JPH1155075A - 非同期信号入力装置およびサンプリング周波数変換装置 - Google Patents

非同期信号入力装置およびサンプリング周波数変換装置

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JPH1155075A
JPH1155075A JP20635297A JP20635297A JPH1155075A JP H1155075 A JPH1155075 A JP H1155075A JP 20635297 A JP20635297 A JP 20635297A JP 20635297 A JP20635297 A JP 20635297A JP H1155075 A JPH1155075 A JP H1155075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に入力データのサンプリング周波数に
応じて動作し、ノイズ発生を防止できるようにする。 【解決手段】 FIFO20は、書き込みタイミングC
Kinに従って生成された書き込みアドレスに従ってデー
タDinを記憶する一方、読み出しタイミングCOに従っ
て生成された読み出しアドレスに従ってデータを読み出
す。このとき、カウンタ23は、上記書き込みタイミン
グCKinに従ってカウントアップし、上記読み出しタイ
ミングCOに従ってカウントダウンすることにより、F
IFO20の現在のデータ量を得る。現在のデータ量が
小のときには、変換部24によって小さな値が出力され
るので、読み出しタイミングCOの発生が少なくなり、
一方、現在のデータ量が大のときには、変換部24によ
って大きめの値が出力されるので、読み出しタイミング
COの発生が多くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いろいろなレー
トの入力信号を確実に受け取る非同期信号入力装置およ
び入力信号を所定のサンプリング周波数に変換するサン
プリング周波数変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非同期な入力信号を受け取って所
定のサンプリング周波数の信号に変換するサンプリング
周波数変換装置として、データ書き込み命令であるPU
SHが供給される度に、順次、データを書き込んでいく
とともに、データ読み出し命令であるPOPが供給され
る度に、先に記憶したデータから読み出していくFIF
Oを使用したものが知られている。図5は、従来のFI
FOを使用したサンプリング周波数変換装置の構成を示
すブロック図である。
【0003】図5において、データを記憶する場合に
は、まず、FIFO1の入力Inにデータを供給すると
ともに、PUSHを供給する。Wカウンタ2では、FI
FO1に対する書き込みアドレスが生成され、該書き込
みアドレスは、FIFO1の書き込みアドレス入力に供
給される。一方、上記PUSHは、書き込みイネーブル
信号WEとしてFIFO1に供給される。この結果、F
IFO1では、入力されたデータが書き込みアドレスに
記憶される。このときのPUSHは、例えば44.1k
Hzのサンプリング周波数で行われる。
【0004】一方、データを読み出す場合には、POP
を供給する。Rカウンタ3では、FIFO1に対する読
み出しアドレスが生成され、該読み出しアドレスは、F
IFO1の読み出しアドレス入力に供給される。一方、
上記POPは、読み出しイネーブルREとしてFIFO
1に供給される。この結果、FIFO1では、読み出し
アドレスに記憶されているデータが出力される。このと
きのPOPは、例えば48kHzのサンプリング周波数
で行われる。
【0005】また、状態監視部4は、Wカウンタ2とR
カウンタ3のカウンタ値(アドレス)を監視し、読み出
しアドレスが書き込みアドレスを追い越さないように、
読み出しアドレスをホールドするために、AND回路5
に制御信号を送出し、POPの有効、非有効を制御す
る。POPが非有効の場合には、Rカウンタの値が保持
されたまま読み出しイネーブルREがFIFO1に与え
られるので、前回と同じデータが繰り返し読み出される
ことになる。なお、この図5の構成は、サンプリング周
波数を上げるために、読み出しアドレスをホールドして
同じデータを繰り返し読み出すよう構成されているが、
逆にサンプリング周波数を下げる場合には、FIFO1
に記憶されたデータを飛ばし読みする構成にする必要が
ある。
【0006】また、図6は、実開平6−54323号公
報に記載されているサンプリング周波数変換回路の構成
を示すブロック図である。図示する回路は、入力される
データDinとはサンプリング周波数が異なるデータDou
