JPH1159044A - 磁気ストライプ付き連続券紙 - Google Patents

磁気ストライプ付き連続券紙

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JPH1159044A
JPH1159044A JP23770797A JP23770797A JPH1159044A JP H1159044 A JPH1159044 A JP H1159044A JP 23770797 A JP23770797 A JP 23770797A JP 23770797 A JP23770797 A JP 23770797A JP H1159044 A JPH1159044 A JP H1159044A
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magnetic stripe
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Akira Morishita
明 森下
Satoru Kayukawa
哲 粥川
Himio Fujita
一三夫 藤田
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Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続券紙について、磁気ストライプ全域を予め
切断した場合に生じるたわみ、波打ちに起因する予期し
ないミシン目での切り離しが搬送中に発生することを防
止する。 【解決手段】搬送方向に連続した磁気ストライプ部2を
有し、該方向に対して垂直に設けたミシン目部4で切り
離し可能であり、磁気ストライプ部2と重なるミシン目
部4の全域に切断部3を設けた磁気ストライプ付き連続
券紙Fにおいて、前記切断部3に隣接したカット部4a
のピッチを、他のカット部4bのピッチと比較し短くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として旅行業シ
ステムの発券機(クーポンプリンタ)に使用する場合に
適切な磁気ストライプ付き連続券紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られている、搬送方向に連続
した磁気ストライプを有し、ミシン目に従い、切り離し
可能である磁気ストライプ付き連続券紙については、該
磁気ストライプにミシン目が刻設されると、単券として
切り離したときに磁気ストライプ端部のミシン目跡が、
毛羽立ちなどに起因する微小な凹凸(バリ)、あるいは
紙粉の混在によって、磁気記録情報を磁気ヘッドで書き
込みおよび読み取りの際、書き込みエラー、読み取りエ
ラーのトラブルを招くおそれがあった。そのため、前記
磁気ストライプ全域を予め切断(全カット)しておくこ
とによって、前記トラブルを未然に防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記切
断による波及的な欠陥として、例えば、前記全カットの
幅員を21.0mmとし、前記ミシン目のカット部分と
アンカット部分の割合を3.0mm、1.0mmとして
加工すると、その券紙の流れ方向、左右の搬送中のバラ
ンスの大きな相違により、ミシン目全体の強度が低下
し、また連続券紙について異常なたわみ、波打ちの現象
が起りがちであり、その結果、発券機において印字やエ
ンコード(記号化)する際に、予想しないミシン部分で
の切り離しが搬送中に発生し、発券機能を失い、電算処
理に重大な影響を与えていた。そのため、前記切断(全
カット)を実施した連続券紙のミシン目の強さの調整
は、用途、紙質、発券機の性能などによって左右されて
異なるために、慎重な配慮を必要とし、トラブルの発生
について予断を許さないものがあり、需要者層から実施
容易な解決策が強く望まれていた。
【0004】ところが、前記問題点解決のための提案は
具体的にはいまだに無く未解決であり、単にミシン目の
強度を高めるためのピッチに関する技術としては、例え
ば実開昭59−19370号公報(連続帳表)、実開昭
60−127624号公報(折りたたみ型磁気記録媒
体)が認められるにすぎない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め前記磁気
ストライプ部全域を切断した切断部に隣接したカット部
のピッチのみに、従来みられない技術的配慮を施すこと
によって、前記切断部を有しながらも適度な強度が得ら
れ、これまで問題視していた発券時の前記問題点の発生
がなくなり、円滑な発券をもたらし電算処理業務の向上
に寄与するものである。
【0006】本発明の磁気ストライプ付き連続券紙の構
成について具体的にのべると、搬送方向に連続した磁気
ストライプ部を有し、該方向に対して垂直に設けたミシ
ン目部で切り離し可能であり、磁気ストライプ部と重な
るミシン目部の全域に切断部を設けた磁気ストライプ付
き連続券紙において、前記切断部に隣接したカット部の
ピッチを、他のカット部のピッチと比較し短くしたもの
である。
【0007】また、前記連続券紙において、カット部の
ピッチを一定にし、前記切断部に隣接したアンカット部
のピッチを他のアンカット部のピッチと比較して長くす
ることもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の最良の結果をも
たらす磁気ストライプ付き連続券紙の形態を図面に従い
説明する。図1は磁気ストライプ付き連続券紙の要部説
明図、図2は図1の反対面より視た要部説明図、図3は
図1の要部拡大説明図、図4は使用状態説明図である。
Fは一片折りされる連続券紙であり、切り離し後はクー
ポン券のごとき単券Cとして使用される。1は基紙であ
り、既知の感熱転写リボンでの印字適性を具備したマッ
トコート紙のごとき腰のある厚手用紙が使用される。2
は既知の磁気ストライプ部であり、搬送方向に連続して
いる。3は磁気ストライプ部2全域に、ミシン目部4の
長さ方向と合致させて、予め切断(いわゆる全カット)
を施した切断部である。4は、切断部3に隣接してなる
カット部4aおよび該カット部4aと並ぶ一連の等しい
長さのカット部4bからなるミシン目部である。カット
