JPH1154202A - コネクタ付きケーブル断線防止器及び防止方法 - Google Patents

コネクタ付きケーブル断線防止器及び防止方法

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JPH1154202A
JPH1154202A JP20488797A JP20488797A JPH1154202A JP H1154202 A JPH1154202 A JP H1154202A JP 20488797 A JP20488797 A JP 20488797A JP 20488797 A JP20488797 A JP 20488797A JP H1154202 A JPH1154202 A JP H1154202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
connector
bush
support
disconnection
Prior art date
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Pending
Application number
JP20488797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shiozawa
剛 塩沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Gunma Ltd filed Critical NEC Gunma Ltd
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Publication of JPH1154202A publication Critical patent/JPH1154202A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタ付きケーブルにおいて、ケーブルとコ
ネクタの境界部分での断線を防ぐ。 【解決手段】コネクタ付きケーブル3のコネクタブッシ
ュ部4またはコネクタ本体部5に固定するための取り付
け部2、とケーブルをのせるための支え部とから成る。
ケーブルとコネクタブッシュ部の境界部分では屈曲が生
じず、ケーブルのコネクタか若干離れた部分が屈曲す
る。ケーブルは固定されていないので、支え部の先端部
分の湾曲に沿って緩やかな曲線を描いて曲がる。そのた
め、屈曲部分が一カ所に集中せず、応力が分散されるた
め、ケーブルに断線が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルのコネク
タとの接続部分の断線を防止する器具及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブルのコネクタ接続部分の断
線を防止する方法としては、たとえば実用新案登録出願
昭和56年098390号に示されたものがある。
【0003】図3は、この実用新案登録出願で開示され
たコネクタ付きケーブルを示す図である。3はケーブル
であり、その先端には端子6が電気的に接続されてい
る。5はそのケーブル接続部の外周に設けられたモール
ド部にして、コネクタ本体部を構成している。4はこの
コネクタ本体部5と共に一体にモールド処理されたコネ
クタブッシュ部である。7はスリット部で、コネクタブ
ッシュ部4の先端部に長手方向に設けられている。この
スリット部7の存在により、ケーブル3を屈曲させたと
しても、コネクタブッシュ部4とケーブル3の境界部に
集中して加わる応力が分散されることになり、コネクタ
ブッシュ部4とケーブル3との境界部で発生する導体の
断線事故を低減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、上述
の従来のコネクタ付きケーブルでは断線を低減するだけ
で防止することができないことである。
【0005】その理由は、スリット7を設けても、コネ
クタブッシュ部4とケーブル3との硬度差から、ケーブ
ル3が屈曲したときに発生する応力はコネクタブッシュ
部4とケーブル3の境界部に集中してしまう為である。
スリット7を工夫してコネクタブッシュ部4とケーブル
3との硬度を同一にしても、コネクタブッシュ部4に柔
軟度に差のある部分が発生してしまい、そこに屈曲の応
力が集中して断線してしまう。
【0006】第2の問題点は、上述の従来のコネクタ付
きケーブルはケーブル3に端子6を接続した状態でコネ
クタ本体部5及びコネクタブッシュ部4をモールド成形
して製造するため、このようなコネクタ本体部5等を予
めモールド成形してない、通常のケーブルに電子機器の
配線現場等で後からコネクタブッシュ部4を取り付けて
断線防止機能を付加することが容易でないことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ付きケ
ーブル断線防止器は、先端部分が下側に湾曲したケーブ
ルを載せるための支え部(図1の1)と、この支え部に
固定され前記ケーブルが接続されたコネクタに取り付け
られる取り付け部(図1の2)とを備えている。
【0008】本発明のコネクタ付きケーブル断線防止方
法は、先端部分が下側に湾曲した支え部(図2の1)に
固定された取り付け部(図2の2)をケーブル(図2の
3)に接続されたコネクタ(図2の4、5)に取り付
け、前記ケーブルの前記コネクタに近い部分を前記支え
部に載せることを特徴とする。
【0009】本発明のコネクタ付きケーブル断線防止器
は、コネクタ付きケーブルのコネクタ部またはコネクタ
ブッシュ部に取り付け、ケーブルは固定しない。支え部
はコネクタよりも長いため、ケーブルのコネクタに接続
する部分及びその近くの部分は支え部上に載せられる。
支え部はほとんど屈曲せず、ケーブルのみが屈曲可能で
