JPH10338323A - 空気浮上式ベルトコンベヤ装置 - Google Patents
空気浮上式ベルトコンベヤ装置Info
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- JPH10338323A JPH10338323A JP16329997A JP16329997A JPH10338323A JP H10338323 A JPH10338323 A JP H10338323A JP 16329997 A JP16329997 A JP 16329997A JP 16329997 A JP16329997 A JP 16329997A JP H10338323 A JPH10338323 A JP H10338323A
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- Japan
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- path
- air
- belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 復帰経路の担荷ベルト部材から落下するダス
トによって不具合を生ずることのない空気浮上式ベルト
コンベヤ装置を提供する。 【解決手段】 キャリアベルト13の移動経路は、下側
に搬送トラフ22,上側に復路トラフ23が内設された
閉断面のトラフフレーム20内に配置されて、下側の移
動経路が搬送経路とされると共に、復路トラフ23の側
端縁とトラフフレーム20の内面との間にダスト落下隙
間28が形成されて構成されている。
トによって不具合を生ずることのない空気浮上式ベルト
コンベヤ装置を提供する。 【解決手段】 キャリアベルト13の移動経路は、下側
に搬送トラフ22,上側に復路トラフ23が内設された
閉断面のトラフフレーム20内に配置されて、下側の移
動経路が搬送経路とされると共に、復路トラフ23の側
端縁とトラフフレーム20の内面との間にダスト落下隙
間28が形成されて構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉱石や石炭等を空
気によって浮上した状態で移動駆動される担荷ベルト上
に積載して搬送する空気浮上式ベルトコンベヤ装置に関
する。
気によって浮上した状態で移動駆動される担荷ベルト上
に積載して搬送する空気浮上式ベルトコンベヤ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】鉱石や石炭等のばら物を搬送する搬送機
構として、近時、担荷ベルトを空気層によって浮上保持
する空気浮上式ベルトコンベヤ装置が注目されている。
構として、近時、担荷ベルトを空気層によって浮上保持
する空気浮上式ベルトコンベヤ装置が注目されている。
【0003】空気浮上式ベルトコンベヤ装置は、図9に
その一例の概略断面斜視図を示すように構成される。図
示構成は、周回駆動される担荷ベルトとしてのキャリア
ベルト1の搬送物を搬送する上側の移動経路(搬送経
路)及び搬送物積載位置に戻る下側の移動経路(復帰経
路)の両方に空気浮上構造を適用した例である。
その一例の概略断面斜視図を示すように構成される。図
示構成は、周回駆動される担荷ベルトとしてのキャリア
ベルト1の搬送物を搬送する上側の移動経路(搬送経
路)及び搬送物積載位置に戻る下側の移動経路(復帰経
路)の両方に空気浮上構造を適用した例である。
【0004】キャリアベルト1の搬送経路及び復帰経路
の下側にはそれぞれトラフ部材2・2′が移動経路に沿
って延設され、キャリアベルト1はこのトラフ部材2・
2′によってその断面形状(搬送側は谷状,復帰側は山
状)が規定されるようになっている。
の下側にはそれぞれトラフ部材2・2′が移動経路に沿
って延設され、キャリアベルト1はこのトラフ部材2・
2′によってその断面形状(搬送側は谷状,復帰側は山
状)が規定されるようになっている。
【0005】トラフ部材2・2′の中央下面側には空気
ダクト3・3′がトラフ部材2・2′に沿って設けられ
ており、この空気ダクト3・3′に図示しないブロワに
よって供給された空気がトラフ部材2・2′に開口形成
されたオリフィス2A・2A′からトラフ部材2・2′
の上面側に噴出し、トラフ部材2・2′とキャリアベル
ト1との間に空気層を形成してキャリアベルト1を浮上
させるようになっている。
ダクト3・3′がトラフ部材2・2′に沿って設けられ
ており、この空気ダクト3・3′に図示しないブロワに
よって供給された空気がトラフ部材2・2′に開口形成
されたオリフィス2A・2A′からトラフ部材2・2′
の上面側に噴出し、トラフ部材2・2′とキャリアベル
ト1との間に空気層を形成してキャリアベルト1を浮上
させるようになっている。
【0006】これにより、極めて低抵抗で騒音や振動を
生ずることなくキャリアベルトを移動させることがで
き、キャリアベルトをキャリアローラーで支持するロー
ラーベルトコンベヤのようにローラーの回転によって生
ずる騒音や振動によって作業環境や周囲環境に影響を与
えることがないという利点がある。
生ずることなくキャリアベルトを移動させることがで
き、キャリアベルトをキャリアローラーで支持するロー
ラーベルトコンベヤのようにローラーの回転によって生
ずる騒音や振動によって作業環境や周囲環境に影響を与
えることがないという利点がある。
【0007】図示構成では、トラフ部材2・2′はそれ
ぞれ左右両側に位置する側板部材4の上下縁部に固定さ
れて上下に所定間隔で支持され、これらトラフ部材2・
