JP4683372B2 - タイヤ成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車用タイヤの製造工程において、バンド部材と一対のビード部材とからなる筒状部材をトロイダル状に膨張させてタイヤ状部材を成形するタイヤ成形機に関するものである。
一般に、この種のタイヤを製造する場合には、複数種類のゴム部材から構成される未加硫タイヤを成形し、未加硫タイヤを加硫型内で加硫成型することにより製造される。未加硫タイヤを成形する場合は、まず、インナーライナー部材、サイドウォール部材、カーカス部材等のシート状部材を積層して筒状のバンド部材を成形するとともに、ベルト部材、トレッド部材等のシート状部材を積層して筒状のベルト部材を成形する。次に、バンド部材の幅方向両端側に一対のビード部材を装着するとともに、各ビード部材を一対のビードロック機構によってバンド部材の内周面側からそれぞれ保持し、バンド部材を圧縮空気によって径方向に膨張させながら各ビードロック機構を互いに接近する方向に移動することによりタイヤ状部材を成形する。その際、タイヤ状部材の外側にベルト部材を配置しておき、タイヤ状部材の外周面をベルト部材の内周面に圧着させてタイヤ状部材とベルト部材とを互いに組付けることにより、未加硫タイヤが成形される。
このように、タイヤ状部材を成形するタイヤ成形機としては、前記と同様の一対のビードロック機構と、各ビードロック機構の軸方向両側に設けられ、バンド部材の幅方向両端部を幅方向内側に向かってそれぞれ折返し可能な一対のサイドブラダとを備え、バンド部材の幅方向両端部の折返し部をタイヤ状部材の側面部に圧着させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、前記成形機では、タイヤ状部材の側面部と折返し部との間にエアが介在しやすいため、ステッチャーローラによって折返し部をタイヤ状部材の側面部側に全周に亘って押圧してエア抜きを行うようにしている。この際、タイヤ状部材の側面部を幅方向内側から支持するのは圧縮空気による内圧のみであるため、ステッチャーローラによる押圧力が不十分となり、タイヤ状部材の側面部と折返し部との間のエアが抜けにくいという問題点があった。
一方、この問題点を改善するために、前記と同様の一対のビードロック機構及び一対のサイドブラダと、タイヤ状部材の幅方向両側の側面部を幅方向内側からそれぞれ支持する一対の側面部支持機構とを備え、各側面部支持機構を、互いにタイヤ状部材の周方向に間隔をおいて配列された複数の当接部材と、各当接部材をタイヤ状部材の幅方向に傾動させる傾動機構とから構成し、傾動機構を、各当接部材をタイヤ状部材の幅方向外側に向かって同時に傾動させることにより、各当接部材をタイヤ状部材の側面部に幅方向内側からそれぞれ当接させ、各当接部材をタイヤ状部材の幅方向内側に向かって同時に傾動させることにより、各当接部材をタイヤ状部材の内周面よりも径方向内側にそれぞれ移動させるように構成したものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特公平6−35161号公報 特開平4−29835号公報
しかしながら、後者の成形機では、各当接部材がタイヤ状部材の周方向に互いに間隔をおいて配置されているため、各当接部材によってタイヤ状部材の側面部の幅方向内側を全周に亘って支持することができず、支持されていない部分のステッチャーローラによる押圧力が弱くなり、エア抜きが不十分になるという問題点があった。
また、タイヤ状部材の側面部を幅方向内側から全周に亘って支持するために、各当接部材をタイヤ状部材の側面部に当接した状態で互いに周方向に近接するように形成すると、各当接部材を幅方向内側に向かって傾動させる際に各当接部材が互いに周方向に接触し、各当接部材をタイヤ状部材の内周面よりも径方向内側に移動させることができなくなる。