JPH1118260A - 送電線路 - Google Patents

送電線路

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Publication number
JPH1118260A
JPH1118260A JP10114917A JP11491798A JPH1118260A JP H1118260 A JPH1118260 A JP H1118260A JP 10114917 A JP10114917 A JP 10114917A JP 11491798 A JP11491798 A JP 11491798A JP H1118260 A JPH1118260 A JP H1118260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
metal fixture
anchor
power transmission
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10114917A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kato
淳 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPH1118260A publication Critical patent/JPH1118260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、絶縁アームの先端部に引留金具を取付
け、該引留金具に連結金具と引留クランプを介して送電
線を引留めてなる送電線路においては、送電線からの電
流が引留金具側に分流し、引留金具や連結金具あるいは
これらの接続点が過熱してしまうという問題があった。 【解決手段】絶縁アーム20の先端部に引留金具30を
取付け、該引留金具30に連結金具40と引留クランプ
50を介して送電線60を引留めてなる送電線路におい
て、前記引留金具30と送電線60との間に絶縁材10
0を介在させ、電流が引留金具30側に分流しないよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は絶縁アームの先端部
に引留金具を取付け、該引留金具に連結金具を介して送
電線を引留めてなる送電線路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、用地幅を小さくしたり、鉄塔等の
支持物を小さくするために、支持物のアームを絶縁物で
構成し、かかる絶縁物で構成したアームに送電線を引留
めてなる送電線路が提案されている。
【0003】すなわちこの送電線路は、図3に示すよう
に、鉄塔等の支持物10に4本の長幹碍子からなる絶縁
アーム20を4角錘状に取付け、該絶縁アーム20の先
端部に引留金具30を連結し、該引留金具30に連結金
具40と引留クランプ50を介して送電線60を引留め
てなるものである。なお図3において符号70は引留ク
ランプに形成されたジャンパソケット、80はジャンパ
ソケット70に接続されたジャンパ線である。
【0004】上記構成の送電線路において電流は、一方
側の送電線60からジャンパ線80を通って他方側の送
電線60に流れるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の送電線路においては、一方側の送電線60から引留ク
ランプ50、連結金具40、引留金具30を通って他方
側の送電線60に流れるもう一つ別の電気回路ができて
しまい、連結金具40や引留金具30あるいはこれらの
接続点が過熱してしまうという問題があった。すなわ
ち、この電気回路は、ジャンパ線80側の電気回路に比
して短いので、かなりの電流が分流し、このために連結
金具40や引留金具30あるいはこれらの接続点が過熱
してしまうという問題を引き起こすものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決した送電線路を提供するもので、その構成は、絶
縁アームの先端部に引留金具を取付け、該引留金具に連
結金具と引留クランプを介して送電線を引留めてなる送
電線路において、前記引留金具と送電線との間に絶縁材
を介在させたことを特徴とするものである。
【0007】上記のように、引留金具と送電線との間に
絶縁材を介在させると、引留金具と送電線との間に電流
が流れなくなる。すなわち、一方側の送電線から引留ク
ランプ、連結金具、引留金具を通って他方側の送電線に
流れるもう一つ別の電気回路を断つことができる。この
ために連結金具や引留金具あるいはこれらの接続点が過
熱するといいう問題を解決することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1は本発明に係る送電線路の斜視図
である。この送電線路は、鉄塔等の支持物10に4本の
長幹碍子からなる絶縁アーム20を4角錘状に取付け、
該絶縁アーム20の先端部に引留金具30を連結し、該
引留金具30に連結金具40と引留クランプ50を介し
て送電線60を引留め、引留クランプに設けられたジャ
ンパソケット70にジャンパ線80を接続した点は従来
のものと同じ構成であるが、引留金具30と送電線60
との間に絶縁材100を介在させた点に特徴がある。
【0009】すなわち図1に示す実施の形態において
は、連結金具40と引留クランプ50間に絶縁材100
として磁器碍子が介在させてある。
【0010】このように、連結金具40と引留クランプ
50間に絶縁材100を介在させると、一方側の送電線
60から引留クランプ50、連結金具40、引留金具3
0を通って他方側の送電線60に流れるもう一つ別の電
気回路を断つことができる。このために連結金具40や
引留金具30あるいはこれらの接続点の過熱を防止する
ことができる。
【0011】図2に、絶縁材として、FRP(繊維強化
プラスチック)心材の周囲にシリコンゴムの傘を形成し
たポリマー碍子を使用した例を示す。図2においては、
ポリマー碍子200が、連結金具40と引留クランプ5
0間に介在させてある。ポリマー碍子は相対的に軽量で
あるので、作業性や鉄塔への負担低減の点でも優れてい
る。図4の(イ)、(ロ)、(ハ)にポリマー碍子の具
体的形状の一例としてポリマー碍子201、202、2
03を示す。
【0012】絶縁材を介在させる位置は、引留金具30
と送電線60との間であればよく、例えば引留金具30
と連結金具40間等であってもよい。更に絶縁材を複数
個使用し、この複数個の絶縁材を引留金具30の両側
の、引留金具30と連結金具40間、または連結金具4
0と引留クランプ50間等にそれぞれ介在させるように
してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る送電線路
は、絶縁アームの先端部に引留金具を取付け、該引留金
具に連結金具と引留クランプを介して送電線を引留めて
なる送電線路において、前記引留金具と送電線との間に
絶縁材を介在させたことを特徴とするものである。この
ために、引留金具と送電線との間に電流が流れなくなの
で、一方側の送電線から引留クランプ、連結金具、引留
金具を通って他方側の送電線に流れるもう一つ別の電気
回路を断つことができる。したがって、連結金具や引留
金具あるいはこれらの接続点の過熱を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送電線路の要部を示す斜視図。
【図2】本発明に係る送電線路の要部を示す斜視図。
【図3】従来の送電線路の要部を示す斜視図。
【図4】本発明の送電線路の要部を示す説明図。
【符号の説明】
10 支持物 20 絶縁アーム 30 引留金具 40 連結金具 50 引留クランプ 60 送電線 70 ジャンパソケット 80 ジャンパ線 100 絶縁材(磁器碍子) 200 ポリマー碍子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁アームの先端部に引留金具を取付
    け、該引留金具に連結金具と引留クランプを介して送電
    線を引留めてなる送電線路において、前記引留金具と送
    電線との間に絶縁材を介在させたことを特徴とする送電
    線路。
  2. 【請求項2】 絶縁アームの先端部に引留金具を取付
    け、該引留金具に連結金具と引留クランプを介して送電
    線を引留めてなる送電線路において、前記引留金具と送
    電線との間に碍子を介在させたことを特徴とする送電線
    路。
JP10114917A 1997-04-30 1998-04-24 送電線路 Pending JPH1118260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10114917A JPH1118260A (ja) 1997-04-30 1998-04-24 送電線路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-111995 1997-04-30
JP11199597 1997-04-30
JP10114917A JPH1118260A (ja) 1997-04-30 1998-04-24 送電線路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1118260A true JPH1118260A (ja) 1999-01-22

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ID=26451263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10114917A Pending JPH1118260A (ja) 1997-04-30 1998-04-24 送電線路

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1024315A2 (en) 1999-01-27 2000-08-02 Nissan Motor Co., Ltd. Infinite speed ratio transmission device
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CN114744576A (zh) * 2022-03-09 2022-07-12 中国能源建设集团江苏省电力设计院有限公司 交流输电线路改直流运行优化设计方法及系统

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