JPH1166805A - ベルト駆動式記録テープカートリッジとそれに用いる駆動ベルトの製造方法 - Google Patents

ベルト駆動式記録テープカートリッジとそれに用いる駆動ベルトの製造方法

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JPH1166805A
JPH1166805A JP22257997A JP22257997A JPH1166805A JP H1166805 A JPH1166805 A JP H1166805A JP 22257997 A JP22257997 A JP 22257997A JP 22257997 A JP22257997 A JP 22257997A JP H1166805 A JPH1166805 A JP H1166805A
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JP
Japan
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belt
recording tape
tape
sheet
tape cartridge
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Application number
JP22257997A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kuriwada
健 栗和田
Osamu Matsuda
修 松田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】駆動ベルトにより記録テープを走行させるベル
ト駆動式記録テープカートリッジにおいて、駆動ベルト
の主たる成分が熱硬化型弾性体で構成されていることを
特徴するベルト駆動式記録テープカートリッジ。 【効果】記録テープ駆動ベルトの厚さを強度を保ったま
ま薄くすることができ、それにより、テープテンション
の変動が少ない信頼性の高いベルト駆動式記録テープカ
ートリッジが提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録テープ駆動ベル
ト、および当該駆動ベルトを備えたベルト駆動式記録テ
ープカートリッジに関するものである。以下、「記録テ
ープ駆動ベルト」を駆動ベルト、「ベルト駆動式記録テ
ープカートリッジ」をテープカートリッジと略称する。
【0002】
【従来の技術】テープカートリッジは、例えば、米国特
許3、692、255号、同4、58189号、同4、
466、564号の各明細所に開示され、簡便且つ記憶
容量が大きいことから、コンピューター等のデータ記録
用として広く使用されている。前記テープカートリッジ
は、図1に示すように、一対のテープリール15、16
に巻き取り、巻き戻し自在に巻回される記録テープ20
と、この記録テープを巻出し、巻戻し移送する駆動ベル
ト30とをハウジング13内に収容した基本構成を有す
る。記録テープは、そのパスラインの一部がハウジング
13のフロント面に形成されたヘッド挿入部を横切って
張設される。また、駆動ベルト30は、テープパック1
1、12(記録テープのテープリールに巻回された部
分)に外周面が所定の周長に亘って摩擦接触するループ
状のパスラインを形成して張設される。そして、この駆
動ベルト30を張設するドライブローラー38がドライ
ブユニット側の駆動ローラーに摩擦接触して回転駆動さ
れることにより、駆動ベルト30が周方向に回転駆動さ
れ、これに摩擦接触する記録テープ20が巻出し、巻戻
し移送される様に構成されている。
【0003】この説明から容易に察することが出来るよ
うに、駆動ベルトの性能の善し悪しは、ベルト駆動式テ
ープカートリッジの性能の善し悪しに大きくかかわって
いる。従来の駆動ベルトは、その加工性の容易さから、
熱可塑性の弾性樹脂が使われている。尚、本願で明細書
でいう弾性とは、駆動ベルトとして用いるに必要な程度
のゴム弾性を有することを意味する。具体的な材質とし
ては熱可塑性のポリウレタンが一般的には使用されてい
る。この熱可塑性のポリウレタンは温度を上げれば容易
に加工が出来ること、伸びが大きく、繰り返し応力がか
かってもある程度の耐久性を示すことから駆動ベルトの
材料として使用されている。しかし、熱可塑性のポリウ
レタンはポリマー鎖間の相互作用が水素結合等の分子間
力によるものであるため、その結合力は非常に強固とは
言えない。それゆえ、繰り返し応力に対してある程度の
強度を有するとはいうものの、十分な耐久性を有してい
るとは言い難い。
【0004】一方、熱硬化型の弾性体の構造は、その弾
性の発現機構が熱可塑性弾性体のような分子間力による
ものに加え3次元的に架橋した化学結合力に大きく依存
するため繰り返し応力に対して十分な耐久性を有してい
る。しかし、化学反応を伴った製造過程を持つため、そ
の反応のコントロールや成形時間の制限から、シート成
形が難しくなるといった理由と、熱硬化型の樹脂はその
強固な構造のため、駆動用ベルトとして適当なゴム弾性
を得ることができないと思われていたため、ベルト用材
料として使用されてはいなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ベルト駆動式カートリ
