JPH044261Y2 - - Google Patents

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JPH044261Y2
JPH044261Y2 JP14784686U JP14784686U JPH044261Y2 JP H044261 Y2 JPH044261 Y2 JP H044261Y2 JP 14784686 U JP14784686 U JP 14784686U JP 14784686 U JP14784686 U JP 14784686U JP H044261 Y2 JPH044261 Y2 JP H044261Y2
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humidity
heating
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timer
humidity sensor
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、加熱ヒーターを備えた湿度センサか
らの信号に基づいて恒湿槽のような密閉された槽
内の湿度制御、あるいは、一般住宅の室内及び車
両の車室内等の湿度制御を行なう湿度制御装置に
係り、特に、当該加熱ヒーターの通電期間中にお
いても湿度制御を行なわせることの可能な湿度制
御装置に関する。
(従来の技術) 一般的に室内を所定の湿度に制御するには、湿
度センサを用いて当該室内の湿度を検出し、この
検出した湿度を設定された湿度と比較することに
よつて所定の湿度を維持するようにしている。
この湿度センサには、加熱ヒーターを備えたも
のと加熱ヒーターを備えないものとがあり、加熱
ヒーターを備えたものは、当該湿度センサの汚れ
が進んだ場合に、加熱クリーニング(湿度センサ
の種類によつて異なるが、セラミツク湿度センサ
の場合には、約500℃、1分間)を行なうことに
より自己清浄を行なえるので、苛酷な使用条件に
おいても常に高精度の湿度検出が可能になるた
め、例えば、常に高精度の空調制御を要求される
自動車の車室内や、悪雰囲気中に用いられつつあ
る。
ところで、従来の加熱ヒーターを備えた湿度セ
ンサにより湿度を制御する制御装置の概略の構成
図が第8図に示されており、以下のように構成さ
れている。
湿度制御装置を起動する起動スイツチ1には、
湿度センサ2の感湿素子を加熱する加熱ヒーター
3への通電時間をセツトする加熱タイマー4と当
該感湿素子のウオーミングアツプ時間をセツトす
るウオームアツプタイマー11とが接続されてお
り、湿度センサ2、加熱ヒーター3、加熱タイマ
ー4及びウオームアツプタイマー11は、これら
のタイマーからの信号により加熱ヒーター3の通
電を制御すると共に湿度センサ2の検出値に基づ
いて室内の湿度を制御する制御装置6に接続され
ている。
以上のように構成された湿度制御装置は、第9
図に示すように、加熱ヒーターの加熱とその冷却
が終了(ウオーミングアツプの終了)した時点か
ら制御装置6が湿度センサ2の検出値の入力を開
始し、制御装置6は、この検出値に基づいて室内
の湿度を所定値に制御している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、以上に記したような従来の湿度
制御装置にあつては、当該加熱ヒーター3の作動
中には、前記したように、湿度センサ2内に存在
する感湿素子の温度が非常に高温となつているた
めに、当該感湿素子は正確な湿度を検出すること
ができず、この間は実質的に湿度制御ができない
という不具合がある。このため、第9図に示した
ように、加熱ヒーター3の作動開始後から、その
冷却が完了するまでの間(通常、3分〜10分位)
は湿度制御装置の作動を停止しなければならず、
湿度制御装置の迅速な起動ができないという問題
点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みて成
されたものであり、加熱ヒーター3の作動中であ
つても、湿度制御を行なうことのできる湿度制御
装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案は、加熱ヒー
ターを備えた湿度センサからの信号に基づいて、
室内を所定の湿度に制御する制御装置において、
当該加熱ヒーター及び当該制御装置を起動させる
起動スイツチと、当該起動スイツチの作動と共に
当該加熱ヒーターへの通電時間をカウントする加
熱タイマーと、前記起動スイツチの作動時点にお
ける当該湿度センサからの信号を記憶する記憶手
段と、前記加熱タイマーのカウント期間中は、前
記加熱ヒーターへの通電を継続し、前記加熱タイ
マーがカウントアツプした後は、前記加熱ヒータ
ーへの通電を遮断する一方、前記加熱タイマーが
カウントアツプしてから所定時間経過するまでは
