JP2000325227A - 飲食用加熱機器 - Google Patents

飲食用加熱機器

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JP2000325227A
JP2000325227A JP11135825A JP13582599A JP2000325227A JP 2000325227 A JP2000325227 A JP 2000325227A JP 11135825 A JP11135825 A JP 11135825A JP 13582599 A JP13582599 A JP 13582599A JP 2000325227 A JP2000325227 A JP 2000325227A
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boiling
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Satoru Kitazawa
悟 北沢
Kenichi Yasunaka
賢一 安中
Satoru Tsukada
悟 塚田
Nobuyuki Kojima
伸行 小島
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希望した明るさや暗さでの制御状態の切り替
えが可能な飲食用加熱機器を提供する 【解決手段】 キー入力手段15を介して照度再設定手段
26を操作すれば、使用する場所を移動しても、その場所
に合わせて制御手段11が制御状態を切り替える所定値を
変更できる。また、電気保温ポット周辺の照明の種類や
照明の明るさに合わせて、希望した明るさや暗さでの制
御状態の切り替えを行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器外部の明るさ
の変化に応じて、例えば湯沸かしや保温などの制御状態
を自動的に切り替える機能を備えた電気保温ポットや炊
飯器などの飲食用加熱機器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、この種の飲食用
加熱機器である電気保温ポットにおいては、省エネの観
点から、機器周辺の明るさを検知する照度検知手段とし
ての照度(光)センサを利用することにより、部屋が暗
い場合には就寝中または人が不在と判断して、電気保温
ポットの保温温度を低く変更する一方、部屋が明るくな
ると起床または人が部屋にいるものと判断して、前記保
温温度を通常保温に戻すいわゆる制御状態を自動的に切
り替える機能を搭載したものが知られている。
【0003】ところが、上記機能を搭載したものは、使
用環境(例えば、照明の種類や使用場所)によって、照
度センサが検知する明るさの値が異なってしまい、工場
出荷時に設定された検知照度では、希望した明るさや暗
さでの制御状態の切り替えができない場合や、制御状態
が切り替わらない場合がある。また、照度センサによっ
ては、同じ照度でも個々に感度が異なっていてバラツキ
があり、その差も大きいことがあり、さらには、温度,
湿度,明るさなど使用環境による素子の経時劣化が大き
いことがあるため、当初設定した検知照度のままでは、
同じように希望した明るさや暗さでの制御状態の切り替
えができない場合や、制御状態が切り替わらない場合が
ある。さらに、こうした照度センサ個々の特性の相違
や、経時劣化などの特性の変化による影響を最小限にと
どめるために、照度センサの検知回路にボリューム抵抗
(可変抵抗),固定抵抗およびその他の部品を設けてい
たが、回路が複雑になる上にコストアップを招き、また
ボリューム抵抗を調節するため、組立行程での作業負担
なども指摘されていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決しようとする
もので、使用環境が個々に相違していたり、照度検知手
段の個々の特性に相違があったり、照度検知手段に経時
変化が起こっても、希望した明るさや暗さでの制御状態
の切り替えが可能な飲食用加熱機器を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の飲食
用加熱機器は、前記目的を達成するために、明るさを検
知する照度検知手段を備え、明るさの変化に応じて制御
状態を切り替える飲食用加熱機器において、前記照度検
知手段で検知した値と所定値とを比較する照度比較手段
と、前記所定値を変更して再設定する照度再設定手段
と、前記所定値を記憶する記憶手段と、前記照度比較手
段の比較結果に基づき制御状態を切り替える制御手段と
を備え、前記照度再設定手段の操作により、前記制御状
態を切り替える所定値を変更するように構成したもので
ある。
【0006】この場合、機器を使用する場所を移動して
も、照度再設定手段を操作すれば、その場所に合わせ
て、制御手段が制御状態を切り替える所定値を変更でき
る。また、機器周辺の照明の種類や照明の明るさに合わ
せて、同様にこの所定値をその場で変更できるため、使
用環境が個々に相違しても、希望した明るさや暗さでの
