JP4429162B2 - タイヤの成型方法及びタイヤ成型ドラム - Google Patents
タイヤの成型方法及びタイヤ成型ドラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4429162B2 JP4429162B2 JP2004511037A JP2004511037A JP4429162B2 JP 4429162 B2 JP4429162 B2 JP 4429162B2 JP 2004511037 A JP2004511037 A JP 2004511037A JP 2004511037 A JP2004511037 A JP 2004511037A JP 4429162 B2 JP4429162 B2 JP 4429162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bead
- bladder
- rigid support
- tire
- carcass band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims description 80
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 178
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 45
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 28
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 10
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/24—Drums
- B29D30/244—Drums for manufacturing substantially cylindrical tyre components with cores or beads, e.g. carcasses
- B29D30/246—Drums for the multiple stage building process, i.e. the building-up of the cylindrical carcass is realised on one drum and the toroidal expansion is realised after transferring on another drum
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/36—Expansion of tyres in a flat form, i.e. expansion to a toroidal shape independently of their building-up process, e.g. of tyres built by the flat-tyres method or by jointly covering two bead-rings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/32—Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
- B29D2030/3221—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms
- B29D2030/3228—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms using one bladder acting on each side of the drum
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/32—Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
- B29D2030/3221—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms
- B29D2030/3235—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms using two or more bladders acting on each side of the drum
Description
本発明は、タイヤの成型方法およびそれに用いるタイヤ成型ドラムに関するものであり、とくには、カーカスとビードフィラーとの間へのエアの残留を有効に防止する技術を提案するものである。
背景技術
タイヤの成型にあたっては、円筒状のカーカスバンド、円環状のビードコアおよびビードフィラーを主体とする、あらかじめ成型されたグリーンケースを、タイヤ成型ドラムの外周側に配置するとともに、そのタイヤ成型ドラムにより、ビードコアの拘束下で両ビードコアを相互に近接変位させながら、成型ドラムに設けた成形ブラダーの作用下で、グリーンケースの中央部分を膨出変形させて、その外周側にあらかじめ配置されたベルトとトレッドとを主体とするベルトトレッドバンドの内周面にグリーンケースのその中央部分を圧着させ、その後、成形ブラダーのそれぞれの端部に隣接させて配設されて、半径方向の内外に二重となる折返ブラダーにより、カーカスバンドの端部分をビードコアの周りに巻き返すことが行われている。
タイヤをこのように成型するにあたっては、カーカスとビードフィラーとの間へのエアの残留を防止するため、成形ブラダーの内側に内部ブラダーを配設し、この内部ブラダーを膨径させた状態で、半径方向の内外に二重に積層配置された折返しブラダーを膨径させて、カーカスバンドの端部分を折返すとともに、カーカスバンド、ビードフィラーおよびビードコアを、内部ブラダーと外側の折返しブラダーの間に強く挟持して、カーカスとビードフィラーとの間のエアを排除して、それら両者の密着性を高めることが提案されている。
しかし、このような従来技術によれば、内部ブラダーが補強層を具えるゴム膜体からなり、膨径した状態でも、剛性が比較的低く、カーカスとビードフィラーとの圧着力を十分に高めることができないので、依然としてビード部にエアが残留するおそれがあって、製品タイヤのユニフォミティを良好に保つことができないことがあり、甚だしくはその残留エアがビード部の耐久性低下の一因ともなるという問題点があった。
