JP3242136B2 - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

油中水型乳化化粧料

Info

Publication number
JP3242136B2
JP3242136B2 JP34635491A JP34635491A JP3242136B2 JP 3242136 B2 JP3242136 B2 JP 3242136B2 JP 34635491 A JP34635491 A JP 34635491A JP 34635491 A JP34635491 A JP 34635491A JP 3242136 B2 JP3242136 B2 JP 3242136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
represented
weight
integer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34635491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05178733A (ja
Inventor
清美 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP34635491A priority Critical patent/JP3242136B2/ja
Publication of JPH05178733A publication Critical patent/JPH05178733A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3242136B2 publication Critical patent/JP3242136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経時安定性に優れ、し
かも使用感の良好な油中水型乳化化粧料に関する。
【0002】乳化組成物は一般に水中油型(O/W型)
と油中水型(W/O型)に大別され、このうち油中水型
乳化組成物は水中油型乳化組成物に比べ、肌への親和性
が良く、肌表面を油膜で被覆して水分の蒸散を防ぎ、肌
を乾燥から保護したり、肌にトリートメント効果を付与
するなどの性質から基礎化粧料として、また撥水性に優
れ、化粧くずれが少ないことからメークアップ化粧料な
どの化粧品や医薬品の基剤として広く用いられている。
【0003】近年、油中水型乳化組成物において、さっ
ぱりとしてべたつきが少なく、撥水性の良いものを得る
為に、油剤としてシリコーン油が使用されている。ま
た、このような乳化組成物を調製する際、通常、乳化剤
としては、シリコーン油との相溶性が良い親油性のポリ
オキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン系界面活
性剤が汎用されている。
【0004】しかしながら、このポリオキシアルキレン
変性オルガノポリシロキサン系界面活性剤は、シリコー
ン油が多量に含まれる乳化組成物に単に配合するだけで
は、経時的に充分安定なものを得ることは難しく、こう
した系で効果的な増粘、ゲル化剤は非常に少なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、べた
つきや油っぽさがなく、さっぱりした使用感を有し、安
定した乳化系を有する油中水型乳化化粧料を得ることを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者は鋭意研究を行った結果、後記の新規なシリコー
ン重合体の構造中に低粘度シリコーン油を内包せしめた
ペースト状シリコーン組成物を油相成分中に含有せしめ
ると共に、乳化剤としてポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサン系界面活性剤を用いることにより、
経時安定性に優れ、使用感が良好で、化粧料等の基材と
して有用性の高い優れた油中水型乳化化粧料が得られる
ことを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は次の成分(a)〜
(c) (a)一般式(1) R1 a2 bcSiO(4-a-b-c)/2 (1) {ここにR1は同種又は異種の炭素数1〜18の非置換
又は置換のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は
ハロゲン化炭化水素基、R2は一般式Cn2nO(C24
O)d(C36O)e3[ここにR3は水素原子又は炭素数
1〜10の飽和脂肪族炭化水素基もしくは−(CO)−R
5(R5は炭素数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基)で示さ
れる基、dは2〜200の整数、eは0〜200の整
数、d+eは3〜200の整数、nは2〜6]で示され
るポリオキシアルキレン基、aは1.0≦a≦2.5、
bは0.001≦b≦1.0、cは0.001≦c≦
1.0}で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキ
サン、及び/又は一般式(2) R1 fgSiO(4-f-g)/2 (2) (ここにR1は上記と同じ、fは1.0≦f≦3.0、
gは0.001≦g≦1.5)で示されるオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンと、一般式(A) Cm2m-1O(C24O)h(C36O)im2m-1 (A) (ここにhは2〜200の整数、iは0〜200の整
数、h+iは3〜200の整数、mは2〜6)で示され
るポリオキシアルキレン及び/又は一般式(B) R1 j4 kSiO(4-j-k)/2 (B) (ここにR1は前記に同じ、R4 は末端に脂肪族不飽和
基を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基、jは1.
