JPH1152998A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH1152998A
JPH1152998A JP9213656A JP21365697A JPH1152998A JP H1152998 A JPH1152998 A JP H1152998A JP 9213656 A JP9213656 A JP 9213656A JP 21365697 A JP21365697 A JP 21365697A JP H1152998 A JPH1152998 A JP H1152998A
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健一 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生時における操作性の向上を図った記録再
生装置を提供する。 【解決手段】 筐体2内部に配される半導体メモリと、
動的データとそれに対応するインデックス番号とを半導
体メモリに格納するデータ記録手段と、表示部41と、
動的データを半導体メモリから読み出して再生する再生
手段と、筐体2に取り付けられ回転中心軸62に対して
略直交するX方向に押圧可能な回転操作部材61と、複
数の動的データが半導体メモリに格納されている場合に
回転操作部材61の回動に応じて各々のインデックス番
号を半導体メモリから順次読み出して表示部41に表示
し、回転操作部材61がX方向に押圧されることにより
表示されたインデックス番号に対応した動的データの再
生を再生手段により開始するように制御するとともに、
かかる再生中に再び回転操作部材61が押圧された場合
に当該再生を停止させるように再生手段を制御する制御
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体として半
導体メモリを用いて音声データ等の動的データを記録再
生する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声データや画像データ等の
動的データを記録再生する記録再生装置としては、テー
プレコーダ、ディジタルオーディオテープレコーダ(D
AT)、光磁気ディスク装置等が一般に提供されてい
る。しかしながら、これら従来の記録再生装置では、使
用される記録媒体との関係で、例えば磁気テープ等を走
行させるため或いは光磁気ディスク等を回転駆動させる
ためのモータや、このような記録媒体に対してデータの
記録再生を行うための磁気ヘッド或いは光学ヘッドや、
外装筐体に対して記録媒体の着脱を行うためのシャッタ
ー機構、送り機構、チャッキング機構、等の種々の機構
が必要不可欠となる。したがって、このような従来の記
録再生装置では、その小型軽量化や低コスト化を推進す
る上で自ずと限界があった。
【0003】これに対し、例えば電気的消去形(エレク
トリカル・イレーザブル)プログラマブル・リード・オ
ンリ・メモリ(Electrical Erasable/Programmable Rea
d-Only Memory、以下EEPROMという。)等の不揮
発性の半導体メモリを記録媒体として用いた音声記録再
生装置(以下、ICレコーダという。)が提供されてい
る。
【0004】このようなICレコーダでは、記録媒体と
して半導体メモリが用いられることにより上述したモー
タ、ヘッド、及び種々の機構が不要となるので、装置全
体の小型軽量化、低コスト化を実現することができる。
また、近年における半導体メモリの低コスト化及び高容
量化の実現により、装置全体における一層の低コスト化
及び高性能化が推進されている。
【0005】ICレコーダでは、音声データを記録する
場合には、記録開始から記録終了までの1件分のデータ
にインデックス番号を付けて半導体メモリに記録する制
御が行われる。例えば最初に記録する音声データに対し
ては01というインデックス番号を付け、次に記録する
音声データに対しては02というインデックス番号を付
け、以下同様に連続してインデックス番号を付けてゆく
という具合である。そして、音声データの再生時には、
再生すべき音声データを選択するため、液晶表示パネル
等の表示部に予めこのインデックス番号を表示させ、目
的のインデックス番号を操作ボタンで選択して当該イン
デックス番号に対応する音声データを再生させるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のICレコーダで音声データを再生する場合に
は、再生ボタン、順方向サーチボタン、逆方向サーチボ
タン等の複数の操作ボタンの操作が必要であった。具体
的には、複数件のデータが記録されている場合には、再
生に先立って再生するデータを選択すべく上記順方向サ
ーチボタン及び逆方向サーチボタンを押して再生すべき
データのインデックス番号を上記表示部に表示させる操
作を行っていた。ここで、インデックス番号が非常に多
い場合には、目的のインデックス番号を表示させるため
に上記各サーチボタンを押し続けなければならなかっ
た。また、再生ボタンを押した後のデータ再生中に、検
索或いは頭出し等のための所謂キュー/レビューの操作