制御状態の切り替えを行なうことができる。
【0007】さらに、照度検知手段を構成する素子の個
々の特性が相違していたり、あるいは素子の経時劣化な
どで工場出荷時や使用初期から感度がある程度変化して
も、これに対応して制御手段が制御状態を切り替える所
定値を、照度再設定手段によりその場で変更でき、希望
した明るさや暗さでの制御状態の切り替えが可能にな
る。
【0008】本発明の請求項2の飲食用加熱機器は、前
記請求項1の構成に加えて、前記照度再設定手段は、前
記照度検知手段の検知動作をオンまたはオフにする切替
えスイッチと兼用して設けられ、前記切替えスイッチを
一定時間押し続けると前記所定値を自動的に変更するも
のであることを特徴とする。
【0009】こうすると、照度再設定手段専用のスイッ
チを設ける必要が無く、切替えスイッチを利用すること
で、部品の削減や回路の簡素化、およびコストの削減を
達成できる。また、照度再設定手段の操作時には、通常
とは異なる所定時間キーを押し続ける動作を行なうた
め、切替えスイッチを一定時間以上押し続けない限り、
誤って所定値が変更されない。したがって、スイッチを
増やすことなく、誤操作による所定値の変更を防止する
ことができる。
【0010】本発明の請求項3の飲食用加熱機器は、前
記請求項1または2の構成に加えて、前記記憶手段は停
電中でも記憶する不揮発性記憶手段で構成され、前記照
度再設定手段により再設定した所定値を記憶し、この記
憶した所定値に基づき前記照度検知手段で検知した値と
の比較を行なうものであることを特徴とする。
【0011】この場合、所定値は不揮発性記憶手段に記
憶されるため、停電時においてそれまで記憶していた所
定値が消えて、初期値に戻るような不具合を解消するこ
とができる。このため、停電などの復帰後においても、
それ以前に再設定した所定値と、照度検知手段で検知し
た値との比較により、制御手段は適切に制御状態を切り
替えることが可能になる。
【0012】本発明の請求項4の飲食用加熱機器は、前
記請求項1または2の構成に加えて、前記照度再設定手
段の操作により所定値が変更されたことを報知する報知
手段を備えたものである。
【0013】この場合、使用者が機器の傍にいなくて
も、所定値の変更が行なわれたことを報知手段の報知に
より確実に認識することができる。
【0014】本発明の請求項5の飲食用加熱機器は、前
記請求項2の構成に加えて、前記照度検知手段のオンま
たはオフ状態を表示する検知動作表示手段と、前記所定
値の変更動作を実行していることを表示する変更表示手
段は、各々の表示方法が異なるように同一の表示手段に
て構成されるものである。
【0015】この場合、所定値の変更動作を実行してい
ることを示す専用の変更表示手段が不要になり、部品の
削減や回路の簡素化、およびコストの削減を達成でき
る。また、変更表示手段が行なう表示と、検知動作表示
手段が行なう表示は各々異なっているため、同一の表示
手段を利用していながら、使用者は表示内容を的確に区
別することができる。
【0016】
【発明の実施形態】以下、本発明における飲食用加熱機
器の各実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。なお、これらの各実施例における飲食用加熱機器は
電気保温ポットである。図1および図2は本発明の第1
実施例を示し、全体のシステム構成を示す図1におい
て、1は水や湯などの液体を収容する容器であり、この
容器1には加熱手段として、湯沸かし動作中に容器1内
の湯を加熱する湯沸かし加熱手段たる湯沸かしヒータ2
と、保温動作中に容器1内の湯を所定温度に保温する保
温加熱手段たる保温ヒータ3が各々設けられる。また、
4は湯沸かしヒータ2への通電を行なう湯沸かしヒータ
通電手段、5は保温ヒータ3への通電を行なう保温ヒー
タ通電手段である。容器1にはサーミスタからなる湯温
センサ6が設けられており、この湯温センサ6からの温
度データが容器1内の湯温を検知する温度検知手段7を
介して制御手段11に入力される。
【0017】11は、湯沸かしや保温などの各種制御を行
なうマイクロコンピュータなどからなる制御手段であ
る。制御手段11からの各出力信号は、出力手段12を介し
て前記湯沸かしヒータ通電手段4や保温ヒータ通電手段
5へ伝えられる。また、13は動作状態を示す複数のLE
Dランプなどで構成される表示手段で、この表示手段13
には、前記制御手段11からの出力信号が出力手段12を介
して伝えられる。出力手段12には、この他にブザーなど
の報知手段14が接続されており、制御手段11からの出力
信号を受けて各種の報知を行なうようになっている。15
は、後述する複数のスイッチ(キー)から構成される操
作手段としてのキー入力手段であり、キー入力手段15か
らの各操作信号は、入力手段16を介して制御手段11に入
力される。前記表示手段13は、いずれも図示しないが、
例えば沸騰時に点灯する沸騰LEDや、保温時に点灯す
る保温LEDや、後述する光センサ21の動作時に点灯す
る光センサLEDなどにより構成される。また、キー入
