JPH04244645A - エンドレス動力伝達部材用のテンショナおよび動力伝達システム - Google Patents

エンドレス動力伝達部材用のテンショナおよび動力伝達システム

Info

Publication number
JPH04244645A
JPH04244645A JP3211349A JP21134991A JPH04244645A JP H04244645 A JPH04244645 A JP H04244645A JP 3211349 A JP3211349 A JP 3211349A JP 21134991 A JP21134991 A JP 21134991A JP H04244645 A JPH04244645 A JP H04244645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression spring
spring
arm
tensioner
pivot arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3211349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2668466B2 (ja
Inventor
Henry W Thomey
ヘンリー ダブリュ.トメイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gates Power Drive Products Inc
Original Assignee
Gates Power Drive Products Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gates Power Drive Products Inc filed Critical Gates Power Drive Products Inc
Publication of JPH04244645A publication Critical patent/JPH04244645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2668466B2 publication Critical patent/JP2668466B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • F16H7/12Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • F16H7/12Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
    • F16H7/1209Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means
    • F16H7/1218Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means of the dry friction type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0806Compression coil springs

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンドレスベルトチェ
ーンなどのようなエンドレス動力伝達部材用のテンショ
ナ、およびテンショナや動力伝達部材を含む動力伝達シ
ステムに関する。特に、本発明は、回転可能なプーリー
が取り付けられた回動アームを付勢するばね型のテンシ
ョナに関する。本発明のテンショナは、エンドレス動力
伝達部材に引張力を付与する種々の適用例に利用できる
が、特に自動車に用いられる前面アクセサリ駆動(fr
ont end accessory drive)と
協働するようなVベルトまたはカムシャフト駆動システ
ムに用いる同期ベルトの引張力を制御するのに有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】回動アーム型のテンショナにおいては、
様々なタイプのばね付勢手段、例えばベルビル(bel
ville)ばね、竹の子ばね、圧縮ばね又はねじりコ
イルばねを使用することができる。先行技術として、様
々なタイプのばね手段が開示されているが、自動車への
応用分野では現在ねじりコイルばねが一般に使われてい
る。ねじりばねを用いるテンショナの例は米国特許4,
473,362号(362特許)および4,696,6
63号(663特許)に開示されている。この種のテン
ショナは自動車への応用分野においては動力伝達ベルト
の引張力を十分に制御するために広く使用されている。 しかし、この種のテンショナに用いられるねじりばねは
、本質的に各動力伝達システムにとって考慮すべき設計
上のいくつかの問題をかかえている。例えば、ねじりば
ねは性質上軸のまわりに設置され、その一端は回動アー
ムに結合され、他端はある種の支持体に結合される。こ
のような構成は、性質上、軸のまわりに軸およびブシュ
により伝達される偶力を発生させる。ねじりコイルばね
はその性質上ばね率(spring rate)に応じ
て変化する力を回動アーム上に発生させ、したがって、
回動アームのトルク出力はばね率に応じて変化する。ま
たこの種のテンショナにおいては一般にばね力の一部が
使われて回動アームを変動的に制動する。362特許タ
