JP2001237111A - 回動操作つまみの回動防止機構 - Google Patents
回動操作つまみの回動防止機構Info
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- JP2001237111A JP2001237111A JP2000044550A JP2000044550A JP2001237111A JP 2001237111 A JP2001237111 A JP 2001237111A JP 2000044550 A JP2000044550 A JP 2000044550A JP 2000044550 A JP2000044550 A JP 2000044550A JP 2001237111 A JP2001237111 A JP 2001237111A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本体ケースよりも突出した回動操作つまみの不
用意な回転を簡単な機構で防止することのできる回動操
作つまみの回動防止機構を提供することである。 【解決手段】本体1の一側面に、該本体1よりその一部
が突出して音量つまみ15が回動自在に設けられてい
る。そして、上記音量つまみ15よりも曲率半径の大き
な円弧状の形状を有した回動防止部16が、その頂点が
上記音量つまみ15の突出部の頂点と略同一となるよう
に、音量つまみ15の側面に配置されている。
用意な回転を簡単な機構で防止することのできる回動操
作つまみの回動防止機構を提供することである。 【解決手段】本体1の一側面に、該本体1よりその一部
が突出して音量つまみ15が回動自在に設けられてい
る。そして、上記音量つまみ15よりも曲率半径の大き
な円弧状の形状を有した回動防止部16が、その頂点が
上記音量つまみ15の突出部の頂点と略同一となるよう
に、音量つまみ15の側面に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回動操作つまみ
が周囲の物等に触れて不用意に回転してしまうのを防止
するための回動操作つまみの回動防止機構に関するもの
である。
が周囲の物等に触れて不用意に回転してしまうのを防止
するための回動操作つまみの回動防止機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープレコーダ等の音量調節
つまみやラジオのチューニングダイヤル等の回転操作つ
まみが、周囲の物等に接触して不用意に回転してしまう
ことを防止するための機構が、種々提案されている。
つまみやラジオのチューニングダイヤル等の回転操作つ
まみが、周囲の物等に接触して不用意に回転してしまう
ことを防止するための機構が、種々提案されている。
【0003】例えば、実開平1−24418号公報で
は、操作つまみを収容するケースに操作つまみを外部よ
り操作するための切り欠き部を設けると共に、この切り
欠き部周辺を指の力で撓みやすい部材で形成して、非操
作時には操作つまみが切り欠きの内側に位置するように
した機構が開示されている。したがって、つまみ先端は
ケースの表面に突出することがないので、操作つまみが
不用意に移動することは無くなり、また、操作時には切
り欠き周辺が指の力で撓むので、つまみを操作すること
ができるようになっている。
は、操作つまみを収容するケースに操作つまみを外部よ
り操作するための切り欠き部を設けると共に、この切り
欠き部周辺を指の力で撓みやすい部材で形成して、非操
作時には操作つまみが切り欠きの内側に位置するように
した機構が開示されている。したがって、つまみ先端は
ケースの表面に突出することがないので、操作つまみが
不用意に移動することは無くなり、また、操作時には切
り欠き周辺が指の力で撓むので、つまみを操作すること
ができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
電子機器は年々小型化する傾向にある。そのため、回転
操作つまみのような大きな部材を収容ケース本体より突
出しないように配置するのは、徐々に困難になってきて
いる。その結果、収容ケース本体より突出して配置せざ
るを得ない場合も多くなる。ところが、こうした本体よ
り突出して回転操作つまみを設けた場合には、上述した
実開平1−24418号公報のような不用意な回転を防
止する構成をとることができないものであった。
電子機器は年々小型化する傾向にある。そのため、回転
操作つまみのような大きな部材を収容ケース本体より突
