JP2007052577A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作部材の操作に伴い目的のスイッチ以外のスイッチが不用意に操作されたときに目的以外のスイッチの作動信号を無効にして誤操作を防止した電子機器およびその制御方法を提供する。
【解決手段】作動検知部152が第2のスイッチ134A〜134Dの作動を検知すると、制御部154が第1のスイッチ133の作動信号が無効になるように信号処理部153を制御する構成にし、操作部材131の傾斜操作により第2のスイッチ134A〜134Dが作動されているときに第1スイッチ133が不用意に操作されても、その作動信号を無効にする。
【選択図】 図5
【解決手段】作動検知部152が第2のスイッチ134A〜134Dの作動を検知すると、制御部154が第1のスイッチ133の作動信号が無効になるように信号処理部153を制御する構成にし、操作部材131の傾斜操作により第2のスイッチ134A〜134Dが作動されているときに第1スイッチ133が不用意に操作されても、その作動信号を無効にする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、操作部材で複数のスイッチを選択的に作動させるようにした電子機器及びその制御方法に関し、特に操作部材により目的のスイッチ以外のスイッチが不用意に操作されたときに目的以外のスイッチの作動信号を無効にするようにした電子機器及びその制御方法に関する。
近年の電子機器、特にオーディオ再生装置は、オーディオデータの記録に半導体メモリを用いることに伴い手の中に包み込み状態で把持できる程度の大きさまで小型化されるようになってきている。また、このようなオーディオ再生装置には、複数のスイッチを操作部材により選択的にオンオフ操作する多方向スイッチが使用されている。
オーディオ再生装置に適用される多方向スイッチは、複数のスイッチと、これらスイッチを作動させる操作部材とを備えている。
前記操作部材は、支持機構によって押圧可能に支持されているとともに、この押圧される方向を中心にして、例えば0度(=360度)、90度、180度及び270度の角度位置で外側方向へ傾斜動可能に支持されている。また、前記支持機構は、操作部材に対する押圧操作力または傾斜操作力を解除したときに操作部材を中立姿勢(操作部材が何れのスイッチも作動させない姿勢)に自動的に復帰できる構成になっている。
前記操作部材は、支持機構によって押圧可能に支持されているとともに、この押圧される方向を中心にして、例えば0度(=360度)、90度、180度及び270度の角度位置で外側方向へ傾斜動可能に支持されている。また、前記支持機構は、操作部材に対する押圧操作力または傾斜操作力を解除したときに操作部材を中立姿勢(操作部材が何れのスイッチも作動させない姿勢)に自動的に復帰できる構成になっている。
前記操作部材が押圧操作されるごとに作動を繰り返すスイッチ、例えばオーディオ再生装置のプレー/ストップ用スイッチが操作部材に対向して配設され、さらに、0度、90度、180度及び270度の角度位置に対応する箇所には、これらの各角度位置で操作部材が傾斜動作されたときに作動するスイッチがそれぞれ配設されている。例えば0度の角度位置に対応する箇所には、オーディオ再生装置の早戻し(曲戻し)用のスイッチが配設され、180度の角度位置に対応する箇所には、オーディオ再生装置の早送り(曲送り)用のスイッチが配設され、また、90度の角度位置に対応する箇所には、オーディオ再生装置の音量を増大させる方向の信号を出力するスイッチが配設され、270度の角度位置に対応する箇所には、オーディオ再生装置の音量を減少させる方向の信号を出力するスイッチが配設されている(特許文献1参照)。
特開平11−312442号公報
ところで、オーディオ再生装置の小型化に伴い、これに適用される多方向スイッチの構成部品も小型化される。この場合、小型化されたスイッチ操作部材の形状は棒状を呈しており、このような多方向スイッチをオーディオ再生装置のハウジング内に組み込んだ状態でハウジングの外側から操作するには、前記棒状操作部材の先端部分をハウジングから外方へ突出させて親指等の指先が押し当てられ易い状態にする必要がある。
このような場合、操作部材の操作を容易にするためにその先端部分のハウジング外への突出量を大きくすると、不用意な外力の影響を受け易くなってオーディオ再生装置が誤操作され易くなるという問題がある。
このような場合、操作部材の操作を容易にするためにその先端部分のハウジング外への突出量を大きくすると、不用意な外力の影響を受け易くなってオーディオ再生装置が誤操作され易くなるという問題がある。
また、上述のような不用意な外力の影響を受けにくくするために棒状操作部材の先端がハウジングの外表面と一致する箇所にまたはハウジングの内部に位置する箇所になるように操作部材を構成した場合には、操作部材の操作性が悪くなるとともに操作部材を傾斜操作したときに押圧操作も同時に行われてしまう場合が往々に発生する。
例えば、操作部材の押圧操作でオーディオ再生装置がプレーモードにあるとき、その再生音量を上げるために操作部材を傾斜操作したにも拘らず押圧操作も安易に行われてしまう。その結果、プレーモード中のオーディオ再生装置が突然に停止されてしまうという不具合がある。このような不具合は、オーディオ再生装置の早戻し(曲戻し)または早送り(曲送り)操作時にも発生する。
