JP2763915B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JP2763915B2 JP11009489A JP11009489A JP2763915B2 JP 2763915 B2 JP2763915 B2 JP 2763915B2 JP 11009489 A JP11009489 A JP 11009489A JP 11009489 A JP11009489 A JP 11009489A JP 2763915 B2 JP2763915 B2 JP 2763915B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、室温検知素子で室温を検知して設定温度と
比較し、その温度差から燃焼量を多段制御する燃焼制御
装置に関する。
(従来の技術) 従来この種の燃焼制御装置は製造工程においてある燃
焼量段階を実際に燃焼試験を行い、そのときの燃焼状態
を目視や計器類を使用して確認するようにしている。
この場合室温入力に何の工夫もせずにそのまま燃焼動
作を行うと周囲温度によってどの段階の燃焼量で燃焼動
作を行うか不確定となり燃焼状態を確認する上で問題が
ある。
このため室温検知素子としてサーミスタ等温度によっ
て抵抗値が変化する素子を使用したものでは室温検知素
子の代わりに疑似抵抗を接続して検知室温が常に一定と
なるようにしこの状態で設定温度との関係で燃焼量がど
のように変化するか確認するようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしこのように疑似抵抗を使用するものでは試験を
開始する前に室温検知素子を外し疑似抵抗を接続し、試
験を行った後は疑似抵抗を外して室温検知素子を再び接
続するという面倒な作業が必要となり、きわめて非効率
的であった。
そこで本発明は、疑似抵抗を使用すること無く室温検
知状態を一定にでき、燃焼試験を効率良くできる燃焼制
御装置を提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、室温検知素子で室温を検知して設定温度と
比較し、その温度差から燃焼量を多段制御する燃焼制御
装置において、室温設定スイッチ等既存のスイッチを特
定の操作状態にして電源を投入することによりセットさ
れる室温フラグメモリと、この室温フラグメモリのセッ
ト状態により室温検知素子の室温検知に関係なく検知室
温を設定温度範囲内の所定温度に設定する室温設定手段
を設けたものである。
(作用) このような構成の本発明においては、既存のスイッチ
を特定の操作状態にして電源を投入すると室温検知素子
に関係なく検知室温が所定温度に設定される。しかして
この所定の検知温度に基いて設定温度との関係で燃焼量
が決められ燃焼動作が行われることになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はブロック図で、1は制御部、2は燃焼部であ
る。前記燃焼部2には点火装置、バーナ、燃料供給装
置、送風装置等が設けられている。
前記制御部1にはサーミスタ等の室温検知素子3を接
続した室温検知部4、アップ用及びダウン用の室温設定
スイッチ5,6を接続した室温設定部7、前記室温検知部
4からの室温検知信号及び前記室温設定部7からの設定
温度信号が入力され、その各信号に基いて燃焼量を算出
し、前記燃焼部2に火力信号を送出するとともに表示部
8に室温検知信号及び設定温度信号を送出する室温制御
部9、運転スイッチ10を接続し、タイマー部11にタイマ
ー動作の許可/禁止信号を送出するとともにそのタイマ
ー部11からタイマー動作の開始信号、中止信号、時間の
カウントアップ信号を入力し、かつ前記表示部8に対し
て運転信号を送出するとともにその表示部8に供給され
る各種信号のうちどの信号に対する表示を行うか指示す
る信号を送出し、さらに前記燃焼部2に制御信号を送出
する運転制御部12がそれぞれ設けられている。
前記タイマー部11にはタイマ(セット/リセット)ス
イッチ13、時間及び分のタイマ時間設定スイッチ14,15
が接続され、前記運転制御部12からタイマー動作許可信
号が入力されると、その運転制御部12にタイマー動作の
開始信号、中止信号、時間のカウントアップ信号を送出
するようになっている。
前記燃焼部2においては、燃料供給装置と送風装置の
動作/停止は前記運転制御部12からの制御信号によって
行われ、燃料供給装置による燃料の供給量と送風装置に
よる送風量の制御は前記室温制御部9からの火力信号に
よって行われるようになっている。
前記室温制御部9は電源の投入があると室温検知部4
及び室温設定部7からの信号によって第2図に示す制御
を行うようにプログラム設定されている。
すなわち電源の投入があると、室温設定スイッチ5,6
が2個ともONしているか否かをチェックする。そして2
個ともONしていれば室温フラグメモリをセットする。そ
れ以外は室温フラグメモリはセットされない。
その後室温設定部7から設定温度信号を取り込み、室
温フラグメモリがセットされているか否かをチェックす
る。そして室温フラグメモリがセットされていれば室温
入力を予め内部設定されたT0に固定する。また室温フラ
