JP6141486B1 - 装身具 - Google Patents
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Abstract
Description
上記特許文献1、2、3に提案されている装身具では、宝石あるいは宝石を支持した装飾体の揺動機構を支持するための、宝石を支える台座やフレームを、該宝石の周囲に必ず設けなければならず、これらが装身具をデザインする上での大きな制限となっており、また装身具の審美的価値を低下させる要因の一つとなっていた。
また、特許文献3の錘部は、ダイヤモンド等を回動可能に支持する2点を、装飾物の重心より上部に位置させる機能を有するものであり、正面に位置する看者からみて、装飾体の正面を、宝石が最も美しく見える角度や向きに自在に調整する機能は有していなかった。
上記装身具(1)によれば、前記装飾物を揺動可能に保持し、さらに、前記装飾物の重心をゼロ点とするXYZ座標系において、前記支持部と前記吊下部との各係合部の中心点の各XYZ座標値の平均座標を示す平均点が、前記装飾物の重心より上部に位置し、前記平均点が、前記装飾物の重心を通る鉛直線上、あるいは該鉛直線上から偏芯した位置に配置されることによって、前記装飾物の正面が、前記看者から見て審美的に適切な所定の角度や向きに調節されているので、正面に位置する看者から見て、前記装飾物の正面を、宝石等からなる前記装飾物が最も美しく見える方向に向けることができるとともに、前記装飾物の小刻みな揺動が促され、リズミカルな揺動によって、前記装飾物の輝きの変化をより幻想的で、より魅惑的なものとすることができる。
また、前記装飾物と前記補助具とが所定の均衡状態となるように、前記装飾物または前記補助具の少なくとも一方、すなわち前記装飾物または前記補助具、あるいは両者に前記錘部が設けられ、該錘部により前記所定の均衡状態が調整されているので、例えば、正面に位置する看者から見て、前記装飾物の正面が、宝石等からなる前記装飾物が最も美しく見える角度や向きとなるように、当該装身具全体の重量バランスを適切に調整することができる。さらには、前記錘部の重量や数量、取り付け位置によって、前記装飾物の振幅や周期などの揺動状態を変えることができる。
さらに、前記錘部が着脱可能に構成されているので、前記錘部の位置や数量、重量などを調整することで、装着者が自由に、前記装飾物の正面の角度や向きおよび振幅や周期などの揺動状態を調整することができる。
また本発明に係る装身具(2)は、上記装身具(1)において、前記装飾物が、装飾物本体と、該装飾物本体を保持する保持手段とを備え、前記吊下部が、前記装飾物の正面に位置する看者から見えないように前記保持手段の背面に設けられていることを特徴としている。
または、前記保持部が、前記装飾物と前記補助具とを含む全体の重心の鉛直線上から偏芯した位置に配設されることによって、後述する装身具(6)で、前記装飾物の周囲に設置される装飾枠を、前記看者から見て審美的に適切な所定の向きや角度に調節することができる。
たとえば、前記装飾物がダイヤモンドなどの宝石を含む場合、中央にダイヤモンドを配置し、その周囲に前記装飾枠を設け、該装飾枠の正面に小さなダイヤモンドが散りばめられたものとすることで、正面の看者に、中央のダイヤモンドと前記装飾枠に散りばめられた小さなダイヤモンド群を含めた全体を一つの大きなダイヤモンドのように見せるように、デザインを施すことができる。上記装身具(5)によれば、このようなデザインでも、中央のダイヤモンドと前記装飾枠に散りばめられた小さなダイヤモンド群を一体構造として取り扱うことが可能となるため、それらを一体構造として揺動させ、かつ前記装飾枠を含めた正面全体を正面に位置する看者から見て審美的に適切な所定の角度や向きに調節することができる。
実施の形態(1)に係る装身具1は、正面の看者から見て、装飾物本体11のみが見えて、かつ装飾物本体11の正面が審美的に美しい角度や向きに保持されて、揺動する形態を有している。
保持手段12の背面には、装飾物10を補助具20に対して揺動可能に吊り下げるための吊下部13を備え、吊下部13は、装飾物10の正面から見えないように、すなわち装飾物10の正面投影範囲内に位置するように保持手段12の背面に設けられている。
また、装飾物10の重心Bをゼロ点とするXYZ(X軸、Y軸、Z軸)座標系において、支持部22と吊下部13の各係合部の中心点の各XYZ座標値の平均座標を示す平均点が、装飾物10の重心Bより上部に位置し、前記平均点が、装飾物10の重心を通る鉛直線上、あるいは該鉛直線上から偏芯した位置に配置されて、装飾物10の正面が、正面に位置する看者からみて審美的に適切な所定の角度や向きに調節されている。
