JPH1091200A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH1091200A
JPH1091200A JP24668396A JP24668396A JPH1091200A JP H1091200 A JPH1091200 A JP H1091200A JP 24668396 A JP24668396 A JP 24668396A JP 24668396 A JP24668396 A JP 24668396A JP H1091200 A JPH1091200 A JP H1091200A
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JP
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semiconductor memory
recording
recorder
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JP24668396A
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English (en)
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Eiichi Yamada
榮一 山田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の時刻に自動的に録音されている動的デ
ータを再生することができる記録再生装置を提供する。 【解決手段】 マイクロホーン11からの音声信号を音
声データに変換して半導体メモリ9に記憶する記録部1
0と、上記半導体メモリ9に記憶されている音声データ
を読み出し、音声信号に変換してスピーカ24を駆動す
る再生部20と、記録部10等を制御する制御部30
と、動作状態や操作手順を表示するための表示部40
と、制御部30等に電力を供給する電源部50と、利用
者が各種の操作を行うための操作部60とを備え、記録
された音声データは、所定の時刻に再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の時刻に、自
動的に半導体メモリに記憶されている音声データ等の動
的データを読み出して再生する機能を有する記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】録音機器としては、テープレコーダ、デ
ィジタルオーディオテープレコーダ(DAT)、光磁気
ディスク装置が一般的であるが、これらの従来の録音機
器では、記録媒体、例えば磁気テープを走行させたり、
光磁気ディスクを回転する機構が必ず必要とされてい
た。したがって、従来の録音機器の小型化や低コスト化
には、自ずと限界があった。
【0003】そこで、記録媒体として、例えば電気的消
去形(エレクトリカル・イレーザブル)プログラマブル
・リード・オンリ・メモリ(以下、EEPROM:Elec
trical Erasable/Programable Read-Only Memoryとい
う。)等のメモリの駆動電源がOFFの状態にされても
記憶素子の持つ記憶内容が消えないで保持される不揮発
性の半導体メモリを用いた音声記録再生装置(以下、I
Cレコーダという。)が考えられている。すなわち、記
録媒体として半導体メモリを用いることにより、テープ
走行機構やディスク回転機構が不要となり、また、半導
体メモリの低コスト化により、機器を小型化、低コスト
化することができるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なICレコーダでは、所望の時刻に、自動的に半導体メ
モリに記憶されている音声データを読み出して、音を再
生する機能は考えられていなかった。
【0005】そこで、本発明は、上述した従来の記録再
生装置における実情に鑑みてなされたものであり、所望
の時刻に自動的に録音されている動的データを再生する
ことができる記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録再生装
置は、上述のような課題を解決すべく、半導体メモリに
動的データを書き込むと共に、上記半導体メモリに記憶
されている動的データを読み出す記録再生装置におい
て、時刻を設定する操作手段と、操作手段で設定された
時刻を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている
時刻に基づいて、半導体メモリに記憶されている動的デ
ータの読出を制御する制御手段とを備える。
【0007】そして、この記録再生装置では、例えばユ
ーザがメモに所定の事項を書き記す代わりに、口頭で必
要の事項を音声データとして半導体メモリに記憶させて