このため、各ビードロック機構へのバンド部材とビード部材とからなる筒状部材の装着作業やタイヤ状部材の取外し作業ができなくなるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バンド部材とビード部材とからなる筒状部材をトロイダル状に成形してなるタイヤ状部材の側面部を幅方向内側から全周に亘って支持することができ、しかも筒状部材の装着作業やタイヤ状部材の取外し作業を容易に行うことのできるタイヤ成形機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、バンド部材と一対のビード部材とからなる筒状部材の幅方向一端側及び他端側をそれぞれ保持可能な一対の保持部材を備え、筒状部材を保持した各保持部材を互いに筒状部材の幅方向に接近するように移動しながら筒状部材をトロイダル状に膨張させてタイヤ状部材を成形するタイヤ成形機において、前記タイヤ状部材の幅方向一端側及び他端側の側面部を幅方向内側から全周に亘ってそれぞれ支持可能な一対の側面部支持機構を備え、各側面部支持機構を、タイヤ状部材の側面部に互いにタイヤ状部材の周方向に近接するように配列された状態で幅方向内側からそれぞれ当接可能な複数の当接部材と、各当接部材をタイヤ状部材の幅方向外側に向かって傾動させて各当接部材をタイヤ状部材の側面部にそれぞれ当接させるとともに、タイヤ状部材に当接している各当接部材を周方向に隣り合う当接部材の傾動方向の位置が互いにずれるようにタイヤ状部材の幅方向内側に向かって傾動させて各当接部材をタイヤ状部材の内周面よりも径方向内側の所定の待機位置にそれぞれ移動させる傾動機構とから構成している。
これにより、各当接部材がタイヤ状部材の周方向に近接するように配列されてタイヤ状部材の側面部に当接することから、タイヤ状部材の側面部を幅方向内側から全周に亘って支持することができる。また、各当接部材をタイヤ状部材の幅方向内側に傾動させる際に周方向に隣り合う当接部材の傾動方向の位置が互いにずれることから、各当接部材が互いにタイヤ状部材の周方向に接触することなくタイヤ状部材の幅方向内側に向かって傾動する。
本発明によれば、タイヤ状部材の側面部を幅方向内側から全周に亘って支持することができるので、例えばステッチャーローラによってタイヤ状部材の側面部のエア抜きを行う際、タイヤ状部材の側面部に全周に亘って満遍なくステッチャーローラの押圧力が加わり、タイヤ状部材の側面部のエア抜きを確実に行うことができる。また、各当接部材が互いにタイヤ状部材の周方向に接触することなくタイヤ状部材の幅方向内側に向かって傾動するので、各当接部材を所定の待機位置まで円滑に移動させることができ、各保持部材への筒状部材の装着作業やタイヤ状部材の取外し作業を容易に行うことができる。
図1乃至図9は本発明の一実施形態を示すもので、図1はバンド部材をトロイダル状に成形した状態を示すタイヤ成形機の側面断面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3はバンド部材を各保持部材の外周面側に配置した状態を示すタイヤ成形機の側面断面図、図4は図3におけるB−B線断面図、図5は図3における支持部材のC方向矢視図、図6はトロイダル状に成形したバンド部材に第1当接部材が当接した状態を示す要部側面断面図、図7はトロイダル状に成形したバンド部材に第2当接部材が当接した状態を示す要部側面断面図、図8は第2当接部材を所定の待機位置に移動した状態を示す要部側面断面図、図9は各当接部材の動作説明図である。
本実施形態のタイヤ成形機は、図示しないサーボモータによって回転する支軸1と、支軸1にそれぞれ取付けられ、バンド部材BAの幅方向両端側の外周面に装着された一対のビード部材BEをそれぞれ保持可能な一対の保持部材10と、各保持部材10に保持されたバンド部材BAを径方向外側に膨張させてトロイダル状に成形するブラダ20と、各保持部材10に保持されてトロイダル状に成形されたバンド部材BA(タイヤ状部材)の幅方向両端側の側面部を幅方向内側からそれぞれ支持可能な一対の側面部支持機構30とを備えている。
支軸1は円筒状に形成された部材からなり、支軸1の内側には図示しないサーボモータによって回転するボールネジ2が軸方向に挿通ている。また、ボールネジ2の一端側の外周面には右ネジが形成され、ボールネジ2の他端側の外周面には左ネジが形成されている。さらに、支軸1の外周面には互いに軸方向に間隔をおいて2つの長孔1aが設けられ、各長孔1aは支軸1の軸方向に延びるように形成されている。