イプのテンショナにおいては、軸のまわりにばねが卷か
れて弾性ブシュを「挟んで」いるため、半径方向内向き
の力が発生して、それが回動アームに作用する制動トル
クの主要な成分となっている。663特許のテンショナ
においては、カップに対するシュー部材を押圧するのに
用いられるばねの一端によって半径方向外向きの力が発
生し、プーリーに作用する制動トルクになっている。両
タイプのテンショナにおいて、発生する制動トルクはば
ね率の関数として回動アームの回動とともに変化する。
【0003】しかし、多くの引張力の応用分野における
目標は、エンドレスベルトなどの動力伝達部材に一定の
引張力がかかるようにプーリーに実質的に一定の力を加
えることである。このため、ねじりばねタイプのテンシ
ョナでは、回動アームをベルトに対して幾何学的にある
角度で傾けて回動アームを三角法的に(trigono
metric)短縮および伸長させることにより、ねじ
りコイルばねによりもたらされるトルクの変動を補正し
なければならない。このようなテンショナでは、同じば
ねが付勢力および制動力の両者を与えるために使用され
るので、回動アームがある特定の位置にあるとき必要な
付勢力および必要な制動力を発生するばねを見つけるプ
ロセスがしばしば繰り返し行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、回動アーム
を付勢する圧縮ばねおよび回動アームに制動を与える第
2のばね手段を用いることによって、ねじりコイルばね
が性質上もっている駆動構造上の問題を解決することを
目指すものである。米国特許4,299,584号(5
84特許)では、圧縮ばねおよび制動用の別のばね手段
を用いるテンショナの一例が開示されている。この58
4特許のテンショナにおいては、管状のばねハウジング
内にばねが保持され、このハウジングは、回動アームの
回動と共には動かない支持体に取り付けられている。ハ
ウジングは圧縮ばねを支持体に対して整列された位置に
保持し、そのため圧縮ばねは362特許や663特許の
ねじりコイルばねと同様に、回動アームのトルクがばね
率にともなって変化するような変動する力を回動アーム
上に発生させる。また、584特許のテンショナの幾何
学的な構成では回動アームのトルク出力の変動は補正さ
れず、結局、引張力の変動がベルトにもたらされ、好ま
しくない。さらに、回動アームの制動力は実質的に一定
であり、これはある種の駆動装置にとっては回動アーム
の変動するトルク出力との好ましくない組合せとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動システム
のフレキシブル動力伝達部材と共に使用する有用なテン
ショナを提供する。本発明は特に自動車に用いられる同
期ベルト駆動システムや前面アクセサリVベルト駆動シ
ステムに使用される動力伝達ベルトシステムにおいて有
用である。
【0006】本発明のテンショナは、回動アームに回動
自在に取り付けられたアイドラ・プーリーと、回動アー
ムの回動を付勢する第1のばねと、回動アームの回動を
制止する第2のばね(または制動ばね)とを有するピボ
ットタイプのものである。本発明によれば、圧縮ばねが
使用され、この圧縮ばねは回動アームの全動作過程の有
効なモーメント(又はてこの)の腕を変化させるように
連接動作(articulate)できるように、支持
体と回動アームとの間に配置される。圧縮ばねを取り付
けることにより、トルクがばね率の関数として変化する
ことなく、むしろある種の適用例においては実質的に一
定であるように設計できるテンショナを構成することが
できる。このようなテンショナをフレキシブル動力伝達
部材を有する動力伝達システムに使用すると、テンショ
ナを特別に幾何学的に配置することなく、実質的に一定
の引張力を得ることができる。選択的に、幾何学的な配
置とばねのモーメントの腕を変化させることとを組み合
わせて、特別な駆動伝達システムに使用するためのテン
ショナを設計することもできる。
【0007】本発明の利点は、回動アームのトルク出力
の変動を補正するためにテンショナの向きを幾何学的に
制約する必要がなくなることにより、従来のテンショナ
ではできなかった狭いスペース内への収納ができるとい
う点にある。
【0008】本発明の一つの目的は、回動アームのトル
ク出力が一定であるテンショナを得ることにある。この
ような目的の利点は一定制動が使用できるということ、
およびテンショナを特別の駆動伝達システムに適用する
とき付勢ばねおよび制動ばねを別々に簡単に変えること
ができる点にある。
【0009】本発明の利点は、回動アームを付勢するば
ね率が変化しても制動力は変化せず、逆に制動ばね率の
変化も回動アームのばね力は変化しない点にある。
【0010】本発明のもう一つの目的は、軸にかかる負
荷を減らすことにより軸上の力を最小にできるように圧
縮ばねを使用することであり、これにより従来より高価
でより強いボルトやピンの代わりに、軸を一体に成形す
ることができる。
【0011】以上の目的および他の目的または利点は、
図面および以下の説明から明らかになろう。
【0012】
【実施例】本テンショナの特徴は、フレキシブル動力伝
達部材を用いた幾つかの動力伝達システムにおいて利用
できるが、この特徴は、自動車のベルト駆動との関連に
おいて最も良く説明することができる。図1にはベルト
駆動システム10が示されており、ベルト12はプーリ
ー14,16の周りに架設されている。本発明のテンシ
