JPH1156633A - 電気加熱器の自動省電力装置 - Google Patents

電気加熱器の自動省電力装置

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JPH1156633A
JPH1156633A JP21626997A JP21626997A JPH1156633A JP H1156633 A JPH1156633 A JP H1156633A JP 21626997 A JP21626997 A JP 21626997A JP 21626997 A JP21626997 A JP 21626997A JP H1156633 A JPH1156633 A JP H1156633A
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JP
Japan
Prior art keywords
power saving
power
saving mode
electric heater
dark
Prior art date
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Pending
Application number
JP21626997A
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English (en)
Inventor
Toichiro Kusumoto
棟一郎 楠本
Kazuaki Mizuguchi
和章 水口
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用される可能性のない状態での通電の停止
又は抑制を自動的に行う。 【解決手段】 使用可能性のない状態を予測する予測手
段2,3を設け、該予測手段2,3からの信号に基づい
て省電力モードに移行するようにした。使用可能性のな
い状態を予測して自動的に加熱手段6への通電を停止又
は抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用される可能性
のないとき、自動的に加熱手段への通電を停止又は抑制
可能な電気加熱器の自動省電力装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電気加熱器、例えば、電気ポット
では、夜間等の使用される可能性のないとき、消費電力
を抑制するため、湯沸かしタイマーにプログラム機能を
持たせるようにしたものが提案されている(例えば、特
開平7―213427号公報)。
【0003】前記プログラム機能によれば、使用者が予
め設定した時間に所望温度のお湯が提供できるように湯
沸かしを行い、他の時間には通電を抑制することが可能
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記プ
ログラム機能による通電制御では、使用者が湯沸かし時
間等の設定を行う必要があり煩わしい。
【0005】そこで、本発明は、使用される可能性のな
い状態での通電の停止又は抑制を自動的に行うことので
きる電気加熱器の自動省電力装置を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、使用可能性のないとき、加熱
手段への通電を停止又は抑制して省電力モードに移行す
る電気加熱器の自動省電力装置において、使用可能性の
ない状態を予測する予測手段を設け、該予測手段からの
信号に基づいて前記省電力モードに移行するようにした
ものである。
【0007】この構成により、電気加熱器を使用する可
能性のない状態が予測されれば、その予測に従って加熱
手段への通電が自動的に停止又は抑制される。
【0008】前記予測手段は、周囲の明暗を検出する明
暗検出センサ、周囲の音を検出する音検出センサ、入力
電圧を検出する電圧検出センサ等の少なくともいずか1
つを備えた構成とすればよい。前記明暗検出センサとし
ては、光導電素子(CDS)、フォトダイオード、AP
D、pinフォトダイオード、フォトサイリスタ等の光
センサが適用可能である。
【0009】省電力選択スイッチを設け、該省電力選択
スイッチが操作された場合にのみ、前記省電力モードに
移行可能としてもよい。
【0010】この構成により、ユーザーが望む場合にの
み省電力モードに移行可能となる。
【0011】前記省電力モード中、使用可能性のある状
態が予測されれば、省電力モードを停止すると、自動的
に通常の加熱状態に復帰できる点で好ましい。
【0012】前記省電力モード中、解除入力があれば、
省電力モードを停止して該当する処理に移行すると、ユ
ーザーが希望する処理を強制的に開始することができる
点で好ましい。なお、解除入力とは、再沸騰させる場
合、給湯する場合等が含まれる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0014】図1は、本発明に係る自動省電力装置を電
気ポットに適用した場合を示す。自動省電力装置は、リ
レー1と、本発明に係る予測手段である光センサ2及び