各保持部材10は支軸1に軸方向に移動可能に取付けられ、各保持部材10の内周面側には各長孔1aに支軸1の周方向に係合する係合部10aがそれぞれ設けられている。また、各係合部10aはボールネジ2にそれぞれ螺合し、ボールネジ2の回転により各保持部材10が互いに異なる方向に等しい距離ずつ移動するようになっている。
さらに、各保持部材10は、ビード部材BEをバンド部材BAの内周面側から保持するビードロック機構11と、ビードロック機構11によって保持されたビード部材BEよりも幅方向外側のバンド部材BAを幅方向内側に折り返すサイドブラダ12と、ビードロック機構11及びサイドブラダ12を支持する保持部材本体13とを備えている。
ビードロック機構11は、保持部材本体13の外周面側に周方向に配列された複数のビードロック部材11aと、各ビードロック部材11aの内周面側にそれぞれ一端部が連結された複数の連結部材11bと、各連結部材11bの他端部にそれぞれ連結され、保持部材本体13内をバンド部材BAの幅方向に移動する複数のピストン11cとを備えている。
各ビードロック部材11aは外周面の幅方向中央部が凹状に形成され、保持部材本体13に径方向に移動可能に支持されている。
各連結部材11bの一端部は各ビードロック部材11aの内周面側にバンド部材BAの幅方向に傾動可能に連結し、各連結部材11bの他端部は各ピストン11cにバンド部材BAの幅方向に傾動可能に連結している。
各ピストン11cは円柱状に形成された部材からなり、図示しないコンプレッサから供給される圧縮空気によって保持部材本体13に形成されたシリンダ13a内をバンド部材BAの幅方向に移動するようになっている。
サイドブラダ12は可撓性の部材から形成され、図示しないコンプレッサから供給される圧縮空気によって径方向外側に膨張するようになっている。
ブラダ20は可撓性の部材から形成され、図示しないコンプレッサから供給される圧縮空気によって径方向外側に膨張し、バンド部材BAを径方向外側に膨張させて所定のトロイダル形状に成形するようになっている。また、幅方向両端部を後述する側面部支持機構30の各係合部材32にそれぞれ支持されている。トロイダル形状に成形されたバンド部材BAの外周部に径方向内側から当接するブラダ20の外周部分には外周保持部材としての複数の補強コード20aがブラダ20の周方向に延びるように設けられ、各補強コード20aは互いにブラダ20の幅方向に並ぶように配置されている。ここで、各補強コード20aはポリエステルやナイロン等の周知の合成繊維や鉄等の金属材料からなる。
各側面部支持機構30は、各保持部材10間の支軸1に固定された支持部材31と、保持部材10と支持部材31との間の支軸1にバンド部材BAの幅方向に移動可能に設けられた係合部材32と、支軸部材31にバンド部材BAの幅方向に傾動可能に支持された複数の第1当接部材35及び複数の第2当接部材36とを備えている。
支持部材31は円筒状に形成された部材からなり、内周面の幅方向中央部が径方向内側に延びるように形成されて支軸1に固定されている。支持部材31の外周面には互いに周方向に間隔をおいて複数の第1切欠部31aが幅方向両端部にそれぞれ設けられるとともに、互いに周方向に間隔をおいて複数の第2切欠部31bが幅方向両端部にそれぞれ設けられている。また、第1切欠部31aと第2切欠部31bとが周方向に交互に設けられている。さらに、各第1切欠部31aは、図5に示すように、支持部材31の幅方向中央部側の幅寸法が幅方向端部側の幅寸法よりも大きく形成されている。支持部材31は各側面部支持機構30に共通な部材として設けられ、支持部材31の幅方向一端部側の各切欠部31a,31bが一方の側面部支持機構30に用いられるとともに、幅方向他端部側の各切欠部31a,31bが他方の側面部支持機構30に用いられるようになっている。
