JPH115615A - 空気浮上式コンベヤの落粉除去装置 - Google Patents

空気浮上式コンベヤの落粉除去装置

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JPH115615A
JPH115615A JP17302897A JP17302897A JPH115615A JP H115615 A JPH115615 A JP H115615A JP 17302897 A JP17302897 A JP 17302897A JP 17302897 A JP17302897 A JP 17302897A JP H115615 A JPH115615 A JP H115615A
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Naoaki Kamiya
尚亮 紙屋
Yuji Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気浮上式コンベヤのリターン用トラフから
落粉を除去できる除去装置を提供する。 【解決手段】 円形の筒状シェル1内において、ベルト
4を支持するキャリヤ用トラフ11とリターン用トラフ
12を配置し、各トラフ11、12の底部中央において
長手方向に間隔をあけて多数のエアー吹出孔14を形成
した空気浮上式コンベヤであって、リターン用トラフ1
2に、ベルト4の幅より狭く、かつエアー吹出孔14よ
り広い幅の開口20を形成し、開口20の下方にシュー
ト21を設け、シュート21にゲートバルブ25を取り
付けた。またシュート21に、落粉の堆積量を検知する
レベルセンサ27を取り付け、落粉の堆積量が所定量に
達したときレベルセンサ27の指令によりゲートバルブ
25を開弁するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気浮上式コンベヤの
落粉除去装置に関する。空気浮上式コンベヤにおいて輸
送物を放出した後、汚れたベルト面はベルトクリーナー
で付着物を掻き落とすが、ベルトクリーナーで除去され
なかった付着物はそのままリターン用トラフと対面する
こととなり、付着物がトラフに堆積し、ベルト浮上用の
エアー吹出孔を閉塞させることがある。本発明はかかる
落粉を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気浮上式コンベヤは、輸送物を
放出した後のベルト搬送面をクリーナー等でベルト表面
に付着した輸送物の粉を掻き取るようにしている。しか
しながら、クリーナー等ではベルト表面に付着した輸送
物の粉を完全には取り除くことができず、ベルト表面に
付着した粉がベルトの微振動によりリターン側のトラフ
に接触して該トラフに落下する。また、落下する粉は搬
送時間の経過と共に多くなり、エアー吹出孔を閉塞させ
ることが懸念される。閉塞が起きれば、ベルトとトラフ
との間に均一な空気膜が形成できず、ベルトがトラフに
接触して動力アップになると共に、ベルトの磨耗につな
がる問題がある。
【0003】本発明は空気浮上式コンベヤにおいて好適
な、効果的に落粉を除去できる除去装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気浮上式コ
ンベヤの落粉除去装置は、コンベヤの中間部を構成する
筒状シェル内において、上段にキャリヤ側ベルトを支持
するキャリヤ用トラフを配置し、下段にリターン側ベル
トを支持するリターン用トラフを配置し、各トラフの底
部中央において長手方向に間隔をあけて多数のエアー吹
出孔を形成した空気浮上式コンベヤであって、前記リタ
ーン用トラフに、前記ベルトの幅より狭い所定寸法幅の
開口を形成し、該開口の下方にシュートを設け、該シュ
ートにゲートバルブを取り付けたことを特徴とする。請
求項2の空気浮上式コンベヤの落粉除去装置は、前記シ
ュートに、落粉の堆積量を検知するレベルセンサを取り
付け、落粉の堆積量が所定量に達したときレベルセンサ
の指令により前記ゲートバルブを開弁するように構成し
たことを特徴とする。
【0005】請求項1の発明によれば、被搬送物を運
び、ドライブプーリーで反転してリターンするベルト