そこで本発明は、ビード部を形成するにあたり、カーカスとビードフィラーとの間の残留エアを十分に排除することで、製品タイヤのユニフォミティを良好に保ち、ビード部の耐久性を向上させることができるタイヤの成型方法およびタイヤ成型ドラムを提供する。
発明の開示
本発明に係る、タイヤの成型方法は、例えば2ステージ成型において、円筒状をなすカーカスバンド、円環状のビードコアおよびビードフィラーを主体とするグリーンケースを、タイヤ成型ドラムの外周側に配置するとともに、そのタイヤ成型ドラムにより、ビードコアの拘束下で、両ビードコアを相互に近接変位させながら、グリーンケースの中央部分を半径方向に膨出変形させて、ベルトとトレッドを主体とするベルトトレッドバンドの内周面に、そのグリーンケースを圧着させ、その後の、カーカスバンドの両端部分の、ビードコアの周りへの巻き返しにあたり、カーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーの配設域の全体にわたって、それらとともに、軸線方向の内側に配設した剛性支持部材に押圧するにある。
ここでは、カーカスバンドの端部分の巻き返しに当って、カーカスバンドを、ビードフィラー等とともに、軸線方向の外側から剛性支持部材に押圧し、ゴム製のブラダーに比してはるかに高い剛性を有するこの剛性支持部材により、その押圧力を、逃げ変形等なしに、確実かつ十分に支持することで、カーカスバンドとビードフィラーとの圧着力をビードフィラーの配設域の全体にわたって従来技術に比して大きく高めることができ、この結果として、それらの間の残留エアをより効果的に押出し排除することができる。
従って、製品タイヤのユニフォミティが向上され、ビード部の耐久性が向上されることになる。
また、本発明に係る他の成型方法は、例えばシングルステージ成型において、成型ドラム上で円筒状のカーカスバンドを成型するとともに、このカーカスバンドの外周側にビードコアおよびビードフィラーを配設してグリーンケースを成型し、ビードコアの拘束下で、両ビードコアを相互に近接変位させながら、グリーンケースの中央部分を半径方向に膨出変形させて、ベルトおよびトレッドを主体とするベルトトレッドバンドの内周面に、そのグリーンケースを圧着させ、その後の、カーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーの配設域の全体にわたって、それらとともに、軸線方向の内側に配設した剛性支持部材に押圧するにある。
グリーンケースを成型ドラムの上で成型するこの方法によってもまた、剛性支持部材の、上述したと同様の作用の下で、カーカスバンドとビードフィラーとをビードフィラーの配設域の全体にわたって大きな力で挟持することで、それらの間の残留エアを十分に排除することができる。
また、本発明に係るタイヤ成型ドラムは、ほぼ円筒形状をなし半径方向に膨出可能な成形ブラダーと、この成形ブラダーのそれぞれの端部に隣接して位置して、相互に接近および離隔変位するとともに、ともに拡径変位する一対のビードロック手段と、それぞれのビードロック手段の外側に隣接して位置する、半径方向の内外二重の折返しブラダーとを具え、成形ブラダーの内部で、ビードロック手段の内側に隣接する位置に、半径方向に拡縮変位され、少なくとも拡径姿勢では周方向に隙間なく整列配列され、成形ブラダーの中心軸線に直交してそれを横切る平面内で半径方向に所定の幅を有する円環状の平面を形成する、複数の剛性支持部材を設けたものである。
この成型ドラムを用いてグリーンタイヤを成型する場合には、予め成型された、全体として円筒状をなすグリーンケースを、グリーンケース保持搬送手段によりタイヤ成型ドラムの外周側に配置し、次いで、ビードロック手段を拡径作動させてビードコアをロックし、そして、ビードコアのこの拘束下でそれぞれのビードロック手段、ひいては、両ビードコアを近接変位させながら、成形ブラダーを拡径変形させて、グリーンケースの中央部分を半径方向に膨出変形させ、それを、ベルトトレッドバンド保持搬送手段により成型ドラムの外周側に予め配置されたベルトトレッドバンドの内周面に圧着させる。
さらに、成形ブラダー内で、ビードロック手段の内側に隣接させて配設した複数の剛性支持部材を拡径変位させて、所定の幅をもって円環状に連続するそれらを、ビードコアおよびビードフィラーの内側に対応させて位置決めし、その後、半径方向の内外に二重に配設したそれぞれの折返しブラダーをともに拡径変形させ、これによって、カーカスバンドの端部をビードコアの周りに折り返すとともに、そのカーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーの配設域の全体にわたって、それらとともに剛性支持部材に押圧する。
この場合、剛性支持部材は、それ自身の剛性に基づき、上記押圧力を、逃げ変形等無しに、確実かつ十分に支持するので、ビードフィラーとカーカス間の圧着力を従来の技術に比して大きく高めることができ、その結果として残留エアをより効果的に排除することができる。
従って、製品タイヤのユニフォミティが向上され、ビード部の耐久性が向上されることができる。
ここで好ましくは、複数の剛性支持部材を拡径姿勢としたときに形成される円環状の平面の、半径方向の幅を、ビードコアおよびビードフィラーの半径方向長さより広幅とする。
これによれば、剛性支持部材に、ビードフィラー及びビードコアのそれぞれを、それらの全体にわたって強く押圧することができ、残留エアをより確実に取り除くことができる。
また、好ましくは、ビードロック手段の外周面のビード受け面を、成形ブラダーの中心軸線を含むそれの断面内での形状が、半径方向外方に開口するU字形状または、中心軸線の中央部側が大径で端部側が小径のつば形状とする。
これによれば、両ビードコアを近接変位させて、グリーンケースの中央部分を半径方向に膨出変形させるに際し、カーカスバンドに作用する引張力に起因して、カーカスバンドコードがビードコアに対して成形ブラダーの側に抜け出すことや、ビードコアが成形ブラダーの側へ落下するのを、ビード受け面がそれら、直接的にはカーカスバンドに及ぼす大きな拘束力に基づいてより効果的に防止することができる。
そしてまた好ましくは、半径方向の外側に位置する折返しブラダーの、成形ブラダーの中心軸線中央部寄りの部分を、ビード受け面の全体を覆う位置までせり出させて配設する。
かかる構成によれば、カーカスバンドの折返しに際する、外側の折返しブラダーへの内圧の供給に伴って、カーカスバンドおよびビードコアに拡径方向の力を及ぼすことができ、カーカスバンドとビードコアとの圧着力を高め、それらの間の残留エアを有効に排除することができ、かつ、コード抜けに対する拘束力を高めることができる。
