JPH1160255A - ガラス板を段階的に曲げる方法及び装置 - Google Patents

ガラス板を段階的に曲げる方法及び装置

Info

Publication number
JPH1160255A
JPH1160255A JP9298803A JP29880397A JPH1160255A JP H1160255 A JPH1160255 A JP H1160255A JP 9298803 A JP9298803 A JP 9298803A JP 29880397 A JP29880397 A JP 29880397A JP H1160255 A JPH1160255 A JP H1160255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
glass sheet
mold
station
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9298803A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans-Werner Kuster
カスター ハンス−ベルナール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Vitrage SA
Original Assignee
Saint Gobain Vitrage SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saint Gobain Vitrage SA filed Critical Saint Gobain Vitrage SA
Publication of JPH1160255A publication Critical patent/JPH1160255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet
    • C03B23/0357Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet by suction without blowing, e.g. with vacuum or by venturi effect
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
    • C03B35/145Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands by top-side transfer or supporting devices, e.g. lifting or conveying using suction
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
    • C03B35/20Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands by gripping tongs or supporting frames
    • C03B35/202Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands by gripping tongs or supporting frames by supporting frames

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板を二つの逐次曲げ加工ステーション
において水平の位置で段階的に曲げ加工して最終形状に
するガラス板の曲げ加工法を提供する。 【解決手段】 曲げ加工温度に加熱したガラス板1を、
剛質支持フレーム30に弾力性を持つように配置した布
帛キャリヤ31に載せる。この布帛キュリヤ31と支持
フレーム30とを用いてガラス板1を曲げ加工装置を通
して段階的に輸送し、ガラス板の形状に順応する布帛キ
ャリヤ31とともに曲げ加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板を段階的
に曲げるための方法であって、曲げ加工温度に加熱した
ガラス板を少なくとも二つの逐次曲げ加工ステーション
において水平の位置で段階的に曲げて最終形状にし、そ
して最後の曲げ加工ステーションにおいて吸引開口を備
えた凸形の上部曲げ加工型により吸引作用によって持ち
上げて、可動式のキャリヤリングへ移す方法に関する。
本発明はまた、この方法を実施するための装置にも関す
る。
【0002】
【従来の技術】段階的なプレス曲げ加工を利用する多段
式の曲げ加工法は、いろいろな理由から有利である。詳
しく言えば、そのような多段式曲げ加工法を使って、一
段の曲げ加工法でもって製造するのには困難が伴う複雑
な形状のシートを、例えば球面曲げ加工品(spher
ical bends)を製造することができる。
【0003】二段階曲げ加工法とその方法を実施するた
めの装置は、例えば、ドイツ特許第4203751号明
細書に開示されている。この既知の曲げ加工法では、下
部と上部の曲げ加工型を二つの曲げ加工ステーションに
おける剛質のプレスダイとして製作して、おのおのの上
部曲げ加工型は全面が凸形の吸引曲げ加工型となる。最
初に曲げられたガラス板は第一の吸引曲げ加工型の助け
をかりてそれに続くプレス曲げ加工ステーションへ移さ
れるが、その一方同時に、第二のプレス曲げ加工ステー
ションの吸引曲げ加工型は最終的に曲げ加工されたガラ
