JPH118782A - Tvカメラリモート制御雲台装置 - Google Patents

Tvカメラリモート制御雲台装置

Info

Publication number
JPH118782A
JPH118782A JP9159922A JP15992297A JPH118782A JP H118782 A JPH118782 A JP H118782A JP 9159922 A JP9159922 A JP 9159922A JP 15992297 A JP15992297 A JP 15992297A JP H118782 A JPH118782 A JP H118782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
turning
pan
tilt
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9159922A
Other languages
English (en)
Inventor
Kan Tominaga
完 臣永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP9159922A priority Critical patent/JPH118782A/ja
Publication of JPH118782A publication Critical patent/JPH118782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形で簡素な構造で、強風下でも小動力で動
き、視野制限のない安価TVカメラリモート雲台装置を
提供する事。 【解決手段】 チルト旋回軸の一端にTVカメラを、他
端に照明装置を取付け、TVカメラの重心と、照明装置
の重心がチルト旋回軸心を通る位置になるよう配設し、
またチルト旋回軸を配設したパン旋回部には、パン旋回
軸をパン旋回部とTVカメラ及び照明装置の合成された
重心がパン旋回軸心を通るように配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視システム等に用
いられるTVカメラリモート制御雲台装置に関し、特に
屋外監視に好適なTVカメラリモート制御雲台装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては例えば図4に示すよう
に固定部21の上にパン旋回部24を設け、このパン旋
回部24にチルト旋回軸26を設け、チルト旋回軸にア
ーム40を設けてこのアーム40にTVカメラ27及び
照明装置28を取りつけ、水平方向旋回41及び垂直方
向旋回42とする。この装置ではアーム40があるため
パン旋回部24の前部にTVカメラ27が下向90°ま
でチルト旋回できる特徴があり、塀やポールの上から真
下を含む広い範囲を監視できる。しかし、装置としては
アーム40の先にあるTVカメラ27及び照明装置28
を真下監視位置から元の水平姿勢に戻す時には、チルト
旋回軸26に非常に大きな負荷が発生する。また、屋外
監視の場合には風の強い場合がありさらに大きな負荷と
なる。さらに真下を監視しながらパン軸を旋回させる場
合があるがこの時にもアーム40の先にあるTVカメラ
27及び照明装置28を加速する為にはアームの半径の
2乗に比例するトルクを必要とし、これに加えて強い風
を受ける場合には非常に大きな負荷が発生し、大動力の
モータを必要とする為装置が大きく重く、大電力を必要
とし装置も複雑で高価になる。
【0003】これを防ぐため図5に示すようにチルト旋
回軸56をTVカメラ37の重心に配設し、パン旋回軸
をTVカメラ37と旋回部34の重心に配設する方法も
ある。この方法では図4の場合と違ってアームが無い
為、アームの先端のカメラを駆動する必要がない為、加
減速時及び風を受ける時に負荷が非常に小さくなる。し
かしこの場合でもTVカメラが水平の場合と、傾斜して
いる場合ではパン軸にかかる負荷が左右のバランスが取
れない為いくぶん負荷が大きい欠点がある。
【0004】さらにこの場合には真下に旋回部がある
為、真下を監視できないという大きな欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に従来技術で
は真下を監視しようとすると装置が非常に大きく構造も
複雑で大動力を要する欠点を有していた。また、構造を
簡単に動力を小さくしようとすると真下が監視できない
という大きな欠点を有していた。
【0006】本発明はこれらの欠点を除去し、小形で簡
単な構造で真下の監視を可能にし、しかも小動力で旋回
駆動可能で、強風下に於ても大きな動力を必要としない
TVカメラリモート雲台装置を提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成する為に、カメラ固定部の最大径を、少なくとも、T
Vカメラを真下に向けたときの視界を妨げない(例え
ば、光軸にかからないようにする)ようにする。また、
チルト旋回軸の一端にTVカメラを他端に照明装置(ま
たはスピーカ等)を取付け、それぞれ、TVカメラ重心
と、照明装置の重心がチルト旋回軸心を通る位置になる
よう配設する。また、チルト旋回軸を配設したパン旋回
部にはパン旋回軸を、パン旋回部とTVカメラ及び照明
装置の合成された重心がパン旋回軸を通るように配設す
る事により、パン旋回軸及びチルト旋回軸のまわりの重
量バランスが取れ、かつ慣性モーメントが最小となり、