発明を実施するための最良の形態
図1において、1はこの発明の対象となるタイヤ成型ドラムを示し、2は図の左端にあって、成型ドラム1に搬送される、グリーンケースを成型するバンド成型ドラムを、そして、3は、図では成型ドラム1の右側に隣接して位置するベルトトレッド成型ドラムをそれぞれ示す。ここで、バンド成型ドラム2は、カーカスバンド、ビードコアおよびビードフィラーを主体とするグリーンケースの成型に供され、ベルトトレッド成型ドラム3は、ベルトとトレッドを主体とするベルトトレッドバンドの成型に供される。
また、図中4はグリーンケースの保持搬送手段を示し、このグリーンケース保持搬送手段4は、バンド成型ドラム2上で成型された図示しないグリーンケースを、そこから成型ドラム4に搬送してそこに引き渡すべく機能する。
5はベルトトレッドバンドの保持搬送手段を示し、このベルトトレッドバンド保持搬送手段5は図示しないベルトトレッドバンドを、ベルトトレッドドラム2からタイヤ成型ドラム1に配置されたグリーンケースの外周側位置に搬送し、そこに位置決め保持するべく機能する。
図2において、6は、通常状態では円筒状をなし、半径方向に膨出変形可能な成形ブラダーを示し、この成形ブラダー6の両端部に隣接する位置には、円周方向に隣接する複数の円弧状エレメントで構成され半径方向に拡縮変位が可能なビードロック手段7を配設する。また、このようなビードロック手段7の外側に隣接させて、半径方向の外側に位置することとなる折返しブラダー8を配設し、この折返しブラダー8のさらに外側に隣接させて半径方向の内側に位置する折返しブラダー9を配設する。
また、成形ブラダー6の内部には、ビードロック手段7の内側に隣接させて、半径方向に拡縮径が可能な複数の剛性支持部材10a、10bを配設する。
図3は、これらの複数の剛性支持部材10a、10bの、成形ブラダーの中心軸線に直交してそれを横切る平面内での配設態様を、四半分について例示する図であり、拡径時を実線で、そして縮径時を仮想線にて表わす。
ここでは、一種類の剛性支持部材10aを、図示の姿勢でほぼ扇形状をなすものとし、他の一種類の剛性支持部材10bを、ほぼ台形状をなすものとして、これらのそれぞれの剛性支持部材10a、10bを周方向に6枚ずつ交互に、かつ等間隔に配設する。
これらの剛性支持部材10a、10bは、拡径時には周方向に隙間なく交互に整列配列されて、それらの両部材10a、10bに共通の、半径方向に所定の幅dを有する、図では一点鎖線に挟まれる、円環状の平面領域Dを形成する。ここで、この所定の幅dは、後述するように、ビードコアおよびビードフィラーの半径方向の長さより広幅とする。
一方、剛性支持部材10a、10bは、それらの縮径時には図3に仮想線で示すように変位され、台形状のそれぞれの剛性支持部材10bは、扇形状の剛性支持部材10aより半径方向内周側に位置して、それらの相互が周方向に隣接する形態で整列配列され、一方、扇形状の剛性支持部材10aは、それらの外周側で相互に隣接させて整列配列される。
図4(a)(b)はそれぞれ、剛性支持部材10aおよび剛性支持部材10bを拡縮径させる機構を表す。
図4(a)に示す、扇形状の剛性支持部材10aの拡縮機構は、半径方向に往復運動される剛性支持部材10aと、剛性支持部材10aのブラケットに一端部をヒンジ連結したリンク11と、このリンク11の他端部をヒンジ連結されて、成形ブラダーの中心軸線とほぼ平行に配設されて、そのリンクの他端部を、成形ブラダーの中心軸線方向に往復運動させるシリンダ12と、剛性支持部材10aの中心軸線に対する垂直姿勢を維持して拘束しつつ、剛性支持部材10aの半径方向変位を案内するガイド13とを設けてなる。図中実線は、剛性支持部材10a、リンク11、シリンダ12の拡径状態を表し、仮想線は剛性支持部材10a、リンク11、シリンダ12の縮径状態を表す。
この機構によれば、シリンダ12の、タイヤ成型ドラムの中心軸線上の往復運動に従って、剛性支持部材10aは半径方向に拡縮径運動を行うことができる。
図4(b)に示す、台形状の剛性支持部材10bの拡縮機構は、リンク11に比して全長が長いリンク14と、ストローク量が同じでストローク位置が異なるシリンダ15と、ガイド13よりストローク量が大きいガイド16とを用いてなり、その結果として、台形状の剛性支持部材10bの、半径方向の拡縮変位量を、扇形状の剛性支持部材10aに比して大きくしている。
これらの拡縮機構によれば、拡径時の、扇形状の剛性支持部材10aおよび台形状の剛性支持部材10bのそれぞれの外周面の、中心軸線からの距離をともに同一にして、それぞれの剛性支持部材10a、10bを、周方向に隙間なく交互に整列配列させることができる。
この一方で、縮径時には、それぞれの剛性支持部材10a、10bの、上述したような拡縮変位量の違いに基づき、台形状の剛性支持部材10bの外周面の、中心軸線からの距離を、扇形状の剛性支持部材10aの外周面のそれよりも小さくして、それぞれの剛性支持部材10bを周方向に隣接する形態で整列配列させ、また、剛性支持部材10aを、それの外周側で、相互に隣接して整列配列させることができる。
またここでは、図2に示すところから明らかなように、ビードロック手段7の半径方向外周面、直接的には、複数個の円弧状のエレメントのそれぞれの外周面に形成されるビード受け面17の、成形ブラダー6の中心軸線を含む断面内での形状を、成形ブラダーの中心軸線の中央部側が大径で、端部側が小径のつば形状とする。
加えてここでは、半径方向外側の折返しブラダー8の、成形ブラダー6の中心軸線の中央部寄りの部分を、ビード受け面17の全体を覆う位置までせり出させて配設し、好ましくは、このせり出し部分をビード受け面17上に抜け止め嵌合させることにより、そのせり出し部分のビード受け面17に対する不測の位置ずれを防止する。
なおここで、好ましくは、ビードロック手段7の、相互に隣接するそれぞれの円弧状エレメントの隣接対向面を、外周側から見て仮想円周線分に対して45度程度傾斜させ、また、半径方向に平行な平面を有するものとする。これによれば、円周方向において、相互に隣接する円弧状エレメントのそれぞれが、それらの全幅にわたって完全に途切れるのを防止して、ビードコアおよびカーカスバンドに対する支持力を、途切れが生じる場合に比して高めることができる。
図5(a)はグリーンケース保持搬送手段4を用いて、グリーンケースを成型ドラム1上に搬送した状態を表す。
図中18は搬送されたグリーンケースを示し、このグリーンケース18は、円筒状のカーカスバンド19と円環状のビードコア20およびビードフィラー21を主体とするも、ここでは、カーカスバンド19の内周面に圧着させたインナーライナー22および、このインナーライナー22の内周面に、その両端部分で圧着させたサイドウォールゴム23をも具えている。
