JP2851916B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2851916B2
JP2851916B2 JP2111969A JP11196990A JP2851916B2 JP 2851916 B2 JP2851916 B2 JP 2851916B2 JP 2111969 A JP2111969 A JP 2111969A JP 11196990 A JP11196990 A JP 11196990A JP 2851916 B2 JP2851916 B2 JP 2851916B2
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啓次 大古田
朋宏 工藤
英 清水
敬一 川▲崎▼
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は搬送されるシートの進行方向を変更する機構
を有するシート搬送装置に関する。
[従来の技術] 本願出願人は先に出願した特願平1−169425号公報
や、特願平1−325004号公報において、搬送されるシー
トを自在に進路変更することができるコンパクトな装置
を提案し、これを画像記録装置に適用した例を示した。
このシート搬送装置の概要を第3図、第4図を用いて説
明する。
両図において、40は従動ローラ33が駆動ローラ32の円
周を遊星的に周回する遊星回転の中心軸であり、レバー
41が固設されている。なお駆動ローラ32の中心軸と遊星
回転中心軸40とは同軸であって、不図示のスプロケツト
・チエーンにて伝達される駆動力により、駆動ローラ32
は両方向に回転可能となっている。レバー43には従動ロ
ーラ44が回転自在に取付けられている。45は引張バネで
あり、中心軸40と従動ローラ33の軸44の間に引張力を与
え、2箇のローラ間を付勢する作用を有する。又、46は
側板に取付けられたストツパ部材であり、従動ローラ軸
44の周回路上の所定の位置に配設されている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら前記従来例では、従動ローラ33が駆動ロ
ーラ32の外周上の一部範囲内、例えば90度程度の範囲で
しか遊星回転しない場合でも、駆動ローラ32は円筒形の
ものを使用している。ここで搬送シートとしてフイルム
等のコシの強いものを用いた場合、フイルムに大きな負
荷を与えずに進路方向を無理なく変更するためには、こ
の駆動ローラ32の径は約70mm程度以上あることが望まし
い。従って比較的大径のローラが必要であり、装置の小
型化をさらに追求する場合の障害となることがあった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、その
要旨は、どちらか一方、あるいは両者が回転駆動力を有
する第1、第2の回転部材の間にシートを挟持してシー
トを搬送するシート搬送装置において、第1の回転部材
である第1のローラ部材と、該第1のローラ部材に付勢
された、第2の回転部材である第2のローラ部材と、前
記第1あるいは第2のローラ部材を回転駆動するための
第1の駆動手段と、該第1、第2のローラ部材を一体的
に保持し、該2つのローラ部材を該2つのローラおのお
の自身の回転軸とは異なる所定軸を中心として遊星回転
させ得る保持部材と、該保持部材を所定軸を中心として
遊星回転駆動するための第2の駆動手段と、前記第1、
第2の駆動手段を制御して、シートの搬送及び進行変更
方向を制御する制御手段を有することを特徴とするシー
ト搬送装置である。
[実施例] 第1図、第2図に本発明の実施例を示す。
第1図は平面図、第2図は側面図である。図中1は駆
動ローラで、両端の軸1aを介してレバー3に回動自在に
保持されている。2は従動ローラであり、3箇の小ロー
ラが軸2aに均等に配置結合されている。軸2aの両端部は
それぞれ2箇のレバー3の長穴3aを貫通し、軸端部には
引張バネ4の一端がかけられ、該引張バネ4の他端はピ
ン17を介してレバー3に固定されている。よって引張バ
ネ4の引張力により、従動ローラ2は駆動ローラ1に付
勢される。レバー3は軸5にピン18によって強固に結合
されている。軸5はフレーム15に回動自在に保持されて
いる。一方のレバー3にはギヤ12が固定され、該ギヤ12
はフレーム15に固定されたレバー駆動モータ14の軸に取
付けられたギヤ13と噛み合っている。このためレバー駆
動モータ14の駆動力は、ギヤ13、12を介して、軸5を回
転中心として、レバー3で保持された駆動ローラ1及び
従動ローラ2を一体で回動運動させることができる。
一方、駆動ローラ軸1aにはギヤ6が固定されており、
軸5を中心軸として回転自在なギヤ7と噛み合ってい
る。ギヤ7には同軸上にスプロケツト8が固定されてい
る。又、11はフレーム15に固定されたローラ駆動モータ
で、モータ駆動軸にはスプロケツト10が固定されてい
る。2つのスプロケツト8と10はチエーン9により連結
されている。このため、ローラ駆動モータ11の駆動力は
スプロケツト10、チエーン9、スプロケツト8、ギヤ
7、ギヤ6を順に介して駆動ローラ1に伝わり、駆動ロ
ーラ1を回転駆動する。こうして駆動ローラ1に付勢さ
れた従動ローラ2との間に挟んだシートを搬送すること
ができる。前記ローラ駆動モータ、及びレバー駆動モー
タ14はそれぞれ制御回路20の制御信号に基づいて駆動さ
れるようになっている。該制御回路20は設定回路21で設
定された動作となるように2個のモータの駆動を制御す
る。
次に本実施例のシート搬送装置の動作を第2図を用い
て説明する。
駆動ローラ1及び従動ローラ2は、初期状態ではそれ