さらには、支持部23で支持部22を兼用し、支持部23で吊下部13を支持することも可能である。
また、支持部23と基体21を兼用させて、例えば、装飾物10を取り囲むような円筒形状にして(すなわち、図1(b−1)、(b−2)、(b−3)で、支持部23を円筒形状とし、基体21を兼ねて、図1に示した基体21を設けていない状態にして)、支持部23より、支持部22を装飾物10の方向に伸ばす構造にすることもできる。
より具体的には、上記構造に加えて、吊下部13を図1に示すような円環形状ではなく、装飾物10を取り囲むような円筒形状にし、採光のための孔や模様を設けたり、線状構造で円筒を形成することも可能である。この場合、支持部22を、例えばJ字形で先端が針状に尖った線状形状にして、円筒形状をした吊下部13の貫通孔部に挿入し、先端を円筒形状の吊下部13に設けられた窪み部や孔部に挿入することで、装飾物10を支持して、揺動させる構成にすることもできる。
このように、これらは適切な揺動状態を得ることや、正面に位置する看者から見て審美的に適切な所定の向きや角度に調節すること、さらにはデザイン上の理由などから、自由に設計することが可能である。
また、デザインによっては、基体21を装飾物10よりも大きくし、正面に位置する看者から、基体21の一部および、支持部22、支持部23、吊下部13、保持部24の一部または全体を目視できるように配置することも可能である。
また、図1に示す吊下部13は、側面視円環状に形成されているが、この形状に限定されず、例えば、楕円環状、矩形環状などで形成されていてもよく、また線状構造や環状部材を組み合わせたものなどで構成されていてもよい。あるいは、前記のような、装飾物10を取り囲むような円筒形状や、半円筒形状、断面視で90°に4分の1分割された円筒形状などであっても良い。
また、図1においては、吊下部13は、保持手段12に2箇所設けられているが、1個所でも良く、また3個所以上に設けることも可能である。
本実施の形態においては、デザインや装飾物本体11の材質によっては、装飾物10を装飾物本体11のみで構成し、すなわち、保持手段12を設けず、装飾物本体11に直接、穿孔などの手段によって、吊下部13を配設することもできる。
しかし、デザインによっては、補助具20を構成する基体21を装飾物10よりも大きくし、正面に位置する看者から、基体21の一部および、支持部22、支持部23、吊下部13、保持部24の一部または全体を目視できるように配置することも可能である。
補助具20は、例えば、金、銀、プラチナ、パラジウム、あるいはその合金である貴金属、または、チタン、タングステン、純銅、純鉄、あるいは合金である真鍮、ステンレス鋼などの非貴金属、金属にメッキ等を施したもの、プラスティック、あるいはこれらの複合構造などにより形成される。
さらには、前記のように、支持部23の形状によっては、支持部23で基体21を兼用することも可能である。
支持部22の形状は、どのようなものであっても良く、図1のようなT字状の他、丸環のような円環状や線状構造、あるいは線状構造の組み合わせ、前記J字形状、円環を連結したチェーンのような形状、さらには装飾物10を取り囲むような構造であっても良い。
また、図1に示した装身具1では、吊下部13と支持部22との係合部A1、A2が2個所形成されているが、係合部は1個所でも良く、さらには3個所以上に形成されていてもよい。
また、前記のように、支持部23の形状によっては、支持部23で基体21を兼用することも可能である。
吊下部13と支持部22との係合部A1、A2は基本的には点で形成されているが、線で形成されていても良い。
係合部A1、A2が点の場合、装飾物10(装飾物本体11と保持手段12を含む)の重心Bをゼロ点とするXYZ座標系において、各係合部A1、A2の座標のX軸、Y軸、Z軸の各座標値の平均座標を示す平均点(この場合、A1とA2の中点)が、装飾物10の重心Bより上部に位置し、前記平均点が、重心Bを通る鉛直線上、あるいは該鉛直線上から偏芯した位置に配置されて、装飾物10の正面が、正面に位置する看者からみて審美的に適切な所定の角度や向きとなるように調節されている。
(装飾物本体11の正面の角度<1>)