ッジは、テープを最初から最後まで巻いた時に、最初は
テープテンションが低いが、最後にはテープテンション
が高くなる特性を持っている。テープテンションが低す
ぎる時は、ヘッドとテープの接触が弱くなり、エラーが
増加するといった問題が発生し、逆にテープテンション
が高すぎるとヘッドを摩耗させてしまうといった問題が
発生するため、このテンションの差は極力小さいことが
望まれる。このテープテンションの上昇(テンション
差)を小さくするためには、ベルトの厚さを薄くするこ
とが一つの方法として知られている。
【0006】しかし、テープの厚さを薄くすることはベ
ルトの強度を低下させるため、むやみに薄くすることは
出来ない。長時間の使用に耐えるために必要なベルト厚
さは従来用いられていた熱可塑性のウレタンの場合、8
0μm程度が最低レベルであることが経験的にしられて
いる。この様に繰り返し応力に強いと言われている熱可
塑性ポリウレタンであっても、ベルトの特性を満足させ
ることができる厚さは80μm程度が限界である。しか
し、80μmの厚さのベルトであっても、繰り返し応力
に対する耐久性は充分とは言えず、より耐久性の高い駆
動ベルトの実現が望まれていた。本発明は、斯かる実情
に鑑みなされたものであり、厚さが薄くても強度を有
し、繰り返し応力に対し強固な駆動ベルトを提供するも
のであり、当該駆動ベルトを備えることにより信頼性を
より向上させたベルト駆動式記録テープカートリッジを
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく種々の検討を重ねた結果、記録テープにおけ
る信頼性は主として、駆動ベルトの耐久性に依存してい
るとの知見を得た。本発明は、斯かる知見を基に完成さ
れたものであり、本発明の要旨は、次の通りである。
【0008】第1の要旨は、駆動ベルトにより記録テー
プを走行させるベルト駆動式記録テープカートリッジに
おける駆動ベルトであって、主たる成分が熱硬化型弾性
体で構成されていることを特徴する駆動ベルトに存す
る。第2の要旨は、駆動ベルトにより記録テープを走行
させるベルト駆動式記録テープカートリッジにおける駆
動ベルトであって、駆動ベルトの厚さが5〜150μm
以下であることを特徴とする駆動ベルトに存する。第3
の要旨は、駆動ベルトにより記録テープを走行させるベ
ルト駆動式記録テープカートリッジにおける駆動ベルト
の製造方法であって、熱硬化型樹脂の混合とシート化を
連続して行なうことを特徴としたベルト駆動式記録テー
プカートリッジ用ベルトの製造方法に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における熱硬化型の弾性体は、高温での加工があ
る程度可能で、耐摩耗性と、繰り返し応力に対する耐久
性が非常に大きいものである。この熱硬化型弾性体とし
ては、二液硬化型の樹脂であり、駆動ベルトとしての仕
様に耐えるもので有れば特に限定されるものではない。
例示すればフェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、NCO基とOH基および/またはアミノ
基との反応を利用したポリウレタン等が挙げられる。こ
の中で特に熱硬化性ポリウレタンが好適であり、例えば
ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリウレ
タン、アクリル系ウレタン、ポリカーボネート系ポリウ
レタンが代表的である。
【0010】これらのうち特に好ましいものとしては、
主たる成分が有機ジイソシアネート、高分子ジオール、
鎖延長剤とからなる熱硬化性ポリウレタンであることで
あり、有機ジイソシアネートと高分子ジオールとからな
るNCO基末端ウレタンプレポリマーと炭素数2から1
0のグリコール、および/または3価以上の多価アルコ
ール成分、さらに必要に応じて高分子ジオールを含有す
る鎖延長剤とからなる熱硬化性ポリウレタンであり、有
機ジイソシアネートと高分子ジオールとからなる水酸基
末端ウレタンプレポリマーに架橋剤として多官能ポリイ
ソシアネート化合物を配合してなる熱硬化性ポリウレタ
ンであり、有機ジイソシアネートと高分子ジオールとか
らなるNCO基末端ウレタンプレポリマーと3,3’−
ジクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタンおよび
/または炭素数2から10のグリコール、さらに必要に
応じてポリテトラメチレンエーテルグリコールを含有す
る硬化剤とからなる熱硬化性ポリウレタンであることで
ある。
【0011】本発明で用いる有機ジイソシアネートとし
ては4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,2’−および2,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート異性体混合物、カルボジイミド変性ジフェニル
メタンジイソシアネート、2,4−もしくは2,6−ト
リレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネ
ート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、トリジン
ジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、α,α,α’,α’−テトラメ
