JP2002349634A - 振動吸収装置 - Google Patents

振動吸収装置

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JP2002349634A
JP2002349634A JP2001163989A JP2001163989A JP2002349634A JP 2002349634 A JP2002349634 A JP 2002349634A JP 2001163989 A JP2001163989 A JP 2001163989A JP 2001163989 A JP2001163989 A JP 2001163989A JP 2002349634 A JP2002349634 A JP 2002349634A
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vibration
hard disk
disk drive
absorbing device
vibration absorbing
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JP2001163989A
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English (en)
Inventor
Keiji Jitsukawa
啓司 實川
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Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部振動を減衰してデータ書き込み時間の遅
延を防止できる振動吸収装置を提供する。 【解決手段】 ハードディスクドライブ装置に取り付け
られる振動吸収装置36である。この振動吸収装置36
は、本体37と、この本体37に設けられた弾性変位部
41と、この弾性変位部41によって変位自在とされ、
前記本体37に設けられた突起42とを備える。そし
て、前記弾性変位部41がダンパとして作用し、前記突
起42に伝達されてくる外部振動を減衰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部振動を減衰し
得る振動吸収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、磁気記録ディスクの一つである
ハードディスク(HD)に対して情報の記録又は読み出
しを行うハードディスクドライブ装置においては、トラ
ッキングサーボによる補正を掛けながらデータを記録領
域に書き込むようにしている。
【0003】このため、ハードディスクドライブ装置に
外部振動が加わると、その振動によりトラッキングサー
ボによる補正に時間が掛かり、データ書き込み時間が遅
くなる。このため、ハードディスクドライブ装置のケー
ス底面にゴムなどのインシュレータを取り付けて、前記
外部振動を減衰するようにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でのインシュレータの設置面は、通常平坦な面となって
いる。単なる平坦な面とされたインシュレータでは、外
部振動を充分に減衰することが難しくデータの書き込み
時間が遅れてしまう。
【0005】そこで、本発明は、上述の課題を解決する
ために提案されたものであり、外部振動を減衰すること
のできる振動吸収装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の振動吸収装置
は、本体と、この本体に設けられた弾性変位部と、該弾
性変位部によって変位自在とされる突起とを備える。
【0007】この振動吸収装置においては、突起が弾性
変位部によって本体に対し変位自在とされているので、
この弾性変位部がダンパの役割をし、前記突起に伝達さ
れてくる外部振動を減衰させる。
【0008】
【発明の実施の形態】[本実施形態の概要]本実施形態
は、本体に弾性変位部と突起とを設け、その弾性変位部
によって前記突起を変位自在として外部振動を減衰する
ようにしたものである。
【0009】以下に、本発明に係る振動吸収装置を外付
け用のハードディスクドライブ装置に取り付け、そのハ
ードディスクドライブ装置をエンタテインメントシステ
ムを構成するエンタテインメント装置に接続した例とし
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】[エンタテインメントシステムの概略構
成]図1はハードディスクドライブ装置をエンタテイン
メント装置と同一の机上に載せた例を示す斜視図、図2
は外付け用のハードディスクドライブ装置の斜視図、図
3は振動吸収装置をハードディスクドライブ装置のケー
スに取り付ける前の状態を示す要部拡大分解斜視図、図
4は振動吸収装置をハードディスクドライブ装置のケー
スに取り付けた状態を示す要部拡大斜視図、図5は図4
のI−I線断面図、図6は振動吸収装置の裏面図、図7
はハードディスクドライブ装置に伝わる振動を測定する
方向及び位置を示す図、図8はハードディスクドライブ
装置をエンタテインメント装置の上に載せた例を示す斜
視図である。
【0011】エンタテインメントシステムは、図1に示
