JPH1160674A - 動的貯蔵弾性率が高い熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法 - Google Patents

動的貯蔵弾性率が高い熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法

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JPH1160674A
JPH1160674A JP9267638A JP26763897A JPH1160674A JP H1160674 A JPH1160674 A JP H1160674A JP 9267638 A JP9267638 A JP 9267638A JP 26763897 A JP26763897 A JP 26763897A JP H1160674 A JPH1160674 A JP H1160674A
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JP
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polyurethane resin
tpu
thermoplastic polyurethane
molecular weight
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JP9267638A
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Tatsuya Hayashi
林  達也
Akio Kikuchi
章夫 菊池
Koji Kanetani
紘二 金谷
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NIPPON MIRACTRAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中・高硬度で動的貯蔵弾性率が高いTPUの
製造方法を提供する。 【解決手段】(a)ポリイソシアネート (b)鎖延長剤 (c)モル比で3/7〜7/3のイソフタル酸/アジピ
ン酸及び分子量が120以下のジオールとから得られる
分子量が400〜3000のポリエステルポリオール からなり、b/cがモル比で0.1〜10とし,a/
(b+c)がモル比で0.7〜1.3であることを特徴
とする熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法で、得られ
た熱可塑性ポリウレタン樹脂が、60℃以下の温度で、
硬さがデュロメータ硬さDで40〜80、動的貯蔵弾性
率が0.5〜2.5×1010dyn/cmであるこ
とを特徴とする熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動的貯蔵弾性率が
高い熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性ポリウレタン樹脂(以
下、TPUと略)の動的貯蔵弾性率(以下、E’と略)
を高くする最も一般的な方法としては、鎖延長剤とポリ
イソシアネートで構成されるハードセグメントの量を増
やすことが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の方法で
は、E’と硬さとはほぼ比例関係にあり、E’を高くす
るとそれに伴い硬さも高くなってしまうという問題点が
あった。つまり、硬度を下げるとE’が低下し変形し易
くなるため、かねてより硬度を下げても高い弾性率を持
った材料の開発が期待されていた。本発明は、従来の問
題点を改良し、中・高硬度で動的貯蔵弾性率が高いTP
Uの製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な従来の問題点を解決するため鋭意検討した結果、TP
Uを製造する際、イソフタル酸とアジピン酸及び低分子
ジオールの反応から得られるポリエステルポリオールを
用いて反応させることによって、動的貯蔵弾性率が高い
TPUを得ることができることを見いだし本発明を完成
するに至った。すなわち本発明により、 (a)ポリイソシアネート (b)鎖延長剤 (c)モル比で3/7〜7/3のイソフタル酸/アジピ
ン酸及び分子量が120以下のジオールとから得られる
分子量が400〜3000のポリエステルポリオール からなり、b/cがモル比で0.1〜10とし,a/
(b+c)がモル比で0.7〜1.3であることを特徴
とするTPUの製造方法が提供される。
【0005】また前記のTPUが、60℃以下の温度
で、硬さがデュロメータ硬さDで40〜80、動的貯蔵
弾性率が0.5〜2.5×1010dyn/cmであ
ることを特徴とする熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方
法が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる(a)ポリイ
ソシアネートとしては、フェニレンジイソシアネート、
トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、ナフチ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ートなど及びこれらの異性体からなる芳香族ジイソシア
ネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
1,12−ドデカンジイソシアネート、トリメチル−ヘ
キサメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシア
ネート、シクロヘキサンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、水添キシリレンジイソシアネート、ノルボルナ
