JPH1164955A - カメラスタビライザ - Google Patents

カメラスタビライザ

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JPH1164955A
JPH1164955A JP22500797A JP22500797A JPH1164955A JP H1164955 A JPH1164955 A JP H1164955A JP 22500797 A JP22500797 A JP 22500797A JP 22500797 A JP22500797 A JP 22500797A JP H1164955 A JPH1164955 A JP H1164955A
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JP
Japan
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housing
camera
ring
pitch
substrates
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JP22500797A
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Kenzo Kono
兼三 河野
Takashi Nakahara
隆 中原
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨水がベアリングを通してハウジング内に入
るのを防止する。 【解決手段】 カメラスタビライザはアジマスハウジン
グ2,ピッチ軸駆動部ハウジング3,ジャイロハウジン
グ4,カメラハウジング8を有する。カメラハウジング
8の両側面にピッチ軸9−1,9−2が設けられ、回転
軸5−1を介してピッチ軸駆動部3Cにより回動され、
カメラの上下の角度が設定される。この発明では、ハウ
ジング基板3a,4aのベアリング5,6の外周面と接
する部分にリング状溝12aを備えた鍔12を突設する
と共に、雨滴をリング状溝12aに案内するひさし14
をカメラハウジング8の両側壁に設ける。ひさし14の
下部には雨水を外部に逃がす水抜き孔14aが形成され
る。ひさし14は例えば円形ビーム8a1の内周面に突
設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカメラスタビライ
ザに関し、特にカメラハウジングのピッチ軸に連結され
た回転軸の周りに取付けられたベアリングを通じて、雨
水がピッチ軸駆動部ハウジングやジャイロハウジング内
に浸入するのを防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラスタビライザは、図3〜図5に示
すようにアジマス軸2aを周方向に回転自在に収容した
アジマスハウジング2が航空機等の機体にねじ止めされ
る。ハウジング基板3a,4aがアジマス軸2aの端面
の両側に対向して垂直に取付けられる。回転軸5−1,
5−2がリング状のベアリング6,7をそれぞれ介して
回動自在に、共通の軸線Lに沿って水平にハウジング基
板3a,4aにそれぞれ取付けられる。
【0003】防滴性のカメラハウジング8の両側面から
ピッチ軸9−1,9−2が水平方向に突出される。これ
らピッチ軸9−1,9−2の突端はそれぞれ回転軸5−
1,5−2に同心に連結されて支持され、これによりカ
メラハウジング8はハウジング基板3a,4a間に、回
転自在に配される。防滴性のピッチ軸駆動部ハウジング
3は、ハウジング基板3aを一つの構成要素として含
み、回転軸5−1を介してピッチ軸9−1,9−2を回
転駆動する機構(ピッチ軸駆動部と言う)3cを収容す
る。また、防滴性のジャイロハウジング4はハウジング
基板4aを一つの構成要素として含み、回転軸5−2に
連結されて回転駆動されるジャイロ4c,4d及び回路
基板4eを収容する。
【0004】カメラハウジング8の本体8aの前面及び
背面にそれぞれフロントカバー8b及びリヤカバー8c
が取付けられる。フロントカバー8bの前端に撮影用の
透明窓8dが取付けられけている。なお、カメラハウジ
ング本体8aの両側壁は図5に示すように、材料の節減
と重量の軽量化を図るために、外面の肉が削り取られ
て、ピッチ軸9−1,9−2と同心の円形ビーム8a1
と、その円形ビーム8a1と連結された複数の放射ビー
ム8a2が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リング状のベアリング
6,7はそれぞれ内環部と外環部とが互いに摺動接触し
て回転自在に係合されて組立てられているものであるの
で防水ではない。雨滴がハウジング基板3a,4aとカ
メラハウジング8との隙間からピッチ軸9−1,9−2
を経由してベアリング6,7に達すると、ベアリング
6,7を通してハウジング3,4内に浸入し、内部のピ
ッチ軸駆動部3cや回路基板4eに悪影響を与える恐れ
があった。
【0006】この発明は、雨水がベアリング6,7を通
して浸入するのを防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明は、アジマス軸を周方向に回転自
在に収容したアジマスハウジングと、アジマス軸の端面
の両側に対向して垂直に取付けられた第1,第2ハウジ
ング基板と、それら第1,第2ハウジング基板に、リン
グ状のベアリングを介して回転自在に、共通の軸線に沿
って水平に取付けられた第1,第2回転軸と、両側面か
ら水平方向に突出された第1,第2ピッチ軸が、第1,
第2回転軸に同心に連結されて支持され、第1,第2ハ
ウジング基板間に回転自在に配された防滴性のカメラハ
ウジングと、第1ハウジング基板を一つの構成要素と
