JP2002063820A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2002063820A
JP2002063820A JP2000247030A JP2000247030A JP2002063820A JP 2002063820 A JP2002063820 A JP 2002063820A JP 2000247030 A JP2000247030 A JP 2000247030A JP 2000247030 A JP2000247030 A JP 2000247030A JP 2002063820 A JP2002063820 A JP 2002063820A
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recorder
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volume
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Michio Nagai
通夫 永井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】意図しない操作スイッチの操作を防止する電子
機器を提供する。 【解決手段】ホールドつまみ3をスライドさせ、操作キ
ー群5の機能を無効にするホールド状態に設定した際
は、ホールドレバー32の先端部である当接端部33が
ヴォリュームつまみ2の回転円板部2aにおける当接溝
2eに押接し、該ヴォリュームつまみ2の回転を禁止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器、詳しく
は、所定の操作キーの機能を無効にするホールド機能を
有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、たとえば音声・画像記
録再生装置や情報端末機器は益々小型化され、携帯型の
機器も多種多様に亘って知られている。このような携帯
型の電子機器は、その外装面に種々の操作キーを備えて
いるものが通常であり、この操作キーを電子スイッチで
実現するものも多い。
【0003】ところで、このような電子スイッチ(外装
面には電子スイッチ用のボタンとして現れる)を備える
携帯型の電子機器を、カバン等に収納して持ち歩く際、
誤操作しないように所定の電子スイッチボタンの操作を
無効する技術は有効であり、種々知られるところにあ
る。たとえば、ICレコーダの外装面に、このような電
子スイッチ用のボタンとは別にスライドスイッチによる
ホールド機構を備え、該スライドスイッチの操作により
所定の電子スイッチボタンの操作を無効する技術が知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ホールド機構を備
えたICレコーダにおいては、通常、ホールド機能がオ
ン状態の場合、操作キー(主として電子スイッチボタン
による)を操作しても実行されず、意図しない操作を防
止することができる。
【0005】ところで、上述したようなホールド機構を
備えたICレコーダとして、電子スイッチ以外の操作
部、たとえば音量調整用の可変抵抗式のアナログスイッ
チ(ヴォリューム)を備えるICレコーダもまた多種知
られている。この可変抵抗式のアナログスイッチは上述
したようなホールド機構では無効することはできないた
め、このホールド機能がオン状態の場合であっても音量
調整は可能となっている場合がある。
【0006】このようなホールド機能オン状態であって
もヴォリュームスイッチによる音量調整が可能なICレ
コーダでは、カバン等に収納して持ち歩く際、意図せず
にヴォリュームスイッチが動いてしまい、種々の不具合
を招く虞があった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、意図しない操作スイッチの操作を防止する電
子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の電子機器は、所定の操作キーの機能
を無効にするホールド状態の設定が可能なホールド設定
手段と、回転量により所定のパラメータの値を設定する
回転部材と、上記ホールド設定手段によりホールド状態
が設定された際は、上記回転部材の回転を禁止する回転
禁止手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】上記の目的を達成するために本発明の第2
の電子機器は、上記第1の電子機器において、上記回転
禁止手段は、上記ホールド設定手段がホールド状態側に
設定されている際に上記回転部材に当接することにより
