JPH09288924A - プッシュ式操作機構 - Google Patents

プッシュ式操作機構

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JPH09288924A
JPH09288924A JP10044296A JP10044296A JPH09288924A JP H09288924 A JPH09288924 A JP H09288924A JP 10044296 A JP10044296 A JP 10044296A JP 10044296 A JP10044296 A JP 10044296A JP H09288924 A JPH09288924 A JP H09288924A
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JP
Japan
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button
push
exterior body
hand
recording
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Withdrawn
Application number
JP10044296A
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English (en)
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Masao Yamaguchi
将雄 山口
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機器をホールドした手でも操作がやりやすく、
構成も簡単なプッシュ式操作機構を提供する。 【解決手段】通常片手でホールドされる携帯録音再生機
のプッシュ式操作機構において、外装体1に配設され、
頻繁に操作される録音釦2,停止釦3,再生釦4の操作
面等が円筒形の一部で形成されており、その周辺部の外
装体1の外表面1aも上記操作面2aに対応して円筒面
の一部で形成されている。上述の操作機構では、録音釦
2等の操作面の周辺部P2 、P3 でもホールドした手の
指先で容易に操作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プッシュ式操作機
構、詳しくは、据え置き型、または、携帯型電子機器等
の外装体に配設され、指等で操作されるプッシュ式操作
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に小型の携帯型電子機器、例え
ば、携帯型の録音再生装置や電話機が広く利用される状
況にある。それらの電子機器に設けられている操作釦を
プッシュ操作する場合、従来では機器を片方の手でホー
ルドした状態で別の手の指で上記操作釦を押圧して操作
されるることが多い。
【0003】一方、上記携帯型の電子機器はさらに小型
化が進み、手のひらの中に十分収まってしまうような小
型の録音再生装置や電話機等の電子機器が各種開発され
ている。それらの機器の操作面は、平面状であり、操作
釦もその平面に沿って配設されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な小型の機器において、操作機能性を高めるために機器
の外装体を曲面で形成し、機器をホールドしている手の
指先で上記釦を操作することが可能な電子機器も提案さ
れている。特に、音声記録再生装置等では、録音釦,停
止釦,再生釦の操作釦が頻繁に操作され、それらの操作
釦をホールドしている側の手の指先で操作しようとした
場合、必ずしも操作釦の中央部を垂直方向に押圧すると
は限らない。したがって、従来の操作釦のように表面が
平面的な形状、あるいは、機器の外装体平面に沿って配
設された球面形状の操作釦などでは、機敏な操作がやり
にくいという不具合があった。
【0005】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、特に小型の携帯型電子機器等の操
作面が曲面で形成された外装体面を持つ機器のプッシュ
式操作機構において、機器をホールドした手でも操作が
やりやすく、構成も簡単なプッシュ式操作機構を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のプッシュ
式操作機構は、中央部から周辺部にかけて少なくとも一
方に向けて高さが徐々に低くなる形状のプッシュ式の操
作部材と、上記操作部材の上端部が突出して取り付けら
れ、上記操作部材の突出最下部周辺から高さが少なくと
も上記一方に向けて所定の範囲内で徐々に低くなる形状
の外装体とを具備する。上記第1のプッシュ式操作機構
においては、上記外装体に可動状態で取り付けられ、上
記形状を有する操作部材の周辺部を押圧操作することに