し、第1回転軸を介して第1,第2ピッチ軸を回転駆動
する機構を収容した防滴性のピッチ軸駆動部ハンジング
と、第2ハウジング基板を一つの構成要素として、第2
回転軸に連結されたジャイロ部を収容した防滴性のジャ
イロハウジングとを有するカメラスタビライザに関す
る。
【0008】請求項1では特に、第1,第2ハウジング
基板のベアリングを囲む外面より、鍔が第1,第2ピッ
チ軸を囲むように突設され、それらの鍔の外周面にリン
グ状溝が形成される。カメラハウジングの両側面と第
1,第2ハウジング基板との間に浸入した雨滴をリング
状溝に案内するリング状ひさしが、カメラハウジングの
両側壁に設けられる。
【0009】(2)請求項2の発明では、リング状溝よ
り排出された後、ひさしの内側に浸入した雨水を外部に
逃がす水抜き孔が、ひさしに形成される。 (3)請求項3の発明では、カメラハウジングの両側壁
の外面に、第1,第2ピッチ軸を囲む円形ビームが同心
にそれぞれ形成され、それらの円形ビームの内周面にひ
さしが突設される。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図1,図2
に、図3〜図5と対応する部分に同じ符号を付けて示
し、重複説明を省略する。この発明では、ハウジング基
板3a,4aのベアリング6及び7を囲む外面より鍔1
2が、ピッチ軸9−1,9−2を囲むように突設され、
これらの鍔の外周面に、リング状溝12aが形成され
る。またリング状のひさし14が、各リング状溝12a
に近接対向してカメラハウジング8に突設される。ひさ
し14は、上方からカメラハウジング8の両側面とハウ
ジング基板3a,4aとの間に浸入した雨滴をリング状
溝12aに案内する。
【0011】リング状溝12aに案内された雨滴は重力
加速度を受け、溝に沿って下方に流れ、最も低い位置の
溝から落下して、最も低い位置にあるひさし14の内側
にたまり、しずく(滴)がベアリング6,7にかかる恐
れがあるので、最低位置のひさし14に水抜き孔14a
を形成するのが望ましい。なお、図1,図2の実施例で
は、ひさし14は円形ビーム8a1の内周面に突設され
ている。
【0012】
【発明の効果】この発明では、ハウジング基板3a,4
aのベアリング6,7の外周面と接する部分に、リング
状溝12aを備えた鍔12を突設すると共に、雨滴をリ
ング状溝12aに案内するひさし14をカメラハウジン
グの両側面に設けているので、雨滴がベアリング6,7
に達するのを未然に防止することができる。従って、雨
水がベアリング6,7からハウジング3,4に浸入する
恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施例を示す縦断面図。
【図2】図1のカメラハウジング本体8aの斜視図。
【図3】従来のカメラスタビライザの外観を示す斜視
図。
【図4】図3のa−a′断面図。
【図5】図3のカメラハウジング本体8aの斜視図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アジマス軸を周方向に回転自在に収容し
    たアジマスハウジングと、 前記アジマス軸の端面の両側に対向して垂直に取付けら
    れた第1,第2ハウジング基板と、 それら第1,第2ハウジング基板に、リング状のベアリ
    ングを介して回転自在に、共通の軸線に沿って水平に取
    付けられた第1,第2回転軸と、 両側面から水平方向に突出された第1,第2ピッチ軸
    が、前記第1,第2回転軸に同心に連結されて支持さ
    れ、前記第1,第2ハウジング基板間に回転自在に配さ
    れた防滴性のカメラハウジングと、 前記第1ハウジング基板を一つの構成要素とし、前記第
    1回転軸を介して前記第1,第2ピッチ軸を回転駆動す
    る機構を収容した防滴性のピッチ軸駆動部ハウジング
    と、 前記第2ハウジング基板を一つの構成要素として、前記
    第2回転軸に連結されたジャイロ部を収容した防滴性の
    ジャイロハウジングとを有するカメラスタビライザにお
    いて、 前記第1,第2ハウジング基板の前記ベアリングを囲む
    外面より鍔が前記第1,第2ピッチ軸を囲むように突設
    され、それらの鍔の外周面にリング状溝が形成され、 前記カメラハウジングの両側面と前記第1,第2ハウジ
    ング基板との間に浸入した雨滴を前記リング状溝に案内
    するリング状のひさしが、前記カメラハウジングの両側
    壁に設けられていることを特徴とするカメラスタビライ
    ザ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記リング状溝より
    排出された後、前記ひさしの内側に浸入した雨水を外部
    に逃がす水抜き孔が、前記ひさしに形成されていること
    を特徴とするカメラスタビライザ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記カメラハウジン
    グの両側壁の外面に、前記第1,第2ピッチ軸を囲む円
    形ビームが同心にそれぞれ形成され、それらの円形ビー
    ムの内周面に前記ひさしが突設されることを特徴とする
    カメラスタビライザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009257454A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Tamagawa Seiki Co Ltd 軸シール構造
JP2017227884A (ja) * 2016-06-16 2017-12-28 三菱電機株式会社 撮像装置

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