を行う場合にも、当該再生中に上記各サーチボタンを押
し続ける操作が必要とされていた。
【0007】このように、従来のICレコーダでは、デ
ータ再生に関して複数の操作ボタンを使い分けて押圧す
る必要があるため、再生前におけるインデックス番号の
検索或いは再生中におけるデータの検索の操作性が悪い
という問題点を有していた。
【0008】本発明は、上述した従来の実情に鑑みて提
案されたものであり、再生時における操作性の向上を図
った記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録再生装
置は、上記課題を解決するため、筐体内部に配される半
導体メモリと、動的データとそれに対応するインデック
ス番号とを半導体メモリに格納するデータ記録手段と、
格納されたインデックス番号が表示される表示部と、動
的データを半導体メモリから読み出して再生する再生手
段と、筐体に取り付けられ回転中心軸に対して略直交す
る方向に押圧可能な回転操作部材と、複数の動的データ
が半導体メモリに格納されている場合に回転操作部材の
回動に応じて各々のインデックス番号を半導体メモリか
ら順次読み出して表示部に表示し、回転操作部材が押圧
されることにより表示されたインデックス番号に対応し
た動的データの再生を再生手段により開始するように制
御するとともに、かかる再生中に再び回転操作部材が押
圧された場合に当該再生を停止させるように再生手段を
制御する制御手段とを備える。
【0010】記録再生装置によれば、複数の動的データ
が半導体メモリに格納されている場合に、回転操作部材
を回動させることによって各動的データに対応するイン
デックス番号が順次表示部に表示され、さらに回転操作
部材を押圧することによって表示されたインデックス番
号に対応した動的データの再生が開始されるとともに、
かかる再生中に再び回転操作部材を押圧することによっ
て再生が停止する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る記録再生装置の実施
の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態では、記録媒体として
の半導体メモリにマイクロホーンからの音声信号を音声
データに変換して書き込み、また、この半導体メモリに
記憶されている音声データを読み出し、スピーカから音
声データに基づく音を出力するICレコーダに、本発明
の記録再生装置を適用している。このICレコーダは、
ユーザがメモに所定の事項を書き記す代わりに、口頭で
必要事項を音声データとして記憶させておくことができ
るものである。
【0012】図1に示すように、このICレコーダ1
は、マイクロホーン11からの音声信号を音声データに
変換して半導体メモリ9に格納する記録部10と、上記
半導体メモリ9に記憶されている音声データを読み出
し、音声信号に変換してスピーカ24を駆動する再生部
20と、記録部10等を制御する制御部30と、動作状
態や操作手順を表示するための表示部40と、ユーザー
が各種の操作を行うための操作部50とを備える。
【0013】記録部10は、マイクロホーン11からの
音声信号を増幅する増幅器12と、増幅器12で増幅さ
れた音声信号のレベルを適切なレベルとする自動利得制
御回路(Automatic Gain Controller、以下AGCとい
う。)13と、AGC13からの音声信号を音声データ
に変換するエンコーダ14と、エンコーダ14からの音
声データを一時蓄積するバッファメモリ15とを備え
る。
【0014】記録部10においては、マイクロホーン1
1が入力される音を音声信号に変換して増幅器12に供
給し、増幅器12が音声信号を増幅してAGC13に供
給する。そして、AGC13は、増幅器12で増幅され
た音声信号を、そのレベルが適切なレベルとなるように
増幅してエンコーダ14に供給する。
【0015】エンコーダ14は、音声信号が時間的に相
関が強いことから、例えば適応型差分パルスコードモジ
ュレーション(Adaptive Differential Pulse Code Mod
ulation、以下ADPCMという。)により、少ないデ
ータ量で音声信号を符号化して音声データを生成し、こ
の音声データをバッファメモリ15に供給する。
【0016】バッファメモリ15は、エンコーダ14か
ら供給される音声データを一時蓄積して半導体メモリ9
に供給する。
【0017】半導体メモリ9は、例えば電気的消去形
(エレクトリカル・イレーザブル)プログラマブル・リ
ード・オンリ・メモリ(Electrical Erasable/Programm
able Read-Only Memory、以下EEPROMという。)
等の、メモリの駆動電源がOFFの状態にされても記憶
素子の持つ記憶内容が消えないで保持される不揮発性の
半導体メモリからなる。この半導体メモリ9は、バッフ
ァメモリ15から供給される音声データを記憶すると共
に、各音声データをどの領域に記憶したか等につき管理
する管理情報(以下、TOC情報という。)を記憶す
る。具体的には、半導体メモリ9は、例えば4M×8ビ
ットの記憶容量を有し、これにより所定帯域の音声信号