力手段15は、いずれも図示しないが、光センサ21を含め
た照度検知手段22の検知動作をオンまたはオフに切替え
る光センサキーや、再沸騰時に操作する再沸騰キーや、
使用状況に応じて保温温度切替える保温選択キーなどに
より構成される。
【0018】21は、機器周辺の明るさ(照度)に応じて
照度データを出力する光センサである。この光センサ21
からの照度データは、機器周辺の明るさを検知する照度
検知手段22を介して制御手段11に入力される。また、23
は前記照度検知手段22が検知した照度の値と、予め設定
された所定値とを比較して、その結果を制御手段11に出
力する照度比較手段である。制御手段11は、照度比較手
段23による比較結果に基づいて、すなわち照度検知手段
22で検知した明るさの変化に応じて、例えば保温動作時
における保温温度を切り替えるなどの制御状態を自動的
に切り替える機能を備えている。26は、前記キー入力手
段15で特定のキー操作を行なうと、制御手段11が自動的
に制御状態を切り替える所定値つまり照度検知感度を変
更して再設定する照度再設定手段であり、変更された所
定値(照度検知感度)は、制御手段11を介して記憶手段
25に記憶され、それ以降はこの所定値が照度比較手段23
から優先的に読み出されるようになっている。
【0019】なお、停電があってもそれ以前に設定した
所定値を保持するために、前記記憶手段25として例えば
EEPROM(メモリIC)などの不揮発性記憶手段27
を用いるのが好ましい。この不揮発性記憶手段27は、照
度再設定手段26により再設定した所定値を記憶するとと
もに、外部からの電源供給が遮断された状態でも所定値
を記憶できる機能を有しており、停電復帰後は不揮発性
記憶手段27に記憶した所定値を優先的に読み込んで、照
度比較手段23により照度検知手段22で検知した照度の値
との比較を行なうように構成している。
【0020】次に、図2の各フローチャートを参照しな
がら、上記構成に関する作用を説明する。同図におい
て、光センサ21および照度検知手段22が動作していない
オフ状態では、照度検知手段22からの検知入力を考慮せ
ずに、制御手段11は湯沸かしや保温などの各動作を制御
実行する(ステップS1)。これは、次のステップS2
において、キー入力手段15を構成する光センサキーをオ
ンするまで継続する。
【0021】ステップS2において、光センサ21や照度
検知手段22が動作していない状態から、光センサキーを
押してオンにすると、制御手段11はこの光センサキーが
所定時間連続して押されたかを計時するカウンタをクリ
アするとともに(ステップS3)、表示手段13を構成す
る光センサLEDをオンすなわち点灯して(ステップS
4)、次のステップS5において、光センサ21および照
度検知手段22を動作状態にする。こうなると、制御手段
11は照度検知手段22からの検知入力を考慮した制御を実
行し、例えば室内が明るい状態にあって、照度検知手段
22により検知した照度の値が、予め設定された所定値よ
りも高いことを照度比較手段23が検知した場合には、制
御手段11が明るいと判断して、保温温度を通常保温にす
るなどの明中動作を行なう。
【0022】前記ステップS2において、光センサキー
を押した状態から5秒を経過せずに(ステップS6)、
光センサキーから指を離してオフにすると(ステップS
7)、ステップS8の手順に移行して、ステップS5に
おける明中動作を継続する。ここで、室内が暗い状態に
なり、照度検知手段22により検知した照度の値が、予め
設定された所定値(例えば3Lx)以下になったことを
照度比較手段23が制御手段11に出力すると(ステップS
9)、制御手段11は暗いと判断し、次のステップS10
にて、例えば保温温度を通常よりも低い温度に切替える
などの暗中動作を行なう。その後は、照度検知手段22が
検知した照度の値と、所定値との比較結果に基づいて、
制御手段11は電気保温ポットの周囲が明るいか暗いかを
判断し、明中動作または暗中動作のいずれかを制御実行
する。
【0023】一方、前記ステップ6およびステップS7
の各手順において、光センサキーを連続して押したまま
所定時間の5秒が経過すると、ステップS11に移行し
て、そのときの電気保温ポット周囲の暗さ(照度)を照
度検知手段22から入力し、その照度に基づいて、ステッ
プS12において、明中動作から暗中動作に切替わる際
の照度検知感度(所定値)を変更して再設定する(例え
ば、再設定した所定値=暗の照度+2Lx)。また、次
のステップS13において、この変更した照度検知感度
を記憶手段25に記憶する。なお、記憶手段25が特に不揮
発性記憶手段27である場合は、停電などがあっても変更
した所定値はそのまま保持される。そして、停電から復
帰した場合には、不揮発性記憶手段27に記憶した所定値
を優先的に読み込んで、これを明暗の判定に使用するよ
うになっている。
【0024】以上のように、本実施例においては、明る
さを検知する照度検知手段22を備え、明るさの変化に応
じて制御状態を切り替える電気保温ポットにおいて、照
度検知手段22で検知した値と所定値とを比較する照度比
