JP2570743Y2 - 音響装置等の操作装置 - Google Patents

音響装置等の操作装置

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JP2570743Y2
JP2570743Y2 JP1992075364U JP7536492U JP2570743Y2 JP 2570743 Y2 JP2570743 Y2 JP 2570743Y2 JP 1992075364 U JP1992075364 U JP 1992075364U JP 7536492 U JP7536492 U JP 7536492U JP 2570743 Y2 JP2570743 Y2 JP 2570743Y2
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隆太 安藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば複数の機能を
有する音響装置を遠隔操作するコマンダ(送信装置)等
に適用して好適な操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4Aは、CD(コンパクトディスク)
プレーヤとカセットデッキを一体化した一般にCDプレ
ーヤ付きラジオカセットテープレコーダと称する音響装
置を示すものである。まず、この音響装置の構成につい
て説明する。
【0003】同図において、71はキャビネットであ
り、その前面に表パネル71aが配されている。この表
パネル71aにはCDプレーヤ部72とカセットテープ
レコーダ部73等の操作を行なう操作部74とこの操作
に伴う操作状態等を表示するための表示部75が設けら
れている。つまり、図4に示す音響装置は、CDプレー
ヤ、カセットテープレコーダおよびラジオチューナの複
数の機能を有している。
【0004】図4Bは、音響装置を遠隔操作するコマン
ダ77を示すものである。このコマンダ77には、音響
装置に設けられた操作部74の操作釦と略同等の操作釦
78が複数個配されている。
【0005】これらの操作釦78は、音響装置の各機能
に対応して区分けして配されている。つまり、コマンダ
77には、音響装置のチューナ部(図示せず)を操作す
る操作釦78が配されたチューナブロック79AとCD
プレーヤ部72を操作する操作釦78が配されたプレー
ヤブロック79Bとカセットテープレコーダ部73を操
作する操作釦78が配されたレコーダブロック79Cが
形成されている。
【0006】また、操作釦78が例えば各ブロック79
A,79B,79C毎に色分けされていたり、コマンダ
77のキャビネット77aがブロック79A,79B,
79C毎に色分け等されている。そして、ユーザはこの
色を識別して機能に対応した操作釦78を操作する。
【0007】コマンダ77には、その先端に発光部(発
信部)80が配されている。そして、操作釦78の操作
によって発信部80より出力される光信号等が音響装置
の受光部(受信部)76で受光(受信)され、光信号等
で指定される操作が実行される。これによって、音響装
置の動作は、リモートコントロールされる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】図4Bの例では操作釦
78が例えば各ブロック79A,79B,79C毎に色
分けされていたり、キャビネット77aがブロック79
A,79B,79C毎に色分け等されているが、予めそ
の色を認識していなければどのブロックかを容易に認識
できなかった。
【0009】そこで、この考案では、複数の機能を有す
る音響装置等の操作装置の操作釦の誤操作を防止するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1に記載したこの考案に係る音響装置等の
操作装置では、複数の機能より所望の機能を選択して動
作させる音響装置等を操作する複数の操作釦を有してな
る操作装置において、複数の領域内に上記機能に対応し
た操作釦が同一平面上に配された操作体と、上記領域に
対応した開口部を有する筐体と、上記機能に対応した操
作釦と開口部が対向するように選択操作する選択操作部
とを有し、所望する機能に対応する操作釦が選択操作部
を操作することにより開口部に対向して配置されること
により、選択した機能に対応する操作釦が開口部より露
出されることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】音響装置等の各機能に対応した操作釦9a〜9
cのうち、所望の機能に対応する領域の操作釦のみを筐
体に設けられた開口部から露出させる。そして、露出し
た操作釦9a〜9cを操作することによって所望の動作
を制御する。所望の機能に対応する領域の操作釦のみが
露出するので、他の操作釦を操作することがなく、誤操
作を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら、この考案
の実施例について説明する。本例は図4Aに示す音響装
置のコマンダに適用した例であり、送信信号に赤外線信
号を使用した例である。なお、図1Aはコマンダ1の平
面図、図1Bはその正面図を示すものである。
【0013】図1において、1はコマンダであり、この