すように、各種のテレビゲームを実行したり電子メール
の作成や編集、Webページの閲覧、映画や音楽の再生
なども行うことのできるエンタテインメント装置1と、
このエンタテインメント装置1に接続される操作端末で
あるコントローラ2と、ゲーム内容、電子メール、We
bページ、映画などを表示すると共に音を出力するテレ
ビジョンモニタ装置3と、外付け用のハードディスクド
ライブ装置4とからなるシステムである。
【0012】[エンタテインメント装置]エンタテイン
メント装置1は、例えばCD−ROM、DVD−ROM
などの光ディスク、ハードディスクドライブ装置4のハ
ードディスクや半導体メモリなどの記録媒体から読み出
すか、若しくは、電話回線、LAN、CATV回線、通
信衛星回線などの各種転送媒体を介してダウンロードさ
れたゲーム、電子メール、Webブラウザ用のアプリケ
ーションプログラムと、コントローラ2を介した操作者
からの指示とに応じて、ゲームを実行したり、電子メー
ルの作成、編集、Webページの閲覧のための各種処理
を実行する他、CDに記録されたオーディオデータやD
VDに記録された映画などのビデオ及びオーディオデー
タを再生(デコード)可能な装置である。
【0013】このエンタテインメント装置1の前面に
は、図1に示すように、コントローラ2に接続されるケ
ーブル5の先端に設けられたコネクタ6が着脱自在とさ
れる二つのコントローラポート7、8と、メモリカード
9が着脱自在とされるメモリカードスロット10、11
と、DVD−ROMやCD−ROMなどの光ディスクが
装填されるディスクトレイ12と、ディスクトレイ12
をオープンまたはクローズさせるオープン/クローズボ
タン13と、電源のオン、スタンバイ、ゲームのリセッ
トを行うためのオン/スタンバイ/リセットボタン14
と、IEEE(Institute of Electrical and Electron
ics Engineers)1394接続端子15と、二つのUSB
(Universal Serial Bus)接続端子16、17などが設
けられている。
【0014】また、エンタテインメント装置1の背面に
は、電源スイッチ、音声映像出力端子(AVマルチ出力
端子)、光デジタル出力端子、AC電源入力端子、PC
カードスロット(何れも図示は省略する)などが設けら
れている。
【0015】[テレビジョンモニタ装置]テレビジョン
モニタ装置3は、図1に示すように、エンタテインメン
ト装置1の背面に設けられた音声映像出力端子にケーブ
ル18を介して接続される。このテレビジョンモニタ装
置3のモニタ画面19には、前記したゲーム内容、電子
メール、Webページ、映画などが表示される。また、
テレビジョンモニタ装置3のスピーカからは、ゲームな
どの音声が出力される。
【0016】[コントローラ]コントローラ2は、図1
に示すように、操作者が両手で握って操作し得る左把持
部20と右把持部21を有したコントローラ本体を有
し、そのコントローラ本体の上面または前面に各種操作
ボタンなどを有している。コントローラ本体の左上面に
は、例えばテレビゲームにおいてゲームキャラクタをモ
ニタ画面19上で上下左右に移動させたり、電子メール
作成画面上で文字入力カーソルを上下左右に移動させた
り、Webページ閲覧中にページスクロールを行った
り、画面上のカーソルを上下左右方向に移動させたりす
る際に、操作者が操作する上下左右方向指示キー22が
設けられている。これら上下左右方向指示キー22は、
例えばコントローラを両手で握ったときに左手の親指で
操作される。
【0017】また、コントローラ本体の右上面には、例
えばアプリケーションプログラムによりそれぞれ異なる
機能が割り付けられる4つの指示ボタン23が設けられ
ている。これら指示ボタン23には、例えばメニューの
表示を指定する機能、選択した項目の取り消し等を指定
する機能、選択した項目の決定などを指定する機能、目
次などの表示/非表示を指定する機能などが割り付けら
れる。
【0018】また、コントローラ本体の上面中央には、
ゲーム開始や電子メール画面の表示開始、映画や音楽の
再生開始、一時停止などを指示するためのスタートボタ
ン24、モニタ画面19上にメニュー表示や操作パネル
を表示させる指示などを行うためのセレクトボタン2
5、操作モードの選択を行うためのモード選択スイッチ
26、選択モード表示をする点灯表示部27、ジョイス
ティック操作を行う左右のアナログ操作部28、29な
どを備えている。
【0019】また、コントローラ本体の前面には、例え
ば左右の人差し指によりそれぞれ押下操作される左右の
押下ボタン30、31が設けられている。
【0020】[ハードディスクドライブ装置]ハードデ
ィスクドライブ装置4は、エンタテインメント装置1の
背面に設けられたPCカードスロット又はアクセサリー
キットなどに接続されている。ハードディスクドライブ
装置4は、図2に示すように、例えば矩形体とされた筐
体であるケース32内にハードディスクドライブ(図示
は省略する)を内蔵し、そのケース32の一側面からエ
ンタテインメント装置1に接続される接続ケーブル33
を有している。この接続ケーブル33の先端には、図示
を省略するPCカード又はアクセサリーキットなどに接
続されるコネクタ34が設けられている。また、接続ケ