較手段23と、前記所定値を変更して再設定する照度再設
定手段26と、前記所定値を記憶する記憶手段25と、照度
比較手段23の比較結果に基づき制御状態を切り替える制
御手段11とを備え、照度再設定手段26の操作により、制
御状態を切り替える所定値を変更するように構成してい
る。
【0025】この場合、電気保温ポットを使用する場所
を移動しても、キー入力手段15を介して照度再設定手段
26を操作すれば、その場所に合わせて、制御手段11が制
御状態を切り替える所定値を変更できる。また、電気保
温ポット周辺の照明の種類や照明の明るさに合わせて、
同様にこの所定値をその場で変更できるため、使用環境
が個々に相違しても、希望した明るさや暗さでの制御状
態の切り替えを行なうことができる。
【0026】さらに、照度検知手段22の素子である光セ
ンサ21の個々の特性が相違していたり、あるいは光セン
サ21の経時劣化などで工場出荷時や使用初期から感度が
ある程度変化しても、これに対応して制御手段11が制御
状態を切り替える所定値を、照度再設定手段26によりそ
の場で変更でき、希望した明るさや暗さでの制御状態の
切り替えが可能になる。
【0027】また、本実施例における照度再設定手段26
は、照度検知手段22の検知動作をオンまたはオフにする
切替えスイッチに相当するキー入力手段15の光センサキ
ーと兼用して設けられており、この光センサキーを一定
時間(例えば5秒)押し続けると、そのとき照度検知手
段22から入力した照度の値に基づいて、それまで設定さ
れていた所定値を自動的に変更するように構成してい
る。
【0028】こうすると、照度再設定手段26専用のスイ
ッチを設ける必要が無く、部品の削減や回路の簡素化、
およびコストの削減を達成できる。また、照度再設定手
段26の操作時には、通常とは異なる所定時間キーを押し
続ける動作を行なうため、光センサキーを一定時間以上
押し続けない限り、誤って所定値が変更されない。した
がって、スイッチを増やすことなく、誤操作による所定
値の変更を防止することができる。
【0029】また、本実施例では、記憶手段25を停電中
でも記憶する不揮発性記憶手段27で構成し、照度再設定
手段26により再設定した所定値を記憶し、この記憶した
所定値に基づき照度検知手段22で検知した値との比較を
行なうようにするのが好ましい。こうすれば、所定値は
不揮発性記憶手段27に記憶されるため、停電時において
それまで記憶していた所定値が消えて、初期値に戻るよ
うな不具合を解消することができる。このため、停電な
どの復帰後においても、それ以前に再設定した所定値
と、照度検知手段22で検知した値との比較により、制御
手段11は適切に制御状態を切り替えることが可能にな
る。
【0030】その他に、本実施例では、照度再設定手段
26の操作が、キー入力手段15を押動して行なわれること
から、従来のように専用の工具でボリューム抵抗を回し
ながら操作する煩わしさを解消して、スイッチ(キー)
の押動操作により所定値を簡単に変更することができ
る。また、キー入力手段15は本体の外部に設けられるこ
とから、製品を分解することなく、ユーザーが好みに応
じて所定値を簡単に変更できる。しかも、製品組立後、
各製品毎に所定値を変更できるので、パネルシートの相
違など製品毎のバラツキに起因する照度検知感度の違い
を、容易に調節できる。また、光センサキー以外の任意
のスイッチを利用して、所定値を自動的に変更するよう
に構成すれば、照度再設定手段26専用のスイッチを設け
る必要が無いため、部品の削減や回路の簡素化、および
コストの削減を達成できる。
【0031】次に、本発明の第2実施例を、前記図1と
図3〜図5に基づいて説明する。なお、第1実施例と同
一部分には同一符号を付し、その共通する箇所の詳細な
説明は重複するため省略する。操作部の構成を図3に基
づいて説明すると、操作パネル31は図示しない蓋体の上
面前方に設けられ、前述の表示手段13やキー入力手段15
などを備えている。本実施例におけるキー入力手段15
は、湯沸かし時の沸騰動作を通常沸騰または強制沸騰の
いずれかに切替える沸騰モード選択スイッチ32と、保温
時における容器1内の保温温度を98℃または85℃の
いずれかに切替える保温温度選択スイッチ33と、少ない
出湯量で出湯させるときに操作する「ソフト」出湯スイ
ッチ34と、多い出湯量で出湯させるときに操作する「パ
ワー」出湯スイッチ35と、各出湯スイッチ34,35を動か
ないようにロックまたは解除するロック・解除スイッチ
36と、光センサ21を含めた照度検知手段22の検知動作を
「入り(オン)」または「切り(オフ)」にする切替え
スイッチとしてのセンサスイッチ37とにより構成され
る。このなかで、センサスイッチ37は、前記照度検知感
度を修正する照度再設定手段26の感度修正スイッチと兼
用して設けられており、センサスイッチ37を一定時間以
上押し続けると、センサスイッチ37の機能としてではな
く、照度再設定手段26の機能として、前記所定値が自動
的に変更されるようになっている。
【0032】一方、本実施例における表示手段13は、通
