JPH1163618A - 家 屋 - Google Patents

家 屋

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JPH1163618A
JPH1163618A JP9222260A JP22226097A JPH1163618A JP H1163618 A JPH1163618 A JP H1163618A JP 9222260 A JP9222260 A JP 9222260A JP 22226097 A JP22226097 A JP 22226097A JP H1163618 A JPH1163618 A JP H1163618A
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JP
Japan
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house
space
air
heat
warning
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JP9222260A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Umetsu
浩之 梅津
Hideki Takiguchi
英喜 滝口
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/104Heat exchanger wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1048Geometric details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1068Rotary wheel comprising one rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1084Rotary wheel comprising two flow rotor segments

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高気密型家屋において内外部の熱の出入を最
小とし、冷暖房を行い、かつ人体への有害化合物を検出
でき、速やかに居住者に警告、警報を与える。 【解決手段】 外壁及び屋根に断熱気密層を形成し家屋
Aの内外の熱の出入を阻止し、小屋裏空間1又は床下空
間3に熱交換器Cを設け、家屋A内外の空気を熱交換器
Cを介し吸排気することにより、熱効率を損なわず換気
し結露を防止し、しかも小屋裏空間1の空気を強制的に
床下空間3に送り込むことにより、居住空間2での温度
差の防止を図った家屋Aとし、さらに少くとも家屋A内
の1ヶ所に、空気中に含まれる有害化学物検出センサー
と、センサーからの信号により警告、警報を行う装置と
を備えた家屋とすることで、空気中の有害化学物質が一
定値を超えた際に、速やかに居住者にその旨を警告、警
報し、換気を促すと共に必要な換気量の目安を教え、省
エネルギーを維持しつつ健康に配慮した家屋Aである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家屋の内外部の熱の出入
を最小とし、冷暖房を効率よく行うと共に、耐久性を向
上した家屋とし、高気密型家屋において、空気中に含ま
れるホルムアルデヒド、VOC、農薬系防腐・防虫・白
蟻駆除剤等の人体に悪影響を与える有害化合物を検出で
き、速やかに居住者に対して警告、警報を行える家屋に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の家屋では、壁体等に断熱材を配設
すると共に高気密化することにより居住性を向上してき
た。そして、省エネルギーが叫ばれる現在、外壁や屋根
に気密層、断熱層を配し、開口部にはアルミサッシや樹
脂サッシを用い、かつ、ガラスをペアガラスとしたサッ
シを使用した、所謂、高断熱・高気密型の家屋が一般化
し、熱損率の少ない省エネルギー型の家屋が一般化して
きている。上記のように高断熱・高気密型の家屋とした
際は、外気と家屋内の内気とが気密層により遮断される
ので、外気と内気との換気を計画的に行わなければなら