ス板をそのガラス板を支持フレーム上へ移す移送ステー
ションへ運ぶ。これらの吸引曲げ加工具により曲げ加工
処理中にガラス板を繰り返して把持することは、ガラス
表面がガラス板と吸引曲げ加工具との相対的な動きによ
り傷つけられる危険のあることを意味する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、曲げ
加工装置を通じてガラス板を段階的に移動させる支持装
置間での相対的な動きを減らすよう、2以上の曲げ加工
ステーションを有する段階化した曲げ加工方法を構成す
ることである。更に、この方法は、特に、比較的薄いガ
ラス板を曲げ加工するのに適したものにしようとするも
のであり、そしてまた球面曲げ加工品の製造を可能にし
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、布帛キャリヤと支持フレームとを用い、剛質の支
持フレーム上に弾力性を持つように配置した布帛キャリ
ヤ上に載るようにして曲げ加工ステーションを通じて段
階的にガラス板を輸送し、そしてガラス板を、そのガラ
ス板の形状に合致する布帛キャリヤと一緒に曲げること
によって達成される。
【0006】一連の重要な利点が、本発明による方法に
よって得られる。第一に、曲げ操作の全体にわたり、曲
げ加工の温度にあるガラス板はその面積の全範囲にわた
って支持されて、その結果ガラス板が、例えば重力の作
用によって、望まれない変形を被る危険が最小限に低下
する。第二に、ガラス板と装置を通じてそのガラス板を
輸送するキャリヤとの相対的な動きが完全に避けられる
ので、ガラス表面に傷がつく危険が避けられる。更に、
曲げ加工装置の個々のステーションでのガラス板の位置
決めの精度が上昇し、そのためこのようにして完成した
ガラス板の寸法安定性が向上する。最後に、上述の利点
のために、本発明による方法は、非常に薄いガラス板
の、例えば厚さ3mm未満のガラス板の、球状の曲げ加
工に特に適している。具体的に言えば、球状に曲げられ
たそのような厚みの小さいガラス板を製造するのは、特
に、非常に薄いガラス板は曲げ加工操作の間に端部にわ
ずかにうねった変形を生じやすいことから、特に重要な
作業であることが経験から示されている。
【0007】本発明の有利な態様では、ガラス板を第一
の曲げ加工工程において、ガラス板の端部を支える外側
表面が本質的に一つの平面にある下部の凹形成形型を使
って曲げる。初期の曲げ加工の間に、ガラス板はこのよ
うにしてまず最初に曲げられて、その中央部では引き延
ばされる一方、ガラス板の端部はもともとの平面内にと
どまる。その後第二の曲げ加工工程において最終の曲げ
加工が行われるときに、端部に波形の変形が生じる危険
は実質的に小さくなる。
【0008】この方法の更に別の態様は、第一の曲げ加
工工程において、ガラス板の端部に上方から作用する型
であって隣接するガラス板の端部領域を下部の凹形の型
の平らな端部領域に押しつける型を使用するものであ
る。この方法では、ガラス板の一番外側の端部領域のみ
を把持あるいは保持するような条件を都合よく選択す
る。
【0009】本発明による方法は、例えば、曲げ作業を
二つの工程で行い、ガラス板の上へ下げることができる
凸形の全面曲げ加工型によりガラス板を第一の曲げ加工
工程においてやはり最初に曲げ加工するようにして実施
することができる。この凸形の上部曲げ加工型は、この
場合、持ち上げることができ且つ下げることができるよ
うに布帛キャリヤの移送平面より下方に配置される凹形
の下部曲げ加工型と都合よく共働する。
【0010】とは言え、特に有利な方法では、曲げ作業
は、空気差圧により、具体的に言えば型の表面の孔を通
して部分真空を適用することができる凹形の全面曲げ加
工型を利用して、第一の曲げ加工ステーションで行われ
る。この吸引曲げ加工型も、それを上げ下げすることが
できるよう布帛キャリヤの移送平面より下方に配置され
る。この吸引曲げ作業後に、布帛キャリヤをこの初期曲
げ加工したガラス板とともに短時間の通気により型表面
から離し、吸引曲げ加工型を下げ、そしてこの初期曲げ
加工したガラス板を保持した支持フレームを最終曲げ加
工型へ移す。
【0011】本発明のより以上の詳細と利点は、従属請
求項と、図面を利用して行う好ましい典型的態様の以下
の説明から理解される。
【0012】ガラス板1を本発明による曲げ加工装置で
曲げる前に、それらを適当な炉で曲げ加工温度まで加熱
する。図面にそのようには表されていないこの炉は、例
えば、ガラス板1を被動移送シャフト2により炉を通し
て移送するローラータイプの連続炉でよい。この連続炉
の端において、それらは下面が平らな吸引プレート3に
より移送ローラーから持ち上げられる。吸引プレート3
は、適当なやり方で線型に移動させることができ、そし
てガラス板1を炉から出して曲げ加工装置へ持ってく
る。
【0013】曲げ加工装置は、初期曲げ加工ステーショ
ン10と最終曲げ加工ステーション20とを含む。更
に、図1に示された曲げ加工装置はガラス板のための移
送装置を含み、そしてそれは、矢印Fの方向に動かすこ
とができて上におのおの一つの布帛片31を弾力を持つ
ように固定した複数の支持フレーム30を含む。この布
帛片31は高温のガラス板のためのキャリヤとして働
く。このために適した材料は、詳しく言うと、耐熱性の
金属繊維からなり、そのようなものとして知られていて
商業的に入手可能である。このキャリヤ材料が示すべ
き、所望される弾性とレジリエンスとに応じて、耐熱性
金属繊維から作られた適当な構成要素を、布帛に代えて
使用することも可能である。布帛片31は、フレーム3