常沸騰を選択したときに点灯する通常沸騰LED41と、
強制沸騰を選択したときに点灯する強制沸騰LED42
と、98℃の保温温度を選択したときに点灯する98℃
保温LED44と、85℃の保温温度を選択したときに点
灯する85℃保温LED45と、各出湯スイッチ34,35の
ロックを解除したときに点灯するロック解除LED46
と、光センサ21や照度検知手段22のオンまたはオフ状態
を表示する検知動作表示手段としてのセンサ動作LED
47とにより構成される。このなかで、センサ動作LED
47は、照度再設定手段26により所定値を変更していると
きに表示する変更表示手段を兼用しており、光センサ21
や照度検知手段22が動作しているときには点灯する一
方、照度再設定手段26により所定値を変更しているとき
には点滅して、その表示方法を異ならせている。なお、
その他の構成は、前記第1実施例と同一である。
【0033】次に、上記構成につき、その作用を図4お
よび図5に示す各フローチャートにて説明する。センサ
スイッチ37を押して光センサ21を含めた照度検知手段22
の検知動作を「入り」にすると、センサ動作LED47が
点灯する。すると、図4のフローチャートに示すよう
に、光センサ21の動作セット状態となり(ステップS2
1)、照度検知手段22により検知した照度の値と、予め
設定された所定値との比較結果が、照度比較手段23から
制御手段11に出力される。そして、周囲が暗くなり、設
定された所定値(例えば3Lx)以下になったことを一
定時間(例えば10秒以上)検知すると、ステップS2
2において照度検知動作となり、次のステップS23に
て設定された制御に従って照度セット時の設定動作が開
始し、設定された所定値以下の暗さが継続している間
は、例えば保温温度を低温の60℃に保つ設定動作を継
続する(ステップS24)。その後、周囲が明るくな
り、設定された所定値(例えば10Lx)以下になった
ことを一定時間(例えば3分)検知すると、ステップS
25において照度検知動作となり、設定された制御に従
って一般の設定コースに復帰して(ステップS26)、
通常制御での保温に戻る。
【0034】以上が光センサ21および照度検知手段22を
「入り」にした場合の一般的な動作であるが、設定した
所定値が周囲の部屋の暗さや明るさと微妙にずれている
などして、所望の状態で動作をしたりしなかったりして
不安定な場合は、先ず部屋を暗検知して所望の暗さに
し、センサスイッチ37を押して光センサ21および照度検
知手段22を一旦「切り」状態にしてから、再度センサス
イッチ37を押して「入り」状態にする。すると、センサ
動作LED47が点灯し、さらにこのまま例えば5秒間セ
ンサスイッチ37を押し続けると、センサ動作LED47が
点滅状態に変わり、所定値すなわち照度検知感度を変更
中であることを表示する。さらに、このセンサ動作LE
D47が点滅から点灯に変わると、照度検知感度の変更セ
ットは完了し、報知手段14によるブザー音にて報知す
る。
【0035】これを図5のフローチャートで説明する
と、センサスイッチ37を押して、光センサ21および照度
検知手段22を「入り」にする光センサ検知セットを入力
した後(ステップS31)、さらにセンサスイッチ37を
押し続けると、次のステップS32にて、センサスイッ
チ37による継続入力すなわちセンサスイッチ37が連続的
に押されているか否かの判定が行なわれる。ここで、セ
ンサスイッチ37が設定時間以上押されていることを確認
すると、現行の照度レベルを照度検知手段22により検知
し(ステップS33)、暗くなったときに動作する暗照
度動作が前記ステップS33で検知した照度の値で行な
われるように、暗照度動作点の変更としてこの値を記憶
手段25あるいは不揮発性記憶手段27に記憶する(ステッ
プS34)。これと同時に、明るくなったときに動作す
る明照度動作点の補正も、暗照度動作点の変更値に対し
所定の例えば+7Lxで動作するように自動的に行なわ
れる(ステップS35)。そして、一連の手順が完了す
ると、センサ動作LED47の表示を点滅から点灯に変え
るとともに、報知手段14によるブザー音にて報知を行な
う(ステップS36)。
【0036】以上のように、この実施例においても、前
記第1実施例と同様の作用効果を奏する他、照度再設定
手段26の操作により照度検知感度である所定値が変更さ
れたことを報知する報知手段14を備えているので、使用
者が電気保温ポットの傍にいなくても、所定値の変更が
行なわれたことを報知手段14の報知により確実に認識す
ることができる。なお、本実施例では、所定値の変更が
完了したときに報知を行なっているが、変更開始時や変
更中に報知を行なうように構成してもよい。
【0037】また、本実施例における照度検知手段22の
オンまたはオフ状態を表示する検知動作表示手段と、所
定値の変更動作を実行していることを表示する変更表示
手段は、各々の表示方法が異なるように同一の表示手段
であるセンサ動作LED47にて構成される。このように
すれば、所定値の変更動作を実行していることを示す専
用の変更表示手段が不要になり、部品の削減や回路の簡