ョナ18はベルトスパン20,22間に配置され、その
間でベルトがプーリー24に架けられている。
【0013】図2ないし図5において、ベルトテンショ
ナ18はばね付勢型のものであり、支持体26と、回動
アーム28と、上記支持体および回動アーム間で付勢さ
れたばね30とを有している。回動アーム28は支持体
26に軸32および選択的にスラスト・フランジ36を
有する自己潤滑性高分子スリーブ型ベアリングすなわち
ブシュ34によって回動自在に取り付けられている。
【0014】プーリー24はローラベアリング38など
により回動アーム28に取り付けられ、ベルトを押圧す
るように回動アーム28と共に移動する。このときプー
リー24は軸32からのモーメント(又はてこ)の腕L
Pで動作する。
【0015】ばね30は圧縮ばねであり、支持体26の
ポスト38との間に配置され、以下に詳述する可変モー
メント(又てこ)の腕LA,LBで動作する。ばね30
は回動アーム28の移動と連接(articulate
)するように支持体26および回動アーム28に取り付
けられ、ばね30の移動と共に長さが変化するモーメン
トの腕LA,LBに作用する。モーメントの腕は、回動
アーム28が回動するにつれて圧縮ばねの長さが短くな
ると短くなり、圧縮ばねが長くなると長くなる。図7は
これを概略的に示したもので、この図において、実線は
ある位置におけるばね30およびそのモーメントの腕を
示し、破線は回動したときを示している。満足する組合
せは、ばね30の圧縮された長さに対するモーメントの
腕の長さが各々80ないし100パーセントのとき得ら
れる。
【0016】ばね30を支持体26および回動アーム2
8に連接的に取り付けるために種々の手段を用いること
ができる。一つの好適な手段を図2および図3に示した
。支持体26のポスト38は、スロット40を持つ突出
部を有し、このスロット40は軸32と実質的に平行に
なっている。同様に、回動アーム28上の突出部も軸3
2と実質的に平行なスロット42を有する。図3に示す
ように、ばね30の各端は延長部44,46を有し、そ
れらは上記スロットの一つに嵌合する。両スロットは、
軸32と実質的に平行であるので、ばね30が図2およ
び図7の破線で示すような新たな位置にきたとき、ばね
30の延長部の各端が各スロット内でわずかに回動する
【0017】図6には、ばね30を連接的に取り付ける
ための他の例が示されている。一つの手段は、ばね30
の直径より大きい内径を有するカップ48であり、ばね
30の端部をそのカップに挿入して保持できる。ばね3
0を連接的に取り付けるためのもう一つの手段は、ばね
30の内径より小さい外径を有するボス50であり、こ
のボス50をばね30の端部に挿入できる。このような
連接的な取付において、回動アーム28が動作位置間を
往復動するにつれて、ばね30は破線52で示すように
少し傾斜する。
【0018】テンショナ使用中の回動アーム28の回動
すなわちベルトに対するプーリー24の移動を禁止する
ため、制動手段54が設けられている。制動手段54は
回動アーム28の延長部である脚(またはレバー)56
と、ネジ60により支持体26に固定された制動ばね5
8と、支持体26の面62と、摩擦材から成るパッド6
4とを有している。回動アーム28の延長である脚56
は、図2に示す2つの位置の間の弓形の制動ゾーン内で
回動アーム28と共に回動し、破線66まで上昇する。 制動ばね58としては圧縮ばねを使用することもできる
が、制動ゾーン内に配置された脚部68を有するU字型
の板ばねが好ましい。
【0019】摩擦材から成るパッド64は支持体26の
面62またはばね58の脚68に付けることもできるが
、脚56に設ける方がよい。好ましくは図4に示すよう
に、脚56に開口を設けてパッド64を通し、パッド6
4の両端を脚56の両側面から突出させるのが好ましい
。このように構成すれば、パッド64の両端は支持体2
6の面62およびばね58の脚68と摩擦面が摺動しな
がら接触することになる。脚56の開口内に摩擦材を配
設することの利点は、脚56の円弧運動と支持体26と
の間の隙間をゼロにすることができるということにある
【0020】摩擦材のパッド64はどんなタイプのもの
でも選ぶことができるが、任意の高分子材料、例えば「
Delrin」の商標で販売されている始動(静止)摩
擦が摺動(動)摩擦より小さいものを使用できる。
【0021】高分子パッドおよびその面と接触する板ば
ね58は軸32に対するモーメント(又はてこ)の腕L
Dに実質的に一定の制動力を与える。制動手段54のモ
ーメント(又はてこ)の腕LDは、テンショナの制動ト
ルクを同時にかつ正確に制御しながら制動力を最小にす
るため、圧縮ばね30のばね力のモーメントLA,LB
より大きくするのが好ましい。
【0022】図3,4,5の支持構造の垂直的な配列に
よって示されているように、ばね30、脚56を有する
制動手段54、パッド64およびばね58は実質的に同
一平面に整列されて、それらが整列されていないときに
生じるオフセット・モーメント(offset mom
ent)を最小にするか取り除くようにしている。この
ような構成はベアリング寸法、軸の大きさ、ばねの大き
さなどを最小にするという利点を持つ。
【0023】本発明のテンショナ18を使用するときは
、プーリー24がベルトを押圧してスパン20,22を
形成するように配置する。スパン20、22の角度は角
Aであり、角Aは線70によって2分される。テンショ
ナ18はボルト72,74などの取付具によってその作
