JPH1166414A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH1166414A
JPH1166414A JP9223267A JP22326797A JPH1166414A JP H1166414 A JPH1166414 A JP H1166414A JP 9223267 A JP9223267 A JP 9223267A JP 22326797 A JP22326797 A JP 22326797A JP H1166414 A JPH1166414 A JP H1166414A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品が載置される商品棚と、商品棚に対峙し
て配設され商品棚上の商品が透視できるようにガラス窓
が設けられた扉と、冷却装置とを備える自動販売機であ
って、扉のガラス窓からの熱侵入が抑制された自動販売
機を提供する。 【解決手段】 商品が載置される商品棚と、商品棚に対
峙して配設され商品棚上の商品が透視できるようにガラ
ス窓が設けられた扉と、冷却装置とを備える自動販売機
であって、商品棚の側方にエアダクトが配設され、エア
ダクトから商品棚に平行に且つ扉に平行に冷気を吹き出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品が載置される
商品棚と、商品棚に対峙して配設され商品棚上の商品が
透視できるようにガラス窓が設けられた扉と、冷却装置
とを備える自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動販売機においては、従来、商品
棚の奥方から商品棚に平行に扉へ向けて、商品冷却用の
冷気を吹き出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】商品棚の奥方から扉へ
向けて、商品冷却用の冷気を吹き出すと、冷気が直接ガ
ラス窓に当たり、ガラス窓の内面の温度が過度に低下
し、ガラス窓からの熱侵入が促進され、自動販売機の消
費電力が増大するという問題を生ずる。本発明は上記問
題に鑑みてなされたものであり、商品が載置される商品
棚と、商品棚に対峙して配設され商品棚上の商品が透視
できるようにガラス窓が設けられた扉と、冷却装置とを
備える自動販売機であって、扉のガラス窓からの熱侵入
が抑制された自動販売機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、商品が載置される商品棚と、商
品棚に対峙して配設され商品棚上の商品が透視できるよ
うにガラス窓が設けられた扉と、冷却装置とを備える自
動販売機であって、商品棚の側方にエアダクトが配設さ
れ、エアダクトから商品棚に平行に且つ扉に平行に冷気
を吹き出すことを特徴とする自動販売機を提供する。本
発明に係る自動販売機においては、扉に平行に冷気を吹
き出すので、冷気は直接にはガラス窓に当たらず、ガラ
ス窓の内面の温度は過度に低下しない。この結果、ガラ
ス窓からの熱侵入が抑制され、自動販売機の消費電力の
増大が抑制される。
【0005】本発明の好ましい態様においては、エアダ
クトが扉から距離を隔てて配設されている。エアダクト
を扉から距離を隔てて配設することにより、吹き出す冷
気の流れをガラス窓から遠ざけ、ガラス窓からの熱侵入
を抑制することができる。
【0006】本発明の好ましい態様においては、エアダ
クトに形成された空気吹き出し口が、商品棚上に載置さ
れた商品の頂部より上方に位置決めされている。エアダ
クトから吹き出す冷気は、0℃近傍の低温なので、商品
に直接当てると商品が凍結する可能性がある。エアダク
トに形成された空気吹き出し口を、商品棚上に載置され
た商品の頂部より上方に位置決めし、低温の冷気が商品
に直接当たるのを回避することにより、商品の凍結を防
止することができる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、互いに
上下に間隔を隔てて配設された複数の商品棚を備え、エ
アダクトに形成された空気吹き出し口が、最上段の商品
棚上に載置された商品の頂部より上方と、最上段以外の
各商品棚上に載置された商品の頂部より上方で且つ直上
の商品棚の下方とに位置決めされている。複数の商品棚
が互いに上下に間隔を隔てて配設されている場合には、
最上段の商品棚上に載置された商品の頂部より上方と、