図1(b−1)に示した形態が、前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線上にあり、かつ正面から見て、重心Bを通る鉛直線と平均点が重なる場合である。この場合は、装飾物本体11の正面の角度を略鉛直に保って、装飾物本体11を揺動させることができる。
また、図1(b−2)に示した形態が、前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線より後方にあり、かつ正面から見て、重心Bを通る鉛直線と平均点が重なる場合である。この場合は、装飾物本体11の正面の角度を鉛直線に対して下向きに保って、装飾物本体11を揺動させることができる。
さらに、図1(b−3)に示した形態が、前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線より前方にあり、かつ正面から見て、重心Bを通る鉛直線と平均点が重なる場合である。この場合は、装飾物本体11の正面の角度を鉛直線に対して上向きに保って、装飾物本体11を揺動させることができる。
図1(b−1)、(b−2)、(b−3)に示すように、正面から見て、前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線と重なる位置にある場合、正面の看者から見て、装飾物本体11の向きを、鉛直線と直交する水平線に沿った、真正面に保って、装飾物本体11を揺動させることができる。
あるいは、正面から見て、前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線より右側にある場合(図示せず)、正面の看者から見て、装飾物本体11の正面を左向きに保って、装飾物本体11を揺動させることができる。
逆に、正面から見て、前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線より左側にある場合(図示せず)、正面の看者から見て、装飾物本体11の正面を右向きに保って、装飾物本体11を揺動させることができる。
さらに、前記<1>、<2>、<3>のいずれかの形態と<A>、<B>、<C>のいずれかの形態とを組み合わせることにより、装飾物10の正面の角度と向きを、正面に位置する看者から見て自由に調整することが可能となり、また審美的に適切な所定の角度と向きに調節可能となっている。なお、図1(c)は、前記<1>と<A>とを組み合わせた形態を示した平面図である。
また、図1では支持部23は平板形状であるが、支持部23の形状は、どのようなものであっても良く、図1のような平板状の他、丸環のような円環状や線状構造、あるいは線状構造の組み合わせ、さらには装飾物10を取り囲むような構造であっても良い。
また、支持部23には、装飾性を高めたり、採光やゴミの排出のための、穿孔や、透かし、模様が施されていても良い。
また、前記のように、支持部23で基体21を兼用することもできる。
この場合、支持部22Bの横軸部に、装飾物10の水平方向の移動を規制するための水平位置規制部22aを設けてもよい。
図2(a)〜(c)に示す装身具1の揺動の機構、及び装飾物正面の角度と向きの調整方法は、図1に示した実施の形態(1)に係る装身具1と同様であり、装飾物10の揺動動作、及び装飾物正面の角度と向きの調整について、実施の形態(1)に係る装身具1と同様の作用及び効果を得ることができる。
実施の形態(1)に係る装身具1では、装飾物本体11が、ダイヤモンドカットなどが施された1つの宝石等(ダイヤモンドなど)で構成されていたが、実施の形態(2)に係る装身具1Aでは、装飾物本体11Aが多数(複数)のダイヤモンド等の宝石等で構成されている。装飾物本体11Aを構成する宝石は図1のようにダイヤモンドカットがなされていなくてもよい。
また、装飾物本体11Aを構成する多数の宝石の正面側配置例を図3(a−1)、(a−2)に示しているが、宝石の配置形態はこれに限定されるものではなく、宝石の種類、サイズ、形状、配列などをデザインに応じて適宜設計することができる。
また、図中Bは、装飾物10(装飾物本体11A、保持手段12A、装飾体14を含む)全体の重心を表している。