よって、別途に設けられた被操作部を動作させる。
【0007】本発明の第2のプッシュ式操作機構は、上
記第1のプッシュ式操作機構において、上記操作部材は
少なくとも単一方向上の双方に向けて高さが徐々に低く
なる曲面を有している。上記第2のプッシュ式操作機構
においては、上記操作部材の周辺部を押圧操作すること
によって、別途に設けられた被操作部を動作させる。
【0008】本発明の第3のプッシュ式操作機構は、上
記第2のプッシュ式操作機構において、上記外装体は上
記操作部材の曲面に合わせて高さが徐々に低くなる曲面
を有している。上記第3のプッシュ式操作機構において
は、上記操作部材の周辺部を押圧操作することによっ
て、別途に設けられた被操作部を動作させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明のプッシュ式操作機
構を組み込んだ携帯型録音再生機の斜視図であって、片
手でホールドして操作釦を操作している状態を示す。上
記録音再生機においては、外装体1に操作部材である各
操作釦が配設される曲面で形成される第1外表面部1a
と平面で形成される第2外表面部1bを有している。第
1外表面部1aには、その上方部分に録音,停止、再生
動作を指示するための操作部材である録音釦2,停止釦
3,再生釦4が配設され、また、下方部分には早送り,
早戻しのための早送り釦5,早戻し釦6が配設されてい
る。また、第2外表面部1bは、音声信号消去、また
は、挿入のための消去用釦7,8や挿入用釦9が配設さ
れている。
【0010】図2は図1のA−A′断面図であり、図3
は図1のB−B′断面図であり、共に、録音釦2周りの
断面図である。なお、停止釦3,再生釦4の断面も同様
とし、それらの釦の例として録音釦2について、以下、
説明する。
【0011】上記録音釦2の上端部の操作面2aは、図
2に示す単一方向であるA−A′方向(図1参照)断面
が中央部P1 を頂点として双方向に向けて徐々に低くな
る断面であり、上記A−A′方向と直交するB−B′方
向断面(図3)は直線形状となる面、例えば、円筒面の
一部で形成されている。なお、中央部P1 側から見た投
影面形状は、小判形状とする。また、録音釦2は押圧さ
れた場合、釦側面部2c,釦底側面部2dが外装体1の
嵌合部を摺動して略平行状態を保って降下し、後述する
スイッチ11を押圧する。
【0012】一方、外装体1の上記釦周辺の第1外表面
部1aは、録音釦2の操作面2aに対応して、A−A′
方向(図1参照)断面で釦突出最下部周辺から徐々に低
くなる面、例えば、円筒面の一部で形成されている。ま
た、上記外装体1の第1外表面部1aと録音釦2の操作
面2aとの円筒面の曲率は、略同一とする。
【0013】外装体1の内部には、プリント基板12に
実装されたスイッチ11が配設されており、録音釦2の
操作突起部2bにてスイッチ11の被操作部を押圧する
とオン状態となる。また、スイッチ11にはバネが内蔵
されており、録音釦2に被操作部を介して復帰力を与え
ている。なお、録音釦2の変形例として、図1のB−
B′断面が図3に示す2点鎖線で示すように曲線軌跡で
ある操作面2aをもつ録音釦2′を適用してもよい。
【0014】以上のように構成された録音再生機を操作
する場合、図1に示すように片手、例えば、左手でホー
ルドしてその指先等で各操作釦の操作等が行われるが、
図2に示すように各操作釦が配設される第1外表面部1
aが円筒形状の一部で形成されていることから手に対す
るなじみ具合がよい。
【0015】そして、第1外表面部1aの上方部に配設
されている録音釦2,停止釦3,再生釦4は、下方部に
配設される早送り釦6、または、第2外表面部1b部に
配設されている消去用釦7,8や挿入用釦9等の操作に
比較して、非常に頻繁にオンオフ操作される。そのと
き、通常は図1に示すようにホールドした手の親指で切
り換え操作がなされる。親指の位置の関係上、図2の操
作釦操作面2aの中央部P1 を垂直に押圧されるとは限
らず、釦操作面2aの辺部P2 、または、P3 を押圧操
作することが多い。
【0016】そこで、本実施形態の録音再生機では、頻
繁に操作される録音釦2等の操作面2aの形状が前述し
たような円筒面の一部で形成され、さらに、それに対応
して外装体1の第1外表面部1aが円筒面の一部で形成
されていることから、釦2の中央部P1 に限らず辺部P
2 、または、P3 が押圧し易く、スイッチ11を確実に
オンオフさせることができる。
【0017】次に、本発明の第2実施形態のプッシュ式
操作機構である釦操作機構について説明する。図4は上
記釦機構の斜視図であり、図5は図4のC−C′断面、
または、D−D′断面の該操作釦周りの断面図である。
本機構の機器外装体21に可動状態で装着される操作部
材の操作釦22の操作面22aは、その中央部P4 を頂
点とし、周辺部P5 に向けて徐々に低くなる、例えば、
略球面の一部で形成されている。一方、操作釦22が装
着されている周辺部分の外装体22の外表面部22aも
