 (ja) * | 1994-03-18 | 2005-06-29 | ゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社 | ベルトテンショナー |
KR960001555A (ko) * | 1994-06-14 | 1996-01-25 | 사사베 쇼고 | 오토텐셔너 |
DE19603558C2 (de) * | 1995-12-12 | 2000-03-02 | Muhr & Bender | Riemenspannvorrichtung |
US5759125A (en) * | 1996-06-21 | 1998-06-02 | Clark Equipment Company | Eccentrically supported tensioner |
JP3541106B2 (ja) * | 1996-07-08 | 2004-07-07 | 光洋精工株式会社 | オートテンショナ |
CZ298343B6 (cs) * | 1997-05-07 | 2007-08-29 | Litens Automotive Partnership | Zarízení k prenosu pohybu remene a serpentinový remenový pohonný systém |
US5943986A (en) * | 1998-02-06 | 1999-08-31 | Generac Power Systems, Inc. | Engine heat exchange apparatus with slide-mounted fan carrier assembly |
DE19813586B4 (de) * | 1998-03-27 | 2011-03-24 | Skf Gmbh | Spannvorrichtung für Treibriemen |
US6375588B1 (en) | 1999-04-12 | 2002-04-23 | Litens Automotive Partnership | Tensioner with viscous coupled one way wrap spring anti-kickback clutch |
US6217470B1 (en) * | 1999-08-13 | 2001-04-17 | Dayco Products, Inc. | Belt tensioner with increased bushing surface |
US6565468B2 (en) | 1999-12-21 | 2003-05-20 | The Gates Corporation | Tensioner with damping mechanism |
JP2003535281A (ja) * | 2000-05-31 | 2003-11-25 | ラッセル モナハン | 浮動バネ部材を有するオーバーランニングクラッチプーリー |
US6394247B1 (en) | 2000-05-31 | 2002-05-28 | Ntn Corporation | Complaint one way over-running clutch pulley |
EP1305540B1 (en) * | 2000-08-01 | 2007-03-14 | The Gates Corporation | Tensioning idler |
WO2002052162A2 (en) * | 2000-12-27 | 2002-07-04 | Frayer Robert W Jr | Over-running clutch pulley with tool bores |
DE10131916A1 (de) * | 2001-07-05 | 2003-01-23 | Muhr & Bender Kg | Spanneinrichtung für Zugmittel, insbesondere Riemenspanneinrichtung |
US6592482B2 (en) | 2001-10-22 | 2003-07-15 | The Gates Corporation | Tensioner |
US6699149B1 (en) * | 2002-04-01 | 2004-03-02 | Brunswick Corporation | Idler pulley with a multiple position locating mechanism |
DE10225617A1 (de) * | 2002-06-07 | 2003-12-24 | Muhr & Bender Kg | Spanneinrichtung für Zugmittel, insbesondere Riemenspanneinrichtung |
WO2003104682A1 (en) * | 2002-06-10 | 2003-12-18 | Twin City Fan Companies, Ltd. | Self-tensioning motor mount for drive assembly |
WO2005028918A2 (en) * | 2003-09-13 | 2005-03-31 | Dayco Products, Llc | One-way clutched damper for automatic belt tensioner |
DE102004047422A1 (de) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Muhr Und Bender Kg | Riemenspannvorrichtung mit hoher Dämpfung |
JP5148475B2 (ja) * | 2005-03-21 | 2013-02-20 | ライテンズ オートモーティブ パートナーシップ | 再設置特徴付きテンショナ |
CN100347466C (zh) * | 2005-03-22 | 2007-11-07 | 淮阴工学院 | 带轮传动自动涨紧装置 |
US20060258497A1 (en) * | 2005-05-13 | 2006-11-16 | Andrzej Dec | Tensioner |
US20070119297A1 (en) * | 2005-07-21 | 2007-05-31 | Borgwarner Inc. | Linear hydraulic amplifier |
JP5008928B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2012-08-22 | 三ツ星ベルト株式会社 | プーリ構造体 |
DE602007005604D1 (de) * | 2006-02-07 | 2010-05-12 | Borgwarner Inc | Blattspanner mit entgegengesetzten spannen |
