JPH1158918A - 孔版印刷装置の版胴停止制御方法 - Google Patents

孔版印刷装置の版胴停止制御方法

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JPH1158918A
JPH1158918A JP9223861A JP22386197A JPH1158918A JP H1158918 A JPH1158918 A JP H1158918A JP 9223861 A JP9223861 A JP 9223861A JP 22386197 A JP22386197 A JP 22386197A JP H1158918 A JPH1158918 A JP H1158918A
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義和 原
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勝郎 本江
Hisashi Sanagi
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 版胴のクランプ板開閉位置を正規位置に停止
させ、印刷位置のずれを防止できること。 【解決手段】 ドラム2は、ドラムモータ54によって
回転駆動される。ドラムモータ54を停止させた状態
で、天地モータ88を駆動することにより、ドラム2を
回転でき、給紙手段とドラム2の天地方向の位相を変化
できる。天地モータ88はドラム2を微速度で回転駆動
し、クランプ部2aが正規位置に達した状態で高精度に
停止できる。これにより、製版後の孔版原紙Mを位置決
め制度よくクランプでき、印刷位置の天地ずれを抑える
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版原紙を用いて
孔版印刷する孔版印刷装置に適用され、特に版胴を正確
に停止させることができる版胴停止制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷装置は、製版済みの孔版原紙を
版胴に着版させた後に、版胴を回転させながら印刷用紙
を給紙することにより、印刷用紙上に製版画像に対応し
た印刷を施す構成となっている。この版胴に製版された
孔版原紙を巻き付け着版させる際には、版胴をクランプ
板の開閉位置に合わせて停止制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】製版後の孔版原紙は、
クランプ板停止位置を基準として送られてくるので、版
胴の停止位置がずれると、版胴に孔版原紙がずれて巻き
付くことになる。版胴に孔版原紙がずれて巻き付くと、
印刷した際に印刷位置がずれる問題があった。例えば、
版胴がクランプ板開閉位置の正規位置より手前(ショー
トラン)に停止した場合には、版胴に巻かれる孔版原紙
は正規の巻き付け位置よりも版胴の回転方向側にずれて
巻き付くことになり、印刷した際に印刷位置が天方向
(通紙方向)にずれることになる。一方、ドラムがクラ
ンプ板開閉位置の正規位置より奥側(オーバーラン)に
停止した場合には、版胴に巻かれている孔版原紙は正規
の巻き付け位置よりも版胴の回転方向反対側にずれて巻
き付くことになり、印刷した際に印刷位置が地方向(通
紙反対側方向)にずれることになる。よって、版胴はク
ランプ板開閉位置の正規位置に停止することが望まし
い。
【0004】版胴をクランプ板開閉位置まで回転・停止
させる駆動源は、印刷時に版胴を回転させるモータを使
用するのが一般的である。このドラムモータは、前記着
版前の停止時には回転速度を印刷中の速度より低い速度
で駆動し版胴の慣性の影響を排除させている。しかし、
ドラムモータは、印刷時に高速に回転駆動されるもので
あるため、着版前の停止時の速度を低くすることには限
界がある。また、版胴をクランプ板開閉位置まで回転・
停止させる駆動源を、印刷時に版胴を回転させるモータ
と分けて専用の低速モータを用いる構成としてもよい
が、モータが2つになり2つのモータの駆動切替手段等
が必要となりコストアップを招く。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、版胴のクランプ板開閉位置を正規位置
に停止させ、印刷位置のずれを防止できる版胴停止制御
方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、所定領域がインク通過性領域とされた円筒状
の周壁部及び孔版原紙の一端部を係止する係止部を有
し、中心軸周りに回転可能に支持された版胴と、前記版
胴の前記印刷部に向けて前記版胴の回転と同期してシー
トを搬送する給紙手段と、前記給紙手段の駆動系を直接
に駆動するとともに前記版胴を前記給紙手段の駆動系を
介して間接的に駆動する、停止トルクを有する第1モー
