JPH11281121A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH11281121A
JPH11281121A JP10084683A JP8468398A JPH11281121A JP H11281121 A JPH11281121 A JP H11281121A JP 10084683 A JP10084683 A JP 10084683A JP 8468398 A JP8468398 A JP 8468398A JP H11281121 A JPH11281121 A JP H11281121A
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JP
Japan
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temperature
air conditioner
operation mode
air
booth
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JP10084683A
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English (en)
Inventor
Isao Arai
功 新井
Hirotaka Murata
博孝 村田
Hisashi Tokisaki
久 時崎
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間期において営業開始時刻直前の気温が少
々低い場合に、運転モードが暖房に設定されることを回
避する。 【解決手段】 中間期におけるエアコン10の運転準備
時にはトランジスタ24はオン状態にあり、エアコン用
コントローラ14に電気抵抗16Aと電気抵抗22とが
並列に接続され、通常運転時の温度検出値よりも約12
℃高い温度検出値が得られる構成となっている。よっ
て、実際のCDブース内の温度よりも約12℃高い温度
検出値を用いてエアコン10の運転モードが設定され
る。このため、例えば、従来はCDブース内の温度が2
2℃以下であれば運転モードが暖房に設定されていたと
ころを、CDブース内の温度が10℃以下の時のみ運転
モードが暖房に設定される。即ち、中間期の営業開始時
刻直前の気温が少々低くても、運転モードは暖房に設定
されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、より詳しくは、運転準備時間帯に運転モードを自動
的に設定する機能を有する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、金融機関等の自動現金引出し
機(CD:キャッシュディスペンサー)が設置された部
屋(以下、CDブースと称する)等に空気調和機が取り
付けられることが多くなった。
【0003】このCDブースには通常管理者が常駐して
いないので、該CDブースに設置された空気調和機は、
営業開始時刻の直前に運転開始し営業終了時刻の直後に
運転停止するよう自動運転している。この自動運転で
は、運転開始前の準備段階でCDブースの室温を検出
し、該室温検出値と予め設定された設定温度とに基づい
て運転モードを冷房、ドライ、暖房の何れかに設定す
る。
【0004】ところで、一般的にCDブースの営業開始
時刻は午前8時〜午前9時であり、特に春季又は秋季
(以下、寒暖の中間期という意味で中間期と称する)で
は、この営業開始時刻直前の気温は低く、これに伴いC
Dブースの室温も低くなる。このため、中間期では運転
モードが暖房に設定されることが多い。例えば、運転開
始前の準備段階でのCDブースの室温が22度未満の時
には、運転モードが暖房に設定される。
【0005】一方、中間期の日中には、気温が上昇し且
つ自動現金引出し機の稼動率が上昇するため、CDブー
スの室温はかなり上昇する。
【0006】ところが、このようにCDブースの室温が
上昇しても、運転開始前の準備段階で運転モードが暖房
に設定された場合は、運転モードを冷房やドライに切り
替えることができない。このため、日中も空気調和機の
暖房運転が継続されてしまい、CDブースの室温がます
ます上昇することとなる。従って、CDブースに入室し
た利用者に不快感を与えるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消するために成されたものであり、中間期において
営業開始時刻直前の気温が少々低い場合に、運転モード
が暖房に設定されることを回避することができる空気調