略球面の一部で形成される。なお、上記外装体21の内
部には、上記操作釦22の押圧によりオンオフされるス
イッチ11がプリント基板12に実装されて配設されて
いる。
【0018】以上のように構成された本実施形態の釦操
作機構によれば、球面状の操作面21aをもつ操作釦2
2が外装体21の球面状の外表面部21a上に装着され
ていることから、操作釦22の操作面22aの中央部P
4 は勿論のこと周辺部P5 も容易に押圧操作が可能であ
り、使い易い。特に、本実施形態の釦操作機構は、外装
体の外表面部同士が交叉する箇所に設けるとあらゆる方
向から操作部材の操作がし易くなり、さらに操作性が向
上する。
【0019】次に、本発明の第3実施形態のプッシュ式
操作機構である釦操作機構について説明する。図6は操
作釦周りの単一方向の断面図である。本機構の機器外装
体31に可動状態で装着される操作部材である操作釦3
2の操作面32aは、その中央部P6から一方であるE
方に向けてのみ徐々に低くなる曲面形状を有している。
一方、操作釦32の周囲部分の外装体31の外表面部3
1aも同様に釦突出周辺部から一方向のE方向のみに徐
々に低くなる曲面を有しいる。上記外装体31の内部に
は、上記操作釦32の押圧によりオンオフされるスイッ
チ11がプリント基板12に実装された状態で配設され
ている。
【0020】以上のように構成された釦操作機構によれ
ば、片側方向のみの曲面の操作面32aをもつ操作釦3
2が同じく外装体31の同方向の片側方向のみの曲面の
外表面部31aに装着されており、操作釦32の操作面
32aの中央部P6 は勿論、さらに、E方向の辺部P7
と平面の辺部P8 も容易に押圧操作が可能であり、操作
し易い。
【0021】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載のプ
ッシュ式操作機構によれば、操作部材の上端部とそれを
装着する外装体が共に少なくとも一方に向けて徐々に低
くなる形状を有していることから操作部材の上端部の上
記一方の辺部を押圧することが容易となり、使いやすい
操作機構を提供できる。
【0022】本発明の請求項2記載のプッシュ式操作機
構によれば、操作部材の上端部が単一方向上の双方に向
けて徐々に低くなっており、それを装着する外装体は少
なくとも一方に向けて徐々に低くなる形状を有している
ことから操作部材の上端部の周辺を押圧することが容易
となり、使いやすい操作機構を提供できる。
【0023】本発明の請求項3記載のプッシュ式操作機
構によれば、操作部材の上端部とそれを装着する外装体
が共に少なくとも単一の双方に向けて徐々に低くなって
おり、操作部材の上端部の周辺を押圧することが容易と
なり、使いやすい操作機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のプッシュ式操作機構を
適用した録音再生機のホールド状態を示す斜視図。
【図2】図1のA−A′断面図。
【図3】図1のB−B′断面図。
【図4】本発明の第2実施形態のプッシュ式操作機構の
斜視図。
【図5】図4のC−C′、または、D−D′断面図。
【図6】本発明の第3実施形態のプッシュ式操作機構の
操作釦周りの断面図。
【符号の説明】
1,21,31……外装体 2 ……記録釦(操作部材) 3 ……停止釦(操作部材) 4 ……再生釦(操作部材) 22,32…操作釦(操作部材) A−A′……単一方向 C−C′……単一方向 E ……一方

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部から周辺部にかけて少なくとも一
    方に向けて高さが徐々に低くなる形状のプッシュ式の操
    作部材と、 上記操作部材の上端部が突出して取り付けられ、上記操
    作部材の突出最下部周辺から高さが少なくとも上記一方
    に向けて所定の範囲内で徐々に低くなる形状の外装体
    と、 を具備したことを特徴とするプッシュ式操作機構。
  2. 【請求項2】 上記操作部材は、少なくとも単一方向上
    の双方に向けて高さが徐々に低くなる曲面を有すること
    を特徴とする請求項1記載のプッシュ式操作機構。
  3. 【請求項3】 上記外装体は、上記操作部材の曲面に合
    わせて高さが徐々に低くなる曲面を有することを特徴と
    する請求項2記載のプッシュ式操作機構。
JP10044296A 1996-04-22 1996-04-22 プッシュ式操作機構 Withdrawn JPH09288924A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10044296A JPH09288924A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 プッシュ式操作機構

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