おくことができ、そして、記憶手段に記憶された時刻に
基づいて記録された音声データを制御手段により読み出
される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録再生装置
の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明
する。この記録再生装置は、半導体メモリを記録媒体と
し、この半導体メモリにマイクロホーンからの音声信号
を音声データとして書き込み、また、記憶されている音
声データを読み出し、スピーカから音声データに基づく
音を出力するICレコーダ1に、本発明を適用したもの
である。
【0009】このICレコーダ1は、例えば図1に示す
ように、マイクロホーン11からの音声信号を音声デー
タに変換して半導体メモリ9に記憶する記録部10と、
上記半導体メモリ9に記憶されている音声データを読み
出し、音声信号に変換してスピーカ24を駆動する再生
部20と、記録部10等を制御する制御部30と、動作
状態や操作手順を表示するための表示部40と、制御部
30等に電力を供給する電源部50と、利用者が各種の
操作を行うための操作部60とを備える。
【0010】記録部10は、上述の図1に示すように、
マイクロホーン11からの音声信号を増幅する増幅器1
2と、増幅器12で増幅された音声信号のレベルを適切
なレベルとする自動利得制御回路(以下、AGC:Auto
matic Gain Controllerという。)13と、AGC13
からの音声信号を音声データに変換するエンコーダ14
と、エンコーダ14からの音声データを遅延するバファ
メモリ15とを備える。
【0011】そして、マイクロホーン11は、入力され
る音を音声信号に変換して増幅器12に供給し、増幅器
12は、音声信号を増幅してAGC13に供給する。A
GC13は、増幅器12で増幅された音声信号を、その
レベルが適切なレベルとなるように増幅してエンコーダ
14に供給する。
【0012】エンコーダ14は、音声信号が時間的に相
関が強いことから、例えば適応型差分パルスコードモジ
ュレーション(以下、ADPCM:Adaptive Different
ialPulse Code Modulation という。)により、少ない
データ量で音声信号を符号化して音声データを生成し、
この音声データをバッファメモリ15に供給する。
【0013】バッファメモリ15は、後述するように所
定の遅延時間に相当する容量を有し、エンコーダ14か
ら供給される音声データを所定時間遅延して半導体メモ
リ9に供給する。
【0014】半導体メモリ9は、例えば電気的消去形
(エレクトリカル・イレーザブル)プログラマブル・リ
ード・オンリ・メモリ(以下、EEPROM:Electric
al Erasable/Programable Read-Only Memoryという。)
等のメモリの駆動電源がOFFの状態にされても記憶素
子の持つ記憶内容が消えないで保持される不揮発性の半
導体メモリからなり、バッファメモリ15から供給され
る音声データを記憶すると共に、後述するように、どの
領域に記憶したか示す等の音声データを管理する管理情
報(以下、TOC情報という。)を記憶する。具体的に
は、半導体メモリ9は、例えば、16Mビットの容量を
有し、この半導体メモリ9には、後述するSPモードで
は200〜3400Hzの音声信号に対応した音声デー
タを8分間記憶でき、LPモードでは200〜1700
Hzの音声信号に対応した音声データを16分間記憶で
きるようになっている。
【0015】一方、再生部20は、上述の図1に示すよ
うに、半導体メモリ9から読み出された音声データを音
声信号に変換するデコーダ21及びフィルタ22と、フ
ィルタ22からの音声信号を増幅してスピーカ24に供
給する増幅器23とを備える。
【0016】デコーダ21は、記録部10のエンコーダ
14に対応したものであり、半導体メモリ9から読み出
された音声データ、すなわちADPCM方式で符号化さ
れた音声データを復号化して、いわゆるPAM信号を生
成し、フィルタ22は、このPAM信号から音声帯域以
上の高周波成分を除去して、音声信号を出力する。増幅
器23は、デコーダ21から供給される音声信号を増幅
してスピーカ24を駆動する。かくして、録音された音
がスピーカ24から出力される。
【0017】制御部30は、上述の図1に示すように、
このICレコーダ1の動作を制御するためのプログラム
が記憶されているROM31と、ROM31に記憶され
ているプログラムを実行して、半導体メモリ9や記録部
10を制御するマイクロコンピュータ(以下、CPUと
いう。)32と、時刻を計数するタイマ33と、時刻や
プログラムの実行結果等を一時的に記憶するランダム・
アクセス・メモリ(以下、RAM:Randam Access Memo
ryという。)34とを備える。
【0018】この制御部30には、操作部60に設けら