tに変換するサンプリング周波数変換回路である。該サ
ンプリング周波数変換回路では、直線補間部8により、
外部入力されるマスタクロックCKMとクロックCKout
とに基づいて、データDinのサンプリングポイントとデ
ータDoutのサンプリングポイントとの時間差情報を用
いて、データDinを直線補間するようになっている。な
お、この例は、FIFOを使用しないで、サンプリング
周波数変換する手法として参考的に示した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のFIFOを使用したサンプリング周波数変換装置
は、入出力でサンプリング周波数が多少ではあるがずれ
ているため、長時間の動作において、FIFO1が空に
なったり、または一杯になったりする。そこで、状態監
視部4において、読み出しアドレスを制御することによ
り、同じデータを連続して出力したり(ホールド)、デ
ータを1つ飛ばすなどしていた。ここで、図7は、従来
のサンプリング周波数変換装置による入出力信号(デー
タ)の波形を示す概念図である。図示するように、従来
のFIFOを使用したサンプリング周波数変換装置で
は、データホールドまたはデータ飛ばしの影響で、入力
信号(実線)に対し、出力信号(点線)が歪む(ノイズ
発生)という問題があった。
【0008】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、自動的に入力データのサンプリング周波数に応
じて動作し、非同期な入力信号を確実に受け取れる非同
期信号入力装置、およびノイズ発生を防止できるサンプ
リング周波数変換装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、所定の周期で入力
されるデータを、所定の書き込み信号で書き込むととも
に、所定の読み出し信号でデータを読み出す記憶手段
と、前記記憶手段のデータ量を計測するデータ量計測手
段と、前記データ量計測手段によって計測されたデータ
量に応じた周期で、前記読み出し信号を生成する読み出
し信号生成手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の非同期信号入力装置において、前記データ量計測
手段によって計測されたデータ量に非線形ゲインを与え
る変換手段を具備し、前記読み出し周期信号手段は、前
記変換手段によって非線形ゲインを与えられたデータ量
に応じた周期で前記読み出し信号を生成することを特徴
とする。
【0011】また、請求項3記載の発明では、請求項1
または2記載の非同期信号入力装置において、前記デー
タ量計測手段は、前記前記記憶手段に対する前記所定の
書き込み信号でカウントアップし、前記所定の読み出し
信号でカウントダウンすることにより、前記記憶手段の
データ量を計測することを特徴とする。
【0012】また、上述した問題点を解決するために、
請求項4記載の発明では、所定の周期で入力されるデー
タを、所定の書き込み信号で書き込むとともに、所定の
読み出し信号でデータを読み出す記憶手段と、前記記憶
手段のデータ量を計測するデータ量計測手段と、前記デ
ータ量計測手段によって計測されたデータ量に応じた周
期で、前記読み出し信号を生成する読み出し信号生成手
段と、前記変換手段によって非線形ゲインを与えられた
データ量に基づいて、前記記憶手段から出力されるデー
タに対する補間情報を生成する補間情報生成手段と、前
記読み出し信号生成手段によって生成された読み出し信
号によって前記記憶手段から読み出されるデータを、前
記補間情報生成手段によって生成された補間情報に基づ
いて補間する補間手段とを具備することを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明では、請求項4
記載のサンプリング周波数変換装置において、前記補間
手段は、前記読み出し信号が発生したタイミングでは、
該読み出し信号によって前記記憶手段から新たに読み出
されたデータおよび前記補正情報に基づいて補間し、読
み出し信号が発生されないタイミングでは、前回のデー
タおよび前記補正情報に基づいて補間することを特徴と
する。
【0014】この発明によれば、記憶手段に対して、所
定の書き込み周期でデータを書き込むとともに、所定の
読み出し周期でデータを読み出す際、データ量計測手段
によって、記憶手段のデータ量を計測し、該データ量に
応じた周期で、読み出し信号生成手段によって、記憶手
段に対する所定の読み出し信号を生成するようにしたの
で、自動的に入力データのサンプリング周波数に応じて
動作し、ノイズ発生を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態による非同期な