係合部材32は円筒状に形成された部材からなり、バンド部材BAの幅方向外側に位置する幅方向一端部には径方向外側に向かって延びるフランジ部32aが設けられている。また、幅方向他端部側の外周面には互いに周方向に間隔をおいて複数の第1係合突起33が設けられるとともに、互いに周方向に間隔をおいて複数の第2係合突起34が設けられている。各第2係合突起34は各第1係合突起33よりもバンド部材BAの幅方向内側の外周面に設けられるとともに、各第1係合突起33と各第2係合突起34とが周方向に交互に配置されている。各係合突起33,34は径方向外側に向かって延びるように形成され、各係合突起33,34の先端部側には径方向外側に向かって延びる係合溝33a,34aがそれぞれ設けられている。また、フランジ部32aには互いに周方向に間隔をおいて周知の油圧シリンダからなる調整機構としての2つのシリンダ32bが設けられ、各シリンダ32bのロッドの先端部が保持部材本体13にそれぞれ固定されている。即ち、係合部材32は保持部材10とともに支軸1上をバンド部材BAの幅方向に移動するとともに、シリンダ32bによって係合部材32と保持部材10との間隔をバンド部材BAの幅方向に調整可能になっている。
各第1当接部材35はその一端部側を構成するアーム部材35aと、他端部側を構成する当接プレート35bとを有している。当接プレート35bは中空状に形成された円板を周方向に分割した形状に形成され、アーム部材35aの一端部側が当接プレート35bの厚み方向一方の面に固定されている。また、各当接プレート35bの厚み方向他方の面は、トロイダル状に成形されたバンド部材BAの側面部の内面形状に沿うように緩やかな曲面状に形成されている。
各第1当接部材35のアーム部材35aは各第1切欠部31aにそれぞれ挿通し、支持部材31によってバンド部材BAの幅方向に傾動可能に支持されている。また、各アーム部材35aの他端部側は各第1係合突起33の係合溝33aにそれぞれバンド部材BAの幅方向に係合している。さらに、図5に示すように、各第1当接部材35をバンド部材BAの幅方向内側に傾動した際に、当接プレート35bが第1切欠部31a内に配置されるようになっている。
各第2当接部材36はその一端部側を構成するアーム部材36aと、他端部側を構成する当接プレート36bとを有している。当接プレート36bは当接プレート35bと同様の形状に形成され、アーム部材36aの一端部側が当接プレート36bの厚み方向一方の面に固定されている。また、アーム部材36aはアーム部材35aよりも長く形成されている。さらに、各当接プレート36bの厚み方向他方の面は、トロイダル状に成形されたバンド部材BAの側面部の内面形状に沿うように緩やかな曲面状に形成されている。
各第2当接部材36のアーム部材36aは各第2切欠部31bにそれぞれ挿通し、支持部材31によってバンド部材BAの幅方向に傾動可能に支持されている。また、各アーム部材36aの他端部側は各第2係合突起34の係合溝34aにそれぞれバンド部材BAの幅方向に係合している。
即ち、保持部材10をバンド部材BAの幅方向内側に向かって移動することにより、各当接部材35,36の一端部側がバンド部材BAの幅方向内側に向かって傾動するとともに、各当接部材35,36の他端部側の各当接プレート35b,36bがバンド部材BAの幅方向外側に向かって傾動するようになっている。また、各当接部材35,36をバンド部材BAの幅方向外側に傾動させると、各当接プレート35b,36bがバンド部材BAの周方向に互いに近接するように配置された状態でトロイダル状に成形されたバンド部材BAの側面部に幅方向内側からそれぞれ当接するようになっている。
さらに、保持部材10をバンド部材BAの幅方向外側に向かって移動することにより、各当接部材35,36の一端部側がバンド部材BAの幅方向外側に向かって傾動するとともに、各当接部材35,36の他端部側の各当接プレート35b,36bがバンド部材BAの幅方向内側に向かって傾動し、各当接部材35,36がバンド部材BAの内周面よりも径方向内側の所定の待機位置にそれぞれ移動するようになっている。