EP2041451B1 (en) * | 2006-07-07 | 2011-02-16 | DAYCO EUROPE S.r.l. | Pulley assembly |
DE102007050204A1 (de) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Schaeffler Kg | Spannvorrichtung für einen Zugmitteltrieb |
DE102006059550A1 (de) * | 2006-12-16 | 2008-06-19 | Schaeffler Kg | Spannvorrichtung für einen Zugmitteltrieb |
US20080176687A1 (en) * | 2007-01-22 | 2008-07-24 | Holger Schever | Tensioner and installation assembly |
US20090186727A1 (en) * | 2008-01-18 | 2009-07-23 | Alexander Serkh | Tensioner |
BRPI0921534B1 (pt) * | 2008-11-17 | 2021-01-19 | Litens Automotive Partnership | dispositivo embreado |
DE102009014263B4 (de) * | 2009-03-20 | 2019-03-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Zugmitteltrieb mit Schwingungsdämpfer |
CA2739157A1 (en) * | 2010-05-05 | 2011-11-05 | Eurospec Manufacturing Inc. | Tensioning device |
CA2802114A1 (en) | 2010-06-25 | 2011-12-29 | Litens Automotive Partnership | Overrunning decoupler |
WO2014100894A1 (en) | 2012-12-26 | 2014-07-03 | Litens Automotive Partnership | Orbital tensioner assembly |
ITTO20130677A1 (it) | 2013-08-06 | 2015-02-07 | Dayco Europe Srl | Puleggia filtrante per una trasmissione a cinghia |
ITTO20131032A1 (it) * | 2013-12-17 | 2015-06-18 | Dayco Europe Srl | Tenditore per una trasmissione a cinghia |
US9291217B2 (en) | 2014-04-08 | 2016-03-22 | Dayco Ip Holdings, Llc | Pulley assembly with radially oriented decoupling mechanism |
EP3161346B1 (en) | 2014-06-26 | 2020-06-24 | Litens Automotive Partnership | Orbital tensioner assembly |
JP6871851B2 (ja) | 2014-09-10 | 2021-05-19 | リテンズ オートモーティヴ パートナーシップ | 捩りバネ力を使用する比例減衰式動力伝達デバイス |
TWI549652B (zh) * | 2015-12-25 | 2016-09-21 | 信泰光學(深圳)有限公司 | 旋轉筒裝置 |
CN110462239B (zh) | 2017-03-28 | 2022-05-10 | 利滕斯汽车合伙公司 | 在弹簧止挡部与阻尼构件之间具有选定的角度的隔离装置 |
US11193563B2 (en) | 2017-07-05 | 2021-12-07 | Gates Corporation | Synchronous belt drive system |
US11421561B2 (en) * | 2017-07-05 | 2022-08-23 | Gates Corporation | Synchronous belt drive system |
DE112018004645T5 (de) | 2017-09-07 | 2020-08-20 | Litens Automotive Partnership | Drehungsnachgiebiger nachlaufentkoppler mit einzelner feder |
MX2020000131A (es) * | 2018-07-05 | 2020-08-06 | Gates Corp | Sistema de correas impulsoras sincronicas. |
WO2020146231A1 (en) * | 2019-01-08 | 2020-07-16 | Borgwarner Inc. | Internally sprung tensioner |
WO2023189928A1 (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | Ntn株式会社 | オートテンショナ |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE191531C (ja) * | ||||
JPS50145661A (ja) * | 1974-05-09 | 1975-11-22 | ||
US4473362A (en) * | 1981-07-08 | 1984-09-25 | Litens Automotive Inc. | Belt tensioner with variably proportional damping |
US4525152A (en) * | 1982-07-27 | 1985-06-25 | Dayco Corporation | Belt tensioner and method of making the same |
US4557707A (en) * | 1984-04-09 | 1985-12-10 | Dyneer Corporation | Belt tensioner |
US4596538A (en) * | 1984-08-23 | 1986-06-24 | Dayco Corporation | Belt tensioner |