コマンダ1は、把持部2と、円形の筐体としての操作部
3と、発光部4とで形成されている。発光部4は、図1
〜図3に示すように、コマンダ1の先端に配される。ま
た、操作部3は、把持部2と発光部4との間に配され
る。
【0014】操作部3には、その上面に図4Aに示す音
響装置の電源をオンオフする電源オンオフ釦5aと音響
装置の音量を調整するための音量調整用釦5b,5cが
配されている。釦5bは音量を上げるためのものであ
り、釦5cは音量を下げるためのものである。なお、電
源オンオフ釦5aおよび音量調整用釦5b,5cを操作
部3上に配して常に露出させているのは、音響装置の全
ての機能に共通して操作を行なうものであるからであ
る。
【0015】また、図2Bに示すように、プリント基板
29上には釦5a〜5cに対応してタクトスイッチ30
が配されており、このタクトスイッチ30はリード線2
8を介してプリント基板7に接続されている。
【0016】また、操作部3には、図1および図3に示
すように、図4Aに示す音響装置の各機能のうち、一の
機能に対応する操作釦のみを露出させる開口部6が形成
されている。つまり、この開口部6は、後述する操作釦
9a〜9cが配された複数の領域(ブロック部)10〜
12のうち、一のブロック部に配された操作釦のみを露
出するように構成されている(図1A参照)。なお、こ
の例では開口部6はコマンダ1の発光部4側に略扇状に
形成されている。
【0017】操作部3の下面には、図3に示すように、
操作体8が回転可能に配されており、この例では図2B
に示すように、操作体8は、軸体25を中心にして回転
するようになされている。
【0018】そして、操作体8の一平面上には、音響装
置の各機能に対応する操作釦9a〜9cが夫々ブロック
毎に区分けして配されている。つまり、操作体8の上面
には、チューナ部を操作する釦9aを配したチューナブ
ロック部10と、CDプレーヤ部72を操作する釦9b
を配したプレーヤブロック部11と、カセットテープレ
コーダ部73を操作する釦9cを配したレコーダブロッ
ク部12が形成されている。
【0019】これらのブロック部10〜12は、図3に
示すように、操作部3の開口部6に対応するように略扇
状に形成される。図2Bに示すように、プリント基板3
1上には釦9a〜9cに対応してタクトスイッチ30が
配されており、このタクトスイッチ30は、導電部7a
を介してプリント基板7に接続されている。
【0020】なお、プリント基板31は、図2Bに示す
ように、操作体8に固着されて操作体8と一体的に回転
する。また、導電部7aにバネ性をもたせてその付勢力
によって常にプリント基板31に接続させているのは、
プリント基板31が回転するからである。
【0021】操作部3には、この例では図2Aおよび図
3に示すように、その両側面の操作体8の外周面に対応
する部位に切欠3aが形成されている。また、操作体8
には、図1〜図3に示すように、その外周面に交角段溝
状の選択操作部としてのすべり止め部8aが形成されて
いる。このすべり止め部8aは、ユーザの指先の滑りを
防止して操作体8の回転操作を円滑にすると共に、選択
した機能に対応する夫々の操作釦9a〜9cを、操作部
3に設けられた開口部6に対して容易に対向させるため
のものである。
【0022】操作部3には、操作体8のブロック部10
〜12を開口部6に対応させた場合にその状態を保持す
るための図示しない係止手段が配されている。また、こ
の係止手段は、操作体8を軽く回転操作すると、係止手
段が解除されるように構成されている。
【0023】発光部4は、リモートコントロール信号と
しての赤外線を発光するものである。この発光部4の発
光素子4a(図2B参照)は、プリント基板7に接続さ
れている。
【0024】なお、釦9a〜9cは例えばカセットテー
プレコーダ部73の巻き戻し、早送り操作やCDプレー
ヤ部72のスキップ操作やチューナ部のバンド選択操作
等の音響装置の動作をリモートコントロールするための
押釦式の操作スイッチである。
【0025】また、図示せずも、釦9a〜9cの押圧
(タクトスイッチ30のオン)に対応してリモートコン
トロール信号を生成する回路や発光部4をドライブする
回路がコマンダ1のプリント基板7に配されている。
【0026】さらに、コマンダ1には、図2Bおよび図
3に示すように、その把持部2内に電池(バッテリー)
20を収納する収納室15が形成されている。そして、
収納室15には電池20の電極と接続する端子16が配
され、この端子16はプリント基板7に接続されてい
る。
【0027】本例において、ブロック部10〜12のう
ち、例えばブロック部11の釦9bを操作する場合は、
ブロック部11が操作部3の開口部6に対応するように
すべり止め部8aをユーザが手動操作して、操作体8を
回転させる。
【0028】これにより、図1に示すように、ブロック
部11の釦9bのみが操作部3の開口部6より露出する
ので、操作釦9bを操作できる。なお、その他のブロッ
ク部10,12を操作する場合にも、同様である。
【0029】図4Aに示す音響装置を遠隔操作するに
は、まずコマンダ1の発光部4を音響装置の受光部76
に対向させた状態で、操作部3上の釦5aを押圧して音
響装置の電源をオンにする。
【0030】この状態で、プレーヤブロック部11の釦
9bを押圧すると、CDプレーヤ部72の動作を遠隔操
