JPH1166160A - マーケティング手法およびシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がどの商店から商品を購入しても利用
者の興味に応じた適確な商品の紹介を商店から受け得る
マーケティング手法およびシステムを提供する。 【解決手段】 各購入者装置は利用者属性値を保持し、
各販売者装置は商品属性値を保持し、利用者が特定の商
品に対してアクセスする場合、商品識別情報と利用者属
性値を販売者装置に送信し、販売者装置は該情報を受信
すると該商品識別情報に対応する商品属性値と利用者属
性値を相互に反映させて更新し、利用者の興味の把握と
商品の分類を動的に行い、利用者属性値と商品属性値を
用いて各利用者の興味に応じた商品を動的に利用者の紹
介し、また販売者装置が商品属性値および利用者属性値
を更新すると該商品属性値または商品属性値の変化の情
報を他の販売者装置に送信し、他の販売者装置は受信情
報を反映させて商品属性値を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数の利用者側に
設けられた複数の購入者装置と複数の商店側に設けられ
た複数の販売者装置とがネットワークを介して互いに接
続され、オンラインにより商店が商品を販売し、利用者
が商品を購入するマーケティング手法およびシステムに
関し、更に詳しくは、利用者の商品に対する興味を把握
し、ネットワークに接続された任意の販売者装置から興
味に応じた商品を選択的に紹介し得るマーケティング手
法およびシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】この種の従来提案されているマーケティ
ング手法およびシステムでは、利用者側に設けられた購
入者装置と該購入者装置にネットワークを介して接続さ
れ、商店側に設けられた販売者装置との間でオンライン
により商品の販売購入を行うとともに、利用者の興味の
把握と商品の分類を動的に行い、利用者属性値と商品属
性値を用いて購入者の利用者の興味に応じた商品を動的
に利用者に紹介することができるようになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のマーケティング
手法では、商店が複数存在する場合、すなわち販売者装
置が複数存在する場合、利用者は商店毎に購入者装置を
持つかまたは商店毎に情報を蓄積できる購入者装置を持
たなくてはならないため、非常に不便かつ非経済的であ
るという問題がある。

【０００４】また、各商店の商品の間には関連性がない
ため、ある商店の販売者装置に接続して貯えられた利用
者の興味の情報、すなわち属性値が他の商店には利用さ
れず、これらの装置がネットワークで互いに接続されて
いる利点を享受できないという問題がある。

【０００５】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、利用者がどの商店から商品を
購入しても利用者の興味に応じた適確な商品の紹介を商
店から受けることができるマーケティング手法およびシ
ステムを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の本発明は、複数の利用者側に設けら
れた複数の購入者装置と複数の商店側に設けられた複数
の販売者装置とがネットワークを介して互いに接続さ
れ、オンラインにより商店が商品を販売し、利用者が商
品を購入するマーケティング手法であって、各利用者の
商品に対する興味を数値化した情報である利用者属性値
を各購入者装置に保持し、各販売者が扱う商品の内容を
数値化した情報である商品属性値を各販売者装置に保持
し、利用者が商店から提示された商品の中から特定の商
品に対して購入者装置を介してアクセスする場合に、該
商品の商品識別情報と該利用者の利用者属性値を販売者
装置に送信し、販売者装置は前記商品識別情報および利
用者識別情報を受信すると、該商品識別情報に対応する
商品属性値および利用者属性値を相互に反映させて、該
商品属性値および利用者属性値を更新し、利用者の興味
の把握と商品の分類を動的に行い、前記利用者属性値と
商品属性値を用いて個々の利用者の興味に応じた商品を
動的に利用者に紹介することを要旨とする。

【０００７】請求項１記載の本発明にあっては、各購入
者装置は利用者属性値を保持し、各販売者装置は商品属
性値を保持していて、利用者が特定の商品に対して購入
者装置を介してアクセスする場合、該商品の商品識別情
報と該利用者の利用者属性値を販売者装置に送信し、販
売者装置は商品識別情報および利用者識別情報を受信す
ると、該商品識別情報に対応する商品属性値および利用
者属性値を相互に反映させて、該商品属性値および利用
者属性値を更新し、利用者の興味の把握と商品の分類を
動的に行い、利用者属性値と商品属性値を用いて各利用
者の興味に応じた商品を動的に利用者に紹介する。