出しないように配置するのは、徐々に困難になってきて
いる。その結果、収容ケース本体より突出して配置せざ
るを得ない場合も多くなる。ところが、こうした本体よ
り突出して回転操作つまみを設けた場合には、上述した
実開平1−24418号公報のような不用意な回転を防
止する構成をとることができないものであった。
【0005】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、本体ケースよりも突出した回動操作つまみの
不用意な回転を簡単な機構で防止することのできる回動
操作つまみの回動防止機構を提供することを目的とす
る。
のであり、本体ケースよりも突出した回動操作つまみの
不用意な回転を簡単な機構で防止することのできる回動
操作つまみの回動防止機構を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、本
体ケースよりその一部が突出して回動自在に設けられた
回動操作つまみと、上記回動操作つまみよりも曲率半径
の大きな円弧状の形状を有し、その頂点が上記回動操作
つまみの突出部の頂点と略同一となるように上記回動操
作つまみの側面に配置された第1の回動防止部と、を具
備することを特徴とする。
体ケースよりその一部が突出して回動自在に設けられた
回動操作つまみと、上記回動操作つまみよりも曲率半径
の大きな円弧状の形状を有し、その頂点が上記回動操作
つまみの突出部の頂点と略同一となるように上記回動操
作つまみの側面に配置された第1の回動防止部と、を具
備することを特徴とする。
【0007】この発明の回動操作つまみの回動防止機構
にあっては、本体ケースよりその一部が突出して回動操
作つまみが回動自在に設けられている。そして、上記回
動操作つまみよりも曲率半径の大きな円弧状の形状を有
した第1の回動防止部が、その頂点が上記回動操作つま
みの突出部の頂点と略同一となるように上記回動操作つ
まみの側面に配置されている。
にあっては、本体ケースよりその一部が突出して回動操
作つまみが回動自在に設けられている。そして、上記回
動操作つまみよりも曲率半径の大きな円弧状の形状を有
した第1の回動防止部が、その頂点が上記回動操作つま
みの突出部の頂点と略同一となるように上記回動操作つ
まみの側面に配置されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0009】図1は、この発明の回動操作つまみの回動
防止機構が適用された音声記録再生装置の全体を示す外
観斜視図である。
防止機構が適用された音声記録再生装置の全体を示す外
観斜視図である。
【0010】この実施の形態の音声記録再生装置は、音
声を符号化してフラッシュメモリに記録する、いわゆる
ICレコーダと称されるタイプのものである。
声を符号化してフラッシュメモリに記録する、いわゆる
ICレコーダと称されるタイプのものである。
【0011】図1に示されるように、第1の実施の形態
による音声記録再生装置の本体1は、縦長形状の略直方
体形状を有している。そして、本体1の正面部パネル面
に於いて、図示最上部となる一端側には、表示部2が設
けられている。この表示部2には液晶表示装置が用いら
れており、この音声記録再生装置に関する各種情報が表
示されるようになっている。また、当該本体1の正面パ
ネル部に於いて最下端部には、再生音を出力するスピー
カ3が設けられている。
による音声記録再生装置の本体1は、縦長形状の略直方
体形状を有している。そして、本体1の正面部パネル面
に於いて、図示最上部となる一端側には、表示部2が設
けられている。この表示部2には液晶表示装置が用いら
れており、この音声記録再生装置に関する各種情報が表
示されるようになっている。また、当該本体1の正面パ
ネル部に於いて最下端部には、再生音を出力するスピー
カ3が設けられている。
【0012】上記本体1の正面部パネル面に於いて、表
示部2とスピーカ3との間には、録音(REC)釦4、
再生(PLAY)釦5、停止(STOP)釦6、メニュ
ー(MENU)釦7、逆スキップ(REW;早戻し再生
(−))釦8、早送り(FF(+))釦9、消去(ER
ASE)釦10が、図示の如く配置されている。
示部2とスピーカ3との間には、録音(REC)釦4、
再生(PLAY)釦5、停止(STOP)釦6、メニュ
ー(MENU)釦7、逆スキップ(REW;早戻し再生
(−))釦8、早送り(FF(+))釦9、消去(ER
ASE)釦10が、図示の如く配置されている。