この際、第2当接部材36のアーム部材36aは第1当接部材35のアーム部材35aよりも長く形成されているため、図9に示すように、第1当接部材35の支持部材31による支持点35cから係合部材32による係合点35dまでの第1距離L1よりも、第2当接部材36の支持部材31による支持点36cから係合部材32による係合点36dまでの第2距離L2の方が長くなる。このため、図6乃至図9に示すように、各当接部材35,36の当接プレート35b,36bがバンド部材BAに当接している状態において、各当接部材35,36の一端部側をバンド部材BAの幅方向外側に互いに等しい速度で等しい移動距離L3だけ移動させると、各第1当接部材35が傾動する所定の傾動速度に比べて各第2当接部材36の傾動する傾動速度が遅くなるとともに、各第1当接部材35に比べて各第2当接部材36の傾動する角度が小さくなる。即ち、各第1当接部材35の傾動方向の位置と各第2当接部材36の傾動方向の位置とが互いにずれるように各当接部材35,36をそれぞれバンド部材BAの幅方向内側に傾動させることができるとともに、各第1当接部材35と各第2当接部材36とが所定の待機位置において互いに傾動方向に異なる位置に配置される。
以上のように構成されたタイヤ成形機を用いてバンド部材BAをトロイダル状に成形する場合は、図3及び図4に示すように、先ず、各保持部材10をバンド部材BAの幅方向外側に移動させて各当接部材35,36を所定の待機位置に移動させた状態で、各保持部材10の外周面側に一対のビード部材BEが装着されたバンド部材BAを配置する。次に、各ピストン11cをバンド部材BAの幅方向内側に移動させて各ビードロック部材11aをそれぞれ径方向外側に移動させ、各ビードロック部材11aによって各ビード部材BEをバンド部材BAの内周面側から保持する。
続いて、図1及び図2に示すように、ブラダ20を径方向外側に膨張させながら各保持部材10をバンド部材BAの幅方向内側に向かってそれぞれ移動させることにより、バンド部材BAをトロイダル状に成形する。この際、各当接部材35,36が径方向外側に向かって傾動し、各当接プレート35b,36bがトロイダル状に成形されたバンド部材BAの幅方向両側の側面部に全周に亘って当接する。また、図示しないベルト部材がバンド部材BAの外周面に組付けられる。
次に、各サイドブラダ12を径方向外側に膨張させることにより、ビード部材BEよりも幅方向外側のバンド部材BAを幅方向内側に折り返す。ここで、トロイダル状に成形されたバンド部材BAの側面部には幅方向内側から各当接プレート35b,36bが互いに周方向に近接するように配列された状態で当接し、側面部をバンド部材BAの幅方向内側から全周に亘って支持しているので、折り返し部を確実にバンド部材BAの側面部に圧着することができる。
続いて、各サイドブラダ12を収縮させるとともに、図示しない周知のステッチャーローラによって折り返し部をバンド部材BAの側面部側に全周に亘って押圧することにより、折り返し部とバンド部材BAの側面部との間のエア抜きを行う。この際、バンド部材BAの側面部には幅方向内側から各当接プレート35b,36bが互いに周方向に近接するように配列された状態で当接し、バンド部材BAの側面部をバンド部材BAの幅方向内側から全周に亘って支持しているので、ステッチャーローラによる押圧力を全周に亘って満遍なく加えることができ、折り返し部とバンド部材BAの側面部との間のエア抜きを確実に行うことができる。
この後、ブラダ20を収縮させるとともに各ビードロック部材11aを径方向内側に移動させ、また、各保持部材10をバンド部材BAの幅方向外側に移動させて各当接部材35,36を所定の待機位置に移動させることにより、トロイダル状に成形されたバンド部材BAをタイヤ成形機から取外すことができる。
ここで、タイヤサイズの異なるバンド部材BA、例えば、幅方向のサイズの大きいバンド部材BAをトロイダル状に成形する場合は、各シリンダ32bによって保持部材10と係合部材32との間隔をバンド部材BAの幅方向に離すようにする。即ち、バンド部材BAをトロイダル状に成形した際の各保持部材10の間隔が大きくなっても、各保持部材10の間隔によらず各係合部材32の位置をバンド部材BAの幅方向に任意に調整することができ、各当接部材35,36を確実にバンド部材BAの側面部に当接させることができる。