例えば、操作部材の押圧操作でオーディオ再生装置がプレーモードにあるとき、その再生音量を上げるために操作部材を傾斜操作したにも拘らず押圧操作も安易に行われてしまう。その結果、プレーモード中のオーディオ再生装置が突然に停止されてしまうという不具合がある。このような不具合は、オーディオ再生装置の早戻し(曲戻し)または早送り(曲送り)操作時にも発生する。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、操作部材の操作に伴い目的のスイッチ以外のスイッチが不用意に作動したときに目的以外のスイッチの作動信号を無効にすることで誤操作を防止した電子機器及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の電子機器は、操作部材と、前記操作部材が操作されることで作動する第1のスイッチと、前記操作部材が操作されることで作動する第2のスイッチと、前記第2のスイッチが作動したか否かを検知する作動検知手段と、前記作動検知手段が前記第2のスイッチの作動を検知したときは前記第1のスイッチが作動されても該第1のスイッチの作動信号を無効にする制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の電子機器の制御方法は、操作部材と、前記操作部材が操作されることで作動する第1のスイッチと、前記操作部材が前記操作される方向とは異なった方向に操作されることで作動する第2のスイッチとを有する電子機器の制御方法であって、前記第2のスイッチが作動したか否かを検知する第1のステップと、前記第1のステップにおいて前記第2のスイッチの作動が検知されたときは前記第1のスイッチが作動されても該第1のスイッチの作動信号を無効にする第2のステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の電子機器の制御方法は、操作部材と、前記操作部材が操作されることで作動する第1のスイッチと、前記操作部材が前記操作される方向とは異なった方向に操作されることで作動する第2のスイッチとを有する電子機器の制御方法であって、前記第2のスイッチが作動したか否かを検知する第1のステップと、前記第1のステップにおいて前記第2のスイッチの作動が検知されたときは前記第1のスイッチが作動されても該第1のスイッチの作動信号を無効にする第2のステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、作動検知手段が第2のスイッチの作動を検知すると制御手段が第1のスイッチの作動信号を無効にするように制御する。これにより、操作部材の操作に伴い第2のスイッチ以外の第1スイッチが不用意に操作されても、その作動信号が出力されることがなく、電子機器の誤操作を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明にかかる電子機器としてのオーディオ再生装置の外観図、図2は図1のA−A線に沿う一部の拡大断面図、図3は本実施の形態におけるスイッチ装置の平面図、図4は本実施の形態におけるスイッチ装置の構造を示す説明図、図5は本実施の形態におけるスイッチ装置の回路図、図6は本実施の形態におけるスイッチ装置の動作説明用のフローチャート、図7は本実施の形態におけるスイッチ装置の動作説明用のタイミングチャートである。
図1は本発明にかかる電子機器としてのオーディオ再生装置の外観図、図2は図1のA−A線に沿う一部の拡大断面図、図3は本実施の形態におけるスイッチ装置の平面図、図4は本実施の形態におけるスイッチ装置の構造を示す説明図、図5は本実施の形態におけるスイッチ装置の回路図、図6は本実施の形態におけるスイッチ装置の動作説明用のフローチャート、図7は本実施の形態におけるスイッチ装置の動作説明用のタイミングチャートである。
図1において、オーディオ再生装置10はオーディオデータの記録に半導体メモリを用いたもので、外装を構成するハウジング11を備えている。
このハウジング11は右手または左手の中に包み込み状態で把持できる大きさに小型化され、左右幅と、この左右幅よりも大きな寸法の上下の高さと、この上下の高さよりも大きな寸法の前後の長さとを有し、細長形状に形成され、長手方向を有している。
そして、ハウジング11は長手方向に沿って平面状に延在する(厳密には上方に凸の円弧面)端面領域11Aと、端面領域11Aに対向する箇所で凹状に円弧状に窪んで長手方向に延在する端面領域11Bと、それら端面領域11A、11Bの端部に連なり湾曲面状に延在する湾曲面領域11Cとを有している。
そして、端面領域11Aは、手の親指及びその付け根と手首との間に相当する部分に当て付けられるように図られており、端面領域11Bは、手の中指、人差し指及び小指が掛けられるように図られている。
また、端面領域11Aには例えば有機ELや液晶表示装置からなる矩形板状の表示部12が配置されており、表示部12の表示面には、再生するデータ(コンテンツ)に関わる情報(例えば、曲名、アーティスト名、アルバム名、サンプリング周波数、音量など)、操作に関する情報(音量表示、音質表示、矢印、電池残量アイコンなど)が表示される。
なお、表示部12が設けられているハウジング11の端面領域11Aの表面形状は、表示部12の表示面と平行に延在するほぼ平面形状となるように形成されている。