ぞれ図中A,Bの位置にある。この時、レバー駆動モータ1
4は停止し、ローラ駆動モータ11は回転して駆動ローラ
1が時計廻り方向に回転する。それに伴って従動ローラ
2も従動回転する。ここで不図示の機構によりシートS
が図中Y方向に向かって駆動ローラ1と従動ローラ2の
間に差し込まれると、シートSは2箇のローラの間に挟
持され、駆動ローラ1の駆動力によりシートSはY方向
に搬送される。そしてシートSの先端が少し搬送され、
第2図に示す位置に達した時、レバー駆動モータ14が回
転を開始して、レバー3をG方向に回転するように駆動
する。これと同時に、ローラ駆動モータ11はギヤ7の回
転角速度がレバー3の回転角速度と一致するような回転
数に変速される。したがって駆動ローラ1はレバー3に
対しては、相対的に停止した状態となり、駆動ローラ1
の接点からシートSの先端までの距離は変化しないまま
シートSの進行方向が変更される。
次にレバー3が図中Hの位置に達した時、レバー駆動
モータ14は停止する。同時にローラ駆動モータ11はシー
トを所定の速度で搬送するように変速される。
そして、レバー3が同一方向に再び移動し、Iの位置
に達して停止すると、フレームに固定された板カム16と
従動ローラ軸2aが接触し、従動ローラ2を持ち上げ、駆
動ローラ1と従動ローラ2との間を離間し、2箇のロー
ラ間のシートの拘束力を解除する。
このようにしてY方向から進入したシートSは、進行
方向がX方向に変更されて搬送されることになる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく種々
の変更例が考えられる。
例えば、ローラやレバーの駆動方式は、上記実施例の
ようにギヤ及びチエーンを介して行なう方式だけでな
く、軸にカツプリング等を介してモータを直接結合する
方式でも良い。又、ローラ駆動モータはフレームだけで
なく、レバーに保持するようにしても良い。
更にはレバー駆動モータとローラ駆動モータの2個の
専用モータを設けることは必須では無く、1個のモータ
の出力をクラツチやソレノイド等を用いて切換えて、ロ
ーラ駆動とレバー駆動に兼用して用いるようにしても良
い。
又、シートの搬送方向は、実施例の如く下方から右方
向に約90度変更する場合だけでなく、設定回路21及び制
御回路20によるモータの制御次第であらゆる方向に応用
することができる。更にはモータを逆回転させることに
より、搬送方向を逆方向に切換えることもできる。
以上説明した本発明のシート搬送装置は、先の特願平
1−169425号公報や、特願平1−325004号公報で例示し
たような画像記録装置は勿論のこと、シートを搬送する
機構を有する様々な装置に適用することができる。
[発明の効果] 以上本発明のシート搬送装置によれば、小さなスペー
スで搬送シートの進行方向を自由に変更することがで
き、装置の小型化に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の装置の正面図、 第2図は本発明の実施例の装置の側面図、 第3図、第4図は従来例の装置の構成図、 であり、図中の主な符号は、 1……駆動ローラ、2……従動ローラ、 3……レバー、11……ローラ駆動モータ、 14……レバー駆動モータ、 20……制御回路、21……設定回路、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川▲崎▼ 敬一 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地 キヤノン株式会社小杉事業所内 (56)参考文献 特開 昭61−23053(JP,A) 実開 昭57−116645(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】どちらか一方、あるいは両方が回転駆動力
    を有する第1、第2の回転部材の間にシートを挟持して
    シートを搬送するシート搬送装置において、第1の回転
    部材である第1のローラ部材と、該第1のローラ部材に
    付勢された、第2の回転部材である第2のローラ部材
    と、前記第1あるいは第2のローラ部材を回転駆動する
    ための第1の駆動手段と、該第1、第2のローラ部材を
    一体的に保持し、該2つのローラ部材を該2つのローラ
    部材おのおの自身の回転軸とは異なる所定軸を中心とし
    て遊星回転させ得る保持部材と、該保持部材を所定軸を
    中心として遊星回転するための第2の駆動手段と、前記
    第1、第2の駆動手段を制御して、シートの搬送および
    進行方向変更を制御する制御手段、を有することを特徴
    とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】前記第1、第2の駆動手段は共通の駆動源
    を有する請求項1に記載のシート搬送装置。
JP2111969A 1989-06-30 1990-04-27 シート搬送装置 Expired - Fee Related JP2851916B2 (ja)

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DE4020814A DE4020814C2 (de) 1989-06-30 1990-06-29 Blattransportvorrichtung und deren Verwendung in einem Bildaufzeichnungsgerät

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