最上段以外の各商品棚上に載置された商品の頂部より上
方で且つ直上の商品棚の下方とに、空気吹出口を位置決
めすることにより、全ての商品棚上の商品を均等に冷却
し、且つ商品の凍結を防止することができる。
【0008】本発明の好ましい態様においては、エアダ
クト内を下方から上方へ冷気が流れ、エアダクトに形成
された空気吹き出し口の面積が、空気吹き出し口が対峙
する商品棚が上段になるにつれて減少する。エアダクト
内を下方から上方へ冷気が流れる場合、エアダクト内の
冷気の流速は下方で大きく、上方へ行くにつれて減少す
る。この結果、下方の空気吹き出し口においては、エア
ダクト内の冷気の流速が大であるために、エダクタ効果
によって空気吹出口を介してエアダクト内へ空気が吸引
される傾向がある。空気吹き出し口の面積を、対峙する
商品棚が上段であるか下段であるかに関わらず同一にす
ると、前記エダクタ効果によって、下段の商品棚に対峙
する空気吹き出し口から吹き出す冷気の量が、上段の商
品棚に対峙する空気吹き出し口から吹き出す冷気の量に
比べて少なくなり、全ての商品棚上の商品を均等に冷却
することができない。エアダクトに形成された空気吹き
出し口の面積を、空気吹き出し口が対峙する商品棚が上
段になるにつれて減少させ、空気吹き出し口の流路抵抗
を対峙する商品棚が上段になるにつれて増大させること
により、空気吹き出し口から吹き出す冷気の量を、空気
吹き出し口が対峙する商品棚が上段であるか下段である
かに関わらず同一にすることができ、全ての商品棚上の
商品を均等に冷却することができる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、エアダ
クト内面に、下方の段の商品棚に対峙する空気吹き出し
口の直上に、突起が形成されている。エアダクト内面
に、下方の段の商品棚に対峙する空気吹き出し口の直上
に、突起を形成することにより、エアダクト内を流れる
冷気を突起に当てて空気吹き出し口へ案内し、下方の段
の商品棚に対峙する空気吹き出し口からの冷気吹き出し
量を増大させることができ、ひいては、空気吹き出し口
から吹き出す冷気の量を、空気吹き出し口が対峙する商
品棚が上段であるか下段であるかに関わらず同一にする
ことができ、全ての商品棚上の商品を均等に冷却するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る自動販売機
を、図1〜5基づいて説明する。以下の説明において、
図1〜5の矢印I、II、III、IV、V、VIの方
向を、前方、後方、左方、右方、上方、下方と呼ぶ。図
1、2に示すように、本実施例に係る自動販売機Aは、
前面が開放された外箱1を備えている。外箱1内に前面
が開放された内箱2が配設されている。内箱2は断熱加
工されている。内箱2の右側壁下部に開口2aが形成さ
れている。内箱2と外箱1の右側壁との間に第1機械室
3aが形成され、内箱2と外箱1の底壁との間に第2機
械室3bが形成されている。外箱1の前面に、内箱2の
開放された前面を覆う揺動式の扉4が取り付けられてい
る。扉4には、内箱2内に格納された商品が透視できる
ようにガラス窓が設けられている。外箱1の前面に、第
1、第2機械室3a、3bを覆うパネル5が着脱可能に
取り付けられている。パネル5の右下部に商品取出口5
aが形成されている。パネル5の第1機械室3aに対峙
する部分の上部に、図示しない商品選択釦が取り付けら
れている。
【0011】内箱2内に、上下に互いに間隔を隔てて7
段に積層された商品棚6が配設されている。各商品棚6
には、前後に延在する複数の商品列100を成して、商
品200が載置されている。最上段の商品棚6に載置さ
れた各商品列100の上方に、前後に延在する無端ベル
トと無端ベルトを回転駆動する図示しないモータと無端
ベルトに固定された押し片とにより構成される商品払い
出し装置7が配設されている。最上段の商品棚6を除く
各商品棚6に載置された各商品列100の上方に且つ直
上の商品棚6の下方に、商品払い出し装置7が配設され
ている。各商品棚6の前端に、各商品列100に対峙し
て、商品ストッパー8が取り付けられている。商品スト
ッパー8は、直立位置と、右方から見て反時計回りに1
80度倒れた位置との間で揺動可能に、取り付けられて
いる。商品ストッパー8は、図示しないバネの付勢力に
より、無負荷時に直立している。
【0012】商品棚6の前端と内箱2の開放端との間
に、上下に移動可能な受け皿と受け皿の駆動装置により