に対応した音声データを約30分間記憶できるようにな
っている。
【0018】一方、再生部20は、図1に示すように、
半導体メモリ9から読み出された音声データを音声信号
に変換するデコーダ21及びフィルタ22と、フィルタ
22からの音声信号を増幅してスピーカ24に供給する
増幅器23とを備える。
【0019】デコーダ21は、記録部10のエンコーダ
14に対応したものであり、半導体メモリ9から読み出
された音声データ、すなわちADPCM方式で符号化さ
れた音声データを復号化して、いわゆるPAM信号を生
成する。フィルタ22は、このPAM信号から音声帯域
以上の高周波成分を除去して、音声信号を出力する。増
幅器23は、フイルタ22から供給される音声信号を増
幅してスピーカ24を駆動する。かくして、録音された
音がスピーカ24から出力される。
【0020】制御部30は、このICレコーダ1の動作
を制御するためのプログラムが記憶されているROM3
1と、ROM31に記憶されているプログラムを実行し
て、各ブロックを制御するマイクロコンピュータ(以
下、CPUという。)32と、時刻やプログラムの実行
結果等を一時的に記憶するランダム・アクセス・メモリ
(Random Access Memory、以下RAMという。)34と
を備える。
【0021】表示部40は、ICレコーダ1の動作状態
や音声データの格納状態等を制御部30からの制御信号
に基づいて表示するものであり、液晶表示パネル41
と、この液晶表示パネル41を照明するためのバックラ
イト42とが備えられている。
【0022】操作部50は、音声の記録/再生を行う場
合に制御部30に種々の入力信号を供給する。操作部5
0には、記録/再生時にユーザーが操作するための後述
する各種の操作ボタンや操作スイッチ,及びジョグダイ
ヤルが備えられている。そして、ICレコーダ1におい
ては、これら各操作ボタン/スイッチ,及びジョグダイ
ヤルからの種々の入力信号が制御部30に供給されるよ
うになっている。
【0023】制御部30のCPU32は、操作部50か
らの入力信号に基づき、その入力信号に対応したプログ
ラムをROM31から読み出して実行し、各ブロックを
制御する。例えば後述する録音開始ボタンが押される
と、CPU32は、録音に対応したプログラムをROM
31から読み出して実行し、増幅器12、AGC13、
エンコーダ14、表示部40等を動作させ、バッファメ
モリ15で一時蓄積された音声データを、例えば半導体
メモリ9の空いている領域に格納する制御を行う。ま
た、音声データの再生の際には、CPU32は、再生に
対応したプログラムをROM31から読み出して実行
し、デコーダ21、フィルタ22、増幅器23、表示部
40等を動作させ、半導体メモリ9の所定領域に格納さ
れている音声データを読み出してスピーカ24に出力す
る制御を行う。
【0024】制御部30は、このように半導体メモリ9
に対する音声データの書き込み及び読み出しを制御して
おり、例えば音声データを99件まで、それぞれを識別
するインデックス番号を付けて半導体メモリ9に書き込
む制御を行う。また、制御部30は、このインデックス
番号に基づいて半導体メモリ9から音声データを読み出
す制御を行う。
【0025】次に、ICレコーダ1の操作部50につい
て、図1乃至図2を参照して説明する。なお、図2はI
Cレコーダ1の外観を概略的に表したものである。図2
に示すこのICレコーダ1は、携帯用であり、手のひら
で把持できる大きさに構成された外装筐体2の内部に、
上述した記録部10、再生部20等の電気回路が実装さ
れたプリント基板(図示せず)が配設されている。ま
た、この外装筐体2の主面部2aには、上述した液晶表
示パネル41及びスピーカ24が配設されている。
【0026】このICレコーダ1は、外装筐体2の主面
部2a及び各側面部に、操作部50を構成する各種操作
ボタン/スイッチ51〜57等、及びジョグダイヤル6
0が配設されている。これにより、ICレコーダ1にお
いては、左手で把持しながら操作できるようになってお
り、通常ユーザーが右手で行う筆記等の作業と併用して
使用することができる。
【0027】ここで、操作ボタンとしては、図2に示す
ように、ファイル(FILE)ボタン51と、メニュー
(MENU)ボタン52と、プライオリティ(PRIO
RITY)ボタン53と、録音等を停止するための停止
(STOP)ボタン54と、録音を開始するための録音
開始(REC)ボタン55と、半導体メモリ9に記憶さ
れている音声データを消去するための消去(ERAS
E)ボタン56とがそれぞれ外装筐体2の主面部2aに
配設されている。また、操作スイッチとしては、外装筐
体2の左側面部2bのやや下側にスライド型のホールド
スイッチ57が取り付けられている。なお、操作部50
には、再生音の大きさを調整するボリューム、イヤホー
ンジャック等が含まれ、図示しないが、それぞれ外装筐
体2の側面部に備えられている。
【0028】ここで、ファイルボタン51は、ICレコ
ーダ1に設定されているファイルを切り換えるためのボ
タンである。なお、ここで言うファイルは、パーソナル
コンピュータで用いるディレクトリあるいはフォルダに