チルキシリレンジイソシアネート等の芳香環を有する脂
肪族ジイソシアネート、リジンジイソシアネート、2,
2,4−もしくは2,4,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシ
アネート等の脂肪族ジイソシアネート、1,4−シクロ
ヘキサンジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイ
ソシアネート(水添TDI)、1−イソシアネート−3
−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシク
ロヘキサン(IPDI)、4,4’−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート等の脂環族ジイソシアネート等
が例示される。中でも、物性、コストの点から4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネートが最も好ましい。
また、これに準じて2,2’−および2,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート異性体混合物、カルボジイ
ミド変性ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−
もしくは2,6−トリレンジイソシアネートを用いた場
合にも同様の効果が期待される。これらは単独使用でも
2種以上の併用でもよい。
【0012】本発明に用いる高分子ジオール成分として
はポリウレタン製造に通常用いられているものが使用で
き、例えばポリエーテルジオール、ポリエステルジオー
ル、ポリエーテルエステルジオール、ポリオレフィンポ
リオール、ポリカーボネートジオールおよびこれら2種
類以上の混合物が挙げられる。例えば、ポリエーテルジ
オールとしては、アルキレンオキシドを単独または共重
合させて得られるもの、例えばポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエ
ーテルグリコール、ポリエチレンプロピレングリコー
ル、、ポリヘキサメチレンエーテルグリコール、ポリオ
クタメチレンエーテルグリコール等が挙げられる。中で
もポリテトラメチレンエーテルグリコールが好ましい。
【0013】ポリエステルジオールとしてはジカルボン
酸(コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、
フマル酸、マレイン酸、フタル酸等)またはそれらの無
水物とグリコール(エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペン
チルグリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオ
ール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,
2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、2−
エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,5−ジメチル
−2,5−ヘキサンジオール、2−ブチル−2−ヘキシ
ル−1,3−プロパンジオール、1,8−オクタンジオ
ール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、1,9
−ノナンジオール等の脂肪族グリコール、ビスヒドロキ
シメチルシクロヘキサン等の脂環族グリコール、キシリ
レングリコール、ビスヒドロキシエトキシベンゼン等の
芳香環を有するグリコール、C1〜18アルキルジエタ
ノールアミン等のアルキルジアルカノールアミン等)と
を重縮合させて得られたもの、例えばポリエチレンアジ
ペート、ポリブチレンアジペート、ポリヘキサメチレン
アジペート、ポリエチレンプロピレンアジペート等、ま
たは前記グリコール類を開始剤として用いて1種または
2種以上のラクトンを開環重合して得られるポリラクト
ンジオール例えばポリカプロラクトンジオール、ポリメ
チルバレロラクトンジオール等が挙げられる。
【0014】ポリエーテルエステルジオールとしてはエ
ーテル基含有ジオールもしくは他のグリコールとの混合
物を前記ジカルボン酸またはそれらの無水物と反応させ
るか、またはポリエステルグリコールにアルキレンオキ
シドを反応させることによって得られるもの、例えばポ
リ(ポリテトラメチレンエーテル)アジペート等が挙げ
られる。
【0015】ポリオレフィンポリオールとしては、水素
添加型ポリブタジエンポリオール、水素添加型ポリイソ
プレンポリオール、ポリブタジエンポリオール等が挙げ
られる。ポリカーボネートジオールとしては、前記グリ
コールまたは各種高分子ジオール類とジメチルカーボネ
ート、ジエチルカーボネート、ジフェニルカーボネー
ト、エチレンカーボネート等とから、脱アルコールまた
は脱グリコール反応によって得られるもの、例えばポリ
(1,6−ヘキシレン)カーボネート、ポリ(3−メチ
ル−1,5−ペンチレン)カーボネート等が挙げられ
る。
【0016】高分子ジオールの数平均分子量は通常50
0〜6000、好ましくは650〜3000である。さ
らに好ましくは、1000〜2000である。高分子ポ