和機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の空気調和機は、被空調室内の温度を
検出する温度検出センサと、春季又は秋季での運転準備
時間帯に、前記温度検出センサにより検出された温度を
所定温度だけ高くなるよう修正する修正手段と、前記修
正手段の修正により得られた温度と、予め設定された設
定温度とに基づいて、運転モードを設定する運転モード
設定手段と、を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の空気調和機は、予め
設定された時間帯に稼動する機器を収納する室内を空調
する空気調和機において、所定時間帯だけ被空調室内の
空調運転を行う運転制御手段と、被空調室内の温度を検
出する温度検出センサと、前記所定時間帯以外に前記温
度検出センサにより検出された温度を所定温度だけ高く
なるように修正する修正手段と、空調運転の開始時に前
記修正手段の修正により得られた温度と予め設定された
設定温度とに基づいて運転モードを設定する運転モード
設定手段と、を有することを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の空気調和機では、請
求項2記載の空気調和機において、前記機器が自動現金
引出し機であることを特徴とする。
【0011】上記請求項1記載の空気調和機では、被空
調室内の温度が温度検出センサによって検出される。春
季又は秋季での該空気調和機の運転準備時間帯では、温
度検出センサにより検出された温度が、修正手段によっ
て所定温度(例えば12℃)だけ高くなるよう修正され
る。
【0012】そして、運転モード設定手段は、運転準備
時間帯に、上記修正により得られた温度と予め設定され
た設定温度とに基づいて、運転モードを設定する。一般
的に、修正で得られた温度が設定温度よりも高く且つこ
れらの温度差が所定温度以上の場合は運転モードが冷房
に設定され、修正で得られた温度が設定温度よりも低く
且つこれらの温度差が所定温度以上の場合は運転モード
が暖房に設定され、上記以外の場合は運転モードがドラ
イに設定される。
【0013】本請求項1記載の発明では、春季又は秋季
において、温度検出センサにより検出された温度が所定
温度だけ高くなるよう修正され、修正により得られた温
度と予め設定された設定温度とに基づいて運転モードが
設定されるので、運転準備時間帯での被空調室内の温度
が少々低くても、修正で得られる温度は高くなり、運転
モードが暖房に設定されることを回避することができ
る。
【0014】次に、請求項2記載の空気調和機は予め設
定された時間帯に稼動する機器を収納する室内を空調す
る空気調和機であり、運転制御手段によって所定時間帯
だけ(例えば、午前8時〜午後6時)被空調室内の空調
運転が行われる。
【0015】この被空調室内の温度は温度検出センサに
よって検出されるが、所定時間帯以外に温度検出センサ
により検出された温度は、修正手段によって所定温度
(例えば12℃)だけ高くなるように修正される。
【0016】そして、運転モード設定手段は、空調運転
の開始時に、上記修正により得られた温度と予め設定さ
れた設定温度とに基づいて運転モードを設定する。前述
したように、一般的に、修正で得られた温度が設定温度
よりも高く且つこれらの温度差が所定温度以上の場合は
運転モードが冷房に設定され、修正で得られた温度が設
定温度よりも低く且つこれらの温度差が所定温度以上の
場合は運転モードが暖房に設定され、上記以外の場合は
運転モードがドライに設定される。
【0017】このように本請求項2記載の発明では、空
調運転の開始時に、所定温度だけ高くなるよう修正され
た後の温度と予め設定された設定温度とに基づいて運転
モードが設定されるので、該空調運転の開始時の被空調
室内の温度が少々低くても、修正で得られる温度は高く
なり、運転モードが暖房に設定されることを回避するこ
とができる。
【0018】このような制御は、空調運転開始時の被空
調室内の温度が日中の温度よりもかなり低下する春季又
は秋季に行うと、極めて効果的である。
【0019】なお、上記の被空調室に収納される機器と
しては、請求項3に記載したように、自動現金引出し機
を挙げることができる。近年では、自動現金引出し機を
収納した部屋、所謂キャッシュディスペンサー用のブー
スは、全国に多数設置されており、毎日の利用者数も極
めて多い。
【0020】このような自動現金引出し機を収納した部
屋を空調する空気調和機に、請求項2記載の発明を適用
することにより、日中に暖房運転が行われ室内が高温と
なり多数の利用者が不快に感じるといった事態を回避す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る空気調和機(以下、エアコンと称する)の実施形態を
説明する。
【0022】まず、本実施形態におけるエアコンの構成
を説明する。図1には、本実施形態におけるエアコン1
0の概略構成図を示しており、このエアコン10はCD
ブース内の空気調和を図るために該CDブース内に設置
されている。
【0023】図1に示すように、エアコン10は、冷房
運転、暖房運転及びドライ運転を行うエアコン本体部1
2と、該エアコン本体部12の動作制御を行うエアコン
用コントローラ14と、CDブース内の温度を検出する
ための温度センサ16と、本発明に係る制御を行うCD
ブース用コントローラ(以下、CDコントローラと略称
する)18と、該CDコントローラ18に接続されたタ
イマー20とを含んで構成されている。
【0024】このうち温度センサ16は抵抗値R1の電
気抵抗16Aにより構成されており、エアコン用コント
ローラ14の室温検出用端子C1、C2に接続されてい
る。また、室温検出用端子C2には、抵抗値R2の電気
抵抗22を介してトランジスタ24のコレクタ端子が接
続されており、室温検出用端子C1には、トランジスタ
24のエミッタ端子が接続されている。
【0025】このトランジスタ24のベース端子はCD
コントローラ18に接続されており、CDコントローラ
18によりトランジスタ24のベース端子にベース電流
が供給された場合、トランジスタ24がオンし、室温検
出用端子C1、C2に電気抵抗16Aと電気抵抗22と
が並列に接続される。
【0026】一方、CDコントローラ18によりトラン
ジスタ24のベース端子にベース電流が供給されない場
合、トランジスタ24がオフし、室温検出用端子C1、
C2には電気抵抗16Aのみが接続される。
【0027】エアコン10の通常運転時には、トランジ
スタ24はオフ状態にあり、エアコン用コントローラ1
4には電気抵抗16Aのみが接続され、その抵抗値R1
の温度変動に基づいてCDブース内の温度がエアコン用
コントローラ14によって検出される。
【0028】詳細は後述するが、エアコン10の運転準
備時及び停止時には、CDコントローラ18からトラン
ジスタ24へベース電流に相当する信号が入力され、ト
ランジスタ24はオン状態とされる。これにより、エア
コン用コントローラ14には電気抵抗16Aと電気抵抗
22とが並列に接続され、抵抗値R1よりも小さい合成
抵抗値R(=(R1・R2/R1+R2))の温度変動
に基づいて、CDブース内の温度がエアコン用コントロ
ーラ14によって検出される。この場合の温度検出値が
上記通常運転時の温度検出値よりも12℃高くなるよ
う、抵抗値R1、R2が設定されている。
【0029】即ち、エアコン10の運転準備時及び停止
時には、温度検出値が上記通常運転時の温度検出値より
も12℃高くなるようシフトする。このようなシフトが
行われるため、運転準備時及び停止時にCDコントロー
ラ18からトランジスタ24へ入力される信号をセンサ
シフト信号と称する。
【0030】エアコン用コントローラ14は、CDブー
ス内の温度検出値と予め設定された設定温度とに基づい
て、図5(A)のようにエアコン10の運転モードを設
定する。
【0031】即ち、図5(A)に示すように温度検出値
Trが30℃より高く設定温度が27℃の場合、温度検
出値Trが28℃より高く30℃以下であり設定温度が
26℃の場合、及び温度検出値Trが26℃より高く2
8℃以下であり設定温度が25℃の場合、運転モードは
冷房に設定される。また、温度検出値Trが22℃より
高く26℃以下であり設定温度が24℃の場合、運転モ
ードはドライに設定され、温度検出値Trが22℃以下
であり設定温度が24℃の場合、運転モードは暖房に設
定される。
【0032】但し、エアコン10の運転準備時及び停止
時には、前述したように温度検出値が通常運転時の温度
検出値よりも12℃高くなるようシフトするので、図5
(B)に示すように実際の室温Tが18℃より高く設定
温度が27℃の場合、実際の室温Tが16℃より高く1
8℃以下であり設定温度が26℃の場合、及び実際の室
温Tが14℃より高く16℃以下であり設定温度が25
℃の場合、運転モードは冷房に設定される。また、実際
の室温Tが10℃より高く14℃以下であり設定温度が
24℃の場合、運転モードはドライに設定され、実際の
室温Tが10℃以下であり設定温度が24℃の場合、運
転モードは暖房に設定される。
【0033】次に、図2〜図4を用いて、本実施形態の
作用を説明する。ここでは、中間期において実行される