れている各種押しボタン61からの信号が供給されてお
り、CPU32は、押しボタン61が押されると、その
押しボタン61に対応したプログラムをROM31から
読み出して実行し、各部を制御する。例えば後述する録
音開始ボタン61kが押されると、CPU32は、録音
に対応したプログラムをROM31から読み出して実行
し、増幅器12、AGC13、エンコーダ14等を動作
させ、バッハメモリ15で所定時間遅延された音声デー
タを、半導体メモリ9の例えば空いてる領域に音声デー
タを記憶する制御を行う。すなわち、制御部30は、半
導体メモリ9に対する音声データの書込及び読出を制御
しており、A、Bの2つファイルにそれぞれ音声データ
を99件、それぞれを識別するインデックス番号を付け
て書き込む制御を行い、また、インデックス番号に基づ
いて音声データを読み出したり、後述するように設定し
た時刻になると音声データを読み出す制御を行う。ま
た、CPU32には、タイマ等を動作させるための水晶
発振器35が接続され、例えば、半導体メモリ9に記録
されている音声データを所定時刻に読み出させる。ま
た、この制御部30には、表示部40が接続されてお
り、CPU32は、このICレコーダ1の動作状態や操
作手順を表示部40に表示する。すなわち、表示部40
は、低消費電力の液晶表示パネル41と、この液晶表示
パネル41を照明するためのバックライト42とを備
え、例えば操作部60のメニュー/送りボタン61aが
押されると、CPU32は、表示部40に日付、時刻を
順に表示し、利用者は、この表示を見ながらタイマを合
わせることができる。
【0019】ここで、操作部60の詳細について、図1
及び図2を用いて説明する。図2に示すICレコーダ1
は、携帯用であり、手のひらサイズの大きさに構成され
た外装筐体の内部には、上述した記録部10、再生部2
0等の電気回路が実装されたプリント基板が配設されて
いる。また、このICレコーダ1は、通常ユーザが右手
で行う筆記作業等の作業と併用して使用できるように左
手で把持し易く形成されている。そして、この外装筐体
には、操作部60を構成する押しボタン61が配設され
ている。
【0020】この操作部60を構成する操作ボタンは、
メニュー/送りボタン61aと、再生の開始するための
再生ボタン61bと、インデックス番号を設定するため
の戻り/送りボタン61cと、ファイルを切り換えるた
めのファイル切換ボタン61dと、録音等を停止するた
めの停止ボタン61eと、SPモードとLPモードを切
り換えるためのSP/LPボタン61fと、バックライ
ト42を点灯するためのライトボタン61gと、表示ボ
タン61hと、インデックスを設定するためのインデッ
クスボタン61iと、半導体メモリ9に記憶されている
音声データを消去するための消去ボタン61jと、録音
を開始するための録音開始ボタン61kとを備える。そ
して、これら操作ボタンのうち使用頻度の高い再生ボタ
ン61bと戻り/送りボタン61cは、外装筐体の図2
中左上に切り欠かれて形成された切欠部の側面部に配設
され、ユーザが左手の親指で操作し易くしている。ま
た、同じく使用頻度の高い録音開始ボタン61kは、左
手の親指で操作できるように外装筐体の主面部に他より
大きな形状をした押しボタンにより形成されている。
【0021】また、この外装筐体には、その主面部に上
述したマイクロホーン11、液晶表示パネル41、スピ
ーカ24が配設されている。このICレコーダ1は、上
述の通り携帯用に優れるように小型に形成されているこ
とから、マイクロホーン11と、録音開始ボタン61k
が近い位置に設けられている。
【0022】また、操作部60は、ホールドスイッチ6
2と、録音又は再生中であることを示す録音/再生ラン
プ63と、再生音の大きさを調整するボリューム64
と、イヤホーンジャック65とを備える。録音/再生ラ
ンプ63、図2に示すように、使用中に目視し易くする
ため外装筐体の主面部に配設され、ホールドスイッチ6
2、ボリューム64及びイヤホーンジャック65は、比
較的使用頻度が少ないことから外装筐体の側面部に形成
されている。
【0023】次に、電源部50について説明する。電源
部50は、例えば図3に示すように、電池51と、電池
51の出力電圧を昇圧するDC/DCコンバータ52
と、電池51の出力電圧を検出する電圧検出回路53
と、DC/DCコンバータ52の出力電圧で充電するコ
ンデンサ54とを備える。
【0024】上述したようにこのICレコーダ1は、携
帯用の手のひらサイズのものであり、電池51は、装置
全体を小型化するために、単4型の乾電池1本からな
る。DC/DCコンバータ52は、電池51の出力電
圧、すなわち1.5ボルトを、増幅器12、23、CP
U32等の回路が動作するのに必要な電圧に昇圧して、
その電圧の電流を各回路に供給する。
【0025】一方、電圧検出回路53は、電池51の出
力電圧を検出して、電池51の出力電圧が、例えば0.