相当するものであり、この実施の形態では5種類のファ
イルが設定されている。すなわち、ICレコーダ1で
は、各ファイルに対して99件までの音声データを格納
できるようになっている。各ファイルの識別は、液晶表
示パネル41にそれぞれ異なったアイコンを表示させる
ことによって行う。
【0029】メニューボタン52は、ICレコーダ1の
初期設定を変更等させるために記録/再生の停止中に押
されるボタンである。ここで、初期設定の変更として
は、例えば日付及び時刻の変更、タイマーのON/OF
Fの変更、録音すべき音声データの帯域の変更、各種操
作ボタンが押された場合等のビープ音,アラーム音の出
力の変更,マイクロホーン11の感度の変更等が挙げら
れる。
【0030】プライオリティボタン53は、記録した音
声データに対して再生の優先順位を付けるために再生中
あるいは停止中に押されるボタンである。ICレコーダ
1では、このプライオリティボタン53が押されると、
対象となる音声データのインデックス番号が若い番号に
変更され、そのファイルにおいて当該音声データが優先
的に再生されることとなる。
【0031】ホールドスイッチ57は、ICレコーダ1
の動作または停止状態を維持するためのスイッチであ
る。ICレコーダ1は、このホースドスイッチ57がオ
ンになっている場合には、各操作ボタン51〜56、ジ
ョグダイヤル60等の操作を受け付けない状態となる。
【0032】そして、ICレコーダ1においては、外装
筐体2の左側面部2bの上部側に形成された切欠部2c
からジョグダイヤル60の一部が露呈されている。この
ジョグダイヤル60は、回転中心軸62を備えた円板状
の回転操作部材61及び詳細を後述する種々の部材を有
しており、これら大部分の構成部材が外装筐体2内に収
納され、回転操作部材61の一部が上記切欠部2cから
外方を臨んでいる。そして、ジョグダイヤル60の回転
操作部材61は、回転中心軸62を中心として図2に示
すA及びB方向に回転可能となっている。
【0033】さらに、ジョグダイヤル60の回転操作部
材61は、その回転中心軸62が外装筐体2内で図2に
示すX及びY方向に移動可能となっており、通常の状態
では図示しないバネによりY方向に付勢されている。従
って、ジョグダイヤル60の回転操作部材61は、ユー
ザの操作によって、上記AB方向に回動させることがで
きるとともに、回転中心軸62と直交するX方向に押圧
できるようになっている。
【0034】そして、ジョグダイヤル60は、この回転
操作部材61がAB方向に回動操作されることにより、
回動角度及び回動の速度に応じた入力信号を制御部30
に供給するとともに、X方向に押圧操作されることによ
り、押圧時間に応じた入力信号を制御部30に供給する
ようになっている。具体的には、ICレコーダ1におい
ては、制御部30が回転操作部材61の回動方向,回動
角度,及び回動速度を検出し、または回転操作部材61
の押圧がなされたか否か、さらにはその押圧が一定時間
を超えたか否かを検出することにより、それぞれの結果
に応じたプログラムをROM31から読み出して実行
し、図1に示す各ブロックを制御することになる。な
お、この制御の詳細な内容については後述する。
【0035】ジョグダイヤル60は、再生時における種
々の動作を行わせるため或いは上述した初期設定を変更
するため等、種々の場合に操作されるものであり、使用
頻度の高いものである。そのため、ジョグダイヤル60
は、上述のような位置に配設されることにより、ユーザ
が左手で外装筐体を把持した場合にその親指だけで回転
操作部材61の回動及び押圧操作ができるようになって
いる。
【0036】さらに、図3及び図4を参照して、このジ
ョグダイヤル60の構成を説明する。ここで、図3
(A)はジョグダイヤル60の正面側(外装筐体2の主
面部2a側)からの外観を、図3(B)は背面側からの
外観をそれぞれ表した図である。これら図3に示すよう
に、ジョグダイヤル60は、上述した回転操作部材6
1、この回転操作部材61が取り付けられるベース部材
63、板ばね状の電極64、ベース部材63に取り付け
られた4つの端子a,b,c,d等から構成される。
【0037】ベース部材63は、絶縁性の部材で成形さ
れ、図3(B)に示す主面部63aが外装筐体2の内部
に取り付けられることにより、ジョグダイヤル60全体
を外装筐体2に対して固定する。また、ベース部材63
は、図3(B)に示すように、XY方向に長い略長円形
の切欠孔部65を有しており、この切欠孔部65に対し
て回転操作部材61の一方の主面部61aの中央に形成
された円形の回転中心軸62が回転可能かつXY方向に
移動可能に嵌め込まれている。これにより、ジョグダイ
ヤル60においては、回転操作部材61がAB方向に回
動可能かつ回転中心軸62と直交するXY方向に移動可
能に構成されている。
【0038】電極64は、図3(A)に示すように、板
ばね状に成形されており、その基端側がベース部材63
上に固定されている。また、ベース部材63に取り付け
られた各端子a,b,c,dは、それぞれ図1に示す制
御部30に接続されている。ここで、端子a及び端子b
は、回転操作部材61の回動に基づく入力信号を供給す
