JPH1163620A - 空気調和機およびこの制御方法並びに空気調和機の制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

空気調和機およびこの制御方法並びに空気調和機の制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH1163620A
JPH1163620A JP9224039A JP22403997A JPH1163620A JP H1163620 A JPH1163620 A JP H1163620A JP 9224039 A JP9224039 A JP 9224039A JP 22403997 A JP22403997 A JP 22403997A JP H1163620 A JPH1163620 A JP H1163620A
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JP
Japan
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timer
air conditioner
time
unit
section
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JP9224039A
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Inventor
Takashi Miyamoto
隆史 宮本
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の切・入タイマ機能を併用した時
に、入タイマ機能側の運転モードの設定を変更可能とす
る。 【構成】 切・入タイマ機能を有する空気調和機10に
おいて、タイマ時間と運転モードと設定温度とのデータ
を少なくとも設定入力可能な入力部110と、設定され
た運転停止のタイマ時間になると運転を停止させる第1
のタイマ部170Aと、遅くとも設定された運転再開の
タイマ時間になると設定された運転モードと設定温度と
で運転を再開させる第2のタイマ部170Bとを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機、詳細
には切・入タイマ機能を有する空気調和機およびこの制
御方法並びに空気調和機の制御プログラムを記録した記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の切・入タイマ機能を有する空気調
和機では、例えば、夜就寝前に、現在運転中の空気調和
機の停止までの時間を切タイマ機能で設定し、一方、入
タイマ機能で、朝の運転再開の時刻(または運転再開ま
での時間)を設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に、
季節の変わり目においては、夜と朝の気温が大きく変動
することが多く、それにより室温も大きく変動する。一
方、個人個人により室温に対しての感じ方が大きく異な
る。したがって、例えば、秋には、夜は暑いが朝は冷え
込むということが多いが、このような時に、特に暑さに
も寒さにも弱い人は、夜は冷房し、朝は暖房したいわけ
である。しかし、夜就寝前に、空気調和機の切・入タイ
マ機能を使用しようとしても、従来の空気調和機におい
ては、切タイマ機能は使用できても、入タイマ機能は同
時に使用できない状態が起こっていた。
【0004】つまり、従来の空気調和機においては、切
タイマ機能稼働後に入タイマ機能を使用しようとした時
に、運転モードの変更設定機能がないため、切タイマ機
能の時の運転モードと、入タイマ機能の時の運転モード
とが異なるこのような時には、入タイマ機能は使用でき
なかった。したがって、朝起きてから、運転モードを切
り替えるという大変面倒なことをする必要があった。
【0005】本発明の目的は、切・入タイマ機能併用時
に入タイマ機能側の運転モードの設定変更が可能な空気
調和機およびこの制御方法並びに空気調和機の制御プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係る空気調和機は、切・入タイマ機能を有
する空気調和機であって、タイマ時間と運転モードと設
定温度とのデータを少なくとも設定入力可能な入力部
と、設定された運転停止のタイマ時間になると運転を停
止させる第1のタイマ部と、遅くとも設定された運転再