0の互いに向かい合う棒32上にあって、これらの棒3
2にゆるくおおいかぶさっている。それらの端部には金
属の棒33が固定されていて、その重量は、それらが一
方では布帛キャリヤの必要とされる引っ張りを保証し、
他方ではこの布帛キャリヤの引っ張りを、初期の曲げ作
業後に布帛キャリヤがガラス板の重量のもとでガラス板
によって規定される形状を保持するような値に制限する
ようなものにされる。布帛キャリヤ31を備えたこの支
持フレーム30は、曲げ加工装置を通し反復して段階的
に案内される。このような移送系統は、より明快にする
ことを期して、図示されていない。
【0014】第一の曲げ加工ステーション、すなわち曲
げ加工装置の最初の曲げ加工ステーション10は、例え
ば圧力シリンダー13を利用して、持ち上げることと下
げることができるように据え付けられる下部吸引曲げ加
工型12を含む。この吸引曲げ加工型12は凹形の型表
面14を持ち、そこには部分真空を適用することができ
る孔15の列が開いている。凹形の型表面14の特有の
寸法は、ガラス板の最終形状のたわみのほぼ半分に相当
する。吸引曲げ加工型の、凹形の型表面14に隣接する
表面16は、平面にあって、その結果この最初の曲げ加
工工程後にガラス板の端部は、最後の曲げ加工後のガラ
ス板の形状とガラス板の端部の輪郭とにかかわりなく、
同じように平面にある。
【0015】最終曲げ加工ステーション20の下部曲げ
加工型22も、圧力シリンダー23を利用して上げ下げ
できるようにされる。この下部曲げ加工型22は、全面
曲げ加工型でよく、あるいはフレームタイプの曲げ加工
型でよい。この下部曲げ加工型22は、上部の全面曲げ
加工型24と共働し、そしてそれもやはり適当な駆動装
置により、例えば圧力シリンダーにより、上げ下げでき
るように据え付けられる。凸形の全面曲げ加工型24
も、一方では部分真空を、そして他方では過圧を適用す
ることができる孔を、既知のようにして備え、そして型
表面を耐熱性繊維から作られた布帛で覆われる。
【0016】最終の曲げ加工ステーション20には冷却
ステーションが隣接しているが、これは通常の装置であ
り、ここでは説明しない。曲げ加工したガラス板の端部
の形状に対応する可動式の支持リング26を使って、曲
げ加工したガラス板を上部曲げ加工型24から引き継い
で冷却ステーションへ持ってゆく。
【0017】図1に示した装置の作用様式は次のとおり
である。曲げ加工温度に加熱したガラス板1を可動式の
吸引プレート3でしっかり把持し、そしてこの吸引プレ
ートを利用して曲げ加工ステーション10へ持ち込み、
そこの布帛キャリヤ31の上に配置する。吸引プレート
3が戻る間に、吸引曲げ加工型12をそれが布帛キャリ
ヤ31に当たるまで持ち上げて、吸引曲げ加工型12に
部分真空を適用する。吸引曲げ加工型の吸引作用を受け
て、ガラス板は布帛キャリヤ31と一緒に凹形の型表面
14へ押しつけられる。柔軟性の弾性布帛キャリヤはこ
の作業の間に引き延ばされて、同時に布帛の有効長さは
端部の固定された棒33の重さの作用に抗して増加す
る。吸引作業の終了後、部分真空を解消して、短いパル
スの過圧により型を布帛キャリヤ31から解放する。吸
引曲げ加工型12を下げ、そしてフレーム30をこの初
期の曲げ加工したガラス板とともに最終曲げ加工ステー
ション20へ移す。初期の曲げ加工したガラス板を支持
しているフレーム30を所定位置に配置後、下部の凹形
曲げ加工型22と上部の凸形曲げ加工型24を一緒に同
時に動かして、それによりガラス板をプレスして最終形
状にする。次いで、この最終的に曲げ加工したガラス板
を吸引作用により上部曲げ加工型で布帛キャリヤから持
ち上げ、それはその後棒33の引っ張り作用を受けてそ
の平面形状を取り戻す。次に、支持リング26が曲げ加
工型24の下へ移動し、曲げ加工型から曲げ加工したガ
ラス板を引き取り、それを次の冷却ステーションへ持っ
て行く。
【0018】図2に示した曲げ加工装置も、基本的に同
じようにして作動し、この装置は、この事例では四つの
ステーション、具体的は配置ステーション37、初期曲
げ加工ステーション38、最終曲げステーション39、
そして適切な場合には布帛キャリヤ41を真っ直ぐにす
ることができる、更に別のステーション40を有する回
転ラックとして構成される。ここでは、布帛キャリヤ片
41は、回転扉様のフレームのアーム42に載ってい
て、このフレームは矢印F’の回転方向に毎回90°だ
け段階的に回転する。配置ステーション37、初期曲げ
加工ステーション38及び最終曲げ加工ステーション3
9での作業は、この事例では同時に進行して、そのため
このような態様は特に経済的である。そのほかについ
て、曲げ加工型の設計と操作のやり方は、先に説明した
態様についてと同じであり、それゆえこれに関する限り
図1の説明が参考にされる。
【0019】図3は、初期曲げ加工ステーションの本質
的な細目を断面図でもってもう一度示すものである。吸
引曲げ加工型12は上端の位置に既についていて、その
平らな表面領域16が布帛キャリヤ31と接しており、
その上の中央の位置にガラス板1が載っている。吸引曲
げ加工型12の孔15が型の表面14をハウジング18
に連絡して、そこには真空ポンプ17がフランジ付けさ
れている。これに代えて、ハウジング18を軟質の真空
管路により部分真空下にある容器につなぐことができ、
それによりこの管路の弁を開くと吸引曲げ加工型内に非
常に素早く部分真空が生じてガラス板1を布帛キャリヤ
31と一緒に型表面14へ押しつける。その後直ちに、
吸引曲げ加工型12に空気を通じてそれを再び下降さ