図5(b)は、ビードコアをロックした状態を示し、ここでは、グリーンケース18のビードコア20と、ビードロック手段7のビード受け面17の位置を合わせて、ビードロック手段7ひいては、それぞれの円弧状エレメントを半径方向に拡径変位させることで、ビード受け面17をもって、ビードコア20を高い拘束力の下でロックする。
図5(c)は、両ビードコアを近接変位させながらグリーンケースをベルトトレッドバンドに圧着させる工程を表す模式図である。
図中24はベルトトレッドバンドを示し、このベルトトレッドバンド24は、トレッドゴム25およびベルト26を主体としてなる。
ベルトトレッドバンド24はベルトトレッドバンド保持搬送手段5により、ベルトトレッド成型ドラム3から搬送されて、グリーンケース18の外周側で、それの中央部分に予め配置されて、位置決め保持される。
グリーンケース18のビードコア20の、ビードロック手段7による拘束下で、そのビードロック手段7を相互に近接変位させることに基づいて、両ビードコア20を相互に近接変位させ、併せて、グリーンケース18の中央部分を、成形ブラダー6により膨出変形させることにより、ベルトトレッドバンド24の内周面に、グリーンケース18のその中央部分を圧着させる。
ところで、ここでは、先に述べたように、ビードロック手段7のビード受け面17の、成形ブラダーの中心軸線を含む断面内での形状を、その中心軸線の中央部側が大径で端部側が小径のつば形状としたことにより、このビード受け面17は、グリーンケース18のこのような膨出変形に際して、カーカスバンド19に作用する引張力に対し、平坦面よりなる従来のビード受け面に比してより大きな拘束力を発揮することができ、これがため、カーカスバンド19に作用するその引張力に起因して、カーカスバンドコードがビードコア20に対して引き抜けることや、ビードコア20が成形ブラダー6の中心軸線の中央部側へ落下することをより有利に防止することができる。
図5(d)はカーカスバンド端をビードコアの周りに折り返してビード部分を成型する工程を表す模式図である。
まず、図に示すように、複数の剛性支持部材10a、10bを半径方向外側に拡径変位させて、先に述べた円環状の平面領域Dを、ビードコア20およびビードフィラー21に対応する位置にもたらす。その後、半径方向外側の折返しブラダー8と半径方向内側の折返しブラダー9をともに、それらへの内圧供給に基づいて膨張変形させることで、カーカスバンド19の端部分をインナーライナー22およびサイドウォールゴム23とともに、ビードコア20の周りに折り返して、ビード部分を成型する。
この場合、ビードコア20およびビードフィラー21は、複数の剛性支持部材10a、10bのビードコア20およびビードフィラー21の半径方向長さより広い所定の幅dをもつ円環状の平面領域Dに、それらの半径方向全域にわたって、内側から強固に支持されることになる。
従って、ビードコア20およびビードフィラー21は、複数の剛性支持部材10a、10bの円環状の平面領域Dと、半径方向外側の折返しブラダー8および半径方向内側の折返しブラダー9とにより、カーカスバンド19と共に強く挟持されて、カーカスバンド19とビードフィラー21との圧着力を高められることになり、この結果として、カーカスバンド19とビードフィラー20との間の残留エアが効果的に排除されることになる。
それ故に、製品タイヤのユニフォミティを高め、併せて、耐久性を向上させることができる。
またここでは、折返しブラダー8の、ビード受け面17上への迫り出し部分もまた、その折返しブラダー8への内圧の供給に基づいて、膨張変形するので、カーカスバンド19はビードコア21に対し拡径方向にも押圧されることになり、カーカスバンド19とビードコア20との圧着力を高めることができる。
以上に述べた一連の工程により、ビードフィラーとカーカスバンドとの間の残留エアを効果的に排除したグリーンタイヤを成型することができる。
ここで、図5は、グリーンケースをタイヤ成型ドラムとは別個の、カーカスバンド成型ドラム上で成型する場合について示したが、このことに代えて、タイヤ成型ドラム上で、円筒状のカーカスバンドを成型するとともに、このカーカスバンドの外周側にビードコアおよびビードフィラーを配設する等してグリーンケースを成型することもでき、この場合にはカーカスバンドの両端部分をビードコアの周りに巻き返すに当たって、複数の剛性支持部材を上述したと同様に機能させることで、ビードコアおよびビードフィラーを内側から強固に支持して、カーカスバンドとビードフィラーとの圧着力を高めることができ、これにより、カーカスバンドとビードフィラーとの間の残留エアを効果的に排除することができる。
なお、図2および図5に示すところでは、図6(a)に詳細に示すように、ビード受け面17をつば形状とした場合を示しているが、図6(b)に示すように、そのビード受け面の断面形状を半径方向外方に開口するU字形状とすることもできる。この場合には、ビード受け面の、カーカスバンド19との接触する面積が、つば形状に比べて大きくなるので、さらに、ビード受け面がカーカスバンドコードに及ぼす拘束力が強まり、より効果的に、カーカスバンドコードのビードコア20に対する抜けや、ビードコア20の落ちを防止することができる。
産業上の利用可能性
以上に述べたところから明らかなように、本発明によれば、グリーンケースをベルトトレッドバンドに圧着させた後の、カーカスバンドの両端部分の、ビードコアの周りへの巻き返しにあたり、カーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーとともに、カーカスバンドの内周側に配設した剛性支持部材に押圧することにより、カーカスバンドとビードフィラーとの圧着力を高めて、ビードフィラーとカーカスとの間の残留エアをより効果的に排除することができる。これにより、製品タイヤのユニフォミティを良好に保ち、ビード部の耐久性が向上される。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明を適用できるタイヤの成型設備の概略レイアウトを示す略線平面図である。
図2は本発明に係るタイヤ成型ドラムの中心軸線を含む断面をその半部について模式的に表す図である。
図3は本発明に係るタイヤ成型ドラムの剛性支持部材の配設態様を四半分について例示する図である。
図4は本発明に係るタイヤ成型ドラムにおける剛性支持部材を半径方向に拡縮径させる機構を表す模式図である。