開のタイマ時間になると設定された運転モードと設定温
度とで運転を再開させる第2のタイマ部とを備えたこと
を特徴とする。尚、ここでタイマ時間とは、タイマに設
定する時間または時刻を指す。また、第1のタイマ部と
第2のタイマ部とが共用される場合も含む。また、設定
温度で運転を再開させるとは、自動温度設定により運転
を再開させる場合を含む。
【0007】したがって、本発明に係る空気調和機の場
合には、切・入タイマ機能を使用する時に、第1のタイ
マ部における運転モードと異なる運転モードで入タイマ
機能を働かせたい時は、入力部で第1のタイマ部に運転
停止のタイマ時間を設定した後に、第2のタイマ部に少
なくとも運転再開のタイマ時間と運転モードのデータと
を設定入力する。また、この際必要に応じて設定温度の
変更も入力部で行う。
【0008】それにより、第1のタイマ部は、設定され
た運転停止のタイマ時間になると運転を停止させる。ま
た、第2のタイマ部は、運転再開のタイマ時間(また
は、ウォーミングアップ運転する場合は運転再開のタイ
マ時間になる前)に設定された運転モードと設定温度と
で運転を再開させる。
【0009】本発明に係る空気調和機の制御方法は、プ
ログラムされたコンピュータによって、切・入タイマ機
能を有する空気調和機を制御する方法であって、第1の
タイマ部が設定された運転停止のタイマ時間になると運
転を停止する工程と、第2のタイマ部が遅くとも設定さ
れた運転再開のタイマ時間になると設定された運転モー
ドと設定温度とで運転を再開する工程とを含む。また、
入力時には、第1のタイマ部に運転停止のタイマ時間を
設定する工程と、この工程後に、第2のタイマ部に運転
再開のタイマ時間を設定する際に、運転モードと設定温
度とを設定変更可能とした工程とを含む。
【0010】本発明に係る空気調和機の制御プログラム
を記録した記録媒体は、コンピュータによって、切・入
タイマ機能を有する空気調和機を制御するための制御プ
ログラムを記録した記録媒体であって、該制御プログラ
ムはコンピュータに、設定された運転停止のタイマ時間
になると運転を停止させ、遅くとも設定された運転再開
のタイマ時間になると設定された運転モードと設定温度
とで運転を再開させる。また、入力時には、該制御プロ
グラムはコンピュータに、第1のタイマ部に運転停止の
タイマ時間を設定させた後に、第2のタイマ部に運転再
開のタイマ時間を設定させる際に、運転モードと設定温
度とを設定変更可能とさせる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る切・入タイマ
機能を有する空気調和機の実施の形態を図1を参照しつ
つ説明する。図1は本発明に係る切・入タイマ機能を有
する空気調和機の実施の形態を示す概略的ブロック図で
ある。
【0012】本発明に係る切・入タイマ機能を有する空
気調和機10は、空気調和機10の本体部150と、こ
の本体部150とは別体のリモコン部100とを有す
る。リモコン部100は、入力部としてのキー部110
と、表示部120と、リモコン信号送信用発光部130
と、リモコン側制御用コンピュータとしての制御部14
0とを有する。ここで例えば、表示部120はLCDで
あり、発光部130は赤外発光ダイオードである。
【0013】本体部150は、発光部130からの光信
号状態の搬送波付リモコン信号を復調するリモコン受光
部160と、このリモコン受光部160で復調されたリ
モコン信号を受けて本体部150を制御する本体部側制
御用コンピュータとしてのシステム制御部170と、空
調装置部180とを有する。
【0014】キー部110は、運転/停止キー110A
と、切タイマ機能用切タイマキー110Bと、入タイマ
機能用入タイマキー110Cと、運転モード切り替えキ
ー110Dと、時間設定用キー110Eと、温度設定キ
ー110Fと、その他のキー(本実施の形態上特に説明
を要しないので説明・図示省略)とを有している。
【0015】このうち、時間設定用キー110Eと、温
度設定キー110Fとは、例えば2方向スイッチであ
り、一方がプラス、他方がマイナスとなっている。
【0016】制御部140は、制御用コンピュータとし
てのマイコンで構成されている。この制御部140は、
リモコン信号生成部141と、制御プログラムを記録し
た記録媒体としてのROM142とを有している。
【0017】このROM142には、例えば、切タイマ
機能で空調装置部180の運転停止のタイマ時間が設定
された後の一定時間内に、入タイマ機能を使用するため