せ、そしてガラス板1を布帛キャリヤとともに最終曲げ
加工ステーションへ移す。
【0020】図4に示した態様では、初期曲げ加工の間
ガラス板1を、吸引曲げ加工型12の平らな表面領域1
6と共働する平らなプレート45により、端部の上面で
保持する。このようなプレート45を用いることは、ガ
ラス板の端部におけるうねりの危険が特に大きい場合
に、例えば特に強力な球面曲げ加工品の場合に、推奨さ
れるものである。そのほかについては、吸引曲げ加工型
は図3で説明した装置と全く同じように構成される。
【0021】特に強力な球面曲げ加工品の場合には、吸
引曲げ加工型12の吸引力を上方からガラス板へ作用す
る空気式の圧力により支援するのが都合よいことがあ
る。うねりを避けるためにガラス板1の端部を同時に保
持する、この目的のために適した装置を、図5でもって
説明する。この場合には、吸引曲げ加工型12の平らな
表面領域16と共働しそしてガラス板1の上へ下げられ
る平らな圧力プレート48をやはり使用する。このプレ
ート48は、ハウジング16を通して吸引曲げ加工型1
2に部分真空を適用するときに圧力管路51によって過
圧下におかれるハウジング50に、孔49を介してつな
がれる。
【0022】説明した全ての例において、最初の曲げ加
工工程の後に上で更に説明した形態の曲げ加工プレスを
伴う最終の曲げ加工工程が続く。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による曲げ加工装置の第一の態様を示す
概略斜視図である。
【図2】本発明による曲げ加工装置の第二の態様を示す
同様の斜視図である。
【図3】本発明による吸引曲げ加工装置の断面を示す図
である。
【図4】ガラス板の端部のために追加の保持プレートを
有する吸引曲げ加工装置のやはり断面を示す図である。
【図5】圧力を追加して適用する吸引曲げ加工装置のや
はり断面を示す図である。
【符号の説明】
1…ガラス板 10…初期曲げ加工ステーション 12、22…下部吸引曲げ加工型 13、23…圧力シリンダー 14…凹形型表面 15…孔 20…最終曲げ加工ステーション 24…上部全面曲げ加工型 30…支持フレーム 31、41…布帛片 32…棒 33…金属棒 37…配置ステーション 38…初期曲げ加工ステーション 39…最終曲げ加工ステーション 45…プレート 48…圧力プレート

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板を段階的に曲げるための方法で
    あり、曲げ加工温度に加熱したガラス板を少なくとも二
    つの逐次曲げ加工ステーションにおいて水平の位置で段
    階的に曲げて最終形状にし、そして最後の曲げ加工ステ
    ーションにおいて吸引開口を備えた凸形の上部曲げ加工
    型により吸引作用によって持ち上げて可動式のキャリヤ
    リングへ移す方法であって、布帛キャリヤと支持フレー
    ムとを用い、剛質の支持フレーム上に弾力性を持つよう
    に配置した布帛キャリヤ上に載るようにして曲げ加工ス
    テーションを通じて段階的にガラス板を輸送し、そして
    ガラス板を、そのガラス板の形状に合致する布帛キャリ
    ヤと一緒に曲げることを特徴とするガラス板の段階的曲
    げ加工法。
  2. 【請求項2】 曲げ加工の作業を二段階で行い、ガラス
    板をそのガラス板の上へ下げることができる全面曲げ加
    工型により第一段階でもって最初に曲げ加工することを
    特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 曲げ加工の作業を二段階で行い、ガラス
    板を部分真空下におくことができる凹形の曲げ加工型に
    より第一段階でもって最初に曲げ加工することを特徴と
    する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法を実施するための装
    置であり、最初の曲げ加工ステーション(10、38)
    と最後の曲げ加工ステーション(20、39)を有し、
    且つ、最初に曲げ加工したガラス板を最初の曲げ加工ス
    テーション(10、38)から最後の曲げ加工ステーシ
    ョン(20、39)へ移す支持装置を有する装置であっ
    て、当該支持装置が剛質支持フレーム(30、42)
    と、この支持フレーム上に弾力性を持つように配置され
    た布帛キャリヤ(31、41)とを含むことを特徴とす
    る装置。
  5. 【請求項5】 前記布帛キャリヤ(31、41)が二つ
    の互いに向かい合う側の保持棒にゆるくおおいかぶさっ
    ており、この保持棒に越えて垂れ下がる端部に重量負荷
    がかけられていることを特徴とする、請求項4記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記布帛キャリヤの平面まで上げ下げす
    ることができる凹形の曲げ加工型(12、22)が、前
    記最初の曲げ加工ステーション(10、38)と前記最
    後の曲げ加工ステーション(20、39)のおのおのに
    おいて前記支持装置の移送面より下方に配置されている
    ことを特徴とする、請求項4又は5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記凹形の曲げ加工型(12)が型表面
    (14)の孔(15)を通して部分真空を適用すること
    ができる全面曲げ加工型であることを特徴とする、請求