このようなハウジング11内の手の親指と対向する箇所にはスイッチ装置13が配置されている。
このハウジング11は右手または左手の中に包み込み状態で把持できる大きさに小型化され、左右幅と、この左右幅よりも大きな寸法の上下の高さと、この上下の高さよりも大きな寸法の前後の長さとを有し、細長形状に形成され、長手方向を有している。
そして、ハウジング11は長手方向に沿って平面状に延在する(厳密には上方に凸の円弧面)端面領域11Aと、端面領域11Aに対向する箇所で凹状に円弧状に窪んで長手方向に延在する端面領域11Bと、それら端面領域11A、11Bの端部に連なり湾曲面状に延在する湾曲面領域11Cとを有している。
そして、端面領域11Aは、手の親指及びその付け根と手首との間に相当する部分に当て付けられるように図られており、端面領域11Bは、手の中指、人差し指及び小指が掛けられるように図られている。
また、端面領域11Aには例えば有機ELや液晶表示装置からなる矩形板状の表示部12が配置されており、表示部12の表示面には、再生するデータ(コンテンツ)に関わる情報(例えば、曲名、アーティスト名、アルバム名、サンプリング周波数、音量など)、操作に関する情報(音量表示、音質表示、矢印、電池残量アイコンなど)が表示される。
なお、表示部12が設けられているハウジング11の端面領域11Aの表面形状は、表示部12の表示面と平行に延在するほぼ平面形状となるように形成されている。
このようなハウジング11内の手の親指と対向する箇所にはスイッチ装置13が配置されている。
前記スイッチ装置13は、操作部材131と、この操作部材131を押圧可能に支持するとともに前記押圧される方向を中心にして、例えば0度(=360度)、90度、180度及び270度の角度位置で外側方向へ傾斜動可能に支持する支持機構(請求項に記載した支持手段に相当する)132とを備えている。
前記操作部材131は、図1及び図2に示すように、支持機構132に押圧可能にかつ傾斜動可能に支持されハウジング11の内側に配置されたステム131Aと、このステム131Aの先端に設けられた押圧片131Bを有している。
図4(A)に示すように、ステム131Aの下部は、プリント基板17と、プリント基板17上に被せられたカバー部材20との間に形成された空間に配設されている。
ステム131Aの下部寄りの箇所には、円板部22が膨出形成され、円板部22とカバー部材20の上面との間にコイルスプリング24が設けられ、コイルスプリング24により操作部材131に対する押圧操作力または傾斜操作力を解除したときに操作部材131を中立姿勢(操作部材131が何れのスイッチも作動させない姿勢)に自動的に復帰できる構成になっており、支持機構132はこれらカバー部材20、コイルスプリング24などを含んで構成されている。
前記操作部材131は、図1及び図2に示すように、支持機構132に押圧可能にかつ傾斜動可能に支持されハウジング11の内側に配置されたステム131Aと、このステム131Aの先端に設けられた押圧片131Bを有している。
図4(A)に示すように、ステム131Aの下部は、プリント基板17と、プリント基板17上に被せられたカバー部材20との間に形成された空間に配設されている。
ステム131Aの下部寄りの箇所には、円板部22が膨出形成され、円板部22とカバー部材20の上面との間にコイルスプリング24が設けられ、コイルスプリング24により操作部材131に対する押圧操作力または傾斜操作力を解除したときに操作部材131を中立姿勢(操作部材131が何れのスイッチも作動させない姿勢)に自動的に復帰できる構成になっており、支持機構132はこれらカバー部材20、コイルスプリング24などを含んで構成されている。
ステム131Aの先端が臨むハウジング11の箇所に開口11Dが形成されている。そして、押圧片131Bは開口11Dを塞ぐ大きさで、かつ親指の腹部が当接できる大きさに形成され、さらに、この押圧片131Bは、開口11Dの周りのハウジング11の表面形状に一致する弧状の表面を有している。言い換えると、開口11Dが設けられたハウジング11箇所の表面形状は湾曲面で形成され、押圧片131Bは、開口11Dの周りのハウジング11の表面形状に一致する湾曲面で形成されている。これにより、押圧片131Bをハウジングの一部として機能させるようにしている。
また、前記スイッチ装置13は、図3、図4に示すように、1つの第1のスイッチ133と、4つの第2のスイッチ134A〜134Dを備える。
前記第1のスイッチ133は、操作部材131が押圧操作されるごとに作動されるもので、例えばオーディオ再生装置のプレー/ストップ用スイッチを構成する。そして、この第1のスイッチ133は操作部材131が押圧操作された際に操作部材131が移動する側で操作部材131の中心に位置して配置される。
前記4つの第2のスイッチ134A〜134Dは、前記押圧される方向を中心とする円周上に一定の間隔、例えば0度(=360度)、90度、180度及び270度の角度位置に対応する箇所にそれぞれ配置され、これらの各角度位置で操作部材131が選択的に傾斜操作されたときに円板部22により作動されるものである。