に入タイマキー110Cが押下されると、運転再開のタ
イマ時間と運転モードと温度設定とを順番に入力できる
ように表示部120の所定の箇所を点滅開始させ、その
点滅中に時間設定用キー110E、運転モード切り替え
キー110D、温度設定キー110Fを操作していくと
それぞれの設定データを制御部140の図示しない一時
記憶部に記憶させ、最後に再度入タイマキー110Cが
押下されると入タイマ機能を働かせる、つまり時間設定
用キー110E、運転モード切り替えキー110D、温
度設定キー110Fで設定されたデータを一時記憶部か
らリモコン信号生成部141へ転送させて搬送波付リモ
コン信号に変換させ、発光部130から光信号状態の搬
送波付リモコン信号を発信させるように制御プログラム
が記録されている。
【0018】尚、入タイマキー110Cが押下されて運
転再開のタイマ時間を入力する部分が表示部120の所
定の箇所で点滅を開始した段階においてその所定の箇所
に表示される数字は、設定済の運転停止のタイマ時間と
一致した時間またはそれより例えば1時間大きい時間に
させるようにROM142に制御プログラムが記録され
ている。
【0019】システム制御部170は、マイコンで構成
されている。このシステム制御部170は、第1のタイ
マ部170Aと、第2のタイマ部170Bと、制御プロ
グラムを記録した記録媒体としてのROM171とを有
している。第1のタイマ部170Aは、空調装置部18
0の運転停止のタイマ時間のデータがセットされる切タ
イマ機能用のタイマである。第1のタイマ部170A
は、運転停止のタイマ時間のデータがセットされると、
このタイマ時間のデータを減算していき、零になると、
空調装置部180を停止させる。
【0020】第2のタイマ部170Bは、空調装置部1
80の運転再開のタイマ時間のデータがセットされる入
タイマ機能用のタイマである。第2のタイマ部170B
は、運転再開のタイマ時間のデータがセットされると、
このタイマ時間のデータを減算していき、零になると、
空調装置部180の運転を再開させる。尚、この際は、
リモコン100で予め設定されシステム制御部170内
の図示しない一時記憶部に転送・記憶されていた入タイ
マ機能用の運転モードと温度設定とのデータに基づいて
空調装置部180の運転を再開させる。
【0021】ROM171には、前記キー部110によ
って設定された運転停止のタイマ時間と、運転再開のタ
イマ時間と、運転モードと、設定温度とのデータのう
ち、運転停止のタイマ時間のデータを第1のタイマ部1
70Aにセットさせ、運転再開のタイマ時間のデータを
第2のタイマ部170Bにセットさせ、運転モードと設
定温度とのデータをシステム制御部170の図示しない
一時記憶部に記憶させ、第1のタイマ部170Aが所定
値(例えば零)に変化した時に出される信号を空調装置
部180に送り空調装置部180を運転停止させ、第2
のタイマ部170Bが所定値(例えば零)に変化した時
に出される信号を空調装置部180に送り空調装置部1
80を運転再開させ、この運転再開時には、前記一時記
憶部に記憶させた運転モードと設定温度とのデータを空
調装置部180に送りそのデータに基づき運転させるよ
うに制御プログラムが記録されている。
【0022】このように構成された空気調和機10にお
いて、切タイマ機能用の第1のタイマ部170Aと、入
タイマ機能用の第2のタイマ部170Bとを併用する時
に第2のタイマ部170B側の運転モードの設定変更が
可能なことを以下に説明する。尚、初期状態は、本体部
150が冷房運転モードで稼働中であり、運転停止後に
運転再開する際の運転モードは暖房に設定するとする。
【0023】先ず、リモコン部100の切タイマキー1
10Bを押下して切タイマ機能の設定を開始する。表示
部120の図示しない切タイマ用時間表示部の部分が点
滅を開始し、この点滅中に時間設定用キー110Eを必
要回数押下して、所望の運転停止のタイマ時間に合わせ
る。この運転停止のタイマ時間のデータは、リモコン信
号生成部141へ送られ、搬送波付リモコン信号に変換
され発光部130から光信号状態の搬送波付リモコン信
号が発信される。
【0024】この光信号状態の搬送波付リモコン信号
は、リモコン受光部160で受信され、元のリモコン信
号に復調され、第1のタイマ部170Aにこのリモコン
信号つまり運転停止のタイマ時間のデータが送られる。
第1のタイマ部170Aは、この運転停止のタイマ時間
のデータを減算し始める。
【0025】次に、リモコン部100で所望の運転停止