【０００８】また、請求項２記載の本発明は、請求項１
記載の発明において、前記販売者装置が、商品属性値お
よび利用者属性値を更新した場合、該商品属性値または
商品属性値の変化の情報を直接的または間接的にネット
ワークを介して他の販売者装置に送信し、該商品属性値
または商品属性値の変化の情報を受信した販売者装置
は、該受信した情報を反映させて商品属性値を更新する
ことを要旨とする。

【０００９】請求項２記載の本発明にあっては、販売者
装置が商品属性値および利用者属性値を更新した場合、
該商品属性値または商品属性値の変化の情報をネットワ
ークを介して他の販売者装置に送信し、該他の販売者装
置は該受信情報を反映させて商品属性値を更新するた
め、例えば利用者がある商店で買物をした場合、複数の
販売者装置の間で各販売者装置に格納された商品属性値
の間の関係が更新され、この結果利用者がある商品を商
店Ａで買った場合と同じ商品を商店Ｂで買った場合とで
の利用者属性値と各商品属性値の変化は同一または類似
となる。

【００１０】更に、請求項３記載の本発明は、請求項２
記載の発明において、前記販売者装置が、利用者から商
品識別情報または利用者属性値を受信しない場合であっ
ても、商品属性値または商品属性値の変化の情報を直接
的または間接的にネットワークを介して他の販売者装置
に送信し、該商品属性値または商品属性値の変化の情報
を受信した販売者装置は、該受信した情報を反映させて
商品属性値を更新することを要旨とする。

【００１１】請求項３記載の本発明にあっては、販売者
装置が利用者から商品識別情報または利用者属性値を受
信しない場合であっても、商品属性値または商品属性値
の変化の情報をネットワークを介して他の販売者装置に
送信し、該他の販売者装置は該受信情報を反映させて商
品属性値を更新するため、各販売者装置に格納された商
品属性値の間の関係にずれが生じた場合であっても、販
売者装置間で適切な情報を相互に交換することで、各商
品属性値の関係に矛盾が起こらないようにしている。

【００１２】請求項４記載の本発明は、各商店側に設け
られた複数の販売者装置と該複数の販売者装置にネット
ワークを介して接続され、各利用者側に設けられた複数
の購入者装置とを有し、該販売者装置と購入者装置との
間でネットワークを介してオンラインで商品の販売購入
を行うマーケティングシステムであって、前記販売者装
置が、各商品の内容を数値化した情報である商品属性
値、商品情報および商品識別情報を含む各種情報を保持
する商品情報保存部と、前記購入者装置からの商品紹介
要求に対して商品情報を送信したり、購入者装置から送
信されてくる商品識別情報および利用者属性値を受信す
るとともに更新した利用者属性値を購入者装置に送信す
る商品販売部と、該商品販売部で受信した商品識別情報
に対する商品属性値を前記商品情報保存部から読み出
し、この読み出した商品属性値と前記受信した利用者属
性値を相互に反映させて商品属性値および利用者属性値
を更新し、この更新した商品属性値および利用者属性値
を用いて利用者が購入した商品と関係がある商品の選択
を行う商品選択部と、該商品選択部で更新された商品属
性値を前記商品情報保存部に保存し、同時に他の販売者
装置の商品情報更新部に更新された商品属性値と商品識
別情報をネットワークを介して送信し、他の販売者装置
の商品情報更新部から更新された商品情報の商品属性値
と商品識別情報をネットワークを介して受信し、前記商
品情報保存部に保存する商品情報更新部とを有し、前記
購入者装置が、利用者の商品に対する興味を数値化した
情報である利用者属性値を保持する利用者情報保存部
と、前記販売者装置に対してネットワークを介して商品
紹介要求を行い、該要求に対して販売者装置からネット
ワークを介して送信されてくる商品情報を受け取り、該
商品情報から選択した購入したい商品の商品識別情報を
利用者属性値とともにネットワークを介して販売者装置
に送信するとともに、該販売者装置からネットワークを
介して返信されてくる商品、利用者属性値を受信し、前
記利用者情報保存部に保存する商品購入部とを有するこ
とを要旨とする。