2′と側板部材4によって閉断面のトラフフレームを形
成している。また、上側の搬送トラフ部材2の上面はカ
バー部材5によって覆われている。これにより、搬送経
路のキャリアベルト1は搬送トラフ部材2とカバー部材
5によって囲まれた搬送空間内を移動し、復帰経路のキ
ャリアベルト1は搬送トラフ部材2,復路トラフ部材
2′及び側板部材4によって形成された閉断面空間(ト
ラフフレーム内)を移動するようになっており、搬送物
のダストの外部へ飛散と騒音を防ぐことができるように
なっているものである。
ぞれ左右両側に位置する側板部材4の上下縁部に固定さ
れて上下に所定間隔で支持され、これらトラフ部材2・
2′と側板部材4によって閉断面のトラフフレームを形
成している。また、上側の搬送トラフ部材2の上面はカ
バー部材5によって覆われている。これにより、搬送経
路のキャリアベルト1は搬送トラフ部材2とカバー部材
5によって囲まれた搬送空間内を移動し、復帰経路のキ
ャリアベルト1は搬送トラフ部材2,復路トラフ部材
2′及び側板部材4によって形成された閉断面空間(ト
ラフフレーム内)を移動するようになっており、搬送物
のダストの外部へ飛散と騒音を防ぐことができるように
なっているものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、周回駆動さ
れるキャリアベルトの上側の搬送経路で搬送物を搬送す
ると共に、上下が反転するプーリー部位で搬送物を落下
排出させて下側の復帰経路で搬送物積載位置に戻る通常
構成のコンベヤ装置では、キャリアベルトの搬送物積載
面が復帰経路では下向きとなるため、復帰経路中のキャ
リアベルトからその積載面に付着した搬送物のダストが
落下する。
れるキャリアベルトの上側の搬送経路で搬送物を搬送す
ると共に、上下が反転するプーリー部位で搬送物を落下
排出させて下側の復帰経路で搬送物積載位置に戻る通常
構成のコンベヤ装置では、キャリアベルトの搬送物積載
面が復帰経路では下向きとなるため、復帰経路中のキャ
リアベルトからその積載面に付着した搬送物のダストが
落下する。
【0009】上記従来構成の空気浮上式ベルトコンベヤ
装置では、復帰経路のキャリアベルトは閉断面のトラフ
フレーム内を移動するためにダストの外部への飛散は防
ぐことができるものの、トラフフレーム内にダストが蓄
積し、そのダストがキャリアベルトを磨耗させたりオリ
フィスを閉塞させるといった不具合を生じさせる虞があ
るために定期的な清掃が必要となり、運用が極めて面倒
であるという問題があった。また、その清掃作業が可能
な作業開口部をトラフフレームの側板部材に開閉可能に
設ける必要があって構造も複雑化し、このような問題を
回避するために自動清掃が可能な機器を設備するとより
一層複雑化してコストアップを招来するものであった。
装置では、復帰経路のキャリアベルトは閉断面のトラフ
フレーム内を移動するためにダストの外部への飛散は防
ぐことができるものの、トラフフレーム内にダストが蓄
積し、そのダストがキャリアベルトを磨耗させたりオリ
フィスを閉塞させるといった不具合を生じさせる虞があ
るために定期的な清掃が必要となり、運用が極めて面倒
であるという問題があった。また、その清掃作業が可能
な作業開口部をトラフフレームの側板部材に開閉可能に
設ける必要があって構造も複雑化し、このような問題を
回避するために自動清掃が可能な機器を設備するとより
一層複雑化してコストアップを招来するものであった。
【0010】本発明は、上記解決課題に鑑みてなされた
ものであって、復帰経路の担荷ベルト部材から落下する
ダストによって不具合を生ずることのない空気浮上式ベ
ルトコンベヤ装置を提供することを目的とする。
ものであって、復帰経路の担荷ベルト部材から落下する
ダストによって不具合を生ずることのない空気浮上式ベ
ルトコンベヤ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る空気浮上式ベルトコンベヤ装置は、一対のプー
リー間に掛け回された無端の担荷ベルトの移動経路の下
側にトラフ部材が移動経路に沿って延設されると共に、
該トラフ部材の下側に空気供給路が配設され、前記担荷
ベルトが該空気供給路から前記トラフ部材に開口形成さ
れたオリフィスを介して前記トラフ部材の上面側に供給
された空気によって前記トラフ部材の上面から浮上しつ
つ前記プーリーの回転駆動によって周回駆動されてその
移動経路で上面に積載された搬送物を搬送する空気浮上
式ベルトコンベヤ装置において、前記担荷ベルトの移動
経路は前記トラフ部材が上下二層に内設された閉断面の
トラフフレーム内に配置されて、その下側の移動経路が
搬送経路とされると共に上側の移動経路が復帰経路とさ
れ、前記復帰経路のトラフ部材の側端縁と前記トラフフ
レームの内面との間にはダスト落下隙間が形成されると
共に、前記搬送経路の上流側の上面に搬送物を積載する
搬送物積載手段と、前記搬送経路の下流側の上面から前
記積載された搬送物を排出する搬送物排出手段と、を備
えて構成されていることを特徴とする。
明に係る空気浮上式ベルトコンベヤ装置は、一対のプー
リー間に掛け回された無端の担荷ベルトの移動経路の下
側にトラフ部材が移動経路に沿って延設されると共に、
該トラフ部材の下側に空気供給路が配設され、前記担荷
ベルトが該空気供給路から前記トラフ部材に開口形成さ
れたオリフィスを介して前記トラフ部材の上面側に供給
された空気によって前記トラフ部材の上面から浮上しつ
つ前記プーリーの回転駆動によって周回駆動されてその
移動経路で上面に積載された搬送物を搬送する空気浮上
