JPH1158550A - 車両用ラジアルタイヤの製造方法および装置 - Google Patents

車両用ラジアルタイヤの製造方法および装置

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JPH1158550A
JPH1158550A JP10160578A JP16057898A JPH1158550A JP H1158550 A JPH1158550 A JP H1158550A JP 10160578 A JP10160578 A JP 10160578A JP 16057898 A JP16057898 A JP 16057898A JP H1158550 A JPH1158550 A JP H1158550A
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radial tire
sleeve
carcass
vehicle according
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JP10160578A
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Karl J Siegenthaler
カール・ヨット・ジーゲンタラー
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • B29D2030/3221—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms
    • B29D2030/3228—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms using one bladder acting on each side of the drum
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    • B29D2030/3221—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms
    • B29D2030/3242—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms and with means for pressing the bladder against the ply material, e.g. bladder guide shoes, cages, arms

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部にトロイダルな内側のカーカスが既に形成
されている内側のライナーを組み立てる簡単でコストの
低い、信頼性のある方法および装置を得たい。 【解決手段】車両用ラジアルタイヤの製造方法および装
置であって、不透過性の内側のライナー（１０）が、実
質的に円筒状の内側の表面（１３）に設けることによっ
てトロイダルなタイヤのカーカス（３）に用いられ、カ
ーカス（３）の内側の表面と係合可能なように、変形さ
れた形状を徐々に達成するために径方向に変形可能であ
って；内側の支持部材（１３）が、トロイダルカーカス
（３）を通してまたカーカス（３）を収容するトロイダ
ルな外側の支持部材（１４）を通して適合されていて、
内側のライナー（１０）をカーカス（３）に向かって持
ち上げ、カーカス（３）の内側の表面に対して押圧して
変形された形状に移動することによって達成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ラジアルタ
イヤの製造方法に関する。
【０００２】より詳細には、本発明は、トロイダル（ｔ
ｏｒｏｉｄａｌ）な内側のカーカス（ｃａｒｃａｓ
ｓ）、好ましくは、不透過性の内側のライナーを有する
繊維性のカーカスからラジアルタイヤを製造する方法に
関する。
【０００３】
【従来の技術】空気に対して不透過性の内側のライナー
を有するタイヤカーカスが知られている。タイヤを製造
する場合、軸方向に変形可能なタイヤ組立用ドラムの従