【００１３】請求項４記載の本発明にあっては、各購入
者装置は利用者属性値を保持し、各販売者装置は商品属
性値を保持していて、利用者が特定の商品に対して購入
者装置を介してアクセスする場合、該商品の商品識別情
報と該利用者の利用者属性値を販売者装置に送信し、販
売者装置は商品識別情報および利用者識別情報を受信す
ると、該商品識別情報に対応する商品属性値および利用
者属性値を相互に反映させて、該商品属性値および利用
者属性値を更新し、利用者の興味の把握と商品の分類を
動的に行い、利用者属性値と商品属性値を用いて各利用
者の興味に応じた商品を動的に利用者に紹介するととも
に、また販売者装置が商品属性値および利用者属性値を
更新した場合、該商品属性値または商品属性値の変化の
情報をネットワークを介して他の販売者装置に送信し、
該他の販売者装置は該受信情報を反映させて商品属性値
を更新する。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。

【００１５】図１は、本発明の一実施形態に係るマーケ
ティング手法を実施するマーケティングシステムの構成
を示すブロック図である。同図に示すマーケティングシ
ステムは、各商店側に設けられた多数の販売者装置１，
１′と該多数の販売者装置１，１′にネットワーク２を
介して接続され、各利用者側に設けられた多数の購入者
装置３とを有し、該販売者装置１，１′と購入者装置３
との間でオンラインで商品の販売購入を行うものであ
る。なお、図１では、簡単化のため、２つの販売者装置
１，１′と１つの購入者装置３しか示されていないが、
多数の販売者装置および購入者装置がネットワーク２に
接続されているものである。

【００１６】各販売者装置１，１′は、各商品の内容を
数値化した情報である商品属性値、商品情報、商品識別
情報（ＩＤ）等の各種情報を保持する商品情報保存部１
１，１１′、購入者装置３からの商品紹介要求に対して
商品情報を送信したり、購入者装置３から送信されてく
る商品ＩＤ、利用者属性値を受信するとともに更新した
利用者属性値を購入者装置３に送信する商品販売部１
４，１４′、該商品販売部１４，１４′で受信した商品
ＩＤに対する商品属性値を商品情報保存部１１，１１′
から読み出し、この読み出した商品属性値と受信した利
用者属性値を相互に反映させて商品属性値および利用者
属性値を更新し、この更新した商品属性値および利用者
属性値を用いて利用者が購入した商品と関係がある商品
の選択を行う商品選択部１３，１３′、該商品選択部１
３，１３′で変更された商品属性値を商品情報保存部１
１，１１′に保存し、同時に他の商店に設けられた販売
者装置１，１′の商品情報更新部１２，１２′に更新さ
れた商品属性値と商品ＩＤをネットワーク２を介して送
信し、他の商店に設けられた販売者装置１の商品情報更
新部１２，１２′から更新された商品情報の商品属性値
と商品ＩＤをネットワーク２を介して受信し、商品情報
保存部１１，１１′に保存する商品情報更新部１２，１
２′を有する。

【００１７】また、各購入者装置３は、利用者の商品に
対する興味を数値化した情報である利用者属性値を保持
する利用者情報保存部３２、各商店側に設けられた販売
者装置１，１′に対してネットワーク２を介して商品紹
介要求を行い、該要求に対して販売者装置１，１′から
ネットワーク２を介して送信されてくる商品情報を受け
取り、該商品情報から選択して購入したい商品の商品Ｉ
Ｄを利用者属性値とともにネットワーク２を介して販売
者装置１，１′に送信するとともに、該販売者装置１，
１′からネットワーク２を介して返信されてくる商品、
利用者属性値を受信し、利用者情報保存部３２に保存す
る商品購入部３１を有する。

【００１８】以上のように構成されるマーケティングシ
ステムにおいて、利用者は商品を購入するために、購入
者装置３の商品購入部３１からネットワーク２を介して
販売者装置１の商品販売部１４に商品の情報の一覧を要
求すると、商品販売部１４は商品情報保存部１１から商
品の説明、商品のＩＤの一覧を取り出して折り返し、商
品購入部３１にこれらを送付する。利用者は商品の一覧
の中から購入する商品を決定し商店に商品購入要求をす
る。このとき、購入者装置３の商品購入部３１は購入す
る商品の商品ＩＤと、利用者情報保存部３２に保存され
た利用者属性値を販売者装置１の商品販売部１４に送付
する。商品販売部１４は商品選択部１３にこれらを送付
する。