すなわち、図3(b−1)に示した形態が、<1>前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線上にあり、かつ正面から見て、重心Bを通る鉛直線と平均点が重なる場合である。図3(b−2)に示した形態が、<2>前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線より後方にあり、かつ正面から見て、重心Bを通る鉛直線と平均点が重なる場合である。図3(b−3)に示した形態が、<3>前記平均点が装飾物10の重心Bを通る鉛直線より前方にあり、かつ正面から見て、重心Bを通る鉛直線と平均点が重なる場合である。図3(b−1)、(b−2)、(b−3)の形態にそれぞれ前記平均点の位置を調整することで、装飾物本体11Aの正面の角度(鉛直、下向き、上向き)を調整することが可能となっている。
実施の形態(3)に係る装身具1Bでは、保持手段12または補助具20の少なくとも一方に錘部15、25が設けられ、それにより、正面の看者から見て、装飾物本体11のみが見えて、かつ装飾物本体11の正面が審美的に美しい角度と向きに保持され、揺動の状態を調整することが可能となっている。
しかし、デザイン上の観点から、基体20を装飾物10よりも大きくし、正面に位置する看者から、基体20の一部および、支持部22、支持部23、吊下部13の一部または全体を目視できるように配置しても良い。
また、錘部15、錘部25の形状は平板状、円柱状、塊状などのどのような形状であっても良く、デザイン等を考慮して自由に選定でき、また、保持手段12と一体形成されたものや内部に埋め込まれたものであってもよい。
さらに、錘部15、錘部25の重量や個数、取り付け位置などは、装飾物10や装身具1Bの各重心位置を変更、調整する目的で、装飾物10や補助具20の重量、大きさ等を考慮して自由に選定することができる。
重心Bの位置を変えることにより、上記実施の形態(1)と同様に、装飾物10の正面の角度と向きを、正面に位置する看者からみて自由に調整することが可能となり、審美的に適切な所定の角度と向きに調節することが可能となる。
さらに、錘部15の重量や数量、取り付け位置等を変えることにより、揺動のモーメントを変化させて、揺動の状態を自由に変えることができる。
錘部15と錘部25は、どちらか一つだけ取り付けても良いし、両者を同時に取り付けても良い。
実施の形態(4)に係る装身具1Cは、図3に示す実施の形態(2)に係る装身具1Aの保持手段12A又は基体21の少なくとも一方に錘部15、25を取り付けたものであり、装身具1Aと同一機能を有する構成部品には同一符号を付し、ここではその説明を省略する。また、錘部15、錘部25の構成や機能等は、実施の形態(3)に係る装身具1Bに設けた錘部15、錘部25と同様であるので、ここではその説明を省略する。
また、装飾物本体11Aを構成する多数の宝石の正面側配置例を図5(a−1)、(a−2)に示しているが、宝石の配置形態はこれに限定されるものではなく、宝石の種類、サイズ、形状、配列などをデザインに応じて適宜設計することができる。
ここで、図6(a)は、正面の看者から保持手段12Aが目視できるケースであるが、図3(a−2)や図5(a−2)のように、正面の看者から保持手段12Aが目視できず、装飾物本体11Aのみが目視できるケースも存在する(図示せず)。
また、装飾物本体11Aを構成する多数の宝石の正面側配置例を図6(a−1)に示しているが、宝石の配置形態はこれに限定されるものではなく、宝石の種類、サイズ、形状、配列などをデザインに応じて適宜設計することができる。
すなわち、実施の形態(5)は、実施の形態(4)における支持部22と保持部24が、正面の看者から目視でき、保持部24が直接基体21に結合されている形態を表している。
この実施の形態(5)は、実施の形態(4)のみならず、前記の実施の形態(1)〜(3)にも適用することができる。
支持部22Dは、細長U字状に折り曲げられた線状体を、さらに略U字状に折り曲げて形成された部材である。支持部22D略中央のU字状部分に、吊下部13Dが係合され、係合部Aが形成されるようになっている。
基体21の上端部に、環状の保持具24が設けられ、基体21の背面に錘部25が設けられている。また、保持手段12Bに錘部15を設けることもできる。錘部15、25の構成や機能等は、実施の形態(3)に係る装身具1Bの錘部15、25と同様であるので、ここではその説明を省略する。
実施の形態(6)に係る装身具1Eが、実施の形態(1)〜(5)に係る各装身具1、1A、1B、1C、1Dと相違する点は、装飾物本体11の周囲に装飾枠17が配置され、装飾枠17が保持手段12に固定されている点であり、その他の構成は、実施の形態(1)〜(5)に係る装身具1、1A、1B、1C、1Dと同様であるので、同一機能を有する構成部品には同一符号を付し、その説明を省略する。
