JPS6115653Y2 - - Google Patents

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JPS6115653Y2
JPS6115653Y2 JP16177379U JP16177379U JPS6115653Y2 JP S6115653 Y2 JPS6115653 Y2 JP S6115653Y2 JP 16177379 U JP16177379 U JP 16177379U JP 16177379 U JP16177379 U JP 16177379U JP S6115653 Y2 JPS6115653 Y2 JP S6115653Y2
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JP
Japan
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frame
mounting shaft
driven gear
camera
rotation
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JP16177379U
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JPS5679076U (ja
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  • Accessories Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビカメラのパンニング装置に関
し、特に監視用として広く用いられているクロズ
ドサーキツトテレビジヨンシステムにおけるテレ
ビカメラに適した自動首振り装置に関する。
この種のテレビカメラは、壁や天井に固定され
るマウントに取付軸を介して一定の傾斜角度をも
つて連結され、予め選択された一定の角度、例え
ば120度の範囲内でスウイーブと称される首振り
動作をなし、その間に捉えた情景を撮影し、映像
を受像機に送り続ける。
従来の自動首振り装置の欠点は、カメラがその
取付軸を中心に角度的な運動をなし、予め定めら
れた運動範囲の端部に至つて首振り運動を停止す
る際に、ケーシング内のシヤーシすなわちフレー
ムおよび該フレーム上のカメラ本体に激しい振動
をもたらし、映像に乱れを生じさせるほかフレー
ム、カメラ本体、ケーシング等各部の取付部にガ
タを生じさせる等の問題を引き起してきたことに
ある。
本考案の目的は、このような従来の自動首振り
装置の欠点を除去しかつ構造の一層の単純化を図
ることにあり、その特徴とするところはカメラが
角度的運動範囲の各端部に至つたのち回転運動の
駆動源たる可逆モータの回転方向が逆転されるま
での間、それまで非回転状態にあつた取付軸上の
被駆動歯車が空転を開始し、この空転によつてカ
メラの一方向への首振り運動を終了させるように
したことにある。
本考案に係る自動首振り装置は、テレビカメラ
を壁や天井に取り付けるためのマウントに一端部
が連結される取付軸と、この取付軸に回転可能に
取り付けられ、テレビカメラの本体およびそのケ
ーシングを支承するフレームと、該フレームに固
定された可逆モータおよび前記フレーム上に支持
されかつ前記可逆モータに連結された駆動歯車
と、前記取付軸に回転可能に取り付けられ、前記
駆動歯車と噛合する被駆動歯車と、該被駆動歯車
に隣接して前記取付軸に固定され、前記被駆動歯
車に一定の回転抵抗を及ぼす部材と、前記取付軸
に関するフレームの回転角を変更可能に制限する
手段とを含み、前記フレームが取付軸の周りに一
定の角度範囲内で左右に回動する間、前記抵抗部
材の被駆動歯車に対する回転抵抗により、被駆動
歯車は取付軸上に非回転状態を維持し、回転角を
制限する手段が作用する角度的回転運動の終端に
おいてカメラの回動すなわちフレームの回転が阻
止され、従つて可逆モータは静止したフレーム上
において被駆動歯車を駆動することゝなり、この
際被駆動歯車は回転抵抗部材によるまさつ力すな
わち回転拘束力に打克つモータによる駆動力によ
つて空転を開始し、該被駆動歯車はモニター側か
らの電気信号によつて可逆モータの回転方向が逆
転される迄空転状態を保つ。このように、フレー
ムの左右各方向への回転運動はその各終端におい
て被駆動歯車の空転の開始によつて終了すること
から、回転運動終了時に衝撃がほとんどなく、テ
レビカメラの作動やその耐久性に悪影響を及ぼす
ことがない。
本考案が特徴とするところは、図示の実施例に
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