【００１９】商品選択部１３は受け取った商品ＩＤに対
応する商品の商品属性値を商品情報保存部１１から獲得
する。次に利用者の興味の把握、商品の分類を行う。こ
のため、利用者属性値と商品属性値を相互に反映させ
て、これらに設定された値を更新する。そして、更新し
た利用者属性値を用いて利用者の興味にあった商品の選
択を行う。これは利用者属性値と似通った商品属性値の
分布をもつ商品を選択することで行う。次に、更新した
商品属性値を用いて、購入された商品と関係がある商品
の選択を行う。これも同様に商品属性値と似通った商品
属性値の分布をもつ商品を選択することで行う。

【００２０】商品選択部１３、商品販売部１４、商品購
入部３１の順に、購入した商品とあわせて、選択された
商品を利用者に送付する。同時に値を更新した利用者属
性値を利用者に送り返す。商品購入部３１は受け取った
利用者属性値を利用者情報保存部３２に保存する。

【００２１】次に、図２に示す流れ図を参照して、複数
の商店の販売者装置１，１′間で商品情報を共有する処
理について説明する。

【００２２】販売者装置、例えば販売者装置１におい
て、商品情報更新部１２は商品選択部１３からの商品属
性値更新要求を受け取ると、受け取った商品ＩＤに対す
る商品の商品属性値を更新し、商品情報保存部１１に保
存する。同時に他の商店に設けられた販売者装置、例え
ば販売者装置１′の商品情報更新部１２′に商品属性値
更新要求を行う。他の商店に設けられた販売者装置１′
の商品情報更新部１２′では商品属性値更新要求ととも
に受け取った商品ＩＤ、商品属性値から、商品ＩＤに対
する商品の商品属性値を更新し、商品情報保存部１１′
にこれを保存する。

【００２３】また、例えば販売者装置１の管理者が商品
属性値の更新を手動で行う場合も、商品情報更新部１２
を通じて商品属性値更新要求を行うようにし、同様の流
れで更新作業を行うことで、複数商店間での商品情報の
整合性を保つことができる。

【００２４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各利用者は利用者の興味を数値化した利用者属性値を各
々の購入者装置に保持し、各商店は各商品の内容を数値
化した商品属性値を各々の販売者装置に保持しておき、
利用者が商店から提示された商品の中から特定の商品に
対して購入者装置を介してアクセスした場合には、商品
識別情報と利用者属性値を販売者装置に送信し、販売者
装置は受信した商品識別情報に対応する商品属性値およ
び利用者属性値を相互に反映させて各値を更新し、利用
者の興味の把握と商品の分類を動的に行い、個々の利用
者の興味に応じた商品を動的に利用者に紹介するととも
に、販売者装置は他の販売者装置に対しても商品属性値
またはその値の変化の情報をネットワークを介して送信
するので、利用者の興味の変化を動的に把握することが
できると同時に複数の商店にまたがる商品の分類も動的
に行うことができ、商品の販売を促進することができる
とともに、利用者属性値は利用者側の購入者装置で管理
されるため個人の秘密が保たれ、利用者属性値は自動的
に更新され且ついずれの販売者装置に対しても共通的に
利用できるため利用者の負荷を軽減することができ、ま
た商品属性値も自動的に更新されるため商店にかかる負
荷を軽減することができ、経済化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係るマーケティング手法
を実施するマーケティングシステムの構成を示すブロッ
ク図である。