【0013】上記録音(REC)釦4は、上記本体1の
上側面部に設けられたマイクロホン13から入力される
音声信号が、図示されない音声データ変換回路を介して
音声データに変換され、その変換された音声データが図
示されない不揮発性の半導体メモリに記録されるための
記録動作の開始を指示する、すなわち録音動作の開始を
指示する釦である。
上側面部に設けられたマイクロホン13から入力される
音声信号が、図示されない音声データ変換回路を介して
音声データに変換され、その変換された音声データが図
示されない不揮発性の半導体メモリに記録されるための
記録動作の開始を指示する、すなわち録音動作の開始を
指示する釦である。
【0014】また、本体1の正面部パネル面に於いて、
上記録音釦4の図示右側には、再生(PLAY)釦5が
設けられている。再生釦5は、上述の半導体メモリ内に
記録されている音声データを、図示されない音声信号変
換回路を用いて音声信号に変換し、その音声を上記スピ
ーカ3を介して再生するための再生動作の開始を指示す
る釦である。
上記録音釦4の図示右側には、再生(PLAY)釦5が
設けられている。再生釦5は、上述の半導体メモリ内に
記録されている音声データを、図示されない音声信号変
換回路を用いて音声信号に変換し、その音声を上記スピ
ーカ3を介して再生するための再生動作の開始を指示す
る釦である。
【0015】上記停止(STOP)釦6は、上記録音釦
4または再生釦5による録音または再生動作の停止を指
示するための釦である。この停止釦6は、使用頻度が高
いために、操作し易いようにその周辺に配置された他の
操作釦よりも大きい形状となっている。
4または再生釦5による録音または再生動作の停止を指
示するための釦である。この停止釦6は、使用頻度が高
いために、操作し易いようにその周辺に配置された他の
操作釦よりも大きい形状となっている。
【0016】また、上記本体1の正面部パネル面に於い
て、図示左側には、各種環境設定を行うことを指示する
ためのメニュー(MENU)釦7が設けられている。こ
のメニュー釦7による各種環境設定とは、時計機能の時
間設定、記録音質の設定(高音質のSPモード/該SP
モードと比較して低音質であるが長時間録音が可能なL
Pモード)、操作音のON/OFF、音声起動録音機能
(音声の入力レベルが一定レベル以上になると録音を開
始する機能)、マイクロホン感度の設定(高感度/低感
度)、アラームの設定等である。
て、図示左側には、各種環境設定を行うことを指示する
ためのメニュー(MENU)釦7が設けられている。こ
のメニュー釦7による各種環境設定とは、時計機能の時
間設定、記録音質の設定(高音質のSPモード/該SP
モードと比較して低音質であるが長時間録音が可能なL
Pモード)、操作音のON/OFF、音声起動録音機能
(音声の入力レベルが一定レベル以上になると録音を開
始する機能)、マイクロホン感度の設定(高感度/低感
度)、アラームの設定等である。
【0017】尚、これらの設定は、メニュー釦7を押す
ことによって設定項目を選択し、逆スキップ釦8と早送
り釦9を用いて各設定項目の内容を変更するようにして
行われる。
ことによって設定項目を選択し、逆スキップ釦8と早送
り釦9を用いて各設定項目の内容を変更するようにして
行われる。
【0018】上記逆スキップ(REW;早戻し再生
(−))釦8は、録音または再生動作の停止中に操作さ
れることによって、上述した半導体メモリ内の再生対象
音声データを1つ前の順番の音声データにすることを指
示すると共に、再生動作中に操作されることによって早
戻し再生動作を行うことを指示するための釦である。
(−))釦8は、録音または再生動作の停止中に操作さ
れることによって、上述した半導体メモリ内の再生対象
音声データを1つ前の順番の音声データにすることを指
示すると共に、再生動作中に操作されることによって早
戻し再生動作を行うことを指示するための釦である。
【0019】また、上記早送り(FF(+))釦9は、
上記逆スキップ釦8とは逆の動作、すなわち、録音また
は再生動作が停止中に操作されることによって上述の半
導体メモリ内の再生対象音声データを1つ後の順番の音
声データにすることを指示すると共に、再生動作中に操
作されることによって、早送り再生動作を行うことを指
示するための釦である。
上記逆スキップ釦8とは逆の動作、すなわち、録音また
は再生動作が停止中に操作されることによって上述の半
導体メモリ内の再生対象音声データを1つ後の順番の音
声データにすることを指示すると共に、再生動作中に操