来の方法において、内側のライナーは変形されていない
ドラムに配置され、それ自身にまたは切片の中央部分の
形状にされ、内側のライナーに加えて２つの研磨剤切片
を有し、２つの切片はタイヤの側壁を規定し、複数層の
チューブを形成するための１つまたはそれ以上の重畳と
他の構成要素によって覆われ、ドラムをチューブの外側
に２つの金属製ビードによって取着することによってド
ラムに２箇所で固定されている。ドラムは、次いで、軸
方向に潰され、チューブの中央部分は実質的にＵ字状
に、チューブの２つの端部は中央部分に折り返され、ビ
ードが閉成されて内側のカーカスの形成が終了する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の方法を用
いて製造された内側のカーカスの内側のライナーの組立
は、問題があるわけではない。しかしながら、内側のカ
ーカスの形成と同時に組み立てられるのとは対照的に、
トロイダルな例えばいわゆる「繊維性」の内側のカーカ
スと共に取り扱う場合、逆のことが適用され、内側のラ
イナーは、内側のカーカスが既に形成された後でのみ組
み立てられる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車両用
ラジアルタイヤの製造方法を提供することであって、こ
の方法は、トロイダルな内側のカーカスを使用し、実質
的に円筒形の変形されていない形状から、前記内側のカ
ーカスの内側の表面と係合可能な変形された形状へ、徐
々に径方向へ変形可能な内側のライナーを内側の支持部
材に巻き付ける工程と；前記内側の支持部材を前記内側
のカーカスとこの内側のカーカスを収容するトロイダル
な外側の支持部材を通して適合する工程と；前記内側の
ライナーを前記内側の表面の方へ上昇し内側のライナー
を内側の表面に対して押圧するために前記内側の支持部
材を変形された形状内へ移動する工程とを有することを
特徴とする。
【０００６】本発明は、また、タイヤカーカス内に不透
過性の内側のライナーを適用するための装置に関する。
【０００７】本発明によれば、車両用ラジアルタイヤの
製造装置を提供することであって、この装置は、トロイ
ダルな内側のカーカスを有するカーカスを収容するトロ
イダルな外側の支持部材を備え、不透過性の内側のライ
ナーから成る弾性的な材料の切片を支持し前記内側のカ
ーカスと前記トロイダルな外側の支持部材とを通って適
合された内側の支持部材を有し；内側の支持部材が、前
記内側のライナーを持ち上げるための第１の持ち上げ手
段を規定する中央部分を有し；前記中央部分が、変形さ
れていない実質的に円筒状の形状から、前記内側のライ
ナーを内側の表面に向かって持ち上げ内側のライナーを
内側の表面に対して押圧するために内側のカーカスの内
側の表面と係合することが可能な変形された形状へ徐々
に径方向へ変形可能であることを特徴とする。
【０００８】図面を参照して本発明を説明するが、ここ
に示された実施例に限定されるものではない。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１から６を参照すると、１は、
ラジアルタイヤ２（図６）を製造する全体の装置を示し
ていて、トロイダルカーカス３を有してな内側のカーカ
ス６とを備えている。内側のカーカス６は、不透過性の
内側のライナー１０と整列された内側の表面９を有して
いて、各側壁７の外表面は、各側壁７と共にタイヤ２の
側壁部を規定する外側の環状のライナー１１によって覆
われている。
【００１０】装置１は、トロイダル形成モールド１２
（図６）とモールド１２を通って伸びた構築用のドラム
１３とを有している。
【００１１】モールド１２は、２つの側方の溝１６を有
するトロイダルな表面１５によって内方に規定された中
央のトロイダルボディ１４を備えていて、各側方の溝１
６は、好ましくは、モールド１２の環状の側方の板体１
７の内側にはめ込み式で適合している。
【００１２】図１から５に示されたように、トロイダル
ボディ１４は、側方の板体１７を除いて、トレッドリン
グ５の外表面の接触表面１５を持ったカーカス３と、内
方へ突出し対応する環状のクランプ要素１８によってト
ロイダルボディ１４に関して固定された内側のカーカス