【図２】図１に示すマーケティングシステムにおいて複
数の商店の販売者装置間で商品情報を共有する処理を示
す流れ図である。

【符号の説明】

１，１′ 販売者装置 ２ ネットワーク ３ 購入者装置 １１，１１′ 商品情報保存部 １２，１２′ 商品情報更新部 １３，１３′ 商品選択部 １４，１４′ 商品販売部 ３１ 商品購入部 ３２ 利用者情報保存部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽根岡 昭直 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の利用者側に設けられた複数の購入
   者装置と複数の商店側に設けられた複数の販売者装置と
   がネットワークを介して互いに接続され、オンラインに
   より商店が商品を販売し、利用者が商品を購入するマー
   ケティング手法であって、 各利用者の商品に対する興味を数値化した情報である利
   用者属性値を各購入者装置に保持し、 各販売者が扱う商品の内容を数値化した情報である商品
   属性値を各販売者装置に保持し、 利用者が商店から提示された商品の中から特定の商品に
   対して購入者装置を介してアクセスする場合に、該商品
   の商品識別情報と該利用者の利用者属性値を販売者装置
   に送信し、 販売者装置は前記商品識別情報および利用者識別情報を
   受信すると、該商品識別情報に対応する商品属性値およ
   び利用者属性値を相互に反映させて、該商品属性値およ
   び利用者属性値を更新し、利用者の興味の把握と商品の
   分類を動的に行い、前記利用者属性値と商品属性値を用
   いて個々の利用者の興味に応じた商品を動的に利用者に
   紹介することを特徴とするマーケティング手法。
2. 【請求項２】 前記販売者装置は、商品属性値および利
   用者属性値を更新した場合、該商品属性値または商品属
   性値の変化の情報を直接的または間接的にネットワーク
   を介して他の販売者装置に送信し、該商品属性値または
   商品属性値の変化の情報を受信した販売者装置は、該受
   信した情報を反映させて商品属性値を更新することを特
   徴とする請求項１記載のマーケティング手法。
3. 【請求項３】 前記販売者装置は、利用者から商品識別
   情報または利用者属性値を受信しない場合であっても、
   商品属性値または商品属性値の変化の情報を直接的また
   は間接的にネットワークを介して他の販売者装置に送信
   し、該商品属性値または商品属性値の変化の情報を受信
   した販売者装置は、該受信した情報を反映させて商品属
   性値を更新することを特徴とする請求項２記載のマーケ
   ティング手法。
4. 【請求項４】 各商店側に設けられた複数の販売者装置
   と該複数の販売者装置にネットワークを介して接続さ
   れ、各利用者側に設けられた複数の購入者装置とを有
   し、該販売者装置と購入者装置との間でネットワークを
   介してオンラインで商品の販売購入を行うマーケティン
   グシステムであって、 前記販売者装置は、 各商品の内容を数値化した情報である商品属性値、商品
   情報および商品識別情報を含む各種情報を保持する商品
   情報保存部と、 前記購入者装置からの商品紹介要求に対して商品情報を
   送信したり、購入者装置から送信されてくる商品識別情
   報および利用者属性値を受信するとともに更新した利用
   者属性値を購入者装置に送信する商品販売部と、 該商品販売部で受信した商品識別情報に対する商品属性
   値を前記商品情報保存部から読み出し、この読み出した
   商品属性値と前記受信した利用者属性値を相互に反映さ
   せて商品属性値および利用者属性値を更新し、この更新
   した商品属性値および利用者属性値を用いて利用者が購
   入した商品と関係がある商品の選択を行う商品選択部
   と、 該商品選択部で更新された商品属性値を前記商品情報保
   存部に保存し、同時に他の販売者装置の商品情報更新部
   に更新された商品属性値と商品識別情報をネットワーク
   を介して送信し、他の販売者装置の商品情報更新部から
   更新された商品情報の商品属性値と商品識別情報をネッ
   トワークを介して受信し、前記商品情報保存部に保存す
   る商品情報更新部とを有し、 前記購入者装置は、 利用者の商品に対する興味を数値化した情報である利用
   者属性値を保持する利用者情報保存部と、 前記販売者装置に対してネットワークを介して商品紹介
   要求を行い、該要求に対して販売者装置からネットワー
   クを介して送信されてくる商品情報を受け取り、該商品
   情報から選択した購入したい商品の商品識別情報を利用
   者属性値とともにネットワークを介して販売者装置に送
   信するとともに、該販売者装置からネットワークを介し
   て返信されてくる商品、利用者属性値を受信し、前記利
   用者情報保存部に保存する商品購入部とを有することを
   特徴とするマーケティングシステム。