ある。ケーブルのコネクタの境界部分は屈曲しない。ケ
ーブルは支え部に固定されておらず硬度が一様であるた
め、応力が一カ所に集中することがなく、断線は発生し
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1を参照すると、本発明の実施の形態の
コネクタ付きケーブル断線防止器はケーブルを支える支
え部1と、支え部1をコネクタに固定する取り付け部2
からなる。支え部1は断面形状がV字形の樋上で、先端
部分が下側に湾曲し、先端部分以外は直線的である。取
り付け部2は支え部1のほぼ中央において樋上をなす両
側壁に延設された長方形の部分からなる。
【0012】本実施の形態のケーブル断線防止器をコネ
クタ付きケールに取り付けた例を、図2に示す。ケーブ
ル3の先端には端子6が接続され、その接続部分にコネ
クタ本体部5がモールド成形され、コネクタ本体部5に
続いてコネクタブッシュ部4がモールド成形されてい
る。ケーブル断線防止器は、取り付け部2をコネクタブ
ッシュ部4の外周に巻き付けることによりコネクタブッ
シュ部4に固定されている。ケーブル3のブッシュ部4
に続く部分は支え部1にのせてあり(固定されていな
い)、ケーブル3は自重により湾曲した支え部1の先端
部分に沿って曲線を描いて曲がり、引き続く部分が垂れ
下がる。
【0013】なお、取り付け部2によるコネクタブッシ
ュ部4への固定は、取り付け部2の塑性を利用している
が、このほかにも取り付け部2を接着剤によりコネクタ
ブッシュ4に接着したり、面状のファスナを用いて取り
付け部2を重ねて結合したり、取り付け部2に形状記憶
金属を用いて行うというようなこともできる。
【0014】また、図2に示す例では取り付け部2をコ
ネクタブッシュ部4に固定したが、コネクタブッシュ部
4が設けられていないような場合は取り付け部2をコネ
クタ本体部5にに固定してもよい。
【0015】さらに、上述の実施の態様では、支え部1
は断面がV字状であるもので説明したが、これに限られ
ず断面がコ字状、U字状などであってもよい。
【0016】
【発明の効果】第一の効果は、コネクタ付きケーブルの
断線が防げるということである。
【0017】その理由は固定されていない硬度が均等な
ケーブルが屈曲部となるため、応力が一カ所に集中する
ことがないためである。
【0018】第2の効果は、すべてのコネクタ付きケー
ブルの断線が防げることである。
【0019】その理由は、本発明のケーブル断線防止器
をすべてのコネクタ付きケーブルに取り付けることが可
能なためである。例えば予めコネクタが接続されてはな
い通常のケーブルを用い、コネクタ本体に固定された端
子にケーブルの導線を接続したようなものでも、コネク
タの外殻に取り付け部2を固定することにより本発明の
ケーブル断線防止器を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のコネクタ付きケーブル断
線防止器の斜視図である。
【図2】図1のコネクタ付きケーブル断線防止器をコネ
クタ付きケーブルに取り付けた状態の側面図である。
【図3】従来のコネクタ付きケーブルの斜視図である。
【符号の説明】
1 支え部 2 取り付け部 3 ケーブル 4 コネクタブッシュ部 5 コネクタ本体部 6 端子 7 スリット部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部分が下側に湾曲したケーブルを載
    せるための支え部と、この支え部に固定され前記ケーブ
    ルが接続されたコネクタに取り付けられる取り付け部と
    を含むことを特徴とするコネクタ付きケーブル断線防止
    器。
  2. 【請求項2】 先端部分が下側に湾曲した支え部に固定
    された取り付け部をケーブルに接続されたコネクタに取
    り付け、前記ケーブルの前記コネクタに近い部分を前記
    支え部に載せることを特徴とするコネクタ付きケーブル
    断線防止方法。
JP20488797A 1997-07-30 1997-07-30 コネクタ付きケーブル断線防止器及び防止方法 Pending JPH1154202A (ja)

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JP20488797A JPH1154202A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 コネクタ付きケーブル断線防止器及び防止方法

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JP20488797A JPH1154202A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 コネクタ付きケーブル断線防止器及び防止方法

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JPH1154202A true JPH1154202A (ja) 1999-02-26

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ID=16498049

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007172857A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源ケーブルのケーブル保護器とこれを用いたac電源アダプター
CN107994393A (zh) * 2017-12-18 2018-05-04 苏州人为峰软件科技有限公司 一种线缆连接器

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Effective date: 20000718