    項4から6までの一つに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記最初の曲げ加工ステーションにおい
    て前記吸引曲げ加工型(12)より上方に、前記ガラス
    板(1)の上に下げることができ、少なくとも当該ガラ
    ス板(1)の端部に向き合う領域において平面として構
    成されていて、端部におけるガラス板(1)のうねりを
    防止するプレート(45)が装備されていることを特徴
    とする、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記吸引曲げ加工型(12)の上方に、
    下げることができるプレート(48)であってそのプレ
    ート(48)を貫通する孔(49)により過圧を適用す
    ることができるプレートが装備されていることを特徴と
    する、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記支持フレーム(30)が可動式の
    キャリジに前記布帛キャリヤとともに配置されており、
    そして曲げ加工装置を通し反復して段階的に移動させる
    ことができることを特徴とする、請求項4から9までの
    一つに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記支持フレーム(42)が曲げ加工
    装置を通して前記布帛キャリヤ(41)を回転ラック式
    に段階的に輸送する回転装置(turnstile)に
    配置されることを特徴とする、請求項4から9までの一
    つに記載の装置。
JP9298803A 1996-10-31 1997-10-30 ガラス板を段階的に曲げる方法及び装置 Pending JPH1160255A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19643935A DE19643935C2 (de) 1996-10-31 1996-10-31 Verfahren und Vorrichtung zum schrittweisen Biegen von Glasscheiben
DE19643935:3 1996-10-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1160255A true JPH1160255A (ja) 1999-03-02

Family

ID=7809684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9298803A Pending JPH1160255A (ja) 1996-10-31 1997-10-30 ガラス板を段階的に曲げる方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US5992178A (ja)
EP (1) EP0839769B1 (ja)
JP (1) JPH1160255A (ja)
DE (2) DE19643935C2 (ja)
ES (1) ES2170930T3 (ja)
PT (1) PT839769E (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6192458B1 (en) 1998-03-23 2001-02-20 International Business Machines Corporation High performance cache directory addressing scheme for variable cache sizes utilizing associativity
JP2003528977A (ja) * 2000-02-11 2003-09-30 サン−ゴバン グラス フランス コーティング装置にグレージングを通す方法、及びグレージングのための輸送装置
JP2007533592A (ja) * 2004-04-21 2007-11-22 ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド 真空装置を用いるシート曲げ装置及びその方法
US7535549B2 (en) 2004-06-03 2009-05-19 Board Of Regents, University Of Texas System System and method for improvement of alignment and overlay for microlithography
CN112469673A (zh) * 2018-12-28 2021-03-09 株式会社三光精衡所 热塑板弯曲的加工方法、夹持装置和凹状热塑板

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6425269B1 (en) * 2000-06-15 2002-07-30 Glasstech, Inc. Method for glass sheet forming
US6422040B1 (en) * 2000-06-15 2002-07-23 Glasstech, Inc. Method for forming glass sheets
DE10105200A1 (de) * 2001-02-06 2002-08-14 Saint Gobain Verfahren und Vorrichtung zum paarweisen Biegen von Glasscheiben