るためのものである。また、端子dは、回転操作部材6
1のX方向への押圧に基づく入力信号を供給するための
ものである。さらに、端子cは、端子a,b,dに対す
る共通のアースとなるものである。
【0039】電極64は、回転操作部材61がX方向に
押圧されることにより、その先端部64aがX方向に移
動して図示しない他の電極に接触する。ジョグダイヤル
60は、電極64のこの接触により端子dから制御部3
0に対して入力信号を供給し、回転操作部材61の押圧
を止めることにより当該接触が解除されると入力信号の
供給を停止する。制御部30は、供給されたこの入力信
号を検出し、さらにはこの入力信号の供給が一定時間以
上連続して行われたか否かを検出し、その結果に応じた
プログラムをROM31から読み出して実行する。
【0040】また、ジョグダイヤル60は、回転操作部
材61のA方向又はB方向への回転により、図4に示す
ように、2相のパルス信号を出力するようになってい
る。すなわち、回転操作部材61を右回転させることに
より、a−c端子間から信号αが、b−c端子間から信
号βが、それぞれ位相を異にして出力される。同様に、
回転操作部材61を左回転させることにより、a−c端
子間から信号αが、b−c端子間から信号βが、それぞ
れ位相を異にして出力される。ここで、ジョグダイヤル
60では、図4に示すように、回転操作部材61を右回
転させた場合には信号βが信号αよりも位相がわずかに
遅れ、逆に左回転させた場合には信号αが信号βよりも
位相がわずかに遅れるようにパルス信号が出力される。
従って、制御部30は、信号αと信号βとでどちらの位
相が遅れているかを検出することにより回転操作部材6
1の回動の方向が検出できる。
【0041】なお、ジョグダイヤル60は、回転操作部
材61を左右いずれか1回転(360度回動)させるこ
とにより、信号α及び信号βによるパルスをそれぞれ1
5回出力するようになっている。すなわち、回転操作部
材61を1/15回転(24度回動)させると信号α及
び信号βによるパルスがそれぞれ1回出力されることに
なる。従って、制御部30は、ジョグダイヤル60から
出力されるパルスの数をカウントすることにより、回転
操作部材61の回動角度を検出することができ、さらに
所定時間あたりのパルスの数をカウントすることによ
り、回転操作部材61の回動速度を検出することができ
るようになっている。
【0042】このような構成とされるICレコーダ1に
おいては、録音に先立ち、例えばファイルボタン51を
押すことにより、制御部30の制御に基いて各種ファイ
ルに対応するアイコンが液晶表示パネル41に表示され
る。そして、ジョグダイヤル60の回転操作部材61を
回動操作していずれかのアイコンを選択し、この回転操
作部材61を押圧操作することにより、当該アイコンが
指定されていずれかのファイルに音声データを格納する
かの決定が制御部30により行われる。また、録音に先
立ち、メニューボタン52を押すことにより、制御部3
0の制御により初期設定の状態が液晶表示パネル41に
表示される。そして、初期設定を変更する場合は、回転
操作部材61を回動操作して対象となる事項を選択し、
この回転操作部材61を押圧操作することにより当該事
項の設定が変更される。
【0043】そして、ICレコーダ1においては、録音
開始ボタン55が押された場合に録音開始状態となり、
ここでユーザがマイクロホーン11に向かって音声を発
すると、半導体メモリ9の指定された領域に音声データ
が書き込まれる。そして、停止ボタン55が押されるこ
とで、録音の処理が解除される。この際、半導体メモリ
9には、音声データが記録されると共に、上述のTOC
情報や、ファイル番号及びインデックス番号が記録され
る。
【0044】次に、ICレコーダ1において、記録され
ている音声データを再生する場合には、録音時と同様に
例えばファイルボタン51が押されると、制御部30の
制御により各種ファイルに対応するアイコンが液晶表示
パネル41に表示される。そして、ジョグダイヤル60
の回転操作部材61を回動操作していずれかのアイコン
を選択し、この回転操作部材61を押圧操作することに
より当該アイコンが指定されていずれのファイルに格納
されている音声データを再生するかの決定が制御部30
により行われる。なお、図2に示す液晶表示パネル41
では、説明の便宜のためインデックス番号に関する表示
のみを表しているが、実際には上記アイコンや時刻等の
種々の表示がされることとなる。ここで、図2に示す液
晶表示パネル41における「02/37」の表示は、分
母の数が記録された音声データの件数を、分子の数が現
在再生している或いは即座に再生可能な状態にある音声
データのインデックス番号をそれぞれ表している。従っ
て、この場合は、あるファイルに37件の音声データが
格納されており、インデックス番号が02の音声データ
について再生している状態或いは即座に再生可能な状態
(以下、この即座に再生可能な状態を単に停止状態とい
う。)にある。
【0045】ここで、ICレコーダ1において停止状態
にある場合は、以下のようにジョグダイヤル60の回転
操作部材61を操作することによって再生動作が開始さ