素化、およびコストの削減を達成できる。また、変更表
示手段が行なう表示と、検知動作表示手段が行なう表示
は各々異なっているため、同一のセンサ動作LED47を
利用していながら、使用者は表示内容を的確に区別する
ことができる。
【0038】次に上記各実施例に関連した電気保温ポッ
トの変形例を、図6〜図10に基づき説明する。なお、
上記各実施例と同一部分には同一符号を付し、その共通
する箇所の詳細な説明は重複するため省略する。
【0039】この変形例における電気保温ポットは、沸
騰検知後最低限のカルキ抜きが行なえる程度の沸騰を継
続する通常沸騰モードと、沸騰検知後に強制的に湯沸か
しヒータ2を通電して沸騰を継続させ、完全なカルキ抜
きを行なう強制沸騰モードの他に、沸騰の手前で湯沸か
しヒータ2をオフにし、保温ヒータ3だけを通電して徐
々に沸騰温度にまで湯温を上げて、蒸気が発生する寸前
程度で沸騰を完了するセーブ(微弱)沸騰モードを行な
えるように、制御手段11を構成している。このセーブ沸
騰モードは、電気保温ポットを壁際において使用する際
に、沸騰時に発生した蒸気が壁に伝って結露し、塗り壁
の場合にはカビの発生の原因となったり、またはステン
レスなどの金属製や樹脂製のシートでは、結露後水滴と
なったものが、壁を伝って床面に垂れる不具合を解消す
るのに設けられている。
【0040】これに対応して操作パネル31は、図6に示
すように、どの沸騰状態が選択されているかを表示する
沸騰状態表示手段として、前記通常沸騰LED41および
強制沸騰LED42の他に、セーブ沸騰を選択したときに
点灯するセーブ沸騰LED43が設けられている。また、
沸騰モード選択スイッチ32は、沸騰状態を通常沸騰,強
制沸騰,セーブ沸騰のいずれかに切替えるものとして設
けられており、この沸騰モード選択スイッチ32を押すだ
けで、各沸騰状態が順番に繰り返し選択されるようにな
っている。なお、その他の構成は、前記第1実施例およ
び第2実施例と同一である。
【0041】次に、上記構成につき、その作用を図7の
フローチャートおよび図8〜図10の各グラフに基づき
説明する。なお、図8〜図10のグラフは、セーブ沸
騰,通常沸騰,強制沸騰の沸騰制御を各々示すものであ
り、いずれの場合も、上段にあるグラフは、湯温の時間
的変化を示しており、また下段にあるグラフは、ヒータ
の入力制御を示している。
【0042】図7のフローチャートにおいて、湯を沸か
すために容器1に水を入れて電源を投入すると(ステッ
プS51)、制御手段11は湯沸かしヒータ通電手段4を
介して、メインヒータである湯沸かしヒータ2を通電し
て、湯沸かし(沸騰)モードに移行する。ここで制御手
段11は、湯沸かしモードが前回記憶すなわちメモリされ
ているか否かを判定し(ステップS52)、セーブ沸騰が
メモリされていた場合には、ステップS53の手順に移
行して、セーブ沸騰の制御動作を実行し、このセーブ沸
騰を沸騰モードとしてメモリする(ステップS55)。
また、通常沸騰がメモリされているか、あるいは通常沸
騰やセーブ沸騰がメモリされていない場合には、ステッ
プS54の手順に移行して、通常沸騰の動作を実行し、
この通常沸騰を沸騰モードとしてメモリする(ステップ
S55)。この場合、強制沸騰がメモリされていた場合
は通常沸騰が行なわれることになるが、これは蒸気が多
量に発生する強制沸騰を、頻繁に使用するモードとして
次回から自動的に選択させる訳にはいかないからであ
る。
【0043】セーブ沸騰の制御動作が実行されると、図
8のグラフに示すように、沸騰の手前、例えば湯温セン
サ6から温度検知手段7で検知した湯温が97℃に達す
ると、それまで通電していた湯沸かしヒータ2をオフに
し、保温ヒータ3の通電だけで沸騰温度にまで湯温を徐
々に上げ、蒸気が発生するかしないかの段階で沸騰を完
了する。この変形例では、保温ヒータ3だけの通電に移
行してから沸騰完了までの時間(例えば3分)をカウント
し、設定時間を経過したら沸騰を完了させる制御動作を
行なっている。また、通常沸騰の制御動作が実行される
と、図9のグラフに示すように、温度検知手段7で沸騰
を検知した後、例えば約1分後に湯沸かしヒータ2をオ
フにし、保温ヒータ3だけの通電を一定時間(例えば3
分)継続して、沸騰状態を維持してある程度のカルキ抜
きを行なう。そして、この一定時間が経過した後に、保
温ヒータ3をオフにして沸騰を完了する。さらに、強制
沸騰の制御動作が実行されると、図10のグラフに示す
ように、温度検知手段7で沸騰を検知した後、完全なカ
ルキ抜きを行なうために、湯沸かしヒータ2の通電を一
定時間(ここでは2分)継続してから、湯沸かしヒータ2
をオフにし、さらに保温ヒータ3の通電を一定時間(こ
こでは3分)行なってから、保温ヒータ3をオフにして
沸騰を完了する。
【0044】湯沸かし中に湯沸かしモードを変更する場
合には、ステップS55において沸騰モード選択スイッ
チ32を押して、通常沸騰LED41,強制沸騰LED42ま
たはセーブ沸騰LED43のいずれが点灯しているのかを
確認しながら、所望の湯沸かしモードを選択する。例え