作されることによって、早送り再生動作を行うことを指
示するための釦である。
【0020】更に、上述した本体1の正面部パネル面に
於いて、図示最下部に設けられた消去(ERASE)釦
10は、上述した半導体メモリ内で選択されている不要
な音声データを消去することを指示するための釦であ
る。
於いて、図示最下部に設けられた消去(ERASE)釦
10は、上述した半導体メモリ内で選択されている不要
な音声データを消去することを指示するための釦であ
る。
【0021】また、本体1の上側面部には、出力端子1
1、入力端子12及びマイクロホン13が設けられてい
る。
1、入力端子12及びマイクロホン13が設けられてい
る。
【0022】上記出力端子11は、図示されないイヤホ
ンやヘッドホンまたは外部スピーカ等の外部再生装置を
接続することが可能であり、外部装置に対して音声信号
を出力するためのものである。
ンやヘッドホンまたは外部スピーカ等の外部再生装置を
接続することが可能であり、外部装置に対して音声信号
を出力するためのものである。
【0023】また、上記入力端子12は、上記内蔵のマ
イクロホン13の代わりに外部マイクロホンや他の外部
機器等を接続して、外部装置から音声信号を入力するた
めの端子である。
イクロホン13の代わりに外部マイクロホンや他の外部
機器等を接続して、外部装置から音声信号を入力するた
めの端子である。
【0024】更に、上記マイクロホン13は、上記入力
端子12に外部マイクロホン等が接続されていない場合
に音声信号を入力するためのもので、本体1に内蔵され
ている。
端子12に外部マイクロホン等が接続されていない場合
に音声信号を入力するためのもので、本体1に内蔵され
ている。
【0025】図1に於いて、上記本体1の右側面部に
は、音量つまみ15及び回動防止部16、17が設けら
れている。
は、音量つまみ15及び回動防止部16、17が設けら
れている。
【0026】上記音量つまみ15は、本体1の正面パネ
ル部に設けられているスピーカ3からの再生音量、或い
は上記出力端子11からの信号の出力レベルを調節する
ための回動自在な部材で構成されている。
ル部に設けられているスピーカ3からの再生音量、或い
は上記出力端子11からの信号の出力レベルを調節する
ための回動自在な部材で構成されている。
【0027】また、上記音量つまみ15の両側面には、
音量つまみ15が周囲の物や衣服のポケット等に入れる
際に、該衣服に接触して不用意に回転することを防止す
るための回動防止部16及び17が、本体1と一体的に
形成されている。尚、これらの回動防止部16及び17
の詳細は後詳する。
音量つまみ15が周囲の物や衣服のポケット等に入れる
際に、該衣服に接触して不用意に回転することを防止す
るための回動防止部16及び17が、本体1と一体的に
形成されている。尚、これらの回動防止部16及び17
の詳細は後詳する。
【0028】更に、本体1の前記音量つまみ15が設け
られている側面の反対側の側面には、衣服ポケット等に
入れた当該音声録音再生装置が不用意に落下したりする
のを防止するために、該ポケット等の周囲の物に固定す
るためのクリップ18が設けられている。
られている側面の反対側の側面には、衣服ポケット等に
入れた当該音声録音再生装置が不用意に落下したりする
のを防止するために、該ポケット等の周囲の物に固定す
るためのクリップ18が設けられている。
【0029】図2は、上記音量つまみ15及びその近傍
を、図1に於ける本体1の裏面方向より拡大して見た図
である。また、図3は、音量つまみ15が配置されてい
る本体1の近傍部を示す断面図である。
を、図1に於ける本体1の裏面方向より拡大して見た図
である。また、図3は、音量つまみ15が配置されてい
る本体1の近傍部を示す断面図である。
【0030】回動防止部16は、音量つまみ15の表示
部1が設けられている表面側(本体上カバー1a)の側
面に、円弧状に形成されている。この回動防止部16
は、本体1とモールド成形により一体的に形成されてお
り、その円弧の頂点が音量つまみ15の突出部分の頂点
と、ほぼ重なるようになっている。
部1が設けられている表面側(本体上カバー1a)の側
面に、円弧状に形成されている。この回動防止部16
は、本体1とモールド成形により一体的に形成されてお
り、その円弧の頂点が音量つまみ15の突出部分の頂点
と、ほぼ重なるようになっている。
【0031】尚、実際の寸法の例としては、回動防止部
16は、r=10.1mmとなっており、また、音量つ