さらに強風を受ける時、軸の回りの負荷のモーメントが
等しくなって相殺されるようにして、負荷を最小にし、
小形、小動力化、構造の簡素化を達成するようにしたも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の一実施例を図1、
図2、図3によって説明する。図1は本発明の一実施例
の外形図、図2は図1の前後方向断面図、図3は図1の
側断面図である。図1、図2、図3に於て、円筒形をし
た固定部1にはパン旋回軸2が固定され、パン旋回軸2
にはめられた玉軸受3を介してパン旋回部4が回転自在
に取付けられている。パン旋回部4には玉軸受5が組付
けられ玉軸受5にはチルト旋回軸6がはめられチルト旋
回軸6の一端にはTVカメラ7が他端には照明装置8が
取付けられている。パン旋回軸2にはウオームホイル9
が取付けられウオーム10を介してモータ11に駆動さ
れてパン旋回する。チルト旋回軸6にはウオームホイル
12が取付けられ、ウオーム13を介してモータ14に
駆動されてチルト旋回する。チルト旋回軸に取付けられ
たTVカメラ7は、TVカメラの重心がチルト旋回軸上
に来るように組付けられ、また照明装置8も同様にチル
ト旋回軸上に重心が来るように組付けられている。さら
にこのTVカメラ7と照明装置8とはほぼ最大外径長
さ、重さが等しくなる様に選定され、またパン旋回軸2
に対して対称に配設されている。チルト旋回軸6はパン
旋回軸2の軸心延長上にあって90°交差している。
【0009】この動作は、図示している“コンピュータ
からの指令により図示していないモータドライバを介し
てモータ11及びモータ14が駆動されウオーム10及
びウオーム13が回転しウオームホイル9及びウオーム
ホイル12を回そうとする。ウオームホイル12が回転
するとウオームホイル12が取付けられたチルト旋回軸
6が回転し、チルト旋回軸6の両端に取付けられたTV
カメラ7及び照明装置8がチルト旋回する。このときT
Vカメラ7及び照明装置は重心がチルト旋回軸心を通る
よう取付けられている為加減速時の負荷は最小となり、
また旋回にあたって重心の上下動がない為定速回転時の
負荷も小さくなる。また強風下の回転もカメラ及び照明
装置の投影断面の重心が、重畳重心と殆んど一致する
為、チルト旋回軸を中心に風圧負荷がバランスする為、
殆んど負荷とならない。従ってチルト旋回時の負荷はT
Vカメラと照明装置の最小慣性負荷と殆んど一致する。
【0010】ウオーム10が回転した場合ウオームホイ
ル9を回そうとするがウオームホイル9はパン旋回軸2
を介して固定部1に固定されている為、モータ11が取
付けられている旋回部4全体がパン旋回する。旋回部4
に組付けられた玉軸受3を介してチルト旋回軸6及びT
Vカメラ7及び照明装置8も同時にパン旋回する。この
時TVカメラ7及び照明装置8はほぼ同重量で、パン旋
回軸2から見て対称にチルト旋回軸6に直接取付けら
れ、余分なアーム等慣性モーメントの腕がない為、加減
速トルクが最小で済む、また、強風下に於いても左右が
バランスする為殆んど負荷抵抗が増さず、最小限の駆動
力で良い。
【0011】また固定部1は円筒形をしておりTVカメ
ラ7の視野のじゃまにならない外径を有している為TV
カメラが真下を向いても視野の防げとならない。
【0012】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、TV
カメラと照明の配設、固定台の工夫によって、真下を撮
像できるようにするとともに、駆動力を大巾に小さくで
き、装置を小形化できる。また監視で最も重要な視野の
確保も十分であり、余分なアームもない為、部品点数も
少い上に、やっかいな防雨、防滴構造もパン旋回軸、チ
ルト旋回軸のシール部のみとする事ができ構造簡素、安
価となり、信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構造を示す外形図。
【図2】本発明の一実施例の前後方向断面図。
【図3】本発明の一実施例の側断面図。
【図4】従来技術の1例を示す外形図。
【図5】従来技術の1例を示す外形図。
【符号の説明】
1:固定部、2:パン旋回軸、4:パン旋回部、6:チ
ルト旋回軸、7:TVカメラ、8:照明装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部の上部に水平旋回(以後パン旋回
    と述べる)部を設け、該パン旋回部の旋回軸の延長上に
    垂直旋回(以後チルト旋回と述べる)軸を設け、該チル
    ト旋回軸が前記パン旋回部の両側面より軸端を露出し、
    該チルト旋回軸端の一端にTVカメラ、他端に照明装置
    またはスピーカ装置を設け、かつ前記チルト旋回軸上に
    前記TVカメラと、前記照明装置またはスピーカ装置の
    重心が来るよう配設固定し、かつ前記パン旋回部とTV
    カメラ及び前記照明装置またはスピーカ装置の合成され
    た重心が、水平旋回軸に来るように前記パン旋回部とT
    Vカメラと照明装置またはスピーカを配設したことを特
    徴とするTVカメラリモート制御雲台装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリモート制御雲台装置に
    おいて、前記TVカメラのチルト旋回範囲が、ほぼ真下
    撮像可能な旋回角を有し、かつ前記固定部の最大外径が
    前記TVカメラの真下撮像に実質的にじゃまにならない