例えば、0度(=360度)の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Aは、オーディオ再生装置の早戻し(曲戻し)用のスイッチとして機能し、180度の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Cは、オーディオ再生装置の早送り(曲送り)用のスイッチとして機能し、また、90度の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Bは、オーディオ再生装置の音量を増大させる方向の信号を出力するスイッチとして機能し、270度の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Dは、オーディオ再生装置の音量を減少させる方向の信号を出力するスイッチとして機能する。
前記第1のスイッチ133は、操作部材131が押圧操作されるごとに作動されるもので、例えばオーディオ再生装置のプレー/ストップ用スイッチを構成する。そして、この第1のスイッチ133は操作部材131が押圧操作された際に操作部材131が移動する側で操作部材131の中心に位置して配置される。
前記4つの第2のスイッチ134A〜134Dは、前記押圧される方向を中心とする円周上に一定の間隔、例えば0度(=360度)、90度、180度及び270度の角度位置に対応する箇所にそれぞれ配置され、これらの各角度位置で操作部材131が選択的に傾斜操作されたときに円板部22により作動されるものである。
例えば、0度(=360度)の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Aは、オーディオ再生装置の早戻し(曲戻し)用のスイッチとして機能し、180度の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Cは、オーディオ再生装置の早送り(曲送り)用のスイッチとして機能し、また、90度の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Bは、オーディオ再生装置の音量を増大させる方向の信号を出力するスイッチとして機能し、270度の角度位置に対応する箇所に配置された第2のスイッチ134Dは、オーディオ再生装置の音量を減少させる方向の信号を出力するスイッチとして機能する。
次に、スイッチ装置13の回路構成について図5を参照して説明する。
図5において、第2のスイッチ134A〜134Dのそれぞれに対応した値の異なる電圧(アナログ信号)を取り出すための抵抗R1〜R4を備え、この抵抗R1〜R4は直列に接続されて直列回路を構成する。この直列回路の抵抗R1側端は電源端子Vad(3.7V)に接続され、さらに、直列回路の抵抗R4側端は第2のスイッチ134A〜134Dの作動状態を検知する作動端子MTに接続されている。
また、第2のスイッチ134Aは、抵抗R1とR2との接続点とグランド端子GND間に直列に接続され、第2のスイッチ134Bは、抵抗R2とR3との接続点とグランド端子GND間に直列に接続され、第2のスイッチ134Cは、抵抗R3とR4との接続点とグランド端子GND間に直列に接続され、さらに、第2のスイッチ134Dは、抵抗R4と作動端子MTとの接続点とグランド端子GND間に直列に接続されている。
また、抵抗R1とR2との接続点には、第2のスイッチ134A〜134Dに作動動作に応じた電圧(アナログ信号)取り出すための出力端子OUTが接続され、この出力端子OUTに出力される電圧(アナログ信号)は、スイッチ装置13全体を制御し管理するCPU15に取り込まれるようになっている。また、第1のスイッチ133の作動信号もCPU15に取り込まれるようになっている。
図5において、第2のスイッチ134A〜134Dのそれぞれに対応した値の異なる電圧(アナログ信号)を取り出すための抵抗R1〜R4を備え、この抵抗R1〜R4は直列に接続されて直列回路を構成する。この直列回路の抵抗R1側端は電源端子Vad(3.7V)に接続され、さらに、直列回路の抵抗R4側端は第2のスイッチ134A〜134Dの作動状態を検知する作動端子MTに接続されている。
また、第2のスイッチ134Aは、抵抗R1とR2との接続点とグランド端子GND間に直列に接続され、第2のスイッチ134Bは、抵抗R2とR3との接続点とグランド端子GND間に直列に接続され、第2のスイッチ134Cは、抵抗R3とR4との接続点とグランド端子GND間に直列に接続され、さらに、第2のスイッチ134Dは、抵抗R4と作動端子MTとの接続点とグランド端子GND間に直列に接続されている。
また、抵抗R1とR2との接続点には、第2のスイッチ134A〜134Dに作動動作に応じた電圧(アナログ信号)取り出すための出力端子OUTが接続され、この出力端子OUTに出力される電圧(アナログ信号)は、スイッチ装置13全体を制御し管理するCPU15に取り込まれるようになっている。また、第1のスイッチ133の作動信号もCPU15に取り込まれるようになっている。
