JPH1156422A - 装身具 - Google Patents

装身具

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JPH1156422A
JPH1156422A JP23049497A JP23049497A JPH1156422A JP H1156422 A JPH1156422 A JP H1156422A JP 23049497 A JP23049497 A JP 23049497A JP 23049497 A JP23049497 A JP 23049497A JP H1156422 A JPH1156422 A JP H1156422A
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Iwao Takiguchi
巌 滝口
Koichi Aoyama
幸一 青山
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TAKI HOUSEKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装身具に設けた宝石、貴金属等の装飾体の色
や輝きを増す。 【解決手段】 身体に装着される剛性体からなる装身具
の本体部分1の中央に窓2を設けると共に、本体部分よ
り小さな質量を有する装飾体7をこの窓内にして本体部
分の後端より前方位置に、微振動自在に垂設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばペンダン
ト、ブローチ、ネックレス、イヤリング、ブレスレット
等の人体に装着するための装身具に関し、より詳細には
装身具に設けた宝石、貴金属等の装飾体の色や輝きを増
す工夫を施した装身具に関する。
【0002】
【従来の技術】装身具はその全体の意匠を楽しむ他、そ
こに設けられた宝石(本願明細書ではこの用語は疑似宝
石も含む意味で使用する。)や貴金属等の装飾体の色や
輝きを楽しむことによって愛用されていることは周知で
ある。そのため、研磨技術やカッティング技術により装
飾体の色や輝きを増す努力が過去なされてきた。しかし
ながら、装飾体の色や輝きはその素材自体の固有の属性
による部分が多い以上、研磨技術やカッティング技術に
よりそれを増すことには限りがあった。
【0003】一方、この種の色や輝きは光の反射により
得られることより、外光に対する装飾体の角度を可変す
ることにより色や輝きが変化する現象がよく知られてい
る。そして、この現象を生じさせるために、装身具の本
体に対し装飾体を揺動させる発明が公知である(実公平
5−25454号)。上記の発明は装飾体をコイルバネ
を介して装身具の本体に固定することにより揺動作用を
得るものであるが、同種の発明は例えば実公平4─65
77号においても公知である。
【0004】一方、「揺動」という作用に着目した場
合、イヤリングの留め具に装飾体を揺動自在に垂設した
発明(実公平2−25295号)や、ブローチのブロー
チピンに装飾体を揺動自在に垂設した発明(実開平2−
74908号)も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術におい
ては、装飾体が揺動することにより装飾体の色や輝きが
変化する作用を生じる。しかしながら、装飾体をコイル
バネを介して装身具の本体に固定する前者の発明におい
ては、コイルバネの弾性に抗して装飾体が揺動するには
相当程度の加速度が装身具に生じなくてはならず、結果
として装身具を装着した人体が素早く、しかも大きく動
かなければ所望の揺動が生じない問題があった。又、上
記の理由より揺動の振幅は大きく、装飾体の色や輝きの
変化は単調であり、装飾体が大きく揺動するという視覚
的な面白さは得られても、装飾体の色や輝きが増すとい
う微妙な現象には至らないのが現状であった。
【0006】一方、後者の発明においては、装飾体が揺
動自在に垂設される対象はそれぞれイヤリングの留め具
及びブローチピンという、装飾体に比し遙かに質量が小
さな部材であり、装飾体は結果として人体に直接垂設さ
れている場合と大差ない揺動運動しか行えず、揺動の振
幅は大きく、しかもブローチピンの場合は揺動する装身
具が人体に接触するために揺動は直ぐ減衰し、装飾体の
色や輝きの変化は単調であり、装飾体が大きく揺動する
という視覚的な面白さは得られても、装飾体の色や輝き
が増すという現象には至らないのが現状であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の従来技
術の問題点に鑑みて創作されたものであり、身体に装着
される剛性体からなる装身具の本体部分の中央に窓を設
けると共に、本体部分より小さな質量を有する装飾体を
この窓内にして本体部分の後端より前方位置に、微振動
自在に垂設したことを特徴とする。
【0008】本願発明者は、宝石や貴金属を極めて小さ
な振幅で微振動させることにより、反射光が小刻みに変
化し、看者の残像効果も相まって大きな振幅で揺動する
場合とは比べものにならないような色や輝きの変化を得
られ、結果的にこれらが増す現象を知得するに至った。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施例を