    半径以内であることを特徴とするリモート制御雲台装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のリモート制御雲台装置に
    於て、前記TVカメラと照明装置またはスピーカ装置の
    チルト旋回軸を含む面への投影面積の合成された重心
    が、前記チルト旋回軸上に来るように配設し、かつ前記
    パン旋回部とTVカメラ及び照明装置またはスピーカ装
    置の前記パン旋回軸とチルト旋回軸を含む面への投影面
    積の合成された重心が前記パン旋回軸上に来るように配
    設固定された事を特徴とするリモート制御雲台装置。
JP9159922A 1997-06-17 1997-06-17 Tvカメラリモート制御雲台装置 Pending JPH118782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9159922A JPH118782A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 Tvカメラリモート制御雲台装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9159922A JPH118782A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 Tvカメラリモート制御雲台装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH118782A true JPH118782A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15704095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9159922A Pending JPH118782A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 Tvカメラリモート制御雲台装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH118782A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4579368B2 (ja) * 2000-03-31 2010-11-10 キヤノン株式会社 可動カメラ装置
CN112492259A (zh) * 2019-09-12 2021-03-12 杭州海康威视数字技术股份有限公司 监控设备及监控方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4579368B2 (ja) * 2000-03-31 2010-11-10 キヤノン株式会社 可動カメラ装置
CN112492259A (zh) * 2019-09-12 2021-03-12 杭州海康威视数字技术股份有限公司 监控设备及监控方法
CN112492259B (zh) * 2019-09-12 2023-07-04 杭州海康威视数字技术股份有限公司 监控设备及监控方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6027257A (en) Pan and tilt unit
JP4507428B2 (ja) カメラ装置
EP2759479B1 (en) Dual-axis ball head for use in unmanned aerial vehicle, triple-axis ball head for use in unmanned aerial vehicle, and multi-rotor aerial vehicle
US5184521A (en) Gyroscopically stabilized apparatus
JP4031678B2 (ja) 旋回式カメラ装置
US7473041B2 (en) Modular pan and tilt system
US6830388B2 (en) Camera rotation device
JPH0983841A (ja) テレビカメラ用の雲台構造、及び、パンチルトカメラ
KR20090065853A (ko) 팬틸트 장치 및 이를 구비한 카메라
JPH118782A (ja) Tvカメラリモート制御雲台装置
JP3433512B2 (ja) レンズ鏡筒の支持機構
JP2002374433A (ja) 監視カメラ装置
JP2002344774A (ja) 撮像装置
KR100717894B1 (ko) 팬/틸트 카메라
US20020172518A1 (en) Universal pan & tilt apparatus
JP3192406B2 (ja) Cctv装置
US5606368A (en) Cable-driven pan and tilt mechanism
JPH0731645Y2 (ja) 高所吊下げ型テレビカメラ装置
JPS6115653Y2 (ja)
JP3428602B2 (ja) 雲台システム
KR200328709Y1 (ko) 카메라의 틸트 구동장치
JP2507831B2 (ja) 画振れ補正機構
JPH03227182A (ja) Cctv装置
JPH01112481A (ja) モニタカメラ用方向調整装置及び人体検出器用方向調整装置
JP3059996U (ja) 監視装置