ば、強制沸騰を行ないたい場合には、強制沸騰LED42
が点灯するまで、沸騰モード選択スイッチ32を一乃至複
数回押動操作すればよい。このとき、各湯沸かしモード
は、沸騰モード選択スイッチ32を任意に押しているだけ
で何回でも繰り返し選択ができ、仮に選択を間違えても
同じ沸騰モード選択スイッチ32にて簡単に修正が可能で
ある。この変形例では、沸騰モード選択スイッチ32を押
す毎に、セーブ沸騰→通常沸騰→強制沸騰→セーブ沸騰
の順で湯沸かしモードが変更されるとともに(ステップ
S56)、選択された湯沸かしモードがステップS57
にてメモリ更新され、その湯沸かしモードにて制御動作
が行なわれるようになっている。
【0045】このように、沸騰状態をセーブ沸騰,通常
沸騰,強制沸騰のなかから切替えて制御する制御手段11
と、この沸騰状態の変更を操作する同一のスイッチとし
ての沸騰モード選択スイッチ32とを備え、沸騰モード選
択スイッチ32を押す毎に、沸騰状態が順送りで切り替わ
り、何回でも順番に繰り返すようになっているので、各
沸騰状態毎にスイッチを設けることなく、単独の沸騰モ
ード選択スイッチ32にて、使用者が必要とする最適な沸
騰状態を間違いなく簡単に選択,変更することが可能に
なる。また、一つの沸騰モード選択スイッチ32で沸騰状
態を選択,変更するので、他の機能に移行することがな
く、使用者の混乱を避けることができる。
【0046】また、セーブ沸騰を一度選択すると電源を
抜いてもその状態を記憶するように構成し、電源復帰時
には記憶したセーブ沸騰にて制御動作を行なうようにす
るのが好ましい。こうすれば、一度セーブ沸騰を選択す
ると,次の湯沸かしの際に改めてセーブ沸騰を選択する
必要がなく、電気保温ポットを壁際などに置いて使用す
る場合の使い勝手を高めることができる。なお、ここで
いう各沸騰状態はあくまでも一例に過ぎず、それ以外に
種々の沸騰状態を同一の沸騰モード選択スイッチ32で変
更,選択できるように構成してもよい。
【0047】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形実施が可能であり、例えば電気保温ポ
ット以外の炊飯器などの各種飲食用加熱機器に、本発明
を適用することも可能である。つまり、本発明は照度検
知手段を使用しているあらゆる飲食用加熱機器に適用可
能であり、明るさの変化に応じた制御状態の切替えも、
実施例における保温温度の切替えに限らず、各機器に対
応したものに適宜変更してよい。
【0048】また、所定値を変更し再設定する方法は、
他のキーまたはスイッチ操作でもよい。例えば、複数の
キーまたはスイッチを同時に押したり、複数のキーまた
はスイッチを決められた順番に押したりしてもよく、別
個に専用のキーやスイッチを設けてもよい。さらに、第
1実施例では、明中動作から暗中動作に切替わる照度検
知感度についてのみ言及したが、暗中動作から明中動作
に切替わる照度検知感度も、単独あるいは両方について
考慮してよい。すなわち、記憶手段25や不揮発性記憶手
段27に記憶するデータは、実施例のものに限定されな
い。
【0049】また、停電中における所定値の記憶保持
は、実施例中における不揮発性記憶手段に限らず、例え
ば電池などのバックアップ手段により、マイクロコンピ
ュータのRAMなどで構成される記憶手段をバックアッ
プして行なってもよい。その他、所定値の再設定中や再
設定完了時に行なわれる報知は、ブザー以外の他の報知
手段(例えば音声など)で行なってもよい。また、実施
例中において、所定値を再設定する際のキーまたはスイ
ッチを押し続ける時間や、照度検知感度の再設定値はあ
くまでも一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1の飲食用加熱機器は、
明るさを検知する照度検知手段を備え、明るさの変化に
応じて制御状態を切り替える飲食用加熱機器において、
前記照度検知手段で検知した値と所定値とを比較する照
度比較手段と、前記所定値を変更して再設定する照度再
設定手段と、前記所定値を記憶する記憶手段と、前記照
度比較手段の比較結果に基づき制御状態を切り替える制
御手段とを備え、前記照度再設定手段の操作により、前
記制御状態を切り替える所定値を変更するように構成し
たものであり、使用環境が個々に相違していたり、照度
検知手段の個々の特性に相違があったり、照度検知手段
に経時変化が起こっても、希望した明るさや暗さでの制
御状態の切り替えが可能な飲食用加熱機器を提供でき
る。
【0051】本発明の請求項2の飲食用加熱機器は、前
記請求項1の構成に加えて、前記照度再設定手段は、前
記照度検知手段の検知動作をオンまたはオフにする切替
えスイッチと兼用して設けられ、前記切替えスイッチを
一定時間押し続けると前記所定値を自動的に変更するも
のであることを特徴とし、この場合はさらに、スイッチ
を増やすことなく、誤操作による所定値の変更を防止す
ることができる。
【0052】本発明の請求項3の飲食用加熱機器は、前
記請求項1または2の構成に加えて、前記記憶手段は停
電中でも記憶する不揮発性記憶手段で構成され、前記照
