JP3219794U - 装飾用部品及びこれを備えた物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】宝石などを吊り下げて揺動させる機構に不要な外力を作用させ難くすることができる装飾用部品を提供する。【解決手段】台座部20は、一方の第1リング部21と第2リング部31との第1接触部41、及び、他方の第1リング部22と第2リング部32との第2接触部42を通る仮想的な揺動軸の周りで揺動可能に吊り下げられる。フレーム50は、第1接触部41を通り揺動軸に垂直な仮想平面に比べて第2接触部42から離れた範囲から見て、物品により覆われていない第1接触部の周囲を覆う。また、フレームは、第2接触部42を通り揺動軸に垂直な仮想平面に比べて第1接触部から離れた範囲から見て、物品により覆われていない第2接触部の周囲を覆う。【選択図】図8
Description
本考案は、様々な物品を装飾する装飾用部品と、そのような装飾用部品を備えた物品に関するものである。
ペンダントやピアス、指輪などの身飾品において、台座部がフレームに対して小さく揺動するように配されたものが知られている(例えば特許文献1を参照)。台座部が揺動することで、台座部に保持された宝石がキラキラと輝くように見えるため、宝石の美しさを際立たせることができる。
しかしながら、上記の特許文献1に記載されるような台座部の揺動構造を持つ従来の身飾品では、台座部とフレームとの係合部分が外側に露出しているため、この係合部分に対して別の物体がぶつかったり、髪の毛や糸などが絡みついたりして、揺動性能が低下するという不利益がある。
また、宝石等を揺動させる構造を備えた装飾用の部品によって様々な物品(サングラス、腕時計など)の外観を装飾する場合にも、上述した身飾品の場合と同様な不利益を生じる。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、宝石などを吊り下げて揺動させる機構に不要な外力を作用させ難くすることができる装飾用部品と、そのような装飾用部品を備えた物品を提供することにある。
本考案の第1の態様に係る装飾用部品は、物品に固定されるフレームと、2つの第1リング部を持ち、宝石を保持する台座部と、フレームに固定された2つの第2リング部とを有する。一方の第1リング部と一方の第2リング部とが連結され、他方の第1リング部と他方の第2リング部とが連結される。台座部は、一方の第1リング部と一方の第2リング部との第1接触部分、及び、他方の第1リング部と他方の第2リング部との第2接触部分を通る仮想的な揺動軸の周りで揺動可能に吊り下げられる。フレームは、第1接触部を通り揺動軸に垂直な仮想平面に比べて第2接触部分から離れた範囲から見た第1接触部の周囲であって、物品により覆われていない第1接触部の周囲を覆う。また、フレームは、第2接触部を通り揺動軸に垂直な仮想平面に比べて第1接触部から離れた範囲から見た第2接触部の周囲であって、物品により覆われていない第2接触部の周囲を覆う。
好適に、宝石は、揺動軸の周りで台座部が揺動可能に吊り下げられた状態において、フレームの正面方向から目視可能であり、フレームは、正面方向から見て左右対称な形状を持っている。
好適に、正面方向から見たフレームの形状は、三角形、四角形、正方形、台形、菱形、五角形、六角形、多角形、正多角形、星形多角形、十字形、逆V字形、三日月形、アーチ形、又は、馬蹄形である。
本考案の第2の態様に係る物品は、上記第1の態様に係る装飾用部品を備える。
本考案によれば、宝石などを吊り下げて揺動させる機構に不要な外力を作用させ難くすることができる。
図1〜図8は、本考案の一実施形態に係る装飾用部品の一例を示す図である。本実施形態に係る装飾用部品は、様々な物品(例えば眼鏡、腕時計、印鑑、かばん、財布、文房具、鍵、スマートフォン、スマートフォン等の携帯用ケース、オルゴール、置時計、おもちゃ、楽器、運動器具など)に固定され、その外観を装飾するための部品として使用される。装飾用部品により装飾される物品には、ペンダントやピアス、指輪などの身飾品も含まれる。図9は、図1〜図8に示す装飾用部品1が物品としての眼鏡2に取り付けられた状態を示す。
図1〜図6は装飾用部品のフレーム50を示しており、台座部20が省略されている。図1は正面図であり、図2は背面図であり、図3は右側面図であり、図4は平面図であり、図5は底面図であり、図6は背面側の斜視図である。図7及び図8は、台座部20を含む装飾用部品の外観を示す。図7は正面側の斜視図であり、図8は背面側の斜視図である。
図1〜図8に示す装飾用部品は、物品に固定されるフレーム50と、宝石10を保持する台座部20と、フレーム50に固定された2つの第2リング部31,32とを有する。台座部20は、2つの第1リング部21,22を持つ。図8に示すように、第1リング部21と第2リング部31とが連結され、互いの内縁同士が接触している。また、第1リング部22と第2リング部32とが連結され、互いの内縁同士が接触している。図8において、第1接触部41は、第1リング部21と第2リング部31とが接触している部分を示す。また、第2接触部42は、第1リング部22と第2リング部32とが接触している部分を示す。
台座部20は、図8に示すように、第1接触部41と第2接触部42とを通る仮想的な揺動軸の周りで揺動可能に吊り下げた状態となる。宝石10は、この仮想的な揺動軸の周りで台座部20が揺動可能に吊り下げられた状態において、フレーム50の正面方向から目視することが可能である。フレーム50に振動が加わると、第1接触部41及び第2接触部42の2か所で第2リング部31,32に吊り下げられた状態にある台座部20が揺動する。台座部20が宝石10とともに揺動すると、宝石10における光の反射方向が振動的に変化する。これにより、正面方向から見て宝石10が瞬くように輝く。
図1〜図6に示すフレーム50は、正面方向から見て概ね五角形の形状を持ち、その略中央に円形の開口部51を持つ。台座部20に保持された宝石10は、この開口部51を介して正面方向から目視することができる。2つの第2リング部31,32は、正面方向から見て隠れたフレーム50の背面側に固定される。