0≦j≦3.0、kは0.001≦k≦1.5) で示されるオルガノポリシロキサンとの組合せにおい
て、前記一般式(1)及び/又は一般式(A)で示され
る成分を必須成分とする合計量100重量部の組成物
を、25℃における粘度が100cS以下である低粘度の
シリコーン油及び/又は多価アルコール3〜200重量
部の存在又は不存在下に付加重合させて得られるシリコ
ーン重合体100重量部と低粘度シリコーン油5〜1,
000重量部とを剪断力下で混練して得られるペースト
状シリコーン組成物を含有する油相成分(b)ポリオキ
シアルキレン変性オルガノポリシロキサン系界面活性剤
(c)水を含有することを特徴とする油中水型乳化化粧
料を提供するものである。
【0008】本発明において、(a)成分に含有される
ペースト状シリコーン組成物は新規なものであり、一般
式(1) R1 aR2 bHcSiO(4-a-b-c)/2 (1) {ここにR1 は同種又は異種の炭素数1〜18の非置換
又は置換のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は
ハロゲン化炭化水素基、R2 は一般式CnH2nO(C2H 4O)d(C
3H6O)eR3 [ここにR3 は水素原子又は炭素数1〜10
の飽和脂肪族炭化水素基もしくは-(CO)-R5(R5 は炭素
数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基)で示される基、dは
2〜200の整数、eは0〜200の整数、d+eは3
〜200の整数、nは2〜6]で示されるポリオキシア
ルキレン基、aは1.0≦a≦2.5、bは0.001
≦b≦1.0、cは0.001≦c≦1.0}で示され
るオルガノハイドロジェンポリシロキサン、及び/又は
一般式(2) R1 fHgSiO(4-f-g)/2 (2) (ここにR1 は上記と同じ、fは1.0≦f≦3.0、
gは0.001≦g≦1.5)で示されるオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンと、一般式(A) CmH2m-1O(C2H4O)h(C3H6O)iCmH2m-1 (A)(ここ
にhは2〜200の整数、iは0〜200の整数、h+
iは3〜200の 整数、mは2〜6)で示されるポリオキシアルキレン及
び/又は一般式(B) R1 jR4 kSiO(4-j-k)/2 (B) (ここにR1 は前記に同じ、R4 は末端に脂肪族不飽和
基を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基、jは1.
0≦j≦3.0、kは0.001≦k≦1.5)で示さ
れるオルガノポリシロキサンとの組合せにおいて、前記
一般式(1)及び/又は一般式(A)で示される成分を
必須成分とする合計量100重量部の組成物を、25℃
における粘度が100cS以下である低粘度のシリコーン
油及び/又は多価アルコール3〜200重量部の存在又
は不存在下に付加重合させて得られるシリコーン重合体
100重量部と低粘度シリコーン油5〜1,000重量
部とを剪断力下で混練して得られるものを指称するもの
である。
【0009】本発明のペースト状シリコーン組成物を構
成するシリコーン重合体はオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンと脂肪族不飽和基含有化合物とを25℃にお
ける粘度が100cS以下であるシリコーン油及び/又は
多価アルコールの存在又は不存在下で付加重合させたも
のであるが、オルガノハイドロジェンポリシロキサン又
は脂肪族不飽和基を含有する化合物のいずれかがポリオ
キシアルキレン基を含有することが必須要件とされるも
のである。
【0010】従って、オルガノハイドロジェンポリシロ
キサンと脂肪族不飽和基含有化合物との組合せについて
例示すると、まず一方はポリオキシアルキレン基を含有
する一般式(1) R1 aR2 bHcSiO(4-a-b-c)/2 (1) で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンで、
1 がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基など
のアルキル基、フェニル基、トリル基などのアリール
基、ベンジル基、フェネチル基などのアラルキル基、又
はこれらの基の炭素原子に結合している水素原子の一部
又は全部をハロゲン原子で置換したクロロメチル基、ト
リフルオロプロピル基などから選択される、同一又は異
種の炭素数1〜18の非置換又は置換のアルキル基、ア
リール基、アラルキル基又はハロゲン化炭化水素基、R
2 が一般式(3) CnH2nO(C2H4O)d(C3H6O)e-R3 (3) で示され、R3 が水素原子又はメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基などの炭素数1〜10の飽和脂肪族炭
化水素基、もしくは式 -(CO)-R5 で示され、R5 が炭素
数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基であり、dが2〜20
0の整数、eが0〜200の整数、d+eは3〜200
の整数、nが2〜6であるポリオキシアルキレン基であ
るものとされる。
【0011】なお、このa、b、c値のaについて1.