タと、前記給紙手段の駆動系を停止した状態で前記版胴
の回転動作と前記給紙手段のシート搬送動作との相対的
な位相を変化可能な位相調整手段と、前記位相調整手段
を駆動する第2モータと、前記版胴の回転位置が所定位
置にあるか否かを検出する版胴位置センサと、孔版原紙
に画像穿孔を行い、穿孔された前記孔版原紙を前記版胴
の前記係止部に向けて搬送する製版手段と、前記版胴位
置センサに接続されるとともに、前記第1モータ及び前
記第2モータの駆動を制御する制御手段と、を備えた孔
版印刷装置の、前記版胴の所定位置への停止制御方法で
あって、前記制御手段は、前記版胴位置センサにより版
胴が所定位置に来たことを検知した直後、前記第1モー
タの駆動を停止し、前記第2モータを駆動して前記版胴
を停止前の回転方向と逆方向に回転駆動し、前記版胴位
置センサが版胴の回転位置が所定位置にないことを検出
した直後に前記第2モータの駆動を停止し、その後、前
記第2モータを停止前と逆方向に回転駆動し、前記版胴
位置センサが前記版胴の回転位置が所定位置にあること
を検出した時点で前記第2モータの駆動を停止すること
特徴としている。
【0007】第1モータを停止した状態で第2モータを
駆動することにより、版胴を微速度で回転できる。第1
モータの停止トルクが給紙手段に作用しているので、給
紙手段と版胴の位相を変化させると版胴のみを回転でき
る。そして、第1モータにより、係止部の開閉位置に版
胴を回転・停止させた後、第2モータで版胴を微速度で
逆回転させ、係止部の停止位置を版胴位置センサがOF
Fになったら、第2モータの回転を変えて版胴を微速度
で正回転させる。更に、版胴位置センサがONになった
ら第2モータを停止させて版胴を停止させる。これによ
り、微速度で版胴を駆動・停止させることができるの
で、版胴を係止部の開閉位置の正規位置に停止させるこ
とができ、印刷位置の天地ずれを抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる孔版印刷
装置を示す概略構成図である。同図において2は周壁が
可撓性を有する版胴であり、外側には係止部(クランプ
板)2aを有している。版胴2の内側にはドクターロー
ラ4及び中押ロール6が設けられ、これらロール4,6
間のインク溜まり部に供給されたインクを版胴2内部か
ら版胴2外周側に供給できるようになっている。中押し
ロール6は図示しない機構部により、印刷時に版胴周壁
を径方向外方に向けて押し出すようになっている。この
ような版胴2及び中押しロール6は特開平7−1326
71号公報等で既に公知のものである。
【0009】8は裏押しローラであり、8aで示される
外周部の一部には、図示しないクランプ片が設けられ、
当該裏押しローラ8側に供給された印刷用紙の先端部を
係止できるようになっている。10は給紙ローラ、12
は捌きローラ、14はタイミングローラ対であり、給紙
台16上の印刷用紙は、給紙ローラ10と捌きローラ1
2とによって1枚づつ捌かれてタイミングローラ対14
に送られ、タイミングローラ対14から裏押しローラ8
の前記クランプ片に送られてクランプされ、版胴2と裏
押しローラ8との間で孔版印刷が行われる。
【0010】2つの給紙ローラ10は、図示しない駆動
機構により互いに同期して、且つ、版胴2の回転に同期
して回転駆動される。タイミングローラ対14は図示し
ない駆動機構により所定のタイミングで互いに接近、離
隔し、且つ、互いの間に挟んだ印刷用紙を裏押しローラ
8側に送るように回転駆動される。このタイミングロー
ラ対14の接近、離隔動作及び回転駆動動作も版胴2の
回転と同期して行われる。給紙ローラ10の回転駆動動
作と、タイミングローラ対14の接近、離隔動作及び回
転駆動動作とは、後述するドラムモータ54の駆動を図
示しない動力伝達機構により伝達されてこれら動作が行
われるようになっている。これら給紙ローラ10、捌き
ローラ12、タイミングローラ対14及び裏押しローラ
8は、給紙手段を構成している。給紙手段を構成する各
構成要素は、上述の如く全て版胴2の回転動作と同期し
て駆動される。
【0011】次に製版部を説明すると、18は孔版原紙
(マスター)Mに所定の穿孔を行うサーマルヘッド、2
0はプラテンローラ、22はカッタである。プラテンロ
ーラ20及びローラ24は書き込み用のパルスモータ
(図示省略)によって互いに同期して回転駆動される。
マスター送りローラ26及び28は搬送用のステッピン
グモータからなるマスター送りモータ(図示省略)によ
って互いに同期して駆動される。ローラ30、32及び
34は、それぞれ自重により各ローラ24、26及び2
8に対して圧接している。
【0012】次に、排版部を説明する。35はガイドロ
ーラ、36及び38は排版ローラ、37はガイドローラ
35と排版ローラ36との間に巻回されたベルトであ
る。40は折曲された複数のアームが同一の回転方向に