このように、本実施形態によれば、トロイダル状に成形されたバンド部材BAの側面部の幅方向内側に互いに周方向に近接するように配列された状態で各当接プレート35b,36bが当接し、バンド部材BAの側面部をバンド部材BAの幅方向内側から全周に亘って支持するようにしたので、ステッチャーローラによってトロイダル状に成形したバンド部材BAの側面部のエア抜きを行う際、ステッチャーローラの押圧力を全周に亘って満遍なく加えることができ、バンド部材BAの側面部のエア抜きを確実に行うことができる。
また、バンド部材BAの側面部に当接している各当接部材35,36を、各第1当接部材35の傾動方向の位置と各第2当接部材36の傾動方向の位置とが互いにずれるようにバンド部材BAの幅方向内側に傾動させるようにしたので、互いに周方向に近接するように配列されてバンド部材BAの側面部に当接している各第1当接部材35と各第2当接部材36とを、互いにバンド部材BAの周方向に接触させることなくバンド部材BAの幅方向内側に傾動させることができる。従って、各当接部材35,36をバンド部材BAの内周面よりも径方向内側の所定の待機位置まで円滑に移動させることができ、各保持部材10へのバンド部材BAの着脱を容易に行うことができる。
また、バンド部材BAに当接している各当接部材35,36をバンド部材BAの幅方向内側に傾動させる際、各第1当接部材35の傾動速度よりも各第2当接部材36の傾動速度を遅くするようにしたので、各第1当接部材35の傾動方向の位置と各第2当接部材36の傾動方向の位置とが互いにずれるように各当接部材35,36をバンド部材BAの幅方向内側にそれぞれ傾動させることができる。
さらに、各当接部材35,36を支持部材31にバンド部材BAの幅方向に傾動可能に支持するとともに、各当接部材35,36の一端部側を保持部材10とともにバンド部材BAの幅方向に移動する係合部材32にバンド部材BAの幅方向に係合し、保持部材10をバンド部材BAの幅方向内側に向かって移動することにより各当接プレート35b,36bがバンド部材BAの幅方向外側に向かって傾動し、保持部材10をバンド部材BAの幅方向内側に向かって移動することにより各当接プレート35b,36bがバンド部材BAの幅方向内側に向かって傾動するようにしたので、各当接部材35,36を傾動させるための駆動機構を別途設けることなく各当接部材35,36を傾動させることができ、装置の簡素化及び製造コストの低減を図る上で極めて有利である。
また、各第1当接部材35の支持部材31による支持点35cから係合部材32による係合点35dまでの第1距離L1よりも、第2当接部材36の支持部材31による支持点36cから係合部材32による係合点36dまでの第2距離L2を長くすることにより、各第1当接部材35に比べて各第2当接部材36の傾動速度を遅くするようにしたので、各当接部材35,36を確実に互いに異なる傾動速度で傾動させることができる。さらに、各当接部材35,36をそれぞれ傾動させるための専用の駆動機構を別途設けることなく、各当接部材35,36を互いに異なる傾動速度で傾動させることができるので、装置の簡素化及び製造コストの低減を図る上で極めて有利である。
また、各シリンダ32bによって保持部材10と係合部材32との距離をバンド部材BAの幅方向に調整することができるので、幅方向のサイズの異なるバンド部材BAをトロイダル状に成形する際に各保持部材10の間隔が変化する場合でも、各係合部材32の位置をバンド部材BAの幅方向に任意に調整することができ、各当接部材35,36を確実にバンド部材BAの側面部に当接させることができる。
さらに、各保持部材10間にバンド部材BAを径方向外側に膨張させて所定のトロイダル形状に成形するブラダ20を設けたので、バンド部材BAを構成する各構成部材の厚みのばらつきや各構成部材同士の貼り合わせ状態などによらず、バンド部材BAを常に所定のトロイダル形状に成形することができる。
また、トロイダル状に成形されたバンド部材BAの外周部に径方向内側から当接するブラダ20の外周部を複数の補強コード20aによって補強したので、ブラダ20の外周部は所定の外径よりも外側への膨張を規制され、タイヤの幅寸法に比べてタイヤの厚み寸法の小さい低偏平率のタイヤをトロイダル状に成形する場合でも、バンド部材BAの外周部を常に所定の形状に成形することができる。また、バンド部材BAの側面部は各当接部材35,36によって全周に亘って支持されることから、バンド部材BAの外周部とともに側面部も常に所定の形状に成形することができる。