図5はタイヤの成型工程時を模式的に示す断面図である。
図6は本発明に係るタイヤ成型ドラムのビードロック手段の断面形状を例示する図である。
Claims (9)
- 円筒状をなすカーカスバンド、円環状のビードコアおよびビードフィラーを主体とするグリーンケースを、ビードロック手段のビード受け面の、成形ブラダーの中心軸線を含む断面内での形状を、半径方向外方に開口するU字形状または、上記中心軸線の中央部側が大径で、端部側が小径のつば形状としてなるタイヤ成型ドラムの外周側に配置するとともに、そのタイヤ成型ドラムにより、ビードコアの拘束下で、両ビードコアを相互に近接変位させながら、グリーンケースの中央部分を、成形ブラダーによって半径方向に膨出変形させて、ベルトおよびトレッドを主体とするベルトトレッドバンドの内周面に、そのグリーンケースを圧着させ、その後の、カーカスバンドの両端部分の、ビードコアの周りへの巻き返しにあたり、カーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーの配設域の全体にわたって、それらとともに、軸線方向の内側に配設した剛性支持部材に押圧するタイヤの成型方法。
- ビードロック手段のビード受け面の、成形ブラダーの中心軸線を含む断面内での形状を、半径方向外方に開口するU字形状または、上記中心軸線の中央部側が大径で、端部側が小径のつば形状としてなるタイヤ成型ドラム上で円筒状のカーカスバンドを成型するとともに、このカーカスバンドの外周側にビードコアおよびビードフィラーを配設してグリーンケースを成型し、ビードコアの拘束下で、両ビードコアを相互に近接変位させながら、グリーンケースの中央部分を、成形ブラダーによって半径方向に膨出変形させて、ベルトおよびトレッドを主体とするベルトトレッドバンドの内周面に、そのグリーンケースを圧着させ、その後の、カーカスバンドの両端部分の、ビードコアの周りへの巻き返しにあたり、カーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーの配設域の全体にわたって、それらとともに、軸線方向の内側に配設した剛性支持部材に押圧するタイヤの成型方法。
- 円筒状をなすカーカスバンド、円環状のビードコアおよびビードフィラーを主体とするグリーンケースを、ほぼ円筒形状をなし半径方向に膨出可能な成形ブラダーと、この成形ブラダーのそれぞれの端部に隣接して位置して、相互に接近および離隔変位するとともに、ともに拡径変位する一対のビードロック手段と、それぞれのビードロック手段に隣接して位置する、半径方向内外の折返しブラダーとを具えるとともに、成形ブラダーの内部で、ビードロック手段の内側に隣接する位置に、半径方向に拡縮変形される剛性支持部材を具え、半径方向の外側に位置する折返しブラダーの、成形ブラダーの中心軸線の中央部寄りの部分を、前記ビード受け面の全体を覆う位置までせり出させて配設してなるタイヤ成型ドラムの外周側に配置するとともに、そのタイヤ成型ドラムにより、ビードコアの拘束下で、両ビードコアを相互に近接変位させながら、グリーンケースの中央部分を、成形ブラダーによって半径方向に膨出変形させて、ベルトおよびトレッドを主体とするベルトトレッドバンドの内周面に、そのグリーンケースを圧着させ、その後の、カーカスバンドの両端部分の、折返しブラダーによる、ビードコアの周りへの巻き返しにあたり、カーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーの配設域の全体にわたって、それらとともに、軸線方向の内側に配設した剛性支持部材に押圧するタイヤの成型方法。
- ほぼ円筒形状をなし半径方向に膨出可能な成形ブラダーと、この成形ブラダーのそれぞれの端部に隣接して位置して、相互に接近および離隔変位するとともに、ともに拡径変位する一対のビードロック手段と、それぞれのビードロック手段に隣接して位置する、半径方向内外の折返しブラダーとを具えるとともに、成形ブラダーの内部で、ビードロック手段の内側に隣接する位置に、半径方向に拡縮変形される剛性支持部材を具え、半径方向の外側に位置する折返しブラダーの、成形ブラダーの中心軸線の中央部寄りの部分を、前記ビード受け面の全体を覆う位置までせり出させて配設してなるタイヤ成型ドラム上で円筒状のカーカスバンドを成型するとともに、このカーカスバンドの外周側にビードコアおよびビードフィラーを配設してグリーンケースを成型し、ビードコアの拘束下で、両ビードコアを相互に近接変位させながら、グリーンケースの中央部分を、成形ブラダーによって半径方向に膨出変形させて、ベルトおよびトレッドを主体とするベルトトレッドバンドの内周面に、そのグリーンケースを圧着させ、その後の、カーカスバンドの両端部分の、折返しブラダーによる、ビードコアの周りへの巻き返しにあたり、カーカスバンドを、ビードコアおよびビードフィラーの配設域の全体にわたって、それらとともに、軸線方向の内側に配設した剛性支持部材に押圧するタイヤの成型方法。
- ほぼ円筒形状をなし半径方向に膨出可能な成形ブラダーと、この成形ブラダーのそれぞれの端部に隣接して位置して、相互に接近および離隔変位するとともに、ともに拡径変位する一対のビードロック手段と、それぞれのビードロック手段に隣接して位置する、半径方向の内外の折返しブラダーとを具えるタイヤ成型ドラムであって、
成形ブラダーの内部で、ビードロック手段の内側に隣接する位置に、半径方向に拡縮変位され、少なくとも拡径姿勢では周方向に隙間なく整列配列され、成形ブラダーの中心軸緑に直交してそれを横切る平面内で半径方向に所定の幅を有する円環状の平面を形成する、複数の剛性支持部材を設けてなるタイヤ成型ドラム。 - 複数の剛性支持部材を拡径姿勢としたときに形成される円環状の平面の半径方向の幅を、ビードコアおよびビードフィラーの半径方向長さより広幅としてなる請求の範囲5に記載のタイヤ成型ドラム。
- ビードロック手段のビード受け面の、成形ブラダーの中心軸線を含む断面内での形状を、半径方向外方に開口するU字形状または、上記中心軸線の中央部側が大径で、端部側が小径のつば形状としてなる請求の範囲5もしくは6に記載のタイヤ成型ドラム。
- 半径方向の外側に位置する折返しブラダーの、成形ブラダーの中心軸練の中央部寄りの部分を、前記ビード受け面の全体を覆う位置までせり出させて配設してなる請求の範囲5〜7のいずれかに記載のタイヤ成型ドラム。