リオールの数平均分子量が500未満の場合には、得ら
れる熱硬化性ポリウレタンの伸度が低下する可能性があ
る。また、6000を越える場合には、得られる熱硬化
性ポリウレタンの耐摩耗性、耐熱性が低下する可能性が
ある。
【0017】鎖延長剤としては、ポリエステルポリオー
ルの原料として用いられる炭素数2から10の低分子ジ
オール化合物、例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオール等の脂肪族グリコ
ール、キシリレングリコール、ビスヒドロキシエトキシ
ベンゼン等の芳香族グリコールといったグリコール類が
挙げられ、中でも1,4−ブタンジオールが好ましい。
3価以上の多価アルコールとしては、グリセリン、トリ
メチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,2,
6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオー
ル、ソルビトール、ペンタエリスリトール等が挙げられ
る。この場合、用いる3価以上の多価アルコールはグリ
コールの50mol%以下とするのが望ましい。用いる
3価以上の多価アルコールが50mol%以上の場合、
得られる熱硬化性ポリウレタンの伸度が低下する等の問
題を生じる可能性がある。
【0018】また、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジ
アミノジフェニルメタン(MOCA)を用いた場合にも
同様の効果が期待できる。さらに、その他の低分子ジア
ミン化合物、例えば、2,4−もしくは2,6−トリレ
ンジアミン、キシリレンジアミン、4,4’−ジフェニ
ルメタンジアミン等の芳香族ジアミン、エチレンジアミ
ン、1,2−プロピレンジアミン、1,6−ヘキサンジ
アミン、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミ
ン、2−メチル−1,5−ペンタンジアミン、2,2,
4−もしくは2,4,4−トリメチルヘキサンジアミ
ン、等の脂肪族ジアミン、1−アミノ−3−アミノメチ
ル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン(IPD
A)、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミン(水
添MDA)、イソプロピリデンシクロヘキシル−4,
4’−ジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、
1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、トリシクロ
デカンジアミン等の脂環族ジアミン等を用いることも可
能である。
【0019】本発明において、熱硬化性ポリウレタンは
次のような方法で製造できる。例えば、有機ジイソシア
ネートと高分子ジオール、場合により鎖延長剤の一部と
をイソシアネート基過剰のモル比で反応させて末端NC
O基プレポリマー(A液)をつくり、次いで鎖延長剤
(B液)と反応させ高分子量化するプレポリマー法、上
記末端NCO基プレポリマーと有機ジイソシアネートと
の混合物(A液)を鎖延長剤剤(B液)と反応させ高分
子量化するセミワンショット法、有機ジイソシアネー
ト、高分子ジオール、鎖延長剤を一括で反応するワンシ
ョット法等である。また、プレポリマー法において有機
ジイソシアネートと高分子ジオール、場合により鎖延長
剤の一部とを水酸基過剰のモル比で反応させて末端水酸
基プレポリマー(B液)をつくり、次いで多官能ポリイ
ソシアネート化合物(A液)と反応させることによって
も製造することができる。
【0020】本発明における多官能ポリイソシアネート
化合物としては、例えば2,4−もしくは2,6−トリ
レンジイソシアネート(TDI)、1,6−ヘキサメチ
レンジイソシアネート(HMDI)またはイソホロンジ
イソシアネート(IPDI)などといった有機ジイソシ
アネート3モルとトリメチロールプロパン1モルとから
合成されるアダクト体、2,4−もしくは2,6−TD
I、HMDIまたはIPDI等のイソシアネート基の環
状三量化によって合成されるイソシアヌレート体、水1
モルとHMDI3モルから合成される部分ビュレット反
応物等が挙げられる。これらは単独で用いるかまたは、
2種以上の混合物で用いることができる。
【0021】本発明における熱硬化性ポリウレタンの製
造は、無溶剤で行うこともできるし、有機溶剤の存在下
で行うことも可能である。この際使用される溶剤はアセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
シクロヘキサノン等のケトン類、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類、クロルベンゼン、トリクレン、パークレン等のハロ
ゲン化炭化水素およびそれらの2種以上の混合物が挙げ
られる。活性水素を有するアルコール類等はイソシアネ
ート基と反応するため好ましくない。
【0022】A液とB液とのNCO基/OH基の当量比
は0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.1
5、さらに好ましくは0.98〜1.03である。0.