尚、本実施形態では、バンド部材BAの外周部の膨張を規制する外周保持部材として、複数の補強コード20aをブラダ20の周方向に延びるように設けたものを示したが、外周保持部材を、前記補強コード20aと、互いにブラダ20の周方向に並ぶように配置され、ブラダ20の幅方向に延びるように設けられた複数の他の補強コードとから構成することも可能である。また、補強コード20aの代わりに布材を用いることも可能である。
また、本実施形態では、各第1当接部材35の傾動速度と各第2当接部材36の傾動速度とを互いに異なる速度に設定することにより、各第1当接部材35の傾動方向の位置と各第2当接部材36の傾動方向の位置とが互いにずれるように、バンド部材BAに当接している各当接部材35,36をバンド部材BAの幅方向内側に傾動させるようにしたものを示したが、図10乃至図12に示すように、バンド部材BAに当接している各第1当接部材40のバンド部材BAの幅方向内側への傾動を開始させた後に、バンド部材BAに当接している各第2当接部材41のバンド部材BAの幅方向内側への傾動を開始させることにより、各当接部材40,41の傾動速度を互いに異なる速度に設定しなくとも、各第1当接部材40の傾動方向の位置と各第2当接部材41の傾動方向の位置とが互いにずれるように各当接部材40,41を所定の待機位置まで移動させることができる。
詳しくは、各当接部材40,41をアーム部材40a,41aと、当接プレート40b,41bとを備えた第1当接部材35と同様の形状に形成するとともに、第2当接部材41が係合する第2係合突起42の係合溝42aにバンド部材BAの幅方向に延びる延設溝42bを設ける。延設溝42bは、第2当接部材41がバンド部材BAに当接した後に保持部材10がバンド部材BAの幅方向内側に移動する時に、第2当接部材41のバンド部材BAへの当接を保持しながら保持部材10の幅方向内側への移動を許容するように形成されている。また、第2係合突起42は第1係合突起33よりもバンド部材BAの幅方向内側に位置するように係合部材32に設けられている。
これにより、各当接部材40,41がバンド部材BAに当接している状態では、第1当接部材40の一端部側が第1係合突起33の係合溝33aに係合するとともに、第2当接部材41の一端部側が第2係合突起42の延設溝42bに係合するため、保持部材10をバンド部材BAの幅方向外側に移動する際に、各第1当接部材40の傾動を開始させた後に各第2当接部材41の傾動を開始させることができる。
さらに、各第1当接部材40の傾動速度よりも各第2当接部材41の傾動速度を遅くすることも可能である。
本発明における一実施形態を示すバンド部材をトロイダル状に成形した状態を示すタイヤ成形機の側面断面図 図1におけるA−A線断面図 バンド部材を各保持部材の外周面側に配置した状態を示すタイヤ成形機の側面断面図 図3におけるB−B線断面図 図3における支持部材のC方向矢視図 トロイダル状に成形したバンド部材に第1当接部材が当接した状態を示す要部側面断面図 トロイダル状に成形したバンド部材に第2当接部材が当接した状態を示す要部側面断面図 第2当接部材を所定の待機位置に移動した状態を示す要部側面断面図 各当接部材の動作説明図 本実施形態の各当接部材の変形例においてトロイダル状に成形したバンド部材に第1当接部材が当接した状態を示す要部側面断面図 本実施形態の各当接部材の変形例においてトロイダル状に成形したバンド部材に第2当接部材が当接した状態を示す要部側面断面図 本実施形態の各当接部材の変形例において第2当接部材を所定の待機位置に移動した状態を示す要部側面断面図
符号の説明
1…支軸、1a…長孔、2…ボールネジ、10…保持部材、10a…係合部、11…ビードロック機構、11a…ビードロック部材、12…サイドブラダ、13…保持部材本体、20…ブラダ、20a…補強コード、30…側面部支持機構、31…支持部材、31a…第1切欠部、31b…第2切欠部、32…係合部材、32b…シリンダ、33…第1係合突起、33a…係合溝、34…第2係合突起、34a…係合溝、35…第1当接部材、35a…アーム部材、35b…当接プレート、35c…支持点、35d…係合点、36…第2当接部材、36a…アーム部材、36b…当接プレート、36c…支持点、36d…係合点、40…第1当接部材、41…第2当接部材、42…第2係合突起、42a…係合溝、42b…延設溝。