該回転部材の回転を禁止することを特徴とする。
【0010】上記の目的を達成するために本発明の第3
の電子機器は、上記第1の電子機器において、上記回転
禁止手段は、上記ホールド設定手段がホールド状態側に
設定されている際に上記回転部材に設けられた係合部と
係合することにより該回転部材の回転を禁止することを
特徴とする。
【0011】上記の目的を達成するために本発明の第4
の電子機器は、上記第2または3の電子機器において、
上記回転禁止手段は、上記ホールド設定手段と一体的に
設けられていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態であるI
Cレコーダの外観を示した斜視図である。
【0014】図1に示すように、当該ICレコーダは、
ICレコーダ本体1の一側面に音量調節用の回転式ヴォ
リュームつまみ2と、操作キーのホールド用のスライド
式ホールドつまみ3とが配設されている。このヴォリュ
ームつまみ2は、回転量により音量の値を調節する回転
円板形状を呈し、回転角に応じて図1には示されない可
変抵抗が変位するようになっている。このヴォリューム
つまみ2を図1中、+あるいは−方向に回転することに
より当該ICレコーダの再生音量が調節される。
【0015】本実施形態のICレコーダは、ホールドつ
まみ3のスライド位置によりヴォリュームつまみ2の回
転を禁止する機構を備えている。なお、詳しくは後述す
る。
【0016】ホールドつまみ3は、スライドすることに
より、当該ICレコーダにおける所定の操作キー群5の
機能を無効にするホールド状態に設定する役目を果た
す。なお、詳しくは後述する。
【0017】ICレコーダ本体1の正面には、電子スイ
ッチで構成される各種操作キー群5が配設される。これ
ら操作キー群5は、いわゆる電子スイッチで構成され、
通常のICレコーダに係る所定の操作に供する。
【0018】また、同じくICレコーダ本体1の正面に
は、音声再生用のスピーカ4、表示装置9が配設され、
また、ICレコーダ本体1の上面には、イヤホン端子
6,マイクロフォン端子7,マイクロフォン8等が配設
されるが、これらは通常のICレコーダにおける通常の
機能を果たすものであり、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0019】図2は、本第1実施形態であるICレコー
ダの電気的な構成を示したブロック図である。
【0020】当該ICレコーダは、各種回路の制御を司
る制御装置(CPU)10を備える。この制御装置10
には、音声信号等の入力信号を処理する入力信号処理装
置12,出力再生音声信号を処理する出力信号処理装置
13が接続され、また、上記各種操作キー群5、表示装
置9、音声信号を記録する記録媒体11が接続される。
【0021】また、入力信号処理装置12にはマイクロ
フォン端子7,マイクロフォン8等が接続され、制御装
置10の制御下にこれらマイクロフォン等から入力した
音声信号に適宜処理を行う。また、出力信号処理装置1
3には、上記スピーカ4,イヤホン端子6が接続され、
制御装置10の制御下に制御装置10からの出力信号に
適宜処理を施すとともに増幅し音声を出力する。
【0022】この出力信号処理装置13は増幅機能を有
し、スピーカ4等から出力される信号の上記ヴォリュー
ムつまみ2に連動して可変する可変抵抗21が接続され
る。可変抵抗21はヴォリュームつまみ2の回転に伴い
その抵抗が変位し、この抵抗値に応じて出力信号処理装
置13において上記スピーカ4,イヤホン端子6への出
力が変位する。また、ヴォリュームつまみ2と可変抵抗
21等で構成される音量調節機構はアナログ式のヴォリ
ュームスイッチであり、いわゆる電子スイッチとは異な
る。
【0023】上記操作キー群5は、何れも電子スイッチ
で構成される。そのオン・オフ動作は制御装置10によ
って検出されることとなり、通常のICレコーダに係る
所定の操作に供する。
【0024】また、制御装置10には、上記ホールドつ
まみ3(図1参照)のスライドに連動しオン・オフする
ホールドスイッチ31が接続される。制御装置10は、
このホールドスイッチ3のスライドによるホールドスイ
ッチ31のオン・オフを検出し、スイッチのオンを検出
すると電子スイッチで構成される先の操作キー群5の信
号受付を無効とするよう制御する。
【0025】次に、ホールドつまみ3の操作によるヴォ
リュームつまみ2の回転禁止機構について詳しく説明す
る。
【0026】図3は、本実施形態のICレコーダの一側
面を切り取ってヴォリュームつまみおよびホールドスイ
ッチをICレコーダ本体の正面側から見た断面図であ
り、図4は、同ICレコーダの一側面を切り取ってヴォ
リュームつまみおよびホールドスイッチをICレコーダ