式ベルトコンベヤ装置において、前記担荷ベルトの移動
経路は前記トラフ部材が上下二層に内設された閉断面の
トラフフレーム内に配置されて、その下側の移動経路が
搬送経路とされると共に上側の移動経路が復帰経路とさ
れ、前記復帰経路のトラフ部材の側端縁と前記トラフフ
レームの内面との間にはダスト落下隙間が形成されると
共に、前記搬送経路の上流側の上面に搬送物を積載する
搬送物積載手段と、前記搬送経路の下流側の上面から前
記積載された搬送物を排出する搬送物排出手段と、を備
えて構成されていることを特徴とする。
【0012】また、上記搬送経路のトラフ部材は上側に
開放する凹状に形成され、上記復帰経路のトラフ部材は
下側に開放する凸状に形成されて前記トラフフレームの
内側面間に架設された支持部材によって支持されている
ことを特徴とする。
開放する凹状に形成され、上記復帰経路のトラフ部材は
下側に開放する凸状に形成されて前記トラフフレームの
内側面間に架設された支持部材によって支持されている
ことを特徴とする。
【0013】更に、上記搬送物排出手段は、上記搬送経
路の担荷ベルトが、排出空間内に設けられた排出プーリ
ーによって下向きに屈曲反転されると共に複数のアイド
ルプーリーに掛け回されて、左右に分岐形成された排出
シュートの分岐部をくぐって上記復帰経路に至るように
配設され、前記排出プーリーによる反転部位で上記搬送
物を前記排出シュート内に落下させるように構成されて
いることを特徴とする。
路の担荷ベルトが、排出空間内に設けられた排出プーリ
ーによって下向きに屈曲反転されると共に複数のアイド
ルプーリーに掛け回されて、左右に分岐形成された排出
シュートの分岐部をくぐって上記復帰経路に至るように
配設され、前記排出プーリーによる反転部位で上記搬送
物を前記排出シュート内に落下させるように構成されて
いることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係る空気
浮上式ベルトコンベヤ装置全体の縦断面概念構成図であ
り、図2はそのA−A断面に相当する拡大断面図,図3
は図2のB−B断面図,図4は図2のC−C断面図であ
る。
実施の形態について説明する。図1は本発明に係る空気
浮上式ベルトコンベヤ装置全体の縦断面概念構成図であ
り、図2はそのA−A断面に相当する拡大断面図,図3
は図2のB−B断面図,図4は図2のC−C断面図であ
る。
【0015】図示空気浮上式ベルトコンベヤ装置10
(以下単にコンベヤと称す)は、搬送物の搬送方向に所
定間隔離れて位置する駆動プーリー11と従動プーリー
12の間に所定幅の無端ベルトである担荷ベルトとして
のキャリアベルト13が掛け回され、図示しないモータ
ーによる駆動プーリー11の回転駆動によって下側の移
動経路を搬送経路として図中時計回りに周回駆動される
ようになっている。
(以下単にコンベヤと称す)は、搬送物の搬送方向に所
定間隔離れて位置する駆動プーリー11と従動プーリー
12の間に所定幅の無端ベルトである担荷ベルトとして
のキャリアベルト13が掛け回され、図示しないモータ
ーによる駆動プーリー11の回転駆動によって下側の移
動経路を搬送経路として図中時計回りに周回駆動される
ようになっている。
【0016】キャリアベルト13の両端部(駆動プーリ
ー11及び従動プーリー12の巻回部)を除く直線状の
搬送経路及び復帰経路は閉断面のトラフフレーム20内
に設けられた搬送トラフ及び復路トラフによって支持・
案内されるようになっている。
ー11及び従動プーリー12の巻回部)を除く直線状の
搬送経路及び復帰経路は閉断面のトラフフレーム20内
に設けられた搬送トラフ及び復路トラフによって支持・
案内されるようになっている。
【0017】トラフフレーム20は、図2に示すよう
に、鋼板製で上下二分割のカバーフレーム21(上カバ
ーフレーム21U,下カバーフレーム21L)が締着一
体化されて断面形状矩形の閉断面を形成しており、その
内部下側に搬送経路のトラフ部材としての搬送トラフ2
2が、上側に復帰経路のトラフ部材としての復路トラフ
23がそれぞれトラフフレーム20の長手方向に(即ち
キャリアベルト13の移動経路に沿って)延設配置され
ている。
に、鋼板製で上下二分割のカバーフレーム21(上カバ
ーフレーム21U,下カバーフレーム21L)が締着一
体化されて断面形状矩形の閉断面を形成しており、その
内部下側に搬送経路のトラフ部材としての搬送トラフ2
2が、上側に復帰経路のトラフ部材としての復路トラフ
23がそれぞれトラフフレーム20の長手方向に(即ち
キャリアベルト13の移動経路に沿って)延設配置され
ている。
【0018】搬送トラフ22は、所定厚さの鋼板を所定
の屈曲半径で所定角度に屈曲して底部が所定半径の円弧
状で両縁部が所定角度で上側に開放する凹状に、下カバ
ーフレーム21Lの内面幅と等しい幅で形成され、その
両側端縁が下カバーフレーム21Lの左右内面に固定さ
れて設けられている。その下カバーフレーム21Lの内
面との間には閉塞空間を形成しており、この閉塞空間が
空気供給路としての搬送ダクト24となっている。ま
た、その幅方向中央には所定径のオリフィス22Aが当
該搬送トラフ22の延設方向に所定間隔で一列に配列さ
れて開口形成されている。
の屈曲半径で所定角度に屈曲して底部が所定半径の円弧
状で両縁部が所定角度で上側に開放する凹状に、下カバ
ーフレーム21Lの内面幅と等しい幅で形成され、その
両側端縁が下カバーフレーム21Lの左右内面に固定さ
れて設けられている。その下カバーフレーム21Lの内
面との間には閉塞空間を形成しており、この閉塞空間が