0未満では得られた重合体がシリコーン油に対して十分
に膨潤せず、2.5より大きいと得られる重合体をシリ
コーン油と剪断力下で混練処理して得られるペースト状
組成物に水分を十分に分散させることができないので
1.0≦a≦2.5、好ましくは1.0〜2.0とする
ことが必要であり、bについては0.001未満では得
られる重合体をシリコーン油と剪断力下で混練処理して
得たペースト状組成物に水が十分に分散せず、1.0よ
り大きいと得られる重合体のシリコーン油への膨潤性が
十分でなくなるので0.001≦b≦1.0、好ましく
は0.005〜1.0とされるし、cについては0.0
01未満では付加重合により得られる重合体に3次元構
造体の形成が困難となり、シリコーン油の増粘性に乏し
いものとなり、1.0より大きいと付加重合により形成
される3次元構造体の架橋密度が高くなりすぎ、シリコ
ーン油を安定に保持することができないので、0.00
1≦c≦1.0、好ましくは0.005〜1.0とされ
るものである。
【0012】しかして、この一般式(1)で示されるオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサンと組合わされるも
のは一般式(B) R1 jR4 kSiO(4-j-k)/2 (B) で示され、R1 は前記と同じ、R4 は末端にビニル基、
アリル基などのような脂肪族不飽和基を有する炭素数が
2〜10の1価炭化水素基、jは1.0未満では付加重
合により形成される3次元構造体の架橋密度が高くなり
すぎてシリコーン油を安定に保持する重合体が得られ
ず、3.0より大きいと付加重合により得られる重合体
中における3次元構造体の形成が不十分となり、シリコ
ーン油の増粘性の乏しいものとなるので、1.0≦d≦
3.0、好ましくは1.0〜2.5とされ、kについて
は0.001未満であると目的とする重合体中における
3次元構造体の形成が困難となってシリコーン油の増粘
性の乏しいものとなり、1.5より大きいと付加重合に
より形成される3次元構造体の架橋密度が高くなりすぎ
て、シリコーン油を安定に保持することができる重合体
を得ることができなくなるので0.001≦k≦1.
5、好ましくは0.005〜1.0とされる脂肪族不飽
和基を含有するオルガノポリシロキサンとされるが、こ
の一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンと一般式(B)で示されるオルガノポリシロ
キサンとの混合物は以下混合物−Iと略記される。
【0013】尚、一般式(1)で示されるオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンと一般式(A)で示されるポ
リオキシアルキレンとの組合せを用いることもできる。
【0014】また、このオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンと脂肪族不飽和基含有化合物との他の組合せに
ついては、一般式(2) R SiO(4−f−g)/2 (2) で示され、Rが前記と同じで、fは1.0未満では得
られた重合体のシリコーン油への膨潤性が十分に得られ
ず、3.0より大きいと付加重合により得られる重合体
中に3次元構造を形成することが困難となり、シリコー
ン油の増粘性が乏しいものとなるので1.0≦f≦3.
0、好ましくは1.0〜2 5とされ、gは0.001
未満であると付加重合により得られる重合体中に3次元
構造を形成することが困難となり、シリコーン油の増粘
性が乏しいものとなり、1.5より大きいと付加重合に
より形成される3次元構造の架橋密度が高くなりすぎて
得られる重合体がシリコーン油を安定に保持しなくなる
ので0.001≦g≦1.5、好ましくは0.005〜
1.0であるオルガノハイドロジェンポリシロキサンと
一般式(A) C2m−1O(CO)(CO)2m−1 (A) で示され、hは2〜200、好ましくは5〜100、i
は0〜200、好ましくは0〜100であり、得られる
重合体に水を十分に分散させるためにはh/i≧1であ
ることが望ましく、mは2〜6、好ましくは3〜6であ
るポリオキシアルキレンとの混合物(以下混合物−II
と略記する)が例示される。
【0015】本発明において、混合物−I又は−IIを付
加重合する際に使用される25℃における粘度が100
cS以下である低粘度シリコーン油としては直鎖状又は分
枝状メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン、エチルポリシロキサン、エチルメチルポリシロキ
サン、エチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキ
サンなどのような環状ジメチルポリシロキサンなどが挙
げられるが、これらは25℃における粘度が100cS以
下のものであればその粘度は特に限定されず、これは好
ましくは粘度が50cS以下のものとすることがよいが、
これらは単独で用いても2種以上の混合物であってもよ
い。
【0016】また、多価アルコールとしてはエチレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグ
リセリンなどが例示されるが、これらは単独で使用して
も2種以上を併用してもよい。
【0017】低粘度シリコーン油及び/又は多価アルコ
ールの量は上記した混合物−I又は−IIの100重量部
に対して3〜200重量部が好ましい。低粘度シリコー
ン油及び/又は多価アルコールの存在下付加重合を行う
と、これらを含有した重合体が得られ、これらの不存在
下付加重合して得られるものに比較し、シリコーン油に
対し高い膨潤性を示し、優れた増粘性を示すようにな
る。
【0018】なお、この混合物−I又は−IIの付加重合
は、例えば塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸又は
塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体などのような公知の
白金化合物触媒又はロジウム化合物触媒の存在下に、室
温又は50〜150℃の加温下に反応させて行えばよ
い。
【0019】この場合には必要に応じ有機溶剤を使用し
てもよく、これにはメタノール、エタノール、2−プロ
パノール、ブタノールなどの脂肪族アルコール、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、n−ペ
ンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族又
は脂環式炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、フ
ッ化塩化炭化水素などのハロゲン化炭化水素が例示され
る。
【0020】このようにして得られたシリコーン重合体
100重量部に、低粘度シリコーン油5〜1,000重
量部、好ましくは20〜500重量部を分散混合したの
ち、剪断力下で混練処理するとペースト状の均一なシリ
コーン組成物が得られる。
【0021】シリコーン重合体の量がこの範囲よりも少
なすぎると安定で良好なゲル構造を維持できず、逆に多
すぎると肌上で重さを感じ、使用性、使用感が悪くな
り、好ましくない。
【0022】ここで用いられるシリコーン油は直鎖状、
分岐状のいずれであってもよく、これにはメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エチルポリ
シロキサン、エチルメチルポリシロキサン、エチルフェ
ニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、デカメチルシクロペンタシロキサンのような環状
のジメチルポリシロキサンなどが例示され、これらは単
独でも2種以上の混合物であってもよい。
【0023】かくして得られたペースト状シリコーン組
成物は、(a)成分の油相成分中に10〜90重量%
(以下、単に%で示す)配合される。
【0024】また、(a)成分の油相成分には、前記ペ
ースト状シリコーン組成物以外に、通常の化粧料用乳化
組成物に用いられる油剤を油相の均一性を欠かない範囲
で配合することができる。かかる油剤としては、天然動
・植物油、合成油のいずれをも使用でき、具体的には、
流動パラフィン、スクワラン等の液状、ペースト状もし
くは固形状の炭化水素、ワックス、高級脂肪酸、高級ア
ルコール、エステル、グリセライド、シリコーン系油剤
等が挙げられる。
【0025】(a)成分は、全組成中に5〜90%配合
される。5%未満では組成物を油中水型とすることが難
しく、90%を超えると組成物自体の感触が非常に悪く
なり、化粧料基剤として好ましくない。
【0026】また、本発明の(b)成分であるポリオキ
シアルキレン変性オルガノポリシロキサンは、常温で液
状ないしペースト状のもので、本発明化粧料において乳
化剤として機能するものである。具体的には次の一般式
(4)〜(6)で表わされるものが挙げられる。
【0027】
【化1】
【0028】〔式中、R6 は炭素数1〜5のアルキル基
又はフェニル基、R7 は式-(CH2)r-O-(C2H4O)s-(C3H6O)
t-R10(R10は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル
基、rは1〜5の数、sは1〜50の数、tは0〜30
の数)で表わされる基、R8 及びR9 はR6 又はR7
何れか一つと同一の基、pは5〜300の数、qは1〜
50の数を示す。但し、R6 のすべてがフェニル基とな
ることはない〕
【0029】
【化2】
【0030】〔式中、R6 、R7 、p及びqは前記と同
じ意味を示し、R11は炭素数2〜20のアルキル基、R
12及びR13はR6 、R7 又はR11の何れか一つと同一の
基、uは1〜30の数を示す。但し、R6 のすべてがフ
ェニル基となることはない〕
【0031】
【化3】
【0032】〔式中、R14は炭素数1〜4のアルキル
基、R15は式-Q1-O-(C2H4O)x-(C3H6O)yR 19(Q1 は炭素
数1〜4の炭化水素基、R19は水素原子、炭素数1〜4
のアルキル基又はアセチル基、xは1以上の整数、yは
0以上の整数)で表わされる基、R16は式-Q2-O-R
20(Q2 は炭素数1〜4の炭化水素基、R20は炭素数8
〜30の炭化水素基)で表わされる基、R17及びR18
14、R15又はR16の何れか一つと同一の基、αは0以
上の整数、β及びγは1以上の整数を示す〕 前記一般式(4)で表わされる化合物はポリエーテル変
性シリコーンと称されるもので、例えばシリコンKF−
945A(信越化学工業社製)、シリコンSH−377
2C(東レ・ダウコーニングシリコーン社製)等が挙げ
られる。
【0033】一般式(5)で表わされる化合物は、アル
キルポリエーテル変性シリコーンと称されるもので、例
えばアビルWE−09(ゴールドシュミット社製)等が
挙げられる。
【0034】一般式(6)で表わされる化合物は、ポリ
オキシアルキレンアルキルエーテル共変性オルガノポリ
シロキサンで、これは文献未記載の化合物であるが、例
えば後述の参考例に示す方法に従って、メチルハイドロ
ジェンポリシロキサンをポリオキシアルキレンアリルエ
ーテルとアリルアルキルエーテルで共変性することによ
り容易に製造することができる。
【0035】これら(b)成分のポリオキシアルキレン
変性オルガノポリシロキサン系界面活性剤は、油相成分
中のペースト状シリコーン組成物との相溶性が良いた
め、良好な乳化安定性を得ることができる。
【0036】(b)成分は、全組成中に0.01〜10
%、好ましくは0.5〜5%配合される。0.01%未
満では十分な乳化能を発揮できず、10%を超えると水
油界面が強固なものとなりすぎ、感触的に重さ、べたつ
き等が生じ、好ましくない。
【0037】また、(c)成分の水は、全組成中に1〜
90%配合される。
【0038】本発明の油中水型乳化化粧料には、前記必
須成分のほか、通常用いられる水性成分や油性成分、例
えば保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容
成分、香料、水溶性高分子、体質顔料、着色顔料、光輝
性顔料、有機粉体、疎水化処理顔料、タール色素など
を、本発明の効果を損なわない範囲で配合することがで
きる。
【0039】本発明の油中水型乳化化粧料は、(a)成
分中のペースト状シリコーン組成物を予め調製して用い
る以外は、通常の方法に従って乳化することにより製造
でき、化粧料基材等として好適に使用することができ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明の油中水型乳化化粧料は、経時安
定性に優れ、しかもべたつきや油っぽさがなく、さっぱ
りとした使用感を有する。
【0041】
【実施例】次に参考例及び実施例を挙げて本発明を更に
詳細に説明する。 参考例1 (1)反応器中に平均組成式(7)
【0042】
【化4】
【0043】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン68g、エタノール100g、平均組成式が C
H2=CHCH2O(C2H4O)10CH3 で示されるポリオキシアルキレ
ン32g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.
3gを仕込み、内温を70〜80℃に維持して2時間攪
拌したのち、減圧下で溶媒を除去したところ、平均組成
式(8)
【0044】
【化5】
【0045】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンが得られた。 (2)反応器中に、前記(1)で得たオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサン100g、エタノール100g及
び平均組成式(9)
【0046】
【化6】
【0047】で示されるジメチルビニルシリル末端封鎖
ジメチルポリシロキサン28.9g及び塩化白金酸3重
量%のエタノール溶液0.3gを仕込み、内温を70〜
80℃に維持して2時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除
去し、弾力性のある重合体を得た。
【0048】この重合体20重量部と、ジメチルポリシ
ロキサン(粘度6cS)80重量部とを分散混合した後、
三本ロールミルにより剪断力下で十分混練してシリコー
ン組成物を作製した。この組成物は、滑らかな感触を有
し、粘度が32,000cPの均一なペースト状組成物で
あった。
【0049】参考例2 反応器中に、平均組成式(10)
【0050】
【化7】
【0051】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール62g、平均組成式が式
CH2=CHCH2O-(C2H4O)10-CH2CH=CH2 (11)で示される
ポリオキシアルキレン23.6g及び塩化白金酸3重量
%のエタノール溶液0.3gを仕込み、内温を70〜8
0℃に維持して2時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除去
し、粒状の重合体を得た。
【0052】得られた重合体33重量部と、ジメチルポ
リシロキサン(粘度6cS)67重量部とを分散混合した
後、三本ロールミルにより剪断力下で十分混練し、膨潤
させてシリコーン組成物を作製した。この組成物は、滑
らかな感触を有し、粘度が24,800cPの均一なペー
スト状組成物であった。
【0053】参考例3 反応器中に、参考例1の(1)で得た平均組成式(7)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン10
0g、エタノール75g、参考例2で使用した平均組成
式(11)で示されるポリオキシアルキレン49.4g
及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.3gを仕
込み、内温を70〜80℃に維持して2時間攪拌した
後、減圧下で溶媒を除去し、粒状の重合体を得た。
【0054】この重合体33重量部と、ジメチルポリシ
ロキサン(粘度6cS)67重量部とを分散混合した後、
三本ロールミルにより剪断力下で十分に混練し、膨潤さ
せてシリコーン組成物を作製した。この組成物は滑らか
な感触を有し、粘度が10,600cPの均一なペースト
状であった。
【0055】参考例4 反応器中に、平均組成式(12)
【0056】
【化8】
【0057】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール57g、参考例2で使用
した平均組成式(11)で示されるポリオキシアルキレ
ン13.5g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液
0.3gを仕込み、内温を70〜80℃に維持して2時
間攪拌した後、減圧下で溶媒を除去し、粒状の重合体を
得た。
【0058】この重合体20重量部とジメチルポリシロ
キサン(粘度6cS)80重量部とを分散混合した後、三
本ロールミルにより剪断力下で十分混練し、膨潤させて
シリコーン組成物を作製した。この組成物は、滑らかな
感触を有し、粘度が22,800cPの均一なペースト状
であった。
【0059】参考例5 反応器中に、参考例2で使用した平均組成式(10)の
オルガノハイドロジェンポリシロキサン100g、エタ
ノール103g、参考例2で使用した平均組成式(1
1)で示されるポリオキシアルキレン23.6g、25
℃における粘度が6cSであるジメチルポリシロキサン8
2.4g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.
3gを仕込み、内温を70〜80℃に維持して2時間攪
拌した後、減圧下で溶媒を除去したところ、シリコーン
重合体が得られた。
【0060】ついで、このシリコーン重合体100重量
部に25℃における粘度が6cSであるジメチルポリシロ
キサン100重量部を分散混合した後、三本ロールミル
により剪断力下で十分混練し、膨潤させてシリコーン組
成物を作製した。このものは滑らかな感触を有し、粘度
が82,800cPである均一なペースト状組成物であっ
た。
【0061】参考例6 反応器中に、参考例4で使用した平均組成式(12)で
示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン100
g、エタノール95g、参考例2で使用した平均組成式
(11)のポリオキシアルキレン13.5g、25℃に
おける粘度が5cSであるジメチルポリシロキサン75.
7g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.3g
を仕込み、参考例5と同様に処理して重合体を作った。
【0062】つぎにこの重合体100重量部とオクタメ
チルシクロテトラシロキサン200重量部とを分散混合
した後、三本ロールミルにより剪断力下に十分混練して
膨潤されたシリコーン組成物を作製した。このものは滑
らかな感触を有する粘度が44,000cPの均一なペー
スト状組成物であった。
【0063】参考例7 反応器中に、平均組成式(13)
【0064】
【化9】
【0065】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール74g、平均組成式が式
CH2=CHCH2O(C2H4O)30CH2CH=CH2 (14)で示されるポ
リオキシアルキレン18.5g、25℃における粘度が
6cSであるジメチルポリシロキサン29.6g及び塩化
白金酸3重量%のエタノール溶液0.3gを仕込み、参
考例5と同様に処理して重合体を作った。
【0066】ついで、この重合体100重量部とフェニ
ルトリス(トリメチルシロキシ)シラン200重量部と
を分散混合した後、三本ロールミルにより剪断力下に十
分混練して膨潤させたシリコーン組成物を作製した。こ
のものは滑らかな感触を有する粘度が25,500cPの
均一なペースト状組成物であった。
【0067】参考例8 反応器中に、参考例1の(1)で得た平均組成式(8)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン10
0g、エタノール72g、平均組成式(15)
【0068】
【化10】
【0069】で示されるジメチルビニルシリル基で末端
が封鎖されたジメチルポリシロキサン28.9g、25
℃における粘度が30cSであるジメチルポリシロキサン
14.3g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液
0.3gを仕込み、参考例5と同様に処理して重合体を
作った。
【0070】ついでこの重合体22.2重量部と25℃
における粘度が6cSであるジメチルポリシロキサン7
7.8重量部とを分散混合した後、三本ロールミルによ
り剪断力下に十分混練してシリコーン組成物を作った。
このものは滑らかな感触を有する粘度が48,000cP
の均一なペースト状組成物であった。
【0071】参考例9 反応器中に、参考例2で使用した平均組成式(10)の
オルガノハイドロジェンポリシロキサン100g、エタ
ノール103g、参考例2で使用した平均組成式(1
1)のポリオキシアルキレン23.6g、1,3−ブチ
レングリコール82.4g及び塩化白金酸3重量%のエ
タノール溶液0.3gを仕込み、内温を70〜80℃に
維持して2時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除去したと
ころ、シリコーン重合体が得られた。
【0072】ついで、このシリコーン重合体100重量
部に25℃における粘度が50cSであるジメチルポリシ
ロキサン100重量部を分散混合した後、三本ロールミ
ルにより剪断力下で十分混練し、膨潤させてシリコーン
組成物を作製した。このものは滑らかな感触を有し、粘
度が65,000cPである均一なペースト状組成物であ
った。
【0073】参考例10 反応器中に、平均組成式(16)
【0074】
【化11】
【0075】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール160g、平均組成式が
CH2=CHCH2O(C2H4O)30-(C3H6O)10-CH2CH=CH2(17)で
示されるポリオキシアルキレン34.7g、エチレング
リコール20g、25℃における粘度が10cSであるジ
メチルポリシロキサン13.7gと塩化白金酸3重量%
のエタノール溶液0.3gを仕込み、参考例5と同様に
処理して重合体を作った。
【0076】次にこの重合体100重量部とデカメチル
シクロペンタシロキサン300重量部とを分散混合した
後、三本ロールミルにより剪断力下に十分混練して膨潤
させてシリコーン組成物を作製した。このものは滑らか
な感触を有する粘度が52,000cPの均一なペースト
状組成物であった。
【0077】参考例11 平均構造式が
【0078】
【化12】
【0079】で示されるメチルハイドロジェンポリシロ
キサン183g(0.1モル) 、アリルオレイルエーテル3
08g(1モル)、平均構造式がCH2=CHCH2O(CH2CH2O)9
Hで示されるアリル化ポリエーテル136g(0.3モル)
及びエタノール500gを2lのフラスコに秤取し、こ
れに触媒としての塩化白金酸のクロル中和品(白金濃度
0.5 %,エタノール溶液)2gを添加し、エタノール還
流下に5時間反応させた。反応後溶媒を減圧留去し、不
揮発分を濾過し、油状の下記の構造のポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル共変性オルガノポリシロキサン57
0g(収率91%)を得た。
【0080】
【化13】
【0081】参考例12 参考例11で用いたアリルオレイルエーテル308g
(1モル)のかわりに、アリルミリスチルエーテル25
4g(1モル)を用い、参考例11と同様に反応、処理
して、油状の下記の構造のポリオキシエチレンミリスチ
ルエーテル共変性オルガノポリシロキサン527g(収
率92%)を得た。
【0082】
【化14】
【0083】参考例13 参考例11で用いたアリルオレイルエーテル308g
(1モル)のかわりに、アリルイソステアリルエーテル
310g(1モル)を用い、参考例11と同様に反応、
処理して、油状の下記の構造のポリオキシエチレンイソ
ステアリルエーテル共変性オルガノポリシロキサン61
0g(収率97%)を得た。
【0084】
【化15】
【0085】実施例1 クリーム:表1に示す処方のクリームを下記の製法によ
り調製し、それぞれについて下記の方法に従って経時安
定性及び使用感の評価、並びに外観の色及び系中の水滴
の粒径の測定を行った。結果を表2に示す。
【0086】
【表1】
【0087】(製法) A.成分(4)〜(6)に成分(7)、(8)及び成分
(12)の一部を徐々に加えて攪拌混合し、ゲル状組成
物を得る。 B.成分(1)〜(3)を混合した後、Aを加えて70
℃とする。 C.成分(9)、(10)及び成分(12)の残部を混
合加熱溶解し、70℃とする。 D.BにCを加えて乳化した後、成分(11)を加えて
冷却し、油中水型クリームを得た。 (評価方法) 経時安定性:乳化組成物を50℃の恒温槽に放置し、4
週間後の状態を観察し、下記基準により評価した。 ○:状態変化なく良好 △:わずかに分離、凝集発生 ×:明らかに分離、凝集発生 使用感の官能評価:表2中に示した項目について、下記
基準により評価した。 ◎:非常に良い ○:良い △:普通 ×:悪い
【0088】
【表2】
【0089】表2の結果から明らかな如く、本発明のク
リームは非常に安定で、かつ使用感も良好なものであ
り、また白色の外観を呈したきめの細かい乳化状態であ
った。これに対して界面活性剤を用いない比較品1のク
リームは、経時安定性は良好であったが、水滴の粒径が
大きく、外観的にも本発明品とは異なっており、使用感
も塗布時のなめらかさがやや劣るものであった。またペ
ースト状シリコーン組成物を用いない比較品2のクリー
ムは、乳化状態は本発明品と同様であったが、経時安定
性、使用感共に満足できるものではなかった。
【0090】実施例2 クリーム状ファンデーション: (処方) (重量%) (1)ペースト状シリコーン組成物 (参考例5で得られたもの) 8.0 (2)ジメチルポリシロキサン(粘度6cS) 7.0 (3)トリオクタン酸グリセリル 14.0 (4)ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール 5.0 (5)ホホバ油 2.0 (6)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ キサン系界面活性剤(参考例11で得られたもの) 1.0 (7)酸化チタン 8.0 (8)着色顔料 4.0 (9)マイカ 3.0 (10)タルク 3.0 (11)1,3−ブチレングリコール 4.8 (12)防腐剤 0.1 (13)香料 0.1 (14)精製水 残量 (製法) A.成分(1)〜(6)を混合後、成分(7)〜(1
0)を加えて均一分散する。 B.成分(11)、(12)、(14)を加熱溶解し、
Aに加えて乳化し、これに成分(13)を加えて冷却す
る。 上記の如くして得られた実施例のクリーム状ファンデー
ションは、経時安定性に優れると共に使用感もさっぱり
としてべたつきの感じられないものであり、しかも撥水
性が良好で化粧効果の高いものであった。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)〜(c) (a)一般式(1) R1 a2 bcSiO(4-a-b-c)/2 (1) {ここにR1は同種又は異種の炭素数1〜18の非置換
    又は置換のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は
    ハロゲン化炭化水素基、R2は一般式Cn2nO(C24
    O)d(C36O)e3[ここにR3は水素原子又は炭素数
    1〜10の飽和脂肪族炭化水素基もしくは−(CO)−R
    5(R5は炭素数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基)で示さ
    れる基、dは2〜200の整数、eは0〜200の整
    数、d+eは3〜200の整数、nは2〜6]で示され
    るポリオキシアルキレン基、aは1.0≦a≦2.5、
    bは0.001≦b≦1.0、cは0.001≦c≦
    1.0}で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキ
    サン、及び/又は一般式(2) R1 fgSiO(4-f-g)/2 (2) (ここにR1は上記と同じ、fは1.0≦f≦3.0、
    gは0.001≦g≦1.5)で示されるオルガノハイ
    ドロジェンポリシロキサンと、一般式(A) Cm2m-1O(C24O)h(C36O)im2m-1 (A) (ここにhは2〜200の整数、iは0〜200の整
    数、h+iは3〜200の整数、mは2〜6)で示され
    るポリオキシアルキレン及び/又は一般式(B) R1 j4 kSiO(4-j-k)/2 (B) (ここにR1は前記に同じ、R4 は末端に脂肪族不飽和
    基を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基、jは1.