ン−ジイソシアネートメチルなどの脂環式ジイソシアネ
ートなどを挙げることができる。また、これらの化合物
と活性水素基含有化合物との反応によるイソシアネート
基末端化合物、あるいは、これらの化合物の反応、例え
ばカルボジイミド化反応などによるポリイソシアネート
変成体なども挙げることができる。また、メタノール、
n−ブタノール、ベンジルアルコール、アセト酢酸エチ
ル、ε−カプロラクタム、メチルエチルケトンオキシ
ム、フェノール、クレゾールなどの活性水素を分子内に
1個有するブロック剤で1部を安定化したポリイソシア
ネートも挙げることができる。
【0007】本発明に用いられる(b)鎖延長剤として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4ブタンジオール、1,6ヘキ
サンジオール、1,9ノナンジオール、ビス−βヒドロ
キシエトキシベンゼン、3−メチル−1,5ペンタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、N−フェニルジイソ
プロパノールアミン、モノエタノールアミンなどが挙げ
られる。
【0008】本発明に用いられる(c)ポリエステルポ
リオールとしては、モル比で3/7〜7/3のイソフタ
ル酸/アジピン酸及び分子量が120以下のジオールと
から得られる分子量が400〜3000のポリエステル
ポリオールで、通常のエステル化反応条件によって得ら
れる。
【0009】本発明の(c)ポリエステルポリオールに
用いられるイソフタル酸とアジピン酸のモル比は3/7
〜7/3が好ましい。モル比が3/7未満の場合、得ら
れるTPUのE’が0.5×1010dyn/cm
満となり、また7/3を超える場合、得られるTPUが
脆くなり好ましくない。
【0010】本発明の(c)ポリエステルポリオールに
用いられるジオールは、分子量が120以下のものが好
ましい。分子量が120を超える場合得られるTPUの
E’が0.5×1010dyn/cmに達しないこと
があり好ましくない。分子量が120以下のジオールと
しては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
プロピレングリコール、1,4ブタンジオール、1,6
ヘキサンジオール、3−メチル1,5ペンタンジオー
ル、ネオペンチルグリコールなど及びこれら2種以上の
混合物が挙げられる。
【0011】本発明の(c)ポリエステルポリオール
は、分子量が400〜3000のものが好ましい。分子
量が400未満の場合、得られるTPUは脆くなり好ま
しくない。分子量が3000を超える場合、得られるT
PUのE’が0.5×1010dyn/cmに達しな
いことがあり好ましくない。
【0012】本発明の(c)ポリエステルポリオール
は、イソフタル酸及びアジピン酸とジオールを目的の分
子量に応じて仕込み、必要に応じてエステル化触媒を添
加して、公知の方法により製造することができる。ま
た、イソフタル酸とジオールによるポリエステルポリオ
ールとアジピン酸とジオールによるポリエステルポリオ
ールから公知の方法によるエステル交換反応により製造
することもできる。本発明のポリエステルポリオール
は、必要に応じて他のポリオールを一部添加することが
できる。使用できるポリオールとしては、例えば、コハ
ク酸、アゼライン酸、テレフタル酸などを用いたポリエ
ステルポリオール、環状エステルモノマーの開環重合に
よって得られるラクトン系ポリエステルポリオール、ポ
リカーボネート系ポリオール、ポリテトラメチレンエー
テルグリコールのようなポエーテルポリオールなどであ
る。これらの他のポリオールは、本発明のポリエステル
ポリオールの30%以下の添加量が好ましい。
【0013】本発明のTPUは、(a)ポリイソシアネ
ート、(b)鎖延長剤及び(c)ポリエステルポリオー
ルからなり、b/cがモル比で0.1〜10とし、a/
(b+c)がモル比で0.7〜1.3、好ましくは0.
9〜1.05になるように配合して製造される。b/c
がモル比で0.1未満の場合、TPUに粘着性がでて取
り扱いにくくなるので好ましくない。10を超える場
合、TPUが脆くなるので好ましくない。a/(b+
c)がモル比で0.7未満及び1.3を超える場合得ら
れるポリウレタン樹脂の分子量が小さくなり、TPUの
強度が弱くなるので好ましくない。
【0014】本発明のTPUの製造方法は、公知のTP
Uの製造方法例えば、ワンショット法、プレポリマー
法、バッチ反応法、連続反応法、ニーダーによる方法、
押出し機による方法などの方法が採用できる。例えば、
ニーダーによる方法では、ニーダーにポリエステルポリ
オールおよび鎖延長剤を仕込み、80℃に加温後、ポリ
イソシアネートを投入し、10〜60分反応させ、冷却
することにより粉末状またはブロック状のTPUを製造
することができる。これらの粉末状またはブロック状の
樹脂は、必要に応じ押出し機などによりペレット状にす
る。製造に用いる装置は、多成分計量混合機などを連結
したニーダー、一軸あるいは多軸押出し機などが使用で
きる。
【0015】本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂を製造
する際、必要に応じ触媒を添加することができる。使用
できる触媒は、例えば、トリエチルアミン、トリエチレ
ンジアミン、N−メチルイミダゾール、N−エチルモル
ホリン、1,8−ジアザビシクロ,5,4,0ウンデセ
ン−7(DBU)などのアミン類、酢酸カリ、スタナス
オクトエート、ジブチルチンジラウレートなどの有機金
属類、トリブチルフォスフィン、ホスフォレン、ホスフ
ォレンオキサイドなどのリン系化合物である。
【0016】本発明によって得られるTPUは、必要に
応じ他の樹脂を添加することができる。使用できる樹脂
は、例えば、ABS樹脂、SAN樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポ
リアセタール、ポリアミド、ポリエステル、ポリエステ