US4583962A (en) * | 1984-12-07 | 1986-04-22 | Litens Automotive Inc. | Timing belt tensioner with damped constant spring tensioning and belt tooth disegagement prevention |
US4696663A (en) * | 1986-04-14 | 1987-09-29 | Dyneer Corporation | Belt tensioner |
-
1987
- 1987-03-24 US US07/029,695 patent/US4725260A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-11-19 CA CA000552237A patent/CA1287505C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-03 MX MX009607A patent/MX171462B/es unknown
- 1987-12-23 KR KR1019870014807A patent/KR960001230B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-03-16 JP JP63060633A patent/JPH01303354A/ja active Pending
- 1988-03-23 EP EP88302570A patent/EP0294919B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-23 BR BR8801296A patent/BR8801296A/pt not_active IP Right Cessation
- 1988-03-23 DE DE8888302570T patent/DE3872953T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-23 ES ES198888302570T patent/ES2034199T3/es not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-12-21 US US07/994,500 patent/USRE34616E/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-08-24 JP JP006496U patent/JPH1166U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6232898U (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-26 | ||
JPH053439Y2 (ja) * | 1985-08-13 | 1993-01-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR8801296A (pt) | 1988-10-25 |
JPH01303354A (ja) | 1989-12-07 |
CA1287505C (en) | 1991-08-13 |
ES2034199T3 (es) | 1993-04-01 |
US4725260A (en) | 1988-02-16 |
DE3872953D1 (de) | 1992-08-27 |
KR960001230B1 (ko) | 1996-01-24 |
EP0294919A1 (en) | 1988-12-14 |
EP0294919B1 (en) | 1992-07-22 |
DE3872953T2 (de) | 1993-01-21 |
KR880011505A (ko) | 1988-10-28 |
USRE34616E (en) | 1994-05-24 |
MX171462B (es) | 1993-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1166U (ja) | ベルト緊張装置 | |
US4473362A (en) | Belt tensioner with variably proportional damping | |
JP2846884B2 (ja) | ベルト緊張器 | |
JP2882631B2 (ja) | ベルトテンショナ | |
KR100551536B1 (ko) | 텐셔닝 아이들러 | |
EP0188077A1 (en) | Timing belt tensioner with damped constant spring tensioning and belt tooth disengagement prevention | |
US9212731B2 (en) | Tensioner with multiple nested torsion springs | |
EP1438520A1 (en) | Tensioner | |
US20110312455A1 (en) | Radial damping mechanism and use for belt tensioning | |
AU2002337969A1 (en) | Tensioner | |
US8852042B2 (en) | Flatwire radial asymmetric damping by coil reaction path | |
US5413535A (en) | Apparatus for damping vibrations | |
US20030119616A1 (en) | Dual friction surface asymmetric damped tensioner | |
JPH04244645A (ja) | エンドレス動力伝達部材用のテンショナおよび動力伝達システム | |
JP3658371B2 (ja) | テンショナ用ダンピング機構 | |
JPH02102956A (ja) | オートテンショナー | |
JPH01249920A (ja) | 駆動ベルトの緊張装置 | |
JP2016053401A (ja) | 摩擦式オートテンショナ | |
JP3025167B2 (ja) | ベルトテンショナー | |
JPH01295065A (ja) | ベルト用オートテンショナー | |
CA1190064A (en) | Belt tensioner with variably proportional damping | |
JPH0318064B2 (ja) | ||
JPH03163246A (ja) | オートテンショナー |