６の側壁７とを収容している（図１と２）。それぞれの
環状の部材１８は、トロイダルボディ１４に適合するま
で各側方の板体１７に置き換わり、各溝１６に適合した
外側のリング１９と、関連するリング１９から内方へ突
出した複数の径方向のアーム２０とを有し、各自由端部
は関連するビードと係合するための各フックを有してい
る。
【００１３】特に図１と２とに示したように、ドラム１
３は、円周状の膨状体２２と軸線２３とを有する固定さ
れた中央の環状の板体２１を備えていて；２つの半分の
ドラム２４は、板体２１に関して対称的であって、互い
に、また、軸線２３に関して同軸である。同一であるか
ら、１つの半分のドラム２４のみについて以下に述べ
る。
【００１４】半分のドラム２４は、互いにまた軸線２３
に関して同軸な２つのネジ部２５と２６とを有してい
て、これらは互いに同一の方向へ、および、他の半分の
ドラム２４のネジ部２５と２６とは反対の方向へ軸線２
３の周りを回転するように、各軸２７と２８とによって
駆動される。半分のドラム２４は、また、ネジ留めネジ
部（ｓｃｒｅｗ−ｎｕｔ ｓｃｒｅｗ）結合によって各
ネジ部２５と２６とに接続された外側の環状の板体２９
と内側の環状の板体３０とを有していて、各外周は、軸
線２３と同軸な各円筒状の管状の部材３１および３２と
に適合している。管状の部材３１と３２とは、弾性的に
変形可能なトロイダルな表面３３によって互いに結合さ
れていて、このトロイダルな表面３３は、好ましくは、
金属で作られていて、図１、２と７とにより詳細に示さ
れているように、中心部３５によって接続され、軸線２
３に関して傾斜したスリットによって実質的に長手方向
の切片３６に分割された２つの連続した端部リング３４
を有している。リング３４の一方は、管状の部材３１の
外表面に一体に接続されているのに対し、リング３４の
他方は、管状の部材３２の内部を通過している。休止し
ている形状において、スリーブ３３の中間部分は、板体
２９から板体３０に向かって突出した環状の付属物３８
に支持された膨状体３７と接触するように設けられてい
て、休止時において切片３６をわずかに外方へ曲げて維
持するために設けられている。
【００１５】２つの半分のドラム２４の管状の部材３２
は、弾性的に変形可能なトロイダルな表面３９によって
互いに接続されていて、このトロイダルな表面３９は、
好ましくは、金属で出来ていて、図１、２と７とに、よ
り詳細に示したように、中心部４１によって接続され、
軸線２３に関して傾斜したスリットによって実質的に長
手方向の切片４２に分割された２つの連続した端部リン
グ４０を有している。
【００１６】スリーブ３９は、通常、切片４２の単一の
層によって規定されるのに対し、図７に示したスリーブ
３９の変形例においては、２つの介挿された管状の層４
３と４４とによって規定されていて、その外層４３は切
片４２を有し、その内層４４は切片４２に対し反対に方
向へ傾斜した複数の切片４５を有している。図８に示し
たように、切片４２は、弱体な中心部４６を有している
のに対し、切片４５は、より固い中心部４８の両側に２
つの弱体な部分４７を有している。
【００１７】スリーブ３９の軸線端部は、各管状の部材
３２の外表面にしっかりと結合されているのに対し、休
止形状の場合に、スリーブ３９の中間部分は、休止の場
合に切片４２（および４５）をごくわずか外方へ曲げて
維持するために、膨状体２２と接触するように位置して
いる。
【００１８】以下においてもっと詳細に説明するが、各
板体２９を各板体３０に向かって移動することによっ
て、スリーブ３３が外方へ変形された場合（図４および
図１０）、同時に弾性的に各スリーブ３３を各側壁７に
対して圧縮するのに対し、各半分のドラム２４のため
に、装置１はまた、各環状の部材１８と各側方の板体１
７とがない場合のタイヤ２の各ビード８の軸線位置を制
御するための補助の制御および押圧装置４９を有してい
る。
【００１９】各装置４９は、各半分のドラムの外径より
も大きい内径であって、各側方の板体１７の内径よりも
小さい外径のリング５０を有していて；複数の板バネア
ーム５１がリング５０に関して軸線方向から及び軸線方
向に突出している。リング５１は、軸線２３と同軸的に