90未満では駆動ベルトとして用いた場合の耐久性が低
下し、一方1.20を越えると硬化時に発泡してシート
が製造できない等の問題を生じる可能性がある。また、
A液とB液との混合時の温度は粘度、硬化性を考慮して
適宜決定されるが、通常20〜100℃が好ましい。
【0023】反応は触媒を用いることも可能である。ウ
レタン化反応を促進する触媒としては、例えばトリエチ
ルアミン、ジメチルアニリン等の3級アミン系触媒また
は有機スズ、有機亜鉛等の有機金属系触媒が挙げられ
る。本発明においてより好ましい態様として、駆動ベル
トに1〜10重量%の非磁性顔料を含有していることで
ある。このとき用いられる非磁性顔料として好適な物と
しては、アルミナ、タルク、シリカ、カーボンブラック
等が挙げられ、カーボンブラックが最も好ましい。
【0024】また熱硬化型の弾性体に導電性を持たせる
意味でも、カーボンブラックを添加する場合があるが、
このカーボンブラックと樹脂との親和性を高めることを
目的として−SO3 Na基、−COOH基、−PO3
2 基、等の一般的な極性基を導入しても構わない。また
カーボンブラックの樹脂への分散性を高めるためにカー
ボンブラックの表面に何らかの処理を施してもよい。カ
ーボンブラックは1〜10重量%の割合で添加するのが
一般的であるが、弾性樹脂の強度を低下させない量とし
て1〜4重量%が好ましく、2重量%程度が最も好適で
ある。
【0025】カーボンブラックのような非磁性顔料を添
加することによって駆動ベルトの表面に適当な粗さを持
たせることが出来る。このときの表面粗さとしては、中
心線標準粗さRaで0.2〜10μmの範囲である。ベ
ルトの強度を損わない程度のカーボンブラックの配合量
では、テープとの接触面での空気の巻き込みによるスリ
ップを起こしてしまう様な表面粗度(例えば具体的には
中心線平均粗さRa0.2μm以下)しか得られない場
合には、駆動ベルトの表面にはテープとの接触面での空
気の巻き込みによるスリップを防止するための溝を設け
ることが好ましい。
【0026】以上のような構成の熱硬化型の樹脂で所定
の厚さのシートを作製し、そのシートから円環状のシー
トを打ち抜く、その円環状のシートを高温で2〜4.5
倍程度に引き伸ばし、駆動ベルトを得る。その駆動ベル
トをデーターカートリッジに装着する。駆動ベルトの厚
さは5μm以上、150μm以下が好ましい。特に好ま
しくは、ベルトの厚さが100μm以上であるとテープ
テンションの上昇(テンション差)が比較的大きくなっ
てしまうので、100μm以下である。より好ましくは
80μm以下であり、一方耐久性の点からは、20μm
以上が好ましい。
【0027】本発明の駆動テープを用いるカートリッジ
の構造としては、各テープリールの回転中心を結ぶ線が
ハウジングのフロントラインに対し直交または斜交して
いる一対のテープリールと、各テープリールに巻き取
り、巻き戻し自在に巻回され且つそのパスラインの一部
がハウジングのフロント面に形成されたヘッド挿入部を
横切って張設される記録テープと各テープリールに巻回
された記録テープの各テープパックに外周面が摩擦接触
し且つその周方向に回転駆動されることにより記録テー
プを巻取り、巻戻し移送するループ状の駆動ベルトとを
ハウジング内に収容して成るものであることが、各テー
プリールの回転中心を結ぶ線がハウジングのフロントラ
インに対し平行なものより好ましい。
【0028】本発明において熱硬化型のシートを成形す
る方法としては、例えば二つのロールの間に樹脂を挟み
込むようにし帯状に成形していく方法や、ベースとなる
シートにコーターヘッドを使って成形していく方法等が
挙げられるがどのような方法であっても良い。樹脂の混
合方法としては、エクストルーダー、ニーダー、ディゾ
ルバーなのど一般的混合装置による方法が挙げられるが
どのような方法であっても良い。
【0029】しかし、このような一般的方法を連続的に