のタイマ時間を設定後、一定時間、例えば1分以内に入
タイマキー110Cが押下されると、表示部120の所
定の箇所に点滅表示される数字は、操作者の設定ミスを
防ぐため、設定済の運転停止のタイマ時間と一致した時
間(またはそれより例えば1時間大きい時間)となる。
時間設定用キー110Eを必要回数押下して、所望の運
転再開のタイマ時間に合わせる。
【0026】次に、運転モード切り替えキー110Dを
押下すると、運転モードの表示箇所が点滅開始する。運
転モード切り替えキー110Dを押下する度に、運転モ
ードの表示が切り替わるので、所望の運転モードに合わ
せる。ここでは、暖房に合わせる。
【0027】次に、温度設定キー110Fを押下する。
温度設定キー110Fが押下されると、設定温度の表示
箇所が点滅開始する。この時には、運転停止のタイマ時
間を設定した時の設定温度つまり、現在運転中の設定温
度が点滅表示されている。設定温度を変更したい時は、
温度設定キー110Fを押下する度に、設定温度をアッ
プ・ダウンできるので、所望の温度に合わせる。
【0028】この後に、入タイマキー110Cを再度押
下することで、リモコンの入力設定は終了される。尚、
温度設定キー110Fが一度も押下されない状態で入タ
イマキー110Cが再度押下された場合の設定温度は、
現在運転中の設定温度と同じに設定される。この段階
で、以上のように設定されたデータが、制御部140の
図示しない一時記憶部から呼び出され、リモコン信号生
成部141へ送られ、搬送波付リモコン信号に変換さ
れ、発光部130から光信号状態の搬送波付リモコン信
号が発信される。
【0029】本体部150のリモコン受光部160は、
この光信号状態の搬送波付リモコン信号を受信し、元の
リモコン信号に復調し、復調されたリモコン信号をシス
テム制御部170に送る。この際、この復調されたリモ
コン信号のうち、運転再開のタイマ時間のデータは第2
のタイマ部170Bに送られ、入タイマ機能に係る運転
モードと温度設定とのデータは、システム制御部170
の図示しない一時記憶部に送られる。
【0030】この段階で、第2のタイマ部170Bは運
転再開のタイマ時間のデータを減算し始める。この後、
第1のタイマ部170Aが零となった段階で、第1のタ
イマ部170Aは、空調装置部180へ運転停止の指示
を出す。その後、第2のタイマ部170Bが零となった
段階で、第2のタイマ部170Bは、空調装置部180
へ運転再開の指示を出す。この時の運転モードと温度設
定とは、システム制御部170の図示しない一時記憶部
に記憶されていた運転モードと温度設定とのデータが空
調装置部180へ送られて使用される。
【0031】尚、以上の空気調和機10の構成におい
て、第2のタイマ部170Bは、設定された運転再開の
タイマ時間になると空調装置部180へ運転再開の指示
を出しているとしたが、遅くとも設定された運転再開の
タイマ時間になると空調装置部180へ運転再開の指示
を出すとしてもよい。すなわち、空気調和機10がウォ
ーミングアップ機能つまり運転再開のタイマ時間経過前
から運転を再開し、運転再開のタイマ時間経過時には希
望の温度まで室温を調整済とする機能を有しているとし
てもよい。この時は、運転再開のタイマ時間が設定され
た以降において、例えば運転再開のタイマ時間経過の1
時間前から室温のチェックを行う等により、その時の室
温に応じて事前に運転再開のタイマ時間の短縮調整を行
う。尚、この場合は、ROM171には、上記処理を行
う制御プログラムが記録されている。
【0032】第1のタイマ部170Aと、第2のタイマ
部170Bとは、タイマの共通化が可能である。例え
ば、システム制御部170内の図示しない一時記憶部に
「運転再開のタイマ時間−運転停止のタイマ時間」のデ
ータを一時退避させておき、切時間が零になった段階で
「運転再開のタイマ時間−運転停止のタイマ時間」のデ
ータをタイマ部にセットする。また、第1のタイマ部1
70Aと、第2のタイマ部170Bとは、マイコン内に
設けられているハードウェアとしてのタイマとして説明
してきたが、マイコンにおいてソフトウェアでタイマ処
理してもよい。
【0033】第2のタイマ部170Bが動作する際の設
定温度、つまり運転再開時の設定温度は、室温等により
自動設定されるとしてもよい。
【0034】リモコン部100の操作説明において、切
タイマ機能を設定後、入タイマ機能を連続して設定する
状況を説明しているが、その際に、切タイマ機能を設定
完了した時点で、一旦、運転停止のタイマ時間のデータ