本体の該一側面側から見た断面図である。
【0027】この図3および図4は、ホールドつまみ3
が初期位置にあり、ヴォリュームつまみ2の回転禁止処
置が執られていない状態を示す。
【0028】また、図5は、本実施形態のICレコーダ
の一側面を切り取ってヴォリュームつまみおよびホール
ドスイッチをICレコーダ本体の正面側から見た断面図
であり、ヴォリュームつまみ2がその回転を禁止された
状態を示す。また、図6は、同ICレコーダの一側面を
切り取ってヴォリュームつまみおよびホールドスイッチ
をICレコーダ本体の該一側面側から見た断面図であ
り、同じくヴォリュームつまみ2がその回転を禁止され
た状態を示す。
【0029】まず、図3、図4に加え図1を参照して、
当該ヴォリュームつまみ2の回転禁止機構の構成につい
て説明する。
【0030】ヴォリュームつまみ2は、図1にも示すよ
うに、一部がICレコーダ本体1の一側面から露呈した
回転円板部2aを備える。この回転円板部2aの外周面
にはローレットが形成され、その回転は上記可変抵抗2
1に連動しており、操作者は回転円板部2aを回転する
ことにより音量の値を調節する。
【0031】また、回転円板部2aの正面側は、軸付近
が盛り上がってテーパー部2bが形成されている。また
このテーパー部2bに対向するテーパー部2dを備える
回転円板部2cが回転円板部2aと同軸に一体的に配設
されている。このテーパー部2bとテーパー部2dと
で、回転円板部2aの外周から軸に向かって狭まる形の
溝(以下、当接溝と称す)2eが形成され、この当接溝
2eに後述するホールドレバー32のレバー先端部33
が嵌入するようになっている。
【0032】ホールドつまみ3は、図1にも示すよう
に、ICレコーダ本体1の一側面において上下方向にス
ライド自在に配設される。ICレコーダ本体1の一側面
を挟んでホールドつまみ3の対向側には、ホールドつま
み3と一体的に上下方向にスライド自在となるホールド
レバー32が配設される。このホールドレバー32はI
Cレコーダ本体1において図示しない保持機構で保持さ
れ、また、複数のクリック保持機構34によりその位置
が決められる。
【0033】ホールドレバー32の近傍にはこのホール
ドレバー32のスライド、すなわちホールドつまみ3の
スライドによりオン・オフするホールドスイッチ31が
配設されている。上述したようにこのホールドスイッチ
31の出力端は制御装置(CPU)10に接続される。
これにより、操作者はホールドつまみ3をスライドする
ことにより操作キー群5をホールド状態にすることがで
きる。
【0034】一方で、ホールドレバー32の上端には、
上記回転円板部2a、2cに係る、テーパー部2bとテ
ーパー部2dとで形成される当接溝2eに嵌入可能とな
る当接端部33が一体的に形成されている。この当接端
部33の先端は若干テーパー状に形成されており、当接
溝2eに挿入しやすくなっている。
【0035】次に、図3乃至図6を参照してホールドつ
まみ3の操作によるヴォリュームつまみ2の回転禁止作
用について説明する。
【0036】操作者がホールドつまみ3を、図3、図4
に示す初期位置より上方にスライドさせると、ホールド
レバー32も上方に移動し、図5、図6に示すようにそ
の上端部である当接端部33が回転円板部2aに係る当
接溝2eに嵌入する。操作者がさらにホールドレバー3
2を上方に押し上げると、当接端部33は回転円板部2
aのテーパー部2bと回転円板部2cのテーパー部2d
とに強く押圧されて当接する。
【0037】上述したように、当該ホールドレバー32
の位置はクリック保持機構34で位置決めがされるが、
操作者がホールドつまみ3を上方に押し上げて、当接端
部33がテーパー部2b等に強く押圧した状態で位置決
めがされるようになっている。このとき、当接端部33
はテーパー部2b等に強く押圧されているので、その摩
擦により、ヴォリュームつまみ2の回転が禁止されるこ
とになる。
【0038】また、図5、図6に示すように、ホールド
つまみ3、ホールドレバー32の上方への移動に伴って
ホールドスイッチ31がオンし、これにより、制御装置
10の制御下に操作キー群5の操作受付も禁止される。
【0039】このように、本実施形態のICレコーダで
は、ホールドつまみ3の操作により、電子スイッチであ
る操作キー群5の操作をホールド状態にできるのみなら
ず、回転式アナログヴォリュームであるヴォリュームつ
まみ2の回転をも禁止することができ、携帯時等におい
て不用意なヴォリューム操作を防止することができると
いう効果を奏する。
【0040】なお、本実施形態においては、回転量によ
り所定のパラメータの値を設定する回転部材としてヴォ
リュームつまみを例に挙げたが、これに限らず、本発明
の思想は、回転量により所定のパラメータの値を設定す