ルエーテル、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、アミノ
樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂など
である。これらの樹脂は、本発明によって得られるTP
U100重量部に対して1〜50重量部添加することが
できる。
【0017】本発明によって得られるTPUは、必要に
応じて他の物質を添加することができる。添加できる物
質は、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐熱向上
剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤、導電付与剤、着色剤、
無機および有機充填剤、繊維系補強材、艶消し剤、加水
分解防止剤、反応遅延剤などである。
【0018】本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂は、一
般に用いられている熱可塑性ポリウレタン樹脂の成形方
法および成形条件が全て適用される。例えば、押出し成
形、射出成形、吹込成形、カレンダー加工、ロール加
工、プレス加工、遠心成形、回転成形などの成形方法が
ある。
【0019】
【実施例】本発明について、実施例および比較例により
さらに詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限
定されるものではない。実施例および比較例において、
「部」は全て重量部を表す。
【0020】合成例1 攪拌機、温度計及び冷却管を備えた反応器に、アジピン
酸351部、イソフタル酸399部(アジピン酸/イソ
フタル酸のモル比は1/1)、1,4部ブタンジオール
523部、及びテトライソプロピルチタネート0.04
部加え、160〜190℃に加熱混合し水を留出させ
た。ついで徐々に減圧し、190〜210℃、10〜3
0mmHgで反応を終了させた。この反応により水酸基
価95.0mgKOH/g(分子量1180)のポリエ
ステルポリオール1を960部得た。
【0021】合成例2 合成例1において、アジピン酸337部、イソフタル酸
573部(アジピン酸/イソフタル酸のモル比は4/
6)、1,6ヘキサンジオール798部、及びテトライ
ソプロピルチタネート0.05部加えた他は合成例1と
同様にして実施した。この反応により水酸基価71.6
mgKOH/g(分子量1570)のポリエステルポリ
オール2を1320部得た。
【0022】合成例3 合成例1において、アジピン酸354部、イソフタル酸
268部(アジピン酸/イソフタル酸のモル比は6/
4)、1,4ブタンジオール227部、1,6ヘキサン
ジオール297部、及びテトライソプロピルチタネート
0.03部加えた他は合成例1と同様にして実施した。
この反応により水酸基価109.0mgKOH/g(分
子量1030)のポリエステルポリオール3を930部
得た。
【0023】実施例1 撹拌機のついた反応容器に、合成例1で合成したポリオ
ール1を100部、鎖延長剤として1,4ブタンジオー
ル(1,4BD)を11.4部を加え均一に混合し、1
00℃に調整後4,4’−ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)を53.0部加え、ウレタン化反応を
行った。{このとき、全活性水素基モル数に対するポリ
イソシアネート基モル数の比〔a/(b+c)=R〕は
1.0、ポリオール活性水素基に対する鎖延長剤の活性
水素基モル数の比(b/c=R’)は1.5である}。
反応物が90℃になったところでバットに流し込みバッ
ト上で固化させた。得られた固化物を80℃の電気炉で
24時間熟成させ、冷却したのち固化物を粉砕し本発明
のTPUを164部得た。得られたTPUを射出成形機
を用い成形温度170〜220℃、成形圧力600kg
f/cmの条件で100×55×2mmのシートを成
形した。シートを室温で16時間放置後、引張試験、動
的貯蔵粘弾性を測定した。その結果を表1に示す。 〔硬さ測定方法〕JIS−K7311に準拠し、タイプ
Dデュロメーターを用いて測定する。 〔動的貯蔵弾性率測定方法〕 動的粘弾性試験機:レオバイブロンDDV−III−E
p((株)オリエンテック製)を用い、試験周波数11
Hz、試験温度範囲−150℃〜+200℃で測定し、
25℃のときの動的貯蔵弾性率(E’)を求める。
【0024】実施例2 実施例1において、R’を3.0にして実施した。具体
的な配合としては、ポリオール1を100部、1,4B
Dを23.0部、MDIを84.7部で、これによって
本発明のTPUを207部得た。得られたTPUを実施
例1と同じ方法で処理し試験を行った。その結果を表1
に示す。
【0025】比較例1 実施例1において、ポリオールにN−4009(日本ポ
リウレタン工業(株)製ブチレンアジペート、水酸基価
112mgKOH/g(分子量1000))を用いて実
施した。具体的な配合としては、N−4009が100
部、1,4BGが27部、MDIが100部で、これに
よってTPUを226部得た(このときのRは1.0、
R’は3.0である)。得られたTPUを実施例1と同
じ方法で処理し試験を行った。その結果を表1に示す。
【0026】実施例3 実施例1において、ポリオールに合成例2で合成したポ
リオール2を用いて実施した。具体的な配合としては、
ポリオール2が100部、1,4BDが11.5部、M
DIが47.8部で、これによって本発明のTPUを1
59部得た(このときのRは1.0、R’は2.0であ
る)。得られたTPUを実施例1と同じ方法で処理し試
験を行った。その結果を表1に示す。
【0027】実施例4 実施例3において、R’を3.5にして実施した。具体
的な配合としては、ポリオール2が100部、1,4B
Dが20.1部、MDIが71.7部で、これによって
本発明のTPUを191部得た(このときのRは1.