ーブル33には、ノイズ低減用のコア35が取り付けら
れている。
【0021】ケース32内に内蔵されるハードディスク
ドライブは、ハードディスクのデータ記憶領域に記憶さ
れたゲーム、電子メール、Webブラウザ用のアプリケ
ーションプログラムなどを必要に応じて読み出したり、
または、データなどを所定トラック領域に書き込む役目
をする。そして、このハードディスクドライブには、デ
ータを所望の記録トラック位置に書き込むためのトラッ
キングサーボ機構が設けられている。このトラッキング
サーボ機構により補正を掛けながらデータを所望のトラ
ック位置に書き込むようにしている。そして、ケース3
2には、エンタテインメント装置1から発生する外部振
動を減衰させるための振動吸収装置36が取り付けられ
ている。
【0022】[振動吸収装置]振動吸収装置36は、図
2に示すように、ケース32の裏面32aの四隅付近に
それぞれ設けられている。かかる振動吸収装置36は、
図3〜図6に示すように、本体37と、この本体37に
設けられた弾性変位部41と、該弾性変位部41によっ
て変位自在とされ、該本体37の載置面40aより突出
する突起42とを備えている。この振動吸収装置36
は、例えばゴムと樹脂とからなる合成樹脂材料を一体成
形することによって形成された弾性部材からなる。
【0023】振動吸収装置36は、図3に示すように、
ケース32の裏面32aに設けられた嵌合凹部43に嵌
まり込むようにして取り付けられている。嵌合凹部43
は、底壁44を有した窪みとして形成されている。この
嵌合凹部43の開口付近には、前記本体37の先端側形
状に応じた略矩形状をなす段差面45が形成されてい
る。そして、この段差面45の一部には、前記底壁44
に亘る位置まで縦方向に形成される4つの溝部48が形
成されている。そして、底壁44には、ケース32を構
成する上ケースと下ケースとを固定するための止めねじ
45の頭46が凹部43内に突出している。
【0024】本体37は、図3及び図6に示すように、
前記嵌合凹部43内に嵌合される円筒部51と、この円
筒部51の下面に形成された凹部38と、該円筒部51
の上端に形成された略矩形状の当接部分40とを有して
いる。前記円筒部51の外周囲における一部には、前記
嵌合凹部43からの抜け止めを図るための突出部47が
4カ所に設けられている。これら突出部47は、矩形状
とされた当接部分40の四隅に向かって突出している。
そして、この突出部47は、前記嵌合凹部43に形成さ
れたそれぞれの溝部48に入り込むようになっている。
【0025】前記凹部38は、図5に示すように、前記
円筒部51に形成され、開口付近から前記当接部分40
に向かって次第にその円形状をなす開口径が狭くなる窪
みとして形成されている。前記当接部分40は、被載置
面である机39などの表面39aに載置される脚部とし
て機能する。そして、この当接部分40の表面である載
置面40aは、前記ケース32の裏面32aから突出し
ている。前記当接部分40のほぼ中央位置には、外方へ
向かって(前記机39の表面39aに向かって)突出す
る突起42が設けられている。かかる突起42は、図3
〜図5に示すように、その表面形状が球面状として形成
されている。別の見方をすると、前記突起42は、略半
球体をなす突起とされている。
【0026】前記突起42は、前記本体37に対して弾
性変位部41を介して設けられている。弾性変位部41
は、図4及び図5に示すように、前記突起42の周囲に
ほぼ円環状部(図4中二点鎖線で示す領域)として設け
られている。この円環状をなす弾性変位部41は、本体
37の他の部分に対してその厚みが薄くなっているた
め、ダンパとして機能する。つまり、外部振動が突起4
2に伝達されると、弾性変位部41によって前記突起4
2が上下方向(図5中矢印49で示す方向)に変位する
ため、当該外部振動が次第に減衰することになる。
【0027】[ハードディスクドライブ装置の設置形態
及び振動減衰作用]ハードディスクドライブ装置4は、
図1に示すように、エンタテインメント装置1の隣に並
べて設置するのが通常の設置状態である。イレギュラー
な形態として、ユーザがエンタテインメント装置1の上
に載置する場合もある。特に、図8のエンタテインメン
ト装置1の上にハードディスクドライブ装置4を載せて
使用するといった使い方をする場合は、エンタテインメ
ント装置1に内蔵されるDVDドライブ装置などの駆動
時に発生する振動がハードディスクドライブ装置4にダ
イレクトに伝わる。
【0028】ハードディスクドライブ装置4をエンタテ
インメント装置1の隣に置いた場合とエンタテインメン
ト装置1の上に置いた場合の何れの場合においても、エ
ンタテインメント装置1から発生する外部振動がこのハ
ードディスクドライブ装置4に伝わる。ハードディスク
ドライブ装置4に伝わった外部振動は、ケース32の裏
面32aに取り付けた振動吸収装置36の突起42に伝
達される。そして、この振動は、弾性変位部41によっ
て変位自在とされた前記突起42が上下に変位すること
で次第に減衰せしめられる。
【0029】特に、突起42の形状を略球面状としたこ
とで、左右方向だけでなく如何なる方向から作用する振
動であっても減衰することが可能となる。このため、特
にエンタテインメント装置1の上にハードディスクドラ