構成される商品上下搬送装置9が配設されている。商品
棚6の前端と内箱2の開放端との間に、且つ最下段の商
品棚6の下方に、左右に延在するコンベヤ10が配設さ
れている。
【0013】第1機械室3a内の上部及び高さ方向中央
部に図示しないコイン計数装置、コインロッカー、各種
制御装置等が配設され、下部に且つ内箱の開口2aの下
方に図示しない商品受け棚が配設されている。第2機械
室3b内に冷却装置の圧縮機11、凝縮器12が配設さ
れ、内箱2内の最下段の商品棚6の下方に蒸発器13が
配設されている。
【0014】図3、4に示すように、内箱2の左側面
に、エアダクト14が取り付けられている。エアダクト
14は、最下段の商品棚6の下方から最上段の商品棚6
の上方まで延在している。エアダクト14は扉4から後
方へ距離を隔てて配設されている。エアダクト14の下
端に接続するファンダクト15が内箱2の底壁に沿って
右方へ延びている。ファンダクト15内に、冷却装置の
蒸発器13が配設され、蒸発器13に隣接して、送風フ
ァン16が配設されている。エアダクト14の壁面に、
複数の小径穴から成る空気吹き出し口14aが形成され
ている。空気吹き出し口14aは、最上段の商品棚6上
に載置された商品200の頂部より上方と、最上段以外
の各商品棚6上に載置された商品200の頂部より上方
で且つ直上の商品棚6の下方とに位置決めされている。
各空気吹き出し口14aを構成する小径穴の数、ひいて
は空気吹き出し口14aの面積は、空気吹き出し口14
aが対峙する商品棚6が上段になるにつれて減少してい
る。エアダクト14の内面に、下方3段の商品棚6に対
峙する空気吹き出し口14aの直上に、図5に示すよう
に、突起14bが形成されている。
【0015】上記構成を有する自動販売機Aの作動を説
明する。商品を購入するユーザーは、扉4のガラス窓か
ら内部の商品200を見通して所望の商品200を選択
し、次いでパネル5に形成された図示しないコイン投入
口からコインを投入し、商品選択釦を押して、所望の商
品200によって構成された商品列100と該商品列1
00が載置された商品棚6とを指定する。商品上下搬送
装置9が作動し、受け皿が、最上段の商品棚6よりも上
方の初期位置から下降し、所望の商品200によって構
成された商品列100が載置された商品棚6よりも僅か
に下方の高さ位置に停止する。
【0016】受け皿が所望の商品200によって構成さ
れた商品列100が載置された商品棚6よりも僅かに下
方の高さ位置に停止すると、該商品列100の直上の商
品払い出し装置7が作動し、商品列100の最後尾に位
置する商品200に後方から当接する押し片が商品1個
分の距離だけ前方へ移動し、商品列100を商品1個分
の距離だけ前方へ押し出す。最前の商品200が商品ス
トッパー8を付勢するバネ力に逆らって、直立した商品
ストッパー8を押し倒し、商品棚6の前縁から落下す
る。落下した商品200は、商品上下搬送装置9の受け
皿によって受け止められる。図示しない検知装置によ
り、商品棚6から商品上下搬送装置9へ商品200が払
い出されたことが検知される。
【0017】商品棚6から商品上下搬送装置9へ商品2
00が払い出されたことが検知された後、商品上下搬送
装置9が作動し、受け皿は商品200を乗せて下降す
る。受け皿は、下から2番目の商品棚6の僅かに上方の
位置まで下降すると停止し、水平軸線回りに回動して、
商品200をコンベヤ10上へ落下させる。
【0018】商品上下搬送装置9が作動し、受け皿は初
期位置まで上昇する。受け皿が初期位置へ到達すると、
商品上下搬送装置9は作動を停止する。
【0019】受け皿から落下した商品200は、コンベ
ヤ10によって受け止められる。コンベヤ10が作動
し、商品200を開口2aへ向けて搬送する。商品20
0は開口2aを通り、開口2aの下方に配設された商品
受け棚上に落下する。ユーザーは商品取り出し口5aを
介して、商品受け棚上の商品200を取り出す。
【0020】最下段の商品棚6に載置された商品200
或いは下から2段目の商品棚6に載置された商品200
が選択された場合には、商品払い出し装置7によって商
品棚6から払い出された商品200は、商品上下搬送装
置9の受け皿を介することなく、直接コンベヤ10上に
落下し、コンベヤ10によって商品受け棚まで搬送さ
れ、商品取り出し口5aを介して、取り出される。
【0021】図4に矢印で示すように、内箱2内の空気
はファンダクト15へ吸い込まれ、蒸発器13の周囲を
流れて冷却される。冷気は、ファン16によってエアダ