制御装置3とで構成されている。
【0015】前記リレー1は、胴体4内に収容した内容
器5を加熱するため、その下方に配設したヒータ6に接
続されている。
【0016】前記光センサ2は、蓋体7の前方側(給水
口側)に配設した操作パネル8に設けられている。本実
施形態では、光センサ2は、光導電素子(CDS)9
と、これに直列接続した抵抗10とから構成されてい
る。CDS9は、光に反応して明るい所では電気抵抗値
が低く、暗い所では逆に高くなるので、CDS9と抵抗
10との間の電圧値の変化に基づいて室内が明るいか暗
いかの判別を行わせることが可能である。なお、前記操
作パネル8には、光センサ2のほかに、再沸騰スイッチ
11、保温温度設定スイッチ12、給湯スイッチ13、
省電力選択スイッチ14、表示パネル15等が設けられ
ている。
【0017】前記制御装置3は、省電力選択スイッチ1
4が操作されると、省電力モードを実行する。このと
き、省電力スイッチ14が操作されたことを示すように
ランプを設けて点灯させるようにしてもよい。
【0018】前記省電力モードでは、前記光センサ2の
CDS9と抵抗10との間で検出される電圧値が所定の
閾値を越えているか否かによってリレー1をオン・オフ
制御する。具体的には、図2のフローチャートに従って
リレーのオン・オフ制御を行う。
【0019】すなわち、まず、前記検出電圧に基づいて
室内が明るいか暗いかを判断する(ステップS1)。室
内が明るいと判断されれば、使用可能性があるので、通
常通りヒータ6への通電制御を続行する。湯沸かし中で
あれば、湯沸かしを続行し、保温中であれば、その状態
を維持する。
【0020】一方、室内が暗いと判断されれば、使用可
能性がないので、タイマーをスタートさせ(ステップS
2)、リレー1をオフしてヒータ6の通電を停止する
(ステップS3)。この場合、リレー1をオン・オフ制
御してヒータ6への通電を抑制することにより、内容器
5の保温温度を下げるようにしてもよい。
【0021】こうしてヒータ6への通電が停止又は抑制
されると、再び室内が明るいか暗いかの判断(ステップ
S4)、及び、解除入力があったかの判断(ステップS
5)を設定時間が経過するまで行う(ステップS6)。
ここで、解除入力とは、再沸騰スイッチ12や給湯スイ
ッチ13が操作された場合を意味する。また、本実施形
態では、前記設定時間は6時間とされている。
【0022】室内が暗いと判断されてから設定時間が経
過するまでに、明るいと判断されれば、タイマーを解除
し(ステップS7)、リレー1をオンしてヒータ6への
通電を再開する(ステップS8)。また、設定時間が経
過するまでに解除入力があれば、タイマーを解除して
(ステップS9)、再沸騰や給湯等の該当する処理に移
行する。ここで、解除入力として給湯スイッチ13が操
作されたときは、直ちに給湯処理を行うと冷めたお湯が
給湯されることになるので、リレー1をオンして沸騰さ
せることが好ましい。
【0023】その後、室内が明るくなることもなく、
又、解除入力されることもなく、設定時間が経過すれ
ば、強制的にリレー1をオンしてヒータ6への通電を再
開する(ステップS10)。これにより、電気ポットが
昼間あまり日の当たらない場所に置かれ、光センサ2に
よる検出で暗いと判断されても、設定時間後にはヒータ
6に通電されるので、電気ポットが省電力状態に維持さ
れたままとなることがない。
【0024】このように、前記自動省電力装置を適用し
た電気ポットによれば、光センサ2で電気ポットを置い
た部屋の明るさを検出することにより、電気ポットが使
用される可能性がない状態となるか否かを予測するよう
にしている。したがって、自動的にヒータ6への通電を
停止又は抑制して省電力状態とすることが可能である。
【0025】なお、前記実施形態では、予測手段として
光センサ2を備えた構成としたが、この光センサ2に代
えて、音センサを設けて周囲の音圧の変化を検出した
り、電圧検出センサを設けて前記ヒータ6への印加電圧
の変化を検出するようにしてもよい。
【0026】音センサを設ける場合、例えば、1時間毎
に、所定の音圧レベル以上の音が検出されたか否かを判
断し、一度も検出されなければ、周囲に人が不在で電気
ポットが使用される可能性がないと判断し、ヒータ6へ
の通電を停止又は抑制すればよい。
【0027】電圧検出センサを設ける場合、ヒータ6へ
の印加電圧が所定の閾値を越えていれば、電気ポットは
使用される可能性がないと判断する。これは、人が活動
状態にあり、種々の電気製品が使用されている場合、電
気ポットのヒータ6への印加電圧が低下する一方、就寝
して電気製品があまり使用されていない場合、前記ヒー
タ6への印加電圧が上昇する点に着目したものである。
【0028】また、光センサ2、音センサ又は電圧検出
センサは、いずれか1つだけではなく、適宜組み合わせ
て利用するのが好ましい。この場合、適宜組み合わせた
各センサのいずれの検出データによっても電気ポットが
使用される可能性がないと判断される場合にヒータ6へ
の通電を停止又は抑制すればよい。これによれば、例え
ば、電気ポットが暗い場所に置かれたとしても、音セン