空気供給路としての搬送ダクト24となっている。ま
た、その幅方向中央には所定径のオリフィス22Aが当
該搬送トラフ22の延設方向に所定間隔で一列に配列さ
れて開口形成されている。
【0019】搬送ダクト24には、ブロワ26から所定
圧力の空気が供給されるようになっており、この供給さ
れた空気がオリフィス22Aを介して搬送トラフ22の
上面側に噴出するようになっている。
圧力の空気が供給されるようになっており、この供給さ
れた空気がオリフィス22Aを介して搬送トラフ22の
上面側に噴出するようになっている。
【0020】復路トラフ23は、搬送トラフ22と同様
に所定厚さの鋼板を屈曲して形成され、その開放側を下
向き(凸状)として上カバーフレーム21Uの幅方向内
面間に架設された支持部材としての支持梁27の上側に
載置状態で固定されて設けられている。その幅は上カバ
ーフレーム21Uの内面幅より所定量小さく、その側端
縁と上カバーフレーム21Uの内面との間には所定幅の
ダスト落下隙間28が形成されている。また、その幅方
向中央には所定径のオリフィス23Aが当該復路トラフ
23の延設方向に所定間隔で一列に配列されて開口形成
されている。
に所定厚さの鋼板を屈曲して形成され、その開放側を下
向き(凸状)として上カバーフレーム21Uの幅方向内
面間に架設された支持部材としての支持梁27の上側に
載置状態で固定されて設けられている。その幅は上カバ
ーフレーム21Uの内面幅より所定量小さく、その側端
縁と上カバーフレーム21Uの内面との間には所定幅の
ダスト落下隙間28が形成されている。また、その幅方
向中央には所定径のオリフィス23Aが当該復路トラフ
23の延設方向に所定間隔で一列に配列されて開口形成
されている。
【0021】支持梁27は、図3に示すように、断面形
状L字状のアングルがその角部を上側に向けた山形状態
として所定間隔で複数設けられており、その角部で復路
トラフ23を支持している。
状L字状のアングルがその角部を上側に向けた山形状態
として所定間隔で複数設けられており、その角部で復路
トラフ23を支持している。
【0022】復路トラフ23の下面側の幅方向中央に
は、断面形状略U字状のダクト部材25Aが固定されて
空気供給路としての復路ダクト25が形成されている。
復路ダクト25には、ブロワ26から所定圧力の空気が
供給されるようになっており、この供給された空気がオ
リフィス23Aを介して復路トラフ23の上面側に噴出
するようになっている。
は、断面形状略U字状のダクト部材25Aが固定されて
空気供給路としての復路ダクト25が形成されている。
復路ダクト25には、ブロワ26から所定圧力の空気が
供給されるようになっており、この供給された空気がオ
リフィス23Aを介して復路トラフ23の上面側に噴出
するようになっている。
【0023】トラフフレーム20の搬送方向上流側の端
部はエンドカバー14によって覆われると共に、その近
傍に搬送物積載手段としての供給シュート15が配設さ
れ、また、トラフフレーム20の搬送方向下流側の端部
は排出シュート16に接続されている。尚、図1では、
供給シュート15は当該コンベヤ10の前段のコンベヤ
10′の排出シュート16′と一体に連通しており、排
出シュート16′には後述する吸引装置40と同様の吸
引装置40′が設けられているものである。
部はエンドカバー14によって覆われると共に、その近
傍に搬送物積載手段としての供給シュート15が配設さ
れ、また、トラフフレーム20の搬送方向下流側の端部
は排出シュート16に接続されている。尚、図1では、
供給シュート15は当該コンベヤ10の前段のコンベヤ
10′の排出シュート16′と一体に連通しており、排
出シュート16′には後述する吸引装置40と同様の吸
引装置40′が設けられているものである。
【0024】供給シュート15は、トラフフレーム20
の側方からその先端を搬送トラフ22と復路トラフ23
の間(キャリアベルト13の上下の移動経路間)に挿入
させて設けられている。
の側方からその先端を搬送トラフ22と復路トラフ23
の間(キャリアベルト13の上下の移動経路間)に挿入
させて設けられている。
【0025】トラフフレーム20内のキャリアベルト移
動空間と供給シュート15内の供給空間15A及び排出
シュート16内の排出空間16Aは連通して外部とは隔
絶してた空間を形成し、搬送物はこの空間内で搬送移動
されるようになっているものである。
動空間と供給シュート15内の供給空間15A及び排出
シュート16内の排出空間16Aは連通して外部とは隔
絶してた空間を形成し、搬送物はこの空間内で搬送移動
されるようになっているものである。
【0026】排出空間16Aには、ブロワ41による吸
引経路中にバグフィルター42が介設されて成る吸引装
置40が接続されており、この吸引装置40が排出空間
19からキャリアベルト13を浮上させた空気を吸引し
て内部を負圧とし、ダストが外部に発散することを防ぐ
ようになっている。バグフィルター42によって捕集さ
れたダストはロータリーフィーダー43を介して排出空
間16Aに戻される。
引経路中にバグフィルター42が介設されて成る吸引装
置40が接続されており、この吸引装置40が排出空間
19からキャリアベルト13を浮上させた空気を吸引し
て内部を負圧とし、ダストが外部に発散することを防ぐ
ようになっている。バグフィルター42によって捕集さ
れたダストはロータリーフィーダー43を介して排出空
間16Aに戻される。
【0027】搬送方向下流側端部の従動プーリー12は
排出シュート16内(排出空間16A内)に位置すると
共に、その近傍の搬送経路のキャリアベルト13に搬送