フレーム50は、揺動可能に吊り下げられた台座部20の宝石10が正面方向から目視できる状態において、第1接触部41及び第2接触部42をそれぞれ露出しないように覆っている。すなわち、フレーム50は、第1接触部41を通り揺動軸に垂直な仮想平面に比べて第2接触部42から離れた範囲から見た第1接触部41の周囲であって、物品により覆われていない第1接触部41の周囲を覆う。また、フレーム50は、第2接触部42を通り揺動軸に垂直な仮想平面に比べて第1接触部41から離れた範囲から見た第2接触部42の周囲であって、物品により覆われていない第2接触部42の周囲を覆う。これにより、フレーム50を物品に固定して取り付けた場合、第1接触部41は第2接触部42から離れた側の周囲を覆われた状態になり、第2接触部42は第1接触部41から離れた側の周囲を覆われた状態になる。そのため、第1接触部41や第2接触部42に別の物体があたって不要な外力が作用したり、髪の毛や糸などが絡みついたりすることを効果的に防止できる。従って、台座部20の揺動性能を安定的に維持することができる。
図10は、図1〜図8に示す装飾用部品の正面側のフレーム50と略同一形状のフレーム60がフレーム50の背面側に取り付けられた状態を示す。図10に示す物品は、例えばネックレスなどに用いられる下げ飾りである。
図11〜図21は、フレーム50の様々な変形例を示す図であり、それぞれフレーム50を正面方向から見た図である。図11は三角形のフレーム50の例を示し、図12は正方形のフレーム50の例を示し、図13は菱形のフレーム50の例を示し、図14は台形のフレーム50の例を示し、図15は六角形のフレーム50の例を示し、図16は五芒星形のフレーム50の例を示し、図17は六芒星形のフレーム50の例を示し、図18は十字形のフレーム50の例を示し、図19は逆V字形のフレーム50の例を示し、図20は三日月形のフレーム50の例を示し、図21はアーチ形のフレーム50の例を示し、図22は馬蹄形のフレーム50の例を示す。これらの例において、正面方向から見たフレーム50の形状は左右対称である。なお、装飾用部品の他の変形例において、正面方向から見たフレームの形状は左右非対称であってもよい。
以上、本考案の一実施形態に係る装飾用部品について説明したが、本考案はこの例に限定されない。各図に示した装飾用部品の各部分の形状は一例であり、様々に変形可能である。例えば、正面方向から見たフレームの形状は、図示の例に限定されるものではなく、各部の寸法の比率や縁部の曲面形状、開口部の大きさなどを様々に変更可能である。
10 … 宝石
20 … 台座部
21,22 … 第1リング部
31,32 … 第2リング部
41,42 … 第1接触部
50,60 … フレーム
51 … 開口部
20 … 台座部
21,22 … 第1リング部
31,32 … 第2リング部
41,42 … 第1接触部
50,60 … フレーム
51 … 開口部
Claims (4)
- 物品に固定されるフレームと、
2つの第1リング部を持ち、宝石を保持する台座部と、
前記フレームに固定された2つの第2リング部とを有し、
一方の前記第1リング部と一方の前記第2リング部とが連結され、
他方の前記第1リング部と他方の前記第2リング部とが連結され、
前記台座部が、一方の前記第1リング部と一方の前記第2リング部との第1接触部分、及び、他方の前記第1リング部と他方の前記第2リング部との第2接触部分を通る仮想的な揺動軸の周りで揺動可能に吊り下げられ、
前記フレームは、
前記第1接触部を通り前記揺動軸に垂直な仮想平面に比べて前記第2接触部分から離れた範囲から見た前記第1接触部の周囲であって、前記物品により覆われていない前記第1接触部の周囲を覆い、
前記第2接触部を通り前記揺動軸に垂直な仮想平面に比べて前記第1接触部から離れた範囲から見た前記第2接触部の周囲であって、前記物品により覆われていない前記第2接触部の周囲を覆う
装飾用部品。 - 前記宝石は、前記揺動軸の周りで前記台座部が揺動可能に吊り下げられた状態において、前記フレームの正面方向から目視可能であり、
前記フレームは、前記正面方向から見て左右対称な形状を持っている、
請求項1に記載の装飾用部品。 - 前記正面方向から見た前記フレームの形状は、三角形、四角形、正方形、台形、菱形、五角形、六角形、多角形、正多角形、星形多角形、十字形、逆V字形、三日月形、アーチ形、又は、馬蹄形である、
請求項2に記載の装飾用部品。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の装飾用部品を備えた物品。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018004317U JP3219794U (ja) | 2018-11-07 | 2018-11-07 | 装飾用部品及びこれを備えた物品 |
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JP7121434B1 (ja) | 2022-01-17 | 2022-08-18 | 株式会社トップジュエリー | 装身具 |
JP7129680B1 (ja) | 2022-01-17 | 2022-09-02 | 株式会社トップジュエリー | 装身具 |
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2018
- 2018-11-07 JP JP2018004317U patent/JP3219794U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2023104842A (ja) * | 2022-01-17 | 2023-07-28 | 株式会社トップジュエリー | 装身具 |
JP2023104161A (ja) * | 2022-01-17 | 2023-07-28 | 株式会社トップジュエリー | 装身具 |
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