をリモコン部100から本体部150に送っている。こ
れを、運転停止のタイマ時間のデータについても、入タ
イマ機能を設定完了後にまとめてリモコン部100から
本体部150に送るとしてもよい。この際は、例えば、
最初に切タイマキー110Bを押下する際に、入タイマ
キー110Cを同時押下するとリモコン部100(つま
りROM142)がこのように動作するとする。
【0035】また、リモコン部100の制御部140の
図示しない一時記憶部は、常時記憶部としてもよい。こ
の常時記憶部では、例えば、運転停止のタイマ時間と運
転再開のタイマ時間とに関して記憶されたデータは、新
たなキー操作により上書きされるまでは、前回キー操作
された時のデータが保持されているとする。
【0036】したがって、例えば、切タイマ機能と入タ
イマ機能とを連続して設定完了した後であって、切タイ
マ機能が働いて一旦空調装置部180が運転停止する前
に、リモコン部100の運転/停止キー110Aを操作
者等が誤って押下して空調装置部180を停止させてし
まった時において、リモコン部100で運転停止のタイ
マ時間と運転再開のタイマ時間とに関して記憶されたデ
ータを再設定する時に有効である。
【0037】つまり、この再設定時に、前回キー操作さ
れた時のデータを常時記憶部から呼出して表示部120
に表示させ、前回キー操作された時のデータとの相違部
分のみキー操作で変更設定していけばよいとすることが
できる。この場合は、ROM142には、上記処理を行
う制御プログラムが記録されている。尚、常時記憶部は
リモコン部100の図示しない電池で常時通電されてい
るか、または不揮発性メモリからなる。
【0038】制御部140とシステム制御部170と
は、マイコンでなくハードウエアで構成してもよい。
【0039】また、一般的に空気調和機は、リモコンを
有していることが多いが、例えば窓用空気調和機の場合
はリモコンを有していない場合もある。リモコンを有し
ていない場合は、キー部110とROM142とが空気
調和機自体に組み込まれることとなる。
【0040】タイマ時間としてタイマに設定する時間で
説明したが、時刻の場合も、第1のタイマ部170A
と、第2のタイマ部170Bとが時刻のデータを扱うだ
けのことであり、その説明は省略する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空気
調和機は、切・入タイマ機能を有する空気調和機であっ
て、タイマ時間と運転モードと設定温度とのデータを少
なくとも設定入力可能な入力部と、設定された運転停止
のタイマ時間になると運転を停止させる第1のタイマ部
と、遅くとも設定された運転再開のタイマ時間になると
設定された運転モードと設定温度とで運転を再開させる
第2のタイマ部とを備えたことを特徴とする。
【0042】したがって、本発明に係る空気調和機の場
合には、切・入タイマ機能を使用する時に、第1のタイ
マ部における運転モードと異なる運転モードで入タイマ
機能を働かせたい時は、入力部で第1のタイマ部に運転
停止のタイマ時間を設定した後に、第2のタイマ部に少
なくとも運転再開のタイマ時間と運転モードのデータと
を設定入力する。また、この際必要に応じて設定温度の
変更も入力部で行う。
【0043】それにより、第1のタイマ部は、設定され
た運転停止のタイマ時間になると運転を停止させる。ま
た、第2のタイマ部は、運転再開のタイマ時間(また
は、ウォーミングアップ運転する場合は運転再開のタイ
マ時間になる前)に設定された運転モードと設定温度と
で運転を再開させる。
【0044】よって、切・入タイマ機能併用時に入タイ
マ機能側の運転モードの設定変更が可能な空気調和機を
提供できる。そのため、例えば朝晩の寒暖差の大きい時
期でも、就寝前に、切タイマ機能で運転停止のタイマ時
間を設定したのに引き続き、入タイマ機能で運転再開の
タイマ時間も設定できるので、従来のように朝起きてか
ら運転モードを設定し直すような大変面倒なことをする
必要がなくなる。
【0045】本発明に係る空気調和機の制御方法は、プ
ログラムされたコンピュータによって、切・入タイマ機
能を有する空気調和機を制御する方法であって、第1の
タイマ部が設定された運転停止のタイマ時間になると運
転を停止する工程と、第2のタイマ部が遅くとも設定さ
れた運転再開のタイマ時間になると設定された運転モー
ドと設定温度とで運転を再開する工程とを含む。また、
入力時には、第1のタイマ部に運転停止のタイマ時間を