前記CPU15は、第2のスイッチ134A〜134Dが操作部材131の傾斜操作により選択的に作動されるごとに発生する電圧(アナログ信号)をディジタル信号に変換するA/D変換部(請求項に記載したA/D変換手段に相当する)151と、作動端子MTに現われる信号を基に第2のスイッチ134A〜134Dが作動されているか否かを検知する作動検知部(請求項に記載した作動検知手段に相当する)152と、第1のスイッチ133が作動されたときに発生する信号に応じた制御コマンド、すなわちオーディオ再生装置のプレー/ストップ及び第2のスイッチ134A〜134Dが作動されたときに発生する信号に応じた制御コマンド、すなわちオーディオ再生装置の早戻し(曲戻し)、早送り(曲送り)、オーディオ再生装置の音量調整用の制御コマンドを出力する信号処理部(請求項に記載した信号処理手段に相当する)153と、作動検知部152が第2のスイッチ134A〜134Dの作動を検知したときに第1のスイッチ133が作動されても該第1のスイッチ133の作動信号が無効となるように信号処理部153を制御する制御部(請求項に記載した制御手段に相当する)154とを備えている。
なお、図5において、記憶部161は前記オーディオデータが記録されたものであり、半導体メモリで構成されている。
また、再生部162は、記憶部161から前記オーディオデータを読み出して、オーディオ信号に変換増幅しスピーカーやヘッドホンなどに供給するものであり、信号処理部153から供給される前記制御コマンドに基づいて前記早戻し(曲戻し)、早送り(曲送り)、音量調整などを行うように構成されている。
また、表示部12は、信号処理部153から供給される前記制御コマンドに基づいて前述した再生するデータ(コンテンツ)に関わる情報や操作に関する情報などを表示するように構成されている。
なお、図5において、記憶部161は前記オーディオデータが記録されたものであり、半導体メモリで構成されている。
また、再生部162は、記憶部161から前記オーディオデータを読み出して、オーディオ信号に変換増幅しスピーカーやヘッドホンなどに供給するものであり、信号処理部153から供給される前記制御コマンドに基づいて前記早戻し(曲戻し)、早送り(曲送り)、音量調整などを行うように構成されている。
また、表示部12は、信号処理部153から供給される前記制御コマンドに基づいて前述した再生するデータ(コンテンツ)に関わる情報や操作に関する情報などを表示するように構成されている。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
第1のスイッチ133が操作部材131の一回目の押圧操作により作動されると、この作動信号は信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置のプレー用の制御コマンドを送出し、オーディオ再生装置をプレー動作させる。また、第1のスイッチ133が操作部材131の二回目の押圧操作により作動されると、信号処理部153はオーディオ再生装置に対してストップ用の制御コマンドを送出して、オーディオ再生装置を停止させる。
第1のスイッチ133が操作部材131の一回目の押圧操作により作動されると、この作動信号は信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置のプレー用の制御コマンドを送出し、オーディオ再生装置をプレー動作させる。また、第1のスイッチ133が操作部材131の二回目の押圧操作により作動されると、信号処理部153はオーディオ再生装置に対してストップ用の制御コマンドを送出して、オーディオ再生装置を停止させる。
オーディオ再生装置のプレー動作時において、第2のスイッチ134Bが操作部材131の傾斜操作により作動されると、その作動ごとに、図5に示す出力端子OUTに抵抗R1とR2との合成抵抗に応じた電圧が取り出され、この電圧はA/D変換部151でディジタル信号に変換された後、信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置の音量増大用の制御コマンドを送出し、これにより、例えばオーディオ再生装置のヘッドアンプを制御してヘッドホーンの音量を増大させる。
また、第2のスイッチ134Dが操作部材131の傾斜操作により作動されると、その作動ごとに、図5に示す出力端子OUTに抵抗R1〜R4の合成抵抗に応じた電圧が取り出され、この電圧はA/D変換部151でディジタル信号に変換された後、信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置の音量減少用の制御コマンドを送出し、これにより、オーディオ再生装置のヘッドアンプを制御してヘッドホーンの音量を減少させる。
また、第2のスイッチ134Dが操作部材131の傾斜操作により作動されると、その作動ごとに、図5に示す出力端子OUTに抵抗R1〜R4の合成抵抗に応じた電圧が取り出され、この電圧はA/D変換部151でディジタル信号に変換された後、信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置の音量減少用の制御コマンドを送出し、これにより、オーディオ再生装置のヘッドアンプを制御してヘッドホーンの音量を減少させる。
次に、第2のスイッチ134Bまたは第2のスイッチ134Dが操作部材131の傾斜操作により作動されるとき、押圧片131Bに加えられる傾斜操作方向の力加減により、操作部材131が不用意に押圧され第1のスイッチ133が作動された場合について図6及び図7を参照して説明する。