前記記憶手段に記憶されている信号に基づいて前
記室内の湿度を制御し、それ以後は前記湿度セン
サからの信号に基づいて前記室内の湿度を制御す
る制御手段6とを備えたことを特徴とする。
(作用) 以下に、本考案の作用を第1図に基づいて説明
する。
まず、起動スイツチ1を起動すると、この起動
と同時に加熱タイマー4がカウントを開始して加
熱ヒーター3が起動し、かつ、湿度センサ2の検
出値が記憶手段5に記憶される。制御手段6は、
加熱タイマー4がカウントアツプしてから所定時
間経過するまで(加熱ヒーター3の加熱、冷却が
終了するまで)の間は、制御手段6により、記憶
手段5に記憶されている信号に基づいて室内の湿
度制御が行われ、その後は、出力されている湿度
センサ2の検出値に基づいて当該室内の湿度制御
が行なわれる。このために、起動スイツチ1の起
動と同時に湿度制御を行なわせることが可能にな
る。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第2図には、本考案に係る湿度制御装置を自動
車に搭載した場合の概略構成図が示されている。
同図に示すように、この湿度制御装置は、湿度制
御を行なわせるための各種データの管理及び制御
等を担当するCPU11と、湿度制御に関する制
御プログラムを格納したROM7と、CPU11に
入力されたデータ及びCPU11によつて算出さ
れたデータを記憶するRAM5とが設けられ、
ROM7及びRAM5はCPU11に接続されてい
る。また、エンジンを起動するイグニツシヨンス
イツチ1、湿度センサ2及び加熱ヒーター3の制
御回路12はI/Oポート8を介して、湿度制御
を行なうためのアクチユエータの動作を制御する
アクチユエータ駆動回路10はI/Oポート9を
介して夫々CPU11に接続されている。
以上のような構成を有する湿度制御装置は、第
3図乃至第6図の動作フローチヤートに基づい
て、次のように動作する。以下に、この動作を第
2図及び第7図を参照して説明する。
ステツプ 1 まず、エンジンを起動するイグニツシヨンスイ
ツチ1をオンする。
ステツプ 2 イグニツシヨンスイツチ1のオン状態を、I/
Oポート8を介して入力したCPU11は、ROM
7に格納されているプログラムに基づいて、タイ
マーのカウントを開始する。
ステツプ 3 CPU11は、I/Oポート8を介して入力し
た湿度センサの検出値を入力する。
ステツプ 4 CPU11は、ステツプ3において入力した検
出値をRAM5に記憶する。
ステツプ 5 CPU11は、後述するセンサ加熱に関するサ
ブルーチンプログラムを処理し、I/Oポート8
を介して制御回路12に、加熱ヒーター3を起動
すべき命令をし、これにより加熱ヒーター3に通
電が開始される。
ステツプ 6 CPU11は、ステツプ2においてカウントを
開始したタイマーのカウント値が、予め設定され
た値に達したかどうかの判断をする。この判断の
結果、タイムアツプである場合には、ステツプ7
に、タイムアツプでない場合には、ステツプ8に
夫々進む。
ステツプ 7 タイマーがタイムアツプして、湿度センサ2の
加熱クリーニングが終了したので、後述する通常
処理のサブルーチンプログラムを処理する。
ステツプ 8 タイマーがタイムアツプ前であり、湿度センサ
2の加熱クリーニングが終了していないので、後
述する加熱処理のサブルーチンプログラムを処理
する。
次に、第3図に記載した動作フローチヤートの
ステツプ5、ステツプ7及びステツプ8における
サブルーチンプログラムを第4図乃至第6図に基
づいて説明する。
ステツプ 10 CPU11は、ROM7に記憶されているプログ
ラムに基づいて、加熱ヒーター3の作動時間がセ
ツトされた加熱タイマーを作動する。
ステツプ 11 CPU11は、ステツプ10において作動した加
熱タイマーがタイムアツプしたかどうかの判断を
する。
ステツプ 12 CPU11は、I/Oポート8を介して、制御
回路12に、加熱ヒーター3を起動すべき命令を
し、加熱ヒーター3の通電を開始する。
ステツプ 20 CPU11は、I/Oポート8を介して、湿度
センサ2の検出値を入力する。
ステツプ 21 CPU11は、ROM7に記憶されている動作プ
ログラム及び既入力データに基づいて、ステツプ
20において入力した検出値に演算処理を施し、湿
度制御に必要な図示しないアクチユエータの作動
量等をI/Oポート9を介してアクチユエータ駆
動回路10に出力する。
ステツプ 22 アクチユエータ制御回路10は、ステツプ21に
おいて算出された作動量だけ前記アクチユエータ
を作動する。
ステツプ 23 湿度制御装置を作動させる操作スイツチ(本実
施例ではイグニツシヨンスイツチ1)がオフされ
たかどうかの判断をする。当該操作スイツチがオ
ンであればステツプ20に戻り、オフであれば、制
御を停止する。
ステツプ 30 CPU11は、RAM5に記憶されている湿度セ
ンサ2における起動初期の検出値を入力する。