    0≦j≦3.0、kは0.001≦k≦1.5) で示されるオルガノポリシロキサンとの組合せにおい
    て、前記一般式(1)及び/又は一般式(A)で示され
    る成分を必須成分とする合計量100重量部の組成物
    を、25℃における粘度が100cS以下である低粘度の
    シリコーン油及び/又は多価アルコール3〜200重量
    部の存在又は不存在下に付加重合させて得られるシリコ
    ーン重合体100重量部と低粘度シリコーン油5〜1,
    000重量部とを剪断力下で混練して得られるペースト
    状シリコーン組成物を含有する油相成分 (b)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
    ン系界面活性剤 (c)水 を含有することを特徴とする油中水型乳化化粧料。
JP34635491A 1991-12-27 1991-12-27 油中水型乳化化粧料 Expired - Lifetime JP3242136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34635491A JP3242136B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 油中水型乳化化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34635491A JP3242136B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 油中水型乳化化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05178733A JPH05178733A (ja) 1993-07-20
JP3242136B2 true JP3242136B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=18382845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34635491A Expired - Lifetime JP3242136B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 油中水型乳化化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3242136B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05262987A (ja) * 1992-03-18 1993-10-12 Shin Etsu Chem Co Ltd 含水性シリコーン組成物及びその製造方法並びに化粧料
EP1064909B1 (en) 1999-06-21 2016-02-03 Shiseido Company Limited High internal aqueous phase water-in-oil type emulsion cosmetic composition
AU2001271929A1 (en) 2000-07-10 2002-01-21 The Procter And Gamble Company Transfer-resistant makeup removing compositions
US6475500B2 (en) 2000-07-10 2002-11-05 The Procter & Gamble Company Anhydrous cosmetic compositions
JP2002338448A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Kanebo Ltd 油中水型セルフタンニング化粧料
JP2004137249A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Fancl Corp 油中水型乳化化粧料
TW200637598A (en) 2005-01-31 2006-11-01 Kao Corp Skin cosmetics and manufacturing method thereof
JP6215719B2 (ja) 2014-01-23 2017-10-18 信越化学工業株式会社 化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05178733A (ja) 1993-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0501791B1 (en) Water-dispersable, pasty silicone oil compositions
JP2582275B2 (ja) シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料
US5654362A (en) Silicone oils and solvents thickened by silicone elastomers
EP1132430B1 (en) Organopolysiloxane gels for use in cosmetics
US5412004A (en) Silicone polymer, paste-like silicone composition, and w/o-type cosmetic composition comprising the same
JP4949548B2 (ja) シリコーンエラストマーの混合物
DE60038457T2 (de) Mit polarem lösemittel verträgliche polyethersiloxanelastomere
JP2000355521A (ja) 化粧品での使用のための安定したクリーム状ゲル組成物、その製造方法および化粧品
JPH05140320A (ja) シリコ−ン重合体およびペ−スト状シリコ−ン組成物
JP2000198851A (ja) シリコ―ンエラストマ―
JPH0660286B2 (ja) 油性ペースト組成物
JP2014515042A (ja) 二峰性エマルジョン
JP3480945B2 (ja) 固型状油中水型乳化化粧料
JPH09136813A (ja) ペースト状オイル組成物及びそれを含有する化粧料
JP3242156B2 (ja) 油中水型化粧料
JP2000239389A (ja) アリールアルキル基を備えるシリコーンポリエーテル
JP3242136B2 (ja) 油中水型乳化化粧料
JPH01250305A (ja) 化粧料用組成物
JP2903247B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JP3208164B2 (ja) 油中水型メークアップ化粧料
JP3242155B2 (ja) 油中水型化粧料
JPH01190757A (ja) シリコーンゲル組成物並びにこれを含有する化粧料
JP3310700B2 (ja) 油中水型化粧料
JP2000281791A (ja) フッ素変性シリコーン重合体
JPH05105614A (ja) 油中水型乳化化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 11