物排出手段としてのスクレーパー17とクリーナー18
が設けられている。
排出シュート16内(排出空間16A内)に位置すると
共に、その近傍の搬送経路のキャリアベルト13に搬送
物排出手段としてのスクレーパー17とクリーナー18
が設けられている。
【0028】スクレーパー17及びクリーナー18は、
図5にその配設部位の平面図を示すように、キャリアベ
ルト13より幅広で平面形状V字状に形成され、先端を
搬送方向上流側に向けると共にその下縁をキャリアベル
トの上面に当接させて配設されている。これにより、ス
クレーパー17がキャリアベルト13の上面に積載され
た搬送物50を幅方向左右に振り分けて落下させると共
に、クリーナー18が付着した残存物を掻き落としてキ
ャリアベルト13の表面を清掃するものである。
図5にその配設部位の平面図を示すように、キャリアベ
ルト13より幅広で平面形状V字状に形成され、先端を
搬送方向上流側に向けると共にその下縁をキャリアベル
トの上面に当接させて配設されている。これにより、ス
クレーパー17がキャリアベルト13の上面に積載され
た搬送物50を幅方向左右に振り分けて落下させると共
に、クリーナー18が付着した残存物を掻き落としてキ
ャリアベルト13の表面を清掃するものである。
【0029】上記のごとく構成されたコンベヤ10は、
キャリアベルト13が駆動プーリー11の回転駆動によ
って周回駆動され、搬送経路では従動プーリー12から
搬送トラフ22に沿って駆動プーリー11に向けて移動
し、復帰経路では駆動プーリー11から復路トラフ23
に沿って従動プーリー12に向けて移動する。同時に、
ブロワ26によって空気ダクト24,25に空気が供給
され、この空気ダクト24,25に供給された空気が各
トラフ22,23のオリフィス22A,23Aからその
上側に噴出し、トラフ22,23の上面とキャリアベル
ト13の下面との間に空気層を形成してキャリアベルト
13を浮上させると共にその側縁から外部に漏出する。
これにより、キャリアベルト13はトラフ22,23と
非接触で移動することとなるために摩擦が無く、騒音や
振動を生ずることなく円滑に移動する。
キャリアベルト13が駆動プーリー11の回転駆動によ
って周回駆動され、搬送経路では従動プーリー12から
搬送トラフ22に沿って駆動プーリー11に向けて移動
し、復帰経路では駆動プーリー11から復路トラフ23
に沿って従動プーリー12に向けて移動する。同時に、
ブロワ26によって空気ダクト24,25に空気が供給
され、この空気ダクト24,25に供給された空気が各
トラフ22,23のオリフィス22A,23Aからその
上側に噴出し、トラフ22,23の上面とキャリアベル
ト13の下面との間に空気層を形成してキャリアベルト
13を浮上させると共にその側縁から外部に漏出する。
これにより、キャリアベルト13はトラフ22,23と
非接触で移動することとなるために摩擦が無く、騒音や
振動を生ずることなく円滑に移動する。
【0030】そして、供給シュート15を介して従動プ
ーリー12近傍の搬送経路のキャリアベルト13の上に
積載された搬送物50を、キャリアベルト13の周回移
動によって駆動プーリー11に向けて(排出シュート1
6に向けて)搬送すると共に、排出空間16A内でスク
レーパー17によってキャリアベルト13上から側方に
落下させる。即ち、供給シュート15を介して受け取っ
た搬送物50を排出シュート16に搬送するものであ
る。搬送物50を落下させた後のキャリアベルト13は
クリーナー18によって残存するダストが掻き落とされ
て駆動プーリー11に至り、上側に反転して復帰経路で
従動プーリー12に向けて戻るものである。
ーリー12近傍の搬送経路のキャリアベルト13の上に
積載された搬送物50を、キャリアベルト13の周回移
動によって駆動プーリー11に向けて(排出シュート1
6に向けて)搬送すると共に、排出空間16A内でスク
レーパー17によってキャリアベルト13上から側方に
落下させる。即ち、供給シュート15を介して受け取っ
た搬送物50を排出シュート16に搬送するものであ
る。搬送物50を落下させた後のキャリアベルト13は
クリーナー18によって残存するダストが掻き落とされ
て駆動プーリー11に至り、上側に反転して復帰経路で
従動プーリー12に向けて戻るものである。
【0031】ここで、トラフフレーム20内における復
帰経路のキャリアベルト13は、復路トラフ23の上側
にその搬送物積載面を下向きで位置し、その断面形状は
下側に開放する凸状となるため、搬送物積載面に残存す
る搬送物のダストがキャリアベルト13を浮上させた空
気と共に復路トラフ23の側端側から外部に排出され
る。しかし、復路トラフ23の側端縁とトラフフレーム
20(上トラフフレーム21U)の内面との間にはダス
ト落下隙間28が形成されているため、搬送物のダスト
はこのダスト落下隙間28を介して下側の搬送経路のキ
ャリアベルト13の上面に落下して搬送物50と共に搬
送されることとなる。従って、復帰経路のキャリアベル
ト13に付着した搬送物のダストが復路トラフ23の上
面に溜まってキャリアベルト13を磨耗させたりオリフ
ィス23Aを閉塞させるといった問題が生ずることがな
い。復路トラフ23を支持する支持梁27は間欠的に設
けられると共に山形形状となっているためにダストの落
下を妨げることはない。
帰経路のキャリアベルト13は、復路トラフ23の上側
にその搬送物積載面を下向きで位置し、その断面形状は
下側に開放する凸状となるため、搬送物積載面に残存す
る搬送物のダストがキャリアベルト13を浮上させた空