支持されていて、第１の環状の板体５３と第２の環状の
板体５４とを有する作動部材５２によって軸線２３に沿
って移動され；板体５３は、軸線２３に平行なラック５
７に沿ってモータ５６によって移動された摺動部５５か
ら浮いていて；板体５４は、板体５３とリング５０との
間に介挿されていて、その一側が、複数の直線状のアク
チュエータ５８によって軸線２３と平行にまた軸線２３
から離間して板体５３に接続されていて、その他側が、
複数のロッド５９によってリング５０に接続されてい
る。
【００２０】実際の使用において、カーカス３を収容し
各ビード８を固定するための２つの環状の部材１８と適
合するトロイダルボディ１４は、ドラム１３に適合さ
れ、そのスリーブ３９は、弾性的なシート材料の切片１
０ａを持った外表面に適合され、そして、２つの側方部
分１１ａは、平坦に位置する環状のライナー１１を規定
する。切片１０ａは、シリンダーを形成するようにドラ
ム１３の周りに巻かれていて、その端部は各側方部分１
１ａを有していて、スリーブ３９の対応する端部の外方
へ突出し、隣接するスリーブ３３の部分を覆っている。
ドラム１３に切片１０ａによって形成されたシリンダー
の長さは、軸線２３に沿って測定して、内側のカーカス
６の円筒状の内側の表面９の長さに実質的に等しい。
【００２１】図１に示したように、一旦、トロイダルボ
ディ１４とドラム１３とが互いに固定されると、トロイ
ダルボディ１４の対称面６０は、板体２１の面と一致
し、軸２７と２８（一対のみ示す）とは、板体３０の間
隔を減少するために操作され、各板体３０と各板体２９
との間隔は、一定に維持されるのに対し、スリーブ３９
の切片４２を外方へ（図２）徐々に変形するするので、
切片４２の弱体部４６に対応する内側のライナー１０の
部分は、表面９の中心部分と接触し、内側のライナー１
０の残りの部分は、表面９と接着し（図３）、切片１０
ａの側方部分１１ａは依然としてスリーブ３９の外方へ
突出している。
【００２２】内側のライナー１０は、このように、表面
９に接着しても良く、同時に、内側のカーカス６と内側
のライナー１０との間の全ての空気を、まだ覆われてい
ないので空気を通過する側壁７を通して徐々に追い出
す。
【００２３】次いで、環状の部材１８は取り除かれ、リ
ング５０（図３）は、ビード８が軸線２３に沿って互い
に離間する制御されない移動を阻止するように、各スリ
ーブ３３に沿って各アーム５１の自由端部が各ビード８
で側壁７に接触するまで移動される。
【００２４】この点において、シャフト２７は、各板体
２９を各板体３０に近接させるように操作され、切片１
０ａの側方部分１１ａを側壁７の表面に折り曲げて環状
のライナー１１を形成するために、スリーブ３３の切片
３６を外方（図４および１０）へ徐々に変形する。この
動きはアーム５１によって補助されるが、このアーム５
１は、スリーブ３３によって外方へ変形され、そして、
スリーブ３３の変形された切片３６の外方に位置し、各
側方部分１１ａを各側壁７の外表面に接着するのを補助
のに十分な圧力を及ぼす。
【００２５】切片４２と３６の外方への変形を確実にす
るために、膨状体２２と３７は、ネジ部２５と２６に作
用する直前に膨張される。
【００２６】この時（図５と１１）、ネジ部２５は、ス
リーブ３３を変形されていない位置に再貯蔵するために
再び操作され、アーム５１の自由端部は、タイヤ２の部
分とビード８で接触するように戻り；そして（図６と１
２）、側方の板体１７は、モールド１２を閉成するため
にリング５０に適合され、可撓性のアーム５１は、装置
４９をタイヤ２から引き離すために内側へ向けられる。
側方の板体１７を組立てる場合、２つの装置４９のモー
タ５６は、タイヤ２が側方の板体１７によって変形され
るように、互いに、また板体２１に関して、ビード８の
位置を連続的に制御するために操作される。
【００２７】最終的に、装置４９は、モールド１２とタ
イヤ２とをドラム１３から離すことが出来るようにする
ために、板体２１から離れて引っ込められる。
【００２８】図７と８とに示した変化において、切片４
２と４５とは、板体３０が互いに近接するように移動さ
れるように、同時に変形される。より詳細に述べると、
中央部分４６において変形された切片４２は、内側のラ
