JPH06292045A - 雲 台 - Google Patents

雲 台

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Publication number
JPH06292045A
JPH06292045A JP5098763A JP9876393A JPH06292045A JP H06292045 A JPH06292045 A JP H06292045A JP 5098763 A JP5098763 A JP 5098763A JP 9876393 A JP9876393 A JP 9876393A JP H06292045 A JPH06292045 A JP H06292045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tilt
case member
cables
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP5098763A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shimomura
朗 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP5098763A priority Critical patent/JPH06292045A/ja
Publication of JPH06292045A publication Critical patent/JPH06292045A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルが組立に支障を来すことがなく、組
立性を向上させることができる雲台を提供することであ
る。 【構成】 固定側に固定される台部1に、パン軸16を
中心に旋回するケース部材30を設け、このケース部材
30にパン軸16の軸線に対して直角方向に沿わせてチ
ルト軸を回転可能に設け、前記チルト軸にカメラ取付部
材4を取り付けてカメラ取付部材4をチルト作動させる
雲台において、前記パン軸16を中空軸で構成し、前記
チルト軸を二分割して、一方の分割チルト軸19bを中
空軸で構成し、ケーブルを前記パン軸16内に挿通させ
てケース部材30内に導入し、且つケース部材30内の
ケーブルを一方の分割チルト軸19b内を挿通させて外
部に導出したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、室内の天井部
に装着され且つ可動部(カメラ取付部材)にカメラを保
持し、このカメラが全方位を監視できるようにカメラを
移動させる雲台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の雲台にあつては、固定側
に固定される台部に旋回軸を中心に旋回するケース部材
を設け、このケース部材に旋回軸の軸線に対して直角方
向に沿わせてチルト軸を回転可能に設け、このチルト軸
にカメラ取付部材を取り付け、ケース部材内に、チルト
動作用モーターにより回転されるチルト用ギヤを収納
し、チルト動作用モーターの駆動により、チルト用ギヤ
を回転し、チルト軸を介して前記カメラ取付部材をチル
ト動作させ、前記カメラ取付部材の旋回動作とチルト動
作とを組み合わせることにより、カメラが全方位を監視
するようにしていた。 上記の雲台において、前記台部
側から制御用、電源用、映像用のケーブルが前記ケース
部材内に取り込まれ、また、カメラに接続される電源用
や映像用のケーブルがケース本体内から外部に導出され
るのであるが、制御用、電源用、映像用のケーブルは、
その取り込まれる前に旋回用に旋回軸の回りに何回とな
く巻かれた後にケース部材内に取り込まれていたし、カ
メラに接続される電源用や映像用のケーブルはケース部
材に設けた穴部内よりこれの側面に設けられたケーブル
保護板の円弧状の穴部を挿通させて外部に導出されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように制御用、電源用、映像用のケーブルは、その取り
込まれる前に旋回用に旋回軸の回りに何回となく巻かれ
ているために、必要以上の長さが必要になり、台部とケ
ース部材の組立てに邪魔になっていたし、また、カメラ
に接続される電源用や映像用のケーブルはケース部材に
設けた穴部内よりケーブル保護板の円弧状の穴部を挿通
させて外部に導出させなければならず、雲台の組立を困
難にするという問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、ケーブルが
雲台の組立に支障を来すことがなく、組立性を向上させ
ることができる雲台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、固定側に固定される台部に、旋回軸を
中心に旋回するケース部材を設け、このケース部材に旋
回軸の軸線に対して直角方向に沿わせてチルト軸を回転
可能に設け、前記チルト軸にカメラ取付部材を取り付け
てカメラ取付部材をチルト作動させる雲台において、前
記旋回軸を中空軸で構成し、前記チルト軸を二分割し
て、一方の分割チルト軸を中空軸で構成し、ケーブルを
前記旋回軸内に挿通させてケース部材内に導入し、且つ
ケース部材内のケーブルを一方の分割チルト軸内を挿通
させて外部に導出したことを特徴とする。