入力信号を受け取って、所定のサンプリング周波数に変
換するサンプリング周波数変換装置の基本構成を示すブ
ロック図である。図において、FIFO20は、デュア
ルポートRAM(ランダムアクセスメモリ)から構成さ
れており、後述する書き込み制御部21から供給される
書き込みアドレスおよび書き込みイネーブル信号に従っ
て、入力されるデータDinを記憶し、後述する読み出し
制御部22から供給される読み出しアドレスおよび読み
出しイネーブル信号に従って、記憶しているデータを補
間部30へ出力する。
【0017】書き込み制御部21は、FIFO20への
書き込みタイミングCKin(44.1kHz)に従っ
て、書き込みアドレスおよび書き込みイネーブル信号を
生成し、FIFO20へ供給する。また、読み出し制御
部22は、後述する全加算器28から供給される読み出
しタイミングCOに従って、読み出しアドレスおよび読
み出しイネーブル信号を生成し、FIFO20に供給す
る。
【0018】カウンタ23は、FIFOの記憶状態を監
視するものであり、上記書き込みタイミングCKinでカ
ウンタ値をアップし、上記読み出しタイミングCOでカ
ウンタ値をダウンすることで、FIFO20における現
在のデータ量△Sを示す。変換部24は、カウンタ23
のカウンタ値である現在のデータ量△Sに対して非線形
変換を施してデータGain(△S)を出力するものであ
り、変換したデータGain(△S)を全加算器26に供
給する。ここで、図3は、変換部24の変換特性を示す
テーブルである。全加算器26は、上記データGain
(△S)と後述する選択回路25の出力とを加算するも
のであり、選択回路25から供給される値をy(n)と
すると、y(n+1)=y(n)+Gain(△S)の加
算を行い、y(n+1)を出力する
【0019】選択回路25は、全加算器26に上記y
(n)を与えるものであり、動作開始時には初期値y
(0)を、以降はラッチ回路27の出力y(n)を選択
する。ここで、初期値y(0)は、44.1kHzを4
8kHzに変換する、この実施形態では、y(0)=4
096×(44.1/48)に設定されている。なお、
この初期値を与えるのは、動作が安定するまでの時間が
短縮するためであり、必須ではない。全加算器26は、
上述した式に従って、y(n+1)をラッチ回路27に
与える。ラッチ回路27は、全加算器26の加算結果を
外部入力されるクロックCKout(48kHz)に同期
してラッチし、上記選択回路25に供給(フィードバッ
ク)するとともに、全加算器28に供給する。
【0020】全加算器28は、上記ラッチ回路27から
供給される値と後述するラッチ回路29から供給(フィ
ードバック)される値とを加算し、加算結果をラッチ回
路29に供給するとともに、キャリアを読み出しタイミ
ングCOとして上述した読み出し制御部22とカウンタ
23に供給する。ラッチ回路29は、上記加算結果を外
部入力されるクロックCKout(48kHz)に同期し
てラッチし、上記全加算器28に供給するとともに、補
間比として後述する補間部30に供給する。
【0021】ここまでで説明したFIFO20〜ラッチ
回路29により、本発明の非同期信号入力装置が構成さ
れる。なお、補間部30を含む本発明のサンプリング周
波数変換装置については後述する。
【0022】ここで、上記非同期信号入力装置としての
実施形態の動作について説明する。図2は、動作を説明
するためのタイミングチャートである。全体として、こ
の非同期信号入力装置は、44.1kHzのクロックC
Kinに基づいて、FIFO20に入力されるデータDin
に対して48kHzのクロックCKoutを使用して同期
をとる構成となっている。すなわち、読み出し制御部2
2に与えられる読み出しタイミングCOとして図2に示
すように48kHzのクロックCKoutのパルスをとこ
ろどころ抜いたようなパルスを作成する。このような入
力データに同期した読み出しタイミングCOを作成して
FIFO20に供給することにより、入力データを確実
に取り込むことができる。
【0023】この読み出しタイミングCOをキャリーア
ウトとして発生する全加算器28およびラッチ回路29
からなる累算部は、12ビットで構成されており、例え
ば2^12(←2の12乗の意味)=4096なる値が
与えられているとすると、48kHzの毎タイミングで
キャリーアウトCOを発生する。すなわち、4096な
る値が前段のラッチ回路27から与えられているときに
は48kHzのクロックCKoutをそのまま読み出し制
御部22に供給するように動作する。一方、4096よ
り小さいな値、例えば、上記初期値4096×(44.