動位置に保持される。ベルト12は、角Aを2分する線
70に実質的に沿う力Fを与える。好ましくは、しかし
任意だが、回動アーム28はプーリー24にかかる力F
に対して約80度ないし約100度の角Bで配置されて
いる。
【0024】図7の示力図および図2の破線で示された
動きによって最も良く示されているように、ばね30が
回動アーム28にモーメント(又はてこ)の腕LAで力
FAが作用する。回動アーム28が第2の位置へ移動す
るにつれて、ばね30は図2の破線で示すように収縮し
、より短いモーメント(又てこ)の腕LBで力FBが作
用する。モーメントの腕の長さはばね30の連接的な動
きにつれて変化し、ばね30の長さが短くなれば短くな
り、回動アーム30が回動するにつれてばね30が長く
なれば長くなる。ばね30は圧縮ばねであるため、ばね
30が回動アーム28に与える力FA,FBはばね30
の圧縮された長さに実質的に比例して変化する。回動ア
ーム28の回動を通じてばね30の力とモーメントの腕
との積の平均値は実質的に一定であるのが好ましい。 ばね30の力とモーメントの腕との積の平均値を実質的
に一定にすることにより、回動アーム28は実質的に一
定のトルクを受け、このトルクが逆向きの等しい一定の
ベルト引張力として作用する。パッド64に作用する板
ばね58はプーリー24に同様に一定の制動力を与える
【0025】図2に示すように、ばね30は回動アーム
28にプーリー24の全方向の力を加える。ばね30は
軸32またはブシュ34と結合することはなく、したが
って軸32は大きな強度や硬度を必要としない。図4に
示すように、軸32は支持体26と一体に成形されてお
り、アルミニウムやその合金などのような鋼より小さい
強度の材料で作ることができる。
【0026】上記使用例は、一つの幾何学的な配列を示
しており、ここでは回動アームの非線形的なトルク出力
を補正するために回動アームを三角角法的に短くするよ
うに回動アームを角度をつけて配置する必要はない。し
かし、本発明の原理は、本発明の連接ばねばかりでなく
回動アームの配列も相互に関連させてテンショナを適用
する際の問題の別の解決を図るように利用されることあ
ろう。
【0027】以上述べたことは本発明を説明するための
ものであり、特許請求の範囲を制限するものではない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
動アームを付勢する圧縮ばねが、支持体と回動アームと
の間で連接動作することにより回動アームの回動に伴い
モーメントの腕の長さが変化するので、回動アームのト
ルクの変動を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルトなどの駆動伝達部材および本発明のテン
ショナを含む駆動システムの部分的な正面概略図である
【図2】図1のテンショナの一部を拡大して示す図であ
る。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】図2の5−5線に沿う断面図である。
【図6】図2の3−3線の近傍でばねを取り付ける他の
手段を示し、一部を取り出して示す図である。
【図7】図2のテンショナの圧縮ばねの誇張した示力図
を示す概略図である。
【符号の説明】
12  ベルト 18  テンショナ 24  プーリー 26  支持体 28  回動アーム 30  圧縮ばね 32  軸 38  ポスト 40、42  スロット 54  制動手段

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレキシブル動力伝達部材に引張力を
    与えるテンショナであって、支持体と、上記支持体に設
    けた軸に回動自在に取り付けられた回動アームと、上記
    回動アームに回転自在に取り付けられ上記動力伝達部材
    と係合するプーリー手段と、上記支持体と上記回動アー
    ムとの間に設けられ上記回動アームを付勢するばね手段
    と、上記回動アームの移動を抑える制動手段とを有する
    テンショナにおいて、上記ばね手段は、両端と、上記回
    動アームの回動につれて変化する圧縮長さとを有する圧
    縮ばねであり、上記圧縮ばねを上記支持体および上記回
    動アームに連接させる連接手段を、モーメントの腕の長
    さが上記圧縮ばねの連接動作とともに変化するように設
    け、上記モーメントの腕は、上記回動アームの回動につ
    れて上記圧縮ばねの長さが短くなると短くなり、上記圧
    縮ばねの長さが長くなると長くなる、ことを特徴とする
    テンショナ。
  2. 【請求項2】  上記連接手段が、上記支持体上に設け
    られ、上記軸に対して実質的に平行なスロットを形成し
    た突出部と、上記回動アーム上に設けられ、上記軸に対
    して実質的に平行なスロットを形成した突出部と、上記
    両スロットの一方に嵌合する延長部を有する上記圧縮ば
    ねの各端と、から成る請求項1のテンショナ。
  3. 【請求項3】  上記モーメントの腕の長さが上記圧縮
    ばねの圧縮された長さに対して約80パーセントから約
    120パーセントである請求項1のテンショナ。
  4. 【請求項4】  上記圧縮ばねは、上記圧縮ばねの圧縮
    された長さに実質的に比例して変化する力を上記回動ア
    ームに付与し、上記回動アームの回動動作に伴う上記圧
    縮ばねのばね力とモーメントの腕の積の平均値の変化が
    、実質的に10パーセント以内である請求項1のテンシ