るもの、たとえば、マイクロフォンの感度設定、音声起
動レベルの設定、液晶画面の見え方調節、再生スピード
の調節等を回転部材で行う場合にも適用できることは言
うまでもない。
【0041】次に、本発明の第2の実施形態のICレコ
ーダについて説明する。この第2の実施形態のICレコ
ーダは、ホールドつまみ3と一体的にスライドするホー
ルドレバー32の先端部とヴォリュームつまみ2との係
止関係のみを上記第1の実施形態と異にする。
【0042】図7は、本発明の第2の実施形態であるI
Cレコーダにおけるヴォリュームつまみの回転禁止機構
の一部をICレコーダ本体の正面側から見て拡大して示
した要部拡大断面図である。また、図8は、同ICレコ
ーダにおけるヴォリュームつまみの回転禁止機構の一部
をICレコーダ本体の一側面側から見て拡大して示した
要部拡大断面図である。
【0043】なお、図中、上記第1の実施形態と同様の
構成要素には同一の符号を付与するものとし、重複を避
けるためここでの詳しい説明は省略する。また、図に示
さないその他の構成、作用については上記第1の実施形
態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0044】図7、図8に示すように、回転円板部2a
と回転円板部2cとの間であって、上記第1の実施形態
では当接溝2eが形成された空間に、本第2の実施形態
では、歯車2fが形成されている。
【0045】一方、ホールドレバー32の当接端部33
の先端には上記歯車2fに係合する歯部33aが形成さ
れ、ホールドレバー32が移動した際にはこの歯部33
aが上記歯車2fに噛合し、上記第1の実施形態同様に
ヴォリュームつまみ2の回転を禁止する。このとき、当
該ホールドレバー32は、第1の実施形態と同様にクリ
ック保持機構34により位置決めされているため、ヴォ
リュームつまみ2の回転を確実に禁止することができ
る。その他の構成、作用は上記第1の実施形態と同様で
ある。
【0046】このように、本第2の実施形態のICレコ
ーダによっても、ホールドつまみ3の操作により、電子
スイッチである操作キー群5の操作をホールド状態にで
きるのみならず、回転式アナログヴォリュームであるヴ
ォリュームつまみ2の回転をも禁止することができ、携
帯時等において不用意なヴォリューム操作を防止するこ
とができるという効果を奏する。また、回転禁止機構が
歯車の噛合によるため、より強固、確実に回転を禁止す
ることができる。
【0047】次に、本発明の第3の実施形態のICレコ
ーダについて説明する。この第3の実施形態のICレコ
ーダは、ホールドつまみ3の操作によりヴォリュームつ
まみ2の一方向の回転のみを禁止することを特徴とす
る。
【0048】図9は、本発明の第3の実施形態であるI
Cレコーダにおけるヴォリュームつまみの回転禁止機構
の一部をICレコーダ本体の正面側から見て拡大して示
した要部拡大断面図である。
【0049】なお、図中、上記第1の実施形態と同様の
構成要素には同一の符号を付与するものとし、重複を避
けるためここでの詳しい説明は省略する。また、図に示
さないその他の構成、作用については上記第1の実施形
態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0050】図9に示すように、回転円板部2aと回転
円板部2cとの間であって、上記第1の実施形態では当
接溝2eが形成された空間に、本第3の実施形態では、
ラチェット歯車2gが形成されている。
【0051】一方、ホールドレバー32の当接端部33
の先端には上記ラチェット歯車2gに係合する歯部33
bが形成され、ホールドレバー32が移動した際にはこ
の歯部33bが上記ラチェット歯車2gに噛合する。こ
のラチェット機構により、上記第1の実施形態とは異な
り、本第3の実施形態では、ホールドつまみ3の操作に
よりヴォリュームつまみ2の一方向(本実施形態では、
(+)方向)の回転のみを禁止する。
【0052】すなわち、ホールドつまみ3を上記第1の
実施形態と同様に操作して場合であっても、ヴォリュー
ムつまみ2の(−)側への回転(すなわち、音量を絞る
側への回転)は可能となる。
【0053】このように、本第3の実施形態のICレコ
ーダによると、ホールドつまみ3の操作により、電子ス
イッチである操作キー群5の操作をホールド状態にでき
るのみならず、回転式アナログヴォリュームであるヴォ
リュームつまみ2の+側への回転、すなわち音量を上げ
る方向への回転を禁止することができ、携帯時等におい
て不用意に音量を上げる操作を防止することができると
いう効果を奏する。また、回転禁止機構がラチェット歯
車の噛合によるため、より強固、確実に回転を禁止する
ことができる。