US6848898B2 (en) * 2001-08-29 2005-02-01 Itzhak Shoher Adaptation device for molding a dental material
JP2003160346A (ja) * 2001-11-22 2003-06-03 Murakami Corp ガラス基板の曲面成形方法
US7240519B2 (en) * 2002-11-18 2007-07-10 Ppg Industries Ohio, Inc. Apparatus and method for bending glass sheets
US7100303B2 (en) * 2002-11-20 2006-09-05 Pci Industries Inc. Apparatus and method for the heat treatment of lignocellulosic material
DE10335453B4 (de) * 2003-08-02 2007-03-01 Schott Ag Verfahren zum Biegen von Flachglas und zugehörige Biegevorrichtung
EP1550639A1 (en) * 2003-12-26 2005-07-06 Asahi Glass Company, Limited Method for bending a glass sheet and apparatus therefor
US7768624B2 (en) 2004-06-03 2010-08-03 Board Of Regents, The University Of Texas System Method for obtaining force combinations for template deformation using nullspace and methods optimization techniques
US7785526B2 (en) 2004-07-20 2010-08-31 Molecular Imprints, Inc. Imprint alignment method, system, and template
DE102005001513B3 (de) * 2005-01-13 2006-06-01 Saint-Gobain Sekurit Deutschland Gmbh & Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zum Biegen von Glasscheiben
JP5007044B2 (ja) * 2005-12-21 2012-08-22 日本板硝子株式会社 曲げガラス板の成形方法及び曲げガラス板
US7975509B2 (en) * 2007-06-27 2011-07-12 Pilkington North America, Inc. Glass bending process
US8573005B2 (en) * 2011-02-24 2013-11-05 Corning Incorporated Apparatus and method for mass producing 3D articles from 2D glass-containing sheets
US8783066B2 (en) * 2011-05-27 2014-07-22 Corning Incorporated Glass molding system and related apparatus and method
CN104071970B (zh) * 2013-03-28 2016-12-28 富泰华精密电子(郑州)有限公司 曲面玻璃成型方法及其采用的模具
KR101735473B1 (ko) 2014-10-30 2017-05-16 삼성전자주식회사 글라스 성형장치 및 성형방법
JP2018525306A (ja) * 2015-06-26 2018-09-06 コーニング インコーポレイテッド シート材を再形成するための装置および方法
CN108059336B (zh) * 2018-01-22 2020-06-30 重庆吉邦装饰工程有限公司 钢化玻璃渐变成型装置
CN112194348B (zh) * 2020-08-21 2021-12-14 福耀玻璃工业集团股份有限公司 车用玻璃弯曲成型装置及车用玻璃弯曲成型方法
CN112047616B (zh) * 2020-08-21 2021-10-19 福耀玻璃工业集团股份有限公司 车用玻璃弯曲成型装置及车用玻璃弯曲成型方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1052473A (ja) * 1962-12-03
FR1398897A (fr) * 1964-04-02 1965-05-14 Saint Gobain Procédé de bombage d'une feuille de verre
FR2085464B1 (ja) * 1970-04-23 1974-08-09 Saint Gobain Pont A Mousson
US4318728A (en) * 1979-08-27 1982-03-09 Ppg Industries, Inc. Double link arrangement for press bending molds and method of press shaping glass sheets