気と共に復路トラフ23の側端側から外部に排出され
る。しかし、復路トラフ23の側端縁とトラフフレーム
20(上トラフフレーム21U)の内面との間にはダス
ト落下隙間28が形成されているため、搬送物のダスト
はこのダスト落下隙間28を介して下側の搬送経路のキ
ャリアベルト13の上面に落下して搬送物50と共に搬
送されることとなる。従って、復帰経路のキャリアベル
ト13に付着した搬送物のダストが復路トラフ23の上
面に溜まってキャリアベルト13を磨耗させたりオリフ
ィス23Aを閉塞させるといった問題が生ずることがな
い。復路トラフ23を支持する支持梁27は間欠的に設
けられると共に山形形状となっているためにダストの落
下を妨げることはない。
【0032】尚、本構成例では図2に示すように復路ト
ラフ23の曲率が搬送トラフ22より小さく設定されて
いるためにダストが搬送経路のキャリアベルト13上に
落下しない虞があるが、その場合でも搬送トラフ22と
キャリアベルト13の間から噴出する空気に巻き上げら
れてキャリアベルト13上に載る。しかし、搬送トラフ
22上に落下する虞を完全に回避するには、復路トラフ
23の曲率を搬送トラフ22より大きく設定するか、図
6に断面図を示すように、その先端をキャリアベルト1
3の上方域まで突出させた下向き所定勾配のダストガイ
ド29をカバーフレーム21の側板内面に配設すれば良
い。
ラフ23の曲率が搬送トラフ22より小さく設定されて
いるためにダストが搬送経路のキャリアベルト13上に
落下しない虞があるが、その場合でも搬送トラフ22と
キャリアベルト13の間から噴出する空気に巻き上げら
れてキャリアベルト13上に載る。しかし、搬送トラフ
22上に落下する虞を完全に回避するには、復路トラフ
23の曲率を搬送トラフ22より大きく設定するか、図
6に断面図を示すように、その先端をキャリアベルト1
3の上方域まで突出させた下向き所定勾配のダストガイ
ド29をカバーフレーム21の側板内面に配設すれば良
い。
【0033】更に、本構成例におけるトラフフレーム2
0の断面形状は矩形であるが、これに限らず図7に断面
図を示すように円筒状とする等適宜変更可能なものであ
る。図中上記構成例と同機能の部位には同符号が付して
ある。
0の断面形状は矩形であるが、これに限らず図7に断面
図を示すように円筒状とする等適宜変更可能なものであ
る。図中上記構成例と同機能の部位には同符号が付して
ある。
【0034】次に、上記構成例とは搬送物排出手段が異
なる本願発明の他の構成例を説明する。図8(A)は縦
断面概念構成図,(B)はそのD−D断面図である。
尚、上記構成例と同機能の部位には同符号を付して説明
を省略する。
なる本願発明の他の構成例を説明する。図8(A)は縦
断面概念構成図,(B)はそのD−D断面図である。
尚、上記構成例と同機能の部位には同符号を付して説明
を省略する。
【0035】図示空気浮上式コンベヤ装置10″におけ
る搬送物排出手段としての搬送物排出機構60は、その
下部が左右に二股に分岐形成された排出シュート61
と、トラフフレーム20から駆動プーリー11に至るキ
ャリアベルト13の移動経路を規定する排出プーリー6
2及び複数のアイドルプーリー63,64,65により
構成されている。
る搬送物排出手段としての搬送物排出機構60は、その
下部が左右に二股に分岐形成された排出シュート61
と、トラフフレーム20から駆動プーリー11に至るキ
ャリアベルト13の移動経路を規定する排出プーリー6
2及び複数のアイドルプーリー63,64,65により
構成されている。
【0036】即ち、トラフフレーム20から駆動プーリ
ー11に至るキャリアベルト13の移動経路は、排出シ
ュート61により形成される排出空間61A内に設けら
れた排出プーリー62を介して下側に反転して搬送方向
上流側に向かって排出空間61Aから一旦外部に出た
後、第一アイドルプーリー63で下側に向きを変えると
共に、第二アイドルプーリー64で再度搬送方向下流側
に向かって排出ダクト61の股下をくぐり、第三アイド
ルプーリー65を介して駆動プーリー12に至るように
設定されている。
ー11に至るキャリアベルト13の移動経路は、排出シ
ュート61により形成される排出空間61A内に設けら
れた排出プーリー62を介して下側に反転して搬送方向
上流側に向かって排出空間61Aから一旦外部に出た
後、第一アイドルプーリー63で下側に向きを変えると
共に、第二アイドルプーリー64で再度搬送方向下流側
に向かって排出ダクト61の股下をくぐり、第三アイド
ルプーリー65を介して駆動プーリー12に至るように
設定されている。
【0037】排出シュート60の分岐内角は鋭角に形成
されており、上方の排出空間61Aから落下する搬送物
50を左右に振り分け、キャリアベルト13との干渉を
防いで落下させることができるようになっている。
されており、上方の排出空間61Aから落下する搬送物
50を左右に振り分け、キャリアベルト13との干渉を
防いで落下させることができるようになっている。
【0038】この構成では、搬送経路のキャリアベルト
13の上面に積載された搬送物50は、排出プーリー6
2による反転部位で落下して排出される。このため、前
述の構成例のようにスクレーパー等で強制的にキャリア
ベルト上の搬送物を掻き落とすことなく自然に落下させ
ることができる。
13の上面に積載された搬送物50は、排出プーリー6
2による反転部位で落下して排出される。このため、前
述の構成例のようにスクレーパー等で強制的にキャリア
ベルト上の搬送物を掻き落とすことなく自然に落下させ
ることができる。
【0039】搬送物50を落下させた後のキャリアベル