まみ15よりも0.1mmほど突出して形成されてい
る。
16は、r=10.1mmとなっており、また、音量つ
まみ15よりも0.1mmほど突出して形成されてい
る。
【0032】また、回動防止部16の曲率半径は、音量
つまみ15の外形半径よりも大きくしてある。このた
め、回動防止部16の両端部分16a、16bでは、音
量つまみ15は、回動防止部16により十分隠れるよう
になる。更に、回動防止部16の最大突出部分16d
は、音量つまみ15より0.1mmほど突出して形成さ
れるようになっているが、実質的に突出量はほぼ同一で
ある。ちなみに、本体上カバー1aはモールド成形のた
め、回動防止部17にはその抜け勾配が設けられてお
り、突出部分16cではr=10mmとなっており、最
大突出部16dに比べて若干本体側に下がっている。
つまみ15の外形半径よりも大きくしてある。このた
め、回動防止部16の両端部分16a、16bでは、音
量つまみ15は、回動防止部16により十分隠れるよう
になる。更に、回動防止部16の最大突出部分16d
は、音量つまみ15より0.1mmほど突出して形成さ
れるようになっているが、実質的に突出量はほぼ同一で
ある。ちなみに、本体上カバー1aはモールド成形のた
め、回動防止部17にはその抜け勾配が設けられてお
り、突出部分16cではr=10mmとなっており、最
大突出部16dに比べて若干本体側に下がっている。
【0033】ここで、例えば、衣服のポケットに当該音
声録音再生装置を入れる場合等には、ポケットの端に音
量つまみ15が接触することによって音量つまみ15が
不用意に回転してしまうのを、回動防止部16の両端部
分16a、16bが存在することによって防止すること
ができ、また曲率半径が大きくなることで引っかかりが
少なくなりスムーズにポケットに入れることができる。
声録音再生装置を入れる場合等には、ポケットの端に音
量つまみ15が接触することによって音量つまみ15が
不用意に回転してしまうのを、回動防止部16の両端部
分16a、16bが存在することによって防止すること
ができ、また曲率半径が大きくなることで引っかかりが
少なくなりスムーズにポケットに入れることができる。
【0034】この回動防止部16の曲率半径は、その両
端部分16a、16bを十分確保しつつ、外観を損なわ
ない範囲で音量つまみ15の大きさを考慮して適宜決定
すればよい。また、補助的に、回動防止部16と反対側
に、図2に示されるように円弧状の突出部である回動防
止部17が設けられている。
端部分16a、16bを十分確保しつつ、外観を損なわ
ない範囲で音量つまみ15の大きさを考慮して適宜決定
すればよい。また、補助的に、回動防止部16と反対側
に、図2に示されるように円弧状の突出部である回動防
止部17が設けられている。
【0035】この回動防止部17が設けられることによ
り、音量つまみ15が周囲の物に当たりにくくなり、よ
り一層音量つまみ15の不用意な回転を防止することが
できる。
り、音量つまみ15が周囲の物に当たりにくくなり、よ
り一層音量つまみ15の不用意な回転を防止することが
できる。
【0036】尚、この回動防止部17は、例えばr=
5.3mm、突出量0.3mmで、音量つまみ15及び
回動防止部16よりも本体1からの突出量を小さくして
いる。これは、あまり突出量を大きくしてしまうと、指
が音量つまみ15に接触する部分が小さくなってしま
い、音量つまみ15を指で操作し難くなってしまうため
である。
5.3mm、突出量0.3mmで、音量つまみ15及び
回動防止部16よりも本体1からの突出量を小さくして
いる。これは、あまり突出量を大きくしてしまうと、指
が音量つまみ15に接触する部分が小さくなってしま
い、音量つまみ15を指で操作し難くなってしまうため
である。
【0037】この回動防止部17の突出量も、上述した
値に限られることなく、上記操作性を考慮して適宜決め
ればよい。
値に限られることなく、上記操作性を考慮して適宜決め
ればよい。
【0038】このように、音量つまみ15の本体1から
の最大突出量と、回動防止部16の本体1からの最大突
出量を、ほぼ同一にしたこと、及び、音量つまみ15に
対して回動防止部16を上カバー1a側に配置したの
で、図4に示されるように、本体1を手で把持した状態
に於いて親指で操作する場合、親指が音量操作つまみ1
5に本体1の右斜め後方よりきちんとあたり、操作する
ことが可能となる。
の最大突出量と、回動防止部16の本体1からの最大突
出量を、ほぼ同一にしたこと、及び、音量つまみ15に