イナー１０の中央部分を表面９の中央部分と接触させ、
切片４５は、変形された切片４２によって規定されたギ
ャップを通して変形され、弱体部４７によって、内側の
ライナー１０の２つの端部部分は同時に側壁７の内壁と
接触する。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、トロイダルな内側のカ
ーカスからラジアルタイヤを製造する簡単で、コストの
低い、信頼性のある方法を提供することができる。
【００３０】より詳細に述べると、本発明によれば、内
部にトロイダルな内側のカーカスが既に形成されている
内側のライナーを組み立てる簡単でコストの低い、信頼
性のある方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】理解しやすくするために一部の部品を除去して
示す本発明の好ましい実施例の軸的な断面図を示してい
る。
【図２】理解しやすくするために一部の部品を除去して
示す本発明の好ましい実施例の軸的な断面図で図１とは
異なった操作位置を示している。
【図３】理解しやすくするために一部の部品を除去して
示す本発明の好ましい実施例の軸的な断面図で、図１、
２とは異なった操作位置を示している。
【図４】理解しやすくするために一部の部品を除去して
示す本発明の好ましい実施例の軸的な断面図で、図１〜
３とは異なった操作位置を示している。
【図５】理解しやすくするために一部の部品を除去して
示す本発明の好ましい実施例の軸的な断面図で、図１〜
４とは異なった操作位置を示している。
【図６】理解しやすくするために一部の部品を除去して
示す本発明の好ましい実施例の軸的な断面図で、図１〜
５とは異なった操作位置を示している。
【図７】図１から図６の詳細の変形の比較的大きなスケ
ールの斜視図を示す。
【図８】図７の変形に従った図２の詳細の比較的大きな
スケールの図を示す。
【図９】図１から６の装置のアクセサリーの斜視図を示
す。
【図１０】図４と同様であって、図９のアクセサリーを
装着した図１〜６の装置を示す。
【図１１】図５と同様であって、図９のアクセサリーを
装着した図１〜６の装置を示す。
【図１２】図６と同様であって、図９のアクセサリーを
装着した図１〜６の装置を示す。
【符号の説明】
３……（トロイダル）カーカス ６……（内側）のカーカス ７……側壁 ８……ビード ９……内側の表面 １０ａ……切片 １０……内側のライナー １１ａ……側方の部分 １３……ドラム、（内側の支持部材） １４……ボディ、（外側の支持部材） ３３……管状のスリーブ、（側方のスリーブ） ３９……中央のスリーブ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 トロイダルな内側のカーカス（６）を使
    用する方法であって、実質的に円筒形の変形されていな
    い形状から、前記内側のカーカス（６）の内側の表面
    （９）と係合可能な変形された形状へ、徐々に径方向へ
    変形可能な内側のライナー（１０）を内側の支持部材
    （１３）に巻き付ける工程と；前記内側の支持部材（１
    ３）を前記内側のカーカス（６）とこの内側のカーカス
    （６）を収容するトロイダルな外側の支持部材（１４）
    を通して適合する工程と；前記内側のライナー（１０）
    を前記内側の表面（９）の方へ上昇し内側のライナー
    （１０）を内側の表面（９）に対して押圧するために前
    記内側の支持部材（１３）を変形された形状内へ移動す
    る工程とを有することを特徴とする車両用ラジアルタイ
    ヤの製造方法。
  2. 【請求項２】 前記内側の支持部材（１３）は、前記内
    側のライナー（１０）を支持するための補助的に径方向
    に変形可能な中央のスリーブ（３９）と；中央のスリー
    ブ（３９）の向き合った軸方向の端部に接続され、同様
    に軸的におよび径方向に変形可能な２つの側方のスリー
    ブ（３３）とを有していて；中央のスリーブ（３９）を
    径方向に変形するために中央のスリーブ（３９）を補助
    的に押圧し、前記内側のライナー（１０）を前記内側の