作することができる。つまり、押圧される釦9bに対応
するリモートコントロール信号が発光部4より赤外線と
して出力されて受光部76(図4A参照)に供給される
ため、CDプレーヤ部72の動作が制御される。
【0031】また、音量の調整は、操作部3上に配され
た釦5b,5cを操作することによって行なうことがで
きる。
【0032】本例によれば、操作体8を回転操作してブ
ロック部10〜12を操作部3の開口部6に対応させる
のみで、音響装置の機能例えばCDプレーヤ、カセット
テープレコーダおよびラジオチューナのうち、所望の機
能に対応する釦のみを露出させることができるので、他
の釦を操作することがなく、誤操作を防止できる。
【0033】なお、上述実施例においては、操作部3に
対して操作体8を回転させてブロック部10〜12を移
動させるものを示したが、操作体8の移動はこれに限定
されず、例えば操作部3に対して直線的にスライド移動
させるものであっても同様に適用することができる。
【0034】また、上述実施例においては、操作部3に
対して操作体8を回転させるものを示したが、これとは
反対に操作体8に対して操作部3を回転もしくは直線的
にスライド移動させるように構成してもよい。この場
合、操作体側を固定とし、操作部側を移動可能にすれば
よい。また、このときは電源オンオフ釦5aなどの共通
釦は把持部2に設けてもよい。
【0035】
【0036】また、上述実施例においては、音響装置等
の操作装置がCDプレーヤ付きラジオカセットテープレ
コーダのコマンダ1である例を示したが、この考案は、
例えば複数の機能を有する装置の動作を操作する操作釦
を配した操作装置に同様に適用できる。例えば、音響装
置等自体の操作部にも、適用できる。
【0037】
【考案の効果】この考案によれば、操作体もしくは筐体
に設けられた選択操作部を操作してこれらのどちらか一
方を回転もしくは直線的にスライド移動させることで、
筐体に設けられた開口部に対して操作体の一平面上に設
けられた複数の操作釦のうち、所望する機能に対応する
操作釦のみを機械的に選択し、これらを筐体の開口部か
ら露出させることができる特徴を有する。これによっ
て、多機能を有する音響機器などを操作するときに、所
望する機能に対応する操作釦以外の釦を誤って操作する
ことがなくなるため、このような機器の操作が苦手な
人、例えば老人や子供にとっても使い勝手の良い操作装
置を提供することができる。しかも、これらの操作釦は
全て操作体の一平面上に配されており、構成簡単である
ため、操作釦の下に位置する基板などの組立などが容易
であることから、比較的低コストの操作装置を実現する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す図であり、Aはコマンダの
平面図、Bは正面図である。
【図2】実施例の構成を示す図であり、Aはコマンダの
側面図、Bは図1AのI−I線の断面図である。
【図3】実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図4】音響装置および従来のコマンダを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 コマンダ 2 把持部 3 操作部 4 発光部 5a 電源オンオフ釦 5b,5c 音量調整用釦 6 開口部 8 操作体 9a チューナ部を操作する釦 9b CDプレーヤ部を操作する釦 9c テープレコーダ部を操作する釦 10 チューナブロック部 11 プレーヤブロック部 12 レコーダブロック部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能より所望の機能を選択して動
    作させる音響装置等を操作する複数の操作釦を有してな
    る操作装置において、 複数の領域内に上記機能に対応した上記操作釦が同一平
    面上に配された操作体と、 上記領域に対応した開口部を有する筐体と、 上記機能に対応した上記操作釦と上記開口部が対向する
    ように選択操作する選択操作部とを有し、 所望する機能に対応する操作釦が該選択操作部を操作す
    ることにより上記開口部に対向して配置されることによ
    り、選択した機能に対応する上記操作釦が上記開口部よ
    り露出されることを特徴とする音響装置等の操作装置。
  2. 【請求項2】 上記選択操作部は上記操作体に設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載の音響装置等の操作装
    置。
  3. 【請求項3】 上記選択操作部は上記筐体に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の音響装置等の操作装
    置。
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JPS5856991U (ja) * 1981-10-13 1983-04-18 河口湖精密株式会社 カバ−付時計
JPS60184382U (ja) * 1984-04-27 1985-12-06 アルプス電気株式会社 デ−タコマンダ

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