1/48)が与えられているとすると、48kHzの毎
タイミングではキャリーアウトCOを発生しない。すな
わち、48kHzのクロックCKoutのところどころで
パルスを抜いた図2に示すようなCOを発生する。
【0024】この全加算器28のキャリーアウト発生タ
イミングを決定する数値を作成するのがカウンタ23〜
ラッチ回路27で構成される部分である。変換部24
は、カウンタ23が示すFIFO20のデータ量△Sに
基づいて、このデータ量△Sが常に適正な量(この実施
形態では2個)を維持するようなデータGain(△S)
を発生する。すなわち、△Sが小のときには、変換部2
4によって小さいな値(負の値)が出力されるので、読
み出しタイミングCOの発生が少なくなるように動作
し、逆に、△Sが大のときには、変換部24によって大
きめの値(正の値)が出力されるので、読み出しタイミ
ングCOの発生が多くなるように動作する。また、△S
が適正な量(2個)のときには、変換部24から出力さ
れる値は「0」である。この△SとGain(△S)の関
係については前述したとおり、図3のテーブルに従う
が、非線形の関係になっているのは、目標値を外れれば
外れるほど、修正量を大きくして目標値に早く収束する
よう、また、目標値にロックしていれば修正量を小さく
して安定動作させるためである。この変換部24の出力
あH,全加算器26において、選択回路25の出力と加
算される。すなわち、この全加算器26の出力は、選択
回路25から出力される初期値4096×(44.1/
48)をスタートとして、カウンタ23が示すFIFO
20のデータ量△Sに応じて増減していくこととなる。
この全加算器26の出力は、クロックCKout(48k
Hz)に基づいてラッチ回路27でラッチされる。
【0025】以上の動作により、前述したように、全体
として、この非同期信号入力装置は、44.1kHzの
クロックCKinに基づいて、FIFO20に入力される
データDinに対して48kHzのクロックCKoutを使
用して同期をとるよう動作する。
【0026】次に、上記FIFO20〜ラッチ回路29
で構成される非同期信号入力装置と補間部30とを組み
合わせたサンプリング周波数変換装置について説明す
る。上述した通り、FIFO20から供給されるデータ
は、クロックCKout(48kHz)のパルスをところ
どころ抜いたようなパルスに従って出力されるが、その
出力を正確な48kHzのサンプリング周波数の信号に
変換してDoutとして出力するのが補間部30である。
【0027】補間部30の詳細を説明する前に、補間の
原理について図4を参照して説明する。○印で示す入力
サンプル地から×印で示す補間ポイントの値を算出する
に当たっては、直線補間、高次補間のいずれにおいて
も、△t、T、入力サンプル値Dが分かれば算出でき
る。例えば、直線補間にあっては、{D(t+1)−D
(t)}×(△t/T)+D(t)を演算することで求
められる。
【0028】図1に戻って、上記入力サンプル値Dにつ
いてはFIFO20より供給され、上記△tに相当する
情報はラッチ回路29より与えられる。Tについては4
096の固定値であり、補間部30はこれらの情報をも
とに、上記直線補間の式または高次補間の式に従ってD
outを算出する。
【0029】ところで、前述した通り、全加算器28か
ら発生される読み出しタイミングCOはクロックCKou
t(48kHz)に対してパルスをところどころ抜いた
ような形態になっているため、FIFO20から出力さ
れるデータも48kHzの全てのタイミングでは発生さ
れない。一方、補間に関する情報△tはCKout(48
kHz)の全てのタイミングで更新される。このことが
補間を良好に行う上で重要な作用をする。そのことを図
2を参照して説明する。
【0030】図中、D(A1)、D(A2)、…は4
4.1kHzのクロックCKinに従って、FIFO20
のアドレスA1、A2、…に書き込まれる入力データを
示している。FIFO20に記憶されたデータの読み出
しは、読み出しタイミングCOを読み出し制御部22で
カウントした値(図2中、Rアドレスポインタで示され
る)に従って行われる。また、補間に関する情報△t
は、クロックCKout(48kHz)のタイミングでラ
ッチ29から出力される(図2中、L2出力で示され
る)。すなわち、COが発生したタイミングにおいて
は、更新されたデータDおよび更新された補間情報△t
に基づいて補間演算が行われ、COが発生されないクロ
ックCKoutの発生タイミングにおいては、前回のデー
タDおよび更新された補間情報△tに基づいて補間演算
が行われることにより、図示の通り、理にかなった補間
処理が行われる。
【0031】なお、このような補間を行うために必要な
FIFO20のアドレス制御および補間情報△tの作成
は、補間処理だけのために特別に必要になるものではな
く、FIFO20からラッチ回路29で構成される非同
期信号入力装置として自ずと必要な構成である。よっ