サや電圧検出センサでの検出信号に基づいて使用される
可能性の判断ができ、その予測をより確実に行うことが
できる。
【0029】また、前記実施形態では、自動省電力装置
を電気ポットに適用する場合について説明したが、他の
電気加熱器に適用するようにしてもよい。例えば、電気
炊飯ジャーに適用する場合、この電気炊飯ジャーが使用
される可能性がないときは、おやすみ保温温度(通常の
保温温度よりも低い温度)で自動的に保温できるように
すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気加熱器の自動省電力装置によれば、使用可能
性のない状態を予測する予測手段を設け、該予測手段か
らの信号に基づいて省電力モードに移行するようにした
ので、加熱手段による加熱が不要な場合、自動的に通電
を停止又は抑制することができる。したがって、消費電
力を抑制することが可能となり、夜間等の長時間に亘っ
て使用される可能性のないときに電源を入れたままでも
安心である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動省電力装置を適用した電気
ポットの概略図である。
【図2】 図1の制御装置における自動省電力制御を示
すフローチャートである。
【符号の説明】 1 リレー 2 光センサ 3 制御装置 6 ヒータ 9 光導電素子(CDS) 11 再沸騰スイッチ 14 省電力選択スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用可能性のないとき、加熱手段への通
    電を停止又は抑制して省電力モードに移行する電気加熱
    器の自動省電力装置において、 使用可能性のない状態を予測する予測手段を設け、該予
    測手段からの信号に基づいて前記省電力モードに移行す
    るようにしたことを特徴とする電気加熱器の自動省電力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記予測手段は、周囲の明暗を検出する
    明暗検出センサを備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の電気加熱器の自動省電力装置。
  3. 【請求項3】 前記予測手段は、周囲の音を検出する音
    検出センサを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    電気加熱器の自動省電力装置。
  4. 【請求項4】 前記予測手段は、入力電圧を検出する電
    圧検出センサを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の電気加熱器の自動省電力装置。
  5. 【請求項5】 省電力選択スイッチを設け、該省電力選
    択スイッチが操作された場合にのみ、前記省電力モード
    に移行可能としたことを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか1項に記載の電気加熱器の自動省電力装置。
  6. 【請求項6】 前記省電力モード中、使用可能性のある
    状態が予測されれば、省電力モードを停止することを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電気
    加熱器の自動省電力装置。
  7. 【請求項7】 前記省電力モード中、解除入力があれ
    ば、省電力モードを停止して該当する処理に移行するこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    の電気加熱器の自動省電力装置。
JP21626997A 1997-08-11 1997-08-11 電気加熱器の自動省電力装置 Pending JPH1156633A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073171A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Zojirushi Corp 電気湯沸し器
JP2008187319A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Sharp Corp テレビジョン用電源制御装置
JP2010082469A (ja) * 2010-01-18 2010-04-15 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008073171A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Zojirushi Corp 電気湯沸し器
JP2008187319A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Sharp Corp テレビジョン用電源制御装置
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