この場合は、まず、制御部154が第1のスイッチ133が作動されているか否かを判定する(ステップS1)。ここで、第1のスイッチ133が作動された場合、図7(B)に示すように変化する波形の作動信号が出力される。したがって、第1のスイッチ133が作動されていると判定された場合は、さらに制御部154おいて、作動検知部152が第2のスイッチ134Bまたは134Dの作動を検知しているか否かを判定する(ステップS2)。ここで、第2のスイッチ134Bまたは134Dが作動されている時の作動端子MTはグランド電位になるため、作動端子MTからは図7(A)に示すような波形の作動信号が出力され、この作動信号がローレベルになっている間、第1のスイッチ133からの作動信号に対して、これが出力されないように禁止する。
これにより、作動検知部152が第2のスイッチ134Bまたは134Dの作動を検知していると判定された時は、制御部154は信号処理部153対して第1のスイッチ133の作動信号が無効となるように制御する(ステップS3)。
また、ステップS1において、第1のスイッチ133が作動されていないと判定された時は最初に戻る。
また、ステップS2において、作動検知部152が第2のスイッチ134Bまたは134Dの作動を検知していないと判定された時は、制御部154は信号処理部153に対して第1のスイッチ133の作動信号を有効とする処理を実行し(ステップS4)、終了する。
この場合は、まず、制御部154が第1のスイッチ133が作動されているか否かを判定する(ステップS1)。ここで、第1のスイッチ133が作動された場合、図7(B)に示すように変化する波形の作動信号が出力される。したがって、第1のスイッチ133が作動されていると判定された場合は、さらに制御部154おいて、作動検知部152が第2のスイッチ134Bまたは134Dの作動を検知しているか否かを判定する(ステップS2)。ここで、第2のスイッチ134Bまたは134Dが作動されている時の作動端子MTはグランド電位になるため、作動端子MTからは図7(A)に示すような波形の作動信号が出力され、この作動信号がローレベルになっている間、第1のスイッチ133からの作動信号に対して、これが出力されないように禁止する。
これにより、作動検知部152が第2のスイッチ134Bまたは134Dの作動を検知していると判定された時は、制御部154は信号処理部153対して第1のスイッチ133の作動信号が無効となるように制御する(ステップS3)。
また、ステップS1において、第1のスイッチ133が作動されていないと判定された時は最初に戻る。
また、ステップS2において、作動検知部152が第2のスイッチ134Bまたは134Dの作動を検知していないと判定された時は、制御部154は信号処理部153に対して第1のスイッチ133の作動信号を有効とする処理を実行し(ステップS4)、終了する。
オーディオ再生装置のストップ時において、第2のスイッチ134Aが操作部材131の傾斜操作により作動されると、その作動ごとに出力端子OUTに抵抗R1に応じた電圧が取り出され、この電圧はA/D変換部151でディジタル信号に変換された後、信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置の早戻し(曲戻し)用の制御コマンドを送出し、これにより、オーディオ再生装置を早戻し(または曲戻し)制御する。
また、第2のスイッチ134Cが操作部材131の傾斜操作により作動されると、その作動ごとに出力端子OUTに抵抗R1〜R3の合成抵抗に応じた電圧が取り出され、この電圧はA/D変換部151でディジタル信号に変換された後、信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置の早送り(曲送り)用の制御コマンドを送出し、これにより、オーディオ再生装置を早送り(または曲送り)制御する。
また、第2のスイッチ134Cが操作部材131の傾斜操作により作動されると、その作動ごとに出力端子OUTに抵抗R1〜R3の合成抵抗に応じた電圧が取り出され、この電圧はA/D変換部151でディジタル信号に変換された後、信号処理部153に取り込まれる。信号処理部153では、オーディオ再生装置の早送り(曲送り)用の制御コマンドを送出し、これにより、オーディオ再生装置を早送り(または曲送り)制御する。
次に、第2のスイッチ134Aまたは第2のスイッチ134Cが操作部材131の傾斜操作により作動されるとき、押圧片131Bに加えられる傾斜操作方向の力加減により、操作部材131が不用意に押圧され第1のスイッチ133が作動された場合について説明する。
この場合も上記と同様に、まず、制御部154が第1のスイッチ133が作動されているか否かを判定する(ステップS1)。ここで、第1のスイッチ133が作動されていると判定された場合は、さらに制御部154おいて、作動検知部152が第2のスイッチ134Aまたは134Cの作動を検知しているか否かを判定する(ステップS2)。ここで、作動検知部152が第2のスイッチ134Aまたは134Cの作動を検知していると判定された時は、制御部154は信号処理部153対して第1のスイッチ133の作動信号が無効となるように制御する(ステップS3)。
また、ステップS1において、第1のスイッチ133が作動されていないと判定された時は最初に戻る。
また、ステップS2において、作動検知部152が第2のスイッチ134Aまたは134Cの作動を検知していないと判定された時は、制御部154は信号処理部153に対して第1のスイッチ133の作動信号を有効とする処理を実行し(ステップS4)、終了する。