また、装飾枠17は図7に示す略円環形状の他、半円形状やC字型形状などでもよく、その形状を自由にデザインすることができる。
ここで、宝石の配置形態は、図7(a)に限定されるものではなく、宝石の種類、サイズ、形状、配列などをデザインに応じて適宜設計することができる。
装身具1Eでは、中心部の装飾物本体11と装飾枠17の装飾物本体11aとが一体化されて、同時に揺動し、かつ正面の看者から見て、装飾物本体11と装飾枠17のみが見えて、かつ装飾物本体11と装飾枠17の正面が審美的に美しい角度と向きに保持されて、揺動する形態となっている。
実施の形態(7)に係る装身具1Fが、実施の形態(1)〜(6)に係る各装身具1、1A、1B、1C、1D、1Eと相違する点は、装飾物本体11A、又は装飾物本体11Aに連結された外枠17の周囲に、装飾枠17Aが配置され、装飾枠17Aが基体21に固定されている点であり、その他の構成は、実施の形態(1)〜(6)に係る装身具1、1A、1B、1C、1D、1Eと同様であるので、同一機能を有する構成部品には同一符号を付し、その説明を省略する。
さらに、装飾枠17Aは、図8(a−1)に示すように、枠正面に小さな宝石が散りばめられた形態の他、図8(a−2)に示す装飾枠17Bのように、貴金属などでデザインされたものであっても良い。
ここで、宝石の配置形態は、図8(a−1)、(a−2)に限定されるものではなく、宝石の種類、サイズ、形状、配列などをデザインに応じて適宜設計することができる。
また、装飾枠17Aで基体21を兼用することもできる。
また、錘部15の有無、数量、重量、取り付け位置などによって、実施の形態(3)と同様に、装飾体本体11Aの正面の方向を、正面に位置する看者から見て審美的に適切な所定の角度と向きに調節することができるとともに、揺動状態を調節することができる。
10 装飾物
11、11A、11a 装飾物本体
12、12A 保持手段
13、13A、13B、13C、13D 吊下部
18、22、23 支持部
14 装飾体
15、25 錘部
17、17A、17B 装飾枠
20 補助具
21 基体
22a 水平位置規制部
24 保持部
A、A1、A2 係合部
B 装飾物の重心
Claims (6)
- 装飾物と、該装飾物を揺動可能に支持する補助具とを備えた装身具であって、
前記装飾物を前記補助具に対して揺動可能に吊り下げるための吊下部を備え、
前記補助具が、
基体と、
該基体から前記装飾物に向けて設置され、前記吊下部を支持することで前記装飾物を揺動可能にする支持部とを備え、
前記装飾物または前記補助具の少なくとも一方に錘部を備え、
該錘部が着脱可能であり、
前記装飾物の重心をゼロ点とするXYZ座標系において、前記支持部と前記吊下部との各係合部の中心点の各XYZ座標値の平均座標を示す平均点が、前記装飾物の重心より上部に位置し、
前記平均点が、前記装飾物の重心を通る鉛直線上、あるいは該鉛直線上から偏芯した位置に配置されて、前記装飾物の正面が、前記装飾物の正面に位置する看者から見て審美的に適切な所定の角度や向きに調節されていることを特徴とする装身具。 - 前記装飾物が、装飾物本体と、該装飾物本体を保持する保持手段とを備え、
前記吊下部が、前記装飾物の正面に位置する看者から見えないように前記保持手段の背面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の装身具。 - 前記基体が、前記装飾物の背面に設けられ、正面視における前記装飾物の外形形状より小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の装身具。
- 前記装飾物と前記補助具とを吊り下げるための保持部が設けられ、
該保持部が、前記装飾物と前記補助具とを含む全体の重心の鉛直線上、又は該鉛直線上から偏芯した位置に設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の装身具。 - 前記装飾物の周囲に、装飾枠が配置され、
該装飾枠が前記装飾物に固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の装身具。 - 前記装飾物の周囲に、装飾枠が配置され、
該装飾枠が前記基体に固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の装身具。
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