ト13は、前述のごとく排出ダクト61の股下をくぐっ
て駆動プーリー11に至るものである。
ト13は、前述のごとく排出ダクト61の股下をくぐっ
て駆動プーリー11に至るものである。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る空気浮
上式ベルトコンベヤ装置によれば、担荷ベルトの下側の
移動経路が搬送経路とされると共に上側の移動経路が復
帰経路とされると共に、復帰経路のトラフ部材の側端縁
とトラフフレームの内面との間にダスト落下隙間が形成
されて構成されていることにより、復帰経路のトラフ部
材の上側に搬送物積載面を下向きで位置する担荷ベルト
の側端から浮上空気と共に排出される搬送物積載面に残
存する搬送物のダストはダスト落下隙間を介して下側の
搬送経路の担荷ベルトの上面に落下して搬送物と共に搬
送されることとなる。従って、復帰経路の担荷ベルトに
付着した搬送物のダストがトラフ部材の上面に溜まって
担荷ベルトを磨耗させたりオリフィスを閉塞させるとい
った不具合の発生がなく、定期的な清掃や清掃装置を設
ける必要がないために構成を簡略化できると共にコスト
ダウンに寄与できるものである。
上式ベルトコンベヤ装置によれば、担荷ベルトの下側の
移動経路が搬送経路とされると共に上側の移動経路が復
帰経路とされると共に、復帰経路のトラフ部材の側端縁
とトラフフレームの内面との間にダスト落下隙間が形成
されて構成されていることにより、復帰経路のトラフ部
材の上側に搬送物積載面を下向きで位置する担荷ベルト
の側端から浮上空気と共に排出される搬送物積載面に残
存する搬送物のダストはダスト落下隙間を介して下側の
搬送経路の担荷ベルトの上面に落下して搬送物と共に搬
送されることとなる。従って、復帰経路の担荷ベルトに
付着した搬送物のダストがトラフ部材の上面に溜まって
担荷ベルトを磨耗させたりオリフィスを閉塞させるとい
った不具合の発生がなく、定期的な清掃や清掃装置を設
ける必要がないために構成を簡略化できると共にコスト
ダウンに寄与できるものである。
【0041】また、復帰経路のトラフ部材が下側に開放
する凸状に形成されていることにより、復帰経路の担荷
ベルトからのダストの落下が促進され、ダストに起因す
る不具合の発生の可能性をより一層小さくできる。
する凸状に形成されていることにより、復帰経路の担荷
ベルトからのダストの落下が促進され、ダストに起因す
る不具合の発生の可能性をより一層小さくできる。
【0042】更に、搬送物排出手段は、搬送経路の担荷
ベルトが、排出空間内に設けられた排出プーリーによっ
て下向きに屈曲反転されると共に複数のアイドルプーリ
ーに掛け回されて、左右に分岐形成された排出シュート
の分岐部をくぐって復帰経路に至るように配設され、排
出プーリーによる反転部位で搬送物を排出シュート内に
落下させるように構成されていることにより、スクレー
パー等で強制的に担荷ベルト上の搬送物を掻き落とすこ
となく自然に落下させることができる。
ベルトが、排出空間内に設けられた排出プーリーによっ
て下向きに屈曲反転されると共に複数のアイドルプーリ
ーに掛け回されて、左右に分岐形成された排出シュート
の分岐部をくぐって復帰経路に至るように配設され、排
出プーリーによる反転部位で搬送物を排出シュート内に
落下させるように構成されていることにより、スクレー
パー等で強制的に担荷ベルト上の搬送物を掻き落とすこ
となく自然に落下させることができる。
【図1】本発明に係る空気浮上式ベルトコンベヤ装置全
体の縦断面概念構成図である。
体の縦断面概念構成図である。
【図2】図1のA−A断面に相当する拡大断面図であ
る。
る。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】スクレーパーの配設部位の平面図である。
【図6】ダストガイドを備えた構成例のトラフフレーム
の断面図である。
の断面図である。
【図7】トラフフレームを円筒状とした構成例の断面図
である。
である。
【図8】搬送物排出手段が異なる本願発明の他の構成例
を示し、(A)は縦断面概念構成図,(B)はそのD−
D断面図である。
を示し、(A)は縦断面概念構成図,(B)はそのD−
D断面図である。
【図9】従来例としての空気浮上式ベルトコンベヤ装置
の一例の概略断面斜視図である。
の一例の概略断面斜視図である。
【符号の説明】 10,10″ コンベヤ(空気浮上式コンベヤ装置) 11 駆動プーリー 12 従動プーリー 13 キャリアベルト(担荷ベルト) 15 供給シュート(搬送物積載手段) 17 スクレーパー(搬送物排出手段) 20 トラフフレーム 21 カバーフレーム 22 搬送トラフ(搬送経路のトラフ部材) 22A オリフィス 23 復路トラフ(復帰経路のトラフ部材) 23A オリフィス 24,25 空気ダクト(空気供給路) 27 支持梁(支持部材) 28 ダスト落下隙間 50 搬送物 60 搬送物排出機構(搬送物排出手段) 61 排出シュート 61A 排出空間 62 排出プーリー 63,64,65 アイドルプーリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江崎 幸彦 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内
Claims (4)
- 【請求項1】 一対のプーリー間に掛け回された無端の
担荷ベルトの移動経路の下側にトラフ部材が移動経路に
沿って延設されると共に、該トラフ部材の下側に空気供
給路が配設され、前記担荷ベルトが該空気供給路から前