度再設定手段により再設定した所定値を記憶し、この記
憶した所定値に基づき前記照度検知手段で検知した値と
の比較を行なうものであることを特徴とし、この場合は
さらに、停電などの復帰後においても、制御手段は適切
に制御状態を切り替えることが可能になる。
【0053】本発明の請求項4の飲食用加熱機器は、前
記請求項1または2の構成に加えて、前記照度再設定手
段の操作により所定値が変更されたことを報知する報知
手段を備えたものであり、この場合はさらに、使用者が
機器の傍にいなくても、所定値の変更が行なわれたこと
を確実に認識することができる。
【0054】本発明の請求項5の飲食用加熱機器は、前
記請求項2の構成に加えて、前記照度検知手段のオンま
たはオフ状態を表示する検知動作表示手段と、前記所定
値の変更動作を実行していることを表示する変更表示手
段は、各々の表示方法が異なるように同一の表示手段に
て構成されるものであり、この場合はさらに、表示手段
を増やすことなく、表示内容を的確に区別することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に共通する電気保温ポットの
全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す動作手順をあらわし
たフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す操作パネルの正面図
である。
【図4】同上光センサの通常制御時におけるフローチャ
ートである。
【図5】同上光センサの照度修正時におけるフローチャ
ートである。
【図6】各実施例の変形例を示す操作パネルの正面図で
ある。
【図7】同上沸騰モードの動作手順を示すフローチャー
トである。
【図8】同上セーブ沸騰の沸騰制御を示すグラフであ
る。
【図9】同上通常沸騰の沸騰制御を示すグラフである。
【図10】同上強制沸騰の沸騰制御を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
11 制御手段 14 報知手段 15 キー入力手段(切替えスイッチ) 22 照度検知手段 23 照度比較手段 25 記憶手段 26 照度再設定手段 27 不揮発性記憶手段 37 センサスイッチ(切替えスイッチ) 47 センサ動作LED47(検知動作表示手段,変更表示
手段,表示手段)
フロントページの続き (72)発明者 塚田 悟 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 小島 伸行 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA05 AA35 BA09 BA27 BA43 BA44 CA64 CD01 GA13 GB43 GB50 GC06 GC38 GD02 GD06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 明るさを検知する照度検知手段を備え、
    明るさの変化に応じて制御状態を切り替える飲食用加熱
    機器において、前記照度検知手段で検知した値と所定値
    とを比較する照度比較手段と、前記所定値を変更して再
    設定する照度再設定手段と、前記所定値を記憶する記憶
    手段と、前記照度比較手段の比較結果に基づき制御状態
    を切り替える制御手段とを備え、前記照度再設定手段の
    操作により、前記制御状態を切り替える所定値を変更す
    るように構成したことを特徴とする飲食用加熱機器。
  2. 【請求項2】 前記照度再設定手段は、前記照度検知手
    段の検知動作をオンまたはオフにする切替えスイッチと
    兼用して設けられ、前記切替えスイッチを一定時間押し
    続けると前記所定値を自動的に変更するものであること
    を特徴とする請求項1記載の飲食用加熱機器。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は停電中でも記憶する不揮
    発性記憶手段で構成され、前記照度再設定手段により再
    設定した所定値を記憶し、この記憶した所定値に基づき
    前記照度検知手段で検知した値との比較を行なうもので
    あることを特徴とする請求項1または2記載の飲食用加
    熱機器。
  4. 【請求項4】 前記照度再設定手段の操作により所定値
    が変更されたことを報知する報知手段を備えたことを特
    徴とする請求項1または2記載の飲食用加熱機器。
  5. 【請求項5】 前記照度検知手段のオンまたはオフ状態
    を表示する検知動作表示手段と、前記所定値の変更動作
    を実行していることを表示する変更表示手段は、各々の
    表示方法が異なるように同一の表示手段にて構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の飲食用加熱機器。
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