第1図に示すように全体が符号10で示された
テレビカメラは、マウント12を介して壁14に
取り付けられる。マウント12はその一端の基部
16が壁面に当接され、ねじ18により壁14に
固定される。図示の例では壁面への取り付けであ
るが、天井面にも同様に取り付けることができ
る。
マウント12の他端にはブラケツト20が形成
されており、カメラ側から伸びる取付軸22がブ
ラケツト20に取付ボルト24により連結されて
いる。テレビカメラ10の傾斜角度は、これを取
付軸と共に取付ボルト24の周りに手動回転させ
ることにより任意に選択することができ、かつボ
ルト24のナツト締めによりこれをマウントに対
し固定することができる。
マウント12内にはトランスフオーマー(図示
せず)が収容されており、該マウントはコード2
4を介して交流電源に接続されている。また、ソ
ケツト26にはテレビ受像機およびモニター(図
示せず)から伸びるコードが接続される。マウン
ト12とテレビカメラ10とは図示しないがコー
ドによつて接続されている。
前記したようにマウント12に連結されるテレ
ビカメラの取付軸22は、マウントとの連結端が
第3図に示すように扁平に形成されているほかは
円形の断面形状を有し、デイスク状のフランジ2
8、シヨルダー部30および減径部32を備え
る。
取付軸22にはボール軸受34を備えるリング
36が嵌合されており、該リングはねじ38を介
してカメラのシヤシイすなわちフレーム40に固
定されている。フレーム40には、これに固定さ
れたブラケツト42,44を介してレンズ46や
ヨークアセンブリー48を含むカメラ本体50お
よびケーシング52が取り付けられかつ支持され
ている。ブラケツト42にはズーミング装置のた
めのモータ43a、駆動歯車群43bが設けられ
ている。
第2図に示すように、フレーム40には首振り
作動のための駆動装置が固定されており、該駆動
装置は可逆モータ54、該モータの軸上に設けら
れたはすば歯車56、一対の軸受部材58,6
0、該軸受部材に支承された軸62、該軸の一端
に設けられかつ歯車56と噛合するはすば歯車6
4および軸62の他端に設けられたウオーム66
から成る。
再び第1図を参照するに、取付軸22の減径部
32にはウオームホイール68が嵌合されてお
り、該ウオームホイールは第2図に示すようにウ
オーム66と噛合している。取付軸22にはウオ
ームホイールの上側に隣接して円形のプレート部
材70が固定されている。
プレート部材70は、第2図に示すように、複
数の凹状の変形部72を有し、該変形部は一定の
強さでウオームホイール68の側面に係合し、該
ウオームホイールの回転に対して一定のまさつ抵
抗を及ぼし、その回転を拘束している。
取付軸22に形成されたフランジ28には、第
1,3図に示すように、1つの突起74が設けら
れている。また、フランジ28に隣接してその上
側に設けられたリング36には第3図に示すよう
に取付軸22の中心から突起74の先端に至る長
さにほぼ等しい長さを半径とする円周上に間隔を
おいて設けられた複数のねじ孔76を有し、該ね
じ孔の任意の2つにはストツパボルト78が螺合
される。突起74をリング36側に設け、ねじ孔
76およびストツパボルト78をフランジ28側
に設けてもよい。2つのストツパボルトはそれぞ
れカメラの首振り角度に応じた間隔をおいてねじ
孔76中に螺合される。このストツパボルト78
の位置をカメラケースの外部から調整するため
に、カバープレート80(第1図)がねじ82に
よりケーシング52に取外し可能に取り付けられ
ている。
次に、図示の実施例に係る首振り装置の作動に
ついて説明する。まず、モニター側での指令によ
り可逆モータ54が作動され、これによりウオー
ム66が回転されるが、該ウオームが噛合するウ
オームホイール68はこれとプレート部材70と
の間に作用するまさつ力により回転を拘束されて
いることから、ウオームはウオームホイールとの
噛合関係を保ちつゝウオームホイールの周りを回
動する。同時に、フレーム40が回動し、カメラ
10は取付軸22の周りに回転することゝなる。
この回転は、リング36に配置した2つのスト
ツパボルト78の1つが取付軸22のフランジに
設けられた突起74に突き当るまで継続される。
ストツパボルト78が突起74に当つたとき、可
逆モータ54はその作動を継続するがフレーム4
0の回転は停止される。このとき、可逆モータ5
4の駆動力はプレート部材70によるまさつ力に
打ち克つてウオーム66にウオームホイール68
の回転を開始させる。このウオームホイールの回
転は取付軸22上での空転であり、この空転は可
逆モータが逆転されるまで継続される。
可逆モータの逆転によりウオームホイール68
の回転は停止し、フレーム40すなわちカメラ1
0が逆方向へ回転される。この回転は、前記と同
様に他方のストツパボルト78が突起74に突き
当るまで継続させる。
第3図に示す2つのストツパボルト78は、カ
メラ10の180度にわたる角度範囲内での首振り
運動をなすように設定されている。この角度は、
前記したようにねじ孔76およびこれに螺合され
るストツパボルト78の位置を変更することによ
つて、任意に選択、変更することができる。
前記したように、本考案によれば、カメラの一
定角度範囲内での首振り運動は、その各終端にお
いてウオームホイールが空転を開始することによ
つて終了し、また逆方向への首振り運動の開始は
ウオームホイールの静止および該ウオームホイー
ルに沿つてのウオームの運動がプレート部材70
によるウオームホイール68の回転拘束によつて
生じることによる。従つて、首振り運動の方向変
換が円滑になされ、画像の乱れやテレビカメラ各
部のガタつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る首振り装置を備えたテレ
ビカメラをマウントに連結した状態で示す部分破
断の側面図、第2図は第1図に示したテレビカメ
ラの内部を一部破断して示す平面図、第3図はケ
ーシングを除去してみたテレビカメラの部分座面
図である。 10……テレビカメラ、12……マウント、1
4……壁、22……取付軸、28……フランジ、
30……シヨルダー部、32……減径部、36…
…リング、40……フレーム、50……テレビカ
メラ本体、52……ケーシング、54……可逆モ
ータ、56,64……はすば歯車、66……ウオ
ーム、68……ウオームホイール、70……プレ
ート部材、72……凹状変形部、74……突起、
76……ねじ孔、78……ストツパボルト、80
……カバープレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) テレビカメラのマウントに連結される取付軸
    と、該取付軸に回転可能に取り付けられ、テレ
    ビカメラ本体およびそのケーシングを支承する
    フレームと、該フレームに固定された可逆モー
    タおよび前記フレーム上に支持されかつ前記可
    逆モータに連結された駆動歯車と、前記取付軸
    に回転可能に取り付けられ、前記駆動歯車と噛
    合する被駆動歯車と、該被駆動歯車に隣接して
    前記取付軸に固定され、前記被駆動歯車に一定
    の回転抵抗を及ぼす部材と、前記取付軸に関す
    る前記フレームの回転角を変更可能に制限する
    手段とから成る、テレビカメラの自動首振り装
    置。 (2) 前記回転抵抗部材は前記被駆動歯車に当接す
    る複数の変形部を有する、実用新案登録請求の
    範囲第(1)項に記載の装置。 (3) 前記回転角制御手段は、前記取付軸および前
    記フレームの一方に設けられた突起と、それら
    の他方に円周方向へ間隔をおいて設けられた複
    数のねじ孔および該ねじ孔のうち選択された2
    つのねじ孔のそれぞれに螺合される、前記フレ
    ームの回転中に前記突起と係合可能のストツパ
    ボルトとから成る、実用新案登録請求の範囲第
    (1)項の装置。
JP16177379U 1979-11-21 1979-11-21 Expired JPS6115653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16177379U JPS6115653Y2 (ja) 1979-11-21 1979-11-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16177379U JPS6115653Y2 (ja) 1979-11-21 1979-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5679076U JPS5679076U (ja) 1981-06-26
JPS6115653Y2 true JPS6115653Y2 (ja) 1986-05-15

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16177379U Expired JPS6115653Y2 (ja) 1979-11-21 1979-11-21

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JPS5679076U (ja) 1981-06-26

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