    ョナ。
  5. 【請求項5】  上記ばね力とモーメントの腕との積の
    平均値が実質的に一定である請求項4のテンショナ。
  6. 【請求項6】  上記圧縮ばねは上記プーリー手段に対
    して全方向の力を与える請求項5のテンショナ。
  7. 【請求項7】  上記軸は上記支持体に一体に成形され
    た請求項6のテンショナ。
  8. 【請求項8】  上記制動手段は、上記回動アームから
    の第2のモーメントの腕でもって上記回動アームに取り
    付けられた摩擦材から成るパッドと、上記パッドを押圧
    して上記支持体と当接させて制動力を生じさせる押圧手
    段と、から成る請求項1のテンショナ。
  9. 【請求項9】  上記第2のモーメントの腕は上記圧縮
    ばねのモーメントの腕より長い請求項8のテンショナ。
  10. 【請求項10】  上記押圧手段が板ばねである請求項
    9のテンショナ。
  11. 【請求項11】  上記プーリー手段の取付位置、上記
    圧縮ばねのモーメントの腕および上記制動手段は、実質
    的に一定の平面内にある請求項1のテンショナ。
  12. 【請求項12】  プーリーに架けられたフレキシブル
    動力伝達手段を有する駆動システムであって、上記フレ
    キシブル動力伝達手段が2つのスパンの間で、支持体と
    、上記支持体に設けた軸に回動自在に取り付けられた回
    動アームと、上記回動アームに回転自在に取り付けられ
    上記動力伝達部材と係合するプーリー手段と、上記支持
    体と上記回動アームとの間に設けられ上記回動アームを
    付勢するばね手段と、上記回動アームの移動を抑える制
    動手段とを有するテンショナによって引っ張られている
    駆動システムにおいて、上記ばね手段は圧縮ばねから成
    り、上記圧縮ばねは相対する両端を有し、その圧縮され
    る長さは回動アームの回動につれて変化し、上記圧縮ば
    ねを上記支持体および上記回動アームに連接させる連接
    手段を、モーメントの腕の長さが上記圧縮ばねの連接動
    作とともに変化するように設け、上記モーメントの腕は
    、上記回動アームの回動につれて上記圧縮ばねの長さが
    短くなると短くなり、上記圧縮ばねの長さが長くなると
    長くなる、ことを特徴とする駆動システム。
  13. 【請求項13】  上記2つのスパンが上記プーリーに
    上記2つのスパンのなす角を2分する線に実質的に沿う
    力を付与し、上記回動アームは上記プーリーにかかる力
    に対して約80度から約100度で配置されている請求
    項12の駆動システム。
  14. 【請求項14】  上記モーメントの腕の長さが上記圧
    縮ばねの圧縮された長さに対して約80パーセントから
    約120パーセントである請求項12の駆動システム。
  15. 【請求項15】  上記圧縮ばねは、上記圧縮ばねの圧
    縮された長さに実質的に比例して変化する力を上記回動
    アームに付与し、上記回動アームの回動動作に伴う上記
    圧縮ばねのばね力とモーメントの腕の積の平均値の変化
    が、実質的に10パーセント以内である請求項12の駆
    動システム。
  16. 【請求項16】  上記ばね力とモーメントの腕との積
    の平均値が実質的に一定である請求項15の駆動システ
    ム。
  17. 【請求項17】  上記圧縮ばねは上記プーリー手段に
    対して全方向の力を与える請求項15の駆動システム。
  18. 【請求項18】  上記軸は上記支持体に一体に成形さ
    れた請求項17の駆動システム。
  19. 【請求項19】  上記制動手段は、上記回動アームか
    らの第2のモーメントの腕でもって上記回動アームに取
    り付けられた摩擦材から成るパッドと、上記パッドを押
    圧して上記支持体と当接させて制動力を生じさせる押圧
    手段と、から成る請求項12の駆動システム。
  20. 【請求項20】  上記第2のモーメントの腕は上記圧
    縮ばねのモーメントの腕より長い請求項19の駆動シス
    テム。
  21. 【請求項21】  上記押圧手段が、板ばねである請求
    項20の駆動システム。
  22. 【請求項22】  上記プーリー手段の取付位置、上記
    圧縮ばねのモーメントの腕および上記制動手段は実質的
    に一定の平面内にある請求項12の駆動システム。
  23. 【請求項23】  上記圧縮ばねは、上記圧縮ばねの圧
    縮された長さに実質的に比例して変化する力を上記回動
    アームに付与し、上記回動アームの回動動作に伴う上記
    圧縮ばねのばね力とモーメントの腕の積の平均値の変化
    が、実質的に10パーセント以内である請求項21の駆
    動システム。
  24. 【請求項24】  上記テンショナは上記プーリーで作
    用する実質的に一定の制動トルクをベルトに付与し、上
    記プーリーにおける制動トルクは実質的に一定である請
    求項23の駆動システム。
  25. 【請求項25】  上記連接手段が、上記支持体に設け
    られ上記圧縮ばねの内径より小さい外径を持つボスを有
    する突出部と、上記回動アームに設けられ上記圧縮ばね
    の内径より小さい外径を持つボスを有する突出部と、上
    記両ボスの各々の上に位置する部分を有する上記圧縮ば