行うことで、熱硬化型の樹脂を容易にテープ状に成形す
ることが出来る。具体的には図2に示すように、混合装
置により混合された樹脂をコーターヘッドでシート化し
その後、樹脂の硬化を促進するために熱をかけ、出来た
樹脂をベースとなるポリエチレンのシートと共に巻取
る。この一連の作業を連続的に行なうことで、安価且つ
安定的に本発明に使用する熱硬化型の樹脂シートを得る
ことが出来る。
【0030】(実施例)以下、本発明を実施例によって
更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない
限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、
以下の実施例において、評価は、次の方法で行った。 (1)テープテンションの測定:テープテンションは、
測定装置としてウエストレーク社製のメカニカルテスタ
ーを使用し、記録テープの走行速度を23インチ/秒と
して測定した。
【0031】(2)駆動ベルトの張力:図1に示す一対
の駆動ベルト支持手段(36)、(34)間における5
000回走行前のベルト張力を測定した。測定装置とし
ては、「TENTELO METER」(TENTEL
CORP.製商品名)を使用した。 (3)記録テープとの接触面側の駆動ベルトの表面粗度
(Ra):JIS B0601−1994に準拠し、接
触型表面粗さ測定機を使用し、触針の先端半径0.05
μm、荷重30mg、カットオフ値0.08mmの条件
下で測定した。
【0032】{シート製造例1}4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)2.5molとポリ
テトラメチレンエーテルグリコール(PTMG、Mw1
000)1molとからなるNCO基末端プレポリマー
(NCO基含有量7.7wt%)100部に1,4−ブ
タンジオール9.5部、トリメチロールプロパン0.5
部を加え、攪拌混合した。これを減圧脱泡した後、ブレ
ードコータを用いて所望の厚さののシートを作成し、1
20℃で5時間硬化反応を行った。さらに2日間養生し
たものを駆動ベルトとして用いた。
【0033】{シート製造例2}MDI0.99mol
とPTMG(Mw2000)0.5mol、ポリブチレ
ンアジペート(Mw2000)0.5molとからなる
水酸基末端プレポリマー(樹脂固形分30wt%、ME
K溶液)100部に、多官能ポリイソシアネート化合物
として、2,4−/2,6−トリレンジイソシアネート
(TDI)3モルとトリメチロールプロパン1モルとか
ら合成されるアダクト体(NCO基含有量13.3wt
%、樹脂固形分75wt%、酢酸エチル溶液)4部を加
え、攪拌混合し、グラビアコータにてwet350μm
の膜厚で塗布し、80℃で3時間乾燥し、100μmの
シートを調整した。
【0034】{シート製造例3}80−TDI3.8m
olとポリブチレンアジペート(Mw2000)1mo
l、ネオペンチルグリコール1mol、1,4−ブタン
ジオール2.1molとからなる水酸基末端プレポリマ
ー(樹脂固形分50wt%、MEK/トルエン溶液)1
00部に、多官能ポリイソシアネート化合物として、
2,4−/2,6−トリレンジイソシアネート(TD
I)3モルとトリメチロールプロパン1モルとから合成
されるアダクト体(NCO基含有量13.3wt%、樹
脂固形分75wt%、酢酸エチル溶液)6.7部を加
え、攪拌混合し、グラビアコータにてwet150μm
の膜厚で塗布し、80℃で3時間乾燥し、70μmのシ
ートを作成した。
【0035】(実施例1)シート製造例1の様にして得
た厚さ130μmの熱硬化型弾性樹脂シートから円環状
シートを打ち抜き、90℃の高温下で約4倍の長さに加
熱延伸し駆動ベルトを得る。この駆動ベルトを使って図
1のようなテープカートリッジ(テープ長1000フィ