は、その表面がリターン側トラフの表面に対面して走行
するが、この際にベルト表面に付着していた被搬送物の
粉はリターン側トラフに形成された開口で掻き落とされ
落下しシュートに溜められる。よって、このように落粉
がシュートに集められることによってトラフに形成され
たエアー吹出孔に目詰まりの生ずることが防止される。
請求項2の発明によれば、シュートに溜められた落粉が
所定量に達するとレベルセンサからの信号によりゲート
バルブを開いて一気に落粉を排出させ、通常時はゲート
バルブを閉じておいてベルト浮上用の空気を外へ逃がさ
ないようにすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る落
粉除去装置を設けた空気浮上式コンベヤの円形の筒状シ
ェルの要部平面図、図2は図1のII−II線矢視図で落粉
除去装置まわりの側面図、図3は落粉除去装置を設けた
円形の筒状シェルの側面図、図4は本実施形態の空気浮
上式コンベヤの全体側面図である。
【0007】まず、図4に基づき、本実施形態の空気浮
上式コンベヤの全体構成を説明する。1はコンベヤの円
形の筒状シェルで、この筒状シェル1を複数個連結して
中間部を構成している。図では3個の筒状シェルを示し
ているが、2個以下でも4個以上であってもよい。2は
ヘッドプーリ、3はテールプーリで、これにエンドレス
のベルト4が巻き掛けられている。5はベルト浮上用の
ファン、6はエアー配管である。このコンベヤにおい
て、ヘッドプーリ2を駆動して、ベルト4を循環走行さ
せながら、エアー配管6でベルト下面にエアーを供給す
ると、ベルト4はトラフ(図示省略)との間に形成され
た空気膜上を走行して、極めて抵抗の少ない状態でベル
ト上の物品を搬送することができる。
【0008】円形の筒状シェル1の詳細を、さらに、図
1〜3に基づき説明する。筒状シェル1は、これを軸方
向に沿って切断して直径方向に二分された形状の上部シ
ェル1aと下部シェル1bとから構成されている。この
上部シェル1aの両側縁と下部シェル1bは、ボルトで
結合することにより、互いに着脱自在に取り付けられて
いる。前記下部シェル1bの内部には、上下2段にキャ
リヤ側ベルトを支持するキャリヤ用トラフ11とリター
ン側ベルトを支持するリターン用トラフ12が取り付け
られている。
【0009】前記各トラフ11、12は、いずれも桶状
の部材で、各トラフ11、12の下面中央には、複数の
エアー吹出孔14が長手方向に形成され、そのエアー吹
出孔14にエアーを供給するエアーダクト15が取り付
けられている。このエアーダクト15から供給されたエ
アーがエアー吹出孔14から上方に噴出して、トラフ1
1、12上面を走行しているベルト4との間に進入して
空気膜を作り、ベルト4の走行抵抗を少なくするのであ
る。
【0010】つぎに、落粉除去装置Aの詳細を図1〜3
に基づき説明する。20は開口であって、ベルト4の幅
より狭い所定寸法幅で、長方形に形成されている。そし
て、所定寸法幅とは、ベルト4が蛇行してもベルト端が
開口20にかからない幅である。または、ベルト4の表
面に付着する粉体の最大幅としてもよい。この開口20
の下方には漏斗状のシュート21が取り付けられてい
る。シュート21は、上部シュート22と下部シュート
23からなり、上部シュート22の下端部は下部シュー
ト23の上端部内に挿入されている。下部シュート23
の下端には排出パイプ24が連結されており、下部シュ
ート23と排出パイプ24の連結部にはゲートバルブ2
5が取り付けられている。26はゲートバルブ25の駆
動シリンダである。一方、下部シュート23の上下方向
の中間位にはレベルセンサ27が取り付けられている。
このレベルセンサ27は下部シュート23内に溜められ
た落粉が所定量になったことを検出センサーで、例えば
受光器と投光器からなる光センサで構成されるが、落粉
の量を検出できればどのようなタイプのセンサであって
もよい。
【0011】このレベルセンサ27には図示しないコン
トローラが接続されており、レベルセンサ27の検知信
号に基づいて前記シリンダ26を駆動するようにすれ
ば、落粉が所定量溜まったときに自動的にゲートバルブ