向き設けられ内部に収容部を有するロータリーであり略
卍形に形成されている。42は圧縮板、44は排版箱で
ある。ベルト37は、排版ローラ36の軸線方向に沿っ
て所定間隔で複数個設けられている。排版ローラ38に
は同軸にギア38aが固定して設けられており、このギ
ア38aにギア46が螺合している。
【0013】歯車46は、図示しない排版クラッチを介
して裏押しローラ8の駆動部に連結されている。排版ロ
ーラ36は、排版ローラ38に圧接されており、版胴2
に巻回された使用済みの孔版原紙は排版ローラ36及び
38によりロータリー40の開口部40aに搬送されて
圧縮され、ロータリー40を90度回転させた後圧縮板
42で排版箱44内に収納される。47及び48は自身
の軸線周りに回動自在に支持されたピンチローラ、50
はガイドローラであり、版胴2と裏押しローラ8との間
で印刷された印刷用紙は、裏押しローラ8とピンチロー
ラ47の間、及びピンチローラ48とガイドローラ50
との間を通って排紙台52上に導かれる。排版ローラ3
6は図示しない排版モータによって回転駆動されるが、
他の駆動源からクラッチを介して回転させる構成として
もよい。
【0014】54は第1モータ(ドラムモータ)であ
り、この第1モータ54の出力軸に固設された歯車56
は、歯車58を介して歯車60に連結している。歯車6
0は裏押しローラ8と同軸上に一体に固定されており、
第1モータ54の駆動により裏押しローラ8が駆動され
る。62は円筒状の駆動歯車であり、内周側には内歯車
62b、外周側には外歯車62aがそれぞれ形成されて
おり、外歯車62aは前記歯車60と歯合している。6
4は、駆動歯車62の一端側に摺接する円盤部64a
と、この円盤部64aの外周部から径方向外方に延びる
突出部64bとからなる支持円盤である。円盤部64a
には、中心部に軸62が立設されるとともに、その周り
に軸68、70及び72が立設されている。軸62に
は、歯車74と、この歯車74より大径の歯車76とが
当該軸62の周りに回動自在に装着されている。歯車7
4と歯車76とは同軸状に一体に固定されている。軸6
8、70、72には、それぞれ歯車(遊星歯車)78、
80、82が、各軸の周りに回動自在に装着されてい
る。歯車78、80及び82は、駆動歯車62の内歯車
62bにそれぞれ歯合するとともに、歯車74にも歯合
している。前記版胴2の一端側には、当該版胴2とほぼ
同径の歯車84が当該版胴2に固定して設けられ、この
歯車84に歯車76が歯合している。
【0015】支持円盤64の突出部64bの外側には、
ウォーム歯車86が形成されており、このウォーム歯車
86に、パルスモータからなる第2モータ(天地モー
タ)88によって駆動されるウォーム90が歯合されて
いる。92は版胴2が所定位置(着版位置)にあること
を検出するインタラプト型のドラム位置センサであり、
版胴2に取付けられた検出板94によりオン・オフされ
る。
【0016】上記構成における天地調整を説明すると、
天地モータ88を駆動してウォーム90を正逆方向に回
転駆動することにより、3つの遊星歯車78、80、8
2及び歯車74を支持する支持円盤64が軸66の中心
軸周りに回転駆動される。これにより、裏押しローラ8
の回転動作と版胴2の回転動作との相対的な位置が変化
し、版胴2の印刷領域に対して印刷用紙を送り込むタイ
ミングが変化し、印刷用紙の天地方向(用紙搬送方向)
における印刷位置が調整される。
【0017】次に、図2は、クランプ板の開閉機構(ク
ランプユニット)95を示す斜視図である。96はクラ
ンプ連結モータであり、印刷機の機体側に固定して設け
られている。モータ96の出力軸96aには、移動カム
98が中心を変位させた状態で取り付けられている。こ
の移動カム98の前後には、版胴2の軸線方向に移動を
拘束された移動ブロック100,102が設けられ、移
動カム98の回転に合わせて版胴2に接近又は隔離する
方向に駆動されるようになっている。104はクランプ
開閉モータであり、このクランプ開閉モータ104は支
持部材106を介して移動ブロック100,102と一
体で移動するように構成されている。支持部材106に
は、クランプ軸108及び位置決め軸110が、移動ブ
ロック102とともに版胴2の軸線方向に移動可能に設
けられている。
【0018】位置決め軸110は版胴2に形成された位
置決め穴2bに先端を係止されるようになっている。支
持部材106の内部には、クランプ開閉モータ104の
出力軸の回転をクランプ軸108の回転運動に変換する
駆動伝達部が設けられている(図示省略)。クランプ軸
108は、その先端でクランプ板2aの端部に形成され
たジョイント部2cに係合し、クランプ開閉モータ10
4の正逆方向の回転によりクランプ板2aを開閉する。
支持部材106の内部には、クランプ軸108の回転位
置が所定位置にあるか否かを検出するクランプ軸位置セ