ク14内を圧送されて上昇し、空気吹き出し口14aを
通って、扉4に平行に右方へ吹き出す。冷気は扉4に平
行に右方へ吹き出すので、直接には扉4のガラス窓に当
たらない。従って、扉4のガラス窓の内面の温度は過度
に低下しない。この結果、扉4のガラス窓からの熱侵入
が抑制され、自動販売機Aの消費電力の増大が抑制され
る。
【0022】エアダクト14は扉4から後方に距離を隔
てて配設されているので、空気吹き出し口14aから吹
き出す冷気の流れは、扉4のガラス窓から遠ざけられて
いる。この結果、扉4のガラス窓からの熱侵入が抑制さ
れる。
【0023】エアダクト14に形成された空気吹き出し
口14aは、最上段の商品棚6上に載置された商品20
0の頂部より上方と、最上段以外の各商品棚6上に載置
された商品200の頂部より上方で且つ直上の商品棚6
の下方とに位置決めされているので、空気吹き出し口1
4aから吹き出した0℃近傍の冷気は、商品棚6上に載
置された商品200には直接当たらない。これにより、
商品200が凍結する事態の発生が防止される。全ての
商品棚6上に載置された商品200の上方に冷気が流さ
れるので、全ての商品棚6上に載置された商品200が
均等に冷却される。
【0024】エアダクト14内を下方から上方へ冷気が
流れる場合、エアダクト14内の冷気の流速は下方で大
きく、上方へ行くにつれて減少する。この結果、下方の
空気吹き出し口14aにおいては、エアダクト14内の
冷気の流速が大であるために、内箱2内の空気が、エダ
クタ効果によって、空気吹出口14aを介して、エアダ
クト14内へ吸引される傾向がある。空気吹き出し口1
4aの面積を、対峙する商品棚6が上段であるか下段で
あるかに関わらず同一にすると、前記エダクタ効果によ
って、下段の商品棚6に対峙する空気吹き出し口14a
から吹き出す冷気の量が、上段の商品棚6に対峙する空
気吹き出し口14aから吹き出す冷気の量に比べて少な
くなり、全ての商品棚6上の商品200を均等に冷却す
ることができない。しかし、自動販売機Aにおいては、
各空気吹き出し口14aを構成する小径穴の数、ひいて
は空気吹き出し口14aの面積を、空気吹き出し口14
aが対峙する商品棚6が上段になるにつれて減少させ、
空気吹き出し口14aの流路抵抗を、対峙する商品棚6
が上段になるにつれて増大させたので、空気吹き出し口
14aから吹き出す冷気の量は、空気吹き出し口14a
が対峙する商品棚6が上段であるか下段であるかに関わ
らず略同一になっている。この結果、全ての商品棚6上
の商品が均等に冷却される。
【0025】エアダクト14の内面に、下方の段の商品
棚6に対峙する空気吹き出し口14aの直上に、突起1
4bが形成されているので、図5に矢印で示すように、
エアダクト14内の冷気流が、突起14bに当たって、
空気吹き出し口14aの方向ヘ案内され、下方の段の商
品棚6に対峙する空気吹き出し口14aからの冷気吹き
出し量が増大する。この結果、空気吹き出し口14aか
ら吹き出す冷気の量が、空気吹き出し口14aが対峙す
る商品棚6が上段であるか下段であるかに関わらず略同
一になり、全ての商品棚6上の商品200が均等に冷却
される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る自動
販売機においては、扉に平行に冷気を吹き出すので、冷
気は直接にはガラス窓に当たらず、ガラス窓の内面の温
度は過度に低下しない。この結果、ガラス窓からの熱侵
入が抑制され、自動販売機の消費電力の増大が抑制され
る。
【0027】エアダクトを扉から距離を隔てて配設する
ことにより、吹き出す冷気の流れをガラス窓から遠ざ
け、ガラス窓からの熱侵入を抑制することができる。
【0028】吹き出す冷気は、0℃近傍の低温なので、
商品に直接当てると商品が凍結する可能性がある。エア
ダクトに形成された空気吹き出し口を、商品棚上に載置
された商品の頂部より上方に位置決めし、低温の冷気が
商品に直接当たるのを回避することにより、商品の凍結
を防止することができる。
【0029】複数の商品棚が互いに上下に間隔を隔てて
配設されている場合には、最上段の商品棚上に載置され
た商品の頂部より上方と、最上段以外の各商品棚上に載
置された商品の頂部より上方で且つ直上の商品棚の下方
とに、空気吹出口を位置決めすることにより、全ての商
品棚上の商品を均等に冷却し、且つ商品の凍結を防止す
ることができる。
【0030】エアダクト内を下方から上方へ冷気が流れ