25を開弁することができる。本発明において、開口2
0を形成する円筒状シェル1は複数あるなかのリターン
側の最初のシェル円筒状1にすることが好ましい。この
場合、最初の円筒状シェル1に設けた開口20でほとん
どの落粉が除去されるので、後の円筒状シェル1内のト
ラフには落粉がほとんど堆積しない。
【0012】しかし、コンベヤを構成する円筒状シェル
1の全て、あるいは幾つかに落粉除去装置Aを設ける
と、たとえ落粉の量が多くてもより完全に落粉を除去で
きる。したがって、扱う被搬送物の種類に応じて落粉が
多い場合は、より多数の落粉除去装置Aを設けるとよ
い。
【0013】また、本発明において、リターン側の最初
の円筒状シェル1に落粉除去装置Aを取り付ける場合
は、ドライブプーリ2によって反転されたベルト4がリ
ターン側トラフ12に対し同一曲率で湾曲してほぼベル
ト4の全幅がリターン側トラフ12に対し、空気膜で支
持し始める場所を選んで設置するのが好ましい。なぜな
らば、ドライブプーリ2に近い側であると、ベルト4の
端縁がリターン側トラフ12に接触して磨耗しないよう
に、ガイドローラによってベルト4をリターン側トラフ
12より小さい曲率で湾曲させて走行させていることか
ら、ベルト4との間に隙間が生じて、落粉を全て掻き落
とせない可能性があるからである。そして、上記のよう
に、ベルト4がリターン側トラフに同一曲率で支持され
隙間ができない位置であるなら、できるだけリターン側
ベルトの入側に近い方が、好ましい。そうすることによ
って、開口20に至るまでのトラフに上で残置する落粉
の量を少なくすることができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ベルト表面に
付着していた被搬送物の粉はリターン側トラフに形成さ
れた開口で掻き落とされシュートに溜められる。よっ
て、ベルトとトラフの間に空気層を作るためのエアーを
吹き出すエアー吹出孔に目詰まりなどが生ずることはな
い。請求項2の発明によれば、シュートに溜められた落
粉が所定量になるとレベルセンサからの信号によりゲー
トバルブを開いて一気に落粉を排出させ、通常時はゲー
トバルブを閉じてベルト浮上用の空気を外へ逃がさない
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る落粉除去装置を設け
た空気浮上式コンベヤの円形の筒状シェルの要部平面図
である。
【図2】図1のII−II線矢視図で落粉除去装置まわりの
側面図である。
【図3】落粉除去装置を設けた円形の筒状シェルの側面
図である。
【図4】本実施形態の空気浮上式コンベヤの全体側面図
である。
【符号の説明】
1 筒状シェル 4 ベルト 11 キャリヤ用トラフ 12 リターン用トラフ 14 エアー吹出孔 15 エアーダクト 20 開口 21 シュート 22 上部シュート 23 下部シュート 24 排出パイプ 25 ゲートバルブ 26 駆動シリンダ 27 レベルセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベヤの中間部を構成する筒状シェル内
    において、上段にキャリヤ側ベルトを支持するキャリヤ
    用トラフを配置し、下段にリターン側ベルトを支持する
    リターン用トラフを配置し、各トラフの底部中央におい
    て長手方向に間隔をあけて多数のエアー吹出孔を形成し
    た空気浮上式コンベヤであって、前記リターン用トラフ
    に、前記ベルトの幅より狭い所定寸法幅の開口を形成
    し、該開口の下方にシュートを設け、該シュートにゲー
    トバルブを取り付けたことを特徴とする空気浮上式コン
    ベヤの落粉除去装置。
  2. 【請求項2】前記シュートに、落粉の堆積量を検知する
    レベルセンサを取り付け、落粉の堆積量が所定量に達し
    たときレベルセンサの指令により前記ゲートバルブを開
    弁するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    空気浮上式コンベヤの落粉除去装置。
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