ンサが設けられている(図示省略)。このクランプ軸位
置センサは、クランプ軸108の先端に形成された係合
溝がクランプ板2aのジョイント部2cと係合可能とな
るクランプ軸108の回転位置でONとなり、それ以外
の位置ではOFFとなる。
【0019】印刷機の機体側には所定間隔離れてクラン
プ連結センサ112とクランプ解除センサ114が設け
られ、一方、前記支持部材106にはこれらセンサ11
2,114の検出部を作動させる検出片106a,10
6bが形成されており、移動カム98の回転による支持
部材106(クランプ軸108)の版胴2側への接近及
び隔離動作を検出できるようになっている。前記クラン
プ軸108は、版胴2側へ接近した位置においてクラン
プ板2aのジョイント部2cに係合し、離隔した位置に
おいては係合を解除され、版胴2の回転動作を阻害しな
いようになっている。
【0020】図3は、版胴2部分の平面図であり、クラ
ンプ板閉センサ130は、クランプ板2aがマスターを
挟んでいる状態を検出する。印刷中はクランプ板2aが
マスターを挟んだ状態に保持されている。クランプ板開
センサ131は、クランプ板2aがマスターを離してい
る状態を検出する。排版時はクランプ板2aがマスター
を離している。図4は、版胴2のクランプ板2a部分を
示す側面図であり、マスター送りセンサ132は、製版
部より送られたマスターMがクランプする位置まで送ら
れたことを検出する。
【0021】図5は、本発明の電気的構成を示すブロッ
ク図である。1チップマイコンで構成される制御手段1
20には、上記機構を制御するCPU121、制御プロ
グラムが記憶されるROM122、CPU121の実行
処理で作業変数や印刷位置などを記憶するRAM123
が設けられる。このCPU121には、以下の各センサ
の検出信号が入力される。天地方向センサ126は、印
刷位置の天地方向を検出する。天地方向センサ126が
ONならば印刷位置は天側であり、OFFならば印刷位
置は地側である。天地中央は、天地方向センサ126が
OFFからONになった位置とする。
【0022】ドラムモータ駆動回路140は、前記第1
モータ54の駆動回路であり、制御手段120の制御信
号に基づき第1モータ54を回転制御する。天地モータ
駆動回路141は、前記天地モータ88の駆動回路であ
り正逆転制御により版胴2と裏押しローラ8との位相を
ずらして印刷天地位置を可変する。正転時には印刷位置
は天方向に移動し、逆転で地方向に移動する。尚、天地
モータ88を100ms回転制御すると印刷位置は0.
1mm天地方向に移動する。クランプ連結モータ駆動回
路142は、クランプ連結モータ96の駆動回路であり
クランプユニット95を前後方向に移動制御する。クラ
ンプ連結モータ96を正逆転することにより、正転時に
はクランプユニット95が版胴2の連結方向に移動し、
逆転でクランプユニット95を解放方向に移動させる。
【0023】クランプ開閉モータ駆動回路143は、ク
ランプ開閉モータ104の駆動回路であり、正逆転制御
する。正転時にはマスターを挟む方向に回転させ、逆転
でマスターを離す方向に回転する。前記排版モータは排
版モータ駆動回路で制御され、版胴2に巻き付けられた
マスターを引き剥がす排版ローラ36を回転させる。前
記マスター送りモータは、マスター送りモータ駆動回路
で制御され、製版部で製版されたマスターを版胴2のク
ランプ位置に送り出すローラ28を回転させる。
【0024】また、装置の操作パネルには、マスターの
製版動作を開始させるスタートキー150、印刷位置を
天方向に移動させる印刷位置天キー151、印刷位置を
地方向に移動させる印刷位置地キー152が設けられ
る。
【0025】次に、上記構成の装置の動作を説明する。
図6は動作の流れを示すメインフローである。初めに印
刷位置天キー151の押下が確認され、押下されていれ
ば(SP1-Yes)印刷位置天方向動作に移行する。印刷
位置天キー151が押下されていなければ(SP1-No
)印刷位置地キー152の押下を確認し、押下されて
いれば(SP2-Yes)印刷位置地方向動作に移行する。
印刷位置地キー152が押下されていなければ(SP2
-No )製版スタートキー150の押下を確認し、押下さ
れていれば(SP3-Yes)製版動作を行い、押下されて
いなければ再び印刷位置天キー151の押下確認へ戻っ
て(SP1)今までの動作を繰り返す。
【0026】次に、図7は印刷位置天方向動作(SP4
の処理内容)を示すフローチャートである。印刷位置天
方向動作開始で、現在の天地位置を天地位置変数で確認
し(SP10)、天地位置変数が100(印刷位置が天
方向に10mm)以上なら(SP10-No )当動作は行
わずに終了する。この確認は印刷天地機構を保護するた
めに設けられている。この天地位置変数は、版胴2と給
紙手段との位相のずれ量を表すものであり、版胴2と給