Claims (8)

  1. バンド部材と一対のビード部材とからなる筒状部材の幅方向一端側及び他端側をそれぞれ保持可能な一対の保持部材を備え、筒状部材を保持した各保持部材を互いに筒状部材の幅方向に接近するように移動しながら筒状部材をトロイダル状に膨張させてタイヤ状部材を成形するタイヤ成形機において、
    前記タイヤ状部材の幅方向一端側及び他端側の側面部を幅方向内側から全周に亘ってそれぞれ支持可能な一対の側面部支持機構を備え、
    各側面部支持機構を、タイヤ状部材の側面部に互いにタイヤ状部材の周方向に近接するように配列された状態で幅方向内側からそれぞれ当接可能な複数の当接部材と、各当接部材をタイヤ状部材の幅方向外側に向かって傾動させて各当接部材をタイヤ状部材の側面部にそれぞれ当接させるとともに、タイヤ状部材に当接している各当接部材を周方向に隣り合う当接部材の傾動方向の位置が互いにずれるようにタイヤ状部材の幅方向内側に向かって傾動させて各当接部材をタイヤ状部材の内周面よりも径方向内側の所定の待機位置にそれぞれ移動させる傾動機構とから構成した
    ことを特徴とするタイヤ成形機。
  2. 前記傾動機構を、タイヤ状部材に当接している各当接部材のうち所定数おきに配置された一部の当接部材を所定の傾動速度でタイヤ状部材の幅方向内側に向かって傾動させるとともに、他の当接部材を他の所定の傾動速度でタイヤ状部材の幅方向内側に向かって傾動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ成形機。
  3. 前記傾動機構を、タイヤ状部材に当接している各当接部材のうち所定数おきに配置された一部の当接部材のタイヤ状部材における幅方向内側への傾動を開始させた後、他の当接部材のタイヤ状部材における幅方向内側への傾動を開始させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ成形機。
  4. 前記傾動機構に、各当接部材をタイヤ状部材の幅方向に傾動可能にそれぞれ支持する支持部材と、各当接部材の一端部側にそれぞれタイヤ状部材の幅方向に係合するとともに、保持部材とともにタイヤ状部材の幅方向に移動する係合部材とを設け、
    保持部材が支持部材に対してタイヤ状部材の幅方向内側に向かって移動することにより、各当接部材の他端部側をタイヤ状部材の幅方向外側に向かって傾動させるとともに、保持部材が支持部材に対してタイヤ状部材の幅方向外側に向かって移動することにより、各当接部材の他端部側をタイヤ状部材の幅方向内側に向かって傾動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ成形機。
  5. 前記傾動機構を、当接部材の支持部材による支持点から係合部材との係合点までの距離を互いに隣り合う当接部材同士で異なる距離に設定することにより、互いに隣り合う当接部材を異なる傾動速度で傾動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項4記載のタイヤ成形機。
  6. 前記係合部材と保持部材との間隔をタイヤ状部材の幅方向に調整可能な調整機構を備えた
    ことを特徴とする請求項4または5記載のタイヤ成形機。
  7. 前記各保持部材間に設けられ、筒状部材の径方向外側に向かって膨張することにより筒状部材を所定のトロイダル形状に成形可能なブラダを備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のタイヤ成形機。
  8. 前記ブラダにその膨張時の外周部を所定の外径に保持する外周保持部材を設けた
    ことを特徴とする請求項7記載のタイヤ成形機。

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