    カーカス（６）の内側の表面（９）に向けて持ち上げる
    工程とを有することを特徴とする請求項１記載の車両用
    ラジアルタイヤの製造方法。
  3. 【請求項３】 前記内側のライナー（１０）が、内側の
    表面（９）の中央部分より内側の表面（９）に向かって
    徐々に押圧されることを特徴とする請求項２記載の車両
    用ラジアルタイヤの製造方法。
  4. 【請求項４】 前記内側のライナー（１０）が、内側の
    表面（９）の中央部分と２つの側方の部分より内側の表
    面（９）に向かって徐々に押圧されることを特徴とする
    請求項３記載の車両用ラジアルタイヤの製造方法。
  5. 【請求項５】 中央のスリーブ（３９）を軸方向へ押圧
    する前に、最初の径方向外方への押圧を前記中央のスリ
    ーブ（３９）に及ぼす工程を有することを特徴とする請
    求項２ないし４いずれか１項記載の車両用ラジアルタイ
    ヤの製造方法。
  6. 【請求項６】 内側のライナー（１０）が、前記中央の
    スリーブ（３９）よりも幅広の弾性的な材料の切片（１
    ０ａ）の中央部分を規定し、また、１対の外側の側方部
    分（１１ａ）を内側のライナー（１０）の両側に有して
    いて；前記切片（１０ａ）が、最初、前記中央のスリー
    ブ（３９）の内側のライナー（１０）と、実質的に前記
    各側方のスリーブ（３３）に設けられた前記各外側の側
    方部分（１１ａ）を持った前記内側の支持部材（１３）
    に配置されたことを特徴とする請求項２ないし５いずれ
    か１項記載の車両用ラジアルタイヤの製造方法。
  7. 【請求項７】 前記内側のカーカス（６）は２つのビー
    ド（８）を有していて；前記各内側のライナー（１０）
    を前記内側の表面（９）に接触することに引き続いて、
    外側の側方部分（１１ａ）を各ビード（８）の周りに持
    ち上げて回転し、外側の側方部分（１１ａ）を前記内側
    のカーカス（６）の各側壁（７）の外表面に接触させる
    工程をさらに有することを特徴とする請求項６記載の車
    両用ラジアルタイヤの製造方法。
  8. 【請求項８】 各側方のスリーブ（３３）を弾性的にま
    た径方向に変形し前記各外側の側方部分（１１ａ）を持
    ち上げるように、前記各側方のスリーブ（３３）を補助
    的に押圧する工程を有することを特徴とする請求項７記
    載の車両用ラジアルタイヤの製造方法。
  9. 【請求項９】 側方のスリーブ（３３）を補助的に押圧
    する前に、前記各側方のスリーブ（３３）の内側の表面
    を最初に径方向外方向に押す工程を有することを特徴と
    する請求項８記載の車両用ラジアルタイヤの製造方法。
  10. 【請求項１０】 前記外側の側方部分（１１ａ）を前記
    ビード（８）の周りに回転する前に、ビード（８）が、
    前記トロイダルな外側の支持部材（１４）に適合した各
    クランプ要素（２０）によって支持され；前記外側の側
    方部分（１１ａ）を回転する前記工程に先立って前記ク
    ランプ要素（２０）から前記ビード（８）を開放し、前
    記クランプ要素（２０）を移動する前に、制御と押圧手
    段（４９）によって前記ビード（８）を補助的に押圧す
    る更なる工程を有することを特徴とする請求項１ないし
    ９いずれか１項記載の車両用ラジアルタイヤの製造方
    法。
  11. 【請求項１１】 制御と押圧手段（４９）が、前記ビー
    ド（８）を補助的に保持するための２組の複数の可撓性
    のアーム（５１）を有し；前記各側方のスリーブ（３
    ３）の径方向の変形が、各複数の前記アーム（５１）の
    外方への可撓と、関連する変形された側方のスリーブ
    （３３）へのアーム（５１）と内側のカーカス（６）の
    関連する側壁（７）に対する対応する押圧を生ずること
    を特徴とする請求項１０記載の車両用ラジアルタイヤの
    製造方法。
  12. 【請求項１２】 トロイダルな内側のカーカス（６）を
    有するカーカス（３）を収容するトロイダルな外表面