- 円周方向に交互に配置される二種類の剛性支持部材と、それぞれの剛性支持部材を一端部でヒンジして、剛性支持部材の半径方向の拡縮変位をもたらすそれぞれのリンクと、それらのリンクの他端部をヒンジされて、リンクの他端部を成型ドラムの中心軸線の方向に往復運動させるそれぞれのシリンダと、剛性支持部材の拡縮変位の方向を半径方向に限定するガイド機構とを具える拡縮径機構を設けてなる請求の範囲5〜8のいずれかに記載のタイヤ成型ドラム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164430 | 2002-06-05 | ||
JP2002164430 | 2002-06-05 | ||
PCT/JP2003/007153 WO2003103935A1 (ja) | 2002-06-05 | 2003-06-05 | タイヤの成型方法及びタイヤ成型ドラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2003103935A1 JPWO2003103935A1 (ja) | 2005-10-06 |
JP4429162B2 true JP4429162B2 (ja) | 2010-03-10 |
Family
ID=29727568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004511037A Expired - Fee Related JP4429162B2 (ja) | 2002-06-05 | 2003-06-05 | タイヤの成型方法及びタイヤ成型ドラム |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7361244B2 (ja) |
EP (1) | EP1510330B1 (ja) |
JP (1) | JP4429162B2 (ja) |
CN (2) | CN1665674A (ja) |
AU (1) | AU2003242175A1 (ja) |
DE (1) | DE60321167D1 (ja) |
ES (1) | ES2306878T3 (ja) |
WO (1) | WO2003103935A1 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040177914A1 (en) * | 2003-03-14 | 2004-09-16 | Jean-Claude Girard | Radially expansible tire assembly drum and method for forming tires |
US7833374B2 (en) | 2003-03-14 | 2010-11-16 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Radially expansible tire assembly drum and method for forming tires |
JP4683372B2 (ja) * | 2005-02-03 | 2011-05-18 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤ成形機 |
JP4914024B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2012-04-11 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法 |
US7621308B2 (en) | 2005-12-02 | 2009-11-24 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire building core latching and transport mechanism |
ATE399635T1 (de) * | 2005-12-14 | 2008-07-15 | Michelin Soc Tech | Membran für das umwenden im unteren bereich |
JP4799305B2 (ja) * | 2006-07-19 | 2011-10-26 | 株式会社ブリヂストン | ターンナップブラダおよびその形成方法 |
WO2008099236A1 (en) | 2007-02-15 | 2008-08-21 | Pirelli Tyre S.P.A. | Process and apparatus for manufacturing tyres |
US8357026B2 (en) * | 2007-03-29 | 2013-01-22 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Retread tire buffing with multiple response curves |
EP2212102B1 (en) * | 2007-11-28 | 2013-04-17 | Pirelli Tyre S.P.A. | Method for manufacturing tyres for vehicle wheels |
US7891962B2 (en) | 2007-12-21 | 2011-02-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire building core manipulator apparatus |
US7854603B2 (en) | 2007-12-21 | 2010-12-21 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire building core assembly and disassembly station |
US7896632B2 (en) | 2007-12-21 | 2011-03-01 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Apparatus for disassembling a tire building core |
US7910043B2 (en) | 2007-12-21 | 2011-03-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire building and cure station coupling apparatus and method |
US7874822B2 (en) | 2007-12-21 | 2011-01-25 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire building core segment manipulator apparatus |