部4aのピッチP1はカット部4bのピッチP2より短
く形成してある。
【0009】なお、本発明における連続券紙Fの使用上
の形態は、折り片数を一片折りとし、1セット毎に折り
加工し、多数枚セット、例えば、500セット連続形式
としたものを1束として利用に供される(図4)。また
本発明は旅行券、航空券、駐車場券など各種の磁気スト
ライプ付き連続券紙としても応用される。なお、単券C
の大きさを例示すれば、短辺約82mm、長辺約140
mmである。
【0010】磁気ストライプ部2は、公知技術に従って
設けられ、基紙1裏面において繊維の流れ方向と平行に
設定され、磁気ストライプ本来の物理的特性、特に磁気
情報の書き込み、読み出しに支障をきたすような紙粉、
波打ちなどのない高度の加工品質を保持することが必要
である。切断部3は、その切断面全体にわたりバリのな
い滑らかな状態に仕上げられることが肝要である。
【0011】本発明の主要な特徴であるミシン目部4に
ついて、切断部3に隣接したカット部4aのピッチP1
がカット部4bのピッチP2より短く形成されたことに
より、切断部3が存在しても常に適度なミシン目の強度
が得られるのである。なお、ここでいう適度なミシン目
の強度とは、搬送中に切断することなく、かつ発券機で
の切断が容易に行える程度の力の大きさを意味してい
る。本発明の実施上、前記したピッチの長短の好ましい
割合は、基紙1、磁気ストライプ部2の寸法、形状、そ
れらに設定される物理的特性によって左右されるので一
概には特定されないが、平均的には、ピッチP1はピッ
チP2の1/2とすることが最適である。
【0012】
【実施例】他の実施例として、図示を省略したが、前記
連続券紙Fにおいて、カット部のピッチを一定にし、前
記切断部3に隣接したアンカット部のピッチを他のアン
カット部のピッチと比較して長くしたことを特徴とする
磁気ストライプ付き連続券紙とすることによって、前述
した本発明の実施の形態と実質的に同様の効果をもたら
すものである。
【0013】
【発明の効果】以上のとおりの構成を有する請求項1お
よび同2の本発明によれば、ともに共通して以下の効果
をもたらすものである。すなわち、本来、一様な割合と
したピッチのミシン目部を有する連続券紙については、
搬送方向、すなわちミシン目部に対して垂直に力を加え
た場合、個々のアンカット部にかかる力は均一であるか
ら、一定(値)以上の力を加えるとすべてのアンカット
部がほぼ同時に破断されることとなる。しかし、前述し
た欠点の解決のために、カット部のピッチと比較し極め
て長い切断部を端部に設けてある従来の連続券紙につい
ては、同様の力を加えた場合、アンカット部にかかる力
は不均一で、それは切断部に近づくにつれその力は増大
する。その結果、切断部側から意図しない不都合な破断
を生じてしまい、新たな問題が発生することとなる。
【0014】そこで、本発明は、第1に、ミシン目部自
体について、アンカット部のピッチを一定とした場合、
カット部のピッチが短い程カット部の強度が増すことに
なり、逆にカット部のピッチを一定とし、アンカット部
のピッチを変化させた場合、そのピッチが長くなると強
度が増すことに注目して、切断部3に隣接したカット部
4aを短く、あるいはアンカット部を他の部分より長く
し、ミシン目部4全体に加わる力の分布とミシン目部4
強度の分布を一致させることで、局部的に発生するミシ
ン目部4強度の低下を防ぐことができることになるもの
である。
【0015】第2に、連続券紙Fに切断部3を有してい
ても、適度なミシン目部4の強度が得られ、切断部3の
効用に加えて発券に際し搬送中の予想しないミシン目部
4での切り離しを未然に防止でき、円滑な発券を可能と
しそれが約束されるものである。第3に、本発明におけ
るカット部4a,4bのピッチP1,P2に適合したミ
シン刃のタイとカットの長短を調整して設定する作業以
外に、特別の設備、工程の追加を要しないので経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ストライプ付き連続券紙の要部説明図
【図2】図1の反対面より視た要部説明図
【図3】図1の要部拡大説明図
【図4】使用状態説明図
【符号の説明】
F 連続券紙 C 単券 P1,P2 ピッチ 1 基紙 2 磁気ストライプ部 3 切断部 4 ミシン目部 4a,4b カット部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向に連続した磁気ストライプ部を
    有し、該方向に対して垂直に設けたミシン目部で切り離
    し可能であり、磁気ストライプ部と重なるミシン目部の
    全域に切断部を設けた磁気ストライプ付き連続券紙にお
    いて、前記切断部に隣接したカット部のピッチを、他の
    カット部のピッチと比較し短くしたことを特徴とする磁
    気ストライプ付き連続券紙。
  2. 【請求項2】 前記連続券紙において、カット部のピッ
    チを一定にし、前記切断部に隣接したアンカット部のピ
    ッチを他のアンカット部のピッチと比較して長くしたこ
    とを特徴とする磁気ストライプ付き連続券紙。
JP23770797A 1997-08-19 1997-08-19 磁気ストライプ付き連続券紙 Expired - Lifetime JP3863257B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205470A (ja) * 2001-01-10 2002-07-23 Toppan Printing Co Ltd 連続式磁気帳票
JP2006302058A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Kobayashi Kirokushi Co Ltd 磁気シート用繋ぎテープ、及び磁気シートの繋ぎ方法
JP2012224065A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Dainippon Printing Co Ltd 印刷物とその抜き型

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