ない。しかしながら、断熱や気密の面のみが重用視さ
れ、換気を無視したアンバランスの家屋が建設されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな家屋では主柱、間柱等から発生した湿気、および居
住空間内で居住者や暖房器から発生した水分が小屋裏空
間内や壁体内部において結露し、家屋と耐久性を損なう
不利があった。しかも、特に冬期において、居住空間内
で発生した熱は天井を介して小屋裏空間に溜り、居住空
間の温度差を招く不利があった。また、近年社会問題化
になりつつあるのが、家屋内の室内空気汚染である。す
なわち、家屋の建築部材に使用される様々な接着剤、木
材にあらかじめ処理される防腐剤、防虫剤、防蟻剤等か
ら経時的に排出される有害化合物が、高気密の家屋内の
空気に停滞してしまい、換気されないまま、居住者の脳
・神経系や呼吸器系、免疫系にダメージを与えてしまう
という課題が発生してきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するため、外壁および屋根に断熱気密層を形成す
ることにより家屋の内外の熱の出入を阻止すると共に、
小屋裏空間あるいは床下空間に熱交換器を設置し、家屋
内外の空気を熱交換器を介して吸排気することにより、
熱効率を損なうことなく換気を行い結露を防止し、耐久
性の向上を図ると共に、しかも、小屋裏空間の空気を強
制的に床下空間に送り込むことにより、居住空間での温
度差の防止を図った家屋とし、さらに、少なくとも家屋
内の1ヶ所に、空気中に含まれる有害化学物質を検出す
るセンサーと、センサーからの信号により警告、警報を
行う警告警報装置とを備えた家屋とすることで、空気中
の有害化学物質が一定値を越えた際に、すみやかに居住
者にその旨を警告、警報し、換気を促すと共に、必要な
換気量の目安を教え、省エネルギーを維持しつつ、居住
者の健康に配慮した家屋を提案するものである。
【0005】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る家屋の一実
施例について詳細に説明する。図1、図2は上記家屋A
の代表例を示す説明図であり、1は小屋裏空間、2は居
住空間、3は床下空間で、それぞれ天井4、床5によっ
て区切られた家屋Aの内部空間である。
【0006】6は屋根断熱気密層、7は外壁断熱気密層
で、少なくとも家屋Aの内部と外部の空気の出入と熱の
出入りを遮断するものであり、副次的に防音性、防水
性、防火性、防湿性を有するものである。さらに説明す
ると、屋根断熱気密層6、外壁断熱気密層7はそれぞれ
ボード状、マット状、シート状のもの、あるいは屋根
材、外壁材と一体になっているもの等である。
【0007】前者の例としては、ポリスチレンボード、
ポリウレタンボード、ポリイソシアヌレートフォームボ
ード、シージングボード、シージングインシュレーショ
ンボード、木片セメント板、木毛セメント板、グラスウ
ールマット等、もしくはこれらの複合板等であり、これ
らの表面に金属製屋根材、瓦等を配することによって屋
根を、また金属系パネル、タイル、窯業系パネル、AL
C板等を配することにより外壁を形成するものである。
【0008】また後者の例としては、表面材と断熱芯材
および必要に応じて裏面材とを一体に形成したパネル、
ALC外装パネル、木片セメントパネル、木毛セメント
パネル等で、これらを主柱、間柱等の躯体上に配するこ
とによって屋根断熱気密層6、外壁断熱気密層7を形成
するものである。
【0009】さらに、屋根断熱気密層6、外壁断熱気密
層7を合成樹脂発泡体原料を施工現場にて直接吹き付け
て形成する現場発泡型としても良いものである。すなわ
ち、現場発泡型としては硬質のウレタンフォームや、難
燃2級、難燃3級(JIS−A−1321)合格品のフ
ェノールポリオール+イソシアネート+難燃材(フェノ
ールウレタン)等からなるものである。
【0010】なお、図1、図2に示す家屋Aは一般的な
木造の軸組構造からなる家屋Aであるが、この他にもパ
ネル構造、ツーバイフォー(2×4)構造、プレハブ構
造、スチールハウス構造等の家屋Aとすることもでき
る。また、屋根断熱気密層6および外壁断熱気密層7の
配設も、図では一般的な外断熱構造の例を示している
が、この他にも、内断熱構造としたり、主柱、間柱、垂
木等の躯体の厚みにより生じるスペースに断熱気密材を
充填し、屋根断熱気密層6および外壁断熱気密層7を形
成することもできる。
【0011】また、居住空間2には空気中に含まれる有
害化学物質を検出するセンサーと、センサーからの信号
により警告、警報を行う警告警報装置とが組み込まれた
検出警告ユニットBが配設されているものである。な
お、検出警告ユニットBは居住空間2内の天井4、床
5、内壁8の任意位置に設けるものである。
【0012】検出警告ユニットBを構成するセンサー
は、居住空間2内の空気に含まれる種種の有害化学物質
を検出して、定性、定量するものであり、分光分析器、
クロマトグラフィー器(ガスクロマトグラフィー、液体
クロマトグラフィー、カラムクロマトグラフィー、薄層
クロマトグラフィー)、核磁気共鳴器、イオン交換樹脂
器等の1種以上からなるものである。
【0013】また、センサーは所定の有害化学物質を一
定量を越えて検出した際には、警告警報装置に対して信
号を発するものである。警告警報装置はセンサーから信
号を受け取った際には、デスプレー表示や警報、アラー
ム、音声信号等の手段により居住者に対して、警告、警
報し、危険を表示すると共に、換気を促し、脳・神経系
や呼吸器系、免疫系に悪影響を与えないようし、シック
ビル症候群を防止するものである。
【0014】なお、有害化学物質としては建築部材の製
造時に使用されたものや、家具、日常品等から経時的に
排出されるホルムアルデヒド、VOC(揮発性有機化合
物)、農薬系防腐・防虫・白蟻駆除剤等である。さらに
具体的には、集成材、合板、壁紙、カーペット等の接着
剤に含まれるホルムアルデヒド。ペンキや水性ニス、ラ
ッカーの溶剤に含まれるトルエン、キシレン、トリメチ
ルベンゼン、ノナン、デカン、アセトン、ISO−プロ
ピルアルコール、n−ブタノール、酢酸ブチル。ビニー
ルクロスの可塑剤に含まれるフタル酸エステル系(DB
P、DOP)、リン酸トリクレシル(TCP)。壁紙類
の難燃加工剤に含まれるリン酸トリエステル系(TB
C、TCEP)。木工用接着剤に含まれる酢酸メチル、
酢酸ビニル、酢酸エチル。床ワックスに含まれるエチル
トルエン。
【0015】そして、畳の防虫加工剤に含まれるナフタ
リン、フェンチオン、フェニトロチオン(スミチオ
ン)、ダイアジノン。木材や土壌の防蟻剤に含まれるク
ロルピルホス、S−421、ホキシム。
【0016】さらに有機塩素系農薬に含まれるDDT、
BHC、ディルドリン、クロルデン、リンデン、マノッ
ク、エンドリン、PCP。有機水銀系農薬に含まれるセ
レサン石灰、アルキル水銀。有機硫黄系農薬に含まれる
ジネブ、マンネブ水和剤、ジクロンチウラム剤、ジラ
ム。有機リン系農薬に含まれるパラチオン、ホキシム、
クロルピリホス、ピリダフェンチオン、テトラクロルビ
ンホス、フェニトロチオン(MEP)、プロペンタホ
ス、ダイアジノン、MPP(フェンチオン)。
【0017】有機ハロゲン系農薬に含まれるサンプラ
ス、IF−1000。有機スズ系農薬に含まれるトリ−
n−ブチル、スズフタレート。ビレスロイド系農薬に含
まれるアレスリン、ペルメトリン、トラロメトリン。カ
ーバイト系農薬に含まれるプロポクスル、バッサー。ト
リアジン系農薬に含まれるトリプロピルイソシアヌレー
ト、ナフタリン系農薬に含まれるモノクロールナフタリ
ン。タール系農薬に含まれるクレオソート。その他、有
機系物質を燃焼させたときに発生するダイオキシン等で
ある。
【0018】Cは熱交換器で小屋裏空間1、床下空間
3、あるいは壁内空間11に配設し、家屋A内の空気と
外気を熱の出入を少なくして交換、換気するものであ
る。さらに説明すると、熱交換器Cは図2に示すよう
に、小屋裏空間1に配した場合は給気ダクト9を介して
外気を取り入れると共に、排気ダクト10を介して内気
を排出するものであり、内外気の吸排気の際に熱交換を
行うものである。
【0019】このため、家屋A内部で発生した湿気は外
部に放出され、結露を防止することができる。また、家
屋A内部で発生した有害化学物質も外部に放出され、健
康に配慮した家屋Aとなるものである。
【0020】さらに、図では内壁8と外壁断熱気密層7
との間に空隙を設けた壁内空間11を形成し、小屋裏空
間1と壁内空間11、および床下空間3を連通化したも
のであり、連通化することにより、熱交換器Cを家屋A
内のどの位置に設置しても、小屋裏空間1、壁内空間1
1、および床下空間3の全ての空気が換気されることに
なるものである。また、断熱性、気密性の向上のため
に、外壁断熱気密層7を基礎βの表面にまで配すること
が好ましいものである。なお、図1、図2における矢印
は空気の流れを示したものである。
【0021】図3および図4は、熱交換器Cの例を示す
説明図である。すなわち、図3に示す熱交換器Cは、静
止型の熱交換器Cであり、直交したフィン12の間を仕
切板13を背中合わせする形で給気と排気が直交する間
に熱を交換するものである。また、この仕切板13のエ
レメントを透湿性のもとすれば水蒸気(潜熱)も交換す
るようになって全熱交換となり、不透湿性のもとすれば
顕熱交換となるものである。
【0022】また、図4(a)に示す熱交換器Cは、回
転型の熱交換器Cであり、図4(b)に拡大して示すよ
うに、積層ハニカム構造となったローター14が毎分約
8回転ほどのスピードで回転し、そのローター14が熱
と湿度を排気部分で受け取り、また給気部分で受け渡す
形で交換していくものである。勿論、ローター14を透
湿性のもとすれば水蒸気(潜熱)も交換するようになっ
て全熱交換となり、不透湿性のもとすれば顕熱交換とな
るものである。
【0023】Dはダクトで小屋裏空間1と床下空間3と
を連通化するものであり、少なくとも1ケ所にファン1
5を介在させたものである。このダクトDは小屋裏空間
1内の暖かい空気、熱交換器Cによって取り入れられた
新鮮な外気を強制的にファン15によって床下空間3に
送るものであり、小屋裏空間1と床下空間3の湿度差を
解消することにより、居住空間2の温度差をなくし、居
住性を向上するためのものである。
【0024】また16は集気ダクトでダクトDの小屋裏
空間1側先端部に連結し、小屋裏空間1内の空気を集め
るものであり、必要に応じて設けるものである。この集
気ダクト16は、例えば図5(a)および図5(a)の
拡大図である図5(b)に示すように、外周にスリット
17を穿設したものを1本、あるいは複数本を配設し、
スリット17より空気を吸気するように形成したもので
ある。
【0025】また、18は分散ダクトでダクトDの床下
空間3側先端に、必要に応じて設けるものであり、小屋
裏空間1からダクトDを介して送られてきた空気を床下
空間3内に一様に分散させ、温度の均一化を図るのに有
効なものである。
【0026】その形状は、例えば図6(a)および図6
(b)に示すように、金属、プラスチックからなるパイ
プをアンテナ状に形成し、それぞれに四角形状、長円形
状、円形状等のスリット19を有するもの、あるいは連
通組織からなる空隙を有する素材、例えばグラスファイ
バー、プラスチックファイバー、鉱物繊維、金属繊維等
の繊維質材料、連続気泡組織のポリウレタンフォーム、
ポリウレアフォーム等の合成樹脂発泡体、多孔質セラミ
ック等を断熱リング状、四角形状、三角形状、多角形状
等のパイプ状に形成したものを図6(a)、(b)に示
すように配したもの、等である。
【0027】この分散ダクト18から放出された空気
は、ファン15による圧力のため、居住空間2、あるい
は壁内空間11を通って小屋裏空間1に抜けるものであ
る。
【0028】以上説明したのは、本発明に係る家屋Aの
一実施例であり、図7から図13に示すような家屋Aと
することもできる。すなわち、図7に示す家屋Aは熱交
換器Cから延びる給気ダクト9と排気ダクト10をそれ
ぞれ向かい合う妻側の壁面に形成して、換気の効率を向
上した家屋Aの例である。
【0029】また、図8は床下空間2に、図9は壁内空
間11にそれぞれ熱交換器Cを配設した家屋Aの例を示
すものである。
【0030】図10に示す家屋Aは、検出警告ユニット
Bをセンサー20と警告警報装置21とに分離して、セ
ンサー20と警告警報装置21との信号のやり取りをリ
ード線や電波(図示せず)を用いて行う家屋Aの例であ
る。
【0031】図11はセンサー20を小屋裏空間1、床
下空間3、壁内空間11の1つ以上の任意位置に配設し
たものであり、居住空間2以外の空間の有害化学物質も
検知できる家屋Aの例である。
【0032】図12は床下空間3の地面α(土間)に屋
根断熱気密層6および外壁断熱気密層7と同様な土間断
熱気密層22を基礎β間に設置したものであり、気密
性、断熱性をさらに向上した家屋Aの例である。