イブ装置4を直接載せた場合は、ハードディスクドライ
ブ装置4に伝わる振動は大きなものとなるが、前記振動
吸収装置36を設けたことで、ハードディスクに対する
データの書き込み又は読み出しに際して遅延とならない
範囲で前記振動を減衰することができる。つまり、振動
を減衰することができるため、トラッキングサーボによ
る補正時間の短縮により、データの書き込み時間を短く
することができ、また、データの読み出し時間も早くで
きる。
【0030】[振動減衰実験例]ここでは、エンタテイ
ンメント装置1の上にハードディスクドライブ装置4を
載せた場合に、前記エンタテインメント装置1からハー
ドディスクドライブ装置4に伝わる振動を測定した。測
定は、図7に示すように、エンタテインメント装置1に
対するハードディスクドライブ装置4の前後方向である
A方向、左右方向であるB方向、垂直方向であるC方向
とした。なお、垂直方向Cでは、ハードディスクドライ
ブ装置4のコーナー部分の振動をC1、中央部分の振動
をC2とした。
【0031】図9はA方向の振動伝達特性、図10はB
方向の振動伝達特性、図11はC1方向の振動伝達特
性、図12はC2方向の振動伝達特性をそれぞれ示す。
また、各図の(a)は本実施形態の図3に示す突起42
を設けたときの振動伝達特性であり、(b)は突起42
を設けなかったときの振動伝達特性を示す。
【0032】図9〜図12の振動伝達特性から判るよう
に、突起42を設けた場合は突起42無しの場合に対し
て振動が減衰していることが判る。特に、伝達周波数が
高くなればなる程、つまり1次振動から2次振動、3次
振動と高域周波数帯域に行くに従って前記振動がより一
層減衰されていることが判る。
【0033】[他の実施形態]上述の実施形態では、突
起の形態を球面状としたが、例えば図13に示すよう
な、先端が平らな方せん体である突起50としてもよ
い。方せん体の突起50とした場合でも球面状の突起4
2と同様に、ハードディスクドライブ装置4に伝わる外
部振動を減衰させることができる。
【0034】また、上述の実施形態では、振動吸収装置
全体をゴムと樹脂からなる合成樹脂材料からなる弾性部
材で形成したが、前記弾性変位部41以外の部分を、弾
性変形しない硬化プラスチック材料などの剛性部材で形
成するようにしてもよい。つまり、弾性変位部41のみ
が弾性変位し、その他の部分は弾性変位せず固定となる
ように前記振動吸収装置を形成しても同様の効果が得ら
れる。
【0035】また、上述の実施形態では、ハードディス
クドライブ装置に本発明の振動吸収装置を適用したが、
振動を受けることによって記録、再生、又は記録再生に
影響がでるような装置に本発明の振動吸収装置を適用す
るようにしてもよい。例えば、CD−ROM駆動装置、
DVD駆動装置、ビデオテープレコーダ装置などの電子
機器に本発明の振動吸収装置を適用すれば、これらに伝
達される外部振動を減衰させることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0037】本発明によれば、本体に設けられた突起が
弾性変位部によって変位自在とされているので、この弾
性変位部がダンパの役割をして前記突起に伝達されてく
る外部振動を減衰させることができる。このため、この
振動吸収装置を取り付けた電子機器である記録・再生装
置などでは、記録媒体に対する書き込み時間及び読み出
し時間の短縮を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードディスクドライブ装置をエンタテインメ
ント装置と同一の机上に載せた例を示す斜視図である。
【図2】外付け用のハードディスクドライブ装置の斜視
図である。
【図3】振動吸収装置をハードディスクドライブ装置の
ケースに取り付ける前の状態を示す要部拡大分解斜視図
である。
【図4】振動吸収装置をハードディスクドライブ装置の
ケースに取り付けた状態を示す要部拡大斜視図である。
【図5】図4のI−I線断面図である。
【図6】振動吸収装置の裏面図である。
【図7】ハードディスクドライブ装置に伝わる振動を測
定する方向及び位置を示す図である。
【図8】ハードディスクドライブ装置をエンタテインメ
ント装置の上に載せた例を示す斜視図である。
【図9】ハードディスクドライブ装置の前後方向である
A方向の伝達振動特性を示す図であり、(a)は球面状
の突起を設けたときの伝達振動特性図、(b)は突起無
しのときの伝達振動特性図である。
【図10】ハードディスクドライブ装置の左右方向であ
るB方向の伝達振動特性を示す図であり、(a)は球面
状の突起を設けたときの伝達振動特性図、(b)は突起
無しのときの伝達振動特性図である。
【図11】ハードディスクドライブ装置に対する垂直方
向C1であって且つコーナー部分の伝達振動特性を示す
図であり、(a)は球面状の突起を設けたときの伝達振
動特性図、(b)は突起無しのときの伝達振動特性図で
ある。
【図12】ハードディスクドライブ装置に対する垂直方
向C2であって且つ中央部分の伝達振動特性を示す図で
あり、(a)は球面状の突起を設けたときの伝達振動特
性図、(b)は突起無しのときの伝達振動特性図であ
る。
【図13】方せん体の突起を持つ振動吸収装置をハード
ディスクドライブ装置のケースに取り付けた状態を示す