て、本願発明の非同期信号入力装置は特にサンプリング
周波数変換装置に適用して好適なものと言える。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、記憶手段に対して、所定の書き込み周期でデータを
書き込むとともに、所定の読み出し周期でデータを読み
出す際、データ量計測手段によって、記憶手段のデータ
量を計測し、該データ量に応じた周期で、読み出し信号
生成手段によって、記憶手段に対する所定の読み出し信
号を生成するようにしたので、自動的に入力データのサ
ンプリング周波数に応じて動作させることができ、ノイ
ズ発生を防止することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 本実施形態の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図3】 FIFOのデータ量△SとゲインGain(△
S)との対応関係を示す概念図である。
【図4】 補間部における動作を説明するための概念図
である。
【図5】 従来のFIFOを使用したサンプリング周波
数変換装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 従来のFIFOを使用しないサンプリング周
波数変換装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 従来のFIFOを使用したサンプリング周波
数変換装置の入出力信号(データ)の波形を示す概念図
である。
【符号の説明】
20 FIFO(記憶手段) 21 書き込み制御部 22 読み出し制御部 23 カウンタ(データ量計測手段) 24 変換部(変換手段) 25 選択回路 26 全加算器(読み出し信号生成手段) 27 ラッチ回路(読み出し信号生成手段) 28 全加算器(読み出し信号生成手段、補間比生成手
段) 29 ラッチ回路(補間比生成手段) 30 補間部(補間手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期で入力されるデータを、所定
    の書き込み信号で書き込むとともに、所定の読み出し信
    号でデータを読み出す記憶手段と、 前記記憶手段のデータ量を計測するデータ量計測手段
    と、 前記データ量計測手段によって計測されたデータ量に応
    じた周期で、前記読み出し信号を生成する読み出し信号
    生成手段とを具備することを特徴とする非同期信号入力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記データ量計測手段によって計測され
    たデータ量に非線形ゲインを与える変換手段を具備し、 前記読み出し周期信号手段は、前記変換手段によって非
    線形ゲインを与えられたデータ量に応じた周期で前記読
    み出し信号を生成することを特徴とする請求項1記載の
    非同期信号入力装置。
  3. 【請求項3】 前記データ量計測手段は、前記前記記憶
    手段に対する前記所定の書き込み信号でカウントアップ
    し、前記所定の読み出し信号でカウントダウンすること
    により、前記記憶手段のデータ量を計測することを特徴
    とする請求項1または2記載の非同期信号入力装置。
  4. 【請求項4】 所定の周期で入力されるデータを、所定
    の書き込み信号で書き込むとともに、所定の読み出し信
    号でデータを読み出す記憶手段と、 前記記憶手段のデータ量を計測するデータ量計測手段
    と、 前記データ量計測手段によって計測されたデータ量に応
    じた周期で、前記読み出し信号を生成する読み出し信号
    生成手段と、前記変換手段によって非線形ゲインを与え
    られたデータ量に基づいて、前記記憶手段から出力され
    るデータに対する補間情報を生成する補間情報生成手段
    と、 前記読み出し信号生成手段によって生成された読み出し
    信号によって前記記憶手段から読み出されるデータを、
    前記補間情報生成手段によって生成された補間情報に基
    づいて補間する補間手段とを具備することを特徴とする
    サンプリング周波数変換装置。
  5. 【請求項5】 前記補間手段は、前記読み出し信号が発
    生したタイミングでは、該読み出し信号によって前記記
    憶手段から新たに読み出されたデータおよび前記補正情
    報に基づいて補間し、 読み出し信号が発生されないタイミングでは、前回のデ
    ータおよび前記補正情報に基づいて補間することを特徴
    とする請求項4記載のサンプリング周波数変換装置。
JP20635297A 1997-07-30 1997-07-31 非同期信号入力装置およびサンプリング周波数変換装置 Expired - Lifetime JP3470561B2 (ja)

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