【0006】
【作用】かかる構成により、ケーブルを旋回軸内を通し
てケース部材内に導入し、且つケース部材内のケーブル
を一方の分割チルト軸内を通して外部に導出すればよ
く、これらのケーブルが雲台の組立に支障を来すことが
なく、組立性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の係わる雲台の分解斜視図、図2
は同雲台の平面図、図3は図2U方向からの矢視図、図
4は図2X方向からの矢視図、図5は内部ケースと台部
との部分の断面図、図6は同雲台の内部構造の一部省略
した平面図、図7は図6Y方向から一部断面した矢視
図、図8は同雲台の内部構造の一部断面した側面図、図
9は同雲台の内部構造の一部断面した正面図である。
【0008】本発明に係わる雲台構造は、台部1と、外
部ケース2及び内部ケース3から成るケース部材30
と、カメラ取付部材4とを備えている。この外部ケース
2には上方に開口する開口部5と左右の開口部6、7が
形成してある。また、内部ケース3は円板部8を有し、
この円板部8には一対の支持壁部9a、9bが形成して
ある。この内部ケース3には円板部8の裏側に位置させ
てチルト駆動機構のチルト動作用モーター10と旋回駆
動機構の旋回用モーター11とが固着してあり、チルト
動作用モーター10および旋回用モーター11はそれぞ
れに減速機構(図示せず)を備えている。チルト動作用
モーター10は横置きであり、これの減速機構の出力軸
12は一方の支持壁部9aの孔部9cを貫通していて、
この出力軸12の端部にはギヤ13が取り付けてある。
【0009】前記旋回用モーター11は縦置きであり、
これの減速機構の出力軸14は前記円板部8の孔部8a
を貫通していて、この出力軸14の端部にはギヤ15が
取り付けてある。
【0010】前記内部ケース3の円板部8の中心部には
孔部8bが形成してあり、この孔部8bには旋回軸であ
る中空軸なパン軸16が装着してあり、このパン軸16
は円板部8に固定してある。このパン軸16にはベアリ
ング17aを介して前記台部1が回転可能に取り付けて
あり、パン軸16に形成したねじ部16aにナット17
が螺合してあり、このナット17の締め付けにより台部
1が保持されている。そして、この台部1の内周部には
インナーギヤ部18が形成してあり、このインナーギヤ
部18に前記ギヤ15が噛み合っている。
【0011】前記内部ケース3には外部ケース2が被せ
てあり、この外部ケース2の左右の開口部6、7から前
記支持壁部9a、9bの部分が表出している。左の支持
壁部9aには左のチルト軸19aがベアリング20を介
して支承してあり、右の支持壁部9bには右のチルト軸
19bがベアリング21を介して支承してある。左のチ
ルト軸19aの支持壁部9aを貫通した一端部にはチル
トギヤ部材23が固着してある。このチルトギヤ部材2
3にはインナーギヤ部24が形成してあり、このインナ
ーギヤ部24に前記ギヤ13が噛み合っている。そし
て、右のチルト軸19bは中空軸である。
【0012】そして、前記外部ケース2の開口部7から
表出した右のチルト軸19bには、ベース25が中心部
を貫通した状態で固着してある。そして、前記カメラ取
付部材4の左右の脚部4a、4bがベース25の外面部
および前記チルトギヤ部材23の外面部に沿わせてあ
り、左右の脚部4a、4bはねじによりベース25及び
チルトギヤ部材23に固着してあって、前記チルト軸1
9bは脚部4bを貫通している。
【0013】また、前記台部1側から制御用ケーブル2
6と電源用ケーブル27と映像用ケーブル28が前記パ
ン軸16内を貫通して内部ケース3内に挿入してあり、
カメラ用の電源用ケーブル27と映像用ケーブル28と
は前記チルト軸19bを貫通して外部に導出されてい
る。
【0014】また、チルトギヤ部材23の周部に外部ケ
ース2に摺接するシール部材(図示せず)を取り付ける
ことにより、このチルトギヤ部材23に形成されたイン
ナーギヤ部24とこのインナーギヤ部24に噛み合うギ
ヤ13との部分は、シール部材により外部と遮断されて
外部からの塵埃の侵入が防止される。
【0015】このように構成された雲台は,その台部1
で、例えば、部屋の天井に取り付けられていて、前記カ
メラ取付部材4にカメラAが取り付けられる。したがっ
て、台部1が固定側であり、この台部1に対してパン軸
16を中心にして内、外ケース2、3およびカメラ取付
部材4が正逆回転するようになり、また、内部ケース3
に対してチルト軸19を中心にしてカメラ取付部材4が
上下にチルト動作するようになる。
【0016】次に、上記のように構成された雲台の動作
を説明する。前記旋回用モーター11の正転駆動により
これに並列された減速機構を介してギヤ15が回転し、
このギヤ15の、台部1のインナーギヤ部18への噛み
合いにより、この台部1に対してパン軸16を中心にし
て内、外ケース2、3およびカメラ取付部材4が正方向
に旋回し、このカメラ取付部材4に取り付けられたカメ
ラAが正方向に旋回する。また、前記旋回用モーター1
1の逆転駆動により、カメラAは逆方向に旋回する。
【0017】前記チルト動作用モーター10の正転駆動
により、これに並列された減速機構を介してギヤ13が
回転し、このギヤ13の、チルトギヤ部材23のインナ
ーギヤ部24への噛み合いにより、このチルトギヤ部材
23がチルト軸19を中心にして、このチルト軸19と
共に、正方向(例えば上方)にチルト動作し、このチル