れる。
【0046】回転操作部材61を左すなわちA方向に回
動させた場合は、制御部30により順送りサーチの制御
が実行される。具体的には、制御部30は、検出した上
述のパルス信号の数に応じて後のインデックス番号を半
導体メモリ9から読み出して液晶表示パネル41に順次
表示(この場合は03/37,04/37,05/37
・・・・のように表示)する制御を行う。一方、ジョグダイ
ヤル60を右すなわちB方向に回動させた場合は、制御
部30により逆送りサーチの制御が実行される。具体的
には、制御部30は、検出した上述のパルス信号の数に
応じて前のインデックス番号を半導体メモリ9から読み
出して(この場合は01,37,36・・・・のように読み
出す。)液晶表示パネル41に順次表示する制御を行
う。
【0047】そして、再生すべき音声データのインデッ
クス番号を決定して回転操作部材61を押圧した場合
は、制御部30は、検出した入力信号に基づいて、当該
インデックス番号に対応した音声データの再生を開始す
るように制御する。また、制御部30は、この再生状態
で回転操作部材61が短く押圧された(以下、この短い
押圧を短押しと呼ぶ。)場合には、音声データの再生を
停止させる制御を行う。なお、この再生状態で回転操作
部材61が一定時間以上に長く押圧された(以下、この
長い押圧を長押しと呼ぶ。)場合には、制御部30は、
後述するリピート再生の制御を行う。
【0048】次に、ICレコーダ1における再生時の種
々の機能について説明する。ICレコーダ1は、再生中
において所謂キュー&レビュー再生の機能、リピート再
生の機能、スキャン再生の機能が備えられており、これ
ら各機能をジョグダイヤル60の回転操作部材61の操
作のみによって実行できるようになっている。
【0049】キュー/レビュー再生に関する回転操作部
材61の操作とそれに対する再生状態の移行を図5に示
す。なお、説明の便宜のため、ジョグダイヤル60の回
転操作部材61のことを以下単にジョグ61と呼ぶ。キ
ュー/レビューを行う場合には、再生を開始する際また
は再生が開始された後に、このジョグ61をX方向に押
圧しながらABいずれかの方向に所定角度まで回動させ
るようにする。図5に示すように、この実施の形態で
は、ジョグ61を押圧しながら左すなわちA方向に回動
させると、制御部30によりキュー再生の制御が行わ
れ、一方ジョグ61を押圧しながら右すなわちB方向に
回動させるとレビュー再生の制御が行われるようになっ
ている。このキュー/レビュー再生は、例えば10倍速
とし、ジョグ61の押圧が維持されている間継続して実
行される。一方、ジョグ61のX方向への押圧が解除さ
れこの押圧に基づく入力信号の供給が停止された場合に
は、制御部30は、このキュー/レビュー再生を中止し
て通常速度での再生に戻す制御を行う。また、図5に示
すように、キュー再生中にジョグ61が右すなわちB方
向に回動された場合、或いはレビュー再生中にジョグ6
1が左すなわちA方向に回動された場合であっても、制
御部30は、同様に通常速度での再生に戻す制御を行
う。
【0050】なお、この実施の形態では、キュー再生で
音声データの最後まで到達した場合には、制御部30
は、キュー再生を中止して、当該音声データの頭の部分
で停止させる制御を行うようになっている。一方、レビ
ュー再生で最初の音声データの頭の部分まで到達した場
合には、制御部30は、レビュー再生を中止して、当該
音声データの頭の部分で停止させる制御を行うようにな
っている。すなわち、ICレコーダ1では、キュー再生
或いはレビュー再生のいずれにおいても、途中の音声デ
ータの頭の部分では停止しないように制御される。
【0051】また、音声データの再生が行われている間
にジョグ61を長押しすると、制御部30は、当該音声
データ1件分のリピート再生の制御を行う。この実施の
形態では、当該リピート再生により1件分の音声データ
が何度も繰り返し再生されるように制御される。なお、
このリピート再生中にジョグ61の再度の押圧あるいは
回動操作がなされた場合は、当該リピート再生が解除さ
れて通常の再生に戻るように制御される。また、停止ボ
タン54或いは消去ボタン56のいずれかが押された場
合にも当該リピート再生が解除されて通常の再生に戻る
制御が行われる。
【0052】さらに、図6に示すように、停止状態から
ジョグ61を長押しした場合には、制御部30は、スキ
ャン再生の制御を行う。すなわち、停止状態からジョグ
61がX方向に一定時間押圧され続けることで、制御部
30は、この押圧された時間を検出してスキャン再生を
開始させる制御を行う。ここで、スキャン再生とは、あ
るファイルに複数件の音声データが格納されている場合
に、そのファイルに格納されている全件数分の音声デー
タの最初の部分を一定時間(例えば5秒間)づつ再生す
るという再生方法である。
【0053】ここで、スキャン再生を行うか否かについ
ての判断は、例えばジョグ61の押圧に基づく入力信号
が押圧開始時から3秒以上継続して検出されるか否かに
より行う。すなわち、制御部30は、かかる入力信号が
ジョグ61の押圧開始時から3秒以上継続して検出され
た場合にはスキャン再生の制御を実行し、3秒以下であ