8ボルトとなったときに、DC/DCコンバータ52の
動作を停止する。したがって、電池51に蓄電されてい
る電力は、その出力が0.8ボルト等の所定値になった
後は消費されることがない。すなわち、DC/DCコン
バータ52を用いていても、それに起因して電池51の
電圧が急激に低下することを防止することができ、その
結果として漏液を防止することができる。
【0026】コンデンサ54は、DC/DCコンバータ
52と制御部30のタイマ33のみを接続した電源線と
アース間に接続されており、DC/DCコンバータ52
の出力電圧で充電される。したがって、タイマ33は、
DC/DCコンバータ52が動作しているときは、この
DC/DCコンバータ52から供給される電流で動作
し、電池51の出力電圧が低下したり、電池を交換する
ために電池51を取り出してDC/DCコンバータ52
が停止しているときには、コンデンサ54からの電流で
動作する。すなわちコンデンサ54は、いわゆるバック
アップコンデンサであり、そのバックアップ可能な時間
は、例えば約3分間である。
【0027】ところで、このように構成されるICレコ
ーダ1は、録音操作される際には、例えば図4のように
行われる。すなわち、先ず、ICレコーダ1は、SP/
LPボタン61fが押されると、記録方式がLPモード
かSPモードかの選択が行われる(ステップ1)。する
と、液晶表示パネル41には、「SP」又は「LP」の
表示がされる。次に、ICレコーダ1は、ファイル切換
ボタン61dが押されると、半導体メモリ9に設けられ
た「A」又は「B」のファイルが選択され、選択された
ファイルが液晶表示パネル41に表示される(ステップ
2)。
【0028】そして、ICレコーダ1は、録音開始ボタ
ン61kが押されると、録音状態が開始され、ユーザが
マイク部11に向かって話すと、半導体メモリ9の指定
された領域に音声データが書き込まれる(ステップ
3)。また、ICレコーダ1は、停止ボタン61eが押
されることで、録音状態が解除される(ステップ4)。
この際、半導体メモリ9には、音声データが記録される
と共に、TOC情報、ファイル番号及び録音されている
音声信号を表示するインデックス番号が記録される。ユ
ーザが別の音声データを記録することを所望する場合に
は、最初の録音操作が行われた直後であれば、最初に設
定されたモード及びファイルと同様の領域で最初に付与
されたインデックス番号の次に音声情報が記録される。
すなわち、上記ステップ1及びステップ2で行われるモ
ード選択操作とファイル選択操作を省略することができ
る。
【0029】次に、記録されている音声データを再生す
る場合には、例えば図5のように行われる。すなわち、
先ず、ICレコーダ1は、ファイル切換ボタン61dが
押されると、半導体メモリ9に設けられた「A」又は
「B」のファイルが選択され、選択されたファイルが液
晶表示パネル41に表示される(ステップ1)。次に、
戻り/送りボタン61cを押されることで、ユーザが所
望する半導体メモリ9に記録されたインデックス番号が
選択される(ステップ2)。そして、ICレコーダ1
は、再生ボタン61bと、ユーザが所望する音声データ
が再生される(ステップ3)。この際、再生動作を停止
させる場合には、停止ボタン61eを押すことで動作が
停止される。また、次の要件に進みたい場合又は戻りた
い場合には、再生及び録音動作がなされていない状態
で、戻り/送りボタン61cを押すことで、次又は前の
インデックス番号が選択され再生される。
【0030】また、ICレコーダ1には、制御部30に
水晶発振器35が備えられており、液晶表示パネル41
に日付、時刻が表示される。この機能の設定は、先ず、
メニュー/送りボタン61a押されると、液晶表示パネ
ル41に日付が表示され、日付設定モードされる。そし
て、ICレコーダ1は、戻り/送りボタン61cを押す
ことで、日付を設定することができる。さらに、この状
態で、ICレコーダ1は、メニュー/送りボタン61a
押されると、時刻設定モードに切り替わり、液晶表示パ
ネル41に時刻が表示される。そして、ICレコーダ1
は、戻り/送りボタン61cを押すことで、時刻を設定
することができる。最後に、ICレコーダ1は、停止ボ
タン61eが押されることで、時刻設定モードが終了さ
れる。
【0031】また、ICレコーダ1は、半導体メモリ9
に記録されている音声データを所定時刻に読み出す、い
わゆるアラーム再生を行うことができる。このアラーム