    （１４）を備え、不透過性の内側のライナー（１０）か
    ら成る弾性的な材料の切片（１０ａ）を支持し前記内側
    のカーカス（６）と前記トロイダルな外表面（１４）と
    を通って適合された内側の支持部材（１３）を有し；内
    側の支持部材（１３）が、前記内側のライナー（１０）
    を持ち上げるための第１の持ち上げ手段（３９）を規定
    する中央部分を有し；前記第１の持ち上げ手段（３９）
    が、変形されていない実質的に円筒状の形状から、前記
    内側のライナー（１０）を内側の表面（９）に向かって
    持ち上げ内側のライナー（１０）を内側の表面（９）に
    対して押圧するために内側のカーカス（６）の内側の表
    面（９）と係合することが可能な変形された形状へ徐々
    に径方向へ変形可能であることを特徴とする車両用ラジ
    アルタイヤの製造装置。
  13. 【請求項１３】 前記第１の持ち上げ手段（３９）が補
    助的に変形可能であり；前記内側の支持部材（１３）
    が、前記第１の持ち上げ手段（３９）の軸的な長さを変
    えるための第１の作動手段（２６、３０）を有している
    ことを特徴とする請求項１２記載の車両用ラジアルタイ
    ヤの製造装置。
  14. 【請求項１４】 前記第１の持ち上げ手段（３９）が、
    中央のスリーブ（３９）を有していて；前記第１の作動
    手段（２６、３０）が、同軸的に反対方向に回転する１
    対のネジ部（２６）と、各ネジ留めネジ部によって前記
    中央のスリーブ（３９）の向き合った端部と一体に前記
    中央のネジ部（２６）に接続された１対の第１の環状の
    板体（３０）とを有していることを特徴とする請求項１
    ３記載の車両用ラジアルタイヤの製造装置。
  15. 【請求項１５】 前記中央のスリーブ（３９）が、複数
    のサイドバイサイドな制御可能に変形可能な可撓性の切
    片（４２）を有していることを特徴とする請求項１４記
    載の車両用ラジアルタイヤの製造装置。
  16. 【請求項１６】 前記可撓性の切片（４２）が、前記中
    央のスリーブ（３９）の軸線（２３）に関して傾斜して
    いることを特徴とする請求項１５記載の車両用ラジアル
    タイヤの製造装置。
  17. 【請求項１７】 前記中央のスリーブが、各複数のサイ
    ドバイサイドな制御可能に変形可能な可撓性の切片（４
    ２、４５）によってそれぞれ規定された２つの介挿層
    （４３、４４）を有していることを特徴とする請求項１
    ４記載の車両用ラジアルタイヤの製造装置。
  18. 【請求項１８】 前記層（４３、４４）の前記可撓性の
    切片（４２、４５）が、前記中央のスリーブ（３９）の
    軸線（２３）に関して傾斜していて、前記層（４３、４
    ４）の前記可撓性の切片（４２、４５）が、前記層（４
    ４、４３）の前記可撓性の切片（４５、４２）に関し
    て、および、前記中央のスリーブ（３９）の長手方向の
    軸線（２３）に関して反対に傾斜していることを特徴と
    する請求項１７記載の車両用ラジアルタイヤの製造装
    置。
  19. 【請求項１９】 前記可撓性の切片（４２、４５）が、
    予め設けられた弱体部（４６、４７）を有し；前記１つ
    の層（４３、４４）の可撓性の切片（４２、４５）の弱
    体部（４６、４７）が、他の層（４４、４３）の可撓性
    の切片（４５、４２）の弱体部（４７、４６）とは異な
    ることを特徴とする請求項１８記載の車両用ラジアルタ
    イヤの製造装置。
  20. 【請求項２０】 内側の支持部材（１３）が、変形され
    ていない形状の前記中央のスリーブ（３９）に最初の径
    方向外方への押圧を及ぼすための第１の押圧手段（２
    ２）を有していることを特徴とする請求項１４ないし１
    ９いずれか１項記載の車両用ラジアルタイヤの製造装
    置。
  21. 【請求項２１】 前記第１の押圧手段（２２）が、変形
    されていない前記中央のスリーブ（３９）の内側の表面
    と接触する膨張可能な環状の第１の膨状体（２２）であ