US4487623A (en) * 1983-07-18 1984-12-11 Ppg Industries, Inc. Method of and apparatus for removing sharply bent glass sheets from press bending molds
US4662925A (en) * 1985-12-09 1987-05-05 Ppg Industries, Inc. Horizontal press bending of heat softened glass sheets
US4666493A (en) * 1985-12-19 1987-05-19 Ppg Industries, Inc. Sheet positioning system
DE3612720A1 (de) * 1986-04-16 1987-10-22 Ver Glaswerke Gmbh Vorrichtung zum vorspannen von glasscheiben
US4743285A (en) * 1986-07-30 1988-05-10 Shatterproof Glass Corp. Glass bending apparatus with retractable belts and method for using same
US4802903A (en) * 1986-09-25 1989-02-07 Saint-Gobain Vitrage Method and apparatus for curving a glass sheet
US4711653A (en) * 1986-12-29 1987-12-08 Ppg Industries, Inc. Innovative press bending of thermoplastic sheets
US4767437A (en) * 1987-03-25 1988-08-30 Ppg Industries, Inc. Horizontal press bending using a splitting vacuum/pressure pickup
DE3721863A1 (de) * 1987-07-02 1989-01-12 Ver Glaswerke Gmbh Haltevorrichtung mit saugwirkung fuer glasscheiben und verwendung der haltevorrichtung bei einem verfahren zum biegen von glasscheiben
DE3733201A1 (de) * 1987-10-01 1989-04-13 Ver Glaswerke Gmbh Lagereinheit fuer die transportwellen eines horizontalofens fuer glasscheiben, und horizontalofen fuer glasscheiben
DE3819503C1 (ja) * 1988-06-08 1989-07-20 Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De
DE3822639C1 (ja) * 1988-07-05 1990-01-11 Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De
DE3837471C1 (ja) * 1988-11-04 1990-02-01 Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De
DE3841989A1 (de) * 1988-12-14 1990-06-21 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren und vorrichtung zur herstellung gebogener und vorgespannter autoglasscheiben
US4904294A (en) * 1988-12-22 1990-02-27 Ppg Industries, Inc. Belt assisted press bending
DE3928968C1 (ja) * 1989-09-01 1991-01-17 Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De
DE4203751C2 (de) * 1992-02-10 1993-11-18 Ver Glaswerke Gmbh Vorrichtung zum Biegen von Glasscheiben
DE4337559C1 (de) * 1993-11-04 1995-03-23 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zum paarweisen Biegen von Glasscheiben
DE4404165C1 (de) * 1994-02-10 1995-11-02 Sekurit Saint Gobain Deutsch Verfahren und Vorrichtungen zum Kontaktvorspannen einer Glasscheibe
FR2725194B1 (fr) * 1994-10-04 1996-10-31 Saint Gobain Vitrage Procede et dispositif pour le bombage de feuilles de verre

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6192458B1 (en) 1998-03-23 2001-02-20 International Business Machines Corporation High performance cache directory addressing scheme for variable cache sizes utilizing associativity
JP2003528977A (ja) * 2000-02-11 2003-09-30 サン−ゴバン グラス フランス コーティング装置にグレージングを通す方法、及びグレージングのための輸送装置
JP4955176B2 (ja) * 2000-02-11 2012-06-20 サン−ゴバン グラス フランス コーティング装置にグレージングを通す方法、及びグレージングのための輸送装置
JP2007533592A (ja) * 2004-04-21 2007-11-22 ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド 真空装置を用いるシート曲げ装置及びその方法
US7535549B2 (en) 2004-06-03 2009-05-19 Board Of Regents, University Of Texas System System and method for improvement of alignment and overlay for microlithography
CN112469673A (zh) * 2018-12-28 2021-03-09 株式会社三光精衡所 热塑板弯曲的加工方法、夹持装置和凹状热塑板

Also Published As

Publication number Publication date
EP0839769A1 (fr) 1998-05-06
PT839769E (pt) 2002-07-31
DE69710022D1 (de) 2002-03-14
DE69710022T2 (de) 2002-08-22
DE19643935C2 (de) 1998-10-08
EP0839769B1 (fr) 2002-01-23
DE19643935A1 (de) 1998-05-07
ES2170930T3 (es) 2002-08-16
US5992178A (en) 1999-11-30
US6082141A (en) 2000-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1160255A (ja) ガラス板を段階的に曲げる方法及び装置
US4282026A (en) Apparatus for bending and tempering glass
JP2677451B2 (ja) 下部真空成形型の全表面および上部リング成形型を用いたガラスシートの成形
JP5078899B2 (ja) ガラスシート成形システムおよび方法
KR100694358B1 (ko) 가요성 바이어싱 표면 몰드, 시트 성형 장치 및 시트 성형방법
EP0436965B1 (en) Method of and system for pressing sheet glass
US4437871A (en) Apparatus and method for bending glass sheets
US4361432A (en) Apparatus and method for removing a glass sheet from a carrier
JPS61132529A (ja) ガラス板を成形するための方法と装置
JPH0558658A (ja) 板ガラスの曲げ成形装置及び曲げ成形方法
EP0005306B1 (en) Apparatus and method for bending glass
CZ152190A3 (cs) Způsob manipulace vytvarovaných skleněných tabulí a manipulační zařízení k provádění tohoto způsobu
EP0003391A1 (en) Apparatus for bending and tempering glass
US4437872A (en) Apparatus for bending and tempering glass sheets
JP5850537B2 (ja) ガラスシートをプレス成形するための方法、ステーションおよびシステム
KR900002046B1 (ko) 판 유리 성형(成形)장치
KR910003090B1 (ko) 유리판 굴곡장치(Temparatus for Bending Glass Sheets)
JP3307973B2 (ja) 板ガラスを曲面成形する装置
CN113087369B (zh) 一种多曲率弧形玻璃的成型方法
JPH04501088A (ja) 部材を熱成形するための方法及びその装置
EP0363097B1 (en) Method of shaping sheet glass
JPH09110449A (ja) 熱軟化板材料を成形する方法と装置
CA1105707A (en) Vacuum holder system and method for use in bending glass
JP3531405B2 (ja) プレス装置
US4364765A (en) Apparatus and method for handling heated glass sheets