要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1・・・エンタテインメント装置,4・・・ハードディ
スクドライブ装置,36・・・振動吸収装置,37・・
・本体,38・・・凹部,40・・・当接部分,40a
・・・載置面,41・・・弾性変位部,42・・・突
起,50・・・突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月29日(2002.3.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】振動吸収装置36は、図3に示すように、
ケース32の裏面32aに設けられた嵌合凹部43に嵌
まり込むようにして取り付けられている。嵌合凹部43
は、底壁44を有した窪みとして形成されている。この
嵌合凹部43の開口付近には、前記本体37の先端側形
状に応じた略矩形状をなす段差面45が形成されてい
る。そして、この段差面45の一部には、前記底壁44
に亘る位置まで縦方向に形成される4つの溝部48が形
成されている。そして、底壁44には、ケース32を構
成する上ケースと下ケースとを固定するための止めねじ
46aの頭46が嵌合凹部43内に突出している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図9はA方向の振動伝達特性、図10はB
方向の振動伝達特性、図11はC1方向の振動伝達特
性、図12はC2方向の振動伝達特性をそれぞれ示す。
また、各図の(a)は本実施形態の図3に示す突起42
を設けなかったときの振動伝達特性であり、(b)は突
起42を設けたときの振動伝達特性を示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】ハードディスクドライブ装置の前後方向である
A方向の伝達振動特性を示す図であり、(a)は球面状
の突起を設けなかったときの伝達振動特性図、(b)は
突起を設けたときの伝達振動特性図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】ハードディスクドライブ装置の左右方向であ
るB方向の伝達振動特性を示す図であり、(a)は球面
状の突起を設けなかったときの伝達振動特性図、(b)
は突起を設けたときの伝達振動特性図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】ハードディスクドライブ装置に対する垂直方
向C1であって且つコーナー部分の伝達振動特性を示す
図であり、(a)は球面状の突起を設けなかったときの
伝達振動特性図、(b)は突起を設けたときの伝達振動
特性図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】ハードディスクドライブ装置に対する垂直方
向C2であって且つ中央部分の伝達振動特性を示す図で
あり、(a)は球面状の突起を設けなかったときの伝達
振動特性図、(b)は突起を設けたときの伝達振動特性
図である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に取り付けられる振動吸収装置であ
    って、 本体と、 前記本体に設けられた弾性変位部と、 前記弾性変位部によって変位自在とされ、前記本体に設
    けられた突起とを備えたことを特徴とする振動吸収装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の振動吸収装置であっ
    て、 前記突起は、前記本体の載置面より前記筐体が載置され
    る被載置面側に突出していることを特徴とする振動吸収
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の振動吸収
    装置であって、 前記本体が弾性部材であることを特徴とする振動吸収装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のうち何れかに記載
    の振動吸収装置であって、 前記弾性変位部は、前記本体に対してその厚みが肉薄と
    されていることを特徴とする振動吸収装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の振
    動吸収装置であって、 前記突起が球面状の突起であることを特徴とする振動吸
    収装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の振
    動吸収装置であって、 前記筐体が電子機器であることを特徴とする振動吸収装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の振
    動吸収装置であって、 前記筐体が記録装置、再生装置、記録再生装置のうち何
    れかであることを特徴とする振動吸収装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の振
    動吸収装置であって、 前記筐体がハードディスクドライブ装置であることを特
    徴とする振動吸収装置。
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