紙手段の位相差が、印刷物の画像形成位置に天地方向の
ずれを生じさせないときを0とし、印刷物の画像形成位
置が天方向にずれる向きを正、地方向にずれる向きを負
とし、そのずれ量(mm)を10倍した値である。
【0027】天地位置変数が100未満の場合は(SP
10-Yes)、天地モータ88の正転を開始させ、印刷位
置を天方向に移動させる(SP11)。移動ステップは
0.1mmであり、天地モータ88が100ms回転す
ると0.1mmだけ印刷天地位置が変化するようになっ
ている。よって、100ms毎に天地位置変数をインク
リメントし(SP12,SP13)、天地位置変数が1
00以上なら(SP14-No )、天地モータ88を停止
させ(SP15)、当動作を終了する。天地位置変数が
100未満なら(SP14-Yes)、印刷位置天キー15
1の確認を行い、離されている場合は(SP16-Yes)
天地モータ88を停止させ当動作を終了する。印刷位置
天キー151が押されているならば(SP16-No )、
SP12以降の処理を同様に繰り返す。
【0028】図8は、印刷位置天キー151の押下と天
地モータ88の移動状態を示すタイミングチャートであ
る。図示のように、印刷位置天キー151を継続して押
下することにより、天地モータ88が継続的に正転して
印刷位置を天方向に移動させるが、印刷位置天キー15
1を押下時を基準として100ms単位で移動が継続さ
れ、印刷位置天キー151を離した後に前記100ms
経過した時点で天地モータ88は停止制御される。図示
の例では天地モータ88が500ms後に停止して印刷
位置が天方向に0.5mm分だけ移動した状態が示され
ている。
【0029】図9には印刷位置地方向動作(SP5の処
理内容)のフローチャートが示されている。この印刷位
置地方向動作では、天地位置変数のリミットが−100
とされ(SP20及びSP24)、天地位置変数を−1
づつデクリメントし(SP23)、また、天地モータ8
8の回転方向が逆転し印刷位置を地の方向に移動させ
(SP21)、監視するキーとして印刷位置地キー15
2を用いる(SP26)点が印刷位置天方向動作と異な
るが、基本的な処理内容は前記図7と同様である。
【0030】図10及び図11は、製版動作(SP6の
処理内容)を示すフローチャートである。製版動作開始
で、印刷位置を天地方向の中央に移動させる印刷位置中
央移動動作を実行する(SP30)。これは現在の印刷
位置が天方向、または地方向の限界にある状態で、後述
するSP34におけるドラム高精度停止動作を実行した
ことによる天地機構の移動動作で天地機構の破損を防ぐ
ために実行される。よって、天地機構の移動範囲に十分
な余裕がある場合は、この処理を実行せずともよい。ま
た、印刷天地位置を天地位置変数で確認し、天地機構を
破損する可能性がある場合のみこの印刷位置中央移動動
作を行うよう構成してもよい。
【0031】印刷位置中央移動動作は、印刷位置を中央
にする動作である。印刷位置の中央は、天地モータ88
を正転方向に回転させて、天地方向センサ126がOF
F(地側)からON(天側)に切り替わった状態を検出
して得ている。天地方向センサ126は、図1の支持円
盤64に設けられた検出片(図示略)を検出すべく機体
に設けられたセンサ(図示略)であり、天地モータ88
による支持円盤64の回転によりオン・オフされる。天
地方向センサ126の状態遷移を片方向からのみ検出す
る構成としたのは、天地機構のバックラッシュによる印
刷位置誤差の発生を抑えるためである。印刷位置がバッ
クラッシュの影響を受けない機構である場合には、天地
モータ88を正転方向に回転させて、天地方向センサ1
26がON(天側)からOFF(地側)に切り替わった
状態を検出する構成としてもよい。
【0032】図12は印刷位置中央移動動作(SP3
0)の処理内容を示すフローチャートである。印刷位置
中央移動動作開始で天地方向センサがON(天側)なら
ば(SP60-No )、天地方向センサ126がOFF
(地側)になるまで天地モータ88を逆転させ(SP6
1)、天地方向センサ126のOFFを検出して(SP
62-Yes),天地モータ88を停止させ(SP63)、
100ms時間をおいた後に(SP64)、天地モータ
88を正転させ(SP65)天地方向センサ126がO
N(天側)になったら(SP66-Yes)、天地モータ8
8を停止させ(SP67)当動作を終了する。SP60
がYes のときにはSP65に移行する。
【0033】図13は、上述した天地方向センサ126
及び天地モータ88の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。(a)には、天地方向センサ126の
ONのタイミングが示されており、SP60-N0 〜SP
67の各処理を実行したときのタイミングが示されてい
る。尚、SP64の処理における待ち時間100msの