CDコントローラ18の処理(図3)及びエアコン用コ
ントローラ14の処理(図4)を、図2のタイムチャー
トに沿って説明する。
【0034】まず、CDコントローラ18の処理を説明
する。図3のステップ102において、CDコントロー
ラ18は初期状態(停止時)においてセンサシフト信号
をオンしておく。これにより、トランジスタ24はオン
状態とされ、エアコン用コントローラ14には電気抵抗
16Aと電気抵抗22とが並列に接続され、それらの合
成抵抗値R(=(R1・R2/R1+R2))の温度変
動に基づいてCDブース内の温度がエアコン用コントロ
ーラ14によって検出される。即ち、通常運転時の温度
検出値よりも約12℃高い温度検出値が得られるような
構成にセットされる。
【0035】次のステップ104ではタイマー20から
入力される信号がオンになるのを待つ。そして、CDブ
ースの営業開始直前の所定時刻になると、タイマー20
からの信号がオンする(図2の矢印S1部)。これによ
り、ステップ106へ進み、エアコン用コントローラ1
4に対しエアコン10の運転開始を指示するべく、該エ
アコン用コントローラ14へ出力される第1HA信号を
オンする(図2の矢印S2部)。
【0036】以後、ステップ108でエアコン用コント
ローラ14によりエアコン運転条件が設定され該運転条
件に基づく運転が開始されたことを表す、第2HA信号
のオンへの切替を待つ。
【0037】そして、第2HA信号がオンに切り替えら
れると(図2の矢印S3部)、ステップ110へ進み、
第1HA信号をオフすると共にセンサシフト信号をオフ
する(図2の矢印S4部)。これにより、トランジスタ
24はオフされ、エアコン用コントローラ14には電気
抵抗16Aのみが接続され、その抵抗値R1の温度変動
に基づいてCDブース内の温度がエアコン用コントロー
ラ14によって検出されることになる。即ち、通常運転
時の温度検出値が得られるような構成に切り替えられ
る。
【0038】以後、エアコン10の運転が継続され、ス
テップ112でタイマー20からの信号がオフになるの
を待つ。そして、CDブースの営業終了直後の所定時刻
になると、タイマー20からの信号がオフする(図2の
矢印S5部)。これにより、ステップ114へ進み、エ
アコン用コントローラ14に対しエアコン10の運転停
止を指示するべく、該エアコン用コントローラ14へ出
力される第1HA信号をオンする(図2の矢印S6
部)。
【0039】以後、ステップ116でエアコン用コント
ローラ14による運転停止が完了したことを表す、第2
HA信号のオフへの切替を待つ。
【0040】そして、第2HA信号がオフに切り替えら
れると(図2の矢印S7部)、ステップ118へ進み、
第1HA信号をオフすると共にセンサシフト信号をオン
する(図2の矢印S8部)。これにより、トランジスタ
24はオンされ、エアコン用コントローラ14に電気抵
抗16Aと電気抵抗22とが並列に接続される状態に戻
り、通常運転時の温度検出値よりも約12℃高い温度検
出値が得られる構成に戻る。
【0041】以後、ステップ104へ戻り、翌朝の所定
時刻にタイマー20からの信号がオンになるのを待つ。
【0042】次に、エアコン用コントローラ14の処理
を説明する。エアコン用コントローラ14は、エアコン
停止時に図4のステップ202において、エアコン10
の運転開始指示に相当する第1HA信号のオンへの切替
を待つ。
【0043】上記図3のステップ106が実行され、C
Dコントローラ18からの第1HA信号がオンに切り替
わると(図2の矢印S2部)、ステップ204へ進み、
CDブース内の温度を検出する。
【0044】このとき図2に示すようにセンサシフト信
号はオンであり、通常運転時の温度検出値よりも約12
℃高い温度検出値が得られるよう構成されているので、
実際のCDブース内の温度よりも約12℃高い温度検出
値が得られる。
【0045】次のステップ206では、この実際の温度
よりも約12℃高い温度検出値と予め設定された設定温
度との差に基づいて、運転モードや運転時の風量等のエ
アコン運転条件を設定する。
【0046】このように実際のCDブース内の温度より
も約12℃高い温度検出値を用いて運転モードが設定さ
れるので、従来はCDブース内の温度が22℃以下であ
れば運転モードが暖房に設定されていたところを、CD
ブース内の温度が10℃以下の時のみ運転モードが暖房
に設定されることとなる。
【0047】次のステップ208では、上記設定された
エアコン運転条件でエアコン10の運転を開始すると共
に、エアコン用コントローラ14によりエアコン運転条
件が設定され該運転条件に基づく運転が開始されたこと