対して回動防止部16を上カバー1a側に配置したの
で、図4に示されるように、本体1を手で把持した状態
に於いて親指で操作する場合、親指が音量操作つまみ1
5に本体1の右斜め後方よりきちんとあたり、操作する
ことが可能となる。
【0039】尚、音量つまみ15と回動防止部16の最
大突出量の差の0.1mmという値は、これに限られる
わけではなく、音量つまみ15を操作する際に操作しや
すく、且つ、周囲の物に接触して簡単に音量つまみ14
が回転しない範囲で、音量つまみ15及び回動防止部1
6の大きさ等、或いは本体1の外形形状等を考慮して適
宜決定すればよい。
大突出量の差の0.1mmという値は、これに限られる
わけではなく、音量つまみ15を操作する際に操作しや
すく、且つ、周囲の物に接触して簡単に音量つまみ14
が回転しない範囲で、音量つまみ15及び回動防止部1
6の大きさ等、或いは本体1の外形形状等を考慮して適
宜決定すればよい。
【0040】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0041】図5(a)はこの発明の第2の実施形態の
回動つまみの回動防止機構の外観斜視図、図5(b)は
この発明の第2の実施形態の回動つまみ回動防止機構を
音声記録再生装置右側面から見た図である。
回動つまみの回動防止機構の外観斜視図、図5(b)は
この発明の第2の実施形態の回動つまみ回動防止機構を
音声記録再生装置右側面から見た図である。
【0042】図5(a)及び(b)に示されるように、
この第2の実施形態では、回動防止部21が音声記録再
生装置右側面から見て半月状に形成されており、回動防
止部22は楕円状に形成されている。
この第2の実施形態では、回動防止部21が音声記録再
生装置右側面から見て半月状に形成されており、回動防
止部22は楕円状に形成されている。
【0043】回動防止部21及び回動防止部22をこの
ような形状にしても、音声録音再生装置裏面よりこの部
分を見ると、図2と同形状となり、従って第1の実施の
形態と同等の効果が得られる。
ような形状にしても、音声録音再生装置裏面よりこの部
分を見ると、図2と同形状となり、従って第1の実施の
形態と同等の効果が得られる。
【0044】また、回動防止部21を半月状にしたた
め、第1の実施の形態に於ける突出部16cに相当する
線が外観上現れず、従って第1の実施の形態よりも外観
上、目立たなくなるという効果もある。
め、第1の実施の形態に於ける突出部16cに相当する
線が外観上現れず、従って第1の実施の形態よりも外観
上、目立たなくなるという効果もある。
【0045】尚、この発明は上記実施の形態のみに限定
されることはなく、要旨を逸脱しない範囲で適宜変形し
て実施が可能である。
されることはなく、要旨を逸脱しない範囲で適宜変形し
て実施が可能である。
【0046】例えば、上述した実施の形態では、回動操
作つまみは音量つまみとしたが、音声録音再生装置に於
いてはマイク感度設定用の操作つまみ、ラジオに於いて
は選曲操作つまみ等各種の回動操作つまみに対して適用
可能である。
作つまみは音量つまみとしたが、音声録音再生装置に於
いてはマイク感度設定用の操作つまみ、ラジオに於いて
は選曲操作つまみ等各種の回動操作つまみに対して適用
可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
本体ケースよりも突出した回動操作つまみの不用意な回
転を、簡単な機構で防止する回動操作つまみの回動防止
機構を得ることができる。
本体ケースよりも突出した回動操作つまみの不用意な回
転を、簡単な機構で防止する回動操作つまみの回動防止
機構を得ることができる。
【図1】この発明の回動操作つまみの回動防止機構が適
用された音声記録再生装置の全体を示す外観斜視図であ
る。
用された音声記録再生装置の全体を示す外観斜視図であ
る。
【図2】図1の音量つまみ15及びその近傍を、図1に
於ける本体1の裏面方向より拡大して見た図である。
於ける本体1の裏面方向より拡大して見た図である。
【図3】図1の音量つまみ15が配置されている本体1
の近傍部を示す断面図である。
の近傍部を示す断面図である。
【図4】本体1を手で把持した状態に於いて親指で操作
する場合の例を示した図である。
する場合の例を示した図である。
【図5】(a)はこの発明の第2の実施形態の回動つま
みの回動防止機構の外観斜視図、(b)はこの発明の第
2の実施形態の回動つまみ回動防止機構を音声記録再生
装置右側面から見た図である。