    ねの各端と、から成る請求項1のテンショナ。
  26. 【請求項26】  上記連接手段が、上記支持体上に、
    上記圧縮ばねの外径より大きい内径をもつカップの形で
    設けられた突出部と、上記回動アーム上に、上記圧縮ば
    ねの外径より大きい内径をもつカップの形で設けられた
    突出部と、上記両カップの一つに嵌合する部分を有する
    上記圧縮ばねの各端と、から成る請求項1のテンショナ
JP3211349A 1990-09-26 1991-07-30 エンドレス動力伝達部材用のテンショナおよび動力伝達システム Expired - Fee Related JP2668466B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/588,245 1990-09-26
US7/588,245 1990-09-26
US07/588,245 US5045031A (en) 1990-09-26 1990-09-26 Tensioner for an endless power transmission member and system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04244645A true JPH04244645A (ja) 1992-09-01
JP2668466B2 JP2668466B2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=24353066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3211349A Expired - Fee Related JP2668466B2 (ja) 1990-09-26 1991-07-30 エンドレス動力伝達部材用のテンショナおよび動力伝達システム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5045031A (ja)
EP (1) EP0478266B1 (ja)
JP (1) JP2668466B2 (ja)
KR (1) KR950007259B1 (ja)
AT (1) ATE132946T1 (ja)
CA (1) CA2048166C (ja)
DE (1) DE69116284T2 (ja)
ES (1) ES2082150T3 (ja)
MX (1) MX173591B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5045029A (en) * 1990-12-20 1991-09-03 Gates Power Drive Products, Inc. Pulley encased tensioner with damping
US5073148A (en) * 1990-12-20 1991-12-17 Gates Power Drive Products, Inc. Tensioner with damping system
US5591094A (en) 1995-11-01 1997-01-07 The Gates Corporation Tensioner with adjustable stop for power transmission belt
US5647813A (en) 1995-12-18 1997-07-15 The Gates Corporation Tensioner with damping mechanism and belt drive system
US5632697A (en) 1995-12-18 1997-05-27 The Gates Corporation Damping mechanism for a tensioner
US5938552A (en) * 1998-06-02 1999-08-17 The Gates Corporation Tensioner with damping shoe activated by compression spring
US5935032A (en) * 1998-06-02 1999-08-10 The Gates Corporation Tensioner with second pivot-arm for damping mechanism
JP2001355688A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Borg Warner Automotive Kk ブレードテンショナ
US6796419B2 (en) 2002-04-12 2004-09-28 Eugene Sousek Belt tensioning assembly
DE10232328A1 (de) * 2002-07-17 2004-04-01 Daimlerchrysler Ag Bedarfsgerechte Zugmittelspannung bei RSG-Fahrzeugen
US7090606B2 (en) * 2003-07-03 2006-08-15 The Gates Corporation Adjustable tensioner
WO2007025374A2 (en) * 2005-09-01 2007-03-08 Litens Automotive Partnership Low profile tensioner with arcuate spring