US8127434B2 (en) | 2007-12-21 | 2012-03-06 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Apparatus assembly and disassembly of a tire curing mold |
US7802975B2 (en) | 2007-12-21 | 2010-09-28 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Loading apparatus for assembly and disassembly of a tire curing mold |
US7785061B2 (en) | 2007-12-21 | 2010-08-31 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Apparatus and method for reorienting a tire and core assembly in a tire manufacturing line |
US8113806B2 (en) | 2007-12-21 | 2012-02-14 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Apparatus and method for assembling, disassembling and storing a tire building core |
US8431062B2 (en) | 2007-12-21 | 2013-04-30 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire unloading apparatus and method in a curing line |
US7887312B2 (en) | 2008-11-12 | 2011-02-15 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire building core |
KR101015917B1 (ko) * | 2008-12-04 | 2011-02-23 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 재단설비에서 카카스 원단에 부착되는 사이드 필링 테이프 부착장치 |
CN101927664A (zh) * | 2010-06-30 | 2010-12-29 | 杭州零度轮胎技术有限公司 | 一种高强度带束层轮胎及其工艺 |
ITRM20130681A1 (it) * | 2013-12-11 | 2015-06-12 | Bridgestone Corp | Pneumatico e metodo per la costruzione di un pneumatico |
JP6346554B2 (ja) * | 2014-12-17 | 2018-06-20 | 東洋ゴム工業株式会社 | 生タイヤの成形方法 |
US11865801B2 (en) | 2016-12-16 | 2024-01-09 | Pirelli Tyre S.P.A. | Process and plant for building tyres for vehicle wheels |
JP2019001132A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ成形装置、及び、タイヤの製造方法 |
NL2021600B1 (en) * | 2018-09-11 | 2020-05-01 | Vmi Holland Bv | Tire building drum with a bladder or sleeve |
CN113635584B (zh) * | 2021-10-12 | 2021-12-31 | 天津赛象科技股份有限公司 | 一种可变工作直径的成型鼓 |
CN116787831B (zh) * | 2023-08-28 | 2023-12-22 | 潍坊顺福昌橡塑有限公司 | 一种用于轮胎胎体制造的挤压成型装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1779278B1 (de) * | 1963-04-26 | 1972-02-03 | Continental Gummi Werke Ag | Verfahren zum Aufbauen eines Guertelreifenrohlings auf einer Hochschultertrommel |
US3414446A (en) * | 1965-10-22 | 1968-12-03 | Nat Standard Co | Methods for building pneumatic tires |
FR1510912A (fr) * | 1966-11-15 | 1968-01-26 | Tambour de galbage pour la confection d'enveloppes de pneumatiques | |
FR2125642A5 (ja) * | 1971-02-15 | 1972-09-29 | Gazuit Georges | |
US3833445A (en) * | 1972-01-14 | 1974-09-03 | Nat Standard Co | Tire building apparatus for building tires |
US3867231A (en) * | 1972-06-28 | 1975-02-18 | Goodyear Tire & Rubber | Tire building machine |
JPS57116630A (en) * | 1981-01-12 | 1982-07-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method and apparatus for producing radial tire |
JPH0429835A (ja) | 1990-05-28 | 1992-01-31 | Bridgestone Corp | タイヤ成型ドラム |
JP3091578B2 (ja) | 1992-08-06 | 2000-09-25 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの製造方法、それに用いるタイヤ成形装置、その製造方法により製造されたタイヤ |