記トラフ部材に開口形成されたオリフィスを介して前記
トラフ部材の上面側に供給された空気によって前記トラ
フ部材の上面から浮上しつつ前記プーリーの回転駆動に
よって周回駆動されてその移動経路で上面に積載された
搬送物を搬送する空気浮上式ベルトコンベヤ装置におい
て、 前記担荷ベルトの移動経路は前記トラフ部材が上下二層
に内設された閉断面のトラフフレーム内に配置されて、
その下側の移動経路が搬送経路とされると共に上側の移
動経路が復帰経路とされ、 前記復帰経路のトラフ部材の側端縁と前記トラフフレー
ムの内面との間にはダスト落下隙間が形成されると共
に、 前記搬送経路の上流側の上面に搬送物を積載する搬送物
積載手段と、前記搬送経路の下流側の上面から前記積載
された搬送物を排出する搬送物排出手段と、を備えて構
成されていることを特徴とする空気浮上式ベルトコンベ
ヤ装置。 - 【請求項2】 上記搬送経路のトラフ部材は上側に開放
する凹状に形成され、上記復帰経路のトラフ部材は下側
に開放する凸状に形成されて前記トラフフレームの内側
面間に架設された支持部材によって支持されていること
を特徴とする請求項1に記載の空気浮上式ベルトコンベ
ヤ装置。 - 【請求項3】 上記搬送物排出手段は、上記担荷ベルト
の上面にスクレーパーが当接配置されて構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気浮上式ベ
ルトコンベヤ装置。 - 【請求項4】 上記搬送物排出手段は、上記搬送経路の
担荷ベルトが、排出空間内に設けられた排出プーリーに
よって下向きに屈曲反転されると共に複数のアイドルプ
ーリーに掛け回されて、左右に分岐形成された排出シュ
ートの分岐部をくぐって上記復帰経路に至るように配設
され、前記排出プーリーによる反転部位で上記搬送物を
前記排出シュート内に落下させるように構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気浮上式ベ
ルトコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16329997A JPH10338323A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 空気浮上式ベルトコンベヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16329997A JPH10338323A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 空気浮上式ベルトコンベヤ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10338323A true JPH10338323A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15771196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16329997A Withdrawn JPH10338323A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 空気浮上式ベルトコンベヤ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10338323A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109850472A (zh) * | 2019-03-30 | 2019-06-07 | 宁波森泰新材料有限公司 | 干粉砂浆无尘输送设备 |
KR20190102262A (ko) * | 2017-02-15 | 2019-09-03 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 공기 부상식 벨트 컨베이어 장치 |
CN116085921A (zh) * | 2023-04-10 | 2023-05-09 | 山西太康高科节能股份有限公司 | 一种便于清理的制冷设备用防尘装置 |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP16329997A patent/JPH10338323A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190102262A (ko) * | 2017-02-15 | 2019-09-03 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 공기 부상식 벨트 컨베이어 장치 |
CN109850472A (zh) * | 2019-03-30 | 2019-06-07 | 宁波森泰新材料有限公司 | 干粉砂浆无尘输送设备 |
CN116085921A (zh) * | 2023-04-10 | 2023-05-09 | 山西太康高科节能股份有限公司 | 一种便于清理的制冷设备用防尘装置 |
CN116085921B (zh) * | 2023-04-10 | 2023-06-13 | 山西太康高科节能股份有限公司 | 一种便于清理的制冷设备用防尘装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040512 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050915 |