US7362066B2 (en) * 2006-05-19 2008-04-22 Jervis B. Webb Company Overload protection system
ATE520900T1 (de) * 2007-05-01 2011-09-15 Litens Automotive Inc Spanner mit verschleisskompensation
DE102008015737A1 (de) 2008-03-26 2009-10-01 Schaeffler Kg Automatische Zugmittelspannvorrichtung zum Spannen eines Riemens eines Verbrennungsmotors mit einer Gleitlagerbuchse, die eine konisch ausgeformte Außenseite aufweist
DE102011082764A1 (de) * 2010-10-13 2012-04-19 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Spannvorrichtung für einen Zugmitteltrieb eines Verbrennungsmotors
DE102013002993A1 (de) * 2013-02-22 2014-08-28 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Startergenerator - Riemenspanner
DE102013203957B3 (de) * 2013-03-08 2014-02-13 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Riemenspanner
US9618099B2 (en) 2015-07-13 2017-04-11 Gates Corporation Tensioner with secondary damping

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2663195A (en) * 1950-06-20 1953-12-22 Eaton Mfg Co Belt tensioner
CH404305A (de) * 1962-08-25 1965-12-15 Skf Kugellagerfabriken Gmbh Spannrollenanordnung für Band- oder Riementriebe
US3413866A (en) * 1966-10-14 1968-12-03 Byron C. Ford Belt tensioning device
US4509296A (en) * 1982-03-22 1985-04-09 Rasmussen Aaron P Radial belt grinder
GB8711522D0 (en) * 1987-05-15 1987-06-17 Rolls Royce Motor Cars Belt tensioning arrangement

Also Published As

Publication number Publication date
DE69116284T2 (de) 1996-05-23
MX173591B (es) 1994-03-16
KR920006211A (ko) 1992-04-27
EP0478266B1 (en) 1996-01-10
CA2048166C (en) 1995-11-07
EP0478266A1 (en) 1992-04-01
CA2048166A1 (en) 1992-03-27
ATE132946T1 (de) 1996-01-15
JP2668466B2 (ja) 1997-10-27
US5045031A (en) 1991-09-03
ES2082150T3 (es) 1996-03-16
KR950007259B1 (ko) 1995-07-07
DE69116284D1 (de) 1996-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04244645A (ja) エンドレス動力伝達部材用のテンショナおよび動力伝達システム
KR100481029B1 (ko) 벨트인장기
EP1402203B1 (en) Damping mechanism for a tensioner
JP3683531B2 (ja) ダンピング機構を備えたテンショナ
JP3025209B2 (ja) 減衰機構を備えたテンショナ
US4725260A (en) Belt tensioner with spring actuated band brake damping
KR950002995B1 (ko) 활형 운동범위가 증가된 벨트 텐셔너
AU2002339827A1 (en) Damping mechanism for a tensioner
JPH09189348A (ja) テンショナ
JP3497472B2 (ja) 減衰機構用の第2のピボットアームを備えたテンショナ
JPH0681914A (ja) テンショナおよびベルト駆動システム
JP3658371B2 (ja) テンショナ用ダンピング機構
MXPA98002222A (en) Ba tensioner

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees