JPS62186154A

JPS62186154A - 空気調和機の制御装置

Info

Publication number: JPS62186154A
Application number: JP61028432A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Arai; 新井　弘明
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-02-12
Filing date: 1986-02-12
Publication date: 1987-08-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は空気調和機の制御装置に係り、特に室温に応
じて空気調和機の運転モードを「冷房」。

「ドライ」、「暖房」に自動的に切換え得る空気調和機
の制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、空気調和機の運転モードを室温に応じて自動的に
切換える制御装置としては、実開昭５９−７３４３７号
公報等において知られている。

第３図はこのような制御装置のシステム構成図を示すも
ので、１はＣＰＵ　（中央処理装置）及びメモリ等から
成るマイクロコンピュータで構成された制御部、２は制
御部１に接続された、各種の操作指令を送出するキーマ
トリクス、３は室温検知用のサーミスタで、該サーミス
タ３は室温検知回路４に接続され、これによって検知し
た室温信号は制御部１に入力されるようになっている。

５゜６．７はそれぞれ冷房用、ドライ用及び暖房用の運
転リレー駆動回路で、これら駆動回路５〜７は、それぞ
れトランジスタ５ａ、５ａ、、’７ａ及びそのバイアス
設定抵抗５ｂ、５ｃ、６ｂ、６ｃ、７ｂ。

７Ｃとから構成されていると共に、これらトランジスタ
５ａ、６ａ、７ａのヘースは制御部１に接続されている
。

また、８は駆動回路５のトランジスタ５ａのコレクタと
電源＋■２間に接続した冷房用の運転すレー、ｄは駆動
回路６のトランジスタ６ａのコレクタと電源子Ｖ２間に
接続したドライ用の運転リレー、ｌＯは駆動回路７のト
ランジスタ７ａのコレクタと電源子■２間に接続した暖
房用の運転リレーである。

上記のように構成された制御装置において、キーマトリ
クス２中の「自動運転」のキーが押されると、空気調和
機の運転モードは「自動運転」に設定される。ここで、
「自動運転」とは、室温に応じて空気調和機の運転モー
ドを「冷房」、「ドライ」、「暖房」に自動的に切換え
る運転を云う。

また、上記以外の運転モードの決定は、キーマトリクス
２の操作によるキー出力が制御部ｌに入力された時に行
い、その後室温が変化してもモード切換えがなされない
ようになっている。このようにする理由は、例えば、「
冷房」設定モードで空気調和機が運転しているとき、室
温が下がった場合、再度−ド判定を行うと、今度は「暖
房」を選択するようなことが起こってしまうからである
。

次に、「自動運転」時の動作を第４図のフローチャート
に基いて説明する。

「自動運転」が選択されると、制御部１が第４図に示す
自動処理に入り、まず、ステップ１００で室温検知回路
４から室温ＴＡの読み込み処理を実行する。次のステッ
プ１０１では、「自動運転」が選択されたか否かを、そ
の状態を表わすオートフラグＦ＝１が制御部ｌ内のメモ
リ上に立っているか否かで判定し、ｒＮＯＪの場合は、
次のステップ１０２においてオートフラグＦを「１」に
セットする。そして、次のステップ１０３で室温ＴＡ≧
２５℃か否かを判定し、ｒＹＥｓＪのときはステップ１
０７に移行して冷房フラグＦをｒｌＪにセットし、冷房
運転に切換える。このとき、運転リレー８が付勢される
。

一方、ステップ１０３でｒＮＯＪと判定された場合は、
ステップ１０４に進み、ＴＡ≧２３℃か否かを判定する
。ここで室温ＴＡがＴＡ≧２３℃であると判定されたと
きは、ステップ１０９に移行してドライフラグＦを「１
」にセットし、運転リレー９を付勢することで空気調和
機をドライ運転させる。また、ＴＡ≧２３℃でないと判
定された場合は、ステップ１０８に進み、暖房フラグＦ
＝１にセント処理すると共に、空気調和機を暖房運転さ
せる。このとき運転リレー９が付勢される。

また、ステップ１０１において、オートフラグＦ＝１で
あると判断したときは、ステップ１０５へ進み、ドライ
フラグＦ＝１になっているか否かを判定し、Ｆ＝１のと
きステップ１０９へ進む。

フラグＦが０のときは次のステップ１０６に移行して暖
房フラグＦに「１」が立っているか否かを判定し、ｒＹ
ＥＳＪの場合はステップ１０８へ進む。そして、ｒＮＯ
Ｊと判定されたときはステップ１０７に移行して冷房フ
ラグＦ＝１の処理を行う。

以下、第４図に示す処理を実行することにより室温ＴＡ
に応じた運転モードを決定し、電源がオフされるまで冷
房、ドライ及び暖房運転を継続させる。

電源がオフされると、第５図に示すオフ処理フローが実
行される。この第５図において、ステップ１２０は電源
がオン中か否かを判定するもので、オンの場合はそのま
までオフ処理が終了し、電源オフの場合は、次のステッ
プ１２１に移行して制御部１の各ポート出力をオフ処理
し、リレー８〜１０を消勢して空気調和機の運転を停止
させる。

そして次のステップ１２２において、自動運転のイニシ
ャルセット用オートフラグＦをリセットする。オートフ
ラグＦ＝Ｏに設定したことで、次回での再度の電源オン
により再び「自動運転」時のモード設定を行うことにな
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の空気調和機の制御装置では、電源オ
フ後に、再度電源をオンした場合、再び自動運転の運転
モード設定がなされるため、再度電源オン時の運転モー
ドが電源オフ直前の運転モードと変わってしまい、快適
な空気調和を行うことができないと云う問題があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電源オフ後の再度の電源オン時は電源オフ前
の運転モードで運転を′ａ続させ、快適な空気調和を可
能にした空気調和機の制御装置を提供することを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る空気調和機の制御装置は、空気調和機を
冷房、ドライ及び暖房の各モードに運転制御する制御部
に、自動運転モード時での電源オフ後も電源オフ前の運
転モードを一定時間記憶させておくタイマ機能を設けた
ものである。