設定は、天地モータ88等の慣性力の影響を無くすため
に設定される時間であり、設計によりこの待ち時間は変
更される。(b)には、天地方向センサ126のOFF
のタイミングが示され、SP60-Yesで次にSP66が
実行されたときのタイミングが示されている。
【0034】印刷位置中央移動動作(SP30)の終了
後、版胴2をクランプユニット95と連結する位置まで
回転させる。版胴2は版胴2を回転させるドラムモータ
54を用いて回転させ、クランプユニット95との連結
位置はドラム位置センサ92によって検出される。
【0035】版胴2の停止後、ドラム高精度停止動作
(SP34)が実行される。図14は、このドラム高精
度停止動作の処理内容を示すフローチャートである。ド
ラム高精度停止動作開始で、天地モータ88の逆転を開
始し、版胴2を微速度で逆転させる(SP70)。ドラ
ム位置センサ92がOFFになったら(SP71-Ye
s)、天地モータ88を停止させドラムを止め(SP7
2)、100msの待ち時間後に(SP73)、天地モ
ータ88の正転を開始し版胴2を微速度で正転させる
(SP74)。ドラム位置センサ92がONになったら
(SP75-Yes)、天地モータ88を停止させ(SP7
6)版胴2を止め当動作を終了する。ドラムは微速度で
停止するので慣性の影響を受けず、版胴2を高精度に停
止制御できる。
【0036】図15は、上述したドラム位置センサ12
5及び天地モータ88の動作タイミングを示すタイミン
グチャートであり、上記各処理を実行したときのタイミ
ングが示されている。尚、SP73の処理における待ち
時間100msの設定は、天地モータ88等の慣性力の
影響を無くすために設定される時間であり、設計により
この待ち時間は変更される。
【0037】次に、クランプ軸初期化動作(SP35)
が実行される。図16はこのクランプ軸初期化動作の処
理内容を示すフローチャートである。このクランプ軸初
期化動作は、クランプ板2aを開閉するクランプ軸10
8をクランプ板2aと連結できる角度にする動作であ
る。クランプ軸初期化動作開始で、クランプ軸位置セン
サがONならば(SP80-Yes)、クランプ軸108が
クランプ板2aと連結できる角度にあるので、当動作は
終了する。クランプ軸位置センサがOFFならば(SP
70-No )、クランプ開閉モータ104を正転させる
(SP81)。クランプ軸位置センサがONになると
(SP82-Yes)、クランプ軸108がクランプ板2a
と連結できる角度になったので、クランプ開閉モータ1
04を停止させて(SP83)、当動作を終了する。
【0038】次に、クランプ開動作(SP36)が実行
される。図17はこのクランプ開動作を示すフローチャ
ートである。クランプ開動作は、マスターの先端を挟ん
で版胴2に当該マスターを固定しているクランプ板2a
を開ける動作である。クランプ開動作開始で、クランプ
連結モータ96を正転させて(SP90)、クランプユ
ニット95を版胴2に連結させる。クランプ連結センサ
112がONになったら(SP91-Yes)、クランプ軸
108がクランプ板2aのジョイント部2cに係合でき
たので、クランプ連結モータ96を停止させる(SP9
2)。
【0039】クランプユニット95が版胴2に連結した
ら、クランプ開閉モータ104を逆転させ(SP9
3)、クランプ板2aを開ける。クランプ板2aの開状
態は、クランプ板開センサ131のONで検出する(S
P94-Yes)。クランプ板2aが開いた後、クランプ開
閉モータ104を停止させ(SP95)、クランプ連結
モータ96を逆転させて(SP96)クランプユニット
95を版胴2から離す。クランプ解除センサ114がO
Nになったら(SP97-Yes)、クランプユニット95
が版胴2から離れたので、クランプ連結モータ96を停
止させて(SP98)、当動作を終了する。図18は、
このクランプ開動作を示すタイミングチャートである。
【0040】クランプ開動作(SP36)終了後、排版
処理が実行される(図10のSP37以降)。まず、排
版ローラ36,38によって版胴2より離れた版胴2上
のマスターの先端を排版部に排出する。このため、排版
ローラ36,38と版胴2を同時に回転させて(SP3
7,38)、マスターを排版部方向に送り出す。版胴2
が1回転すると、版胴2上のマスターは全て排版部に収
容されるので、ドラム位置センサ125がOFFになっ
てから(SP39-Yes)、ONになったとき(SP40
-Yes)、ドラムモータ54を停止させる(SP41)。
また、排版モータも停止制御する(SP42)。
【0041】版胴2の停止後、ドラム高精度停止動作
(SP43)を行う。このドラム高精度停止動作は前述
したSP34と同様の内容(図14記載の各処理)であ
り、説明を省略する。
【0042】上記ドラム高精度停止動作SP43の実行
で版胴2が停止制御された後、製版部で製版されたマス
ターを版胴2のクランプ位置に送り出すマスター送り動
作(SP44)が実行される。図19はこのマスター送
り動作を示すフローチャートである。マスター送り動作
開始で、マスターを製版部より版胴2に送り出すため、
マスター送りモータを駆動して送りローラ26,28を
回転させる(SP100)。送りだされたマスターの先
端が版胴2の位置に到達して(図4記載の状態)、マス
ター送りセンサ132で検出されONになると(SP1
01-Yes)、マスター送りモータを停止させ送りローラ
26,28を停止させる(SP102)。
【0043】この後、クランプ軸初期化動作を行う(S
P45)。このクランプ軸初期化動作は前述したSP3
5と同様の内容(図16記載の各処理)であり、説明を
省略する。
【0044】次に、製版部より送られたマスターの先端
をクランプ板2aで挟み込んで版胴2に固定するクラン
プ閉動作を行う(SP46)。図20はこのクランプ閉
動作を示すフローチャートである。クランプ閉動作開始
で、クランプ連結モータ96を正転させて(SP11
0)クランプユニット95を版胴2に連結させる。クラ
ンプ連結センサ112がONになったら(SP111-Y
es)、クランプユニット95が版胴2に連結できたの
で、クランプ連結モータ96を停止させる(SP11
2)。クランプユニット95が版胴2に連結したら、ク
ランプ開閉モータ104を正転させ(SP113)、ク
ランプ板2aを閉じる。
【0045】クランプ板2aの閉は、クランプ板閉セン
サ130のONで検出する(SP114-Yes)。クラン
プ板2aが閉じた後、クランプ開閉モータ104を停止
させ(SP115)、クランプ連結モータ96を逆転さ
せて(SP116)クランプユニット95を版胴2から
離す。クランプ解除センサ114がONになったら(S
P117-Yes)クランプユニット95が版胴2から離れ
たので、クランプ連結モータ96を停止させて当動作を
終了する(SP118)。これで、製版部より送られた
マスターの先端がクランプ板2aによって版胴2に固定
される。図21はこのクランプ閉動作を示すタイミング
チャートである。
【0046】クランプ閉動作終了後、版胴2を回転させ
て製版部から送られるマスターを版胴2に巻き付ける着
版動作がなされる。このため、ドラムモータ54を回転
させて(SP47)、ドラム54が1回転すると製版部
のマスターは全て版胴2に巻き付くので、ドラム位置セ
ンサ125がOFFになってから(SP48-Yes)、再
度ONになるのを確認したら(SP49-Yes)、ドラム
モータ54を停止して版胴2を停止させる(SP5
0)。
【0047】この着版動作が終了したら、印刷位置復帰
動作を行う(SP51)。図22は、この印刷位置復帰
動作を示すフローチャートである。印刷位置復帰動作
は、ドラム高精度停止動作で使用者の設定値で無くなっ
た印刷天地位置を、使用者の設定値に戻す動作である。
印刷位置復帰動作開始で、印刷天地位置の中央を出すた
めに印刷位置中央移動動作を行う(SP120)。この
印刷位置中央移動動作は、図12のSP60〜SP67
に示す各処理を実行してなされる。
【0048】印刷位置中央移動動作(SP120)終了
後、100msの待ち時間で慣性の影響を無くす(SP
121)。この後、使用者の設定が印刷天地位置中央
(天地変数=0)ならば(SP122-Yes)、当動作を
終了する。使用者の設定が天側(天地変数>0)の場合
は(SP123-Yes)、天地モータ88を正転させる
(SP124)。使用者の設定が地側(天地変数<0)
の場合は(SP123-No )、天地モータ88を逆転さ
せる(SP125)。計数用変数である天地移動変数に
は、天地変数の絶対値を入力する(SP126,SP1
27)。次に、100ms毎に(SP128)、天地移
動変数から1を引き(SP129)、天地移動変数が0
になったら(SP130-Yes)、印刷天地位置が使用者
の設定値になったので、天地モータ88を停止させ(S
P131)、当動作を終了する。
【0049】図23は、上述した印刷位置復帰動作タイ
ミングを示すタイミングチャートである。(a)は天方
向に復帰させたときのタイミング、(b)は地方向に復
帰させたときのタイミングであり、いずれも0.5mm
だけ復帰移動させた例が示されている。印刷位置復帰動
作後、印刷動作が実行され(SP52)、一連の動作が
終了する。以上説明した図10,図11記載の製版動作
全体のタイミングチャートを図24に示す。
【0050】上述したドラム高精度停止動作によれば、
ドラムモータ54のみを使用した場合より、微速度で版
胴2を駆動、停止させることができるので、版胴2をク
ランプ板2aの開閉位置に正確に停止させることがで
き、孔版原紙Mを版胴2に正確に装着して印刷用紙の印
刷位置を正確にできる。また、図10を参照してすでに
説明したように、ドラム高精度停止動作を排版前にも行