設定する工程と、この工程後に、第2のタイマ部に運転
再開のタイマ時間を設定する際に、運転モードと設定温
度とを設定変更可能とした工程とを含む。
【0046】本発明に係る空気調和機の制御プログラム
を記録した記録媒体は、コンピュータによって、切・入
タイマ機能を有する空気調和機を制御するための制御プ
ログラムを記録した記録媒体であって、該制御プログラ
ムはコンピュータに、設定された運転停止のタイマ時間
になると運転を停止させ、遅くとも設定された運転再開
のタイマ時間になると設定された運転モードと設定温度
とで運転を再開させる。また、入力時には、該制御プロ
グラムはコンピュータに、第1のタイマ部に運転停止の
タイマ時間を設定させた後に、第2のタイマ部に運転再
開のタイマ時間を設定させる際に、運転モードと設定温
度とを設定変更可能とさせる。
【0047】よって、本発明に係る空気調和機は、マイ
コン等の制御用コンピュータを用いることができるの
で、容易に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切・入タイマ機能を有する空気調
和機の実施の形態を示す概略的ブロック図である。
【符号の説明】
10 空気調和機 100 リモコン部 110 キー部(入力部) 140 制御部 142 ROM 150 本体部 170 システム制御部 170A 第1のタイマ部 170B 第2のタイマ部 171 ROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切・入タイマ機能を有する空気調和機に
    おいて、タイマ時間と運転モードと設定温度とのデータ
    を少なくとも設定入力可能な入力部と、設定された運転
    停止のタイマ時間になると運転を停止させる第1のタイ
    マ部と、遅くとも設定された運転再開のタイマ時間にな
    ると設定された運転モードと設定温度とで運転を再開さ
    せる第2のタイマ部とを具備したことを特徴とする空気
    調和機。
  2. 【請求項2】 プログラムされたコンピュータによっ
    て、切・入タイマ機能を有する空気調和機を制御する方
    法であって、 第1のタイマ部が設定された運転停止のタイマ時間にな
    ると運転を停止する工程と、第2のタイマ部が遅くとも
    設定された運転再開のタイマ時間になると設定された運
    転モードと設定温度とで運転を再開する工程とを含むこ
    とを特徴とする空気調和機の制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空気調和機の制御方法
    において、入力時に第1のタイマ部に運転停止のタイマ
    時間を設定する工程と、この工程後に、第2のタイマ部
    に運転再開のタイマ時間を設定する際に、運転モードと
    設定温度とを設定変更可能とした工程とを含むことを特
    徴とする空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータによって、切・入タイマ機
    能を有する空気調和機を制御するための制御プログラム
    を記録した記録媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに設定された運転停止
    のタイマ時間になると運転を停止させ、遅くとも設定さ
    れた運転再開のタイマ時間になると設定された運転モー
    ドと設定温度とで運転を再開させることを特徴とする空
    気調和機の制御プログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の空気調和機の制御プロ
    グラムを記録した記録媒体において、入力時に該制御プ
    ログラムはコンピュータに、第1のタイマ部に運転停止
    のタイマ時間を設定させた後に、第2のタイマ部に運転
    再開のタイマ時間を設定させる際に、運転モードと設定
    温度とを設定変更可能とさせたことを特徴とする空気調
    和機の制御プログラムを記録した記録媒体。
JP9224039A 1997-08-20 1997-08-20 空気調和機およびこの制御方法並びに空気調和機の制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH1163620A (ja)

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