れば通常の再生の制御を実行する。
【0054】スキャン再生が開始された後は、ジョグ6
1の押圧を解除してもスキャン再生の制御が続行され
る。そして、制御部30は、そのファイルの最後の音声
データのスキャン再生が終了すると、最初の音声データ
の先頭に戻って停止するように制御する。
【0055】なお、スキャン再生中にジョグ61が回動
操作されると、制御部30は、当該回動により発生した
パルス信号の数に応じた前或いは後のインデックス番号
についての音声データの再生に変更してスキャン再生を
続行する制御を行う。そして、このスキャン再生中に目
的とする音声が聞こえてきた場合は、その音声データが
再生されている間にジョグ61をX方向に押圧する。こ
の場合に、制御部30は、図6に示すように、通常の再
生モードに戻す制御を実行する。この操作により、当該
音声データを最初から最後まで聴くことができるように
なる。なお、スキャン再生中に停止ボタン54が押され
た場合は、制御部30は、当該入力信号に基づきスキャ
ン再生を解除して停止状態になるように制御する。
【0056】なお、この実施の形態では、スキャン再生
中における消去ボタン56,ファイルボタン51,及び
プライオリティボタン53の押圧操作が行われた場合
は、制御部30は、ホールドスイッチ57のオン/オフ
に関わらず、これら各ボタンの押圧に基づく各入力信号
を無効とするように制御する。
【0057】ICレコーダ1においては、ジョグ61を
A方向又はB方向に回動させた場合に、上述のように制
御部30がこの回動速度を検出して、当該速度に応じた
処理を行うようになっている。
【0058】図6には、停止状態からジョグ61の回動
操作が行われた場合の処理をも示している。この図6か
ら明らかなように、ICレコーダ1においては、停止状
態からジョグ61を左すなわちA方向に回動させた場合
には、制御部30は、回動速度が遅い場合には1件ごと
の順方向サーチの制御を行い、液晶表示パネル41に表
示するインデックス番号を1ずつ増加させてゆく。一
方、制御部30は、ジョグ61の回動速度が速い場合に
は、多数件を飛ばした順方向サーチの制御を行い、液晶
表示パネル41に表示するインデックス番号を一気に増
加させるようにする。
【0059】同様に、停止状態からジョグ61を右すな
わちB方向に回動させた場合には、制御部30は、回動
速度が遅い場合には1件ごとの逆方向サーチの制御を行
い、液晶表示パネル41に表示するインデックス番号を
1ずつ減少させてゆく。一方、ジョグ61の回動速度が
速い場合は、制御部30は、多数件を飛ばした逆方向サ
ーチの制御を行い、液晶表示パネル41に表示するイン
デックス番号を一気に減少させるようにする。
【0060】これにより、ICレコーダ1においては、
半導体メモリ9に記録した音声データの件数が非常に多
いためインデックス番号が非常に多くなった場合であっ
ても、ジョグ61を速回しさせることにより、インデッ
クス番号が多数件分飛ばされて目的のインデックス番号
を速やかに液晶表示パネル41に表示させることができ
る。従って、ICレコーダ1によれば、再生前における
インデックス番号の検索性が大幅に向上し、目的とする
音声データを簡単な操作で速やかに再生させることが可
能となる。
【0061】さらに、図7に音声データの再生状態から
ジョグ61の回動操作が行われた場合の処理を示す。こ
の図7から明らかなように、ICレコーダ1において
は、再生状態からジョグ61を左すなわちA方向に回動
させた場合には、制御部30は、回動速度が遅い場合に
は1件ごとの順方向サーチの制御を行う。具体的には、
制御部30は、液晶表示パネル41に表示するインデッ
クス番号を1ずつ増加させ、それに対応する音声データ
を頭の部分から再生する制御を行う。一方、回動速度が
速い場合には、制御部30は、多数件を飛ばした順方向
サーチの制御を行う。具体的には、制御部30は、液晶
表示パネル41に表示するインデックス番号を一気に増
加させ、それに対応する音声データを頭の部分から再生
する制御を行う。
【0062】同様に、再生状態からジョグ61を右すな
わちB方向に回動させた場合には、制御部30は、回動
速度が遅い場合は1件ごとの逆方向サーチの制御を行
う。具体的には、制御部30は、液晶表示パネル41に
表示するインデックス番号を1ずつ減少させ、それに対
応する音声データを頭の部分から再生する制御を行う。
一方、ジョグ61の回動速度が速い場合は、制御部30
は、多数件を飛ばした逆方向サーチの制御を行う。具体
的には、制御部30は、液晶表示パネル41に表示する
インデックス番号を一気に減少させ、それに対応する音
声データを頭の部分から再生する制御を行う。
【0063】これにより、ICレコーダ1においては、
半導体メモリ9に記録した音声データの件数が非常に多
い場合であっても、ジョグ61を速回しさせるという簡
単な操作により音声データが多数件分飛ばされて目的と
する音声データの最初の部分が速やかに再生されるの
で、再生中の音声データの検索性も大幅に向上する。
【0064】このように、ICレコーダ1は、ジョグダ
イヤル60に多くの機能が割り当てられており、これに