ステツプ 31 CPU11は、ROM7に記憶されている動作プ
ログラム及び既入力データに基づいて、ステツプ
30において入力した検出値に演算処理を施し、湿
度制御に必要な図示しないアクチユエータの作動
量等をI/Oポート9を介してアクチユエータ駆
動回路10に出力する。
ステツプ 32 アクチユエータ制御回路10は、ステツプ31に
おいて算出された作動量だけ前記アクチユエータ
を作動する。
以上の動作をまとめると、第7図に示すよう
に、起動スイツチ(イグニツヨンスイツチ1)の
オンと共に湿度制御装置の起動時における湿度セ
ンサ2の検出記憶値によつて湿度制御する時間を
設定したタイマー、加熱ヒーター3の加熱時間を
設定したタイマー4がオンし、同時に加熱ヒータ
ー3の通電を開始する。そして、加熱タイマー4
がオフすると、加熱ヒーター3の通電を停止し、
加熱ヒーター3の冷却が開始される。さらに時間
が経過し、当該タイマーがオフすると、CPU1
1は、湿度センサ2の現在の検出値を入力し、湿
度制御を行なうようになる。おな、前記タイマー
の設定時間は、加熱タイマー4がオンしてから、
湿度センサ2の加熱が終了し、湿度センサ2の冷
却が完了するまでの時間が設定されている。この
時間は、湿度センサ2を構成する部材の熱容量等
によつて異なる。また、同図の点線で示す曲線
は、湿度センサ2における加熱時の温度変化を表
わす曲線である。
このように、本考案の湿度制御装置は、湿度セ
ンサ2の加熱、クリーニングが完了するまでは、
湿度センサ2の起動初期の検出記憶値に基づいて
湿度制御を行ない、加熱クリーニングの完了後は
湿度センサ2の実際の検出値に基づいて湿度制御
を行なうことになる。
なお、本実施例においては、その制御装置をマ
イクロコンピユータにて構成したが、これに限定
されることはなく、電子回路、リレー回路等によ
つて構成してもよい。そして、この湿度制御装置
は、恒湿槽、一般住宅、自動車の車室内等のよう
に湿度制御が要求されるあらゆる場所への適用が
可能である。
[考案の効果] 以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、湿度センサの加熱クリーニングが完了する
までは、湿度センサの起動初期の検出記憶値を記
憶し、この記憶値に基づいて湿度制御を行ない、
加熱クリーニングの完了後は湿度センサの実際の
検出値に基づいて湿度制御を行なうようにしたの
で、湿度制御装置の起動と同時に湿度制御を行な
うことが可能になり、ウオーミングアツプの必要
がなくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る湿度制御装置のブロツ
ク図、第2図は、本考案に係る湿度制御装置の概
略構成図、第3図乃至第6図は、本考案に係る湿
度制御装置の動作フローチヤート、第7図は、第
3図乃至第6図に示す動作フローチヤートの動作
に説明に供する図、第8図は、従来の湿度制御装
置のブロツク図、第9図は、従来の湿度制御装置
の動作説明に供する図である。 1……イグニツシヨンスイツチ(起動スイツ
チ)、2……湿度センサ、3……加熱ヒーター、
5……RAM(記憶手段)、11……CPU(加熱タ
イマー、制御手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加熱ヒーター3を備えた湿度センサ2からの信
    号に基づいて、室内を所定の湿度に制御する制御
    装置において、 当該加熱ヒーター3及び当該制御装置を起動さ
    せる起動スイツチ1と、 当該起動スイツチ1の作動と共に当該加熱ヒー
    ター3への通電時間をカウントする加熱タイマー
    4と、 前記起動スイツチ1の作動時点における当該湿
    度センサ2からの信号を記憶する記憶手段5と、 前記加熱タイマー4のカウント期間中は、前記
    加熱ヒーター3への通電を継続し、前記加熱タイ
    マー4がカウントアツプした後は、前記加熱ヒー
    ター3への通電を遮断する一方、前記加熱タイマ
    ー4がカウントアツプしてから所定時間経過する
    までは前記記憶手段5に記憶されている信号に基
    づいて前記室内の湿度を制御し、それ以後は前記
    湿度センサ2からの信号に基づいて前記室内の湿
    度を制御する制御手段6とを備えたことを特徴と
    する湿度制御装置。
JP14784686U 1986-09-29 1986-09-29 Expired JPH044261Y2 (ja)

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JPS6356410U JPS6356410U (ja) 1988-04-15
JPH044261Y2 true JPH044261Y2 (ja) 1992-02-07

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