〔作用〕

この発明においては、制御部のタイマ機能が電源オフ前
の運転モードを一定時間記憶し、この時間内では自動運
転時に誤まって電源をオフした後、再度電源をオンして
も運転モードの判定を行わないようにするから、再度の
電源オン時は電源オフ前の運転が継続されることになり
、「冷房」から１−暖房」、「暖房」から「冷房」へと
切換ねって不快な空、気調和がなされるようなことがな
くなる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面について説明する。

第１図はこの発明に係る空気調和機制御装置のシステム
構成図を示す。同図において、キーマトリクス２、室温
検知用サーミスタ３、室温検知回路４、冷房、ドライ、
暖房用のリレー駆動回路５゜６．７及びそれらの運転用
リレー８，９．ｔｏは第３図と同一構成になっているの
で、その説明は省略する。また、１１は制御部で、ＣＰ
Ｕ１１ａと、空気調和機を制御するための処理プログラ
ム等を記憶するメモリｌｌｂと、上記キーマトリクス２
のキー信号及び室温検知回路４の出力信号を取込むため
の入力回路１１ｃ及びＣＰＵ１１　ａで演算された処理
結果を駆動回路５〜７に出力するための出力回路ｌｉｄ
とから構成され、これにより制御部１１は、キーマトリ
クス２からのキー信号に応じて冷房、ドライ、暖房の各
運転及び自動運転のモード設定機能、及び自動運転時の
運転モードを室温に応じて冷房、ドライ、暖房に自動的
に切換える自動処理機能と、電源オフ時の処理機能を発
揮すると共に、自動運転時の電源オフ後も電源オフ以前
の運転モードを一定時間記憶させ、この時間内では再度
の電源オン時における自動運転での運転モード判定を保
留させる機能を新たに備えている。

次に、上記のように構成された本実施例の動作について
説明する。

「自動運転」での運転モード処理は第４図に示すものと
同じであるので、その説明は省略する。

本実施例の特徴部分である電源オフ時の処理手順を第２
図のフローチャートに従って説明する。

電源がオンからオフに切換わると、第２図の処理プログ
ラムがスタートし、先ずステップ２００において電源が
オンしているか否かを判定する。

電源がオフであれば、ステ・ノブ２０１に進み出力回路
ｌｉｄの各ポートの出力をオフ処理し、各リレー８〜１
０を消勢して運転を停止させる。次のステップ２０２で
は、電源オフフラグＦ＝１になっているか否かを判定し
、ｒＹＥｓＪのときはステップ２０４に移行し、ｒＮＯ
ｊのときはステップ２０３に移行して電源オフのフラグ
を「ｌ」にセントする。その後、ステップ２０４に進ん
で制御部１１のタイマ手段をセットし、次のステップ２
０５でタイマカウント処理を実行すると共に、次のステ
ップ２０６で設定時限のカウントが終了したか否かを判
定する。そして設定時限が経過したならば、ステップ２
０７に進んでオートフラグＦ＝Ｏの処理を行う。

即ち、タイマ手段でセットされた一定時間以内に再度電
源がオンすると、オートフラグＦ＝１の状態でステップ
２００からステップ２０８に移行して電源オフフラグＦ
＝Ｏの処理のみが実行される。従って、第４図に示す「
自動運転」の処理フローでは、オートフラグＦ＝１をス
テップ１０１で判定することにより、再度電源オン時の
運転は電源オフ以前の運転モードで運転を継続すること
になる。また、一定時間経過後は、ステップ２０７にお
いてオートフラグＦ＝０にセットするので、再度電源が
オンされると、ステップ２０８で電源オフフラグＦ＝０
の処理を実行し、さらに第４図のステップ１０１でのオ
ートフラグＦ＝Ｏの判定により、ステップ１０２以下に
示す自動運転の運転モードを室温に応じて再判定するこ
とになる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、電源のオフ処理に電
源オフ以前の運転モートを一定時間記ｔａ保持し、この
時間内では再度の電源オン時における自動運転での運転
モート判定を保留をさせるタイマ機能を付加したので、
再度の電源オン時に運転モードが冷房から暖房へ、ある
いは暖房から冷房へ突然に切換ねるようなおそれがな（
、快適な空気調和が得られると云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る空気調和機の制御装置を示すシ
ステム構成図、第２図はその電源オフ処理のフローチャ
ート、第３図は従来における空気調和機制御装置のシス
テム構成図、第４図は自動運転処理のフローチャート、
第５図は従来における電源オフ処理のフローチャートで
ある。２・・・キーマトリクス、３・・・室温検知サーミスタ
、４・・・室温検知回路、５〜７・・・駆動回路、８〜
１０・・・リレー、１１・・・制御部。なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

室温検知手段からの信号及びキーマトリクスのキー信号
に基いて空気調和機を制御する制御部を有し、上記制御
部は上記室温検知手段からの室温信号に応じて冷房、ド
ライ及び暖房の運転モードを切換制御する機能手段と、
電源オフ時にそれ以前の運転モードを一定時間記憶保持
すると共に該時間では再度の電源オン時における自動運
転での運転モード判定を保留するタイマ機能手段を有す
ることを特徴とする空気調和機の制御装置。