る場合、エアダクト内の冷気の流速は下方で大きく、上
方へ行くにつれて減少する。この結果、下方の空気吹き
出し口においては、エアダクト内の冷気の流速が大であ
るために、エダクタ効果によって空気吹出口を介してエ
アダクト内へ空気が流入する傾向がある。空気吹き出し
口の面積を、対峙する商品棚が上段であるか下段である
かに関わらず同一にすると、前記エダクタ効果によっ
て、下段の商品棚に対峙する空気吹き出し口から吹き出
す冷気の量が、上段の商品棚に対峙する空気吹き出し口
から吹き出す冷気の量に比べて少なくなり、全ての商品
棚上の商品を均等に冷却することができない。エアダク
トに形成された空気吹き出し口の面積を、空気吹き出し
口が対峙する商品棚が上段になるにつれて減少させ、空
気吹き出し口の流路抵抗を対峙する商品棚が上段になる
につれて増大させることにより、空気吹き出し口から吹
き出す冷気の量を、空気吹き出し口が対峙する商品棚が
上段であるか下段であるかに関わらず同一にすることが
でき、全ての商品棚上の商品を均等に冷却することがで
きる。
【0031】エアダクト内面に、下方の段の商品棚に対
峙する空気吹き出し口の直上に、突起を形成することに
より、エアダクト内を流れる冷気を突起に当てて空気吹
き出し口へ案内し、下方の段の商品棚に対峙する空気吹
き出し口からの冷気吹き出し量を増大させることがで
き、ひいては、空気吹き出し口から吹き出す冷気の量
を、空気吹き出し口が対峙する商品棚が上段であるか下
段であるかに関わらず同一にすることができ、全ての商
品棚上の商品を均等に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動販売機の斜視図であ
る。
【図2】図1の自動販売機の、外箱の右側壁と内箱の右
側壁とを取り去った状態での、右方から見た側面図であ
る。
【図3】図1の自動販売機の、内箱の左側壁を右方から
見た図である。
【図4】図3の線a−aに沿った断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【符号の説明】
A 自動販売機 1 外箱 2 内箱 4 扉 5 パネル 6 商品棚 7 商品払い出し装置 9 商品上下搬送装置 10 コンベヤ 14 エアダクト 14a 空気吹き出し口 14b 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品が載置される商品棚と、商品棚に対
    峙して配設され商品棚上の商品が透視できるようにガラ
    ス窓が設けられた扉と、冷却装置とを備える自動販売機
    であって、商品棚の側方にエアダクトが配設され、エア
    ダクトから商品棚に平行に且つ扉に平行に冷気を吹き出
    すことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 エアダクトが扉から距離を隔てて配設さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売
    機。
  3. 【請求項3】 エアダクトに形成された空気吹き出し口
    が、商品棚上に載置された商品の頂部より上方に位置決
    めされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    自動販売機。
  4. 【請求項4】 互いに上下に間隔を隔てて配設された複
    数の商品棚を備え、エアダクトに形成された空気吹き出
    し口が、最上段の商品棚上に載置された商品の頂部より
    上方と、最上段以外の各商品棚上に載置された商品の頂
    部より上方で且つ直上の商品棚の下方とに位置決めされ
    ていることを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 エアダク内を下方から上方へ冷気が流
    れ、エアダクトに形成された空気吹き出し口の面積が、
    空気吹き出し口が対峙する商品棚が上段になるにつれて
    減少することを特徴とする請求項4に記載の自動販売
    機。
  6. 【請求項6】 エアダク内を下方から上方へ冷気が流
    れ、エアダクト内面に、下方の段の商品棚に対峙する空
    気吹き出し口の直上に、突起が形成されていることを特
    徴とする請求項4に記載の自動販売機。
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