うことにより(着版時の版胴の停止位置と排版時の版胴
の停止位置が共通)、排版時の版胴2の停止位置が正確
となり、排版動作を確実に行うことができ、排版の信頼
性を向上させることができる。さらに、ドラム高精度停
止動作により、版胴2のクランプ板2aを開閉させるク
ランプユニット95を版胴2に連結する際に正確に位置
出しされているため、版胴とクランプユニット95が干
渉する等の不具合を確実に防ぐことができる。通常、孔
版印刷機には版胴の回転動作と給紙手段のシート搬送動
作との相対的な位相を変化させるために位相調整手段が
設けられているが、本発明はこの位相調整手段の駆動に
用いられるモータを利用するものであり、特別な構成を
要することなく版胴の停止制御を行うことができる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る孔版印刷装置の版胴停止制
御方法によれば、第1モータを停止した状態で第2モー
タを駆動することにより、第1モータの停止トルクが給
紙手段に作用しているため版胴のみが回転される。そし
て、第2モータを微速度で駆動・停止することにより版
胴を所定の停止位置に正確に停止することができる。従
って、前記所定位置を孔版原紙の着版位置に設定するこ
とにより、着版位置を正確にして印刷精度を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用装置である孔版印刷装置を示す概
略構成図。
【図2】クランプ板の開閉機構を示す斜視図。
【図3】ドラムの平面図。
【図4】クランプ板部分を示す側面図。
【図5】本装置の電気的構成を示すブロック図。
【図6】装置の動作の流れを示すメインフローチャー
ト。
【図7】印刷位置天方向動作を示すフローチャート。
【図8】天地モータの動作を示すタイミングチャート。
【図9】印刷位置地方向動作を示すフローチャート。
【図10】製版動作を示すフローチャート(その1)。
【図11】製版動作を示すフローチャート(その2)。
【図12】印刷位置中央移動動作を示すフローチャー
ト。
【図13】図12のタイミングチャート。
【図14】ドラム高精度停止動作を示すフローチャー
ト。
【図15】図14のタイミングチャート。
【図16】クランプ軸初期化動作を示すフローチャー
ト。
【図17】クランプ開動作を示すフローチャート。
【図18】クランプ開動作を示すタイミングチャート。
【図19】マスター送り動作を示すフローチャート。
【図20】クランプ閉動作を示すフローチャート。
【図21】クランプ閉動作を示すタイミングチャート。
【図22】印刷位置復帰動作を示すフローチャート。
【図23】印刷位置復帰動作タイミングを示すタイミン
グチャート。
【図24】製版動作全体のタイミングチャート。
【符号の説明】
2…版胴、2a…係止部、54…第1モータ、88…第
2モータ、92…版胴位置センサ、120…制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域がインク通過性領域とされた円
    筒状の周壁部及び孔版原紙の一端部を係止する係止部を
    有し、中心軸周りに回転可能に支持された版胴と、 前記版胴の前記印刷部に向けて前記版胴の回転と同期し
    てシートを搬送する給紙手段と、 前記給紙手段の駆動系を直接に駆動するとともに前記版
    胴を前記給紙手段の駆動系を介して間接的に駆動する、
    停止トルクを有する第1モータと、 前記給紙手段の駆動系を停止した状態で前記版胴の回転
    動作と前記給紙手段のシート搬送動作との相対的な位相
    を変化可能な位相調整手段と、 前記位相調整手段を駆動する第2モータと、 前記版胴の回転位置が所定位置にあるか否かを検出する
    版胴位置センサと、 孔版原紙に画像穿孔を行い、穿孔された前記孔版原紙を
    前記版胴の前記係止部に向けて搬送する製版手段と、 前記版胴位置センサに接続されるとともに、前記第1モ
    ータ及び前記第2モータの駆動を制御する制御手段と、 を備えた孔版印刷装置の、前記版胴の所定位置への停止
    制御方法であって、 前記制御手段は、前記版胴位置センサにより版胴が所定
    位置に来たことを検知した直後、前記第1モータの駆動
    を停止し、前記第2モータを駆動して前記版胴を停止前
    の回転方向と逆方向に回転駆動し、 前記版胴位置センサが版胴の回転位置が所定位置にない
    ことを検出した直後に前記第2モータの駆動を停止し、 その後、前記第2モータを停止前と逆方向に回転駆動
    し、前記版胴位置センサが前記版胴の回転位置が所定位
    置にあることを検出した時点で前記第2モータの駆動を
    停止することを特徴とする孔版印刷装置の版胴停止制御
    方法。
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