0、R’は3.5である)。得られたTPUを実施例1
と同じ方法で処理し試験を行った。その結果を表1に示
す。
【0028】比較例2 実施例1において、ポリオールにDN−963(日本ポ
リウレタン工業(株)ブチレン/ヘキサン・アジペー
ト、水酸基価70.0mgKOH/g(分子量160
0)を用いて実施した。具体的な配合としては、DN−
963が100部、1,4BDが28.1部、MDIが
93.8部で、これによってTPUを221部得た(こ
のときのRは1.0、R’は5.0である)。得られた
TPUを実施例1と同じ方法で処理し試験を行った。そ
の結果を表1に示す。
【0029】実施例5 実施例1において、ポリオールに合成例3で合成したポ
リオール3を用いて実施した。具体的な配合としては、
ポリオール3が100部、1,4BDが13.1部、M
DIが60.7部で、これによって本発明のTPUを1
73部得た(このときのRは1.0、R’は1.5であ
る)。得られたTPUを実施例1と同じ方法で処理し試
験を行った。その結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明により、中・高硬度で高い動的貯
蔵弾性率を有したTPUの製造を提供することが可能に
なった。本発明によって得られたTPUは、さらに機械
的特性、耐熱性、耐水性などの特性も改善される。
【0032】本発明のTPUは、例えば高圧ホース、医
療用チューブ、油・空圧チューブ、燃料チューブ、塗装
用ホース、消防用ホースなどの各種ホース・チューブ
類、コンベアベルト、エアーマット、ダイヤフラム、キ
ーボードシート、ホットメルトフィルムなど各種フィル
ム類、電力・通信ケーブル、コンピュータ配線、自動車
配線、カールコードなどの各種電線・ケーブル類、各種
ロープ類、各種駆動ベルト類、スリップ止めなど各種異
型押出成形品、また射出成形関係では、ボールジョイン
ト、ダストカバー、ペダルストッパー、ドアロックスト
ライカー、ブッシュ、スプリングカバー、バンパー、パ
ネル、軸受け、防振部品、などの自動車部品、各種ギ
ヤ、シール・パッキン、コネクター、ラバースクリー
ン、印字ドラムなどの機械部品、スポーツシューズのソ
ール及びポイント、婦人靴トップリフトなどの靴関連部
品、ローラー、キャスター、グリップ、スノーチェー
ン、粉体塗料など、さらに、溶剤に溶解して接着剤、塗
料などにも有効に使用することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ポリイソシアネート (b)鎖延長剤 (c)モル比で3/7〜7/3のイソフタル酸/アジピ
    ン酸及び分子量が120以下のジオールとから得られる
    分子量が400〜3000のポリエステルポリオール からなり、b/cがモル比で0.1〜10とし、a/
    (b+c)がモル比で0.7〜1.3であることを特徴
    とする熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の熱可塑性ポリウレタン樹脂
    が、60℃以下の温度で、硬さがデュロメータ硬さDで
    40〜80、動的貯蔵弾性率が0.5〜2.5×10
    10dyn/cmであることを特徴とする熱可塑性ポ
    リウレタン樹脂の製造方法
JP9267638A 1997-08-26 1997-08-26 動的貯蔵弾性率が高い熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法 Pending JPH1160674A (ja)

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