ト軸19に固着された前記カメラ取付部材4は正方向に
チルト動作し、カメラAが正方向にチルト動作する。ま
た、前記チルト動作用モーター10の逆転駆動により、
上記とは逆にカメラAは逆方向にチルト動作する。
【0018】このように、前記カメラAの旋回動作とチ
ルト動作とを組み合わせることにより、カメラAは全方
位を監視するようになる。
【0019】上記の実施例にあっては、制御用、電源
用、映像用ケーブル26、27、28をパン軸16内を
通してケース部材30内に導入し、且つケース部材30
内の電源用、映像用ケーブル27、28を一方の分割チ
ルト軸19b内を通して外部に導出すればよく、これら
のケーブル26、27、28が雲台の組立に支障を来す
ことがなく、組立性を向上させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、固定側
に固定される台部に、旋回軸を中心に旋回するケース部
材を設け、このケース部材に旋回軸の軸線に対して直角
方向に沿わせてチルト軸を回転可能に設け、前記チルト
軸にカメラ取付部材を取り付けてカメラ取付部材をチル
ト作動させる雲台において、前記旋回軸を中空軸で構成
し、前記チルト軸を二分割して、一方の分割チルト軸を
中空軸で構成し、ケーブルを前記旋回軸内に挿通させて
ケース部材内に導入し、且つケース部材内のケーブルを
一方の分割チルト軸内を挿通させて外部に導出したか
ら、ケーブルを旋回軸内を通してケース部材内に導入
し、且つケース部材内のケーブルを一方の分割チルト軸
内を通して外部に導出すればよく、これらのケーブルが
雲台の組立に支障を来すことがなく、組立性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる雲台の分解斜視図である。
【図2】同雲台の平面図である。
【図3】図2U方向からの矢視図である。
【図4】図2X方向からの矢視図である。
【図5】内部ケースと台部との部分の断面図である。
【図6】同雲台の内部構造の一部省略した平面図であ
る。
【図7】図6Y方向から一部断面した矢視図である。
【図8】同雲台の内部構造の一部断面した側面図であ
る。
【図9】同雲台の内部構造の一部断面した正面図であ
る。
【符号の説明】 1 台部 4 カメラ取付部材 16 パン軸(旋回軸) 19a,19b チルト軸 23 チルトギヤ部材 30 ケース部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側に固定される台部に、旋回軸を中
    心に旋回するケース部材を設け、このケース部材に旋回
    軸の軸線に対して直角方向に沿わせてチルト軸を回転可
    能に設け、前記チルト軸にカメラ取付部材を取り付けて
    カメラ取付部材をチルト作動させる雲台において、前記
    旋回軸を中空軸で構成し、前記チルト軸を二分割して、
    一方の分割チルト軸を中空軸で構成し、ケーブルを前記
    旋回軸内に挿通させてケース部材内に導入し、且つケー
    ス部材内のケーブルを一方の分割チルト軸内を挿通させ
    て外部に導出したことを特徴とする雲台。
JP5098763A 1993-04-01 1993-04-01 雲 台 Pending JPH06292045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5098763A JPH06292045A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 雲 台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5098763A JPH06292045A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 雲 台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06292045A true JPH06292045A (ja) 1994-10-18

Family

ID=14228449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5098763A Pending JPH06292045A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 雲 台

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JP (1) JPH06292045A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8035732B2 (en) 2006-09-14 2011-10-11 Sony Corporation Image pickup apparatus with rotary lens barrel

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6288898A (ja) * 1985-10-14 1987-04-23 松下電器産業株式会社 テレビジヨンカメラ装置

Patent Citations (1)

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