グメモリがセットされていなければ室温検知部4から室
温検知信号を室温入力として取り込む。なお、T0は設定
温度範囲内の温度になっている。
そして設定温度と室温入力に基いて燃焼量及び風量を
算出し、燃焼部2の燃料供給装置及び送風装置を制御す
る。
このような構成の本実施例においては、2つの室温設
定スイッチ5,6をON操作した状態で電源を投入すれば、
室温入力がT0に固定される。しかして設定温度との関係
で燃焼量が一義的に決まる。
従って周囲温度がどのような状態であっても所望の燃
焼量に基いて燃焼動作を行わせることができる。
また設定温度を変化させれば室温入力との差をプラ
ス、マイナスに変化させることができるので別の段階の
燃焼量に容易に切り替えることができる。例えば燃焼量
が強燃焼、弱燃焼の2段階に切替わるものでは当初、
「設定温度>室温入力」にすれば強燃焼の燃焼量で燃焼
動作が行われ、設定温度を変化させて「設定温度<室温
入力」にすれば弱燃焼の燃焼量で燃焼動作が行われるよ
うになる。
このように疑似抵抗を使用すること無く電源投入時に
2つのスイッチ操作を行うのみで燃焼量を固定して燃焼
動作ができるので燃焼試験を効率よくできる。
また室温設定スイッチ5,6を操作することなく電源を
投入したときには室温フラグメモリがセットされないの
で、このときは室温検知素子3による室温検知に基いて
設定温度との関係で燃焼量が決められ燃焼部2が制御さ
れるようになる。すなわち通常の燃焼制御動作を行うよ
うになる。
次に本発明の他の実施例を図面を参照して説明する。
これは第3図に示すように、電源の投入があると、室
温設定スイッチ5,6が2個ともONしているか否かをチェ
ックする。そして2個とのONしていれば室温フラグメモ
リをセットする。それ以外は室温フラグメモリはセット
されない。
続いて室温の設定温度をTAに初期設定する。
その後燃焼がスタートするとタイマーが動作を開始す
る。そして室温設定部7から設定温度TAを取り込み、室
温フラグメモリがセットされているか否かをチェックす
る。そして室温フラグメモリがセットされていればタイ
マーが時間t0に達したか否かをチェックし、達していな
ければ室温入力を予め設定されたT0(<TA)に固定す
る。また達していれば室温入力を予め設定されたT1(>
TA)に固定する。さらに室温フラグメモリがセットされ
ていなければ室温検知部4から室温検知信号を室温入力
として取り込む。なお、T0、T1は設定温度範囲内の温度
になっている。
そして設定温度と室温入力に基いて燃焼量及び風量を
算出し、燃焼部2の燃料供給装置及び送風装置を制御す
る。
このような構成の本実施例においては、室温設定スイ
ッチ5,6をON操作して電源を投入すると、室温フラグメ
モリがセットされ、設定温度がTAに初期設定される。そ
して燃焼がスタートするとタイマーが動作を開始し、か
つ室温入力がT0となって燃焼動作が開始される。ここで
TA>T0となっているので例えば燃焼量が強、弱の2段階
切替えのものでは強燃焼動作されることになる。
そしてタイマーが時間t0をカウントすると室温入力が
T0からT1に変化する。しかして室温入力が設定温度TA
越えることになり燃焼量が弱に変化し弱燃焼動作に切替
わるようになる。
このように本実施例においては室温を時間経過によっ
て2段階に変化させ、それに応じて燃焼量を2段階に変
化させることができる。すなわち燃焼量を変化させるの
に室温設定スイッチ5,6を操作する必要はない。
従って燃焼試験をさらに効率よくできることになる。
なお、本実施例では室温入力をタイマーによって2段
階に切替えるものについて述べたが必ずしもこれに限定
されるものではなく、3段階以上に切替えるものであっ
てもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、疑似抵抗を使用
すること無く室温検知状態を一定にでき、燃焼試験を効
率良くできる燃焼制御装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
同実施例における燃焼量制御を示す流れ図、第3図は本
発明の他の実施例における燃焼量制御を示す流れ図であ
る。 1……燃焼制御部、2……燃焼部、3……室温検知素
子、4……室温検知部、5,6……室温設定スイッチ、7
……室温設定部、9……室温制御部、12……運転制御
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温検知素子で室温を検知して設定温度と
    比較し、その温度差から燃焼量を多段制御する燃焼制御
    装置において、室温設定スイッチ等既存のスイッチを特
    定の操作状態にして電源を投入することによりセットさ
    れる室温フラグメモリと、この室温フラグメモリのセッ
    ト状態により前記室温検知素子の室温検知に関係なく検
    知室温を設定温度範囲内の所定温度に設定する室温設定
    手段を設けたことを特徴とする燃焼制御装置。
JP11009489A 1989-04-28 1989-04-28 燃焼制御装置 Expired - Fee Related JP2763915B2 (ja)

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