この場合も上記と同様に、まず、制御部154が第1のスイッチ133が作動されているか否かを判定する(ステップS1)。ここで、第1のスイッチ133が作動されていると判定された場合は、さらに制御部154おいて、作動検知部152が第2のスイッチ134Aまたは134Cの作動を検知しているか否かを判定する(ステップS2)。ここで、作動検知部152が第2のスイッチ134Aまたは134Cの作動を検知していると判定された時は、制御部154は信号処理部153対して第1のスイッチ133の作動信号が無効となるように制御する(ステップS3)。
また、ステップS1において、第1のスイッチ133が作動されていないと判定された時は最初に戻る。
また、ステップS2において、作動検知部152が第2のスイッチ134Aまたは134Cの作動を検知していないと判定された時は、制御部154は信号処理部153に対して第1のスイッチ133の作動信号を有効とする処理を実行し(ステップS4)、終了する。
このような本実施の形態によれば、作動検知部152が第2のスイッチ134A〜134Dの作動を検知すると制御部154が第1のスイッチ133の作動信号が無効になるように信号処理部153を制御する構成にしたので、操作部材131の傾斜操作により第2のスイッチ134A〜134Dが作動されているときに第1スイッチ133が不用意に作動されても、その作動信号が出力されることがなく、スイッチ装置及びこれを用いた電子機器の誤操作を防止できる。しかも、このような処理をCPUでのファームウェアにより構成したので、スイッチ装置に対する回路及び構造上の付加要素が不要となり、スイッチ装置を低コスト化することができる。
また、本実施の形態によれば、ステム131Aの先端に設けた押圧片131Bをハウジング11に設けた開口11Dを塞ぐ大きさで、かつ親指の腹部が当接できる大きさに形成し、かつ、この押圧片131Bをハウジング11の表面形状に一致する弧状の表面を有する形状にしたので、押圧片131Bをハウジングの一部として機能させることができるとともに、親指等の指先に対する押圧片131Bの接触面積を大きくでき、これにより、スイッチ装置の押圧操作及び傾斜操作が容易になる。
また、押圧片131Bをハウジング11の表面形状に一致する弧状の表面を有する形状にしたので、押圧片131Bがあたかもハウジング11の一部を構成する外観となり、ハウジング11を含む電子機器の意匠性を向上できるほか、ハウジング11を含む電子機器のデザインの自由度を向上できる。
また、本実施の形態のように、ハウジング11の表面形状が、長手方向に沿って平面状に延在する(厳密には上方に凸の円弧面)端面領域11Aと、端面領域11Aに対向する箇所で凹状に円弧状に窪んで長手方向に延在する端面領域11Bと、それら端面領域11A、11Bの端部に連なり湾曲面状に延在する湾曲面領域11Cとを有している場合、表示面の面積を大きく確保するには、端面領域11Aの大半を使用しなければならず、押圧片131Bを湾曲面領域11Cに取り付けられなければならない。
特に、オーディオ再生装置の場合、コンテンツの情報を表示するための表示部を設けることは重要であるため、このようなデザインを強いられることも多い。
湾曲面領域11Cにスイッチ装置13を設置した場合、操作者はステム131Aの角度を認識し辛いために、平面上にスイッチ装置13を設置する場合に比較して、誤操作が生じやすい。
しかし、本実施の形態では、誤操作防止の制御手段を有していることから、このような湾曲面領域11Cにスイッチ装置13を設置することができるので、デザインの自由度を向上できる。
また、本実施の形態によれば、ステム131Aの先端に設けた押圧片131Bをハウジング11に設けた開口11Dを塞ぐ大きさで、かつ親指の腹部が当接できる大きさに形成し、かつ、この押圧片131Bをハウジング11の表面形状に一致する弧状の表面を有する形状にしたので、押圧片131Bをハウジングの一部として機能させることができるとともに、親指等の指先に対する押圧片131Bの接触面積を大きくでき、これにより、スイッチ装置の押圧操作及び傾斜操作が容易になる。
また、押圧片131Bをハウジング11の表面形状に一致する弧状の表面を有する形状にしたので、押圧片131Bがあたかもハウジング11の一部を構成する外観となり、ハウジング11を含む電子機器の意匠性を向上できるほか、ハウジング11を含む電子機器のデザインの自由度を向上できる。
また、本実施の形態のように、ハウジング11の表面形状が、長手方向に沿って平面状に延在する(厳密には上方に凸の円弧面)端面領域11Aと、端面領域11Aに対向する箇所で凹状に円弧状に窪んで長手方向に延在する端面領域11Bと、それら端面領域11A、11Bの端部に連なり湾曲面状に延在する湾曲面領域11Cとを有している場合、表示面の面積を大きく確保するには、端面領域11Aの大半を使用しなければならず、押圧片131Bを湾曲面領域11Cに取り付けられなければならない。
特に、オーディオ再生装置の場合、コンテンツの情報を表示するための表示部を設けることは重要であるため、このようなデザインを強いられることも多い。
湾曲面領域11Cにスイッチ装置13を設置した場合、操作者はステム131Aの角度を認識し辛いために、平面上にスイッチ装置13を設置する場合に比較して、誤操作が生じやすい。