    ることを特徴とする請求項２０記載の車両用ラジアルタ
    イヤの製造装置。
  22. 【請求項２２】 前記内側のライナー（１０）に加え
    て、弾性的材料の切片（１０ａ）が同様に内側のライナ
    ー（１０）の両側に設けられ、内側のカーカス（６）の
    ２つの側壁（７）と共に前記タイヤ（２）の２つの側壁
    を規定する２つの側方部分（１１ａ）を有していて；前
    記内側の支持部材（１３）が、前記切片（１０ａ）の前
    記側方の板体（１１ａ）のための第２の持ち上げ手段
    （３３）を有していることを特徴とする請求項１４ない
    し２１いずれか１項記載の車両用ラジアルタイヤの製造
    装置。
  23. 【請求項２３】 前記第２の持ち上げ手段（３３）が、
    前記中央のスリーブ（３９）の両側に設けられ、中央の
    スリーブ（３９）と同軸の対になった側方のスリーブ
    （３３）を有していて；前記側方のスリーブ（３３）
    が、軸方向に変形可能であり；前記内側の表面（１３）
    が、前記側方のスリーブ（３３）を軸方向に押圧するた
    めの第２の作動手段（２５、２９）を有していることを
    特徴とする請求項２２記載の車両用ラジアルタイヤの製
    造装置。
  24. 【請求項２４】 前記第２の作動手段（２５、２９）
    が、前記中央のネジ部（２６）と同軸であって前記中央
    のネジ部（２６）の両側に設けられ、反対方向に回転す
    る側方のネジ部（２５）と；各ネジ留めネジ部結合によ
    ってそれぞれが各側方のネジ部（２５）に接続され、前
    記中央の環状の板体（３０）を前記側方のスリーブ（３
    ３）の各対向する端部たを支持するための対になった側
    方の環状の板体（２９）とを有していることを特徴とす
    る請求項２３記載の車両用ラジアルタイヤの製造装置。
  25. 【請求項２５】 前記各側方のスリーブ（３３）が、複
    数のサイドバイサイドな制御可能に変形可能な可撓性の
    切片（３６）を有していることを特徴とする請求項２３
    または２４記載の車両用ラジアルタイヤの製造装置。
  26. 【請求項２６】 前記可撓性の切片（３６）が、前記側
    方のスリーブ（３３）の軸線（２３）に関連し傾斜して
    いることを特徴とする請求項２５記載の車両用ラジアル
    タイヤの製造装置。
  27. 【請求項２７】 前記内側の表面（１３）が、変形され
    ていない形状において前記側方のスリーブ（３３）に径
    方向に外方の押圧を及ぼす第２の押圧手段（３７）を有
    していることを特徴とする請求項２３ないし２６いずれ
    か１項記載の車両用ラジアルタイヤの製造装置。
  28. 【請求項２８】 前記第２の押圧手段（３７）が、膨
    張可能な環状の第２の膨状体（３７）を有することを特
    徴とする請求項２７記載の車両用ラジアルタイヤの製造
    装置。
  29. 【請求項２９】 それぞれが第１の環状の要素（５３）
    を有する１対の制御および押圧手段（４９）と；前記第
    １の環状の要素（５３）の軸的位置を前記内側の支持部
    材（１３）に関し調整するための第１の作動手段（５
    ５、５６）と；第１の環状の要素と同軸な第２の環状の
    要素（５４）と；第１の環状の要素（５３）と第２の環
    状の要素（５４）との間に介挿され、第２の環状の要素
    （５４）を第１の環状の要素（５３）に関して軸的に移
    動するための第２の作動手段（５８）とを有し；第２の
    環状の要素（５４）が、前記内側のカーカス（６）の各
    ビード（８）を軸的に保持するための複数の可撓性のア
    ーム（５１）を有することを特徴とする請求項２８記載
    の車両用ラジアルタイヤの製造装置。
  30. 【請求項３０】 前記第２の作動手段（５８）が、複数
    の直線状のアクチュエータ（５８）を有することを特徴
    とする請求項２９記載の車両用ラジアルタイヤの製造装
    置。
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