【0054】なお、上記各実施形態においては、ホール
ドレバー32と当接端部33とを一体的な部材として構
成したが、これにかぎらず、複数の部材を組み合わせて
良いことは言うまでもない。
【0055】また、ヴォリュームつまみの回転禁止機構
は、ホールドつまみ3をスライド操作することによる力
を直接に用いているが、これに限らず、たとえば、ホー
ルドつまみ3の動きに連動した動作する電動アクチュエ
ータ等を用いても良い。この機構を用いれば、ICレコ
ーダ本体1内のレイアウトの自由度が広がることにな
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、意
図しない操作スイッチの操作を防止する電子機器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるICレコーダの
外観を示した斜視図である。
【図2】上記第1実施形態であるICレコーダの電気的
な構成を示したブロック図である。
【図3】上記第1実施形態のICレコーダの一側面を切
り取ってヴォリュームつまみおよびホールドスイッチを
ICレコーダ本体の正面側から見た断面図である。
【図4】上記第1実施形態のICレコーダの一側面を切
り取ってヴォリュームつまみおよびホールドスイッチを
ICレコーダ本体の該一側面側から見た断面図である。
【図5】上記第1実施形態のICレコーダの一側面を切
り取ってヴォリュームつまみおよびホールドスイッチを
ICレコーダ本体の正面側から見た断面図であり、ヴォ
リュームつまみがその回転を禁止された状態を示す。
【図6】上記第1実施形態のICレコーダの一側面を切
り取ってヴォリュームつまみおよびホールドスイッチを
ICレコーダ本体の該一側面側から見た断面図であり、
同じくヴォリュームつまみがその回転を禁止された状態
を示す。
【図7】本発明の第2の実施形態であるICレコーダに
おけるヴォリュームつまみの回転禁止機構の一部をIC
レコーダ本体の正面側から見て拡大して示した要部拡大
断面図である。
【図8】上記第2の実施形態のICレコーダにおけるヴ
ォリュームつまみの回転禁止機構の一部をICレコーダ
本体の一側面側から見て拡大して示した要部拡大断面図
である。
【図9】本発明の第3の実施形態であるICレコーダに
おけるヴォリュームつまみの回転禁止機構の一部をIC
レコーダ本体の正面側から見て拡大して示した要部拡大
断面図である。
【符号の説明】
1…ICレコーダ本体 2…ヴォリュームつまみ 2a…回転円板部 2b…テーパー部 2c…回転円板部 2d…テーパー部 2e…当接溝 21…可変抵抗 3…ホールドつまみ 31…ホールドスイッチ 32…ホールドレバー 33…当接端部 34…クリック保持機構 4…スピーカ 5…操作キー群 10…制御装置(CPU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E353 AA03 AA18 BB02 BB03 CC01 CC12 CC16 CC18 CC32 CC33 DD05 DD11 DD14 DD15 DR09 DR18 DR19 DR22 DR32 DR34 DR44 DR49 DR55 DR56 GG25 5B019 BA03 DA10 DB10 5G019 CY51 MX03 SK02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作キーの機能を無効にするホー
    ルド状態の設定が可能なホールド設定手段と、 回転量により所定のパラメータの値を設定する回転部材
    と、 上記ホールド設定手段によりホールド状態が設定された
    際は、上記回転部材の回転を禁止する回転禁止手段と、 を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記回転禁止手段は、上記ホールド設定
    手段がホールド状態側に設定されている際に上記回転部
    材に当接することにより該回転部材の回転を禁止するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記回転禁止手段は、上記ホールド設定
    手段がホールド状態側に設定されている際に上記回転部
    材に設けられた係合部と係合することにより該回転部材
    の回転を禁止することを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器。
  4. 【請求項4】 上記回転禁止手段は、上記ホールド設定
    手段と一体的に設けられていることを特徴とする請求項
    2または3に記載の電子機器。
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