再生モードの場合には、例えば図6のように操作され
る。すなわち。ICレコーダ1は、先ずステップ1にお
いて、ファイル切換ボタン61dと戻り/送りボタン6
1cを押すことで、読み出したいファイルとインデック
ス番号が選択され、要件の登録がRAM34に書き込ま
れる。そして、ICレコーダ1は、ステップ2におい
て、メニュー/送りボタン61aが押されることで、ア
ラーム再生モードが設定される。すると、液晶表示パネ
ル41には、「ON」又は「OFF」の表示がされ、戻
り/送りボタン61cを押されることで、これらの一が
選択される。「ON」が選択された場合にさらにメニュ
ー/送りボタン61aを押されると、ステップ3に進
み、アラームがONの状態にされる。さらに、ICレコ
ーダ1は、メニュー/送りボタン61aが押されると、
ステップ4に進む。ステップ4では、戻り/送りボタン
61cが押されることで、ユーザ所望の曜日が選択され
る。そして、ICレコーダ1は、曜日が選択された後、
さらに戻り/送りボタン61cが押されると、この曜日
に関する曜日データがRAM34に書き込まれ、ステッ
プ5に進む。ステップ5では、戻り/送りボタン61c
が押圧されることで、ユーザ所望の時刻が選択される。
そして、ICレコーダ1は、停止ボタン61eが押され
ることで、この曜日に関する曜日データがRAM34に
書き込まれ、アラーム再生モードの設定が終了される。
このようにアラーム再生モードに設定がなされたICレ
コーダ1は、アラームが設定された時刻になると、CP
U32がRAM34に書き込まれた情報、すなわち、フ
ァイル、インデックス番号、曜日及び時刻に関する情報
を読み出して実行し、半導体メモリ9に記録された音声
データが再生される。
【0032】以上のように構成されたこのICレコーダ
1は、ユーザがメモに所定の事項を書き記す代わりに、
口頭で必要の事項を音声データとして記憶させておくこ
とができる。そして、ICレコーダ1は、記録された音
声データが必要とされる時刻にタイマ33を設定してお
くことにより、所定の時刻にその音声データが再生する
ことができる。例えば、ICレコーダ1は、ユーザが記
録された事項が必要とされる時刻に音声データが再生さ
れることで、その事項を忘れることが防止することがで
きる。また、ICレコーダ1は、携帯性に優れポケット
に収納できる程度の大きさであることから、ユーザは、
移動時においても常に持ち運びができ、アラーム再生時
刻にICレコーダ1と離れた場所に居て、必要な事項を
見逃すことも防止できる。
【0033】なお、以上ICレコーダ1について詳細に
説明したが、本発明に係る記録再生装置は、これに限定
されるものではなく、タイマ機能を有する録音機器全
般、特に持ち運びに便利な携帯型の機器について適用す
ることができる。また、以上音声データの記録再生装置
としてICレコーダ1について詳細に説明したが、本発
明は、他の動的データ、例えば動画データの記録再生装
置であっても良いのは勿論である。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る記録再生装置は、記操作手
段で設定された時刻を記憶する記憶手段と、記憶手段に
記憶されている時刻に基づいて、半導体メモリに記憶さ
れている動的データの読出を制御する制御手段とを備え
ていることから、例えばユーザがメモに所定の事項を書
き記す代わりに、口頭で必要の事項を音声データとして
半導体メモリに記憶させておくことができ、そして、記
憶手段に記憶された時刻に基づいて記録された音声デー
タを制御手段により読み出すことができる。また、本発
明は、携帯性に優れた小型の記録再生装置に特に有効で
ある。すなわち、本発明は、ユーザが必要とされる動的
データが必要とされる時刻に再生されることから、ユー
ザのポケット等に容易に収納することができ、持ち運び
が容易であり、記憶手段に記憶された時刻に記録再生装
置と離れた場所に居て、必要な事項を見逃すことも防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICレコーダの構成図である。
【図2】ICレコーダの正面図である。
【図3】ICレコーダの電源部の構成図である。
【図4】ICレコーダの録音操作を説明するための図で
ある。
【図5】ICレコーダの再生操作を説明するための図で
ある。
【図6】ICレコーダのアラーム再生モードの操作を説
明するための図である。