より操作性の向上、装置全体の小型化、軽量化に寄与す
ることが可能となる。具体的には、左手親指1本による
ジョグ61の回動及び押圧操作によって再生時における
基本的な操作を全て行うことが可能となるので、再生に
関して指をあちらこちらに移動させる必要がなくなり、
操作性が大幅に向上する。また、ジョグダイヤル60に
多くの機能を割り当てたことから、操作ボタン、操作ス
イッチを全体として少なくすることができ、これにより
ICレコーダ1の操作が視覚的に解りやすくなり、ま
た、装置全体の小型軽量化が実現できる。
【0065】なお、以上ICレコーダ1について詳細に
説明したが、本発明に係る記録再生装置は、これに限定
されるものではなく、録音機器全般、特に持ち運びに便
利な携帯型の機器について適用することができる。ま
た、以上音声データの記録再生装置の例について詳細に
説明したが、本発明は、音声データ以外の他の動的デー
タの記録/再生を行うための記録再生装置であっても良
いのは勿論である。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る記録再生装置によれば、複数の動的データが半導体メ
モリに格納されている場合に、回転操作部材を回動させ
ることによって各動的データに対応するインデックス番
号が順次表示部に表示され、さらに回転操作部材を押圧
することによって表示されたインデックス番号に対応し
た動的データの再生が開始されるとともに、かかる再生
中に再び回転操作部材を押圧することによって当該再生
が停止するので、再生時における基本的な動作を回転操
作部材の操作のみで行うことができ、これにより再生時
における操作性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したICレコーダの回路構成図で
ある。
【図2】ICレコーダの外観を概略的に表した図であ
る。
【図3】ジョグダイヤルの構成を説明するための図であ
り、(A)は正面側からの外観を、(B)は背面側から
の外観を表した図である。
【図4】ジョグの回転方向とそれに対して検出される信
号の出力波形を示した図である。
【図5】キュー/レビュー再生に関するジョグの操作と
それに対する再生状態の移行を説明するための図であ
る。
【図6】停止状態からジョグの回動または押圧の操作が
行われた場合の処理を示した図である。
【図7】音声データの再生状態からジョグの回動または
押圧の操作が行われた場合の処理を示した図である。
【符号の説明】
1 ICレコーダ、2 外装筐体、9 半導体メモリ、
10 記録部、20再生部、30 制御部、40 表示
部、41 液晶表示パネル、50 操作部、60 ジョ
グダイヤル、61 回転操作部材(ジョグ)、62 回
転中心軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部に配される半導体メモリと、 動的データとそれに対応するインデックス番号とを上記
    半導体メモリに格納するデータ記録手段と、 格納された上記インデックス番号が表示される表示部
    と、 上記動的データを上記半導体メモリから読み出して再生
    する再生手段と、 上記筐体に取り付けられ回転中心軸に対して略直交する
    方向に押圧可能な回転操作部材と、 複数の上記動的データが上記半導体メモリに格納されて
    いる場合に上記回転操作部材の回動に応じて各々の上記
    インデックス番号を上記半導体メモリから順次読み出し
    て表示部に表示し、上記回転操作部材が上記方向に押圧
    されることにより上記表示されたインデックス番号に対
    応した動的データの再生を上記再生手段により開始する
    ように制御するとともに、かかる再生中に再び上記回転
    操作部材が押圧された場合に当該再生を停止させるよう
    に上記再生手段を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、動的データの再生開始
    時の上記回転操作部材の押圧が所定時間継続して行われ
    た場合に、当該動的データを上記半導体メモリから間欠
    的に読み出して再生するように上記再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、動的データの再生中の
    上記回転操作部材の押圧が所定時間継続して行われた場
    合に、再生されている当該動的データを再生終了後に初
    めから再生するように上記再生手段を制御することを特
    徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、動的データの再生中に
    上記回転操作部材が押圧されると共にこの回転操作部材
    が回動された場合に、当該動的データを上記半導体メモ
    リから間欠的に読み出して再生するように上記再生手段
    を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録再生
    装置。
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