【0033】図13は居住空間3の天井4に排気口23
を形成すると共に、床5、もしくは窓Eの窓下部に給気
口24を形成して、床下空間3の空気を居住空間2に取
り入れ、居住空間2の空気を小屋裏空間1に排気できる
家屋Aの例である。勿論、これらの構成を各々組み合わ
せた家屋Aとすることもできるものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る家屋に
よれば、家屋の内、外部の換気を熱の出入を伴わずに
行うことができるため、効率よく冷暖房を行うことがで
きると共に、湿気を外部に放出するため、結露の発生を
阻止し、耐久性が大幅に向上することができる。ま
た、小屋裏空間と床下空間の温度差がなくなることによ
り、居住空間の温度差が解消され、居住性が向上する。
家屋内に空気中に含まれる有害化学物質を検出するセ
ンサーと、センサーからの信号により警告、警報を行う
警告警報装置とを配置することにより、空気中の有害化
学物質が一定値を越えた際に、すみやかに居住者にその
旨を警告、警報し、換気を促すと共に、必要な換気量の
目安を教え、省エネルギーを維持しつつ、居住者の健康
に配慮した家屋とすることができる。等の特徴、効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る家屋の代表例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明に係る家屋の代表例を示す説明図であ
る。
【図3】熱交換器の他の例を示す説明図である。
【図4】熱交換器の他の例を示す説明図である。
【図5】集気ダクトの例を示す説明図である。
【図6】分散ダクトの例を示す説明図である。
【図7】本発明に係る家屋のその他の例を示す説明図で
ある。
【図8】本発明に係る家屋のその他の例を示す説明図で
ある。
【図9】本発明に係る家屋のその他の例を示す説明図で
ある。
【図10】本発明に係る家屋のその他の例を示す説明図
である。
【図11】本発明に係る家屋のその他の例を示す説明図
である。
【図12】本発明に係る家屋のその他の例を示す説明図
である。
【図13】本発明に係る家屋のその他の例を示す説明図
である。
【符号の説明】
A 家屋 B 検出警告ユニット C 熱交換器 D ダクト E 窓 α 地面 β 基礎 1 小屋裏空間 2 居住空間 3 床下空間 4 天井 5 床 6 屋根断熱気密層 7 外壁断熱気密層 8 内壁 9 給気ダクト 10 排気ダクト 11 壁内空間 12 フィン 13 仕切板 14 ローター 15 ファン 16 集気ダクト 17 スリット 18 分散ダクト 19 スリット 20 センサー 21 警告警報装置 22 土間断熱気密層 23 排気口 24 給気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 11/02 105 F24F 11/02 105Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも小屋裏空間、居住空間、床下空
    間を有する家屋において、外壁、および屋根に断熱気密
    層を形成し、小屋裏空間あるいは床下空間に熱交換器を
    配すると共に、前記小屋裏空間と床下空間とをファンを
    伴ったダクトを介して連通化し、さらに、家屋内の1ヶ
    所に、空気中に含まれる有害化学物質を検出するセンサ
    ーと、該センサーからの信号により警告、警報を行う警
    告警報装置とを備えたことを特徴とする家屋。
JP9222260A 1997-08-19 1997-08-19 家 屋 Pending JPH1163618A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257122A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Nippon Grande Co Ltd 床下チャンバー式炭パワークリーンシステム
CN109792959A (zh) * 2019-03-15 2019-05-24 四川省畜牧科学研究院 一种新型节能环控大棚兔舍

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