ート)を作製しベルトテンションの測定を行なったとこ
ろ、18オンスであった。この時のベルトの厚さは69
μmであり、表面粗度は0.5μmであった。このカー
トリッジを室温で24時間放置した後、ベルトテンショ
ンを測定したところ15オンスであった。この時テンシ
ョンの保持率は約85%であった。
【0036】(実施例2)シート製造例1の様にして得
た厚さ80μmの熱硬化型弾性樹脂シートから円環状シ
ートを打ち抜き、90℃の高温下で約4倍の長さに加熱
延伸し駆動ベルトを得る。この駆動ベルトを使って図1
のようなテープカートリッジ(テープ長1000フィー
ト)を作製しベルトテンションの測定を行なったとこ
ろ、16オンスであった。この時のベルトの厚さは40
μmであり、表面粗度は0.5μmであった。このカー
トリッジのテープテンションを測定したところ。巻きは
じめから巻き終わりまでの間のテープテンションの差は
0.84オンス。率にして1.84倍の上昇であった。
この結果を図3に示す。
【0037】(比較例1)熱可塑性のウレタンシートを
使用した以外は実施例1と同じ条件で駆動ベルトを作製
しベルトを得た。この駆動ベルトを使って図1のような
テープカートリッジ(テープ長1000フィート)を作
製しベルトテンションの測定を行なったところ、16オ
ンスであった。この時のベルトの厚さは82μmであ
り、表面粗度は0.5μmであった。このカートリッジ
を室温で24時間放置した後、ベルトテンションを測定
したところ13.6オンスであった。この時テンション
の保持率は約85%であった。
【0038】(比較例2)熱可塑性のウレタンシートを
使用した以外は実施例1と同じ条件で駆動ベルとを作製
しベルトを得た。この駆動ベルトを使って図1のような
テープカートリッジ(テープ長1000フィート)を作
製しベルトテンションの測定を行なったところ、16オ
ンスであった。この時のベルトの厚さは84μmであ
り、表面粗度は0.5μmであった。このカートリッジ
のテープテンションを測定したところ。巻きはじめから
巻き終わりまでの間のテープテンションの差は1.53
オンス。率にして3.47倍の上昇であった。この結果
を図4に示す。
【0039】
【表1】 ベルトテンション(oz) 0hr 24hr 変化率 ベルト厚さ 実施例1 18.0 15.0 85% 69μm 比較例1 16.0 13.6 85% 82μm 熱硬化型弾性体のベルトはベルト厚さが薄いのにもかか
わらず、ベルトテンションが高く、24hr後の変化率
は同じである。このことから、熱硬化型弾性体のベルト
は、熱可塑性ウレタンよりも高い強度も持つことが解
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、記録テー
プ駆動ベルトの厚さを強度を保ったまま薄くすることが
できる。それにより、テープテンションの変動が少ない
信頼性の高いベルト駆動式記録テープカートリッジが提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、テープカートリッジの内部構造を示す
斜視図である。
【図2】図2は、熱硬化型弾性樹脂シートの成形方法を
示す概略図である。
【図3】図3は、実施例2の場合のテープテンションの
測定結果である。
【図4】図4は、比較例2の場合のテープテンションの
測定結果である。
【符号の説明】
10:テープカートリッジ 11:テープパック 12:テープパック 13:ハウジング 15:テープリール 16:テープリール 18:ベースプレート 20:記録テープ 22:テープガイドピン 24:テープガイドピン 25:テープガイドピン 26:テープガイドピン 30:駆動ベルト 32:アイドラーローラー 34:コーナーローラー 36:コーナーローラー 38:ドライブローラー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ベルトにより記録テープを走行させる