添付図面に基づいて説明する。図1乃至図4はこの発明
の装身具の一例を示す図であり、ここでは装身具として
ペンダントを想定しているが、装身具の種類はこれに限
らず例えばブローチ、ネックレス、イヤリング、ブレス
レット等であってもよいことは勿論である。図中符号1
は装身具の本体部分であり、剛性体としてここでは金属
を採用しており、中央に貫通窓2を設けたドーナツ状に
構成される。尚、この窓2は、ここでは本体部分1を貫
通したものを例示しているが、貫通せず窪み状のもので
あってもよい。図中符号4はこの本体部分1をペンダン
トトップとしてチェーン等の吊り下げ具5に吊り下げる
ための丸環部であり、本体部分の上部(本願明細書にお
いては、装身具を人体に装着した際の上側を「上」、下
側を「下」と定義することとする。)に突設される。以
上の本体部1の表面にはここではそば石として複数個の
宝石3を配しているが、これがこの発明の必須の要件で
はないことは勿論である。
【0010】図中符号7は装飾体であり、ここでは金属
製の石座8に宝石10を嵌め込んだものを想定している
が、装飾体7の構成はこれに限らず、例えば宝石でなく
貴金属を用いたものであってもよいことは勿論である。
石座8はここではリング状に構成されるものであり、中
途2箇所に下記するシャフトのための軸孔9、9が穿設
されると共に、表面に宝石10が嵌め込まれる。尚、こ
の装飾体の質量は上記の本体部分1の質量より小さく設
定される。
【0011】図中符号6は上記の装飾体7を装身具の本
体部分1に垂設するためのシャフトである。このシャフ
ト6は本体部分の下側となる方向に弧状に湾曲した金属
製のものであり、装飾体7の石座8に設けた軸孔9、9
に遊貫すると共に、本体部分1の窓2の左右に掛け渡す
ことにより、装飾体7を窓2内に垂設する。これによ
り、装飾体7は湾曲したシャフト6の底部分に重力によ
り落ち着き、本体部分1が揺れることにより前後方向、
或いは左右方向に微振動することとなる。この場合、垂
設される装飾体7が装身具の本体部分1の後端より後ろ
に飛び出ることにより人体に接触して振動が妨げられる
ことを防止するため、装飾体7は本体部分の後端より前
方にX距離を保たなければならず、そのためシャフト6
は本体部分の前方寄りに架け渡される(図4参照)。
【0012】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明は次の特有
の効果を奏する。 装飾体はバネ等を介さず、装身具の本体部分より微振
動自在に垂設されているので、本体部分の僅かな動きに
呼応して振動する。 上記の場合、装飾体が垂設される本体部分は装飾体よ
り質量の大きい剛性体からなるので、装着者の身体の挙
動は直接装飾体に作用せず、先ず装身具の本体部分に揺
れとして作用した後、本体部分の揺れが今度は装飾体に
その揺れとして作用する。 従って、装着者の身体の挙動が緩やか且つ大きいもの
であっても、装身具の本体部分の揺れはそれより小さ
く、装飾体の揺れは更に小さいのだから装飾体の揺れは
微細な振幅を持つ振動となる。 一方、装身具の本体部分は人体に装着部材(実施例で
はチェーン等の吊り下げ具)を介して装着されるので、
揺動の自由度が低く、仮に揺動したとしても人体に触れ
て直ちに減衰してしまうが、剛性体からなる本体部分に
垂設される、それより質量の小さな装飾体は慣性により
振動が継続することとなる。 以上の作用により、この発明においては、装着者の身
体のちょっとした挙動により本体部分に僅かな揺れが生
じただけで装飾体は極めて小さな振幅で微振動し、しか
もこの微振動は人体に触れることなく継続するので、反
射光が小刻みに変化し、看者の残像効果も相まって、大
きな振幅で揺動する場合とは比べものにならないような
色や輝きの変化を得られる。 よって、例えば装着者が発声しただけでも、装飾体は
微振動して、その色や輝き増すという、極めて美的効果
の高い装身具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装身具の正面図。
【図2】同上、背面図。
【図3】同上、分解状態の斜視図。
【図4】同上、断面図。
【符号の説明】
1 (装身具)の本体 2 窓 6 シャフト 7 装飾体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体に装着される剛性体からなる装身具
    の本体部分の中央に窓を設けると共に、本体部分より小
    さな質量を有する装飾体をこの窓内にして本体部分の後
    端より前方位置に、微振動自在に垂設したことを特徴と
    する装身具。
  2. 【請求項2】 本体部分を装着した際に下側となる方向
    に湾曲した、剛性体からなるシャフトを剛性体からなる
    装飾体に設けた軸孔に遊貫すると共に、このシャフトを
    本体部分の窓の左右に掛け渡すことにより、装飾体の垂
    設手段とした請求項1記載の装身具。
  3. 【請求項3】 装飾体は軸孔を設けた石座に宝石を嵌め
    込んだものである請求項1又は2記載の装身具。
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