を表す、第2HA信号のオンへの切替を行う(図2の矢
印S3部)。
【0048】以後、エアコン10の運転開始指示に相当
する第1HA信号のオンへの切替が発生するまで、ステ
ップ210でエアコン10の運転を継続する。
【0049】上記図3のステップ114が実行され、C
Dコントローラ18からの第1HA信号がオンに切り替
わると(図2の矢印S6部)、ステップ214へ進み、
エアコン10の運転を停止する。この運転停止が完了す
ると、ステップ216でエアコン用コントローラ14に
よる運転停止が完了したことを表す第2HA信号のオフ
への切替を行う(図2の矢印S7部)。
【0050】以後、ステップ202へ戻り、翌朝に、エ
アコン10の運転開始指示に相当する第1HA信号のオ
ンへの切替が行われるのを待つ。
【0051】以上説明したCDコントローラ18の処理
(図3)及びエアコン用コントローラ14の処理(図
4)によれば、中間期におけるエアコン10の運転準備
時に、実際のCDブース内の温度よりも約12℃高い温
度検出値を用いて運転モードが設定される。即ち、従来
はCDブース内の温度が22℃以下であれば運転モード
が暖房に設定されていたところを、CDブース内の温度
が10℃以下の時のみ運転モードが暖房に設定されるこ
ととなる。このため、中間期の運転準備時間帯にCDブ
ース内の温度が10℃より高ければ、運転モードが暖房
に設定されることを回避することができる。
【0052】なお、上記では、エアコン用コントローラ
14の室温検出用端子C1、C2に接続される電気抵抗
の抵抗値を変化させることで、CDブース内の温度検出
値をシフトさせる例を示したが、該温度検出値をシフト
させる方法はこれに限定されるものではなく、例えば、
温度センサによる温度検出値を一旦CDコントローラ1
8が受信し、該温度検出値を12℃高くシフトした値を
CDコントローラ18からエアコン用コントローラ14
へ入力するよう構成しても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
温度検出センサにより検出された温度を所定温度だけ高
くなるよう修正した後の温度と予め設定された設定温度
とに基づいて運転モードが設定されるので、運転開始時
の被空調室内の温度が少々低くても、修正で得られる温
度は高くなり、運転モードが暖房に設定されることを回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態におけるエアコンの概略構成図
である。
【図2】発明の実施形態における処理を説明するための
タイムチャートである。
【図3】CDコントローラにより実行される制御ルーチ
ンを示す流れ図である。
【図4】エアコン用コントローラにより実行される制御
ルーチンを示す流れ図である。
【図5】(A)は温度検出値と設定温度に対応して設定
される運転モードを示す表であり、(B)はエアコンの
運転準備時及び停止時における実際の室温、設定温度、
及び設定される運転モードの対応を示す表である。
【符号の説明】
10 エアコン 12 エアコン本体部 14 エアコン用コントローラ 16 温度センサ 18 CDコントローラ 20 タイマー 22 電気抵抗 24 トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被空調室内の温度を検出する温度検出セ
    ンサと、 春季又は秋季での運転準備時間帯に、前記温度検出セン
    サにより検出された温度を所定温度だけ高くなるよう修
    正する修正手段と、 前記修正手段の修正により得られた温度と予め設定され
    た設定温度とに基づいて運転モードを設定する運転モー
    ド設定手段と、 を有する空気調和機。
  2. 【請求項2】 予め設定された時間帯に稼動する機器を
    収納する室内を空調する空気調和機において、 所定時間帯だけ被空調室内の空調運転を行う運転制御手
    段と、 被空調室内の温度を検出する温度検出センサと、 前記所定時間帯以外に前記温度検出センサにより検出さ
    れた温度を所定温度だけ高くなるように修正する修正手
    段と、 空調運転の開始時に前記修正手段の修正により得られた
    温度と予め設定された設定温度とに基づいて運転モード
    を設定する運転モード設定手段と、 を有する空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記機器が自動現金引出し機であること
    を特徴とする請求項2記載の空気調和機。
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