みの回動防止機構の外観斜視図、(b)はこの発明の第
2の実施形態の回動つまみ回動防止機構を音声記録再生
装置右側面から見た図である。
1 本体、 2 表示部、 3 スピーカ、 4 録音(REC)釦、 5 再生(PLAY)釦、 6 停止(STOP)釦、 7 メニュー(MENU)釦、 8 逆スキップ(REW;早戻し再生(−))釦、 9 早送り(FF(+))釦、 10 消去(ERASE)釦、 11 出力端子、 12 入力端子、 13 マイクロホン、 15 音量つまみ、 16、17 回動防止部、 18 クリップ。
フロントページの続き (72)発明者 山口 将雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 3J070 AA14 BA41 CC07 DA54 5E030 AA01 CB02 CC02 CD20 5G019 CX01 CX96 KK01 SK02 SY05 SY06
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケースよりその一部が突出して回動
自在に設けられた回動操作つまみと、 上記回動操作つまみよりも曲率半径の大きな円弧状の形
状を有し、その頂点が上記回動操作つまみの突出部の頂
点と略同一となるように上記回動操作つまみの側面に配
置された第1の回動防止部と、 を具備することを特徴とする回動操作つまみの回動防止
機構。 - 【請求項2】 上記回動操作つまみの側面のうち、上記
第1の回動防止部が設けられていない側の側面側の本体
ケース部分に設けられるもので、上記本体ケースからの
突出量が上記第1の回動防止部より少ない第2の回動防
止部を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の
回動操作つまみの回動防止機構。 - 【請求項3】 上記本体ケースは表示部材を有し、上記
第1の回動防止部材は、上記回動操作つまみに対して、
上記本体ケースの表示部材が設けられている側に設けら
れていることを特徴とする請求項1に記載の回動操作つ
まみの回動防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000044550A JP2001237111A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 回動操作つまみの回動防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000044550A JP2001237111A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 回動操作つまみの回動防止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001237111A true JP2001237111A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18567289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000044550A Withdrawn JP2001237111A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 回動操作つまみの回動防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001237111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007109891A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Kyocera Corp | ボリューム装置及び携帯電子機器 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044550A patent/JP2001237111A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007109891A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Kyocera Corp | ボリューム装置及び携帯電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070501 |