【符号の説明】 1 ICレコーダ、9 半導体メモリ、10 記録部、
11 マイクロホーン、12 増幅器、13 AGC、
14 エンコーダ、15 バッファメモリ、20再生
部、21 デコーダ、22 フィルタ、23 増幅器、
24 スピーカ、30 制御部、31 ROM、32
CPU、33 タイマ、34 RAM、35 水晶発振
器、40 表示部、41 液晶表示パネル、42 バッ
クライト、50 電源部、51 電池、52 DC/D
Cコンバータ、53 電圧検出回路、54 コンデン
サ、60 操作部、61a〜61k 操作ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリに動的データを書き込むと
    共に、上記半導体メモリに記憶されている動的データを
    読み出す記録再生装置において、 時刻を設定する操作手段と、 上記操作手段で設定された時刻を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている時刻に基づいて、上記半
    導体メモリに記憶されている動的データの読出を制御す
    る制御手段と、 を備える記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体メモリには、複数の動的デー
    タが記憶され、 上記制御手段は、上記半導体メモリに記憶されている複
    数の動的データにそれぞれ対応する時刻を上記記憶手段
    に記憶する制御を行うと共に、上記記憶手段に記憶され
    ている複数の時刻に基づいて、上記半導体メモリからの
    各動的データの読出を制御することを特徴とする請求項
    1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体メモリは、電気的消去形プロ
    グラマブル・リード・オンリ・メモリからなることを特
    徴とする請求項1記載の記録再生装置。
JP24668396A 1996-09-18 1996-09-18 記録再生装置 Pending JPH1091200A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24668396A JPH1091200A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 記録再生装置
TW90203801U TW482317U (en) 1996-09-18 1997-09-09 Recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24668396A JPH1091200A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 記録再生装置

Publications (1)

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JPH1091200A true JPH1091200A (ja) 1998-04-10

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ID=17152075

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JP24668396A Pending JPH1091200A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 記録再生装置

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JP (1) JPH1091200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354300B1 (ko) * 2000-03-08 2002-09-28 주식회사 심스밸리 보이스 레코더

Cited By (1)

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KR100354300B1 (ko) * 2000-03-08 2002-09-28 주식회사 심스밸리 보이스 레코더

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