JPH0716949A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Bridgestone Corp | タイヤ成形方法およびその装置 |
-
2003
- 2003-06-05 CN CN03816034.XA patent/CN1665674A/zh active Pending
- 2003-06-05 JP JP2004511037A patent/JP4429162B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-05 DE DE60321167T patent/DE60321167D1/de not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-05 US US10/516,691 patent/US7361244B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-06-05 AU AU2003242175A patent/AU2003242175A1/en not_active Abandoned
- 2003-06-05 WO PCT/JP2003/007153 patent/WO2003103935A1/ja active IP Right Grant
- 2003-06-05 ES ES03736044T patent/ES2306878T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2003-06-05 CN CN2008101085995A patent/CN101298192B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-05 EP EP03736044A patent/EP1510330B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1510330A1 (en) | 2005-03-02 |
EP1510330B1 (en) | 2008-05-21 |
CN1665674A (zh) | 2005-09-07 |
CN101298192B (zh) | 2012-07-04 |
EP1510330A4 (en) | 2006-03-22 |
WO2003103935A1 (ja) | 2003-12-18 |
US7361244B2 (en) | 2008-04-22 |
JPWO2003103935A1 (ja) | 2005-10-06 |
ES2306878T3 (es) | 2008-11-16 |
AU2003242175A1 (en) | 2003-12-22 |
US20050274449A1 (en) | 2005-12-15 |
DE60321167D1 (de) | 2008-07-03 |
CN101298192A (zh) | 2008-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4429162B2 (ja) | タイヤの成型方法及びタイヤ成型ドラム | |
JP4124829B2 (ja) | 折返し装置を備えたタイヤ成形ドラム | |
JP3614463B2 (ja) | タイヤ製造ドラム上でのタイヤ構成材の組み立て方法、タイヤ製造ドラム、およびタイヤの製造方法 | |
JP4294803B2 (ja) | 自動車用タイヤのカーカス構造体の製造方法及び自動車の車輪用タイヤのカーカス構造体 | |
JP4603736B2 (ja) | タイヤの製造方法 | |
US5248357A (en) | Process for assembling a green tire | |
JP2019503899A (ja) | タイヤを構築するための方法およびプラント | |
JP2006168367A (ja) | タイヤ製造ドラム用の交錯させられたビード固定セグメント | |
JP2004249537A (ja) | タイヤの成型方法およびタイヤ | |
JP4561633B2 (ja) | 建設車両用ラジアルタイヤの製造方法 | |
JP3344644B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 | |
JP2005335081A (ja) | 空気入りタイヤの製造方法 | |
JP2002200677A (ja) | 空気入りタイヤの製造方法 | |
JP3186803B2 (ja) | タイヤ補強用ベルトの製造方法およびそれに使用する組立ドラムならびにタイヤの製造方法 | |
EP0509095A1 (en) | Green tire building apparatus | |
JP4166081B2 (ja) | タイヤ中間部材の製造方法および装置 | |
JP6492853B2 (ja) | 空気入りタイヤの成形方法および装置 | |
KR100477429B1 (ko) | 그린 타이어 성형 드럼 | |
RU2373056C2 (ru) | Способ и устройство для изготовления шин для колес транспортных средств | |
WO2006093227A1 (ja) | 安全タイヤ用空気のうの製造方法及び製造装置 | |
JP2007160660A (ja) | タイヤ成型装置及び成型方法 | |
US20070051454A1 (en) | Producing method of pneumatic tire | |
JP2001225616A (ja) | 空気入りタイヤおよびタイヤの製造方法 | |
JP4586466B2 (ja) | 建設車両用ラジアルタイヤの製造方法 | |
JP2007283709A (ja) | タイヤの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051222 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091215 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4429162 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |