JPH115904A - 表面改質剤組成物 - Google Patents
表面改質剤組成物Info
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- JPH115904A JPH115904A JP9282689A JP28268997A JPH115904A JP H115904 A JPH115904 A JP H115904A JP 9282689 A JP9282689 A JP 9282689A JP 28268997 A JP28268997 A JP 28268997A JP H115904 A JPH115904 A JP H115904A
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Abstract
防止性、貯蔵安定性に優れ、長期間に渡って変質するこ
とがなく、特に化粧品,潤滑剤,艶出剤,消泡剤,繊維
処理剤,塗料等への配合安定性、各種表面特性の改善効
果に優れた表面改質剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ポリエーテルアミド変性オルガノ
ポリシロキサンおよび(B)アルコール性官能基含有化
合物からなる表面改質剤組成物。
Description
関するものであり、詳しくは、ポリエーテルアミド変性
オルガノポリシリキサンを主成分とする貯蔵安定性、帯
電防止性に優れた表面改質剤であり、特に、化粧品、潤
滑剤、艶出剤、消泡剤、繊維処理剤、塗料等への配合安
定性に優れ、良好な使用感、表面保護性、透明配合性、
帯電防止性、表面潤滑性を与え得る表面改質剤組成物に
関するものである。
ては、ジメチルポリシロキサンが広く知られており、他
にメチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジエ
ンポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、ジメチルポリシロキサンポリエチレングリコール共
重合体、ジメチルポリシロキサンポリプロピレングリコ
ール共重合体等が知られている。さらにはメチルスチレ
ン変性、オレフィン変性、ポリエーテル変性、アルコー
ル変性、フッ素変性、アミノ変性、メルカプト変性、エ
ポキシ変性、カルボキシ変性、高級脂肪酸変性等、各種
変性オルガノポリシロキサンがあり、それぞれ数多くの
分野で使用されている。例えば、化粧料には皮膚の乾燥
防止や毛髪表面の保護のため、油分が配合されている
が、近年、軽い使用感が望まれているため、ジメチルポ
リシロキサンが広く使用されている。しかし、この種の
ジメチルポリシロキサンは、水やその他の油剤との相溶
性が充分でないため、化粧料への配合が難しく、安定性
が損なわれ易いという問題点があった。また、独特の油
性感を有し、しっとり感に欠ける、きしみ感が強い等の
使用感にも問題点があった。さらに、皮膚や毛髪の表面
から流され易いという欠点もあった。このため、ポリオ
キシアルキレン基含有ポリシロキサンを配合したヘアー
コンディショナー組成物(特開昭55−136214号
公報参照)や(アミノアルキル)メチルポリシロキサン
を配合したヘアーコンディショナー組成物(特開昭56
−45406号公報参照)が提案されているが、前者の
組成物は残留性が悪いという欠点があり、後者の組成物
はべとつき感を有し、使用感が不十分であるという欠点
があった。また、これらの変性オルガノポリシロキサン
とは別に、アミド変性オルガノポリシロキサンに関連す
る従来技術としては、アミド変性オルガノポリシロキサ
ンの原料であるアミノ基含有オルガノポリシロキサンと
ポリオキシエチレン脂肪酸とをトルエンに溶解させた組
成物を繊維処理剤として使用する方法が提案されている
(特開平1−306682号公報参照)。また、脂肪酸
アミド変性オルガノポリシロキサンと界面活性剤と水と
からなるエマルジョンを衣料の洗浄剤として使用する方
法が提案されている(特開平3−207798号公報参
照)。しかし、一般に脂肪酸アミド変性ポリシロキサン
はジメチルポリシロキサンと同様に疎水性が高く、通常
知られている方法では配合安定性に劣り、長期間保管し
ておくと変質し易く、分離・凝集等の変質を生じ易いこ
とから、アミド変性オルガノポリシロキサンそのものを
表面改質剤として適用する方法は知られておらず、実用
化もされていない。
題を解消するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明の目的は、ポアリエーテルアミド変性
オルガノポリシロキサンを主成分とする貯蔵安定性、帯
電防止性に優れた表面改質剤であり、特に、化粧品、潤
滑剤、艶出剤、消泡剤、繊維処理剤、塗料等への配合安
定性に優れ、良好な使用感、透明配合性、表面保護性、
制電防止性、表面潤滑性等の表面改質効果を与え得る表
面改質剤組成物を提供することにある。
成式(1) R1 aR2 bQ1 cQ2 dSiO(4-a-b-c-d)/2 (式中、aおよびdは0または正の数、bおよびcは正
の数、ただし、a+b+c+dは1.9≦a+b+c+
d≦2.2、R1は水素原子、水酸基または炭素原子数
1〜6の非置換または置換一価炭化水素基、R2は炭素
原子数1〜6の一価炭化水素基、Q1は式(2)
二価炭化水素基、R4,R6は水素原子または炭素原子数
1〜6の一価炭化水素基、Xは式(4) −R7 eOf−(C2H4O)g−(R8O)h−Y で示される基であり、e,fはそれぞれ0または1、g,
hは0または1以上の正の整数、R7は炭素原子数2〜
18の二価炭化水素基、R8は炭素原子数3〜10の二
価炭化水素基、Yは水素原子、炭素原子数1〜18の一
価炭化水素基、アシル基またはイソシアン酸基を示す。
Q2は式(5) −R9 iOj−(C2H4O)k−(R10O)m−Z であり、i,jはそれぞれ0または1、kは1以上の正
の整数、mは0または1以上の正の整数、R9は炭素原
子数2〜18の二価炭化水素基、R10は炭素原子数3〜
10の二価炭化水素基、Zは水素原子、炭素原子数1〜
18の一価炭化水素基、アシル基またはイソシアン酸基
を示す。ただし、dとgは同時に0ではない。)で表さ
れるポリエーテルアミド変性オルガノポリシロキサン (B)アルコール性官能基含有化合物からなる表面改質
剤組成物によって達成される。
使用される(A)成分のオルガノポリシロキサンは、上
記した平均組成式(1)で示されるアミド基とポリオキ
シエチレン基を有するオルガノポリシロキサンである。
その式中のR1は水素原子、水酸基または炭素原子数1
〜6の一価炭化水素基を表し、この一価炭化水素基は、
具体的には、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基,ペンチル基,へキシル基等のアルキル基、フェニル
基,トリル基,キシリル基等のアリール基、ベンジル
基,フェネチル基等のアラルキル基、3−クロロプロピ
ル基,3,3,3−トリフロロプロピル基等のハロ置換ア
ルキル基が例示される。その式中のR2は炭素原子数1
〜6の一価炭 化水素基を表し、具体的には、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、へ
キシル基、ビニル基、フェニル基などが例示される。そ
の式中のQ1は前記した式(2)または式(3)で示さ
れるアミド基を有する二価の有機基 であり、この式中
のR3,R5は炭素原子数2〜18の二価炭化水素基を表
し、こ れにはエチレン基、プロピレン基、ブチレン
基、イソブチレン基、ペンタメチレン基、オクタメチレ
ン基、デカメチレン基、ドデカメチレン基、シクロヘキ
シル基などが例示される。この式中のR4,R6は水素原
子、または炭素原子数1〜6 の一価炭化水素基を表
し、この一価炭化水素基は、具体的には、メチル基,エ
チル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,へキシル
基等のアルキル基、フェニル基,トリル基,キシリル基
等のアリール基、ベンジル基,フェネチル基等のアラル
キル基、3−クロロプロピル基,3,3,3−トリフロロ
プロピル基等のハロ置換アルキル基が例示される。その
式中のXは前記した式(4)で示される一価の有機基で
あり、R7は炭素原子数2〜18の二価炭化水素基を表
し、これには エチレン基、プロピレン基、ブチレン
基、イソブチレン基、ペンタメチレン基、オクタメチレ
ン基、デカメチレン基、ドデカメチレン基、シクロヘキ
シル基が例示される。R8は炭素原子数3〜10の二価
炭化水素基を表し、これにはプ ロピレン基、イソプロ
ピレン基、ブチレン基、イソブチレン基などが例示され
る。Yは水素原子、アルキル基、アシル基またはイソシ
アン基から選択される基であり、メチル基、エチル基、
プロピル基、アセチル基、プロピオニル基が例示され
る。その式中のQ2は前記した式(5)で示されるポリ
オキシアルキレン基を有する一価の有機基であり、R9
は炭素原子数2〜18の二価炭化水素基を 表し、これ
にはエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、イソブチ
レン基、ペンタメチレン基、オクタメチレン基、デカメ
チレン基、ドデカメチレン基、シクロヘキシル基が例示
される。R10は炭素原子数3〜10の二価炭化水素基を
表し、これにはプロピレン基、イソプロピレン基、ブチ
レン基、イソブチレン基などが例示される。Zは水素原
子、アルキル基、アシル基またはイソシアン基から選択
される基であり、メチル基、エチル基、プロピル基、ア
セチル基、プロピオニル基が例示される。なお、式
(1)の化合物において、cは0.001〜1の範囲内
が好ましい。cが0.001未満になると皮膚や毛髪へ
の残留性が悪くなり、1を超えると充分な平滑性や柔軟
性が得られない。また、gまたはkは2〜20が好まし
い。2未満になると充分な帯電防止性、配合安定性、湿
潤時使用感が得られず、20を超えると水溶性が増して
残留性が劣るようになる。また、ポリエチレンオキシド
基の含有量を調整することにより、本発明組成物の親水
性を微妙に変化させることが可能であり、各種の最終配
合組成物への配合安定性を最適化したり、使用条件下に
おける周囲の界面活性剤濃度の変化によって、系への溶
解/析出特性を自由に制御することが可能である。本成
分の分子構造は、直鎖状だけでなく、分岐状、環状、網
目状でもよい。
基を有するポリシロキサンとしては例えば、次のような
一般式で示される化合物が挙げられる。 一般式:
CH2O)r(CH2)sH、nは10〜1000、pは1
〜100、qは1〜100、rは2〜20、sは0〜2
0である。] 一般式:
H2)wH、R13は-(CH2)3(CH2CH2O)x(CH2
CHCH3O)y(CH2)zH、tは10〜1000、u
は1〜100、vは1〜100、wは1〜20、xは2
〜20、yは0〜20、zは0〜20である。] 具体的には次に示されるような化学構造を有する化合物
が例示される。
4C12H25である。]
O(CH2CH2O)10C12H25である。]
CH3O)10Hであり、G4は(CH2)3NHCO(CH2)3
O(CH2CH2O)6C10H21である。]
あり、G6は(CH2)3NH(CH2)2NHCOC16H33で
ある。]
ル性官能基含有化合物としては、エタノール,イソプロ
ピルアルコール,ブチルアルコール,ラウリルアルコー
ル,ミリスチルアルコール,セチルアルコール,ステア
リルアルコール,オレイルアルコール,ベヘニルアルコ
ール,セリルアルコール,アリルアルコール,ブテノー
ル,リノレイルアルコール,リノレニルアルコール,ウ
ンデセノール,イソステアリルアルコール,オクチルド
テカノール,ヘキシルデカノール等の脂肪族アルコール
類、フェノール,クレゾール,ブチルフェノール,アミ
ルフェノール,オクチルフェノール,ノニルフェノー
ル,ジイソプロピルフェノール,シクロヘキサノール,
メチルシクロヘキサノール,カテコール,レゾルシノー
ル,ヒドロキノン,フェニルエチルアルコール,ベンジ
ルアルコールフェニルプロピルアルコール,ナフトール
等の芳香族アルコールおよびフェノール類、コレステロ
ール,フェトステロール,コレスタノール,カンペステ
ロール,シトステロール,ラトステロール,スピナステ
ロール,チモステロール,ロフェノール,グラミステロ
ール,シトロスタジエノール,ラノステロール,シクロ
アルテノール,メチレンシクロアルタノール等のステロ
ール類、エチレングリコール,ジエチレングリコール,
トリエチレングリコール,ポリエチレングリコール,プ
ロピレングリコール,ジプロピレングリコール,ポリプ
ロピレングリコール,グリセリン,ジグリセリン,ポリ
グリセリン,イソプレングリコール,1,3-ブチレングリ
コール,エチレングリコールモノエチルエーテル,エチ
レングリコールモノブチルエーテル,バチルアルコー
ル,キミルアルコール,セラキルアルコール,イソステ
アリルグリセリルエーテル,ペンタエリトリトール等の
多価アルコール、ソルビトール,マンニトール,グルコ
ース,ショ糖,フルクトース,キシリトール,ラクトー
ス,マルトース,マルチトース,トレハロース等の糖
類、アラビアガム,アラビノガラクタン,ガラギーナ
ン,寒天,グアーガム,キサンタンガム,ジェランガ
ム,セルロース,ポリビニルアルコール等の高分子化合
物、およびこれらの誘導体であるモノステアリン酸プロ
ピレングリコール,モノステアリン酸グリセリル,モノ
オレイン酸ポリオキシエチレングリセリル,モノラウリ
ン酸デカグリセリル,モノパルミチン酸ソルビタン,ポ
リオキシエチレンヒマシ油,ポリオキシエチレンステロ
ール,モノオレイン酸ポリエチレングリコール,ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル,ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル等が例示される。これらの中でも
炭素原子数が10以上の脂肪族アルコールと多価アルコ
ールが好ましい。本成分の配合量は(A)成分100重
量部に対して、0. 01〜1,000重量部であり、1
〜500重量部が好ましく、10〜100重 量部が特
に好ましい。
および(B)成分を均一に混合させることにより容易に
製造することができるが、これら(A)成分および
(B)成分に加えて、表面改質剤の添加剤として公知と
される各種の添加剤、例えば、ジメチルポリシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ワセリン、
流動パラフィン等各種の添加剤を添加配合させることは
本発明の目的を損なわない限り差し支えない。尚、本発
明の表面改質剤に各種の添加剤を加えて、化粧品,潤滑
剤,艶出剤,消泡剤,繊維処理剤,塗料等として好適と
される各種の表面改質剤を製造する場合、あるいは本発
明の表面改質剤を化粧品,潤滑剤,艶出剤,消泡剤,繊
維処理剤,塗料等に添加配合してそれらの表面改質特性
を向上させる場合には、本発明の表面改質剤の含有量が
0.1〜99.9重量%の範囲内になるような量が好まし
く、より好ましくは1〜99重量%の範囲内になるよう
にすればよい。
が帯電防止性,表面感触性,表面保護性,表面潤滑性,
貯蔵安定性に優れ、長期間に渡って変質することがない
という特徴を有し、また化粧品、潤滑剤、艶出剤、消泡
剤、繊維処理剤、塗料等への配合安定性に優れているの
で、これらへ添加配合すればその表面改質特性を大幅に
向上させることができる。したがって、化粧品、潤滑
剤、艶出剤、消泡剤、繊維処理剤、塗料等の各種表面改
質特性を向上させるための、添加剤として有用である。
なお、実施例で使用した原料および評価方法を下記に示
す。粘度は25℃における値であり、csはセンチスト
ークスである。 (1)原料 ポリエーテルアミド変性ポリシロキサン
入れ、50℃の温度条件下で1日間静置した後、その状
態を目視により観察した。評価基準は次の通りである。 貯蔵安定性評価基準 A:均一であり、変化がなかった。 B:わずかにオイル状物が分離した。 C:オイル状物が分離した。 D:オイル粒が発生して分離した。 ○帯電防止性試験 長さ15cmの毛髪15gを束ね、調製した表面改質剤
を全体に塗布し、ついで30秒間流水ですすいだ後、タ
オルで水気をふき取った。次いで、ドライヤーで乾燥さ
せ、塩化ビニル樹脂板で100回擦り、毛髪の状態を以
下の評価基準で評価した。 帯電防止性評価基準 A:毛髪が広がらなかった。 B:毛髪がやや広がった。 C:毛髪が広がった。 D:毛髪が逆立った。 ○皮膚化粧料使用感試験 パネラー10人の前腕内側に調製した表面改質剤を均一
に塗布し、皮膚の柔軟性、平滑性および油性感について
以下の評価基準で官能評価した。 評価基準 A:非常に良好であった。 B:やや良好であった。 C:やや悪かった。 D:非常に悪かった。 ○毛髪化粧料使用感試験 長さ15cmの毛髪15gを束ね、調製した表面改質剤
を全体に塗布し、ついで30秒間流水ですすいだ後、タ
オルで水気をふき取った。次いで、櫛で湿潤状態の毛髪
を梳いてきしみ感を以下の評価基準で官能評価した。次
にタオルで水気をふき取った毛髪をドライヤーで乾燥し
た後、毛髪の柔軟性、平滑性および油性感について以下
の評価基準で官能評価した。 評価基準 A:非常に良好であった。 B:やや良好であった。 C:やや悪かった。 D:非常に悪かった。
0重量部、ラノリン10重量部、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン40重量部、流動パラフィン40重量部
を均一に混合して表面改質剤組成物を調製した。次い
で、この組成物の貯蔵安定性試験、帯電防止性試験、皮
膚化粧料としての使用感試験を行った。これらの測定結
果を後述する表1に示した。
ポリシロキサンの代わりにアミノ変性ポリシロキサンを
配合した以外は実施例1と同様にして表面改質剤組成物
を調製した。この組成物の特性を実施例1と同様にして
評価し、それらの測定結果を後述する表1に示した。
ポリシロキサンの代わりにジメチルポリシロキサンを配
合した以外は実施例1と同様にして表面改質剤組成物を
調製した。この組成物の特性を実施例1と同様にして評
価し、それらの測定結果を後述する表1に示した。
ポリシロキサンの代わりにワセリンを配合した以外は実
施例1と同様にして表面改質剤組成物を調製した。この
組成物の特性を実施例1と同様にして評価し、それらの
測定結果を後述する表1に示した。
0重量部、ステアリン酸0.5重量部、セタノール1.5
重量部、ワセリン3重量部、ラノリンアルコール2重量
部、ポリオキシエチレン(10)モノオレート2重量
部、プロピレングリコール3重量部、トリエタノールア
ミン1重量部、水75重量部を均一に混合して表面改質
剤組成物を調製した。次いで、この組成物の貯蔵安定性
試験、帯電防止性試験、皮膚化粧料としての使用感試験
を行った。これらの測定結果を後述する表2に示した。
ポリシロキサンの代わりにアミノ変性ポリシロキサンを
配合した以外は実施例2と同様にして表面改質剤組成物
を調製した。この組成物の特性を実施例2と同様にして
評価し、それらの測定結果を後述する表2に示した。
ポリシロキサンの代わりにジメチルポリシロキサンを配
合した以外は実施例2と同様にして表面改質剤組成物を
調製した。この組成物の特性を実施例2と同様にして評
価し、それらの測定結果を後述する表2に示した。
重量部、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム4重量
部、セタノール3重量部、プロピレングリコール5重量
部、水84重量部を均一に混合して表面改質剤組成物を
調製した。次いで、この組成物の貯蔵安定性試験、帯電
防止性試験、毛髪化粧料としての使用感試験を行った。
これらの測定結果を後述する表3に示した。
ポリシロキサンの代わりにアミノ変性ポリシロキサンを
配合した以外は実施例3と同様にして表面改質剤組成物
を調製した。この組成物の特性を実施例3と同様にして
評価し、それらの測定結果を後述する表3に示した。
ポリシロキサンの代わりにジメチルポリシロキサンを配
合した以外は実施例3と同様にして表面改質剤組成物を
調製した。この組成物の特性を実施例3と同様にして評
価し、それらの測定結果を後述する表3に示した。
キサン10重量部とラノリン10重量部を均一に混合し
て表面改質剤を調整した。次いで、この組成物の貯蔵安
定性試験、帯電防止性試験を行った。これらの測定結果
は下記の通りであった。 貯蔵安定性 A 帯電防止性 A
性、表面保護性、表面潤滑性、帯電防止性に優れ、長期
間にわたって変質することがないという特徴を有し、ま
た化粧品,潤滑剤,艶出剤,消泡剤,繊維処理剤,塗料
等への配合安定性に優れており、これらの各種表面特性
を改善させるという特徴を有する。
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)平均組成式(1) R1 aR2 bQ1 cQ2 dSiO(4-a-b-c-d)/2 (式中、aおよびdは0または正の数、bおよびcは正
の数、ただし、a+b+c+dは1.9≦a+b+c+
d≦2.2、R1は水素原子、水酸基または炭素原子数
1〜6の非置換もしくは置換一価炭化水素基、R2は炭
素原子数1〜6の一 価炭化水素基、Q1は式(2) 【化1】 または式(3) 【化2】 で示される基であり、R3,R5は炭素原子数2〜18の
二価炭化水素基、R4,R6は水素原子または炭素原子数
1〜6の一価炭化水素基、Xは式(4) −R7 eOf−(C2H4O)g−(R8O)h−Y で示される基であり、e,fはそれぞれ0または1、g,
hは0または1以上の正の整数、R7は炭素原子数2〜
18の二価炭化水素基、R8は炭素原子数3〜10の二
価炭化水素基、Yは水素原子、炭素原子数1〜18の一
価炭化水素基、アシル基またはイソシアン酸基を示す。
Q2は式(5) −R9 iOj−(C2H4O)k−(R10O)m−Z であり、i,jはそれぞれ0または1、kは1以上の正
の整数、mは0または1以上の正の整数、R9は炭素原
子数2〜18の二価炭化水素基、R10は炭素原子数3〜
10の二価炭化水素基、Zは水素原子、炭素原子数1〜
18の一価炭化水素基、アシル基またはイソシアン酸基
を示す。ただし、dとgは同時に0ではない。)で表さ
れるポリエーテルアミド変性オルガノポリシロキサン (B)アルコール性官能基含有化合物からなる表面改質
剤組成物。 - 【請求項2】 (A)成分がポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル脂肪酸アミド変性オルガノポリシロキサンで
ある請求項1記載の表面改質剤組成物。 - 【請求項3】 (B)成分が炭素原子数10以上の脂肪
族アルコールである請求項1記載の表面改質剤組成物。 - 【請求項4】 (B)成分が多価アルコールである請求
項1記載の表面改質剤組成物。
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JP11757497 | 1997-04-21 | ||
JP28268997A JP3909131B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-09-30 | 化粧品用添加剤 |
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JPH115904A true JPH115904A (ja) | 1999-01-12 |
JP3909131B2 JP3909131B2 (ja) | 2007-04-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28268997A Expired - Fee Related JP3909131B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-09-30 | 化粧品用添加剤 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3909131B2 (ja) |
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