しかし、本実施の形態では、誤操作防止の制御手段を有していることから、このような湾曲面領域11Cにスイッチ装置13を設置することができるので、デザインの自由度を向上できる。
なお、本発明のスイッチ装置に組み込まれるスイッチの数は上記実施の形態に示す5個のものに限らず、4個以下のものあるいは6個以上のものであってもよい。
また、本発明のスイッチ装置が適用される電子機器は、半導体メモリを用いオーディオ再生装置に限定されないことは勿論である。
また、本発明のスイッチ装置が適用される電子機器は、半導体メモリを用いオーディオ再生装置に限定されないことは勿論である。
10……オーディオ再生装置、11……ハウジング、11D……開口、13……スイッチ装置、131……操作部材、131A……ステム、131B……押圧片、132……支持機構、133……第1のスイッチ、134A〜134D……第2のスイッチ、15……CPU、151……A/D変換部、152……作動検知部、153……信号処理部、154……制御部。
Claims (7)
- 操作部材と、
前記操作部材が操作されることで作動する第1のスイッチと、
前記操作部材が操作されることで作動する第2のスイッチと、
前記第2のスイッチが作動したか否かを検知する作動検知手段と、
前記作動検知手段が前記第2のスイッチの作動を検知したときは前記第1のスイッチが作動されても該第1のスイッチの作動信号を無効にする制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチが作動する前記操作部材の操作方向とは異なった方向に前記操作部材が操作されることで作動されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記操作部材を押圧可能に支持するとともに前記押圧される方向を中心にして外側方向へ傾斜動可能に支持する支持手段を有し、前記第1のスイッチは1つ設けられ、前記第2のスイッチは複数個設けられ、前記第1のスイッチの作動は前記操作部材が押圧操作されることでなされ、前記各第2のスイッチの作動は前記操作部材が傾斜操作されることでなされることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記電子機器は外装を構成するハウジングを備え、前記操作部材、前記支持手段及び前記第1、第2のスイッチは前記ハウジングに収容され、前記操作部材は、前記支持手段に押圧可能にかつ傾斜動可能に支持され前記ハウジングの内側に配置されたステムと、前記ステムの先端に設けられた押圧片を有し、前記ステムの先端が臨む前記ハウジングの箇所に開口が形成され、前記押圧片は前記開口を塞ぐ大きさで形成されていることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
- 前記ハウジングは細長形状を呈して長手方向を有し、前記ハウジングは前記長手方向に沿って平面状に延在する領域と、前記領域の端部に連なり湾曲面状に延在する領域とを有し、前記平面状に延在する領域に所定の情報を表示する表示面が設けられ、前記開口は、前記湾曲面状に延在する領域に設けられていることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
- 前記押圧片は、前記開口の周りの前記ハウジングの表面形状に一致する湾曲面で形成されていることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
- 操作部材と、前記操作部材が操作されることで作動する第1のスイッチと、前記操作部材が前記操作される方向とは異なった方向に操作されることで作動する第2のスイッチとを有する電子機器の制御方法であって、
前記第2のスイッチが作動したか否かを検知する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて前記第2のスイッチの作動が検知されたときは前記第1のスイッチが作動されても該第1のスイッチの作動信号を無効にする第2のステップと、
を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236403A JP2007052577A (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | 電子機器及びその制御方法 |
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JP (1) | JP2007052577A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011014394A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Alps Electric Co Ltd | 複合操作型入力装置 |
JP2011233239A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Tokai Rika Co Ltd | 入力装置 |
-
2005
- 2005-08-17 JP JP2005236403A patent/JP2007052577A/ja active Pending
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