    ベルト駆動式記録テープカートリッジにおいて、駆動ベ
    ルトの主たる成分が熱硬化型弾性体で構成されているこ
    とを特徴するベルト駆動式記録テープカートリッジ。
  2. 【請求項2】駆動ベルトにより記録テープを走行させる
    ベルト駆動式記録テープカートリッジにおいて、駆動ベ
    ルトが1〜10重量%の非磁性顔料を含有する熱硬化型
    弾性体よりなり、磁気テープとの接触面の表面粗度Ra
    が0.2〜10μmである請求項1に記載のベルト駆動
    式記録テープカートリッジ。
  3. 【請求項3】駆動ベルトにより記録テープを走行させる
    ベルト駆動式記録テープカートリッジにおいて、駆動ベ
    ルトの厚さが5〜150μmである請求項1に記載のベ
    ルト駆動式記録テープカートリッジ。
  4. 【請求項4】駆動ベルトの主たる成分が有機ジイソシア
    ネート、高分子ジオール、鎖延長剤とからなる熱硬化性
    ポリウレタンである請求項1に記載のベルト駆動式記録
    テープカートリッジ。
  5. 【請求項5】駆動ベルトの主たる成分が有機ジイソシア
    ネートと高分子ジオールとからなるNCO基末端ウレタ
    ンプレポリマーと炭素数2から10のグリコール、およ
    び/または3価以上の多価アルコール成分、さらに必要
    に応じて高分子ジオールを含有する鎖延長剤とからなる
    熱硬化性ポリウレタンである請求項1に記載のベルト駆
    動式記録テープカートリッジ。
  6. 【請求項6】駆動ベルトの主たる成分が有機ジイソシア
    ネートと高分子ジオールとからなる水酸基末端ウレタン
    プレポリマーに架橋剤として多官能ポリイソシアネート
    化合物を配合してなる熱硬化性ポリウレタンである請求
    項1に記載のベルト駆動式記録テープカートリッジ。
  7. 【請求項7】駆動ベルトの主たる成分が有機ジイソシア
    ネートと高分子ジオールとからなるNCO基末端ウレタ
    ンプレポリマーと3,3’−ジクロロ−4,4’−ジア
    ミノジフェニルメタンおよび/または炭素数2から10
    のグリコール、さらに必要に応じてポリテトラメチレン
    エーテルグリコールを含有する硬化剤とからなる熱硬化
    性ポリウレタンである請求項1に記載のベルト駆動式記
    録テープカートリッジ。
  8. 【請求項8】該カートリッジが、各テープリールの回転
    中心を結ぶ線がハウジングのフロントラインに対し直交
    または斜交している一対のテープリールと、各テープリ
    ールに巻き取り、巻き戻し自在に巻回され且つそのパス
    ラインの一部がハウジングのフロント面に形成されたヘ
    ッド挿入部を横切って張設される記録テープと各テープ
    リールに巻回された記録テープの各テープパックに外周
    面が摩擦接触し且つその周方向に回転駆動されることに
    より記録テープを巻取り、巻戻し移送するループ状の駆
    動ベルトとをハウジング内に収容して成るものである請
    求項1記載のベルト駆動式記録テープカートリッジ。
  9. 【請求項9】駆動ベルトにより記録テープを走行させる
    ベルト駆動式記録テープカートリッジにおける、駆動ベ
    ルトの製造法であって、熱硬化型樹脂の混合とシート化
    を連続して行なうことを特徴としたベルト駆動式記録テ
    ープカートリッジ用ベルトの製造方法。
JP22257997A 1997-08-19 1997-08-19 ベルト駆動式記録テープカートリッジとそれに用いる駆動ベルトの製造方法 Pending JPH1166805A (ja)

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